JP5899480B2 - 手摺支柱取付具 - Google Patents

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Description

本発明は、手摺支柱を取り付ける手摺支柱取付具に関する。
従来より、階段の一側方側(または両側方側)の全部または一部が開放されたいわゆるオープン型階段が知られている。このようなオープン型階段の開放側や上階の吹き抜け部等に手摺を設ける場合には、壁面に沿って手摺を固定することができないため、手摺支柱によって手摺を支持する構造とされていた。このような手摺支柱は、従来、その下端部にほぞを設け、階段の踏板や床板等に該ほぞが嵌め込まれるほぞ穴を設けてほぞ組みにより取り付けられる構造とされていた。しかしながら、このようなほぞ組みによる取付構造では、加工や施工に手間が掛かるという問題があった。
例えば、下記特許文献1では、手すりの親柱本体の下端部を親柱固定具で固定し、親柱本体の踏板の段鼻箇所と接する部分を取付金具で固定する構造とされた親柱取付構造が提案されている。上記親柱固定具は、筒状体とされた親柱本体の下端部が嵌挿される突起部を有した基部と、親柱本体を介して基部に嵌着される嵌着部材とを備えている。また、親柱本体の間に設けられる手すり子の下端部を親柱固定具の嵌着部材とデザインを合わせた取付金具で取付固定する構造とされている。
特開2008−25147号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された親柱本体や手すり子などの手摺支柱の取付構造では、親柱本体の下端部を固定する親柱固定具と、親柱本体の踏板の段鼻箇所と接する部分を固定する取付金具と、手すり子の下端部を固定する取付金具とが必要となる。そのため、部品点数が増加し、取り扱い性及び施工性等の観点から改善が望まれていた。また、親柱本体の踏板の段鼻箇所と接する部分を固定する取付金具は、親柱本体側に向けて開口するコ字状の金具とされ、取付強度の観点からも改善が望まれていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、取り扱い性及び施工性を向上し、手摺支柱の取付強度を向上し得る手摺支柱取付具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る手摺支柱取付具は、手摺支柱の下端部が嵌め込まれる上方に開口した凹部が設けられ、階段の踏板の上面または床面に固定される下端固定部材と、前記手摺支柱を囲む枠状とされ、前記手摺支柱の下端部を囲む前記下端固定部材の側周部の上面部に接離自在とされた枠状部材と、を備え、前記下端固定部材及び前記枠状部材互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状となる形状とされ、かつ、互いを当接させた状態で互いを連結する連結部設けた構成とされ、前記枠状部材には、前記下端固定部材から離間された状態で該下端固定部材の上段側に位置する踏板に取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする。
本発明においては、前記下端固定部材の凹部の底部に、当該下端固定部材を踏板の上面または床面に固定する止具の挿通孔を設けるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記下端固定部材の側周部の上面部及び前記枠状部材の下面部に、互いに係合する係合部を設けるようにしてもよい。
また、本発明においては、前記枠状部材の連結部と取付部とを、止具が挿通される兼用の挿通孔とし、前記下端固定部材の連結部を、前記側周部に前記枠状部材が当接された状態で該枠状部材の挿通孔に連通する止具穴としてもよい。
また、本発明においては、前記下端固定部材の止具穴及び前記枠状部材の挿通孔を上下方向に形成し、前記枠状部材を、前記挿通孔を介して挿通された止具によって前記上段側の踏板の下面に取付可能としてもよい。
本発明に係る手摺支柱取付具は、上述のような構成としたことで、取り扱い性及び施工性を向上させることができ、手摺支柱の取付強度を向上させることができる。
