JP2005218859A - ゴルフボール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コアと該コアを被覆する包囲層と該包囲層を被覆する中間層と該中間層を被覆するカバーとを備えたゴルフボールにおいて、前記コアが特定のゴム組成物の加硫成形物にて形成され、前記包囲層が熱可塑性樹脂にて形成され、前記中間層がアイオノマー樹脂を30質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成され、前記カバーがアイオノマー樹脂を50質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成されると共に、包囲層を形成する熱可塑性樹脂の反発弾性率、包囲層厚さ、包囲層のショアD硬度、中間層厚さ、中間層のショアD硬度、カバー厚さ、カバーのショアD硬度、包囲層厚さと中間層厚さとカバー厚さとの総厚さ、及びコア中心・コア表面・包囲層・中間層・カバーのショアD硬度分布を最適化したゴルフボール。
【選択図】 なし
Description
しかしながら、ツーピースソリッドゴルフボールの飛距離と糸巻きゴルフボールの打感を併せ持ったゴルフボールを得ることは極めて困難であり、未だ十分にプレーヤーの要望に応えたものは得られていない。ボール構造の軟化は低スピン高打ち出し化に寄与し得るが、特に高ヘッドスピードのプレーヤーが打撃する際にはボールが大きく変形し過ぎてボール初速の低下にもつながりかねないという問題があった。
請求項1:
コアと、該コアを被覆する包囲層と、該包囲層を被覆する中間層と、該中間層を被覆するカバーとを備えたゴルフボールにおいて、前記コアが、シス−1,4−結合を60%以上含有し、ムーニー粘度(ML1+4(100℃))が40以上である、希土類元素系触媒を用いて合成されるポリブタジエンを60〜100質量%含むゴム基材100質量部に対して、不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩を10〜60質量部、有機硫黄化合物を0.1〜5質量部、無機充填剤を5〜80質量部、及び有機過酸化物を2種以上含み、そのうち155℃における半減期が1番短い有機過酸化物を(p)、1番長い有機過酸化物を(q)とし、(p)の半減期をpt、(q)の半減期をqtとした場合、半減期の比qt/ptが7以上20以下であり、これら有機過酸化物の総含有量が上記ゴム基材100質量部に対して0.1〜0.8質量部であるゴム組成物の加硫成形物にて形成され、前記包囲層が熱可塑性樹脂にて形成され、前記中間層がアイオノマー樹脂を30質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成され、前記カバーがアイオノマー樹脂を50質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成されると共に、
以下の(1)〜(9)の各条件、
(1)包囲層を形成する熱可塑性樹脂のBS規格903(British Standard903)に準拠して測定した反発弾性率が65以上、
(2)包囲層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(3)包囲層のショアD硬度が5以上30未満、
(4)中間層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(5)中間層のショアD硬度が40以上56未満、
(6)カバー厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(7)カバーのショアD硬度が56以上70以下、
(8)包囲層厚さと中間層厚さとカバー厚さとの総厚さが1.5mm以上4.5mm未満、
(9)コア中心のショアD硬度、コア表面のショアD硬度、包囲層のショアD硬度、中間層のショアD硬度、及びカバーのショアD硬度を比較した場合に、包囲層のショアD硬度が最も低い、
を満たすことを特徴とするゴルフボール。
請求項2:
更に、以下の(10)の条件、
(10)コアの100kg荷重負荷時の変形量が3.0mm以上6.0mm以下、
を満たす請求項1記載のゴルフボール。
請求項3:
前記包囲層を形成する熱可塑性樹脂がエステル系熱可塑性エラストマーである請求項1又は2記載のゴルフボール。
請求項4:
更に、以下の(11)及び(12)の条件、
(11)3≦(カバーのショアD硬度)−(中間層のショアD硬度)≦30、
(12)10≦(中間層のショアD硬度)−(包囲層のショアD硬度)≦45、
を満たす請求項1,2又は3記載のゴルフボール。
請求項5:
更に、以下の(13)の条件、
(13)中間層及びカバー層のメルトフローレート値が1.6dg/min以上、
を満たす請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゴルフボール。
請求項6:
前記中間層が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
請求項7:
前記中間層が、(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜80質量部、(c)上記(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
請求項8:
前記中間層が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との混合物100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
本発明のゴルフボールは、コアと、該コアを被覆する包囲層と、該包囲層を被覆する中間層と、該中間層を被覆するカバーとを備えたゴルフボールにおいて、前記コアを特定のブタジエンゴムにて形成し、前記中間層及び前記カバーを各々アイオノマー樹脂を特定量含む熱可塑性樹脂にて形成すると共に、包囲層の反発弾性率、包囲層の厚さ、包囲層のショアD硬度、中間層の厚さ、中間層のショアD硬度、カバーの厚さ、カバーのショアD硬度、中間層厚さとカバー厚さとの総厚さ、及び各層のショアD硬度分布を同時に最適化したゴルフボールである。
(A)シス−1,4−結合を60%以上含有し、ムーニー粘度(ML1+4(100℃))が40以上である、希土類元素系触媒を用いて合成されるポリブタジエンを60〜100質量%含むゴム基材、
(B)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、
