JP2011203789A - 警報器及び警報システム - Google Patents

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【課題】連動警報の停止条件を切り替えることのできる警報器及び警報システムを得る。
【解決手段】異常を検知したことを示す連動制御信号、異常を検知しなくなったことを示す復旧信号、及び連動警報を停止すべきことを示す警報停止信号を受信可能な送受信回路5と、警報を出力する警報手段としての警報音制御回路8及び表示灯回路9と、警報音制御回路8及び表示灯回路9による警報の出力及び停止を制御する制御回路1と、連動警報を停止させるための警報停止スイッチ12と、警報停止スイッチ12が操作されたときに連動警報を停止するか否かを設定する連動警報の停止条件設定スイッチ13と、を備え、制御回路1は、連動制御信号を受信すると警報音制御回路8及び表示灯回路9に連動警報を出力させ、停止条件設定スイッチ13の設定に基づいて連動警報を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、他の検知装置が異常を検知すると連動警報を行う警報器及びこの警報器を備えた警報システムに関する。
従来の火災警報システムとして、ある火災警報器が火災を検知したときに連動制御信号を含む無線信号を送信し、この無線信号を受信した他の火災警報器が連動警報を出力するものがある。このような警報器として、「システム全体が警報出力している際に、火災発生元のワイヤレス住宅用火災警報器1で警報停止釦13Cが操作されると、その警報器1の警報が停止するほか、その他の警報器1にリセット信号が送信されてシステム全ての警報が所定時間の間停止する。一方、火災発生元以外のワイヤレス住宅用火災警報器1で警報停止釦13Cが操作されると、その警報器1の警報が停止する他、その他の警報器1にリセット信号を送信するが、火災発生元の警報器1はリセット信号を無視して警報出力を継続させ、火災発生元以外の警報器1はリセット信号を受けて警報出力を所定時間の間停止させる。」という技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−4033号公報(第6頁、図5)
特許文献1によれば、連動警報出力中において、警報器が備える警報停止ボタンが操作されたとき、あるいは、他の警報器の警報停止ボタンが操作されたときに送信されるリセット信号(警報停止信号)を受信したときに、連動警報を停止するようにしている。
しかしながら、警報器の設置環境によっては、連動警報の停止条件を変更したい場合がある。例えば、老人や子供などの災害弱者が生活する領域に設置されている警報器を想定すると、災害弱者が警報器の警報停止ボタンを操作して連動警報を停止させてしまうと、救助支援者による避難救助作業に遅れが生じる可能性がある。このようなことから、警報器の設置環境等に応じて、連動警報の停止条件をユーザが設定することのできる警報器及び警報システムが望まれていた。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、連動警報の停止条件を切り替えることのできる警報器及び警報システムを提供するものである。
本発明に係る警報器は、異常を検知したことを示す連動制御信号、異常を検知しなくなったことを示す復旧信号、及び連動警報を停止すべきことを示す警報停止信号を受信可能な受信手段と、警報を出力する警報手段と、前記警報手段による警報の出力及び停止を制御する制御手段と、前記連動警報を停止させるための警報停止スイッチと、前記警報停止スイッチが操作されたときに前記連動警報を停止するか否かを設定する第1停止条件切替手段と、を備え、前記制御手段は、前記連動制御信号を受信すると前記警報手段に連動警報を出力させ、前記第1停止条件切替手段の設定に基づいて前記連動警報を停止させるものである。
本発明に係る警報器は、前記警報停止信号を受信したときに前記連動警報を停止するか否かを設定する第2停止条件切替手段を備え、前記制御手段は、前記第1停止条件切替手段及び前記第2停止条件切替手段の設定に基づいて前記連動警報を停止させるものである。
本発明に係る警報器は、環境の物理的変化を検出して異常を検知する異常検知手段を備え、前記制御手段は、前記異常検知手段が異常を検知すると前記警報手段に異常元警報を出力させ、前記異常検知手段が異常を検知しなくなると前記異常元警報を停止させるものである。
本発明に係る警報器において、前記制御手段は、前記第1停止条件切替手段の設定にかかわらず、前記警報停止スイッチが操作されたときには前記異常元警報を停止させるものである。
本発明に係る警報システムは、上記警報器を複数備えたものである。
本発明に係る警報システムにおいて、前記複数の警報器のうちの一の警報器は、前記連動制御信号を受信すると外部機器に対して移報信号を出力する移報出力手段を備えたものである。