(a)、(b)は、いずれも本発明の一実施形態に係る手摺支柱取付具の一例及びこれを用いた手摺支柱取付構造の一例を模式的に示し、(a)は、図2におけるY1−Y1線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図、(b)は、図2におけるY2−Y2線矢視に対応させた一部破断概略縦断面図である。 図4におけるX部に対応させた一部破断概略拡大斜視図である。 同手摺支柱取付具及び手摺支柱の一例を模式的に示す一部破断概略斜視図である。 同手摺支柱取付構造を模式的に示す一部破断概略斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1〜図4は、本実施形態に係る手摺支柱取付具の一例を模式的に示す図である。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、手摺支柱取付具が施工された状態を基準として上下方向等の方向を原則的に説明する。
本実施形態に係る手摺支柱取付具1は、図4に示すように、オープン型の階段2の開放側に設置される手摺6を支持する手摺支柱8の下端側を取付対象に取り付ける手摺支柱取付構造に用いられる。
図例では、階段2として、下階と上階との途中に踊場5を設け、この踊場5で90度向きを変えたいわゆるかね折れ状の階段2を例示している。また、この階段2の下階から踊場5まで及び踊場5の一側方側が開放されたオープン型の階段2を例示している。なお、オープン型の階段2としては、このようなものに限られず、直階段や廻り階段、折り返し階段等としてもよく、また、その一側方側(または両側方側)の全部または一部が開放されたものとしてもよい。
階段2は、略水平状に配設され、踏面を形成する踏板3と、略垂直状に配設され、蹴込面を形成する蹴込板4とを備えている。また、図例では、踏板3の前端部(下階側、下段側の端部)を蹴込面よりも前方(下階側、下段側)に突出させて段鼻部を設けた例を示している。なお、階段2としては、このような蹴込面を形成する蹴込板4を設けた態様に限られず、蹴込面を有さないいわゆる露出階段としてもよい。
手摺6は、略角棒状または略丸棒状とされ、踏板3の上面3a及び踊場5の上面5aから800mm〜1200mm程度の高さに配設される。図例では、下階から踊場5までの階段部と踊場部とに分割された手摺6を例示している。
階段部の手摺6は、その長手方向両端部が親柱7,7にそれぞれ取り付けられ、支持されている。踊場部の手摺6は、長手方向一端部が親柱7に取り付けられて支持され、長手方向他端部が壁面に取り付けられて支持されている。
これら手摺6と親柱7とは、取付金具等によって固定するようにしてもよく、ほぞ組み等によって固定するようにしてもよい。また、手摺6と壁面とは、ロゼット等の取付具を介して固定するようにしてもよい。
また、親柱7の下端部は、下階の床面及び踊場の上面5aに取付金具等によって取り付けるようにしてもよく、ほぞ組み等によって取り付けるようにしてもよい。
また、この手摺6は、その長手方向途中部位に長手方向に沿って間隔を空けて複数の手摺支柱8が取り付けられ、これらによって支持されている。
手摺支柱8は、上下に長尺に形成されている。本実施形態では、手摺支柱8は、図2及び図3に示すように、横断面形状が略矩形状とされ、また、中空の略四角筒状とされている。また、図例では、中空内の両側部に内方側に向けて突出し、上下方向に沿うリブが形成されるように、手摺支柱8の両側部に上下に延びる凹溝を設けた例を示している。この手摺支柱8は、アルミニウムやステンレス等の金属系材料から形成された型材としてもよい。なお、中空の手摺支柱8に限られず、中実としてもよい。また、木質系材料から形成された手摺支柱8としてもよい。
この手摺支柱8の上端部は、手摺支柱8の上端部に角度調整可能とされたブラケット(上端取付具)を設け、このブラケットを介して手摺6に取り付けるようにしてもよい。
