JP2005250074A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 レンズ支持体を安定且つ所望量だけ正確に移動させることができると共に、衝撃によってレンズ支持体の位置ずれを生じさせない強い保持力を備えたレンズ駆動装置の提供を目的としている。
【解決手段】 本発明のレンズ駆動装置1は、円筒状のヨーク2と、ヨーク2内に互いに同軸的に収容され、ヨーク2の軸方向に沿って移動可能な一対の筒状のレンズ支持体4,6と、一対のレンズ支持体4,6又はヨーク2の一方に固定された円弧状又は筒状のマグネット8と、一対のレンズ支持体4,6又はヨーク2の他方に固定された円弧状又は筒状のコイル10と、マグネット8との間で磁気的な吸引力を形成する円弧状又は筒状の磁性体12とを備え、一対のレンズ支持体4,6は、マグネット8と磁性体12との間に作用する磁気的な吸引力を常時受けつつ、コイル10に流される電流とマグネット8が形成する磁界とにより誘起される電磁力によってリニアに移動される。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルカメラや携帯電話等に内蔵される携帯型小型カメラ等において用いられるズームレンズおよびオートフォーカスレンズを駆動させるためのレンズ駆動装置に係わり、特に、レンズを電磁力によってリニアに移動させることができるレンズ駆動装置に関する。
一般に、コイルに流される電流とマグネットが形成する磁界とによって誘起される電磁力によりレンズをリニアに駆動させるレンズ駆動装置は、良く知られている。例えば、特許文献1には、ビデオカメラ等において用いられるズームレンズおよびオートフォーカスレンズを磁気的に駆動させるためのレンズ駆動装置が開示されている。
特開2002−23037号公報
ところで、携帯電話等に内蔵されるカメラのような携帯型小型カメラ等に用いられるレンズ駆動装置においては、狭い空間内でレンズを光軸方向に安定且つ所望量だけ正確に移動させることが必要であるが、これを簡単な構造で実現することは難しい。
また、一般に、小型カメラ等は、ポケットやバック等に入れて持ち歩くことが多いため、携帯時(非使用時)にレンズ駆動装置が揺れや衝撃を受けることがある。このような揺れに対して、電磁力によりレンズを動かす前記レンズ駆動装置では、そのレンズ支持体が衝撃を受け易く、それによって、正確に位置決めされたレンズの位置がずれてしまう虞がある。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、レンズ支持体を安定且つ所望量だけ正確に移動させることができると共に、衝撃によってレンズ支持体の位置ずれを生じさせない強い保持力を備えたレンズ駆動装置を提供することである。
請求項1に記載のレンズ駆動装置は、円筒状のヨークと、ヨーク内に互いに同軸的に収容され、ヨークの軸方向に沿って移動可能な一対の筒状のレンズ支持体と、一対のレンズ支持体又はヨークの一方に固定された円弧状又は筒状のマグネットと、一対のレンズ支持体又はヨークの他方に固定された円弧状又は筒状のコイルと、マグネットとの間で磁気的な吸引力を形成する円弧状又は筒状の磁性体とを備え、一対のレンズ支持体は、マグネットと磁性体との間に作用する磁気的な吸引力を常時受けつつ、コイルに流される電流とマグネットが形成する磁界とにより誘起される電磁力によってリニアに移動されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、円筒状のマグネットがヨークに固定され、円弧状のコイルおよび磁性体が一対の各レンズ支持体に固定され、一対の各レンズ支持体は、その保持した磁性体とマグネットとの間に作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けつつ、電磁力によって移動することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段を更に備えていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、ガイド手段は、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のコイルと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成ることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、円弧状のコイルがヨークに固定され、円弧状のマグネットが一対の各レンズ支持体に固定されると共に、ヨークの少なくとも一部が磁性体を形成し、一対の各レンズ支持体は、その保持したマグネットとヨークの前記磁性体との間に作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けつつ、電磁力によって移動することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