JP2005222319A - 警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラム - Google Patents

警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連動元の異常に対して連動先の利用者が早急な対応を採ることを課題とする。
【解決手段】各警報器10は、監視領域で発生した火災やガスを検出して警報を行うだけでなく、他の警報器10に対して警報信号を送信する。また、各警報器10は、複数の他の警報器10を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器10から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声メッセージを対応付けて記憶する。そして、他の警報器10からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、「1階台所で火災プリ警報が作動しました」、「1階居間で火災プリ警報が作動しました」、「1階が火事です火事です」など、受信アドレスに対応する音声メッセージを読み出して出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラムに関する。
従来より、オフィスや一般住宅などの監視領域では、火災警報器やガス漏れ警報器、火災ガス漏れ警報器など、火災やガス漏れなどの異常を検出して警報を行う警報器が広く利用されている。例えば、特許文献1(特開平10−124769号公報)には、箱形の筐体で形成され、オフィスや一般住宅などの天井面や壁面に取付けて使用される感知器(警報器)が開示されている。
さらに、かかる警報器を他の監視領域に設置された他の警報器と配線接続し、他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器もある。つまり、例を挙げれば、一般住宅の台所、居間および寝室にそれぞれ警報器を設置して配線接続した警報システムにおいて、台所の警報器が火災を検出すると、自ら警報灯および警報音(「ピーピー」というブザー音)を発するだけでなく、居間および寝室の警報器に警報信号を送信し、かかる警報信号を受信した居間および寝室の警報器でも、同様に警報音を発するというものである。
特開平10−124769号公報
ところで、上記した従来の技術は、連動元で検出された異常に対する利用者の対応が遅れてしまうという問題点があった。すなわち、例を挙げて説明すると、寝室の警報器は、台所の警報器から警報信号を受信した場合も、居間の警報器から警報信号を受信した場合も、両者を区別することなく、同様の警報音を発するに過ぎないので、寝室に居る利用者はいずれの警報器が連動元として発報したのかを把握することができなかった。このため、連動先で連動警報が行われたとしても、連動先に居る利用者はいずれの警報器が連動元であるかを把握できず、連動元の異常に対して早急な対応を採ることもできなかった。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、連動先に居る利用者においていずれの警報器が連動元として発報したのかを把握することができ、連動元の異常に対して早急な対応を採ることが可能な警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器であって、前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記メッセージ記憶手段は、前記他の警報器が設置されている監視領域を特定するための場所情報を含んだ音声および/または表示メッセージを記憶し、前記連動警報処理手段は、前記場所情報を含んだ音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記警報器は、複数の異常のなかでいずれの種類の異常が検出されたかを示す異常種別および前記アドレスを含んだ警報信号を送信するものであって、前記メッセージ記憶手段は、前記アドレスおよび異常種別の組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、前記連動警報処理手段は、他の警報器からアドレスおよび異常種別を含んだ警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスおよび異常種別に対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記警報器は、複数の警報出力のなかでいずれのレベルの警報が行われたかを示す警報出力および前記アドレスを含んだ警報信号を送信するものであって、前記メッセージ記憶手段は、前記アドレスおよび警報出力の組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、前記連動警報処理手段は、他の警報器からアドレスおよび警報出力を含んだ警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスおよび警報出力に対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、他の警報器から警報出力を含んだ警報信号を受信した場合に、当該受信した警報出力に応じて自らの警報閾値を変更して検出処理および警報処理を実行するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、上記の発明において、前記メッセージ記憶手段は、複数のアドレスの組合せごとに、当該組合せを構成する複数の他の警報器から警報信号をともに受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、前記連動警報処理手段は、複数の他の警報器からアドレス付きの警報信号をともに受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスの組合せに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明は、上記の発明において、前記警報器は、音声および/または表示警報停止に係る指令信号を他の警報器に送信するものであって、前記連動警報処理手段は、他の警報器から音声および/または表示警報停止に係る指令信号を受信した場合には、前記音声および/または表示メッセージの出力を停止することを特徴とする。
また、請求項8に係る発明は、上記の発明において、前記連動警報処理手段は、他の警報器から音声および/または表示警報停止に係る指令信号を受信した場合でも、自己の監視領域で異常を検出している場合には、前記音声および/または表示メッセージの出力を継続することを特徴とする。
また、請求項9に係る発明は、上記の発明において、前記警報器は、点検異常に係る異常信号を他の警報器に送信するものであって、前記連動警報処理手段は、他の警報器から点検異常に係る異常信号を受信した場合には、当該他の警報器で点検異常が発生した旨を示す音声および/または表示メッセージを出力することを特徴とする。