(C)有機硫黄化合物
(D)無機充填剤
(E)有機過酸化物
を含むゴム組成物の加硫成形物をコア用材料として採用する。ゴルフボール中の体積比率の高いコア部をこのような材料にて形成することにより、ゴルフボールを軟らかく、かつ高反発に設計することができる。
また、上記ポリブタジエンに含まれる1,2−ビニル結合の含有量としては、そのポリマー鎖中に通常2%以下、好ましくは1.7%以下、更に好ましくは1.5%以下である。1,2−ビニル結合の含有量が多すぎると、反発性が低下する場合がある。
なお、本発明でいうムーニー粘度とは、いずれも回転可塑度計の一種であるムーニー粘度計で測定される工業的な粘度の指標(JIS K6300)であり、単位記号としてML1+4(100℃)を用いる。ここで、Mはムーニー粘度、Lは大ロータ(L型)、1+4は予備加熱時間が1分間、ロータの回転時間が4分間であることを示し、100℃の条件下にて測定したことを示す。
なお、希土類元素系触媒の存在下でブタジエンを重合させる場合、溶媒を使用しても、溶媒を使用せずにバルク重合或いは気相重合してもよく、重合温度は通常−30〜150℃、好ましくは10〜100℃とすることができる。
(i)ポリマーの活性末端にアルコキシシリル基を持つ化合物。アルコキシシリル基を持つ化合物としては、エポキシ基又はイソシアナート基を分子内に少なくとも1個有するアルコキシシラン化合物が好適に使用される。具体例としては、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)トリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルジメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランの縮合物、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシランの縮合物などのエポキシ基含有アルコキシシラン;3−イソシアナートプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、(3−イソシアナートプロピル)メチルジメトキシシラン、(3−イソシアナートプロピル)メチルジエトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリメトキシシランの縮合物、(3−イソシアナートプロピル)メチルジメトキシシランの縮合物などのイソシアナート基含有アルコキシシラン化合物が挙げられる。
(iii)分子中に、Y=C=Z結合(式中、Yは炭素原子、酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子、Zは酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子を示す)を含有するヘテロクムレン化合物、
(iv)分子中に下記結合を含有するヘテロ3員環化合物、
(v)ハロゲン化イソシアノ化合物、
(vi)R8−(COOH)m 、R9(COX)m 、R10−(COO−R11)m 、R12−OCOO−R13、R14−(COOCO−R15)m 、又は下記式で示されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物又は酸無水物、
(vii)R17 l M″(OCOR18)4-l 、R19 lM″(OCO−R20−COOR21)4-l、又は下記式で示されるカルボン酸の金属塩
ニッケル系触媒としては、例えば、ニッケルケイソウ土のような1成分系、ラネーニッケル/四塩化チタンのような2成分系、ニッケル化合物/有機金属/三フッ化ホウ素エーテラートのような3成分系のもの等を挙げることができる。なお、ニッケル化合物としては、担体付還元ニッケル、ラネーニッケル、酸化ニッケル、カルボン酸ニッケル、有機ニッケル錯塩などが用いられる。また、有機金属としては、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ヘキシルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、1,4−ジリチウムブタン等のアルキルリチウム、ジエチル亜鉛、ジブチル亜鉛等のジアルキル亜鉛等を挙げることができる。
その配合量(2種以上を併用する場合にはその総量)としては、上記(A)成分100部に対し、通常0.1部以上、好ましくは0.2部以上、より好ましくは0.4部以上、更に好ましくは0.7部以上、特に好ましくは0.9以上、上限として通常5部以下、好ましくは4部以下、より好ましくは3部以下、更に好ましくは2部以下、特に好ましくは1.5部以下である。配合量が少なすぎると、反発性を向上させる効果が得られない場合があり、一方、多すぎると、硬度が軟らかくなりすぎて十分な反発性が得られない場合がある。
[配合X]
(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体100質量部、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部。
[配合Y]
(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物100質量部、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜80質量部、(c)上記(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部。
[配合Z]
(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との混合物100質量部、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部。
また、(a)成分中の不飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸が好適である。
更に、(a)成分中の不飽和カルボン酸エステルとしては、例えば上述した不飽和カルボン酸の低級アルキルエステル等が挙げられる。より具体的には、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル等を挙げることができ、特にアクリル酸ブチル(n−アクリル酸ブチル、i−アクリル酸ブチル)が好適である。