段を更に備えていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、ガイド手段は、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のマグネットと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成ることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の発明において、マグネットは、レンズ支持体の移動方向に沿って配列された複数のマグネット部から成り、その配列方向で隣り合うマグネット部同士の極性が互いに異なることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項2ないし請求項8のいずれか1項に記載の発明において、磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体と当接することにより、磁性体とマグネットとを径方向で所定距離だけ離間させると共に、レンズ支持体の移動を案内するガイドシャフトを更に有していることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、ガイドシャフトは断面が円形を成しており、レンズ支持体は、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフトに突き当てられるその当接面が楔形状を成していることを特徴とする。
請求項1に記載のレンズ駆動装置によれば、円筒状のヨーク内に、一対の円筒状のレンズ支持体が同軸的に収容されると共に、このレンズ支持体を移動させる円弧状もしくは円筒状のマグネットおよびコイルが内蔵されているため、非常にコンパクトなレンズ駆動装置を実現することができる。
また、レンズ支持体は、マグネットと磁性体との間に作用する磁気的な吸引力を常時受けつつ、コイルに流される電流とマグネットが形成する磁界とにより誘起される電磁力によってリニアに移動されるようになっている。このように、レンズ支持体に対して常時吸引力が作用していれば、衝撃によるレンズ支持体の位置ずれを防止できると共に、レンズ支持体の移動も安定し、レンズ支持体を所望量だけ正確に移動させることができる。すなわち、レンズ支持体の保持性および機動性に優れ、揺れや衝撃が生じた場合でもレンズ支持体の揺れやガタツキが生じ難く、耐衝撃性に優れる。したがって、フォーカスレンズ等の微妙な動きや、ズームレンズ等における倍率固定の要求を十分に満たすことができる。また、例えば、一対のレンズ支持体同士を光軸方向に沿って互いに離間して配置すると共に、各レンズ支持体にそれぞれズームレンズおよびフォーカスレンズを支持するようにすれば、自動焦点機構および倍率変更機能を兼ね備えたコンパクトなレンズ駆動装置を効率的に実現することができる。
また、コイルに通電して生じる電磁力によりレンズが光軸方向にリニアに移動するため、推力の方向とレンズの移動方向とが一致し、したがって、駆動損失が極めて少なくて済む。その結果、レンズの移動速度を速くでき、応答性を高めることができる。すなわち、駆動損失が少なく、応答性および機動性に優れているため、狭い空間内でレンズを光軸方向に所望量だけ効率的に移動させることができ、小型カメラへの搭載に適している。
請求項2に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、ヨークに固定されるマグネットが円筒状を成し、一対の各レンズ支持体に固定されるコイルおよび磁性体が円弧状を成しているため、レンズ支持体に対して磁気的な吸引力および電磁力を効果的に作用させることができる。また、一対の各レンズ支持体に対して吸引力を互いに反対の方向で作用させることにより、レンズ支持体を支持するヨークに偏った力が働かないで済む。
請求項3に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項2に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられているため、レンズ支持体を安定して移動させることができる。
請求項4に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項3に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、ガイド手段が、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のコイルと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成るため、ヨークおよびレンズ支持体の周方向のガタつきを確実に防止して、レンズ支持体のリニアな移動を確実且つ良好に実現することができる。