また、請求項10に係る発明は、監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器の制御方法であって、前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けてメッセージ記憶手段に格納するメッセージ格納工程と、前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項11に係る発明は、監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器の制御方法をコンピュータとしての警報器に実行させる制御プログラムであって、前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けてメッセージ記憶手段に格納するメッセージ格納手順と、前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、10または11の発明によれば、他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う場合に、いずれの警報器から警報信号を受信したかを判別して異なる音声メッセージの連動警報を行うので、連動先に居る利用者はいずれの警報器が連動元として発報したのかを把握することができ、連動元の異常に対して早急な対応を採ることが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、例えば、1階台所に設置された警報器が連動元である場合には「1階台所で警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階居間に設置された警報器が連動元である場合には「1階居間で警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力するので、連動先に居る利用者はどこの警報器が連動元として発報したのかを容易に把握することが可能になる。
また、請求項3の発明によれば、例えば、1階台所の警報器がガスを検出してガス警報を行った場合には「1階台所でガス警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階居間の警報器が火災を検出して火災警報を行った場合には「1階居間で火災警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力するので、連動先に居る利用者はどこの警報器がいかなる異常を検出して発報したのかを容易に把握することが可能になる。
また、請求項4の発明によれば、例えば、1階台所の警報器がプリ警報レベルの火災を検出して火災プリ警報を行った場合には「1階台所で火災プリ警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階台所の警報器が本警報レベルの火災を検出して火災本警報を行った場合には「1階台所で火災本警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力するので、連動先に居る利用者はどこの警報器がいかなるレベルで発報したのかを容易に把握することが可能になる。
また、請求項5の発明によれば、例えば、他の警報器から火災本警報の警報信号を受信している状況で、自らもプリ警報レベルの火災を検出したような場合(このような場合には、本警報レベルの火災も直に検出される可能性が高いと考えられる。)には、火災プリ警報ではなく火災本警報を行うので、連動先の利用者は異常に対してフェールセーフな対応を採ることが可能になる。
また、請求項6の発明によれば、例えば、1階台所の警報器から火災の警報信号を受信するとともに、1階居間の警報器からも火災の警報信号を受信したような場合(このような場合には、それぞれの連動元の状況を確認するまでもなく、1階全体が火災である可能性が高いと考えられる。)には、「1階が火事です」といった音声メッセージを連動先で出力するので、連動先に居る利用者は複数の連動元の状況を総合的に把握することが可能になる。さらに、かかる音声メッセージによって、例えば、連動元の状況を確認することなく直ぐに避難行動を行うなど、連動先に居る利用者は連動元の異常に対して一層適切な対応を採ることも可能になる。
また、請求項7の発明によれば、連動警報によって複数の警報器がそれぞれ警報を出力している場合でも、いずれかの警報器で利用者が警報停止に係る操作を行えば、全ての警報器の警報が停止するので、利用者は警報器それぞれに対して警報停止に係る操作を行う必要がなくなり、全ての警報器の警報を簡易に停止することが可能になる。
また、請求項8の発明によれば、誤って警報停止の操作を行った場合でも、自己の監視領域で異常が検出されれば、少なくとも当該監視領域では警報が継続されるので、より安全を確保することが可能になる。
また、請求項9の発明によれば、例えば、火災検出部のセンサの汚れ点検で異常が発見されたような場合にも、他の警報器に対して異常信号を送信することで、連動先の警報器でも点検異常の音声メッセージを出力するので、連動先に居る利用者は連動元の警報器で発生した点検異常も把握することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る警報器を用いた警報システムを実施例として、本実施例に係る警報システムの概要および特徴を説明した後に、警報器の構成(外観構成、内部構成)、本実施例の警報システムによる処理(検出警報処理、警報停止処理)を説明し、最後に本実施例に対する種々の変形例を説明する。
[1:警報システムの概要および特徴]
まず最初に、図1を用いて、本実施例に係る警報システムの概要および特徴を説明する。図1は、本実施例に係る警報システムの全体構成を示すシステム構成図である。
本実施例に係る警報システムは、図1に例示するように、一般住宅の台所や寝室、居間のほか、オフィスの一室などの比較的に小さな監視領域にそれぞれ設置された警報器10を、連動用リード線9によって相互に通信可能に接続して構成される。そして、かかる警報システムにおいて、各警報器10は、概略的には、監視領域で発生した火災やガスを検出して自ら警報を行うだけでなく、他の警報器10に対して警報信号を送信するとともに、他の警報器10から警報信号を受信して連動警報を行うものである。
つまり、図1に例示するような、一般住宅の1F台所(アドレスA)、1F居間(アドレスB)および2F寝室(アドレスC、アドレスD)にそれぞれ警報器10を設置して配線接続した警報システムを例にすれば、例えば、1F台所の警報器10が火災を検出すると、自ら警報灯および警報音を発するだけでなく、1F居間および2F寝室の警報器10に警報信号を送信し、かかる警報信号を受信した居間および寝室の各警報器10(アドレスB、CおよびDの各警報器10)でも、同様に警報音を発する。
そして、かかる概要の警報システムにおいては、以下に簡単に列挙するように、連動先に居る利用者が連動元の異常に対して早急な対応を採ることができるようにしている点に主たる特徴がある。なお、本実施例では、警報信号を発信する警報器10がある監視領域(上記の例では、1F台所)を「連動元」と呼び、警報信号を受信して連動警報を行う警報器10がある監視領域(上記の例では、1F居間および2F寝室)を「連動先」と呼ぶことにする。
すなわち、本実施例では、各警報器10は、複数の他の警報器10を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器10から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声メッセージを対応付けて記憶する。そして、他の警報器10からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、当該アドレスに対応する音声メッセージを読み出して出力する。
