JP2008173111A - 豆コーヒーの焙煎方法及び豆コーヒー焙煎機 - Google Patents

豆コーヒーの焙煎方法及び豆コーヒー焙煎機 Download PDF

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Abstract

【課題】コーヒー生豆を焙煎する際に香味を良くすることができ、豆コーヒー焙煎機を小型化することができるようにする。
【解決手段】セラミックドーム32内の燃焼装置31の燃料を燃焼させることによってセラミックドーム32を加熱し、セラミックドーム32から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽10内に収められたコーヒー生豆102を焙煎し、焙煎に伴って発生する焙煎ガスを燃焼装置31において再燃焼させることによって消滅させる。熱風、炎等を用いることなく、コーヒー生豆102の表面及び内部を万遍なく焙煎することができる。コーヒー生豆102の豆殻が焦げることがなく、臭いの強い焙煎ガスがコーヒー生豆102に付着することがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、豆コーヒーの焙煎方法及び豆コーヒー焙煎機に関するものである。
従来、豆コーヒーを加工する場合、まず、コーヒーの生豆(以下「コーヒー生豆」という。)を焙煎過程において焙煎し、必要に応じて香料等の添加物を添加してブレンドした後、挽いて豆コーヒー粉として製品化するようにしている。
前記焙煎過程において、コーヒー生豆は薄いチョコレート色から濃い黒色までの各焙煎度合いになるまで加熱され、焙煎される。このとき、コーヒー生豆に含まれている水分が除去される。なお、浅い焙煎から深い焙煎まで、焙煎の度合いを変化させることができる。
コーヒー生豆は、加熱されることによって酸味のある香り、苦味のある香り、甘みのある香り等の風味を発生させるが、コーヒー生豆自体からは未熟な匂いがするだけで、焙煎する前においてはコーヒーの格別の特徴を示さない。
すなわち、前記焙煎過程は、コーヒー生豆を加熱することによって、化学変化を起こさせて、香りの成分を新たに生成する作業であるとともに、コーヒー生豆が有している特性を最大限に生かして、香りに優れた豆を作ることであり、コーヒーの加工過程のうちの最も重要な工程であると言える。
コーヒー生豆の焙煎方法としては、熱風式の焙煎方法、半熱風式の焙煎方法、直火式の焙煎方法等が提供されている。
熱風式の焙煎方法は、燃焼室内で発生させられた熱風を、コーヒー生豆が収容された回転ドラムに向けて直接的に吹きかけてコーヒー生豆を焙煎する方法であり、半熱風式の焙煎方法は、燃焼室内で発生させられた熱風を、コーヒー生豆が収容された回転ドラムに向けて直接的に当たらないように誘導管を介して間接的に吹きかけてコーヒー生豆を焙煎する方法であり、直火式の焙煎方法は、コーヒー生豆が収容された網状の回転ドラムの下側に燃焼装置を配設し、該燃焼装置によって発生させられた炎をコーヒー生豆に直接的に当ててコーヒー生豆を焙煎する方法である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−357667号公報
しかしながら、前記従来のコーヒー生豆の焙煎方法においては、熱風、炎等による焙煎によってコーヒー生豆の豆殻が焦げる際に臭いの強い焙煎ガスが発生し、該焙煎ガスがコーヒー生豆に付着して香味が損なわれてしまう。
そこで、豆コーヒー焙煎機の本体、すなわち、焙煎装置本体に煙筒を配設し、煙筒を介して焙煎ガスを排出する方法が考えられるが、煙筒を配設すると、豆コーヒー焙煎機の寸法がその分大きくなり、豆コーヒー焙煎機が大型化してしまう。
本発明は、前記従来の豆コーヒーの焙煎方法の問題点を解決して、コーヒー生豆を焙煎する際に香味を良くすることができ、豆コーヒー焙煎機を小型化することができる豆コーヒーの焙煎方法及び豆コーヒー焙煎機を提供することを目的とする。
そのために、本発明の豆コーヒーの焙煎方法においては、セラミックドーム(32)内の燃焼装置(31)の燃料を燃焼させることによってセラミックドーム(32)を加熱し、該セラミックドーム(32)から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽(10)内に収められたコーヒー生豆(102)を焙煎し、焙煎に伴って発生する焙煎ガスを前記燃焼装置(31)において再燃焼させることによって消滅させる。
