JP2005230468A - 抽斗案内具及びショックアブソーバ - Google Patents

抽斗案内具及びショックアブソーバ Download PDF

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Abstract

【課題】 大きな衝撃を吸収し得るとともに、可動レールの逆戻り現象をなくすことができる抽斗案内具を提供する。
【解決手段】 本発明は、ガイドレール10に沿って移動する可動レール20と、該可動レール20の閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバ30とを備えた抽斗案内具において、ショックアブソーバ30のピストンロッド33が、可動レール20の移動により、該可動レール20と同じ方向に移動する結合部53に結合されるとともに、該結合部53の移動により、進退動作することを特徴とするものである。
【選択図】 図2

Description

本発明は、抽斗の開閉運動を既定の方向に導く抽斗案内具及びそれに用いられるショックアブソーバに関するものである。
従来、ショックアブソーバを有する抽斗案内具が知られている。例えば、特表2003−519517号公報には、可動レールの閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバを備えた抽斗案内具が開示されている。ここに開示されたショックアブソーバは、シリンダ内に設けられたばねの力により、シリンダの中に押し込められたピストンロッドを、押し込められる前の状態(以下「元の状態」という。)に復帰させるものである(段落番号[0011]及び[0021]の記載参照)。
多くのショックアブソーバは、このようにピストンロッドを元の状態に復帰させるために、シリンダにばねが内蔵されている。これは、そのばねがないと、ピストンロッドがシリンダの中に押し込められた状態のままとなり、再度の衝撃を吸収できなくなるからである。このばねの力の大きさは、ショックアブソーバの油圧抵抗の大きさに比例して大きくなる。従って、ばねの力は、大きな衝撃を吸収し得るショックアブソーバほど、大きなものとなる。
しかしながら、抽斗案内具においては、このばねの力が、可動レールを開方向に運動させる力として作用する。従って、抽斗案内具に従来のショックアブソーバを適用しても、大きな衝撃を吸収することは困難であった。つまり、大きな衝撃を吸収可能とするために、ショックアブソーバの油圧抵抗を大きくしようとすると、可動レールに作用するばねの力も大きくなるため、このばねの力によって、閉方向終点に移動した可動レールが、開方向に逆戻りする現象が発生し、その結果、閉じた抽斗が開方向に押し戻されることになるからである。
ショックアブソーバは、一般に、シリンダ内に進入したピストンロッドの体積増加分に相当するオイルを一時的に蓄えることができるアキュムレータを備えて構成されている。アキュムレータとしては、発泡体からなるものが広く利用されている。
しかしながら、抽斗は、開位置に引き出されている時間よりも閉位置に収納されている時間の方が格段に長いという特殊性を有する。抽斗が閉位置に収納されているとき、ショックアブソーバのピストンロッドは、シリンダの中に押し込められた状態にあるため、アキュムレータには、長時間に亘ってオイルが蓄積される。そうすると、発泡体からなるアキュムレータでは、復元力が低下して収縮してしまうため、そこにエアが混入して機能が低下するという問題がある。
抽斗は、その中に物が収められるため、収納される物の有無あるいは重さによって、重量が変化するという特殊性がある。このため、ショックアブソーバが受ける荷重の大きさも広範囲に及ぶこととなる。
しかしながら、従来のショックアブソーバでは、ピストンが移動可能な範囲に、1つの緩衝領域しか有しないため、衝撃を吸収できる荷重の範囲が狭く、荷重が大きくなると、衝撃を吸収できずに、衝撃音を発生させることがあった。また、ショックアブソーバの油圧抵抗が一定の場合、軽荷重では、重荷重のときと比較して、可動レールの移動速度が非常に遅くなるという問題もある。
抽斗案内具は、設置スペースが小さくて済む小型のものが望まれており、それに用いられるショックアブソーバもシリンダの外径が小さい小型のものが望まれている。
しかしながら、従来のショックアブソーバでは、構造が複雑で部品点数が多いために、シリンダの外径が大きくなりやすく、これが抽斗案内具の小型化の妨げとなっていた。例えば、特開2000−227134号公報に開示されたショックアブソーバでは、ピストンに形成されたオイルの通路を開閉する弁体の脱落を防止するために、ピストンとは別個に形成されたストッパとして機能する部材を有している。このようにピストンとストッパをそれぞれ別個の部材で構成することは、構造を複雑とし、部品点数の増加を招き、小型化や製造コストの削減を阻害する要因となる。また、ストッパとして機能する部材の付け忘れや脱落等の事故が生じる危険があり、このような事故は、制動特性に致命的な影響を与えるものである。
特表2003−519517号公報 特開2000−227134号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであって、大きな衝撃を吸収し得るとともに、可動レールの逆戻り現象をなくすことができる抽斗案内具及びそれに用いられるショックアブソーバを提供することを課題とする。本発明は、また、シリンダ内に進入したピストンロッドの体積増加分に相当するオイルを安定して蓄えることができるショックアブソーバ及びそれを具備する抽斗案内具を提供することを課題とする。本発明は、また、衝撃を吸収し得る荷重の範囲が広く、かつ軽荷重から重荷重までスムースに衝撃を吸収し得るショックアブソーバ及びそれを具備する抽斗案内具を提供することを課題とする。本発明は、さらに、部品点数が少なく、小型化及び製造コストの低減を図ることができるショックアブソーバ及びそれを具備する抽斗案内具を提供することを課題とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の抽斗案内具及びショックアブソーバを提供する。