本発明に係る警報器は、警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否かを設定する第1停止条件切替手段を備え、第1停止条件切替手段の設定に基づいて連動警報を停止する。このため、警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否かをユーザが設定できるので、警報器の設置環境等に応じた連動警報の停止動作が実現できる。
本発明に係る警報器は、警報停止信号を受信したときに連動警報を停止するか否かを設定する第2停止条件切替手段を備え、第1停止条件切替手段及び第2停止条件切替手段の設定に基づいて前記連動警報を停止する。警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否か、警報停止信号を受信したときに連動警報を停止するか否かをユーザが設定できるので、警報器の設置環境等に応じた連動警報停止動作が実現できる。
本発明に係る警報器は、環境の物理的変化を検出して異常を検知する異常検知手段を備え、警報手段は、異常検知手段が異常を検知したときに異常元警報を出力する。このため、連動警報に加え、自身で異常検知と異常元警報の出力が行える。
本発明に係る警報器は、第1停止条件切替手段の設定にかかわらず、警報停止スイッチが操作されたときには異常元警報を停止する。このため、自身が異常を検知して異常元警報を出力しているときには第1停止条件切替手段の設定にかかわらず異常元警報を停止できる一方で、警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否かをユーザが設定できる。
本発明に係る警報システムのうちの一の警報器は、連動制御信号を受信すると外部機器に対して移報信号を出力する移報出力手段を備えた。このため、警報システムの外部機器に対し、当該警報システムにおいて異常が検知されたことを伝えることができる。
実施の形態に係る警報システムの構成図である。 実施の形態に係る火災警報器の機能ブロック図である。 実施の形態に係る警報器の記憶素子に記憶される情報の主要構成を示す図である。 実施の形態に係る移報アダプタの機能ブロック図である。 実施の形態に係るフラッシュライトの機能ブロック図である。 実施の形態に係る連動警報の停止条件を説明する図である。 実施の形態に係る火災警報器の警報出力/警報停止動作を説明するフローチャートである。 実施の形態に係る火災警報器の警報出力/警報停止動作を説明するフローチャートである。
実施の形態.
以下、本実施の形態では、電池で駆動されて無線通信を行う複数の火災警報器と、増設ブザーなどの外部機器に移報信号を送信する移報アダプタと、フラッシュライトとを備えた警報システムに本発明を適用した場合を例に説明する。
(警報システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態に係る警報システム100の構成を示す図である。警報システム100は、複数の火災警報器10a〜火災警報器10cと、移報アダプタ50と、フラッシュライト80とで構成されている。各火災警報器10は、それぞれ火災を検知する機能を有するとともに独自に警報する機能を有している。警報システム100は、連動して火災警報するシステムであり、火災警報器10a〜火災警報器10cが火災を検知すると、火災を検知した火災警報器が火元警報を出力するとともに、他の火災警報器、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80も連動警報を行い、さらに、移報アダプタ50によって外部機器200に移報が出力されるシステムである。本実施の形態において、火災警報器10a〜火災警報器10c、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80は、本発明の警報器に相当する。
なお、火災警報器10a〜火災警報器10c、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80は、無線通信により互いに通信可能であって、1つの同じグループに属しているものとする。
本実施の形態では、親機として機能する火災警報器を「親機10a」と、子機として機能する火災警報器を「子機10b」、「子機10c」と区別して称する場合がある。以降の説明において、親機・子機に共通する事項について説明する場合には「火災警報器10」と称して説明する。
ここで、各火災警報器における親機の設定は、例えば、電源投入後に図示しない登録ボタンを押すことで完了する。一方、各火災警報器における子機の設定は、例えば、親機10aの図示しない登録ボタンを押して登録モードにした状態で、子機の電源投入後に図示しない登録ボタンを押すことで完了する。
また、本実施の形態の警報システム100では、移報アダプタ50及びフラッシュライト80も、親機10aの子機として機能する。
外部機器200は、移報アダプタ50を介して警報システム100に接続されている。外部機器200としては、例えば、増設ブザーやフラッシュライトなどの警報装置を設けてもよいし、シャッターや防火戸などの防排煙機器、インターホンシステムの住宅情報盤などを設けることもできる。
(火災警報器の構成)