請求項5に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、ヨークに固定されるコイルが円弧状を成し、一対の各レンズ支持体に固定されるマグネットが円弧状を成すと共に、円筒状のヨークによって磁性体が形成されているため、レンズ支持体に対して磁気的な吸引力および電磁力を効果的に作用させることができる。また、一対の各レンズ支持体に対して吸引力を互いに反対の方向で作用させることにより、レンズ支持体を支持するヨークに偏った力が働かないで済む。また、ヨークの少なくとも一部が磁性体を形成しているため、磁性体を別個に設ける必要もなくなり、レンズ駆動装置全体の小型化を図ることができる。
請求項6に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項5に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられているため、レンズ支持体を安定して移動させることができる。
請求項7に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項6に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、ガイド手段が、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のマグネットと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成るため、ヨークおよびレンズ支持体の周方向のガタつきを確実に防止して、レンズ支持体のリニアな移動を確実且つ良好に実現することができる。
請求項8に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、マグネットが、レンズ支持体の移動方向に沿って配列された複数のマグネット部から成り、その配列方向で隣り合うマグネット部同士の極性が互いに異なっているため、レンズ支持体の移動経路の全長にわたって常に同じ向きの電磁力(推力)を形成することができ、良好なリニア移動を実現できる。
請求項9に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項2ないし請求項8のいずれか1項に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体と当接することにより、磁性体とマグネットとを径方向で所定距離だけ離間させるガイドシャフトが設けられているため、マグネットと磁性体との吸着を防止できると共に、リニア移動に支障がない適度な吸引力をレンズ支持体に対して作用させることができる。また、ガイドシャフトがヨークと協働してレンズ支持体の移動を案内するため、レンズ支持体の移動が更に安定する。
請求項10に記載のレンズ駆動装置によれば、請求項9に記載の発明と同様の作用効果を得ることができると共に、ガイドシャフトの断面が円形を成し、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフトに突き当てられるレンズ支持体の当接面が楔形状を成しているため、レンズ支持体がシャフトに対して一定の圧力で接触し、レンズ支持体をガイドシャフトに沿って安定且つ滑らかに移動させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図4には、本発明の第1の実施形態が示されている。なお、図1は本実施形態のレンズ駆動装置1の縦断面図、図2は図1のレンズ駆動装置1の分解斜視図、図3の(a)は図1のレンズ駆動装置を上側から見た斜視図、図3の(b)はレンズ駆動装置を下側から見た斜視図、図4はガイドシャフトとレンズ支持体との当接部の要部拡大断面図をそれぞれ示している。
本実施形態に係るレンズ駆動装置1は、コイル可動型のレンズ駆動装置であり、円筒状のヨーク2を備えている。ヨーク2は、ヨーク2内で軸方向に延びる一対の支持壁2a,2bを有している。これらの支持壁2a,2bは、ヨーク2の中心軸を中心とする円弧を成して互いに対向している。
また、ヨーク2の上端開口部2dと底面2eとにはそれぞれ円環状のスペーサ20,22が配設されている。これらのスペーサ20,22は、ヨーク2の各支持壁2a,2bが個別に挿通される一対の円弧状のスリット20a,20a(22a,22a)と、後述する一対の各ガイドシャフト30,32の端部を支持する一対の円形の支持孔20b,20b(22b,22b)とを有している。
ヨーク2内には、ヨーク2の軸方向に沿って移動可能な一対の筒状のレンズ支持体4,6が互いに同軸的に収容されている。この場合、一対のレンズ支持体4,6同士は、光軸方向に沿って互いに離間して配置されている。また、各レンズ支持体4,6は、レンズ40を保持している。
