JP2005230329A - 食品加熱システム及び食品加熱方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本システムは、加熱の熱源である炭を載置する炭載置手段(耐火ボックス3)、及び炭載置手段の上方に設けられ且つ食品を搬送する食品搬送手段(チェーンコンベア2)を備える第1食品加熱装置(1)と、この第1食品加熱装置の下流側に設けられ、且つ、この第1食品加熱装置と同じ構成である第2食品加熱装置(7)と、第1食品加熱装置と第2食品加熱装置との間に設けられ、且つ、第1食品加熱装置から受け渡された食品を反転させ、その反転された食品を第2食品加熱装置に受け渡すことができる反転装置(8)と、を具備する。
【選択図】 図10
Description
また、食品を加熱調理する手段として炭火を用いる方法もよく知られているが、その調理方法はあくまで従来からの手作業である。
[1] 加熱の熱源である炭を載置する炭載置手段と、該炭載置手段の上方に設けられ且つ食品を搬送する食品搬送手段と、を備える第1食品加熱装置(1)と、
前記第1食品加熱装置の下流側に設けられ、且つ、加熱の熱源である炭を載置する炭載置手段と、該炭載置手段の上方に設けられ且つ食品を搬送する食品搬送手段と、を備える第2食品加熱装置(7)と、
前記第1食品加熱装置と前記第2食品加熱装置との間に設けられ、且つ、前記第1食品加熱装置から受け渡された前記食品を反転させ、その反転された該食品を該第2食品加熱装置に受け渡すことができる反転装置(8)と、を具備することを特徴とする食品加熱システム。
[2] 前記第2食品加熱装置の下流側に設けられ、且つ、該第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送する仕上げ用食品搬送手段と、該仕上げ用食品搬送手段で搬送される該食品を加熱する仕上げ用加熱手段と、を備える仕上げ用食品加熱装置(9)を更に具備する上記[1]記載の食品加熱システム。
[3] 前記第2食品加熱装置が、前記食品搬送手段で搬送される前記食品に近接する位置に設けられる第2温度検出手段を更に備え、前記仕上げ用加熱手段が、該第2温度検出手段で検出される温度情報に基づいて出力調整される上記[2]記載の食品加熱システム。
[4] 前記第2温度検出手段及び前記仕上げ用加熱手段が、前記食品の搬送幅方向に沿って複数設けられている上記[3]記載の食品加熱システム。
[5] 前記仕上げ用加熱手段が、前記仕上げ用食品搬送手段で搬送される前記食品の下側に設けられる下側仕上げ用加熱手段と、前記仕上げ用食品搬送手段で搬送される前記食品の上側に設けられる上側仕上げ用加熱手段と、を有する上記[2]乃至[4]のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
[6] 前記仕上げ用加熱手段が、遠赤外線ヒーターである上記[2]乃至[5]のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
[7] 前記第1食品加熱装置が、前記食品搬送手段で搬送される前記食品に近接する位置に設けられる第1温度検出手段と、該第1温度検出手段で検出される温度情報に基づいて前記炭載置手段を上下動させる上下駆動手段と、を更に備え、前記第2加熱装置が、前記第2温度検出で検出される温度情報に基づいて前記炭載置手段を上下動させる上下駆動手段を更に備える上記[2]乃至[6]のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
[8] 前記第1食品加熱装置が、前記食品搬送手段の上方に設けられ且つ該食品搬送手段により搬送される前記食品を覆う覆い手段を更に備え、前記第2食品加熱装置が、前記食品搬送手段の上方に設けられ且つ該食品搬送手段により搬送される前記食品を覆う覆い手段を更に備える上記[1]乃至[7]のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
[9] 前記反転装置が、前記食品を収容可能な収容体と、該収容体を前記食品の搬送幅方向の軸心回りに回動させる回動駆動手段と、を備える上記[1]乃至[8]のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
[10] 前記反転装置が、前記食品を前記収容体に収容・解除させるように搬送する収容・解除用搬送手段を更に備える上記[9]記載の食品加熱システム。
[11] 上記[1]乃至[10]のいずれか一項に記載の食品加熱システムを用いた食品加熱方法であって、