具体的に例を挙げれば、1階台所に設置された警報器10が連動元である場合には「1階台所で警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階居間に設置された警報器10が連動元である場合には「1階居間で警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力する。これによって、連動先に居る利用者はどこの警報器10が連動元として発報したのかを容易に把握することができ、連動元の異常に対して早急な対応を採ることが可能になる。
また、本実施例では、各警報器10は、火災またはガスのなかでいずれの異常が検出されたかを示す異常種別をも含んだ警報信号を他の警報器10に送信する。そして、各警報器10では、アドレスおよび異常種別の組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声メッセージを対応付けて記憶し、他の警報器10からアドレスおよび異常種別を含んだ警報信号を受信した場合に、当該アドレスおよび異常種別に対応する音声メッセージを読み出して出力する。
具体的に例を挙げれば、1階台所の警報器10がガスを検出してガス警報を行った場合には「1階台所でガス警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階居間の警報器10が火災を検出して火災警報を行った場合には「1階居間で火災警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力する。これによって、連動先に居る利用者はどこの警報器10がいかなる異常を検出して発報したのかを容易に把握することが可能になる。
さらに、本実施例では、各警報器10は、プリ警報レベルまたは本警報レベルのなかでいずれのレベルの警報が行われたかを示す警報レベルをも含んだ警報信号を他の警報器10に送信する。そして、各警報器10では、アドレスおよび警報レベルの組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声メッセージを対応付けて記憶し、他の警報器からアドレスおよび警報レベルを含んだ警報信号を受信した場合に、当該アドレスおよび警報レベルに対応する音声メッセージを読み出して出力する。
具体的に例を挙げれば、1階台所の警報器10がプリ警報レベルの火災を検出して火災プリ警報を行った場合には「1階台所で火災プリ警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力し、また、1階台所の警報器10が本警報レベルの火災を検出して火災本警報を行った場合には「1階台所で火災本警報が作動しました」といった音声メッセージを連動先で出力する。これによって、連動先に居る利用者はどこの警報器がいかなるレベルで発報したのかを容易に把握することが可能になる。
また、本実施例では、各警報器10は、他の警報器10に係る複数のアドレスの組合せごとに、当該組合せを構成する複数の他の警報器10から警報信号をともに受信した際に連動警報として出力する音声メッセージを対応付けて記憶する。そして、複数の他の警報器10からアドレス付きの警報信号をともに受信した場合に、当該アドレスの組合せに対応する音声メッセージを読み出して出力する。
具体的に例を挙げれば、1階台所の警報器10から火災の警報信号を受信するとともに、1階居間の警報器10からも火災の警報信号を受信したような場合(このような場合には、それぞれの連動元の状況を確認するまでもなく、1階全体が火災である可能性が高いと考えられる。)には、「1階が火事です」といった音声メッセージを連動先で出力する。これによって、連動先に居る利用者は複数の連動元の状況を総合的に把握することが可能になる。さらに、かかる音声メッセージによって、例えば、連動元の状況を確認することなく直ぐに避難行動を行うなど、連動先に居る利用者は連動元の異常に対して一層適切な対応を採ることも可能になる。
[2:警報器の構成]
次に、図2、図3および図4を用いて、図1に示した警報器10の構成を説明する。図2は、かかる警報器10の正面の外観構成を示す外観図であり、図3は、かかる警報器10の側面の外観構成を示す外観図であり、図4は、かかる警報器10の内部構成を示すブロック図である。
この警報器10の外観は、図2および図3に例示するように、表カバー1および裏カバー2からなる筐体として形成され、その上部(裏カバー2の上面)には、壁掛け用の取付穴4を備えた係止部3が一体的に形成されている。そして、監視領域の壁面に取り付けたビス5に対して、係止部3の取付穴4を嵌め入れることで警報器10が設置される。
また、表カバー1の上部には、皿状に突出した火災検出部(チャンバー収容部)11が形成され、火災検出部11の周囲には、複数の煙流入口が設けられている。さらに、表カバーの上部角には、ガス(CO)を検出するためのガス検出部12が設けられている。また、表カバー1の下部には、火災警報またはガス警報を出力するための火災警報ランプ6、ガス警報ランプ7およびスピーカ8が形成されている。
そして、警報器10本体の下部には、警報点検や警報停止に使用する点検スイッチ13が形成され、さらに、警報器10の内部からは、他の警報器10との間で警報信号などを送受信するための連動用リード線9が引き出されている。なお、警報器10は、電池を動力源として内蔵したものだけでなく、いわゆるAC電源から電源供給を受けるようにしたものでもよく、後者の場合には、電源ラインから給電を受けるための差し込みプラグが筐体の底面から引き出されて構成される。
このような外観を備える警報器10の内部は、図4に例示するように、火災検出部11と、ガス検出部12と、点検スイッチ13と、表示出力部14と、音声出力部15と、連動送受信部16と、記憶部17と、制御部(CPU)20とを備えて構成される。なお、記憶部17は特許請求の範囲に記載の「メッセージ記憶手段」に対応し、制御部20は同じく「連動警報処理手段」および「制御手段」に対応する。
このうち、火災検出部11は、監視領域における火災の発生を検出する処理部である。具体的には、赤外線LEDおよびフォトダイオードを用いて火災時に発生する煙の濃度を検出し、その数値からなる検出信号を制御部20に出力する。なお、煙濃度の感知手法は、必ずしも光電式感知に限定されるものではなく、いわゆるイオン化式感知などの他手法を任意に採用してもよい。
ガス検出部12は、監視領域におけるCOガスの発生を検出する処理部である。具体的には、ガス検出素子によってガスを検出すると、その数値からなる検出信号を制御部20に出力する。
点検スイッチ13は、警報点検や警報停止を受け付ける手段である。具体的には、監視時に点検スイッチ13が引かれると、制御部20は火災警報ランプ6、ガス警報ランプ7およびスピーカ8から点検用の警報を出力し、また、警報出力時に点検スイッチ13が引かれると、制御部20はスピーカ8からの音声警報の出力を停止するように制御するとともに、他の警報器10に対して警報停止命令(信号)を送信する。
火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7は、表示出力部14の制御に基づいて点灯または点滅することによって、警報器10による異常検出状態を周囲に報知する赤色LEDなどの表示灯手段である。そして、表示出力部14は、制御部20からの指示に応じて、火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7を点灯または点滅させる処理部である。なお、表示出力部14の具体的な処理内容については、制御部20の処理内容として後述する。