(1)ガイドレールに沿って移動する可動レールと、該可動レールの閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバとを備えた抽斗案内具であって、前記ショックアブソーバのピストンロッドが、前記可動レールの移動により、該可動レールと同じ方向に移動する結合部に結合されるとともに、該結合部の移動により、進退動作することを特徴とする抽斗案内具。
(2)前記ショックアブソーバが、ピストンロッドの外周面とシリンダの内周面に、それぞれ内周面と外周面を摺接させながら、ピストンロッドに沿って移動する可動部材と、該可動部材とシリンダとの間に形成される隙間及び該可動部材とピストンロッドとの間に形成される隙間を密閉するシール部材と、前記可動部材に予圧を与えるばねとを具備することを特徴とする前記(1)に記載の抽斗案内具。
(3)前記可動部材が、エア抜き用の溝を有することを特徴とする前記(2)に記載の抽斗案内具。
(4)前記可動レールを閉方向に引き込むばねを有するとともに、前記ショックアブソーバは、ピストンが移動可能な範囲に、該ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることができる第1の緩衝領域と、該第1の緩衝領域を経由したピストンの更なる制動力発揮方向への移動を許容し、少なくともピストンが移動可能な範囲において、シリンダの内径が同一となるように、シリンダの内周面がストレート状に形成された第2の緩衝領域とを有することを特徴とする前記(1)〜(3)のいずれか1に記載の抽斗案内具。
(5)前記第1の緩衝領域は、シリンダの内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダの内周面がテーパ状に形成されることにより構成されていることを特徴とする前記(4)に記載の抽斗案内具。
(6)シリンダの内周面に、前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域との間に跨る溝を有することを特徴とする前記(4)又は(5)に記載の抽斗案内具。
(7)前記ショックアブソーバが、オイルの通路を有するピストンと、該ピストンに形成される軸部に支持され、該軸部に沿って移動することにより、前記通路を開閉する弁体とを有するとともに、該弁体は、前記軸部が挿通される孔部の大きさを拡張し得る弾性体からなり、かつ前記軸部の外側に張り出した部分によって、該軸部からの脱落が防止されることを特徴とする前記(1)〜(6)のいずれか1に記載の抽斗案内具。
(8)ガイドレールに沿って移動する可動レールを備えた抽斗案内具に用いられ、前記可動レールの閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバであって、ピストンロッドが、前記可動レールの移動により、該可動レールと同じ方向に移動する結合部に結合されるとともに、該結合部の移動により、進退動作することを特徴とするショックアブソーバ。
(9)ピストンロッドの外周面とシリンダの内周面に、それぞれ内周面と外周面を摺接させながら、ピストンロッドに沿って移動する可動部材と、該可動部材とシリンダとの間に形成される隙間及び該可動部材とピストンロッドとの間に形成される隙間を密閉するシール部材と、前記可動部材に予圧を与えるばねとを具備することを特徴とする前記(8)に記載のショックアブソーバ。
(10)前記可動部材が、エア抜き用の溝を有することを特徴とする前記(9)に記載のショックアブソーバ。
(11)ピストンが移動可能な範囲に、該ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることができる第1の緩衝領域と、該第1の緩衝領域を経由したピストンの更なる制動力発揮方向への移動を許容し、少なくともピストンが移動可能な範囲において、シリンダの内径が同一となるように、シリンダの内周面がストレート状に形成された第2の緩衝領域とを有し、前記可動レールを閉方向に引き込むばねの力に抗して制動力を発揮することを特徴とする前記(8)〜(10)のいずれか1に記載のショックアブソーバ。
(12)前記第1の緩衝領域は、シリンダの内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダの内周面がテーパ状に形成されることにより構成されていることを特徴とする前記(11)に記載のショックアブソーバ。
(13)シリンダの内周面に、前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域との間に跨る溝を有ることを特徴とする前記(11)又は(12)に記載のショックアブソーバ。
(14)オイルの通路を有するピストンと、該ピストンに形成される軸部に支持され、該軸部に沿って移動することにより、前記通路を開閉する弁体とを有するとともに、該弁体は、前記軸部が挿通される孔部の大きさを拡張し得る弾性体からなり、かつ前記軸部の外側に張り出した部分によって、該軸部からの脱落が防止されることを特徴とする前記(8)〜(13)のいずれか1に記載のショックアブソーバ。