本発明によれば、豆コーヒーの焙煎方法においては、セラミックドーム(32)内の燃焼装置(31)の燃料を燃焼させることによってセラミックドーム(32)を加熱し、該セラミックドーム(32)から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽(10)内に収められたコーヒー生豆(102)を焙煎し、焙煎に伴って発生する焙煎ガスを前記燃焼装置(31)において再燃焼させることによって消滅させる。
この場合、セラミックドーム(32)から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽(10)内に収容されたコーヒー生豆(102)が焙煎されるので、熱風、炎等を用いることなく、コーヒー生豆(102)の表面及び内部を万遍なく焙煎することができる。したがって、コーヒー生豆(102)の豆殻が焦げることがなく、臭いの強い焙煎ガスがコーヒー生豆(102)に付着することがなくなるので、コーヒー生豆(102)の香味を良くすることができる。
また、焙煎装置本体に煙筒を配設する必要がないので、豆コーヒー焙煎機(101)を小型化することができる。
さらに、コーヒー生豆(102)の焙煎に伴って発生する焙煎ガスが燃焼装置(31)において再燃焼させられることによって、消滅させられるので、コーヒー生豆(102)の香味を一層良くすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機の斜視図、図2は本発明の実施の形態における焙煎槽ユニットの斜視図、図3は本発明の実施の形態における焙煎槽ユニットの部分断面図、図4は本発明の実施の形態におけるセラミックドームの断面図、図5は本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機の部分断面図、図6は本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機に冷却器が取り付けられた状態を示す斜視図である。
図において、101は豆コーヒー焙煎機であり、該豆コーヒー焙煎機101は、フレームfr1、該フレームfr1上に配設されたオーブン30、該オーブン30内に配設され、半円筒状の形状を有するセラミックドーム32、該セラミックドーム32内の一方の側部に配設された燃焼装置31、及び焙煎槽ユニットu1を有する。
該焙煎槽ユニットu1は、セラミックドーム32外の他方の側(燃焼装置31と対向する側)においてフレームfr1に取り付けられたヒンジ21、該ヒンジ21によって揺動自在に支持され、所定の方向、本実施の形態においては、水平方向に揺動自在に配設された回転アーム20、該回転アーム20の先端に配設された回転ジョイント22、該回転ジョイント22によって揺動自在に配設されたスライダ24、該スライダ24内に挿入され、該スライダ24に対して、進退自在(摺動自在)に、かつ、回転自在に配設された回転ロッド15、該回転ロッド15の一端に配設された駆動部としてのモータ17、及び前記回転ロッド15の他端(スライダ24を挟んでモータ17と反対側)に配設された焙煎槽10を備える。
前記ヒンジ21を中心にして前記回転アーム20を回動させ、スライダ24を移動させることによって、出入口34を介して焙煎槽10をセラミックドーム32に対して挿脱させ、焙煎槽10をセラミックドーム32内に進入させたり、セラミックドーム32内から取り出したりすることができる。そして、セラミックドーム32内で燃焼装置31から所定の間隔だけ離隔された箇所に焙煎槽10を位置させ、この状態で、垂直方向に延びる平面上で回転ジョイント22を中心にしてスライダ24を垂直方向に揺動(シーソー運動)させると、前記焙煎槽10は、燃焼装置31と対向した状態で、上下方向に移動させられる。また、前記回転ロッド15を、スライダ24内において移動させ、かつ、モータ17を駆動するのに伴って回転させると、焙煎槽10を、燃焼装置31と対向した状態で、水平方向に延びる平面上で水平方向(左右方向)に移動させたり、回転させたりすることができる。
次に、前記構成の焙煎槽ユニットu1について詳細に説明する。