スピーカ8は、音声出力部15の制御に基づいて音声メッセージやブザー音を監視領域に出力することによって、警報器10による異常検出状態や連動状態を周囲に報知する手段である。そして、音声出力部15は、制御部20からの指示に応じて、火災検出時やガス検出時、さらには、他の警報器10から警報信号を受信した時などにスピーカ8を介して音声メッセーやブザー音を出力する処理部である。なお、音声出力部15の具体的な処理内容についても、制御部20の処理内容として後述する。
連動用リード線9は、当該警報器10と他の警報器10とを通信可能に接続するための接続手段である。そして、連動送受信部16は、制御部20からの指示に応じて、連動用リード線9を介して他の警報器10に警報信号や警報停止信号を送信する一方、他の警報器10から警報信号や警報停止信号を受信する処理部である。なお、かかる警報信号は、警報信号の発信元(連動元)である警報器10の「アドレス」、火災またはガスのなかでいずれの種類の異常が検出されたかを示す「異常種別」、並びに、プリ警報レベルまたは本警報レベルのなかでいずれのレベルの警報が行われたかを示す「警報レベル」を含んで構成される。
記憶部17は、制御部20による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図5、図6、図7および図8に例示するように、検出処理用テーブル17aと、警報処理用テーブル17bと、連動処理用テーブル17cとを備える。
このうち、検出処理用テーブル17aは、制御部20による検出処理に用いる情報を記憶する手段である。具体的には、図5に例示するように、火災およびガスという複数の異常種別、並びに、プリ警報レベルおよび本警報レベルという複数の警報レベルに区分けして、各警報レベルの異常発生判断に用いる閾値(しきい値)を記憶して構成される。
また、警報処理用テーブル17bは、制御部20による警報処理に用いる情報を記憶する手段である。具体的には、図6に例示するように、火災およびガスという複数の異常種別、並びに、プリ警報レベルおよび本警報レベル(さらには、連動時のプリ警報レベル)という複数の警報レベルに区分けして、各警報レベルの異常発生に際して実行する警報処理内容を記憶して構成される。なお、同図において、「単一検知」とは火災またはガスのいずれか一方が検知される場合の条件を規定し、「複合検知」とは火災およびガスの両方が検知される場合の条件を規定したものである。
さらに、連動処理用テーブル17cは、制御部20による連動処理(他の警報器10から警報信号を受信した場合の処理)に用いる情報を記憶する手段である。具体的には、図7および図8に例示するように、他の警報器10のアドレス、火災およびガスという複数の異常種別、並びに、プリ警報レベルおよび本警報レベルという複数の警報レベルに区分けして、各アドレス、異常種別および警報レベルに該当する警報信号を受信した際に出力する音声メッセージを記憶して構成される。
なお、図8に例示する連動処理用テーブル17cは、複数の他の警報器10から同時期に警報信号を受信した際に出力する音声メッセージを規定したものであり、複数の他の警報器10から同時期に警報信号を受信した場合には、この連動処理用テーブル17cが図7に例示した連動処理用テーブル17cに優先して参照(条件判定)対象になる。
図4に戻って、制御部20は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、検出処理部20aと、警報処理部20bと、連動処理部20cとを備える。なお、連動処理部20cは特許請求の範囲に記載の「連動警報処理手段」に対応する。
このうち、検出処理部20aは、火災検出部11およびガス検出部12から入力された検出信号(煙濃度やガス濃度)に基づいて火災発生およびガス発生の有無を判断する処理部である。具体的には、火災検出部11またはガス検出部12から検出値が入力された場合に、これを検出処理用テーブル17aに記憶された閾値と比較し、プリ警報レベルの閾値を超えていれば、警報処理部20bおよび連動処理部20cにプリ警報信号(火災またはガスのプリ警報信号)を出力し、本警報レベルの閾値を超えていれば、警報処理部20bおよび連動処理部20cにプリ警報信号(火災またはガスの本警報信号)を出力する。
より詳細には、図5に例示するように、火災検出部11から検出信号(煙濃度)が入力される場合には、先ずは、周囲の煙濃度が5(%/m)以上に達したか否かを判定し、これを超えた後は、周囲の煙濃度が10(%/m)以上に達したか否かを判定する。また、ガス検出部12から検出信号(ガス濃度)が入力される場合には、先ずは、周囲のガス濃度が150(ppm)以上に達したか否かを判定し、これを超えた後は、周囲のガス濃度が300(ppm)以上に達したか否かを判定する。
なお、検出処理部20aは、監視時に点検スイッチ13がひかれると、試験信号(火災検出部11やガス検出部12の検出信号に類似した信号)を生成し、この試験信号に基づいて火災発生やガス発生の有無を擬似的に判断し、火災またはガスが発生したと判断した場合には、正常に作動し得ることを示す意味で警報信号を警報処理部20bに出力する。そして、かかる警報信号が入力された警報処理部20bでは、火災警報ランプ6、ガス警報ランプ7およびスピーカ8から点検用の警報を出力する。
警報処理部20bは、検出処理部20aからの警報信号に基づいて火災発生やガス発生の警報を行う処理部である。具体的には、検出処理部20aから警報信号(火災プリ警報信号、COプリ警報信号、火災本警報信号またはCO本警報信号)が入力された場合に、警報処理用テーブル17bに記憶された警報処理内容を実行するように、表示出力部14および音声出力部15を制御することで、所定の音声メッセージやブザー音をスピーカ8から出力するとともに、火災警報ランプ6やガス警報ランプ7を点灯または点滅させる。
より詳細には、警報処理部20bは、図6に例示するように、検出処理部20aから火災プリ警報信号のみが入力されている場合には、火災警報ランプ6を点滅させるとともに、「プープー 火の元を確認して下さい」という音声メッセージ付きの警報音を65dbでスピーカ8から出力する。また、検出処理部20aから火災本警報信号のみが入力されている場合には、火災警報ランプ6を点灯させるとともに、「ピーピー 火災警報器が作動しました 確認して下さい」という音声メッセージ付きの警報音を80dbでスピーカ8から出力する。
さらに、他の警報器10から警報信号を受信している状況で、検出処理部20aから火災プリ警報信号が入力されている場合にも、本警報を待つことなしに、火災警報ランプ6を点灯させ、「ピーピー 火災警報器が作動しました 確認して下さい(80db)」という音声メッセージ付きの警報音をスピーカ8から出力する。つまり、このような場合には、本警報レベルの火災も直に検出される可能性が高いと考えられるので、本警報を待たずに同様の警報処理を行って、安全性確保(フェールセーフ)を図る趣旨である。
また、同図に例示するように、検出処理部20aからCOプリ警報信号のみが入力されている場合には、ガス警報ランプ7を点滅させるとともに、「プープー 空気が汚れています」という音声メッセージ付きの警報音を65dbでスピーカ8から出力する。また、検出処理部20aからCO本警報信号のみが入力されている場合には、ガス警報ランプ7を点灯させるとともに、「ピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です 窓を開けて換気して下さい」という音声メッセージ付きの警報音を80dbでスピーカ8から出力する。
さらに、他の警報器10から警報信号を受信している状況で、検出処理部20aからCOプリ警報信号が入力されている場合にも、本警報を待つことなしに、ガス警報ランプ7を点灯させ、「ピッポッピッポッ 空気が汚れて危険です 窓を開けて換気して下さい(80db)」という音声メッセージ付きの警報音をスピーカ8から出力する。つまり、上記した連動時の火災プリ警報と同様、このような場合にも、本警報レベルのガスも直に検出される可能性が高いと考えられるので、本警報を待たずに同様の警報処理を行って、安全性確保(フェールセーフ)を図る趣旨である。