前記(1)及び(8)に記載の本発明によれば、ピストンロッドの進退動作は、結合部の移動によって惹起される。つまり、ピストンロッドは、結合部が閉方向に移動することにより、後退して、シリンダの中に押し込められる一方、結合部が開方向に移動することにより、前進して、シリンダの中に押し込められる前の状態に復帰する。このため、ピストンロッドを元の状態に復帰させるばねが不要となる。そして、ばねがないため、ショックアブソーバの油圧抵抗を大きくしても、結合部を開方向に移動させない限り、ピストンロッドは、シリンダの中に押し込まれた状態のままとなる。従って、大きな衝撃を吸収し得るとともに、可動レールの逆戻り現象をなくすことが可能となる。
前記(2)及び(9)に記載の本発明によれば、可動部材が、ピストンロッドに沿って移動することにより形成されるスペースにオイルを蓄えることができる。可動部材は、ばねにより適度に予圧されているため、オイルが蓄積されるスペースにエアが混入することを防ぐことができる。また、ばねは、復元力が低下し難く、耐久性に優れているので、シリンダ内に進入したピストンロッドの体積増加分に相当するオイルを安定して蓄えることが可能となる。なお、このばねは、蓄積されるオイルの増減に対応して、可動部材を動作させるために設けられるものであり、このばねの力は、ピストンロッドを進退動作させる力として作用するものではない。また、シール部材によって、可動部材とシリンダとの間に形成される隙間及び可動部材とピストンロッドとの間に形成される隙間が密閉されるため、可動部材を適切に動作させることができるととに、オイル漏れを防止することができる。
前記(3)及び(10)に記載の本発明によれば、可動部材を組み付ける際に、エア抜き用の溝を利用してシリンダ内に残存するエアを外部に放出することができる。それにより、オイルの充填率を高めることが可能となり、また、シリンダ内にエアが残存することによる制動特性の低下を防ぐことが可能となる。また、従来のショックアブソーバの中には、シリンダに内蔵される部品を組み付けた後、シリンダ内にオイルを注入するものがあるが、この方法では、オイルを注入するための注入口及び該注入口を閉塞する栓が別途必要となり、加工コストの増大、部品点数の増加を招くこととなる。この点、可動部材が、エア抜き用の溝を有することにより、シリンダに内蔵される部品を組み付ける前に、シリンダ内にオイルを注入しておくことが可能となる。従って、オイルを注入するための注入口やそれを閉塞する栓を別途設ける必要がなく、構造を簡略化でき、製造コストも減少させることが可能となる。
前記(4)及び(11)に記載の本発明によれば、軽荷重の場合に、ショックアブソーバの油圧抵抗が大きいものであっても、可動レールを閉方向に引き込むばねの力によって、可動レールを閉方向終点まで移動させることが可能となる。すなわち、ショックアブソーバの油圧抵抗が大きい場合、軽荷重では、可動レールが閉方向終点に至る前に、ショックアブソーバにより衝撃が吸収され尽くして、途中で停止してしまうことが起こり得るが、可動レールを閉方向に引き込むばねの力によって、これを回避することができる。また、第1の緩衝領域は、ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることができるため、軽荷重の場合でも、可動レールをスムースに移動させることができる。一方、重荷重の場合には、仮に第1の緩衝領域で十分に衝撃を吸収できなかった場合でも、第2の緩衝領域で衝撃を完全に吸収することが可能である。そして、この場合も、第1の緩衝領域により、可動レールをスムースに移動させることが可能である。従って、本発明よれば、衝撃を吸収し得る荷重の範囲が広く、かつ軽荷重から重荷重までスムースに衝撃を吸収することが可能となる。
前記(5)及び(12)に記載の本発明よれば、ピストンとシリンダの内周面との間に形成される隙間が、制動力発揮方向に向かうに従って、次第に小さくなるため、ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることが可能となる。
第1の緩衝領域に、このような作用効果をもたらす他の手段として、例えば、特開2000−227134号公報に開示されたショックアブソーバのように、シリンダを、アウターチューブとインナーチューブとからなる二重構造とし、インナーチューブの周壁に小孔(オリフィス)を設けて、油圧抵抗を生じさせる方法も採用し得る。しかしながら、かかる手段では、シリンダが二重構造となるなど、構造が複雑化し、小型化が困難となるだけでなく、加工コストの増大、部品点数の増加を招くという欠点がある。
この点、本発明では、第1の緩衝領域が、シリンダの内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダの内周面がテーパ状に形成されることにより構成されるため、構造が簡略化され、小型化を容易に実現することが可能となる。
前記(6)及び(13)に記載の本発明によれば、少なくとも第2の緩衝領域内のオイルが、第1の緩衝領域と第2の緩衝領域との間に跨る溝をも利用して第1の緩衝領域に流通するため、急激な荷重に対するショックアブソーバの強い反発を抑えることが可能となる。
前記(7)及び(14)に記載の本発明よれば、ピストンに弁体を支持する軸部が設けられ、また、弁体は、該軸部が挿通される孔部の大きさを拡張し得る弾性体からなり、かつ前記軸部の外側に張り出した部分によって、該軸部からの脱落が防止されるため、ピストンとは別個に形成される、ストッパとして機能する部材が不要となる。また、ストッパとして機能する部材の付け忘れや脱落等の事故が生じる危険もない。本発明によれば、こうした構造の簡略化により、小型化及び製造コストの低減を図ることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例に従って説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る抽斗案内具を示す概略斜視図である。この図に示したように、本実施例に係る抽斗案内具は、ガイドレール10、可動レール20及びショックアブソーバ30を有して構成される。