また、ヨーク2の外周壁2cの内面には、筒状のマグネット8が固着されている。この場合、マグネット8は、レンズ支持体4,6の移動方向に沿って配列された円筒状の2つのマグネット部8a,8bから成る。これらの各マグネット部8a,8bは、その表面および裏面の極性が互いに異なっている。また、マグネット部同士8a,8bの極性もその隣り合う面同士で互いに異なっている。
また、一対の各レンズ支持体4,6には円弧状のコイル10が固着されている。このコイル10は、レンズ支持体4,6の周方向の一部に沿って延在している。また、コイル10は、マグネット8との間で磁気的な吸引力を形成する円弧状の磁性体(本実施形態では、一対の鉄片)12を保持している。すなわち、本実施形態では、各レンズ支持体4,6とコイル10と磁性体12とが組み合わされて1つの駆動体4A,6Aが形成されている。なお、図2から分かるように、一方の駆動体4Aは、他方の駆動体6Aを180度回転させて上下を逆にした形態で配置されている。したがって、一対の各レンズ支持体4,6は、その保持した磁性体12とマグネット8との間で作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けるようになる。
また、本実施形態では、レンズ支持体4,6のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられている。具体的に、このガイド手段は、ヨーク2の前記支持壁2a,2bと、円弧状のコイル10と筒状のレンズ支持体4,6との間に形成される円弧状の空間25とから成り、各レンズ支持体4,6の空間25に支持壁2a,2bを個別に貫通させることにより、各レンズ支持体4,6を所定の遊度をもって個別に支持して案内する。
また、本実施形態では、磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体4,6と当接することにより、磁性体12をマグネット8から径方向で所定距離だけ離間させる一対のガイドシャフト30,32が設けられている。また、これらのガイドシャフト30,32は、各レンズ支持体4,6に設けられた一対の貫通孔4a,4a(6a,6a)を貫通して延びると共に、その両端が各スペーサ20,22の支持孔20b,20b(22b,22b)に支持されている。ガイドシャフト30,32は、断面が円形を成しており、また、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフト30,32に突き当てられるレンズ支持体4,6の貫通孔4a,4a(6a,6a)の内面部位(当接面)29は、図4に明確に示されるように楔形状を成している。なお、ガイドシャフト30,32は、レンズ支持体4,6の移動を案内する案内手段としても機能するようになっている。
以上の構成では、コイル10に電流を流すと、その電流とマグネット8が形成する磁界とにより誘起される電磁力によって、コイル10を保持するレンズ支持体4,6がマグネット部8a,8bの配列方向に沿ってリニアに移動される。また、レンズ支持体4,6は、その移動時および停止時のいずれの状態においても常に、磁性体12を介してマグネット8から磁気的な吸引力(径方向外側に向かう吸引力)を受ける。したがって、この吸引力によって生じるガイドシャフト30,32とレンズ支持体4,6との係合摩擦力を超える推力(電磁力)が発生するように、コイル10に流す電流の大きさ又はマグネット8の磁力を調整すれば、吸引力を受けつつレンズ支持体4,6を磁気的に移動させることができる。
以上説明したように、本実施形態のレンズ駆動装置1においては、円筒状のヨーク2内に、一対の円筒状のレンズ支持体4,6が同軸的に収容されると共に、これらのレンズ支持体4,6を移動させる円筒状のマグネット8および円弧状のコイル10が内蔵されているため、非常にコンパクトなレンズ駆動装置を実現することができる。
また、レンズ支持体4,6は、マグネット8と磁性体10との間に作用する磁気的な吸引力を常時受けつつ、コイル10に流される電流とマグネット8が形成する磁界とにより誘起される電磁力によってリニアに移動されるようになっている。このように、レンズ支持体4,6に対して常時吸引力が作用していれば、衝撃によるレンズ支持体4,6の位置ずれを防止できると共に、レンズ支持体4,6の移動も安定し、レンズ支持体4,6を所望量だけ正確に移動させることができる。すなわち、レンズ支持体4,6の保持性および機動性に優れ、揺れや衝撃が生じた場合でもレンズ支持体4,6の揺れやガタツキが生じ難く、耐衝撃性に優れる。したがって、フォーカスレンズ等の微妙な動きや、ズームレンズ等における倍率固定の要求を十分に満たすことができる。また、本実施形態のように一対のレンズ支持体4,6同士を光軸方向に沿って互いに離間して配置する構成では、各レンズ支持体4,6にそれぞれズームレンズおよびフォーカスレンズを支持するようにすれば、自動焦点機構および倍率変更機能を兼ね備えたコンパクトなレンズ駆動装置を効率的に実現することができる。