まず、図2及び3に示されるように、前記焙煎槽10は円筒状の形状を有し、焙煎槽10の一方の端部に、コーヒー生豆102を出し入れするための開口としての投入口13、及び該投入口13を開閉するための蓋体12が配設され、他方の端部に回転ロッド15が配設される。また、前記焙煎槽10の外周面にはコーヒー生豆102より小さい径を有する多数の通孔11が形成される。
前記回転ロッド15は、スライダ24を貫通して延在させられ、一方の端部において焙煎槽10に取り付けられ、他方の端部にモータ17が取り付けられる。
該モータ17は制御部17bを備え、該制御部17bは、モータ17の回転速度、作動時間等を制御するとともに、アラーム機能を有する。
前記スライダ24は、軸受等の支持部材を備え、内部に回転ロッド15を貫通させた状態で前記支持部材によって回転自在に支持される。
前記回転ジョイント22は、互いに相対的に回転する第1、第2の部材を備え、第1の部材がスライダ24に取り付けられ、第2の部材が回転アーム20に取り付けられる。第1、第2の部材のうちの一方の部材が他方の部材を回転自在に支持するために、軸受等が配設される。そして、前記回転アーム20はヒンジ21によって揺動自在に支持され、接続される。該ヒンジ21は、前記オーブン30の出入口34の側部において、ブラケットBr1を介してフレームfr1に取り付けられ、回転アーム20を水平方向において揺動自在に支持する。
図1及び5に示されるように、オーブン30は、前面に出入口34を備え、該出入口34の後方にセラミックドーム32が取り付けられる。そして、セラミックドーム32内の温度を調節するために温度調節装置33が配設される。
前記セラミックドーム32は、前述されたように半円筒状の形状を有し、壁体の厚さは一定にされる。そして、セラミックドーム32内の一方の側部に燃焼装置31が配設され、該燃焼装置31は、燃料としてのガスを燃焼させることによって発生させられる燃焼ガスの熱でセラミックドーム32を加熱するとともに、コーヒー生豆102が焙煎されるときに発生する焙煎ガスを燃焼させる。
また、前記セラミックドーム32は、セラミック材によって形成され、陶器を焼く窯のような機能を有する。したがって、セラミックドーム32が加熱されて所定の温度に達すると、受け入れた熱エネルギーを遠赤外線の輻射熱として放出する。遠赤外線の輻射熱は、物質によく吸収されるので、例えば、このようなセラミックドーム32内で食物を焼くと、食物の表面の部分だけでなく、内部にも均一に熱が伝わり、食物の風味が良くなる。
すなわち、セラミックドーム32内に焙煎槽10をセットし、燃焼装置31を作動させると、図4に示されるように、燃焼ガスがセラミックドーム32内を旋回し、セラミックドーム32が加熱されて所定の温度に達すると、遠赤外線の輻射熱が放出される。
特に、半円筒状の形状を有するセラミックドーム32内において、燃焼装置31が一方の側部に配設されているので、燃焼装置31の真上に熱い空気が発生し、該空気は、対流現象によって反対側の冷たい空気と交換され、循環することになる。したがって、焙煎槽10をセラミックドーム32内の中央に位置させて回転させると、セラミックドーム32の内壁の全面から放出される遠赤外線の輻射熱、及びセラミックドーム32内を循環する前記空気による対流熱によってコーヒー生豆102を万遍なく焙煎することができる。この場合、前述されたように、遠赤外線の輻射熱は、物質によく吸収されるので、セラミックドーム32内でコーヒー生豆102を焙煎すると、コーヒー生豆102の表面の部分だけでなく、内部にも均一に熱が伝わり、コーヒー生豆102の香味が良くなる。
次に、前記コーヒー生豆102の焙煎方法、及び該焙煎方法を用いた豆コーヒー焙煎機101の使用例について説明する。
まず、燃焼装置31を点火し、ガスを燃焼させると、燃焼ガスが発生し、該燃焼ガスによってセラミックドーム32が加熱(予熱)され、オーブン30内の温度が所定の値、本実施の形態においては、200〔℃〕以上、かつ、220〔℃〕以下の範囲に保たれるように温度調節装置33によって調節される。
セラミックドーム32が加熱されると、操作者は、蓋体12を開き、コーヒー生豆102を焙煎槽10内に一定量投入した後、蓋体12を閉じ、回転ロッド15が水平になるようにスライダ24を回動させ、続いて、回転アーム20を水平方向に回転させて焙煎槽10をセラミックドーム32の出入口34側へ向けて移動させ、スライダ24に挿入された回転ロッド15をセラミックドーム32内部に押し込んで、焙煎槽10をセラミックドーム32の内部の中央に位置させる。