また、同図に例示するように、検出処理部20aから火災プリ警報信号およびCOプリ警報信号が入力されている場合には、火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7を点灯させるとともに、「ピーピー 火事です火事です」という音声メッセージ付きの警報音を80dbでスピーカ8から出力する。つまり、火災プリ警報信号およびCOプリ警報信号が入力されているような場合には、火災発生の可能性が高いと考えられるので、火災本警報信号を待たずに火災発生の警報処理を行って、安全性確保(フェールセーフ)を図る趣旨である。
なお、警報処理部20bは、警報処理による警報出力が開始された後に、警報停止命令(点検スイッチ13の押下、または、他の警報器10からの警報停止信号の受信)を受け付けた場合には、警報処理のうち音声警報のみを停止させる。つまり、火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7の点灯または点滅は維持しつつ、スピーカ24から出力されていた音声メッセージ付きの警報音は停止させる。
連動処理部20cは、検出処理部20aからの警報信号に基づいて他の警報器10に対して警報信号を送信する処理部である。具体的には、検出処理部20aから警報信号(火災プリ警報信号、COプリ警報信号、火災本警報信号またはCO本警報信号)が入力された場合に、これに自己のアドレス(例えば、図1に例示したアドレスAなど)を付加することで、警報信号の発信元(連動元)を示す「アドレス」、火災またはガスを示す「異常種別」、並びに、プリ警報レベルまたは本警報レベルを示す「警報レベル」からなる警報信号を生成し、これを連動送受信部16から他の警報器10に送信する。
また、連動処理部20cは、連動送受信部16を介して他の警報器10から受信した警報信号に基づいて連動警報を行う処理部でもある。具体的には、連動送受信部16からアドレス付きの警報信号(火災プリ警報信号、COプリ警報信号、火災本警報信号またはCO本警報信号)が入力された場合に、音声出力部15を制御することで、連動処理用テーブル17cに記憶された対応する音声メッセージをスピーカ8から出力する。
より詳細には、図1に例示したアドレスC(2階寝室)の警報器10を例に挙げて説明すると、かかる警報器10の連動処理部20cは、図7に例示するように、アドレスAの火災プリ警報信号のみを受信している場合には、「1階台所で火災プリ警報が作動しました」という音声メッセージを65dbでスピーカ8から出力する。また、アドレスAの火災本警報信号のみを受信している場合には、「1階台所で火災本警報が作動しました 確認して下さい」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。
その一方、同図に例示するように、アドレスBの火災プリ警報信号のみを受信している場合には、「1階居間で火災プリ警報が作動しました」という音声メッセージを65dbでスピーカ8から出力し、また、アドレスBの火災本警報信号のみを受信している場合には、「1階居間で火災本警報が作動しました 確認して下さい」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。つまり、連動先に居る利用者において、どこの警報器10が連動元として発報したのかを容易に把握することを可能にする趣旨である。
また、同図に例示するように、アドレスAのCOプリ警報信号のみを受信している場合には、「1階台所でCOプリ警報が作動しました」という音声メッセージを65dbでスピーカ8から出力し、アドレスAのCO本警報信号のみを受信している場合には、「1階台所でCO本警報が作動しました 確認して下さい」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。つまり、連動先に居る利用者において、どこの警報器10がいかなる異常を検出して発報したのかを容易に把握することを可能にする趣旨である。
さらに、同図に例示するように、アドレスAの火災プリ警報信号およびCOプリ警報信号を同時期に受信している場合には、「1階台所で火事です火事です」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。つまり、同一アドレスの火災プリ警報信号およびCOプリ警報信号を受信している場合には、火災発生の可能性が高いと考えられるので、連動元の確認を促す音声メッセージではなく、火災発生を告知する音声メッセージを直ぐに出力することで、安全性確保(フェールセーフ)を図る趣旨である。
また、図8に例示するように、アドレスAの火災プリ警報信号またはCOプリ警報信号と、アドレスBの火災プリ警報信号またはCOプリ警報信号とを同時期に受信している場合には、「1階が火事です火事です」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。つまり、このような場合には、それぞれの連動元(アドレスAおよびアドレスBの監視領域)の状況を確認するまでもなく、1階全体が火災である可能性が高いと考えられるので、それぞれ連動元の確認を促す音声メッセージではなく、「1階が火事です」といった音声メッセージを出力することで、連動先に居る利用者において、複数の連動元の状況を総合的に把握することを可能にする趣旨である。
[3:検出警報処理]
次に、本実施例の警報システムによる検出警報処理を説明する。図9は、本実施例による検出警報処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図9では、アドレスAの警報器10が異常を検出し、アドレスB、CおよびDの警報器10に対して警報信号を送信する場合を例に挙げているが、アドレスB、CまたはDの警報器10が異常を検出する場合も同様の処理が実行される。また、同図では、警報信号を受信したアドレスB、CおよびDの警報器10のうち、特にアドレスCの警報器10の処理を例に挙げているが、アドレスBおよびDの警報器10においても同様の処理が実行される。
図9に例示するように、警報器A(アドレスAの警報器10)は、火災検出部11またはガス検出部12から検出値(煙濃度やガス濃度)が入力されると(ステップS901肯定)、検出値が検出処理用テーブル17aに記憶されている閾値濃度を超えたか否かを判定する(ステップS902)。
具体的には、図5に例示するように、火災検出部11から検出信号(煙濃度)が入力される場合には、先ずは、プリ警報レベルの煙濃度に達したか否かを判定し、これを超えた後は、本警報レベルの煙濃度に達したか否かを判定する。また、ガス検出部12から検出信号(ガス濃度)が入力される場合にも、先ずは、プリ警報レベルのガス濃度に達したか否かを判定し、これを超えた後は、本警報レベルのガス濃度に達したか否かを判定する。
そして、検出値がいずれの警報レベルの閾値も超えていなかった場合には(ステップS902否定)、警報器Aは、上記のステップS901の処理に戻って次の検出値の入力を待つ(ステップS901)。これとは反対に、検出値がいずれかの警報レベルの閾値を超えていた場合には(ステップS902肯定)、警報器Aは警報処理を実行する(ステップS903)。
具体的には、図6に例示するように、いかなる異常種別がいずれの警報レベルの閾値を超えたかに応じて、それぞれ対応する警報処理を行うが、例えば、火災についてのみプリ警報レベルの閾値を超えた場合には、火災警報ランプ6を点滅させるとともに、「プープー 火の元を確認して下さい」という音声メッセージ付きの警報音を65dbでスピーカ8から出力する。