また、コイル10に通電して生じる電磁力によりレンズ40が光軸方向にリニアに移動するため、推力の方向とレンズ40の移動方向とが一致し、したがって、駆動損失が極めて少なくて済む。その結果、レンズ40の移動速度を速くでき、応答性を高めることができる。すなわち、駆動損失が少なく、応答性および機動性に優れているため、狭い空間内でレンズ40を光軸方向に所望量だけ効率的に移動させることができ、小型カメラへの搭載に適している。
また、本実施形態では、ヨーク2に固定されるマグネット8が円筒状を成し、一対の各レンズ支持体4,6に固定されるコイル10および磁性体12が円弧状を成しているため、レンズ支持体4,6に対して磁気的な吸引力および電磁力を効果的に作用させることができる。また、一対の各レンズ支持体4,6に対して吸引力を互いに反対の方向で作用させることにより、レンズ支持体4,6を支持するヨーク2に偏った力が働かないで済む。
また、本実施形態では、レンズ支持体4,6のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられているため、レンズ支持体4,6を安定して移動させることができる。特に、本実施形態において、前記ガイド手段は、ヨーク2内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁2a,2bと、円弧状のコイル10と筒状のレンズ支持体4,6との間に形成され且つ対応する支持壁2a,2bが貫通する円弧状の空間25とから成るため、ヨーク2およびレンズ支持体4,6の周方向のガタつきを確実に防止して、レンズ支持体4,6のリニアな移動を確実且つ良好に実現することができる。
また、本実施形態では、マグネット8が、レンズ支持体4,6の移動方向に沿って配列された複数のマグネット部8a,8bから成り、その配列方向で隣り合うマグネット部8a,8b同士の極性が互いに異なっているため、レンズ支持体4,6の移動経路の全長にわたって常に同じ向きの電磁力(推力)を形成することができ、良好なリニア移動を実現できる。
また、本実施形態では、磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体4,6と当接することにより、磁性体12とマグネット8とを径方向で所定距離だけ離間させるガイドシャフト30,32が設けられているため、マグネット8と磁性体12との吸着を防止できると共に、リニア移動に支障がない適度な吸引力をレンズ支持体4,6に対して作用させることができる。また、ガイドシャフト30,32がヨーク2と協働してレンズ支持体4,6の移動を案内するため、レンズ支持体4,6の移動が更に安定する。
また、本実施形態では、ガイドシャフト30,32の断面が円形を成し、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフト30,32に突き当てられるレンズ支持体4,6の当接面29が楔形状を成しているため、レンズ支持体4,6がシャフト30,32に対して一定の圧力で接触し、レンズ支持体4,6をガイドシャフト30,32に沿って安定且つ滑らかに移動させることができる。
図5〜図8には、本発明の第2の実施形態が示されている。なお、図5は本実施形態のレンズ駆動装置1Aの縦断面図、図6は図5のレンズ駆動装置1Aの分解斜視図、図7の(a)はガイドシャフトとレンズ支持体との当接部の要部拡大断面図、図7の(b)は駆動体の分解斜視図、図8の(a)は図4のレンズ駆動装置を上側から見た斜視図、図8の(b)はレンズ駆動装置を下側から見た斜視図をそれぞれ示している。また、本実施形態において、第1の実施形態と共通する部分については、以下、同一符号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係るリニア駆動装置1Aは、マグネット可動型のレンズ駆動装置であり、円筒状のヨーク2を備えている。ヨーク2は、ヨーク2内で軸方向に延びる一対の支持壁2a,2bを有している。これらの支持壁2a,2bは、磁性体からなり、ヨーク2の中心軸を中心とする円弧を成して互いに対向すると共に、後述するマグネット50との間で磁気的な吸引力を形成する。
ヨーク2内には、ヨーク2の軸方向に沿って移動可能な一対の筒状のレンズ支持体64,66が互いに同軸的に収容されている。この場合、一対のレンズ支持体64,66同士は、光軸方向に沿って互いに離間して配置されている。また、各レンズ支持体64,66は、レンズ40を保持している。
また、ヨーク2の外周壁2cの内面には、一対の円弧状のコイル70が固着されている。この場合、これらのコイル70は、外周壁2cの周方向の一部に沿って対向して延在している。