ガイドレール10は、可動レール20を支持し、可動レール20の運動方向を決定付ける役割を果たす。ガイドレール10は、抽斗が収納される筐体などに固定される。
可動レール20は、ガイドレール10に沿って移動するように設けられる。可動レール20は、抽斗に連結され、抽斗を開方向に引き出したときに、開方向へスライド移動し、抽斗を閉方向に押し出したときに、閉方向へスライド移動する。
ショックアブソーバ30は、可動レール20の閉方向運動を油圧を利用して制動する役割を果たす。本実施例では、ガイドレール10の側面に取り付けられたケーシング40内にショックアブソーバ30が収容されている。
図2は、ケーシング40の内部構造を示す図である。この図に示したように、ケーシング40内には、ショックアブソーバ30以外に、受け具50及びばね60が収容されている。
受け具50は、ケーシング40に形成されるガイド溝41に嵌め込まれる突起51a,51bを有する。ガイド溝41は、可動レール20の運動方向に対して平行な部分(以下「平行部」という。)41aと、可動レール20の運動方向に対して直交する部分(以下「直交部」という。)41bとを有する略L字状に形成されている。
受け具50は、受け具50の両面において、それぞれ2つずつ設けられた突起51a,51bのうちの一方(突起51b)が、ガイド溝41の直交部41bに存するときに、傾斜姿勢となり、閉方向へ移動できないようにロックされる。
受け具50の上端には、可動レール20に取り付けられた突出片21が係合する凹部52が形成されている。受け具50の一方の突起51bは、受け具50の凹部52に、閉方向に移動する突出片21が衝突することにより、ガイド溝41の直交部41bから脱出して、ガイド溝41の平行部41aに移動する。これにより受け具50は、閉方向への移動が可能となる(図3参照)。
一方、突出片21が開方向に移動し、突出片21と受け具50の凹部52との係合が解除されたとき、受け具50の一方の突起51bは、ガイド溝41の平行部41aから、ガイド溝41の直交部41bに移動する。これにより受け具50は、再び閉方向へ移動できないようにロックされる(図2参照)。
図2及び図3に示したように、受け具50には、また、ショックアブソーバ30のピストンロッド33が結合される結合部53が設けられている。結合部53は、可動レール20の移動により、該可動レール20と同じ方向に移動し得るように設けられていれば良い。従って、結合部53が可動レール20に直接設けられた構成を採用することも可能である。
結合部53は、衝撃を伝達する媒介として、ピストンロッド33が単に結合されるだけでなく、結合部53の移動により、実質上、ピストンロッド33を進退動作させる点に存在意義を有する。
図2に示したように、受け具50には、また、可動レール20を閉方向に引き込むばね60の一端を支持する支持部54が設けられている。ばね60は、引張ばねからなる。ばね60の他端は、ケーシング40に設けられた支持部42に支持されている。
このばね60は、受け具50の一方の突起51bがガイド溝41の直交部41bに存するときに、両端が離間する方向に引っ張られた状態となり、収縮しようとする力を生じる。この際、受け具50はロックされているため、ばね60は収縮しないが、可動レール20が閉方向に移動し、可動レール20の突出片21が受け具50の凹部52に衝突すると、受け具50のロックが解除されるため、ばね60が収縮する(図2及び図3参照)。これにより、受け具50が閉方向に移動するとともに、突出片21を介して受け具50に係合する可動レール20が閉方向に引き込まれるようになっている。
図4は、ショックアブソーバ30の内部構造を示す図である。この図に示したように、ショックアブソーバ30は、シリンダ31、ピストン32及びピストンロッド33を有して構成される。
シリンダ31は、一端が開口し、他端が底壁31dにより閉塞された円筒形に形成されている。シリンダ31の内部には、3つの中空部31a,31b,31cが相互に連通して形成されている。
第1中空部31aは、シリンダ31の一端側に設けられ、シリンダ31の内周面がストレート状に形成されている。第2中空部31bは、第1中空部31aと第3中空部31cとの間に設けられ、シリンダ31の内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダ31の内周面がテーパ状に形成されている。なお、第2中空部31bの開口面積が最も大きい部分(第1中空部31aとの境界部分)の内径は、第1中空部31aの内径よりも小さい。第3中空部31cは、シリンダ31の他端側に設けられ、シリンダ31の内周面がストレート状に形成されている。なお、第3中空部31cの内径は、第2中空部31bの開口面積が最も小さい部分(第3中空部31cとの境界部分)の内径と同じか、それよりも小さい。
第2中空部31b及び第3中空部31cには、オイルが充填される。オイルは、シリコンオイル等が用いられる。オイルの粘度を変えることにより、制動特性の微調整が可能である。図5に示したように、本実施例における第2中空部31b及び第3中空部31cは、それぞれ本発明を構成する第1の緩衝領域R1及び第2の緩衝領域R2に相当するものである。
図6に示したように、ピストン32は、本体部32aと軸部32bとを有して構成される。本体部32aは、第3中空部31cの内径よりも小さい外径を有する。本体部32aには、軸方向に貫通するオイルの通路32cが形成されている。軸部32bは、本体部32aの外径よりも小さい外径を有し、本体部32aと一体に成形されている。軸部32bは、その外周面から外側に張り出した部分(以下「張出部」という。)32dを有する。
