JP2020033738A - 手摺支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺を支持する支柱に横桟を見栄え良く固定し得る手摺支持装置を提供する。【解決手段】手摺長手方向に間隔を空けて設置される複数本の支柱20と、これら支柱の高さ方向途中部位に配される横桟25と、この横桟が挿通される略四角筒状とされ該横桟を前記支柱に固定する横桟固定部材10と、を備えており、前記横桟固定部材における前記支柱の側面21に対面される第1側壁14に平行状に配された第2側壁17には、前記第1側壁を貫通して前記支柱に止着される止具8の挿通孔18が設けられ、これら第1側壁及び第2側壁の下端部を接続するように設けられた下側壁12には、前記横桟に止着される止具9の挿通孔13が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、手摺を支持する手摺支持装置に関する。
従来より、階段や吹き抜け等の縁部において欄干状(柵状)に設置される手摺装置が知られている。このような手摺装置は、踏板や床等の設置面に下端側が固定され、上端側が手摺に固定される複数本の支柱によって手摺を支持する構成とされている。また、このような手摺装置は、複数本の支柱の高さ方向途中部位に固定される横桟を備えている。
例えば、下記特許文献1には、手摺を支持する支柱に横桟材を固定する固定具として、横桟材が上方から嵌め入れられる受溝状の凹所を設けた本体部と、この本体部に被せられるキャップ体と、を備えた固定具が開示されている。この固定具の本体部は、横桟材の長手方向に沿って長尺状とされ、長手方向両側に、支柱の前後(手摺長手方向)両側から横桟材にねじ込まれるねじの導入孔を設けた構成とされている。
特許第4119445号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された固定具では、支柱の前後両側にねじの導入孔が設けられた部位が存在するため、横桟材を固定する固定具が支柱の前後両側に大きく突出するものであった。また、本体部にキャップ体が被せられるため、横桟材の四周を囲む部位の厚さ寸法が大きくなるものであった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、手摺を支持する支柱に横桟を見栄え良く固定し得る手摺支持装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る手摺支持装置は、手摺長手方向に間隔を空けて設置される複数本の支柱と、これら支柱の高さ方向途中部位に配される横桟と、この横桟が挿通される略四角筒状とされ該横桟を前記支柱に固定する横桟固定部材と、を備えており、前記横桟固定部材における前記支柱の側面に対面される第1側壁に平行状に配された第2側壁には、前記第1側壁を貫通して前記支柱に止着される止具の挿通孔が設けられ、これら第1側壁及び第2側壁の下端部を接続するように設けられた下側壁には、前記横桟に止着される止具の挿通孔が設けられていることを特徴とする。
本発明に係る手摺支持装置は、上述のような構成としたことで、手摺を支持する支柱に横桟を見栄え良く固定することができる。
本発明の一実施形態に係る手摺支持装置の一例を模式的に示す一部破断概略分解斜視図である。 同手摺支持装置を模式的に示す一部破断概略側面図である。 (a)は、図2におけるY部に対応させた一部破断概略側面図、(b)は、(a)におけるX1−X1線矢視に対応させた一部破断概略横断面図、(c)は、(a)におけるX2−X2線矢視に対応させた一部省略概略横断面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、本実施形態に係る手摺支持装置を設置した状態を基準として上下方向等の方向を説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る手摺支持装置の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る手摺支持装置1は、図1及び図2に示すように、手摺6長手方向に間隔を空けて設置される複数本の支柱20と、これら支柱20の高さ方向途中部位に配される横桟25と、この横桟25を支柱20に固定する横桟固定部材10と、を備えている。