手摺支柱取付具1は、図3に示すように、手摺支柱8の下端部8aが嵌め込まれる上方に開口した凹部11を設けた下端固定部材10と、手摺支柱8を囲む枠状とされた枠状部材20と、を備えている。枠状部材20は、手摺支柱8の下端部8aを囲む下端固定部材10の側周部14の上面部に接離自在とされている。また、これら下端固定部材10及び枠状部材20には、互いを当接させた状態で互いを連結する連結部18,24が設けられている。また、これら下端固定部材10及び枠状部材20には、互いを当接させた状態で互いに係合する係合部17,23が設けられている。また、これら下端固定部材10及び枠状部材20は、互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状となる形状とされている(図1(b)及び図2参照)。
下端固定部材10は、平面視して略矩形状とされ、上方に開口した有底略四角筒形状とされている。この下端固定部材10の凹部11は、手摺支柱8の下端部8aの外郭形状に対応させて平面視して略矩形状とされている。この凹部11の深さ寸法(上下寸法)は、手摺支柱8の取付強度の観点や見栄え等の観点から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、この凹部11の深さ寸法を、10mm〜100mm程度としてもよく、20mm〜70mm程度としてもよい。
また、この凹部11は、底部12及び側周部14によって区画されている。
底部12には、図1及び図3に示すように、当該下端固定部材10を踏板3の上面3aまたは踊場5の上面5aなどの床面に固定するねじや釘等の止具9の挿通孔13が設けられている。図例では、下端固定部材10の底部12に、複数(図例では3つ)の挿通孔13,13,13を設けた例を示している。これら挿通孔13,13,13は、底部12を厚さ方向(上下方向)に貫通して形成され、皿ざぐり状に形成されている(図1参照)。
下端固定部材10の側周部14は、手摺支柱8の前面側(下階側、下段側)を覆う前側部、手摺支柱8の左右両側を覆う左右両側部及び手摺支柱8の背面側(上階側、上段側)を覆う背面側部16を有している。
この側周部14には、凹部11に嵌め込まれた手摺支柱8の下端部8aを固定する止具が挿通される止具孔15が設けられている。図例では、側周部14の左右両側部に、それぞれ厚さ方向(左右方向)に貫通する止具孔15,15を設けた例を示している。また、これら止具孔15,15は、皿ざぐり状に形成されている。
また、側周部14の背面側部16は、前側部及び左右両側部よりも厚さ寸法(前後寸法)が大きく形成されており、その上面部に係合部17及び連結部18が設けられている。
係合部17は、図1及び図3に示すように、側周部14の上面部に段差を形成するように、背面側部16の背面側部位を、その前側部位上面並びに前側部及び左右両側部の上面よりも上方に向けて突出させた段状係合部17とされている。この段状係合部17は、背面側部16の背面側部位において左右方向の全体に亘って形成されている。
連結部18は、本実施形態では、段状係合部17の上面において上方に向けて開口し、上下方向に形成された止具穴18とされている。図例では、側周部14の背面側部16の途中部位まで形成された止具穴18とした例を示しているが、背面側部16を上下に貫通する止具穴としてもよい。また、止具9をねじとした場合には、止具穴18をこの止具9に応じた雌ねじ溝を内周面に設けたねじ穴としてもよい。
枠状部材20は、平面視して略矩形状とされており、手摺支柱8が嵌め込まれるようにして挿通される上下に貫通した支柱孔21を設けた枠状とされている。この枠状部材20の支柱孔21は、手摺支柱8の外郭形状に対応させて平面視して略矩形状とされている。また、この支柱孔21は、下端固定部材10の凹部11と平面視して同寸同形状とされ、枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させた状態で凹部11に連通する構成とされている。また、このように枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させた状態では、下端固定部材10の凹部11と枠状部材20の支柱孔21とによって上方に開口する一連状の凹部が形成される。