また、図7の(b)に明確に示されるように、一対の各レンズ支持体64,66は、その外周壁52から径方向に突出する突出壁73と、突出壁73の外端から周方向に沿って所定長さで延在する一対のコイル支持壁54,54とを有している。これらのコイル支持壁54,54は、その端面54a,54a同士が対向すると共に、これらの端面54a,54a間にマグネット50を隙間無く配置できる配置スペースSを形成している。そして、この配置スペースSにマグネット50を配置して固着することにより、マグネット50およびコイル支持壁54,54と外周壁52との間に円弧状の空間65が形成されるようになっている。すなわち、本実施形態では、各レンズ支持体64,66とマグネット50とが組み合わされて1つの駆動体64A,66Aが形成されている。なお、図6から分かるように、一方の駆動体64Aは、他方の駆動体66Aを180度回転させて上下を逆にした形態で配置されている。したがって、一対の各レンズ支持体64,66は、磁性体から成るヨーク2の支持壁2a,2bとマグネット50との間で作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けるようになる。また、本実施形態において、マグネット50は、レンズ支持体4,6の移動方向に沿って配列された円弧状の2つのマグネット部50a,50bから成る。これらの各マグネット部50a,50bは、その表面および裏面の極性が互いに異なっている。また、マグネット部同士50a,50bの極性もその隣り合う面同士で互いに異なっている。
また、本実施形態では、レンズ支持体64,66のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられている。具体的に、このガイド手段は、ヨーク2の前記支持壁2a,2bと、マグネット50およびコイル支持壁54,54と外周壁52との間に形成された円弧状の前記空間65とから成り、各レンズ支持体64,66の空間65に支持壁2a,2bを個別に貫通させることにより、各レンズ支持体64,66を所定の遊度をもって個別に支持して案内する。
また、本実施形態では、磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体64,66と当接することにより、マグネット50を支持壁(磁性体)2a,2bから径方向で所定距離だけ離間させる一対のガイドシャフト80,82が設けられている。また、これらのガイドシャフト80,82は、各レンズ支持体4,6の突出壁73にその長手方向に沿って形成されたガイド溝90と係合した状態で延びると共に、その両端が各スペーサ20,22の支持孔20b,20b(22b,22b)に支持されている。ガイドシャフト80,82は、断面が円形を成しており、また、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフト80,82に突き当てられるレンズ支持体4,6の突出壁73のガイド溝90の内面部位(当接面)90aは、図7の(a)に明確に示されるように楔形状を成している。なお、ガイドシャフト80,82は、レンズ支持体64,66の移動を案内する案内手段としても機能するようになっている。
以上の構成では、コイル70に電流を流すと、その電流とマグネット50が形成する磁界とにより誘起される電磁力によって、マグネット50を保持するレンズ支持体64,66が光軸方向に沿ってリニアに移動される。また、レンズ支持体64,66は、その移動時および停止時のいずれの状態においても常に、支持壁2a,2bとマグネット50との間で作用する磁気的な吸引力(径方向内側に向かう吸引力)を受ける。したがって、この吸引力によって生じるガイドシャフト80,82とレンズ支持体64,66との係合摩擦力を超える推力(電磁力)が発生するように、コイル70に流す電流の大きさ又はマグネット50の磁力を調整すれば、吸引力を受けつつレンズ支持体64,66を磁気的に移動させることができる。
以上説明したように、本実施形態のリニア駆動装置1Aにおいては、ヨーク2に固定されるコイル70が円筒状を成し、一対の各レンズ支持体64,66に固定されるマグネット50が円弧状を成すと共に、円筒状のヨーク2によって磁性体が形成されているため、レンズ支持体64,66に対して磁気的な吸引力および電磁力を効果的に作用させることができる。また、一対の各レンズ支持体64,66に対して吸引力を互いに反対の方向で作用させることにより、レンズ支持体64,66を支持するヨーク2に偏った力が働かないで済む。また、ヨーク2の少なくとも一部が磁性体を形成しているため、磁性体を別個に設ける必要もなくなり、レンズ駆動装置全体の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、レンズ支持体64,66のリニアな移動を案内するガイド手段が設けられているため、レンズ支持体64,66を安定して移動させることができる。特に、実施形態において、前記ガイド手段は、ヨーク2内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁2a,2bと、円弧状のマグネット50と筒状のレンズ支持体64,66との間に形成され且つ対応する支持壁2a,2bが貫通する円弧状の空間65とから成るため、ヨーク2およびレンズ支持体64,66の周方向のガタつきを確実に防止して、レンズ支持体64,66のリニアな移動を確実且つ良好に実現することができる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できることは言うまでもない。例えば、前述した実施形態のリニア駆動装置においては、被駆動体をバネ等によって移動可能に保持するようにすれば、被駆動体の安定性が更に増すため、好適である。また、前述した第1の実施形態においては、筒状のマグネット8を複数(例えば4分割)に分割することも可能である。
