JP2009289271A - 火災警報システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】火元か否かに関わらず、何れかの火災警報器TRにおいて第1操作部6aが
操作されると全ての火災警報器TRの警報部5から報知(鳴動)されている火災警報(警
報音)を一斉に停止する。また、何れかの火災警報器TRにおいて第2操作部6bが操作
されると火元の火災警報器TRを除く他の全ての火災警報器TRの警報部5から報知(鳴
動)されている火災警報(警報音)が一斉に停止する。故に、全ての火災警報器TRが連
動して報知する火災警報を、火元を含む全ての火災警報器TRで停止するか、火元を除く
他の全ての火災警報器TRで停止するかを択一的に選択することができる。その結果、火
災警報の停止操作に関する使い勝手が向上する。
【選択図】図1
Description
図1(a)は本実施形態のシステム構成図であり、複数台(図示は2台のみ)の火災警報器TRで火災警報システムが構成されている。なお、以下の説明では、火災警報器TRを個別に示す場合は火災警報器TR1,TR2,…,TRnと表記し、総括して示す場合は火災警報器TRと表記する。
実施形態1で説明したように何れかの火災警報器TRの第1操作部6a又は第2操作部6bを操作することにより、全ての火災警報器TR若しくは火元を除く他の全ての火災警報器TRの警報部5が鳴動する警報音を停止させることは、誤報に対する対処や火元の火災警報器TRを特定する為には有効な方法である。しかしながら、誤報ではなく実際に火災が発生している場合、火災警報器TRの警報音が安易に停止されてしまうと就寝中の人や耳の遠い高齢者などが警報音を聞き逃してしまう虞がある。
本発明に係る火災警報システムが部屋数の多い個人住宅や多人数が共同生活するグループホームなどに設置される場合、隣接する部屋に設置されている火災警報器TRのみが連動して警報音を停止するようにすれば、使い勝手もよく、且つ警報音の聞き逃しも防ぐことができると考えられる。
TR2 火災警報器(子局)
1 制御部(制御手段)
2 無線送受信部(受信手段,送信手段)
4 火災感知部(火災感知手段)
5 警報部(警報手段)
6 操作入力受付部6(操作入力受付手段)
6a 第1操作部
6b 第2操作部
Claims (6)
- 複数の火災警報器を備え、これら複数の火災警報器の間で電波を媒体とする無線信号を伝送する火災警報システムであって、 各火災警報器は、火災を感知する火災感知手段と、火災警報を報知する警報手段と、無線信号を送信する送信手段と、無線信号を受信する受信手段と、火災感知手段で火災を感知したときに警報手段に火災警報を報知させるとともに他の火災警報器に火災警報を報知させるための火災警報メッセージを含む無線信号を送信手段から送信させ、且つ受信手段により他の火災警報器から送信される無線信号を受信して前記火災警報メッセージを受け取ったときに警報手段に火災警報を報知させる制御手段と、火災警報停止の操作入力を受け付ける操作入力受付手段とを具備し、 当該操作入力受付手段は、第1操作部と第2操作部を有し、第1操作部が操作されたときに第1の警報停止操作信号を制御手段に出力するとともに第2操作部が操作されたときに第2の警報停止操作信号を制御手段に出力し、 各火災警報器の制御手段は、第1又は第2の警報停止操作信号を受け取ると警報手段に火災警報の報知を停止させるとともに他の火災警報器に火災警報の報知を停止させるための第1又は第2の警報停止メッセージを含む無線信号を送信手段から送信させ、且つ受信手段で受信する無線信号により第1の警報停止メッセージを受け取った場合は火災感知手段が火災感知しているか否かに関わらず警報手段に火災警報の報知を停止させ、第2の警報停止メッセージを受け取った場合は火災感知手段が火災を感知していないときにのみ警報手段に火災警報の報知を停止させることを特徴とする火災警報システム。
- 各火災警報器は、操作入力受付手段以外が収納される本体ハウジングと、操作入力受付手段が収納される操作ハウジングと、操作入力受付手段で受け付けた操作入力に対応する操作信号を伝送するための伝送線とを具備することを特徴とする請求項1記載の火災警報システム。
- 各火災警報器は、操作入力受付手段以外が収納される本体ハウジングと、操作入力受付手段が収納される操作ハウジングと、操作入力受付手段で受け付けた操作入力に対応する操作信号をワイヤレスで伝送するための操作信号伝送手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の火災警報システム。
- 各火災警報器の制御手段は、警報停止メッセージを受け取ったときに警報手段に火災警報の報知を停止させる停止許可制御、又は警報停止メッセージを受け取ったときに警報手段に火災警報の報知を停止させない停止禁止制御の何れか一方を択一的に実行することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の火災警報システム。
- 各火災警報器は、自らが属するグループの識別符号若しくは同じグループに属する他の火災警報器を識別する識別符号を記憶する記憶手段を具備し、 各火災警報器の制御手段は、操作入力受付手段で火災警報停止の操作入力が受け付けられた場合、並びに受信手段により同じグループに属する火災警報器から警報停止メッセージを受け取った場合に警報手段に火災警報の報知を停止させることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の火災警報システム。
- 各火災警報器は、警報停止時間を設定する設定手段を有し、 各火災警報器の制御手段は、受信手段で火災警報メッセージを受け取ってから前記警報停止時間の限時を開始し、当該警報停止時間の限時が終了したときに火災感知手段で火災を感知していれば警報手段に火災警報を報知させるとともに他の火災警報器に火災警報を報知させるための火災警報メッセージを含む無線信号を送信手段から送信させ、且つ警報停止時間の限時が終了するまでの間に受信手段により他の火災警報器から送信される無線信号を受信して前記火災警報メッセージを受け取れば警報手段に火災警報を報知させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の火災警報システム。
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- 2009-07-14 JP JP2009166151A patent/JP2009289271A/ja active Pending
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