また例を挙げれば、同図に例示するように、他の警報器10から警報信号を受信している状況で、火災についてのみプリ警報レベルの閾値を超えた場合には、火災警報ランプ6を点灯させ、「ピーピー 火災警報器が作動しました 確認して下さい(80db)」という音声メッセージ付きの警報音をスピーカ8から出力する。
さらに例を挙げれば、同図に例示するように、火災についてプリ警報レベルの閾値を超え、かつ、ガスについてもプリ警報レベルの閾値を超えた場合には、火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7を点灯させるとともに、「ピーピー 火事です火事です」という音声メッセージ付きの警報音を80dbでスピーカ8から出力する。
警報器Aは、このような警報処理を実行するとともに、他の警報器10(アドレスB、CおよびDの警報器10)に対して警報信号を送信する(ステップS904)。具体的には、いかなる異常種別がいずれの警報レベルの閾値を超えたかに応じて、火災またはガスを示す「異常種別」、プリ警報レベルまたは本警報レベルを示す「警報レベル」、並びに、警報信号の発信元(連動元)を示す「アドレス」を含む警報信号を送信するが、例えば、火災についてプリ警報レベルの閾値を超えた場合には、火災プリ警報信号をアドレスA付きで送信する。
そして、かかる警報信号を受信した他の警報器10では、受信した警報信号に基づいて連動警報を行う(ステップS905)。具体的には、図7および図8に例示するように、どこのアドレスからいかなる異常種別についていずれの警報レベルの警報信号を受信したかに応じて、それぞれ対応する連動警報処理を行うが、例えば、アドレスAの火災プリ警報信号のみを受信している場合には、警報器Cは「1階台所で火災プリ警報が作動しました」という音声メッセージを65dbでスピーカ8から出力する。
また例を挙げれば、警報器Cは、同図に例示するように、アドレスBの火災プリ警報信号のみを受信している場合には、「1階居間で火災プリ警報が作動しました」という音声メッセージを65dbでスピーカ8から出力する。さらに例を挙げれば、警報器Cは、図8に例示するように、アドレスAの火災プリ警報信号と、アドレスBの火災プリ警報信号とを同時期に受信している場合には、「1階が火事です火事です」という音声メッセージを80dbでスピーカ8から出力する。
その後、各警報器10(アドレスA、B、CおよびDの各警報器10)は、上記のステップS901の処理に戻って次の検出値の入力を待つ(ステップS901)。つまり、S903で実行した警報処理がプリ警報レベルの処理であったような場合には、更なる検出値の入力を待って、かかる検出値が本警報レベルの閾値に達したか否かを判定する。
[4:警報停止処理]
続いて、本実施例の警報システムによる警報停止処理を説明する。図10は、本実施例による警報停止処理の流れを示すフローチャートである。
なお、図10では、アドレスA、B、CおよびDの各警報器10が警報若しくは連動警報を行っている状況で、アドレスCの警報器10が警報停止命令を受け付け、アドレスA、BおよびDの警報器10に対して警報停止信号を送信する場合を例に挙げているが、アドレスA、BまたはDの警報器10が警報停止命令を受け付ける場合も同様の処理が実行される。また、同図では、警報停止信号を受信したアドレスA、BおよびDの警報器10のうち、特にアドレスAの警報器10の処理を例に挙げているが、アドレスBおよびDの警報器10においても同様の処理が実行される。
図10に例示するように、警報器C(アドレスCの警報器10)は、警報出力時に点検スイッチ13が引かれると(ステップS1001肯定)、警報停止命令を受け付けたものとして、警報処理のうち音声警報のみを停止させる(ステップS1002)。つまり、火災警報ランプ6およびガス警報ランプ7の点灯または点滅は維持しつつ、スピーカ8から出力されていた音声メッセージ付きの警報音は停止する。
また、警報器Cは、自らの音声警報を停止させるだけでなく、連動用リード線9を介して他の警報器10(アドレスA、BまたはDの警報器10)に警報停止命令(信号)を送信する(ステップS1003)。そして、かかる警報停止命令を受信した他の警報器10でも、警報処理のうち音声警報のみを停止させる(ステップS1005)。
その後、各警報器10(アドレスA、B、CおよびDの警報器10)では、音声警報停止が所定時間保持され、かかる所定時間が経過すると(ステップS1004肯定、ステップS1006肯定)、上述した図9のステップS901の処理に戻って次の検出値の入力を待つ(図9のステップS901)。つまり、音声警報停止が永久に維持されるのではなく、所定時間後に監視を再開し、その後再び火災やガスを検知すれば、同様に警報処理を行う。
上記したように、連動警報によって複数の警報器10がそれぞれ音声警報を出力している場合でも、いずれかの警報器10で利用者が警報停止操作を行えば、全ての警報器10の音声警報が停止するので、利用者は警報器10それぞれに対して警報停止操作を行う必要がなくなり、全ての警報器10の音声警報を簡易に停止することが可能になる。
なお、ここでは、全ての警報器10の音声警報を簡易に停止する例を説明したが、自己の監視領域で異常を検出している場合には、音声警報を停止することなく警報出力を継続してもよい。これによって、少なくとも自ら異常を検出している監視領域では、継続して警報が出力されるので、より安全性を確保することが可能になる。
[5:他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)他の処理内容、(2)他の異常、(3)他の検出手法、(4)他の連動警報手法、(5)他の構成等、にそれぞれ区分けして他の実施例を説明する。
(1)他の処理内容
上記の実施例で説明した検出処理、警報処理および連動警報処理の内容(図5〜図8参照)はあくまでも例示であって、本発明はこれに限定されるものではなく、これとは異なる他の処理を行う場合でも本発明を同様に適用することができる。
例えば、上記の実施例では、連動警報処理の内容として、他の警報器10が設置されている監視領域を特定するための場所情報(1階台所、1階居間、2階寝室など)を含んだ音声メッセージを記憶・出力する場合を説明したが(図7参照)、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、「アドレス1の警報器が作動しています」、「アドレス2の警報器が作動しています」といった具合に、複数の警報器のなかである警報器を一意に特定可能な情報を含んだ音声メッセージを記憶・出力する場合でもよい。
また、上記の実施例では、検出処理の内容として、プリ警報レベルと本警報レベルとで異なる閾値を用いる場合を説明したが(図5参照)、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、火災のプリ警報レベルでは、周囲の煙濃度が30秒の蓄積時間に渡って10(%/m)以上に達したか否かを判定し、本警報レベルでは、周囲の煙濃度が60秒の蓄積時間に渡って10(%/m)以上に達したか否かを判定するなど、閾値ではなく蓄積時間を変えて検出処理を行うようにしてもよい。
なお、上記の実施例では、プリ警報レベルおよび本警報レベルという2つの警報レベルを用いる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、より多くの警報レベルを用いる場合はもちろん、単一の警報レベルのみを採用する場合でも本発明を同様に適用することができる。