また、本実施形態では、これら枠状部材20及び下端固定部材10の平面視における外郭形状を、同寸同形状としている。また、図1(b)及び図2に示すように、枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させた状態では、これら枠状部材20及び下端固定部材10の側周面が略面一状でかつ略垂直面状となる。
この枠状部材20の高さ寸法(上下寸法)は、手摺支柱8の取付強度の観点や見栄え等の観点から適宜、設定するようにしてもよい。例えば、この枠状部材20の高さ寸法を、3mm〜50mm程度としてもよく、5mm〜20mm程度としてもよい。
また、この枠状部材20には、下端固定部材10から離間された状態で下端固定部材10の上段側に位置する踏板3に取り付けられる取付部24が設けられている。
また、本実施形態では、枠状部材20を、下端固定部材10に当接させた状態で下端固定部材10に連結する連結部と下端固定部材10から離間させた状態で下端固定部材10の上段側に位置する踏板3に取り付ける取付部とを、兼用の挿通孔24としている。つまり、挿通孔24は、当該枠状部材20を下端固定部材10に当接させて配設する場合には、連結部として機能する。一方、挿通孔24は、当該枠状部材20を下端固定部材10から離間させて配設する場合には、取付部として機能する。
この枠状部材20は、上面が平坦な略水平面とされている。また、枠状部材20は、手摺支柱8の前面側を覆う前側部、手摺支柱8の左右両側を覆う左右両側部及び手摺支柱8の背面側を覆う背面側部22を有している。この背面側部22は、下端固定部材10と同様、当該枠状部材20の前側部及び左右両側部よりも厚さ寸法(前後寸法)が大きく形成されている。また、この背面側部22に、係合部23並びに連結部及び取付部としての挿通孔24を設けている。
係合部23は、下端固定部材10に設けられた係合部(段状係合部)17と互いに係合するように下端固定部材10の係合部(段状係合部)17に応じた形状とされている。この係合部23は、図1及び図3に示すように、当該枠状部材20の下面部に段差を形成するように、背面側部22の背面側部位下面側を切り欠いたような段状係合部23とされている。この段状係合部23は、背面側部22の背面側部位において左右方向の全体に亘って形成されている。
この枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させ、互いの段状係合部17,23を係合させた状態では、下端固定部材10の側周部14と枠状部材20とが一連状となる。
挿通孔24は、段状係合部23が設けられた部位において上下方向に形成されている。この挿通孔24は、当該枠状部材20が下端固定部材10の側周部14に当接された状態で、下端固定部材10の止具穴18に連通する構成とされている(図1(b)参照)。また、本実施形態では、図1(a)に示すように、枠状部材20は、この挿通孔24を介して挿通された止具9によって上段側の踏板3の下面3bに取付可能とされている。
なお、これら下端固定部材10及び枠状部材20は、金属系材料や硬質の合成樹脂系材料から形成されたものとしてもよい。
次に、上記構成とされた手摺支柱取付具1を用いた手摺支柱8の取付構造の一例について説明する。
本実施形態では、図4に示すように、上記階段部の手摺6に、階段2の上段側の各踏板3の前端部(段鼻部)にそれぞれの背面を当接させた複数の手摺支柱8と、これら上段側の踏板3に当接させた手摺支柱8の間に配設された複数の手摺支柱8とを取り付けている。また、上記踊場部の手摺6に、間隔を空けて複数の手摺支柱8を取り付けている。本実施形態では、これら複数の手摺支柱8の下端側を、それぞれ同一の手摺支柱取付具1によって取付対象に取り付ける構造としている。
上段側の踏板3に当接された手摺支柱8は、図1(a)及び図2に示すように、その下端部8aが下端固定部材10の凹部11に嵌め込まれている。この手摺支柱8の下端部8aは、下端固定部材10の側周部14に設けられた止具孔15を介して捩じ込まれた(または打ち込まれた)ねじや釘等の止具によって下端固定部材10に固定されている。また、この下端固定部材10は、その背面側部16を上段側の蹴込面に対面させるようにして、踏板3の上面3aに固定されている。この下端固定部材10は、底部12に設けられた挿通孔13を介して止具9を踏板3(または床材)に捩じ込み(または打ち込み)、取付対象としての踏板3の上面3a(または床面)に固定されている。なお、この下端固定部材10の連結部としての止具穴18は、背面側部16に設けられているため目立ち難いものではあるが、止具穴18を覆うキャップ部材等を止具穴18に嵌め込むようにしてもよい。