本実施形態では、手摺支持装置1は、オープン型の階段3の開放側に設置される手摺6を支持する構成とされている。つまり、手摺支持装置1は、階段3の勾配に応じて傾斜状に配される手摺6を支持する構成とされている。なお、以下では、下階側において階段3に対面した状態を基準として手前側(下階側)を前方として説明する。
手摺6は、階段3昇降方向に長尺状とされている。この手摺6の水平面に対する傾斜角度は、階段3の勾配に応じた角度であればよく、例えば、30度〜55度程度でもよい。図2では、手摺6の傾斜角度を35度程度とした例を示している。また、この手摺6の長手方向一方側となる下階側の端部や手摺6の長手方向他方側となる上階側の端部に、適宜のキャップ部材が設けられたものでもよい。
この手摺6は、その長手方向途中部位に長手方向に間隔を空けて設置される支柱20が固定されて支持される。この手摺6の下階側の端部を支持する支柱20(不図示)は、下階の床2上に設置され、この支柱20の上階側(上段側)の支柱20は、階段3の踏板4上に設置される。これら支柱20,20は、1段間隔を空けて設置されるものでもよい。
支柱20は、上下方向に長尺状とされ、略四角柱状とされている。本実施形態では、この支柱20を、図3(b)に示すように、中空筒状としている。この支柱20の階段3昇降方向に向く前面及び後面は、互いに平行状で略平坦面状とされている。
また、この支柱20の階段3幅方向外側(オープン側)に向く側面21には、この側面21において開口する凹部22が設けられている。この凹部22は、支柱20の前後方向(手摺6長手方向)略中心に位置するように設けられている。また、本実施形態では、この凹部22を、支柱20の長手方向に沿って延びる溝状とした構成としている(図3(a)参照)。この凹部22は、支柱20の概ね全長に亘って設けられたものでもよい。また、図例では、支柱20の階段3幅方向中心側に向く側面にも同様の溝状の凹部を設けた例を示している。このような構成とすれば、支柱20のいずれ側の側面21にも後記する横桟固定部材10を介して横桟25を固定することができる。
また、支柱20の上端部には、図2に示すように、手摺6に固定される固定部23が設けられている。この固定部23は、手摺6の下面側に、ねじ等の止具によって固定される。なお、この固定部23は、支柱20に対して階段3幅方向に沿う軸回りに回転(揺動)自在とされたものでもよい。
また、支柱20の下端部は、支柱20の設置対象(床2または踏板4)に対して、ベース部材24を介して固定される。このベース部材24は、止具によって設置対象に固定されるものでもよい。また、このベース部材24には、支柱20の下端部が差し込まれる凹所が上方側に向けて開口するように設けられている。支柱20は、ベース部材24の凹所に差し込まれた下端部に、ベース部材24の側周壁を貫通する止具が止着されてベース部材24に固定されるものでもよい。
また、支柱20は、高さ方向途中部位が上段側の踏板4の前端部に固定されるものでもよい。図例では、階段3の踏板4に、蹴込面を形成する蹴込板5よりも前方に突出する段鼻部を設け、この段鼻部の前端面に支柱20の後面を当接させた例を示している。この支柱20の高さ方向途中部位は、止具によって段鼻部に固定されるものでもよく、適宜の固定部材を介して固定されるものでもよい。なお、支柱20の固定態様や手摺6の支持態様としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
横桟25は、図2に示すように、手摺6と平行状に配される。つまり、本実施形態では、横桟25は、階段3昇降方向に長尺状とされ、階段3の勾配に応じて傾斜状に配される。また、上下に並列状に複数本(図例では、4本)の横桟25を設けた例を示している。これら横桟25は、互いに同様の構成とされているので、以下では、1つの横桟25を例にとって説明する。
この横桟25は、略四角柱状とされている。本実施形態では、この横桟25を、図1及び図3(b)に示すように、中空筒状としている。また、この横桟25は、支柱20よりも細く形成されている。