前記第1食品加熱装置(1)よって、前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、
前記反転装置(8)によって、前記第1食品加熱装置から受け渡された前記食品を反転させ、その反転された該食品を前記第2食品加熱装置に受け渡す工程と、
前記第2食品加熱装置(7)によって、前記反転装置から受け渡された前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、を具備することを特徴とする食品加熱方法。
[12] 前記第2食品加熱装置の下流側に設けられる仕上げ用食品加熱装置(9)によって、前記第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送させつつ仕上げ用加熱手段で加熱する工程を更に具備する上記[11]記載の食品加熱方法。
また、仕上げ用加熱装置を更に具備する場合は、第2食品加熱装置から受け渡された食品を搬送させつつ仕上げ用加熱手段で好適に仕上げ加熱できる。
また、前記第2食品加熱装置が、第2温度検出手段を更に備え、前記仕上げ用加熱装置の前記仕上げ用加熱手段が、該第2温度検出手段で検出される温度情報に基づいて出力調整される場合は、焼き残しや焼きムラ等を極力なくすことができる。
また、前記第2温度検出手段及び前記仕上げ用加熱手段が、前記食品の搬送幅方向に沿って複数設けられている場合は、さらに確実に焼き残しや焼きムラ等の発生を防止できる。
また、前記仕上げ用加熱手段が、下側仕上げ用加熱手段と、上側仕上げ用加熱手段と、を有する場合は、食品の両面において、焼き残しや焼きムラ等を極力なくすことができる。
また、前記仕上げ用加熱手段が、遠赤外線ヒーターである場合は、より迅速に加熱することができる。
また、前記第1食品加熱装置が、第1温度検出手段と、上下駆動手段と、を更に備え、前記第2加熱装置が、第2温度検出手段と、上下駆動手段と、を更に備える場合は、第1及び第2食品加熱装置において、炭載置手段を昇降させることによって、食品を常に最適温度で加熱することができる。
また、前記第1食品加熱装置が、覆い手段を更に備え、前記第2食品加熱装置が、覆い手段を更に備える場合は、食品の両面を更に好適に焼き上げることができる。また、周囲環境に対する断熱効果を発揮することができる。
また、前記反転装置が、前記食品を収容可能な収容体と、該収容体を前記食品の搬送幅方向の軸心回りに回動させる回動駆動手段と、を備える場合は、反転装置を簡易・安価な構造とすることができる。
前記反転装置が、前記食品を前記収容体に収容・解除させるように搬送する収容・解除用搬送手段を更に備える場合は、食品をより確実に収容体に収容・解除させることができる。
本発明の食品加熱方法によれば、先ず、第1食品加熱装置よって、食品が、着火された炭を載置した炭載置手段の上方を搬送され、主にその食品の一方の片面が焼かれ、その後、反転装置によって、第1食品加熱装置から受け渡された食品が裏返しに反転され、その反転された食品が第2食品加熱装置に受け渡され、次いで、第2食品加熱装置によって、反転装置から受け渡された食品が、着火された炭を載置した炭載置手段の上方を搬送され、主にその食品の他方の片面が焼かれる。その結果、両面焼きされた食品に、炭火焼特有の食感や風味が得られるとともに、調理が簡単で、調理者の技量も必要としない。また、量産も可能である。
また、前記第2食品加熱装置の下流側に設けられる仕上げ用食品加熱装置によって、前記第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送させつつ、仕上げ用加熱手段で加熱する工程を更に具備する場合は、より好適に焼き上げることができる。
本実施形態に係る食品加熱システムは、以下に述べる第1食品加熱装置、第2食品加熱装置、及び反転装置を備えている。この食品加熱システムは、例えば、後述する仕上げ加熱装置を更に備えることができる。
また、上記「炭」の種類、大きさ、個数等は特に問わない。この炭の種類としては、例えば、ウバメカシ、ナラ、カシ等を1000℃以上の高温で焼いた白炭、クヌギ、コナラ、カシ等を400〜700℃の温度で焼いた黒炭等を挙げることができる。特に、ウバメカシを原料とした備長炭であることが好ましい。また、炭の大きさは、例えば、直径3〜5cmで且つ長さ15〜20cmであることが好ましい。
なお、上記「食品の搬送幅方向」とは、食品の搬送方向と直交する方向を意味する。