また、この手摺支柱8は、枠状部材20の支柱孔21に嵌め込まれるようにして挿通されている。この枠状部材20は、下端固定部材10から離間された状態でこの下端固定部材10が固定された踏板3(または床)の上段側に位置する踏板3に取り付けられている。この枠状部材20は、本実施形態では、当該枠状部材20の背面側部22に設けられた挿通孔24を介して止具9を上段側の踏板3に捩じ込み(または打ち込み)、取付対象としての踏板3の下面3bに固定されている。
このような構成により、上段側の踏板3に当接された手摺支柱8は、その下端部8aが下端固定部材10によって踏板3に固定され、高さ方向途中部位の上段側の踏板3近傍部位が枠状部材20を介して上段側の踏板3に固定される。
一方、これら踏板3に当接された手摺支柱8の間に配設された手摺支柱8は、図1(b)及び図2に示すように、その下端部8aが、下端固定部材10に当接された枠状部材20の支柱孔21と下端固定部材10の凹部11とからなる凹部に嵌め込まれている。また、踊場5に配設された手摺支柱8も同様、その下端部8aが、下端固定部材10に当接された枠状部材20の支柱孔21と下端固定部材10の凹部11とからなる凹部に嵌め込まれている。これら手摺支柱8の下端部8aは、上記同様、下端固定部材10の側周部14に設けられた止具孔15を介して捩じ込まれた(または打ち込まれた)ねじや釘等の止具によって下端固定部材10に固定されている。また、下端固定部材10は、上記同様、底部12に設けられた挿通孔13を介して止具9を踏板3(または床材)に捩じ込み(または打ち込み)、取付対象としての踏板3の上面3a(または踊場5の上面5aなどの床面)に固定されている。
また、これら枠状部材20及び下端固定部材10は、互いの段状係合部23,17を係合させて当接状態とされている。また、これら枠状部材20及び下端固定部材10は、互いの連結部としての挿通孔24及び止具穴18を連通させ、これら挿通孔24及び止具穴18に捩じ込まれた(または打ち込まれた)ねじや釘等の止具9によって互いに連結されている。このように当接状態とされた下端固定部材10と枠状部材20とは、上記連結によって互いの上下方向の移動が抑制され、また、上記係合及び上記連結によって互いの水平面域方向(手摺支柱8廻り)の移動が抑制される。また、これら下端固定部材10と枠状部材20とによって言わば一連状の手摺支柱の下端固定部材となる。
このような構成により、踏板3に当接された手摺支柱8の間に配設された手摺支柱8及び踊場5に配設された手摺支柱8は、各下端部8aが下端固定部材10及び枠状部材20によって踏板3の上面3a及び踊場5の上面5aに固定される。
上記構成とされた手摺支柱取付具1によれば、取り扱い性及び施工性を向上させることができ、手摺支柱8の取付強度を向上させることができる。
つまり、手摺支柱8の下端部8aが嵌め込まれる凹部11を設けた下端固定部材10を介して手摺支柱8の下端部8aを階段2の踏板3の上面3aまたは踊場5の上面5aなどの床面に固定することができる。従って、手摺支柱8の下端にほぞを形成したり、取付対象となる階段の踏板の上面または床面にほぞ穴を形成したりする必要がなく、施工性を向上させることができる。
また、手摺支柱8を囲む枠状とされ、下端固定部材10の側周部14の上面部に接離自在とされた枠状部材20を備えているので、取り扱い性及び施工性を向上させることができ、手摺支柱8の取付強度を向上させることができる。