横桟固定部材10は、図1に示すように、この横桟25が挿通される略四角筒状とされている。この横桟固定部材10は、挿通された横桟25を支柱20に対して固定する。また、横桟25の長さ寸法にもよるが、横桟25の長手方向途中部位を支柱20に固定する横桟固定部材10と、長手方向に隣接される横桟25,25の端部26,26を固定する横桟固定部材10と、を備えた構成としてもよい。図1では、長手方向に隣接される横桟25,25の端部26,26を固定する横桟固定部材10を例示している。つまり、この横桟固定部材10は、長手方向に隣接する横桟25,25を接合するようにしてこれら横桟25,25を支柱20に固定する構成とされている。
この横桟固定部材10は、支柱20の側面21に対面される第1側壁14と、この第1側壁14に平行状に配された第2側壁17と、を備えている。また、横桟固定部材10は、これら第1側壁14及び第2側壁17の上端部を接続するように設けられた上側壁11と、これら第1側壁14及び第2側壁17の下端部を接続するように設けられた下側壁12と、を備えている。
これら第1側壁14、第2側壁17、上側壁11及び下側壁12は、横桟25の四周を囲むように設けられている。また、これら第1側壁14、第2側壁17、上側壁11及び下側壁12の手摺6長手方向(横桟25長手方向)に沿う寸法は、挿通された横桟25の固定が可能なように、また、見栄え上の観点等から適宜の寸法としてもよい。図例では、これら第1側壁14、第2側壁17、上側壁11及び下側壁12の手摺6長手方向に沿う寸法を互いに同寸法とした例を示している。また、横桟固定部材10の手摺6長手方向に沿う寸法を、横桟固定部材10を水平状に配した状態で、支柱20の前後方向に沿う幅寸法と略同寸法とした例を示している。なお、横桟固定部材10の手摺6長手方向に沿う寸法を、支柱20の幅寸法以下としてもよい。
第1側壁14及び第2側壁17は、階段3幅方向に厚さ方向を沿わせて配される薄板状とされている。上側壁11及び下側壁12は、階段3幅方向及び階段3昇降方向に直交する方向に厚さ方向を沿わせて配される薄板状とされている。これら第1側壁14、第2側壁17、上側壁11及び下側壁12の厚さ寸法は、見栄え上の観点や強度上の観点等から適宜の寸法としてもよく、また、互いに略同寸法としてもよい。これら第1側壁14、第2側壁17、上側壁11及び下側壁12の厚さ寸法は、例えば、0.5mm〜5mm程度としてもよい。
上側壁11は、図1及び図3(b)に示すように、孔等が設けられておらず、上側を向く表面が平坦面状とされている。
下側壁12には、横桟25に止着される止具9の挿通孔13(図3(c)参照)が設けられている。この挿通孔13は、下側壁12を厚さ方向に貫通して設けられている。また、この挿通孔13は、止具9の頭部9aの座部となるように、孔径が止具9の頭部9aの径よりも小とされている。また、この挿通孔13は、図3(a)に示すように、横桟固定部材10が支柱20に固定された状態で、止具9の頭部9aが支柱20の手摺6長手方向に沿う幅方向両側に露出しないように設けられている。つまり、下側壁12の挿通孔13に挿通された止具9の頭部9aが、階段3幅方向に見て、支柱20の幅内に納まるように挿通孔13を設けた構成とされている。なお、この挿通孔13は、階段3の勾配に応じて傾斜状に横桟25が配された状態で、止具9の頭部9aが支柱20の手摺6長手方向に沿う幅方向両側に露出しないように、上記のような一般的な階段3の勾配に応じて適宜の位置に設けるようにしてもよい。
本実施形態では、この下側壁12に、複数(図例では、2つ)の挿通孔13,13を設けた構成としている。これら挿通孔13,13は、手摺6長手方向に間隔を空けて設けられている。また、これら挿通孔13,13は、下側壁12における階段3幅方向略中央部に位置するように設けられている。また、これら挿通孔13,13は、下側壁12における手摺6長手方向中央部から互いに略等間隔を空けた位置となるように設けられている。なお、図例では、挿通孔13,13を、止具9の頭部9aの略全体を露出させた状態で止具9の軸部が挿通されるものとした例を示しているが、頭部9aの一部または略全体を受け入れるざぐり状(皿ざぐり状)の凹部が設けられたものとしてもよい。
第2側壁17には、第1側壁14を貫通して支柱20に止着される止具8の挿通孔18が設けられている。この挿通孔18は、第2側壁17を厚さ方向に貫通して設けられている。また、この挿通孔18は、止具8の頭部の挿通が可能なように、孔径が止具8の頭部の径よりも大とされている。また、この挿通孔18は、第2側壁17を厚さ方向に見て第2側壁17の略中央部に位置するように設けられている。