そして、制御部17bによって、モータ17を所定の回転速度で、所定時間駆動し、焙煎槽10を回転させる。焙煎槽10内のコーヒー生豆102は、セラミックドーム32内を循環する熱い空気による対流熱、及びセラミックドーム32から放出される遠赤外線の輻射熱によって加熱され、表面及び内部が万遍なく焙煎される。
この焙煎過程で、コーヒー生豆102の豆殻が加熱されて焙煎ガスが発生するが、該焙煎ガスは、燃焼装置31によって燃焼させられる。
なお、モータ17を駆動し、焙煎槽10を回転させようとすると、反力が回転ロッド15を介してモータ17に伝達され、モータ17を回転させようとするが、本実施の形態においては、モータ17及び制御部17bの重量をg1とし、焙煎槽10及びコーヒー生豆102の重量をg2としたとき、
g1>g2
にされるので、モータ17及び制御部17bの慣性によって、モータ17及び制御部17bが回転させられることはない。この場合、焙煎槽10をセラミックドーム32内の中央部に位置させたときの、回転ジョイント22からモータ17までの距離をm1とし、回転ジョイント22から焙煎槽10までの距離をm2としたとき、
m1<m2
にされ、かつ、距離m1に対する距離m2の比γ1
γ1=m2/m1
が、重量g1に対する重量g2の比γ2の逆数にされ、
γ1=1/γ2
にされる。したがって、回転ロッド15及びスライダ24を水平に維持することができる。
なお、モータ17を駆動する場合、焙煎槽10をセラミックドーム32内にセットしたときに、モータ17が回転しないように、モータ17を、例えば、フレームfr1に固定することができる。
このように、本実施の形態においては、熱風、炎等を用いることなく、遠赤外線の輻射熱によって焙煎が行われるので、コーヒー生豆102の表面及び内部を万遍なく焙煎することができる。また、焙煎ガスは、燃焼装置31において燃焼させられるので、コーヒー生豆102に焙煎ガスが付着するのを防止することができる。したがって、豆の香味を良くすることができる。
なお、前記豆コーヒー焙煎機101において焙煎された豆は高温の状態に置かれ、セラミックドーム32から取り出しても高温状態が維持される。したがって、コーヒー生豆102の焙煎が継続されるので、焙煎効果を一層高くすることができる。
ところで、高温状態が維持された豆を短時間で冷却することによって、豆の香味を良くすることができる。
そこで、本実施の形態においては、図6に示されるように、オーブン30の上部に、排ガスを集めて排出するための上部フード41が配設され、焙煎槽10内のコーヒー生豆102が外気の流れによって速やかに冷却されるように焙煎槽10をセラミックドーム32から取り出し、回転アーム20を水平方向に回転させ、続いて、スライダ24を垂直に立てて焙煎槽10を上側に起こして移動させる。
このように立てられた焙煎槽10内のコーヒー生豆102を冷却することができるように、冷却器40がオーブン30及び上部フード41に隣接させて配設され、ブラケットBr2を介して上部フード41に固定される。前記冷却器40は、焙煎槽10用のフード42、該フード42の上端に取り付けられた冷却ファン44、及び該冷却ファン44と上部フード41内とを連結する煙筒43を備え、焙煎槽10内の空気を吸い込んで、上部フード41内に排出する。なお、前記上部フード41を配設するかどうかは、任意であり、上部フード41は豆コーヒー焙煎機101において燃焼し切れなかった不完全な燃焼ガスを外部に排出させるために配設される。
また、前記フード42は、筒状の形状を有し、下端に、下方に向けて形成された開口を有する大径部42a、該大径部42aより上方に、上方になるほど径が小さくなるように形成されたテーパ部42b、及び該テーパ部42bより上方に、所定の距離だけ上方に向けて延在させられる小径部42cを備える。
前記構成の冷却器40において、冷却ファン44を作動させると、フード42を介して冷却ファン44が焙煎槽10内の空気を吸い込み、各通孔11を介して焙煎槽10内に流れ込んだ空気が、コーヒー生豆102の熱を奪いながら上昇させられるので、高温状態のコーヒー生豆102を短時間で冷却することができる。したがって、豆の香味を良くすることができる。
冷却器40の煙筒43を介して排出される空気は、上部フード41を介して室外に排出されるが、高温であるだけであり、人体に有害な成分や臭い等が含まれていないので、室内に排出することができる。