つまり、手摺支柱8を階段2の上段側の踏板3から離間した位置や踊場5の上面(床面)5a等に設置する場合には、枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させ、互いの連結部18,24によって連結することができる。これにより、手摺支柱8の下端部8aを下端固定部材10の側周部14及び枠状部材20によって囲むことができ、手摺支柱8の取付強度を向上させることができる。一方、手摺支柱8を階段2の上段側の踏板3に近接または当接させて設置する場合には、枠状部材20を下端固定部材10から離間させ、この枠状部材20を、その取付部24を介して上段側の踏板3に取り付けることができる。これにより、手摺支柱8の下端部8aを下端固定部材10によって固定でき、手摺支柱8の上段側の踏板3の高さ付近を、枠状部材20を介して上段側の踏板3に固定することができ、手摺支柱8の取付強度を向上させることができる。また、このように設置箇所が異なる手摺支柱8を同一の手摺支柱取付具1を用いて取り付けることができるので、部品点数を削減することができ、取り扱い性及び施工性を向上させることができる。
また、本実施形態では、下端固定部材10及び枠状部材20を、互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状となる形状としている。従って、互いを当接させた状態で手摺支柱8の下端部8aを下端固定部材10及び枠状部材20によって囲むようにして固定した際に、互いの側周面が略面一状となるので、すっきりとした外観となり、見栄えを向上させることができる。
さらに、本実施形態では、これら下端固定部材10及び枠状部材20の平面視における外郭形状を同寸同形状とし、これら下端固定部材10及び枠状部材20を、互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状でかつ略垂直面状となる形状としている。従って、よりすっきりとした外観となり、見栄えをより向上させることができる。なお、このような態様に代えて、互いに当接状態とされた下端固定部材10及び枠状部材20の外郭形状が略角錐台形状や略円錐台形状となるものとしてもよい。このようなものでも、互いの側周面が略面一状となり、見栄えを向上させることができる。さらには、このように下端固定部材10及び枠状部材20を、互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状となる形状とした態様に代えて、互いを当接させた状態で互いの側周面に段差が形成される形状としてもよい。
また、本実施形態では、下端固定部材10の凹部11の底部12に止具9の挿通孔13を設けている。従って、この挿通孔13を介して止具9によって当該下端固定部材10を取付対象に固定することができるので、当該下端固定部材10を取付対象に固定する止具9が露出せず、見栄えを向上させることができる。なお、このように凹部11の底部11に挿通孔13を設ける態様に代えて、下端固定部材10の側周部14の下端部等に挿通孔13を設けた固定片や鍔部を設けるようにしてもよい。または、下端固定部材10の背面側部16に挿通孔13を設けるようにしてもよい。この場合は、この挿通孔13と、連結部としての止具穴18とを兼用するようにしてもよい。
また、本実施形態では、下端固定部材10の側周部14の上面部及び枠状部材20の下面部に互いに係合する係合部17,23を設けている。従って、下端固定部材10と枠状部材20とを互いに当接状態とする際に、互いの係合部17,23を係合させることができ、これらの位置ずれ等を生じ難くすることができる。
さらに、本実施形態では、これら下端固定部材10及び枠状部材20の係合部17,23を段状係合部17,23としている。従って、例えば、互いの係合部を係合突起と係合穴とした場合と比べて、比較的に強固に係合させることができる。また、これら段状係合部17,23による係合及び連結部18,24による連結によって当接状態とされた下端固定部材10と枠状部材20との互いの上下方向及び水平面域方向(手摺支柱8廻り)の移動を抑制することができる。従って、このように当接状態とされた下端固定部材10及び枠状部材20によって手摺支柱8の下端部8aを取付対象に取り付けた場合において、手摺支柱8に水平面域方向や上下左右方向等の外力が付与された場合にも、当該手摺支柱8を比較的に強固に支持することができる。