本実施形態では、手摺支持装置1は、この挿通孔18を覆うキャップ部材19を備えている。このキャップ部材19は、挿通孔18を覆うように挿通孔18よりも大径状とされている。図例では、このキャップ部材19を、挿通孔18の貫通方向に見て、略円形状としている。また、このキャップ部材19に、挿通孔18に嵌め込まれる嵌込部19aを設けた構成としている。このキャップ部材19は、嵌込部19aが挿通孔18に圧入されて取り付けられるものでもよい。なお、キャップ部材19としては、このような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。
第1側壁14には、本実施形態では、支柱20の凹部22に挿入される突出部15が設けられている。この突出部15は、支柱20の凹部22に対して当該突出部15の突出方向に沿う軸回りに回転自在に挿入される構成とされている。本実施形態では、突出部15を、凹部22の溝幅に応じた外径とされた略円柱状とした構成としている。また、この突出部15の突出寸法を、図3(b)、(c)に示すように、凹部22の溝深さ寸法に応じた寸法としている。この突出部15の突出寸法は、凹部22に挿入された状態で、第1側壁14が支柱20の側面21に当接または近接対面するように適宜の寸法としてもよい。
また、この突出部15は、第1側壁14を厚さ方向に見て第1側壁14の略中央部に位置するように設けられている。つまり、この突出部15は、第2側壁17の挿通孔18と略同心状に設けられている。
また、本実施形態では、第1側壁14に、止具8の挿通孔16を設けた構成としている。この挿通孔16は、突出部15を突出方向に沿って貫通するように設けられている。また、この挿通孔16は、第2側壁17の挿通孔18と略同心状に設けられている。
また、この挿通孔16は、第2側壁17側部位に、止具8の頭部の略全体を受け入れる皿ざぐり状の凹部16aを設けた構成とされている。また、挿通孔16は、この凹部16aに連なるように、止具8の軸部が挿通される軸挿通部16bを設けた構成とされている。
上記構成とされた横桟固定部材10は、図3(b)、(c)に示すように、突出部15を支柱20の凹部22に差し込み、第2側壁17の挿通孔18及び第1側壁14の挿通孔16を介して止具8を支柱20に止着して支柱20に固定するようにしてもよい。また、このように固定された横桟固定部材10の中空部に対して挿通された横桟25に、下側壁12の挿通孔13を介して止具9を止着して横桟25を固定するようにしてもよい。また、第2側壁17の挿通孔18に、キャップ部材19を取り付けるようにしてもよい。
なお、横桟固定部材10を、手摺6の長手方向の端部を支持する支柱20に横桟25の端部26を固定するものとしてもよい。この場合は、横桟固定部材10の手摺6長手方向に向く開口を覆うキャップ部材等を設けた態様としてもよい。
また、横桟固定部材10及び横桟25は、上記のように水平面に対して傾斜状に配されて固定されるものに限られない。例えば、横桟固定部材10は、吹き抜けや踊り場、廊下部の縁において水平状に配される手摺6の下方側に平行状に設けられる横桟25を支柱20に固定するものでもよい。
また、横桟固定部材10、上記した支柱20及び横桟25は、合成樹脂系材料や金属系材料から形成されたものでもよい。また、支柱20及び横桟25は、木質系材料から形成されたものでもよい。また、本実施形態に係る手摺支持装置1は、上記した手摺6を備えた手摺装置として把握するようにしてもよい。
本実施形態に係る手摺支持装置1は、上述のような構成としたことで、手摺6を支持する支柱20に横桟25を見栄え良く固定することができる。
つまり、横桟25が挿通される略四角筒状とされ、この横桟25を支柱20に固定する横桟固定部材10を備えた構成としている。従って、本体部にキャップ体を被せる構造としたものと比べて、横桟25の四周を囲む部位の厚さ寸法を効果的に小さくすることができる。また、横桟固定部材10の第2側壁17に、支柱20の側面21に対面される第1側壁14を貫通して支柱20に止着される止具8の挿通孔18を設けた構成としている。従って、第2側壁17の挿通孔18を介して止具8を支柱20に止着して横桟固定部材10を支柱20に対して固定することができる。また、下側壁12に、横桟25に止着される止具9の挿通孔13を設けた構成としている。従って、支柱20の側面21に対面される第1側壁14に横桟25に止着される止具9の挿通孔を設けたようなものと比べて、止具9を目立ち難くすることができる。また、支柱20の手摺6長手方向に沿う幅方向両側に大きく突出する部位を設ける必要がなく、横桟固定部材10の手摺6長手方向に沿う寸法を小さくすることができる。