また、上記の実施例では、警報処理および連動警報処理の内容として、火災またはガスという異常種別を明らかにした警報を行う場合を説明したが(図6〜図8参照)、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、火災の種類をも判別した上で、「発炎火災です 発炎火災です」、「くん焼火災です くん焼火災です」といった音声メッセージを出力するなど、異常の詳細な種類に応じて異なる警報処理を行うようにしてもよい。
また、上記の実施例において、検出処理、警報処理、連動警報処理の内容は各警報器10(図1に例示した各警報器10)で必ずしも同一である必要はなく、各警報器10が設置される監視領域や、当該監視領域に居る利用者の特性を考慮して、各警報器10が異なる検出処理、警報処理および連動警報処理を行うようにしてもよい。例えば、アドレスBの警報器10がアドレスAから警報信号を受信した場合と、アドレスCの警報器10がアドレスAから警報信号を受信した場合とでは、各監視領域間の距離が違うことを考慮して、それぞれ異なる音声メッセージを出力するようにしてもよい。
なお、検出処理用テーブル17a、警報処理用テーブル17bおよび連動警報処理用テーブル17cの各内容は、各警報器10に設けられた設定用ボタン(図示せず)などを介して、監視領域の利用者や警報器10の設置業者による設定操作を通じて記憶される。
(2)他の異常
上記の実施例では、火災(煙)およびガス(CO)という異常を検出する警報器10に本発明を適用した場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、火災とガス漏れ(炭化水素ガス)を検出する警報器10や、火災、COガスおよび炭化水素ガスを検出する警報器10、火災のみを検出する警報器10、ガスのみを検出する警報器10などにも同様に適用することができる。
また、火災やガスという異常を検出する警報器10に本発明を適用する場合に限定されるものではなく、監視領域の異常(例えば、侵入など)を検出して他の警報器10に警報信号を送信する警報器10であれば、本発明を同様に適用することができる。
さらに、警報信号を他の警報器10に送信して連動警報を行う警報器10に本発明は限定されるものではなく、点検異常に係る異常信号も他の警報器10に送信し、かかる異常信号を受信した警報器10において、当該他の警報器10で点検異常が発生した旨を示す音声メッセージを音声出力するようにしてもよい。
つまり、例を挙げれば、火災検出部12のセンサの汚れ点検で異常が発見されたような場合にも、他の警報器10に対して異常信号を送信することで、連動先の警報器10でも点検異常の音声メッセージを出力するようにしてもよい。これによって、連動先に居る利用者は連動元の警報器10で発生した点検異常も把握することが可能になる。なお、かかる点検異常は、火災やガスの警報信号に比べて緊急性が低いので、必ずしもリアルタイムで音声メッセージを出力する必要はなく、定時(夜間ではなく昼間の所定時刻)に出力したり、利用者の操作(所定ボタンの押下)を待って出力するようにしてもよい。
(3)他の検出手法
上記の実施例では、火災によって生じる煙から火災を検出する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、火災によって生じる熱から火災発生の有無を検出するなど、煙以外のファクタを代わりに(若しくは一緒に)用いて火災を検出するようにしてもよい。
すなわち、例を挙げれば、火災プリ警報レベルでは、周囲の温度が50℃以上に達したか否かを判定し、火災本警報レベルでは、周囲の温度が60℃以上に達したか否かを判定するなど、各モードで異なる閾値温度を用いて火災発生の検出処理を実行するようにしてもよい。
また、例を挙げれば、火災プリ警報レベルでは、定温式の判定(周囲の温度が所定の温度以上に達したか否かを判定)を行い、火災本警報レベルでは、差動式の判定(周囲の温度上昇率が所定の温度上昇率以上になったか否かを判定)を行って、火災発生の検出処理を実行するようにしてもよい。
さらに、例を挙げれば、火災プリ警報レベルでは、ある火災モード1では、定温式の判定を行い、火災本警報レベルでは、補償式の判定(周囲の温度が所定の温度以上に達したか、若しくは、周囲の温度上昇率が所定の温度上昇率以上になったか否かを判定)を行って、火災発生の検出処理を実行するようにしてもよい。
(4)他の連動警報手法
上記の実施例では、連動先の警報器10において音声メッセージをスピーカ8から出力することで連動警報を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、所定の警報ランプ(連動用火災警報ランプや連動用ガス警報ランプ)を点灯または点滅させることで、音声メッセージと併せて連動警報を行うようにしてもよい。
また、警報器10に液晶画面等の表示部を設け、音声メッセージに加えて(若しくは、代えて)表示メッセージを表示部に表示するようにしてもよい。さらに、聴覚障害者のために、フラッシュライトを設け、当該フラッシュライトの点灯または点滅と、表示部による表示メッセージの出力とを組み合わせて行うようにしてもよい。また、音声メッセージと表示メッセージとを警報器10によって適宜組み合わせて出力するようにしてもよい。
なお、連動警報に際して音声メッセージを必ずしも出力する必要はなく、例えば、他の警報器10のアドレスごとに複数の連動用火災警報ランプや連動用ガス警報ランプを設けるなどして、警報ランプの点灯または点滅だけで連動警報を行うようにしてもよい。
(5)他の構成等
また、図2〜図4に示した警報器10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
例えば、上記の実施例では、連動用リード線9を用いて各警報器10を通信可能に接続する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、電波、微弱電波、赤外線、超音波などを利用することで、各警報器10を無線によって通信可能に接続するようにしてもよい。
また、上記の実施例では、壁掛け用の火災警報器に本発明を適用した場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、壁掛け用以外の天井設置型の警報器にも本発明を同様に適用することができる。
さらに、警報器10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現される必要は必ずしもなく、電気回路などによるハードウェアとして実現してもよい。
また、上記の実施例で説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(特に、各テーブルに規定した情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
なお、上記の実施例で説明した各種の処理方法(検出処理、警報処理、連動警報処理、警報停止処理などの方法)は、あらかじめ用意されたプログラムを警報器としてのコンピュータで実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、警報器としてのコンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係る警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラムは、監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う場合に有用であり、特に、連動元の異常に対して連動先の利用者が早急な対応を採ることに適する。