図2は、本発明の実施の形態に係る火災警報器の主要構成を示す機能ブロック図である。火災警報器10は、制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、火災検出回路7、警報音制御回路8、表示灯回路9、警報停止スイッチ12、及び連動警報の停止条件設定スイッチ13を備える。
電池2は、電源回路3に直流電源を供給する。電源回路3は、電池2の電圧を所定電圧に制御し、制御回路1、送受信回路5、火災検出回路7、警報音制御回路8、表示灯回路9に供給する。
電池電圧検出回路4は、電源回路3に印加される電池2の電圧を検出し、検出した電圧に応じた電池電圧検出信号を制御回路1に出力する。電池電圧検出回路4による電池電圧検出信号の値が、電池残量が低下したこと、又は、電池切れの閾値を超えたこと、を示すと、制御回路1によって警報音制御回路8と表示灯回路9を駆動させるとともに、電池切れの状態情報を含む状態信号を送受信回路5により出力させる。
火災検出回路7は、環境の物理的変化を検出して異常を検知する異常検知手段の一例であり、火災現象に基づく煙や熱等の物理的変化を検出して検出内容に応じた信号を制御回路1に出力する。本実施の形態では、火災検出回路7は、いわゆる熱式の火災検出回路である場合を例に説明する。火災検出回路7は、固定抵抗(図示せず)とサーミスタ(図示せず)が直列に接続された温度センサで構成されている。固定抵抗とサーミスタとの間の中間電位が、火災検出回路7の出力端子であり、この出力端子を介して温度検出信号を制御回路1に出力する。サーミスタは、環境温度に応じてその抵抗値が変動する温度特性を有している。補償用の固定抵抗によりサーミスタの温度特性がリニア化されるため、火災検出回路7の出力端子には環境温度に応じた検出電圧(温度情報)が入力されることとなる。
警報音制御回路8は、ブザー・スピーカ等による音声等の鳴動の動作を制御する回路である。表示灯回路9は、発光ダイオード等の表示灯の点灯動作を制御する回路である。本実施の形態では、警報音制御回路8と表示灯回路9が、本発明の警報手段に相当する。
送受信回路5は、無線信号を送受信するためのアンテナ6に接続されている。送受信回路5は、アンテナ6から入力された無線信号を処理し、自己宛の信号の場合には受信処理を行う。それ以外の信号の場合には受信処理を行わない。受信処理した信号は、制御回路1へ出力する。また、送受信回路5は、制御回路1に制御されて、各種信号の送信処理を行う。
ここで、送受信回路5により送信される信号を説明する。送受信回路5により送信される主要な信号としては、状態信号、連動制御信号、復旧信号、警報停止信号がある。
状態信号は、火災監視(定常状態)中に、親機と子機との間で定期的(例えば15時間〜20時間周期)に送受信される信号であり、各機器が正常に動作しているかどうかを確認するための信号である。状態信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び、例えば火災検出回路7のセンサ状態(劣化、汚損等)や、機能異常などの機器の状態を示す任意の情報を含んでいる。
連動制御信号は、火災検出回路7により火災を検知した場合に、警報システム100内の他の火災警報器10、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80などの他の機器に対して送信する信号である。この連動制御信号は、他の機器に火災の検知を伝え、他の機器に所定の連動警報を出力させるための信号である。連動制御信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び火災を検知した旨の情報を含んでいる。
復旧信号は、火災検出回路7により火災を検知した後、火災を検知しなくなったときに、警報システム100内の他の機器に対して送信する信号である。この復旧信号は、他の機器に火災からの復旧を知らせ、連動警報を停止させるための信号である。復旧信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び復旧した旨の情報を含んでいる。
警報停止信号は、警報停止スイッチ12がオンされたときに、警報システム100内の他の機器に対して送信する信号である。警報停止信号は、送信元である自己のアドレス、相手先のアドレス、及び警報停止スイッチ12がオンしたことを示す情報を含んでいる。
警報停止スイッチ12は、火災警報器10の筐体に設けられた警報停止ボタン(図示せず)への押下操作を受けて、オンするスイッチである。ユーザにより警報停止ボタンが押下されて警報停止スイッチ12がオンすると、火災警報器10は所定の警報停止動作(詳細は後述する)を行う。
連動警報の停止条件設定スイッチ13は、火災警報器10の筐体に設けられた例えばスライドスイッチやロータリスイッチへの入力を受けて、火災に基づく連動警報の出力を停止する条件を設定可能なスイッチである。ユーザは、火災警報器10の筐体に設けられた所定のスイッチ操作により、連動警報の停止条件を4パターン(後述する)のいずれかに切り替えることができる。なお、筐体に設けられた所定のスイッチ操作のほか、通信により連動警報の停止条件設定スイッチ13への設定を行うようにしてもよく、ユーザによる設定が可能であればよい。なお、本実施の形態に係る連動警報の停止条件設定スイッチ13は、本発明の第1停止条件切替手段及び第2停止条件切替手段に相当する。