本発明の第1の実施形態に係るレンズ駆動装置の縦断面図である。 図1のレンズ駆動装置の分解斜視図である。 (a)は図1のレンズ駆動装置を上側から見た斜視図、(b)はレンズ駆動装置を下側から見た斜視図である。 ガイドシャフトとレンズ支持体との当接部の要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るレンズ駆動装置の縦断面図である。 図5のレンズ駆動装置の分解斜視図である。 (a)はガイドシャフトとレンズ支持体との当接部の要部拡大断面図、(b)は駆動体の分解斜視図である。 (a)は図4のレンズ駆動装置を上側から見た斜視図、(b)はレンズ駆動装置を下側から見た斜視図である。
符号の説明
1,1A リニア駆動装置
2 ヨーク
4,6,64,66 レンズ支持体
8,50 マグネット
10,70 コイル
12 磁性体

Claims (10)

  1. 円筒状のヨークと、
    ヨーク内に互いに同軸的に収容され、ヨークの軸方向に沿って移動可能な一対の筒状のレンズ支持体と、
    一対のレンズ支持体又はヨークの一方に固定された円弧状又は筒状のマグネットと、
    一対のレンズ支持体又はヨークの他方に固定された円弧状又は筒状のコイルと、
    マグネットとの間で磁気的な吸引力を形成する円弧状又は筒状の磁性体と、
    を備え、
    一対のレンズ支持体は、マグネットと磁性体との間に作用する磁気的な吸引力を常時受けつつ、コイルに流される電流とマグネットが形成する磁界とにより誘起される電磁力によってリニアに移動されることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 円筒状のマグネットがヨークに固定され、円弧状のコイルおよび磁性体が一対の各レンズ支持体に固定され、
    一対の各レンズ支持体は、その保持した磁性体とマグネットとの間に作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けつつ、電磁力によって移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段を更に備えていることを特徴とする請求項2に記載のレンズ駆動装置。
  4. ガイド手段は、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のコイルと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成ることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 円弧状のコイルがヨークに固定され、円弧状のマグネットが一対の各レンズ支持体に固定されると共に、ヨークの少なくとも一部が磁性体を形成し、
    一対の各レンズ支持体は、その保持したマグネットとヨークの前記磁性体との間に作用する磁気的な吸引力を互いに反対の方向で常時受けつつ、電磁力によって移動することを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  6. レンズ支持体のリニアな移動を案内するガイド手段を更に備えていることを特徴とする請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. ガイド手段は、ヨーク内で円弧状を成して軸方向に延びる複数の支持壁と、円弧状のマグネットと筒状のレンズ支持体との間に形成され且つ対応する支持壁が貫通する円弧状の空間とから成ることを特徴とする請求項6に記載のレンズ駆動装置。
  8. マグネットは、レンズ支持体の移動方向に沿って配列された複数のマグネット部から成り、その配列方向で隣り合うマグネット部同士の極性が互いに異なることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  9. 磁気的な前記吸引力を受けるレンズ支持体と当接することにより、磁性体とマグネットとを径方向で所定距離だけ離間させると共に、レンズ支持体の移動を案内するガイドシャフトを更に有していることを特徴とする請求項2ないし請求項8のいずれか1項に記載のレンズ駆動装置。
  10. ガイドシャフトは断面が円形を成しており、レンズ支持体は、磁気的な前記吸引力によってガイトシャフトに突き当てられるその当接面が楔形状を成していることを特徴とする請求項9に記載のレンズ駆動装置。
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