また、枠状部材20を下端固定部材10から離間させて配設する場合にも、これらの段状係合部17,23が意匠状の観点から設けられた段部のような外観ともなり、見栄えを損ない難くすることができる。さらにまた、本実施形態では、これら下端固定部材10及び枠状部材20の各係合部(段状係合部)17,23を、それぞれの背面側部16,22に設けているので、これらをより目立ち難くすることができる。
また、本実施形態では、枠状部材20の連結部と取付部とを、止具9が挿通される兼用の挿通孔24とし、下端固定部材10の連結部を、側周部14に枠状部材20が当接された状態で挿通孔24に連通する止具穴18としている。従って、枠状部材20を下端固定部材10に連結する連結部と枠状部材20を踏板3に取り付ける取付部とを個別に設けた場合と比べて簡易な構造となり、また、見栄えを向上させることができる。また、下端固定部材10の連結部としての止具穴18に枠状部材20の連結部としての挿通孔24を連通させ、止具9によってこれらを連結することができるので、例えば、連結金具等によって連結する場合と比べて構造の簡略化を図ることができる。
さらに、本実施形態では、下端固定部材10の止具穴18及び枠状部材20の挿通孔24を上下方向に形成し、枠状部材20を、挿通孔24を介して挿通された止具9によって上段側の踏板3の下面3bに取付可能としている。従って、枠状部材20を上段側の踏板3に取り付ける止具9を目立ち難くすることができ、見栄えを向上させることができる。
さらにまた、本実施形態では、これら下端固定部材10の連結部としての止具穴18並びに枠状部材20の連結部及び取付部としての挿通孔24を、それぞれの背面側部16,22に設けているので、これらをより目立ち難くすることができる。
なお、上記した例では、親柱7と手摺支柱8とによって手摺6を支持した例を示しているが、親柱7を設けずに、複数の手摺支柱8によって手摺6を支持するようにしてもよい。つまり、階段部の手摺6の下階側端部に、親柱7に代えて手摺支柱8を取り付けるようにしてもよい。この場合は、この手摺支柱8の下端側を、下階の床面に固定された下端固定部材10と、その上段側に位置する踏板3に取り付けられた枠状部材20とによって取付対象としての下階の床面及びその上段側の踏板3に取り付けるようにしてもよい。
また、階段部の手摺6の上階側端部及び踊場部の手摺6の下階側端部に、親柱7に代えて手摺支柱8を取り付けるようにしてもよい。この場合は、この手摺支柱8の下端側を、上記した踊場5に配設された手摺支柱8と同様にして手摺支柱取付具1を用いて踊場5の上面5aに取り付けるようにしてもよい。
また、上記した例では、本実施形態に係る手摺支柱取付具1を用いて手摺支柱8を踏板3の上面3aや踊場5の上面5aに取り付けた例を示しているが、上階の床面や吹き抜け部の床面に取り付けるようにしてもよい。
また、上記した例では、横断面形状の外郭が略矩形状とされた手摺支柱8を例示しているが、横断面形状の外郭が略円形状や略楕円形状、略台形状、略平行四辺形状等とされた手摺支柱としてもよい。この場合は、手摺支柱8の外郭形状に応じて、手摺支柱取付具1の下端固定部材10の凹部11及び枠状部材20の支柱孔21の形状を変形するようにすればよい。
また、上記した例では、下端固定部材10及び枠状部材20を平面視して略矩形状とした例を示しているが、これらを平面視して略円形状や略楕円形状、略台形状、略平行四辺形状等としてもよい。
また、本実施形態では、下端固定部材10の背面側部16の背面側部位に他の部位よりも突出した段状係合部17を設け、枠状部材20の背面側部22の背面側部位に他の部位よりも凹んだ段状係合部23を設けた態様としているが、このような態様に限られない。例えば、下端固定部材10の背面側部16の背面側部位に他の部位よりも凹んだ段状係合部を設け、枠状部材20の背面側部22の背面側部位に他の部位よりも突出した段状係合部を設けるようにしてもよい。このような態様によっても上記と概ね同様の効果を奏する。
また、下端固定部材10及び枠状部材20の係合部としては、このような段状係合部をそれぞれに設けた態様に限られない。例えば、下端固定部材10の側周部14の上面部及び枠状部材20の下面部の一方に係合凸条や係合突起を設け、他方に該係合凸条や係合突起が嵌め込まれる係合凹溝や係合凹部を設けた態様としてもよい。このような係合部としては、互いに係合し、互いに連結されて当接状態とされた下端固定部材10及び枠状部材20の互いの水平面域方向(手摺支柱8廻り)の移動の抑制が可能な構造としてもよい。