ピストン32には、弁体34が取り付けられる。弁体34は、ピストン32の軸部32bが挿通される孔部34aを有し、本体部32aと張出部32dとの間に存する軸部32bの一部に、軸方向に遊びを有して設けられる。
ここで、弁体34の孔部34aは、軸部32bの一部の外径よりも大きな内径を有するが、その内径は、張出部32dの外径よりも小さい。そのため、弁体34は、軸部32bを孔部34aに挿通し得るように、孔部34aの大きさを拡張し得る弾性体からなる。
具体的には、弁体34は、ゴムや樹脂等から構成され、孔部34aに張出部32dを挿通させるときには、弁体34に外力を加えることにより、孔部34aの大きさが拡張する。張出部32dが孔部34aを通り抜けると、弁体34は、その弾性により、もとの形状に戻り、これに伴い拡張した孔部34aも収縮する。孔部34aの内径は、張出部32dの外径よりも小さく設定されているため、軸部32bの一部に支持された弁体34は、張出部32dによって、軸部32bからの脱落が防止される。
このように本実施例によれば、張出部32dが、弁体34の脱落を防止するストッパとして機能するため、従来のショックアブソーバのように、ピストンとは別個に形成される、ストッパとして機能する部材が不要となる。また、ストッパとして機能する部材の付け忘れや脱落等の事故が生じる危険もない。
ピストン32は、シリンダ31内に形成された第2中空部31b及び第3中空部31cにおいて移動し得るように設けられる。つまり、図5に示したように、本実施例において、ピストン32が移動可能な範囲Lは、第2中空部31bのみならず、第3中空部31cにも及ぶ。本発明において「ピストンが移動可能な範囲」とは、ピストン32が制動力発揮方向に移動することによって、油圧抵抗を有効に発生させる範囲をいう。
本実施例では、図4及び図5に示したように、ピストン32が移動可能に設けられる第2中空部31b及び第3中空部31cに、ピストンロッド33を元の状態に復帰させるばねが存在しない。このため、第3中空部31cは、第2中空部31bを経由したピストン32の更なる制動力発揮方向への移動を許容することができ、その中をピストン32が制動力発揮方向に移動することにより油圧抵抗を生じさせる緩衝領域として機能する。
この点、例えば、特開2000−227134号公報に開示されたショックアブソーバでは、インナーチューブの周壁に小孔(オリフィス)を設けることにより構成される緩衝領域に加えて、シリンダの他端側に、インナーチューブの内周面がストレート状に形成された中空の領域を有する。しかしながら、この中空の領域は、ピストンが制動力発揮方向に移動することにより圧縮される、ピストンロッドを元の状態に復帰させるばねを収容するスペースとして機能しているに過ぎない。
このように従来のショックアブソーバの中には、上記のような「中空の領域」を有するものも存在するが、かかる中空の領域は、ピストンロッドを元の状態に復帰させるばねを、単に保持し、又は収容するスペースとして機能しているに過ぎず、本実施例における第3中空部31cのように、ピストン32の更なる制動力発揮方向への移動を許容し、緩衝領域として機能するものではない。
ピストンロッド33は、シリンダ31の開口部を閉塞する蓋35に形成された孔部に挿通され、シリンダ31から突出する一方の端部が、結合部53に結合される。シリンダ31内に配置されるピストンロッド33の他方の端部には、ピストン32が結合される。
図6及び図7に示したように、ピストンロッド33は、また、可動部材36を軸方向に貫通する孔部36aに挿通される。可動部材36は、シリンダ31内に形成される第1中空部31aにおいて、ピストンロッド33の外周面とシリンダ31の内周面(第1中空部31aの内周面)に、それぞれ内周面と外周面を摺接させながら、ピストンロッド33に沿って移動し得るように設けられる。
シリンダ31内に可動部材36が設けられることにより、可動部材36の外周面とシリンダ31の内周面との間及び可動部材36の内周面とピストンロッド33の外周面との間には、それぞれ隙間が形成される。図6及び図7に示したように、可動部材36には、これらの隙間を密閉するためのシール部材37a,37bが設けられている。また、可動部材36の内周面には、軸方向に沿って形成されたエア抜き用の溝36bが設けられている。
図4に示したように、第1中空部31aには、また、可動部材36に予圧を与えるばね38が設けられている。ばね38は、圧縮ばねからなり、その両端が、それぞれ、シリンダ31の開口部を閉塞する蓋35と可動部材36に支持されている。
本実施例におけるショックアブソーバ30は、次のように組み立てられる。まず、オイルは、シリンダ31内にピストン32等の部品を入れる前に、シリンダ31の開口部から第2中空部31b及び第3中空部31cに注入される。従って、本実施例によれば、オイルを注入するための注入口やそれを閉塞する栓を別途設ける必要がなく、シリンダ31の構造を簡略化でき、その結果、加工や組立にかかるコストを減少させることが可能となる。
次に、オイルが充填されたシリンダ31内に、ピストンロッド33に結合されるとともに、弁体34が取り付けられたピストン32を挿入し、さらに、第1中空部31aに、可動部材36を配置する。
図4及び図6に示したように、可動部材36は、油圧抵抗を発生させる緩衝領域R1,R2に、制動特性の低下を引き起こすエアが残存することを防止するため、第1中空部31aと第2中空部31bの境界に存する壁面に、端面を当接させて組み付けられる。