また、本実施形態では、下側壁12の挿通孔13を、横桟固定部材10が支柱20に固定された状態で、止具9の頭部9aが支柱20の手摺6長手方向に沿う幅方向両側に露出しないように設けた構成としている。従って、第1側壁14側から見た状態では、止具9の頭部9aが支柱20によって隠れた状態となるため、止具9の頭部9aをより目立ち難くすることができる。
また、本実施形態では、第2側壁17の挿通孔18を覆うキャップ部材19を設けた構成としている。従って、止具8の挿通孔18をキャップ部材19によって覆い隠すことができ、見栄えを向上させることができる。なお、このようなキャップ部材19を設けていない構成としてもよい。
また、本実施形態では、横桟固定部材10の第1側壁14に、支柱20の側面21に設けられた凹部22に挿入される突出部15を設けた構成としている。従って、突出部15を支柱20の凹部22に挿入することで、支柱20に対して横桟固定部材10を位置決めすることができる。なお、上記した例では、支柱20の側面21に溝状の凹部22を設けた例を示しているが、突出部15に応じた形状の穴状の凹部22を設けた態様としてもよい。この場合は、支柱20の側面21に、長手方向に間隔を空けて複数箇所に凹部22を設けた構成等としてもよい。また、上記した例では、突出部15を、支柱20の凹部22に対して回転自在に挿入される構成とした態様としたが、支柱20の凹部22に対して回転不能に挿入される構成としてもよい。この場合は、例えば、突出部15を、略多角柱状とした態様等としてもよい。さらには、このような突出部15や凹部22を設けていない構成としてもよい。
また、上記した例では、横桟25を、略四角柱状とした例を示しているが、四角以外の略多角柱状とされたものや略円柱状とされたものとしてもよい。この場合は、横桟固定部材10の中空部を横桟25の形状に対応させて、適宜、変形するようにしてもよい。本実施形態に係る手摺支持装置1の上記した各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1 手摺支持装置
10 横桟固定部材
12 下側壁
13 挿通孔
14 第1側壁
15 突出部
17 第2側壁
18 挿通孔
19 キャップ部材
20 支柱
21 側面
22 凹部
25 横桟
6 手摺
8,9 止具
9a 頭部

Claims (4)

  1. 手摺長手方向に間隔を空けて設置される複数本の支柱と、これら支柱の高さ方向途中部位に配される横桟と、この横桟が挿通される略四角筒状とされ該横桟を前記支柱に固定する横桟固定部材と、を備えており、
    前記横桟固定部材における前記支柱の側面に対面される第1側壁に平行状に配された第2側壁には、前記第1側壁を貫通して前記支柱に止着される止具の挿通孔が設けられ、これら第1側壁及び第2側壁の下端部を接続するように設けられた下側壁には、前記横桟に止着される止具の挿通孔が設けられていることを特徴とする手摺支持装置。
  2. 請求項1において、
    前記下側壁の挿通孔は、前記横桟固定部材が前記支柱に固定された状態で、止具の頭部が前記支柱の手摺長手方向に沿う幅方向両側に露出しないように設けられていることを特徴とする手摺支持装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第2側壁の挿通孔を覆うキャップ部材を備えていることを特徴とする手摺支持装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記支柱の側面には、該側面において開口する凹部が設けられ、前記横桟固定部材の第1側壁には、前記支柱の凹部に挿入される突出部が設けられていることを特徴とする手摺支持装置。
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