なお、上記仕上げ用食品加熱装置は、例えば、上記仕上げ用食品搬送手段による食品の搬送軌跡に近接する位置に設けられる温度検出手段と、この温度検出手段で検出された温度情報を表示する表示手段(例えば、表示モニタ、プリンタ等)と、を備えることができる。更に、その温度情報を記憶する記憶手段を備えることができる。
本実施形態に係る食品加熱方法は、上述の食品加熱システムを用いた食品加熱方法であって、前記第1食品加熱装置よって、前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、前記反転装置によって、前記第1食品加熱装置から受け渡された前記食品を反転させ、その反転された該食品を前記第2食品加熱装置に受け渡す工程と、前記第2食品加熱装置によって、前記反転装置から受け渡された前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、を具備することを特徴とする。
この食品加熱方法は、例えば、前記第2食品加熱装置の下流側に設けられる仕上げ用食品加熱装置によって、前記第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送させつつ仕上げ用加熱手段で加熱する工程を更に具備することができる。
また、この食品加熱方法は、例えば、前記第1食品加熱装置及び第2食品加熱装置において、密閉手段によって、それぞれの前記炭載置手段前記炭載置手段に載置された炭を密閉すると共に、不活性ガス供給手段によって、その密閉空間に不活性ガスを供給して、使用後の炭を消火することができる。この場合、作業性といった観点から、上記覆い手段及び上記食品搬送手段を一体として上昇させて、両手段を炭載置手段から所定間隔をもって離間させ、その状態で、密閉手段によって、炭載置手段との間に炭を密閉した密閉空間を形成することが好ましい。
本実施例に係る食品加熱システムは、図10及び図11に示すように、第1食品加熱装置1と、この第1食品加熱装置1の下流側に配設される反転装置8と、この反転装置の下流側に配設される第2食品加熱装置7と、この第2食品加熱装置7の下流側に配設される仕上げ用加熱装置9と、を具備して構成されている。
本実施例に係る第1食品加熱装置1は、図1から図3に示すように、耐熱キャスタ(キャスタブル耐火物等)よりなる覆い具10(本発明に係る「覆い手段」として例示する。)と、食品を保持した専用の金網6を搬送するチェーンコンベア2(本発明に係る「食品搬送手段」として例示する。)と、木炭を載置する耐熱ボックス3(本発明に係る「炭載置手段」として例示する。)と、ガスバーナー4(本発明に係る「着火手段」として例示する。)と、を備えている。
チェーンコンベア2は、一対のローラ24,24にチェーン21を巻回してなり、チェーン21は駆動モーター22により水平に投入側から出側に駆動され、食品を保持した金網6を搬送する。また、このチェーンコンベア2の本体に、上記覆い具10が固定されている。また、チェーンコンベア2は、架台5に昇降自在に支持されていると共に、チェーンコンベア2の本体にはローラチェーン26の下端側が連結されている。また、チェーンコンベア2の本体には、上側のチェーン21の下方に、食品の搬送方向及び搬送幅方向に沿って複数(本実施例では8個とする。)の温度センサー70(本発明に係る「第1温度検出手段」として例示する。)が配設されている(図2参照)。また、熱効率をよくするため、覆い具10には食品と対向する位置に遠赤外線放熱板80(酸化アルミナ系セラミックス板)が取付けられている。
また、ガスバーナー4は、ガイド41によりスライドできるように左右一対取付けられている(図2参照)。
本実施例に係る第2食品加熱装置7は、上述の第1食品加熱装置1と略同じ構造であり、上述の第1食品加熱装置1と同様にして、覆い具10、チェーンコンベア2、耐熱ボックス3、及びガスバーナー4を備えている。また、チェーンコンベア2の本体には、上側のチェーン21の下方に、食品の搬送方向及び搬送幅方向に沿って複数(本実施例では8個とする。)の温度センサー70(本発明に係る「第2温度検出手段」として例示する。)が配設されている。
但し、第1及び第2食品加熱装置1,7の相違点としては、第2食品加熱装置7には、第1食品加熱装置1に設けられている遠赤外線ヒーター90が設けられていない。また、第2食品加熱装置7のチェーンコンベア2の高さ位置が、第1食品加熱装置1のチェーンコンベア2の高さ位置より低い値に設定されている(図10参照)。