制御回路1は、火災検出回路7によって出力された信号に基づいて、火災発生の有無を判断する。そして、火災が発生していると判断した場合に警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して音声及び表示灯によって火元警報を行うほか、警報の出力/停止に関する制御を行う。また、制御回路1は、送受信回路5が受信した信号に基づいて必要な処理を行うとともに、必要に応じて送受信回路5を制御して他の火災警報器への状態信号や連動制御信号などの信号の送信を行う。また、制御回路1は、所定のタイミングで、例えば電池2の残量点検や無線通信の機能点検などの各種点検を行う。なお、本発明の火災検知手段は、本実施の形態では火災検出回路7及び制御回路1に相当する。
記憶素子11は、EEPROMなどの不揮発性メモリであり、制御回路1が実行するプログラムや、各火災警報器10に個別に設定されたアドレス、及び各火災警報器10が属するグループに関する情報などの各種情報を格納する。これらのほか、記憶素子11は、図3に示すデータを格納する。
図3は、記憶素子11に記憶される情報の主要構成を示す図である。
連動警報の停止条件14は、他の火災警報器が検出した火災に基づく連動警報を停止する条件(詳細は後述する)を記憶する。連動警報の停止条件14は、連動警報の停止条件設定スイッチ13によりユーザが任意に設定可能である。
火元アドレス記憶部15は、火元に設置されている火災警報器、すなわち、火災を検知した火災警報器10のアドレスを格納する。自己が火災を検知した場合には自己アドレスを格納し、他の火災警報器10が火災を検知した場合にはそのアドレスを火元アドレスとして格納する。なお、火災を検知した火災警報器10が、火災を検知しなくなった場合には、その火災警報器10のアドレスを火元アドレス記憶部15から削除する。
警報停止アドレス記憶部16には、連動警報の停止条件設定スイッチ13により設定された連動警報の停止条件を満たした場合に、自己アドレスあるいは警報システム100内の他の機器のアドレスが記憶されうる。言い換えると、警報停止アドレス記憶部16にいずれかのアドレスが記憶されているときとは、連動警報の停止条件が成立している場合である。
(移報アダプタの構成)
図4は、本発明の実施の形態に係る移報アダプタ50の主要構成を示す機能ブロック図である。移報アダプタ50は、制御回路51、電池52、電源回路53、電池電圧検出回路54、送受信回路55、アンテナ56、警報音制御回路58、表示灯回路59、警報停止スイッチ62、連動警報の停止条件設定スイッチ63、移報出力部70を備える。
この移報アダプタ50は、火災警報器10と共通する構成を備えており、共通する構成については説明を省略する。すなわち、制御回路51、電池52、電源回路53、電池電圧検出回路54、送受信回路55、アンテナ56、警報音制御回路58、表示灯回路59、警報停止スイッチ62、連動警報の停止条件設定スイッチ63は、火災警報器10の制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、警報音制御回路8、表示灯回路9、警報停止スイッチ12、及び連動警報の停止条件設定スイッチ13にそれぞれ相当する機能を有するものである。
移報アダプタ50は、火災検出回路を備えておらず、火災検出は行わない。
一方、移報アダプタ50は、移報出力部70を備えている。移報出力部70は、火災警報器10により送信された連動制御信号を受信すると、移報出力部70により外部機器200に移報信号を送信する。移報出力部70と外部機器200との通信は、有線通信あるいは無線通信のいずれであってもよい。
(フラッシュライトの構成)
図5は、本発明の実施の形態に係るフラッシュライト80の主要構成を示す機能ブロック図である。フラッシュライト80は、制御回路81、電池82、電源回路83、電池電圧検出回路84、送受信回路85、アンテナ86、表示灯回路89、警報停止スイッチ92、連動警報の停止条件設定スイッチ93を備える。
このフラッシュライト80は、火災警報器10と共通する構成を備えており、共通する構成については説明を省略する。すなわち、制御回路81、電池82、電源回路83、電池電圧検出回路84、送受信回路85、アンテナ86、表示灯回路89、警報停止スイッチ92、連動警報の停止条件設定スイッチ93は、火災警報器10の制御回路1、電池2、電源回路3、電池電圧検出回路4、送受信回路5、アンテナ6、表示灯回路9、警報停止スイッチ12、及び連動警報の停止条件設定スイッチ13にそれぞれ相当する機能を有するものである。
フラッシュライト80は、火災検出回路を備えておらず、火災検出は行わない。また、本実施の形態では、警報音制御回路を備えておらず音声による警報も出力しないが、警報音制御回路を備えるようにしてもよい。