可動部材36を組み付ける際、可動部材36には、2箇所に設けられるシール部材37a,37bのうち、可動部材36とシリンダ31との間隙を密閉するシール部材37aのみが予め取り付けられている。可動部材36とシリンダ31との間隙はシール部材37aにより密閉され、可動部材36とピストンロッド33との間隙は非常に小さいものであるため、可動部材36を所定の位置に配置するときには、可動部材36が、第1中空部31aに残存するエアの抵抗を受けることになるが、可動部材36には、エア抜き用の溝36bが形成され、この溝36bを通じてエアが外部に放出されるため、可動部材36を所定の位置に容易に配置することができる。また、この溝36bを利用して第1中空部31aに残存するエアが外部に放出されることで、オイルの充填率が向上するため、制動特性の向上と安定を図ることが可能となる。
可動部材36とピストンロッド33との間隙を密閉するシール部材37bは、可動部材36を所定の位置に配置した後に組み付けられる。このシール部材37bによって、エア抜き用の溝36bも外部と遮断されるため、第2中空部31b及び第3中空部31cは、その中に充填されたオイルが外部に漏出しないように密閉される。
次に、第1中空部31aに可動部材36に対して予圧を与えるばね38が装填され、その後、ばね38がやや圧縮された状態で、シリンダ31の開口部に蓋35が取り付けられる。
図8に示したように、本実施例に係る抽斗案内具は、抽斗70の両側に1つずつ配置されて用いられる。
開位置に引き出された抽斗70を閉位置に収納するとき、可動レール20は、ガイドレール10に沿って閉方向にスライド移動する。可動レール20がある地点までスライド移動すると、可動レール20に取り付けられた突出片21が受け具50に衝突する。これにより、受け具50が、ロックされた状態から解放されるとともに、受け具50の凹部52が突出片21に係合する。
ロックされた状態から解放された受け具50は、ばね60の力により、閉方向に移動する。これにより、突出片21を介して受け具50に係合された可動レール20が閉方向終点に至るまで引き込まれ、その結果、抽斗70が閉位置に収納される。
抽斗70が閉位置に収納されるときに発生する衝撃は、ショックアブソーバ30により吸収される。すなわち、受け具50の閉方向への移動に伴い、受け具50に設けられた結合部53もそれと同じ方向に移動するため、結合部53に結合されたピストンロッド33が、後退して、シリンダ31の中に押し込められていく。
ピストンロッド33の後退により、ピストン32は、まず、第2中空部31bを制動力発揮方向に移動する。この際、ピストン32に取り付けられた弁体34は、オイルの圧力を受けることにより、ピストン32の軸部32bに沿って移動し、ピストン32の本体部32aに密着して、ピストン32に形成されたオイルの通路32cを塞ぐ。このため、オイルは、ピストン32の外周面と第2中空部31bの内周面との間隙を通じて、ピストン32の背面側へ移動することとなる。
第2中空部31bの内周面は、テーパ状に形成されているため、オイルが通過し得る隙間は、ピストン32が移動していくのに従って徐々に小さくなる。従って、油圧抵抗は、ピストン32が制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に高くなる。
この作用により、抽斗案内具は、ショックアブソーバ30に加えられる荷重が小さい場合(軽荷重の場合)でも、ショックアブソーバ30の反発力が抑えられるので、可動レール20をスムースに移動させることができる。従って、この抽斗案内具によれば、抽斗70に何等物が収容されていない場合であっても、スムースに閉動作させることができる。
なお、軽荷重の場合には、ピストン32が第2中空部31bを経由して第3中空部31cに進入する前に、衝撃が全て吸収される場合があるが、この場合でも、可動レール20を閉方向に引き込むばね60の力によって、可動レール20は閉方向終点に至るまで引き込まれ、また、これに伴いピストン32も第3中空部31cに存する終点(ピストン32が移動し得る限界位置)に至るまで制動力発揮方向に移動する。従って、この抽斗案内具によれば、抽斗70に何等物が収容されていない場合であっても、その抽斗70を途中で停滞させることなく、閉位置に至るまで閉動作させることができる。
第3中空部31cの内周面は、ストレート状に形成されているため、その中をピストン32が制動力発揮方向に移動するときに、ピストン32とシリンダ31との間に形成される隙間は一定である。本実施例におけるショックアブソーバ30は、第1の緩衝領域R1として機能する第2中空部31bに加えて、さらに第2の緩衝領域R2として機能する第3中空部31cを有するため、ショックアブソーバ30に加えられる荷重が大きい場合(重荷重の場合)に、仮に第1の緩衝領域R1で十分に衝撃を吸収できなくても、第2の緩衝領域R2で衝撃を完全に吸収することが可能である。従って、この抽斗案内具によれば、抽斗70に物が収容され、重量が増加した場合であっても、その抽斗70を、衝撃を発生させることなく、静かに閉位置に収納することができる。
また、第2の緩衝領域R2は、大きな衝撃を吸収するために第1の緩衝領域R1の衝撃吸収能力を填補するだけでなく、可動レール20を閉方向に引き込むばね60の作用により、可動レール20が急速に閉方向へスライド移動することを抑える働きもする。従って、この抽斗案内具によれば、抽斗70に物が収容されているか否かにかかわらず、その抽斗70をゆっくりとした速度で閉動作させることができる。