さらには、上記のような係合部を下端固定部材10及び枠状部材20に設けないようにしてもよい。つまり、下端固定部材10の側周部14の上面部及び枠状部材20の下面部をそれぞれ略平坦面としてもよい。このようなものでも、枠状部材20はその支柱孔21に手摺支柱8が嵌め込まれるようにして挿通され、連結部18,24によって下端固定部材10に連結可能とされているので、枠状部材20の位置ずれを抑制することは可能である。なお、手摺支柱8の横断面形状の外郭が真円である場合などには、下端固定部材10と枠状部材20とを連結する連結部18,24を複数箇所に設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、枠状部材20の連結部と取付部とを、止具9が挿通される兼用の挿通孔24としたが、それぞれに専用の挿通孔を設ける態様としてもよい。また、本実施形態では、枠状部材20を、上段側の踏板3の下面3bに取付可能としたが、上段側の踏板3の上面3aや前端面に取付可能としてもよい。この場合には、枠状部材20に適宜、挿通孔を設けた取付片等を設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、枠状部材20の連結部を挿通孔24とし、下端固定部材10の連結部を止具穴18としてこれらを止具9によって連結する態様としたが、このような態様に限られない。枠状部材20を下端固定部材10の側周部14の上面部に当接させた状態で下端固定部材10に対して固定可能な連結部をそれぞれに設けるようにしてもよい。例えば、下端固定部材10及び枠状部材20の一方に、ファスナー金具の受金具を連結部として設け、他方に、この受金具に掛け止めされる掛けアーム等を連結部として設けるようにしてもよい。
1 手摺支柱取付具
10 下端固定部材
11 凹部
12 底部
13 挿通孔
14 側周部
17 段状係合部(係合部)
18 止具穴(連結部)
20 枠状部材
23 段状係合部(係合部)
24 挿通孔(連結部、取付部)
2 階段
3 踏板
3a 踏板の上面
3b 踏板の下面
5a 踊場の上面(床面)
8 手摺支柱
8a 下端部
9 止具

Claims (5)

  1. 手摺支柱の下端部が嵌め込まれる上方に開口した凹部が設けられ、階段の踏板の上面または床面に固定される下端固定部材と、
    前記手摺支柱を囲む枠状とされ、前記手摺支柱の下端部を囲む前記下端固定部材の側周部の上面部に接離自在とされた枠状部材と、を備え、
    前記下端固定部材及び前記枠状部材互いを当接させた状態で互いの側周面が略面一状となる形状とされ、かつ、互いを当接させた状態で互いを連結する連結部設けた構成とされ、前記枠状部材には、前記下端固定部材から離間された状態で該下端固定部材の上段側に位置する踏板に取り付けられる取付部が設けられていることを特徴とする手摺支柱取付具。
  2. 請求項1において、
    前記下端固定部材の凹部の底部には、当該下端固定部材を踏板の上面または床面に固定する止具の挿通孔が設けられていることを特徴とする手摺支柱取付具。
  3. 請求項1または2において、
    前記下端固定部材の側周部の上面部及び前記枠状部材の下面部には、互いに係合する係合部が設けられていることを特徴とする手摺支柱取付具。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記枠状部材の連結部と取付部とは、止具が挿通される兼用の挿通孔とされ、
    前記下端固定部材の連結部は、前記側周部に前記枠状部材が当接された状態で該枠状部材の挿通孔に連通する止具穴であることを特徴とする手摺支柱取付具。
  5. 請求項4において、
    前記下端固定部材の止具穴及び前記枠状部材の挿通孔は上下方向に形成されており、前記枠状部材が前記挿通孔を介して挿通された止具によって前記上段側の踏板の下面に取付可能とされていることを特徴とする手摺支柱取付具。
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