一方、フラッシュライト80は、火災警報器10が検知した火災に基づく連動制御信号を受信すると、表示灯回路89によって表示による連動警報を行う。
以上のように構成された警報システム100において、ある火災警報器10が火災を検知すると、火元警報を出力するとともに警報システム100内の他の機器に対して連動制御信号を送信し、この連動制御信号を受信した他の機器は連動警報を出力する。
(警報システムの動作概要)
次に、警報システム100の火災検知時の動作概要を説明する。
例えば、図1において子機10bが設置された部屋で火災が発生すると、子機10bは、火災検出回路7により火災を検知し、制御回路1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して、音声や表示灯によって火元警報を行う。さらに子機10bは、連動制御信号を、親機10a、子機10c、移報アダプタ50、フラッシュライト80に送信する。
子機10bにより送信された連動制御信号を受信した親機10a、子機10cは、制御回路1が警報音制御回路8及び表示灯回路9を制御して、音声や表示灯によって連動警報を出力する。
子機10bにより送信された連動制御信号を受信した移報アダプタ50は、音声や表示灯によって連動警報を出力するとともに、外部機器200に対して移報信号を出力する。
子機10bにより送信された連動制御信号を受信したフラッシュライト80は、表示灯によって連動警報を出力する。
火災警報器10による火元警報としては、例えば、「ピー、ヒュー、ヒュー、火事です、火事です」という音声警報を出力するとともに、表示灯を火元警報を示す所定の様態で点灯させることができる。
火災警報器10による連動警報としては、例えば、「ピー、ヒュー、ヒュー、他の場所で火事です」という音声警報を出力するとともに、表示灯を連動警報を示す所定の様態で点灯させることができる。
また、子機10bにより送信された連動制御信号を受信した親機10aは、他の子機10c、移報アダプタ50、フラッシュライト80に対して、連動制御信号を転送する。このようにすることで、他の機器が連動制御信号を受信する確率を高めることができる。例えば、他の子機が、火災発生元の子機から送信された連動制御信号を受信することができなかった場合でも、親機からの連動制御信号を受信して火災警報を連動出力することができるようになる。なお、「火元警報」及び「連動警報」を総称して「火災警報」と称する。
ここで、火災警報器10、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80の連動警報の停止条件について説明する。図6は、連動警報の停止条件を説明する図である。
図6に示すように、連動警報の停止条件としては、パターン1〜パターン4がある。
パターン1では、復旧信号を受信したとき、自身の警報停止スイッチ12(62、92)が押下操作されたとき、警報停止信号を受信したとき、のいずれの場合にも連動警報を停止する。このパターン1は、初期状態として設定されている。
パターン2では、復旧信号を受信したとき、又は自身の警報停止スイッチ12(62、92)が押下操作されたときに連動警報を停止するが、警報停止信号を受信したときには連動警報を停止しない。
パターン3では、復旧信号を受信したとき、又は警報停止信号を受信したときに連動警報を停止するが、自身の警報停止スイッチ12(62、92)が押下操作されたときには連動警報を停止しない。
パターン4では、復旧信号を受信したときには連動警報を停止するが、自身の警報停止スイッチが押下されたとき、及び警報停止信号を受信したときには連動警報を停止しない。
いずれのパターンにおいても、復旧信号を受信したときに連動警報を停止する点は共通している。
この連動警報の停止条件のパターン1〜パターン4は、火災警報器10、移報アダプタ50、及びフラッシュライト80の、連動警報の停止条件設定スイッチ13、63、93によりいずれか選択される。すなわち、各機器の筐体に設けられた所定のスイッチをユーザが操作して、連動警報の停止条件を設定することができる。
(火災警報器の動作)
次に、火災警報器10の詳細な動作を説明する。図7、図8は、実施の形態に係る火災警報器10の動作例を説明するフローチャートである。
火災警報器10は、火災検出回路7により火災を検知したか否か判断し(S101)、火災を検知した場合は(S101:Yes)、火元アドレス記憶部15に自己アドレスを記憶して(S102)、連動制御信号を送信する(S103)。火災を検知しなかった場合は(S101:No)、ステップS104へ進む。
次に、火災を検知した状態から復旧したか否か判断し(S104)、復旧した場合には(S104:Yes)、火元アドレス記憶部15から自己アドレスを消去して(S105)、復旧信号を送信する(S106)。復旧していない場合は(S104:No)、ステップS107へ進む。
次に、連動制御信号を受信したか否か判断し(S107)、連動制御信号を受信した場合には(S107:Yes)、火元アドレス記憶部15に、火元アドレスとして連動制御信号の送信元のアドレスを記憶する(S108)。連動制御信号を受信していない場合は(S107:No)、ステップS109へ進む。