シリンダ31内に進入したピストンロッド33の体積増加分に相当するオイルは、第1中空部31aに流入する。図9に示したように、可動部材36は、第1中空部31aに流入するオイルの圧力を受けることにより、ばね38を圧縮しながら、ピストンロッド33に沿って移動する。可動部材36は、ばね38により予圧されているため、可動部材36の移動の際にエアが混入することを防ぐことができる。第1中空部31aに流入したオイルは、可動部材36の移動によりできたスペースに蓄えられる。可動部材36に予圧を与えるばね38は、発泡体等と比較して、復元力が低下し難く、耐久性に優れるため、抽斗のように、オイルを蓄積した状態が長時間に亘る使用形態においても、安定してオイルを蓄積することができる。
本実施例に係る抽斗案内具によれば、ショックアブソーバ30のピストンロッド33が、結合部53の移動により、進退動作し、ショックアブソーバ30自体に、ピストンロッド33を元の状態に復帰させるばねが設けられていない。このため、可動レール20が閉方向終点に至り、ピストンロッド33がシリンダ31の中に押し込められてしまうと、結合部53を開方向に移動させない限り、ピストンロッド33は、シリンダ31の中に押し込められた状態のままとなるので、可動レール20が、開方向に逆戻りする現象が発生し得ない。従って、この抽斗案内具によれば、ショックアブソーバ30の油圧抵抗を大きくした場合でも、閉じた抽斗70が開方向に押し戻されることがない。
一方、閉位置に収納された抽斗70を開位置に引き出すとき、可動レール20は、ガイドレール10に沿って開方向にスライド移動する。これに伴い、受け具50が開方向に移動するとともに、受け具50に設けられた結合部53も同じ方向に移動する。これにより、ショックアブソーバ30のピストンロッド33は、前進することが可能となる。
ピストンロッド33の前進により、ピストン32は、原位置に復帰することが可能となる。この際、ピストン32に取り付けられた弁体34は、オイルの圧力を受けることにより、ピストン32の軸部32bに沿って移動し、ピストン32の本体部32aから離間して、ピストン32に形成されたオイルの通路32cを開放する。このため、オイルは、ピストン32の外周面と第2中空部31b及び第3中空部31cの内周面との間隙だけでなく、ピストン32に形成されたオイルの通路32cをも通じて、ピストン32の正面側へ移動することとなる。従って、この際に生じるオイルの抵抗は小さいものとなる。その結果、抽斗70を小さい力で引き出すことが可能となる。
また、ピストンロッド33の前進により、シリンダ31内に進入したピストンロッド33の体積も減少していくため、第1中空部31aにおいて蓄えられていたオイルも第2中空部31bへ還流する。これに対応して、可動部材36も、ばね38の力により、原位置へ復帰する方向へ移動して、オイルの還流を促す働きをする。
可動レール20がある地点までスライド移動すると、可動レール20に取り付けられた突出片21と受け具50の凹部52との係合状態が解除される。これにより、受け具50の一方の突起51bが、ガイド溝41の平行部41aからガイド溝41の直交部41bに移動して、受け具50は、閉方向へ移動できないようにロックされる。
突出片21と受け具50との係合状態が解除されてから開方向終点に至るまでの間は、可動レール20に対して、可動レール20を閉方向に引き込むばね60の力が及ばないため、可動レール20は、殆ど抵抗を受けることなくスライド移動することができる。従って、抽斗70を非常に小さい力で開動作させることができる。
図10は、本発明の他の実施例に係る抽斗案内具に用いられるショックアブソーバ30の内部構造を示す図である。この図に示したように、本実施例に係る抽斗案内具は、ショックアブソーバ30が、シリンダ31の内周面に、第1の緩衝領域R1と第2の緩衝領域R2との間に跨る溝39を有する点で、上記した実施例1に係る抽斗案内具と異なる。
この溝39は、少なくとも第1の緩衝領域R1として機能する第2中空部31bに開口し、かつ第2の緩衝領域R2として機能する第3中空部31cの内周面に、軸方向に沿って形成されたものであれば良いが、図10に示したように、第2中空部31b及び第3中空部31cの内周面に、軸方向に沿って形成されたものであることが好ましい。この溝39の幅ないし深さを変更することにより、制動特性を調節することができる。
かかる溝39が形成されることにより、オイルは、この溝39をも通じてシリンダ31内を流通することが可能となる。特に、ピストン32の外周面と第3中空部31cの内周面との間隙が、大きな油圧抵抗を生じさせるために、極めて小さく設定されている場合には、急激な荷重に対して、ショックアブソーバ30が強い反発力を発生させるおそれがあるが、この溝を設けることにより、第3中空部31cにおいてピストン32に圧縮されるオイルが、この溝39をも利用して第2中空部31bに流通するため、急激な荷重に対するショックアブソーバ30の強い反発を抑えることができる。
従って、本実施例に係る抽斗案内具によれば、ショックアブソーバ30に急激な荷重が加えられる場合であっても、ショックアブソーバ30の強い反発を抑えて、抽斗をスムースに、ゆっくりとした速度で閉動作させることができる。
本発明の一実施例に係る抽斗案内具を示す概略斜視図である。 ケーシングの内部構造を示す図である。 ケーシングの内部構造を示す図である。 ショックアブソーバの内部構造を示す図である。 ショックアブソーバの内部構造を示す図である。 図4のA部拡大図である。 図6のA−A部断面図である。 抽斗案内具の使用状態の一例を示す図である。 ショックアブソーバの内部構造を示す図である。 本発明の他の実施例に係る抽斗案内具に用いられるショックアブソーバの内部構造を示す図である。 図10のA−A部断面図である。
符号の説明
10 ガイドレール
20 可動レール
21 突出片
30 ショックアブソーバ
31 シリンダ
31a 第1中空部
31b 第2中空部
31c 第3中空部
32 ピストン