このように、本実施の形態においては、セラミックドーム32から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽10内に収容されたコーヒー生豆102が焙煎されるので、熱風、炎等を用いることなく、コーヒー生豆102の表面及び内部を万遍なく焙煎することができる。したがって、コーヒー生豆102の豆殻が焦げることがなく、臭いの強い焙煎ガスがコーヒー生豆102に付着することがなくなるので、コーヒー生豆102の香味を良くすることができる。
また、焙煎装置本体に煙筒を配設する必要がないので、豆コーヒー焙煎機101を小型化することができる。
さらに、コーヒー生豆102の焙煎に伴って発生する焙煎ガスを燃焼装置31において再燃焼させられることによって、消滅させられるので、コーヒー生豆102の香味を一層良くすることができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機の斜視図である。 本発明の実施の形態における焙煎槽ユニットの斜視図である。 本発明の実施の形態における焙煎槽ユニットの部分断面図である。 本発明の実施の形態におけるセラミックドームの断面図である。 本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機の部分断面図である。 本発明の実施の形態における豆コーヒー焙煎機に冷却器が取り付けられた状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 焙煎槽
11 通孔
12 蓋体
13 投入口
15 回転ロッド
17 モータ
17b 制御部
20 回転アーム
21 ヒンジ
22 回転ジョイント
24 スライダ
30 オーブン
31 燃焼装置
32 セラミックドーム
33 温度調節装置
34 出入口
40 冷却器
41 上部フード
42 フード
43 煙筒
44 冷却ファン
101 焙煎機
102 コーヒー生豆

Claims (3)

  1. (a)セラミックドーム(32)内の燃焼装置(31)の燃料を燃焼させることによってセラミックドーム(32)を加熱し、
    (b)該セラミックドーム(32)から放出される遠赤外線の輻射熱、及び加熱された空気の対流熱によって、焙煎槽(10)内に収められたコーヒー生豆(102)を焙煎し、
    (c)焙煎に伴って発生する焙煎ガスを前記燃焼装置(31)において再燃焼させることによって消滅させることを特徴とする豆コーヒーの焙煎方法。
  2. (a)オーブン(30)内に配設され、一定の厚さの半円筒状の壁体を有するセラミックドーム(32)と、
    (b)該セラミックドーム(32)内の一方の側部に配設された燃焼装置(31)と、
    (c)前記オーブン(30)の所定の箇所に配設されたヒンジ(21)によって水平方向に揺動自在に配設された回転アーム(20)と、
    (d)該回転アーム(20)の先端に、揺動自在に配設されたスライダ(24)と、
    (e)該スライダ(24)内において、進退自在に、かつ、回転自在に配設された回転ロッド(15)と、
    (f)該回転ロッド(15)の一端に配設されたモータ(17)と、
    (g)前記回転ロッド(15)の他端に配設され、前記回転アーム(20)の回動に伴って、セラミックドーム(32)に対して挿脱させられ、前記モータ(17)の駆動に伴って回転させられ、コーヒー生豆(102)を収容する焙煎槽(10)とを有するとともに、
    (h)前記コーヒー生豆(102)の焙煎に伴って発生する焙煎ガスを、前記燃焼装置(31)において再燃焼させることによって消滅させることを特徴とする豆コーヒー焙煎機。
  3. (a)オーブン(30)に隣接させて配設された冷却器(40)を有するとともに、
    (b)該冷却器(40)は、焙煎後に回転アーム(20)の回動に伴ってセラミックドーム(32)外に移動させた焙煎槽(10)内の高温の空気を吸い込んで、焙煎槽(10)内のコーヒー生豆(102)を冷却するためのフード(42)及び冷却ファン(44)、並びに吸い込んだ空気を排出する煙筒(43)を有する請求項2に記載の豆コーヒー焙煎機。
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