次に、復旧信号を受信したか否か判断し(S109)、復旧信号を受信した場合には(S109:Yes)、火元アドレス記憶部15から、復旧信号の送信元のアドレスを消去する(S110)。復旧信号を受信していない場合は(S109:No)、ステップS111へ進む。
次に、警報停止信号を受信したか否か判断し(S111)、警報停止信号を受信した場合には(S111:Yes)、連動警報の停止条件設定スイッチ13により設定された連動警報の停止条件を確認し、警報停止信号により連動警報を停止する設定となっているか否か判断する(S112)。警報停止信号により連動警報を停止するのは、本実施の形態では、パターン1又はパターン3に設定されている場合である。警報停止信号によって連動警報を停止する設定がなされていれば(S112:Yes)、警報停止アドレス記憶部16に、警報停止信号の送信元のアドレスを記憶する(S113)。警報停止信号によって連動警報を停止する設定がなされていない場合(S112:No)、又は警報停止信号を受信していない場合は(S111:No)、ステップS114へ進む。
次に、警報停止スイッチ12がオンしているか否か判断し(S114)、警報停止スイッチ12がオンしていれば(S114:Yes)、火元アドレス記憶部15にアドレスが格納されているか確認し(S115)、アドレスが記憶されていれば(S115:Yes)、スイッチ操作を有効として、警報停止信号を送信する(S116)。続けて、連動警報の停止条件設定スイッチ13により設定された連動警報の停止条件を確認し、警報停止スイッチ12オンにより連動警報を停止する設定となっているか否か判断する(S117)。警報停止スイッチ12のオンにより連動警報を停止するのは、本実施の形態では、パターン1又はパターン2に設定されている場合である。警報停止スイッチ12オンにより連動警報を停止する設定がなされていれば(S117:Yes)、警報停止アドレス記憶部16に自己アドレスを記憶する(S118)。なお、警報停止スイッチ12がオンしていない場合(S114:No)、火元アドレス記憶部15にアドレスが記憶されていない場合(S115:No)、警報停止スイッチ12のオンにより連動警報を停止する設定がなされていない場合は(S117:No)、図8のステップS119へ進む。
図8の説明を続ける。
次に、火元アドレス記憶部15に、自己アドレスが記憶されているか確認し(S119)、自己アドレスが記憶されていれば(S119:Yes)、警報停止アドレス記憶部16に自己アドレスが記憶されているか確認する(S120)。
火元アドレス記憶部15に自己アドレスが記憶されている場合であって(S119:Yes)、警報停止アドレス記憶部16に自己アドレスが記憶されていない場合(S120:No)、すなわち、自己が火災を検知していて自己の警報停止スイッチ12がオンしていない場合には、火元警報を出力する(S121)。
火元アドレス記憶部15に自己アドレスが記憶されている場合であって(S119:Yes)、警報停止アドレス記憶部16に自己アドレスが記憶されている場合(S120:Yes)、すなわち、自己が火災を検知していて自己の警報停止スイッチ12がオンしている場合には、火元警報を停止する(S122)。
この例では、警報停止スイッチオンにより連動警報を停止するか否かの設定が、火元警報の停止条件と連動している。すなわち、警報停止スイッチオンにより連動警報を停止する設定がなされている場合には(パターン1、2)、警報停止スイッチオンにより火元警報を停止するが、パターン3、4の場合には警報停止スイッチがオンしても火元警報を停止しない。
火元アドレス記憶部15に自己アドレスが記憶されていない場合は(S119:No)、火元アドレス記憶部15に他の火災警報器10のアドレスが記憶されているか否か判断し(S123)、火元アドレス記憶部15に他の火災警報器10のアドレスが記憶されていれば(S123:Yes)、警報停止アドレス記憶部16にいずれかの機器のアドレスが記憶されているか確認する(S124)。
火元アドレス記憶部15に他の火災警報器10のアドレスが記憶されている場合であって(S123:Yes)、警報停止アドレス記憶部16にアドレスが記憶されていない場合(S124:No)、すなわち、警報システム100内のいずれかの火災警報器10が火災を検知していて、かつ連動警報の停止条件が成立していない場合には、連動警報を出力する(S125)。
火元アドレス記憶部15に他の火災警報器10のアドレスが記憶されている場合であって(S123:Yes)、警報停止アドレス記憶部16にアドレスが記憶されている場合(S124:Yes)、すなわち、警報システム100内のいずれかの火災警報器10が火災を検知していて、かつ連動警報の停止条件が成立している場合には、連動警報を停止する(S126)。
火元アドレス記憶部15に他の火災警報器10のアドレスが記憶されていない場合(S123:No)、すなわち、警報システム100内のいずれの火災警報器10も火災を検知していない場合には、連動警報を停止する(S126)。
(移報アダプタ、フラッシュライトの動作)