32a 本体部
32b 軸部
32c オイルの通路
32d 張出部
33 ピストンロッド
34 弁体
34a 孔部
35 蓋
36 可動部材
37a,37b シール部材
38 ばね
39 溝
40 ケーシング
41 ガイド溝
41a 平行部
41b 直交部
50 受け具
51a,51b 突起
52 凹部
53 結合部
60 ばね

Claims (14)

  1. ガイドレールに沿って移動する可動レールと、該可動レールの閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバとを備えた抽斗案内具であって、前記ショックアブソーバのピストンロッドが、前記可動レールの移動により、該可動レールと同じ方向に移動する結合部に結合されるとともに、該結合部の移動により、進退動作することを特徴とする抽斗案内具。
  2. 前記ショックアブソーバが、ピストンロッドの外周面とシリンダの内周面に、それぞれ内周面と外周面を摺接させながら、ピストンロッドに沿って移動する可動部材と、該可動部材とシリンダとの間に形成される隙間及び該可動部材とピストンロッドとの間に形成される隙間を密閉するシール部材と、前記可動部材に予圧を与えるばねとを具備することを特徴とする請求項1に記載の抽斗案内具。
  3. 前記可動部材が、エア抜き用の溝を有することを特徴とする請求項2に記載の抽斗案内具。
  4. 前記可動レールを閉方向に引き込むばねを有するとともに、前記ショックアブソーバは、ピストンが移動可能な範囲に、該ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることができる第1の緩衝領域と、該第1の緩衝領域を経由したピストンの更なる制動力発揮方向への移動を許容し、少なくともピストンが移動可能な範囲において、シリンダの内径が同一となるように、シリンダの内周面がストレート状に形成された第2の緩衝領域とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の抽斗案内具。
  5. 前記第1の緩衝領域は、シリンダの内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダの内周面がテーパ状に形成されることにより構成されていることを特徴とする請求項4に記載の抽斗案内具。
  6. シリンダの内周面に、前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域との間に跨る溝を有することを特徴とする請求項4又は5に記載の抽斗案内具。
  7. 前記ショックアブソーバが、オイルの通路を有するピストンと、該ピストンに形成される軸部に支持され、該軸部に沿って移動することにより、前記通路を開閉する弁体とを有するとともに、該弁体は、前記軸部が挿通される孔部の大きさを拡張し得る弾性体からなり、かつ前記軸部の外側に張り出した部分によって、該軸部からの脱落が防止されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載の抽斗案内具。
  8. ガイドレールに沿って移動する可動レールを備えた抽斗案内具に用いられ、前記可動レールの閉方向運動を油圧を利用して制動するショックアブソーバであって、ピストンロッドが、前記可動レールの移動により、該可動レールと同じ方向に移動する結合部に結合されるとともに、該結合部の移動により、進退動作することを特徴とするショックアブソーバ。
  9. ピストンロッドの外周面とシリンダの内周面に、それぞれ内周面と外周面を摺接させながら、ピストンロッドに沿って移動する可動部材と、該可動部材とシリンダとの間に形成される隙間及び該可動部材とピストンロッドとの間に形成される隙間を密閉するシール部材と、前記可動部材に予圧を与えるばねとを具備することを特徴とする請求項8に記載のショックアブソーバ。
  10. 前記可動部材が、エア抜き用の溝を有することを特徴とする請求項9に記載のショックアブソーバ。
  11. ピストンが移動可能な範囲に、該ピストンが制動力発揮方向に移動していくのに従って次第に油圧抵抗を高めることができる第1の緩衝領域と、該第1の緩衝領域を経由したピストンの更なる制動力発揮方向への移動を許容し、少なくともピストンが移動可能な範囲において、シリンダの内径が同一となるように、シリンダの内周面がストレート状に形成された第2の緩衝領域とを有し、前記可動レールを閉方向に引き込むばねの力に抗して制動力を発揮することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1に記載のショックアブソーバ。
  12. 前記第1の緩衝領域は、シリンダの内径が制動力発揮方向に向かうに従って次第に小さくなるように、シリンダの内周面がテーパ状に形成されることにより構成されていることを特徴とする請求項11に記載のショックアブソーバ。
  13. シリンダの内周面に、前記第1の緩衝領域と前記第2の緩衝領域との間に跨る溝を有ることを特徴とする請求項11又は12に記載のショックアブソーバ。
  14. オイルの通路を有するピストンと、該ピストンに形成される軸部に支持され、該軸部に沿って移動することにより、前記通路を開閉する弁体とを有するとともに、該弁体は、前記軸部が挿通される孔部の大きさを拡張し得る弾性体からなり、かつ前記軸部の外側に張り出した部分によって、該軸部からの脱落が防止されることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1に記載のショックアブソーバ。
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