上記反転装置8は、図6及び図7に示すように、鋼材を枠組みしてなり且つ床面を転動可能なキャスタ81aを設けてなる脚体81を備えている。この脚体81の上部には、軸受88aを介して一対の筒状の駆動軸88,88が回転自在に支持されている。これら各駆動軸88,88には、支持枠体83が一体に固定されている。この支持枠体83には、上記金網の一部を収容保持し得るように一方を開口した箱状の収容容器85(本発明に係る「収容体」として例示する。)が一体に固定されている。また、一方の駆動軸88には、駆動モーター84の出力軸が連結されている。従って、駆動モーター84の作動によって駆動軸88が回動され、支持枠体83と共に収容容器85が水平軸回りに第1水平状態aと第2水平状態bとの間(180度)で揺動するようになっている。
ここで、上記駆動軸88、駆動モーター84等によって本発明に係る「回動駆動手段」が構成されていると言える。
上記仕上げ用加熱装置9は、図8及び図9に示すように、架台94の上部に取り付けられた蓋具91と、金網6を搬送するチェーンコンベア92(本発明に係る「仕上げ用食品搬送手段」として例示する。)と、遠赤外線ヒーター93(本発明に係る「下側仕上げ用加熱手段」として例示する。)と、を備えている。この蓋具91の下面には放射管ヒーター97(本発明に係る「上側仕上げ用加熱手段」として例示する。)が装着されている。また、蓋具91は上下に昇降自在に支持されており、ハンドル95を操作することによって、蓋具91と共に放射管ヒーター97が昇降されることとなる。
尚、上記仕上げ用加熱装置9のチェーンコンベア92の高さ位置と、上記第2食品加熱装置7のチェーンコンベア2の高さ位置とは略同じ値に設定されている(図10参照)。
第1及び第2食品加熱装置1,7の夫々において、先ず、駆動モーター23によって、ローラチェーン26を巻上げて覆い具10及びチェーンコンベア2を上昇させ、その状態より、耐熱ボックス3内に炭を載置する。このとき、炭の収容形態としては、3段積で収容され、且つ、互いに積層される炭の軸方向が交差されていることが好ましい。その後、ガスバーナー4をチェーン21の流れ方向(食品の搬送方向)の両サイドよりスライド移動させて耐熱ボックス3の真下まで挿入し、このガスバーナー4で耐熱ボックス3内に収容された炭を着火する。次いで、覆い部材10及びチェーンコンベア2を元の作用位置まで降ろし、チェーンコンベア2が駆動可能な状態とされる。
以下に食品加熱システムによる食品の加熱手順について説明する。
先ず、図10及び図11に示すように、第1食品加熱装置1において、食品を挟持した金網6をチェーンコンベア2の投入側に載置し、このチェーンコンベア2を駆動させる。すると、金網6は、チェーンコンベア2で耐熱ボックス3と覆い具10との間を搬送され、主に食品の炭火と対向する側の片面が加熱されることとなる。その後、金網6は、チェーンコンベア2の出側に搬送され、反転装置8のチェーンコンベア86(第1水平状態a)の投入側に受け渡される。
尚、上述の一連の加熱調理は、連続的に行うことができ、第1食品加熱装置1、第2食品加熱装置7、及び仕上げ用加熱装置9が同時進行で食品を加熱することができる。
第1及び第2食品加熱装置1,7では、図1に示すように、耐熱ボックス3に設けた空気取入れ口34の開口量を調整して、加熱温度がコントロールされる。また、8個の温度センサー70で検出される温度情報に基づいて、自動的に耐熱ボックス3を上下させて(駆動モーター36により上下駆動機構35が駆動する)、加熱温度がコントロールされる。特に、第1食品加熱装置1では、温度センサー70で検出される温度情報に基づいて、遠赤外線ヒーター90の出力制御を行って、火力の弱い部分が補われる。
尚、上記仕上げ用加熱装置9では、特に食品の焼き色や焦げ目等が適宜調整される。
先ず、図1に示すように、駆動モーター23を駆動して覆い具10及びチェーンコンベア2を上昇させる。その状態より、耐熱ボックス3の空気取入れ口34を完全に閉じ、専用の蓋を上部に被せる。その後、蓋に装着された窒素ノズルより窒素を噴出し(温度250度にて約5分程度)、炭を消火する。次いで、専用別置きのベンチュリースクラバー方式の掃除機で灰のみを吸引し、灰の飛散を防止する。そして、底板31を開放させることによって、耐熱ボックス3の下側に上下駆動機構35を介して取付けられた消火炭取入れ箱3aに消火済みの炭が落とされる。その後、この消火炭取入れ箱3aを床面上を走行させて、消火済みの炭が装置の外部に取り出されることとなる。
本実施例の食品加熱システムによれば、先ず、第1食品加熱装置1よって、食品の一方の片面が炭火により焼かれ、その後、反転装置8によって、第1食品加熱装置1から受け渡された食品が裏返しに反転され、その反転された食品が第2食品加熱装置7に受け渡され、次いで、第2食品加熱装置7によって、反転装置8から受け渡された食品の他方の片面が焼かれる。その結果、両面焼きされた食品に、炭火焼特有の食感や風味が得られるとともに、調理が簡単で、調理者の技量も必要としない。また、量産も可能である。