移報アダプタ50及びフラッシュライト80は、前述した図7、図8と共通する動作を行うので、図7、図8を参照して相違点を中心に説明する。
移報アダプタ50、フラッシュライト80は、図7のステップS107以降の動作を行う。すなわち、移報アダプタ50及びフラッシュライト80は、火災の検知や復旧に関する動作は行わず、連動警報に関連する動作のみ行う。
移報アダプタ50は、ステップS125において、連動警報を出力するとともに、外部機器200に対して移報信号を出力する点に特徴を有する。
フラッシュライト80は、ステップS125において、表示灯回路89による連動警報のみを出力し、音声警報は出力しない。
以上のように構成された警報システム100の運用例を説明する。
(運用例1:連動警報の停止条件としてパターン1を設定)
警報システム100内の火災警報器10等の各監視領域や警報領域が、例えば人の出入りが多い場合や災害弱者が生活していない場合などの通常のときには、連動警報の停止条件をパターン1に設定しておくことができる。このようにすることで、自己の警報停止スイッチが押下操作された場合、あるいは、他の機器の警報停止スイッチが押下されて警報停止信号を受信した場合に、連動警報を停止できる。
(運用例2:連動警報の停止条件としてパターン2を設定)
例えば、部屋数の多い建物の各部屋に火災警報器10が設置されて警報システム100が構築されている場合、各火災警報器10の連動警報の停止条件をパターン2に設定しておく。このようにすることで、自己の警報停止スイッチが押下された場合には連動警報を停止するが、他の機器の警報停止スイッチが押下されて警報停止信号を受信した場合には、連動警報を停止しない。例えば、連動警報が一斉に出力されている状態で、ユーザが各部屋を回って火元や居住者を探す場面を想定する。この場合、ユーザが各部屋の火災警報器10の警報停止スイッチを操作するとその火災警報器の連動警報は停止するが、他の火災警報器10の連動警報は停止しない。したがって、火災警報器10の連動警報が停止しているか否かによって、その火災警報器10が設置された部屋が確認済みであるか否かを判断できる。
(運用例3:連動警報の停止条件としてパターン3、パターン4を設定)
例えば、老人や子供などの災害弱者が生活する建物に警報システム100が構築されている場合、連動警報の停止条件をパターン3あるいはパターン4に設定しておく。この場合、自己の警報停止スイッチが押下された場合でも連動警報は停止しない。災害弱者が自己の警報停止スイッチを押下操作しても連動警報は停止しないので、災害弱者に避難行動を促すことができ、避難救助作業も容易となる。
(運用例4:連動警報の停止条件として複数パターンを組み合わせ)
例えば、フラッシュライト80を屋外に設置し、その他の火災警報器10等の機器を屋内に設置しているような警報システム100を想定する。ここで、屋外のフラッシュライト80はパターン1あるいはパターン2(警報停止スイッチオンで連動警報を停止する)が設定され、屋内の火災警報器10にはパターン4(警報停止スイッチオン、警報停止信号受信で連動警報を停止しない)を設定しておく。このような警報システム100において、屋内の火災警報器10が火災を検知して一斉に連動警報(火災警報)が出力されているとすると、屋外にいるユーザがフラッシュライト80の連動警報に気づいて警報停止ボタンを押下することで、フラッシュライト80の連動警報を停止することができる。一方で、屋内の火災警報器10等は連動警報を停止しないので、屋外に設置されているフラッシュライト80の警報停止ボタンが押下された場合でも、屋内にいるユーザの避難行動を促すことができる。
また上記の例において、屋外のフラッシュライト80はパターン3、4(警報停止スイッチオンで連動警報を停止しない)が設定されるようにすれば、屋外に設置されているフラッシュライト80の警報停止ボタンが押下された場合でも、フラッシュライト80が連動警報をし続けるので、屋外にいる人に当該建物に火災が発生していることを報知し続けることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否か、警報停止信号を受信したときに連動警報を停止するか否か、を設定可能な連動警報の停止条件設定スイッチ13を設けた。そして、設定された連動警報の停止条件に基づいて連動警報を停止するようにした。このため、ユーザが連動警報の停止条件を設定できるので、火災警報器10の設置環境等に応じた連動警報の停止動作が実現できる。
なお、連動警報の停止条件設定スイッチ13は、本実施の形態の例に限定されず、警報停止スイッチが操作されたときに連動警報を停止するか否かの設定、及び警報停止信号を受信したときに連動警報を停止するか否かの設定、のいずれか一つのみを設定できるものであってもよい。
なお、本実施の形態の図7、図8では、警報停止スイッチオンにより連動警報を停止する設定がなされている場合には(パターン1、2)、警報停止スイッチオンにより火元警報を停止するが、パターン3、4の場合には警報停止スイッチがオンしても火元警報を停止しない例を説明した。すなわち、火元警報を出力中に警報停止スイッチがオンしたときに火元警報を停止するか否かは、連動警報の停止条件設定に依存するものとして説明した。しかし、連動警報の停止条件の設定にかかわらず、警報停止スイッチがオンしたときには火元警報を停止することとしてもよい。