本実施例に係る警報システムの全体構成を示すシステム構成図である。 図1に示した警報器の正面の外観構成を示す外観図である。 図1に示した警報器の側面の外観構成を示す外観図である。 図1に示した警報器の内部構成を示すブロック図である。 検出処理用テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 警報処理用テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 連動処理用テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 連動処理用テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 本実施例による検出警報処理の流れを示すフローチャートである。 本実施例による警報停止処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 表カバー
2 裏カバー
3 係止部
4 取付穴
5 ビス
6 火災警報ランプ
7 ガス警報ランプ
8 スピーカ
8 移報用リード線
9 連動用リード線
10 警報器
11 火災検出部
12 ガス検出部
13 点検スイッチ
14 表示出力部
15 音声出力部
16 連動送受信部
17 記憶部
20 制御部
20a 検出処理部
20b 警報処理部
20c 連動処理部

Claims (11)

  1. 監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器であって、
    前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶するメッセージ記憶手段と、
    前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理手段と、
    を備えたことを特徴とする警報器。
  2. 前記メッセージ記憶手段は、前記他の警報器が設置されている監視領域を特定するための場所情報を含んだ音声および/または表示メッセージを記憶し、
    前記連動警報処理手段は、前記場所情報を含んだ音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする請求項1に記載の警報器。
  3. 前記警報器は、複数の異常のなかでいずれの種類の異常が検出されたかを示す異常種別および前記アドレスを含んだ警報信号を送信するものであって、
    前記メッセージ記憶手段は、前記アドレスおよび異常種別の組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、
    前記連動警報処理手段は、他の警報器からアドレスおよび異常種別を含んだ警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスおよび異常種別に対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする請求項1または2に記載の警報器。
  4. 前記警報器は、複数の警報出力のなかでいずれのレベルの警報が行われたかを示す警報出力および前記アドレスを含んだ警報信号を送信するものであって、
    前記メッセージ記憶手段は、前記アドレスおよび警報出力の組合せごとに、当該組合せの警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、
    前記連動警報処理手段は、他の警報器からアドレスおよび警報出力を含んだ警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスおよび警報出力に対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする請求項1、2または3に記載の警報器。
  5. 他の警報器から警報出力を含んだ警報信号を受信した場合に、当該受信した警報出力に応じて自らの警報閾値を変更して検出処理および警報処理を実行するように制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載の警報器。
  6. 前記メッセージ記憶手段は、複数のアドレスの組合せごとに、当該組合せを構成する複数の他の警報器から警報信号をともに受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けて記憶し、
    前記連動警報処理手段は、複数の他の警報器からアドレス付きの警報信号をともに受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスの組合せに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の警報器。
  7. 前記警報器は、音声および/または表示警報停止に係る指令信号を他の警報器に送信するものであって、
    前記連動警報処理手段は、他の警報器から音声および/または表示警報停止に係る指令信号を受信した場合には、前記音声および/または表示メッセージの出力を停止することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の警報器。
  8. 前記連動警報処理手段は、他の警報器から音声および/または表示警報停止に係る指令信号を受信した場合でも、自己の監視領域で異常を検出している場合には、前記音声および/または表示メッセージの出力を継続することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の警報器。
  9. 前記警報器は、点検異常に係る異常信号を他の警報器に送信するものであって、
    前記連動警報処理手段は、他の警報器から点検異常に係る異常信号を受信した場合には、当該他の警報器で点検異常が発生した旨を示す音声および/または表示メッセージを出力することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の警報器。
  10. 監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器の制御方法であって、
    前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けてメッセージ記憶手段に格納するメッセージ格納工程と、
    前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理工程と、
    を含んだことを特徴とする制御方法。
  11. 監視領域で発生した異常を検出して警報を行うとともに、他の監視領域にそれぞれ設置された複数の他の警報器から警報信号を受信して連動警報を行う警報器の制御方法をコンピュータとしての警報器に実行させる制御プログラムであって、
    前記複数の他の警報器を一意に特定するアドレスごとに、当該他の警報器から警報信号を受信した際に連動警報として出力する音声および/または表示メッセージを対応付けてメッセージ記憶手段に格納するメッセージ格納手順と、
    前記他の警報器からアドレス付きの警報信号を受信した場合に、前記メッセージ記憶手段から当該アドレスに対応する音声および/または表示メッセージを読み出して出力する連動警報処理手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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