Claims (12)
- 加熱の熱源である炭を載置する炭載置手段と、該炭載置手段の上方に設けられ且つ食品を搬送する食品搬送手段と、を備える第1食品加熱装置(1)と、
前記第1食品加熱装置の下流側に設けられ、且つ、加熱の熱源である炭を載置する炭載置手段と、該炭載置手段の上方に設けられ且つ食品を搬送する食品搬送手段と、を備える第2食品加熱装置(7)と、
前記第1食品加熱装置と前記第2食品加熱装置との間に設けられ、且つ、前記第1食品加熱装置から受け渡された前記食品を反転させ、その反転された該食品を該第2食品加熱装置に受け渡すことができる反転装置(8)と、を具備することを特徴とする食品加熱システム。 - 前記第2食品加熱装置の下流側に設けられ、且つ、該第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送する仕上げ用食品搬送手段と、該仕上げ用食品搬送手段で搬送される該食品を加熱する仕上げ用加熱手段と、を備える仕上げ用食品加熱装置(9)を更に具備する請求項1記載の食品加熱システム。
- 前記第2食品加熱装置が、前記食品搬送手段で搬送される前記食品に近接する位置に設けられる第2温度検出手段を更に備え、前記仕上げ用加熱手段が、該第2温度検出手段で検出される温度情報に基づいて出力調整される請求項2記載の食品加熱システム。
- 前記第2温度検出手段及び前記仕上げ用加熱手段が、前記食品の搬送幅方向に沿って複数設けられている請求項3記載の食品加熱システム。
- 前記仕上げ用加熱手段が、前記仕上げ用食品搬送手段で搬送される前記食品の下側に設けられる下側仕上げ用加熱手段と、前記仕上げ用食品搬送手段で搬送される前記食品の上側に設けられる上側仕上げ用加熱手段と、を有する請求項2乃至4のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
- 前記仕上げ用加熱手段が、遠赤外線ヒーターである請求項2乃至5のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
- 前記第1食品加熱装置が、前記食品搬送手段で搬送される前記食品に近接する位置に設けられる第1温度検出手段と、該第1温度検出手段で検出される温度情報に基づいて前記炭載置手段を上下動させる上下駆動手段と、を更に備え、前記第2加熱装置が、前記第2温度検出で検出される温度情報に基づいて前記炭載置手段を上下動させる上下駆動手段を更に備える請求項2乃至6のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
- 前記第1食品加熱装置が、前記食品搬送手段の上方に設けられ且つ該食品搬送手段により搬送される前記食品を覆う覆い手段を更に備え、前記第2食品加熱装置が、前記食品搬送手段の上方に設けられ且つ該食品搬送手段により搬送される前記食品を覆う覆い手段を更に備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
- 前記反転装置が、前記食品を収容可能な収容体と、該収容体を前記食品の搬送幅方向の軸心回りに回動させる回動駆動手段と、を備える請求項1乃至8のいずれか一項に記載の食品加熱システム。
- 前記反転装置が、前記食品を前記収容体に収容・解除させるように搬送する収容・解除用搬送手段を更に備える請求項9記載の食品加熱システム。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の食品加熱システムを用いた食品加熱方法であって、
前記第1食品加熱装置(1)よって、前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、
前記反転装置(8)によって、前記第1食品加熱装置から受け渡された前記食品を反転させ、その反転された該食品を前記第2食品加熱装置に受け渡す工程と、
前記第2食品加熱装置(7)によって、前記反転装置から受け渡された前記食品を、着火された前記炭を載置した前記炭載置手段の上方を搬送させる工程と、を具備することを特徴とする食品加熱方法。 - 前記第2食品加熱装置の下流側に設けられる仕上げ用食品加熱装置(9)によって、前記第2食品加熱装置から受け渡された前記食品を搬送させつつ仕上げ用加熱手段で加熱する工程を更に具備する請求項11記載の食品加熱方法。
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