また、本実施の形態では、警報停止アドレス記憶部16にいずれかの機器のアドレスが記憶されているか否かによって連動警報の出力/停止を切り替えることとして説明したが、アドレスのほか、フラグによりこれらの動作を実現してもよく、同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、火災警報器10は火災を検知すると、警報システム100内の他の機器に対して連動制御信号を送信し、その後、火災を検知しなくなったときに、警報システム100内の他の機器に対して復旧信号を送信する場合を例に説明したが、火災警報器10は火災を検知すると、警報システム100内の他の機器に対して連動制御信号を送信し続け、その後、火災を検知しなくなったときに、警報システム100内の他の機器に対する連動制御信号の送信を停止する構成とすることもできる。つまり、「復旧信号」とは連動制御信号の送信の停止を含むものである。このとき、他の機器は連動制御信号を受信した状態から、連動制御信号の受信しなくなったときに、復旧信号を受信したと判断することができる。
なお、上記説明では、電池で駆動されて無線通信を行う火災警報器を備える警報システムに本発明を適用した場合を例に説明したが、火災警報器の電源の供給方法や通信方式を限定するものではない。また、熱式の火災検出回路を有する火災警報器を例に説明したが、煙式の火災検出回路を有する火災警報器や、ガス漏れなどその他の監視領域の異常を検出する警報器に本発明を適用することもできる。
1 制御回路、2 電池、3 電源回路、4 電池電圧検出回路、5 送受信回路、6 アンテナ、7 火災検出回路、8 警報音制御回路、9 表示灯回路、10 火災警報器、10a 親機、10b、10c 子機、11 記憶素子、12 警報停止スイッチ、13 連動警報の停止条件設定スイッチ、14 連動警報の停止条件、15 火元アドレス記憶部、16 警報停止アドレス記憶部、50 移報アダプタ、51 制御回路、52 電池、53 電源回路、54 電池電圧検出回路、55 送受信回路、56 アンテナ、58 警報音制御回路、59 表示灯回路、62 警報停止スイッチ、63 連動警報の停止条件設定スイッチ、70 移報出力部、80 フラッシュライト、81 制御回路、82 電池、83 電源回路、84 電池電圧検出回路、85 送受信回路、86 アンテナ、89 表示灯回路、92 警報停止スイッチ、93 連動警報の停止条件設定スイッチ、100 警報システム、200 外部機器。

Claims (6)

  1. 他の検知装置が異常を検知すると連動警報を行う警報器であって、
    異常を検知したことを示す連動制御信号、異常を検知しなくなったことを示す復旧信号、及び連動警報を停止すべきことを示す警報停止信号を受信可能な受信手段と、
    警報を出力する警報手段と、
    前記警報手段による警報の出力及び停止を制御する制御手段と、
    前記連動警報を停止させるための警報停止スイッチと、
    前記警報停止スイッチが操作されたときに前記連動警報を停止するか否かを設定する第1停止条件切替手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記連動制御信号を受信すると前記警報手段に連動警報を出力させ、前記第1停止条件切替手段の設定に基づいて前記連動警報を停止させる
    ことを特徴とする警報器。
  2. 前記警報停止信号を受信したときに前記連動警報を停止するか否かを設定する第2停止条件切替手段を備え、
    前記制御手段は、前記第1停止条件切替手段及び前記第2停止条件切替手段の設定に基づいて前記連動警報を停止させる
    ことを特徴とする請求項1記載の警報器。
  3. 環境の物理的変化を検出して異常を検知する異常検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記異常検知手段が異常を検知すると前記警報手段に異常元警報を出力させ、前記異常検知手段が異常を検知しなくなると前記異常元警報を停止させる
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の警報器。
  4. 前記制御手段は、前記第1停止条件切替手段の設定にかかわらず、前記警報停止スイッチが操作されたときには前記異常元警報を停止させる
    ことを特徴とする請求項3記載の警報器。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか記載の警報器を複数備えたことを特徴とする警報システム。
  6. 前記複数の警報器のうちの一の警報器は、前記連動制御信号を受信すると外部機器に対して移報信号を出力する移報出力手段を備えたことを特徴とする請求項5記載の警報システム。
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