ここで、酸基を中和する金属イオンとしては、例えば、Na+、K+、Li+、Zn++、Cu++、Mg++、Ca++、Co++、Ni++、Pb++等が挙げられるが、中でもNa+、Li+、Zn++、Mg++、Ca++が好適であり、特にZn++が好適である。
本発明において、上記配合Zは上記(a)成分と(d)成分とを併用配合するものであるが、この場合の配合比は特に制限されるものではなく、(a)成分:(d)成分の質量比で通常10:90〜90:10、好ましくは20:80〜80:20である。
1分子中の炭素数としては通常18以上、上限として80以下、特に40以下である。炭素数が少なすぎると耐熱性が劣り、酸基比率が高すぎて(a)成分及び/又は(d)成分中に含まれる酸基との相互作用により所望の流動性が得られない場合がある。一方、炭素数が多すぎると分子量が大きくなるため流動性が低下し、材料として使用困難になる場合がある。
この場合、遷移金属イオンとアルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属イオンとの配合比としては、(遷移金属イオン):(アルカリ金属及び/又はアルカリ土類金属イオン)のモル比としては通常10:90〜90:10、好ましくは20:80〜80:20である。遷移金属イオンのモル比が少なすぎると流動性を改善する効果が十分に得られない場合があり、モル比が高すぎると反発性が低下する場合がある。
このような非アイオノマー熱可塑性エラストマーとしては市販品を用いることができ、オレフィン系熱可塑性エラストマーとしてはダイナロン(JSR社製)、エステル系熱可塑性エラストマーとしてはハイトレル(東レ・デュポン社製)等を用いることができる。
また、上記配合Yの場合、(d)成分100質量部に対し、(b)成分の配合量を5質量部以上、特に8質量部以上、上限として80質量部以下、好ましくは40質量部以下、更に好ましくは20質量部以下とし、(c)成分の配合量を0.1質量部以上、特に0.5質量部以上、上限として10質量部以下、特に5質量部以下とすることが好ましい。
更に、上記配合Zの場合(a)成分及び(d)成分100質量部に対し、(b)成分の配合量を5質量部以上、特に8質量部以上、上限として80質量部以下、好ましくは40質量部以下、更に好ましくは20質量部以下とし、(c)成分の配合量を0.1質量部以上、特に0.7質量部以上、上限として10質量部以下、特に5質量部以下とすることが好ましい。
上記配合X〜配合Zいずれの配合においても、(b)成分の配合量が少ないと溶融粘度が低くなり加工性が低下する場合があり、多いと耐久性が低下する場合がある。また、(c)成分の配合量が少ないと熱安定性、反発性の向上が見られない場合があり、多いと過剰の塩基性無機金属化合物により加熱混合物の耐熱性がかえって低下し、使用に支障が生じる場合がある。
また、カバーを構成する熱可塑性樹脂には、硫酸バリウムを配合することが好適である。その配合量としては上記カバー材料100質量部に対し通常5質量部以上、好ましくは10質量部以上、より好ましくは15質量部以上、上限として通常35質量部以下、好ましくは30質量部以下、より好ましくは25質量部以下配合したものが好適である。このような配合量でカバー材料に硫酸バリウムを配合することにより、ゴルフボールの割れ耐久性が向上し得る。
(1)包囲層を形成する熱可塑性樹脂のBS規格903に準拠して測定した反発弾性率が65以上、
(2)包囲層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(3)包囲層のショアD硬度が5以上30未満、
(4)中間層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(5)中間層のショアD硬度が40以上56未満、
(6)カバー厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(7)カバーのショアD硬度が56以上70以下、
(8)中間層厚さとカバー厚さとの総厚さが1.5mm以上4.5mm未満、
(9)コア中心のショアD硬度、コア表面のショアD硬度、包囲層のショアD硬度、中間層のショアD硬度、及びカバーのショアD硬度を比較した場合に、包囲層のショアD硬度が最も低い、
を同時に満足することにより、高耐久性を維持しつつ、高反発、高打ち出し、低スピン、及び良好な打感を両立させたゴルフボールを提供しようとするものである。
(10)コアの100kg荷重負荷時の変形量が3.0mm以上6.0mm以下、
(11)3≦(カバーのショアD硬度)−(中間層のショアD硬度)≦30、
(12)10≦(中間層のショアD硬度)−(包囲層のショアD硬度)≦45、
(13)中間層及びカバー層のメルトフローレート値が1.6dg/min以上、
を満たすゴルフボールであることが好適である。
本発明のゴルフボールにおいて、包囲層を形成する熱可塑性樹脂のBS規格903に準拠して測定した反発弾性率値としては65以上、好ましくは68以上、より好ましくは70以上である。反発弾性率値が65未満であると、反発が悪く飛距離が低下することとなって本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、包囲層厚さとしては0.5mm以上、好ましくは0.7mm以上、より好ましくは0.8mm以上、上限として1.5mm未満、好ましくは1.3mm未満である。包囲層厚さが0.5mm未満であると、軟らかさと高反発の両立が困難となって本願発明の目的を達成しえず、一方、1.5mm以上であると、反発が低下して本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、包囲層のショアD硬度値としては5以上、好ましくは7以上、より好ましくは10以上、上限として30未満、好ましくは20以下、より好ましくは15以下である。包囲層のショアD硬度値が5未満であると、反発が低下して本願発明の目的を達成しえず、一方、30以上であると、軟らかさと高反発の両立が困難となって本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、中間層厚さとしては0.5mm以上、好ましくは0.7mm以上、より好ましくは0.8mm以上、上限として1.5mm未満、好ましくは1.3mm未満である。中間層厚さが0.5mm未満であると、反発性及び割れ耐久性が低下して本願発明の目的を達成しえず、一方、1.5mm以上であると、反発低下や打感が硬くなって本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、中間層のショアD硬度値としては40以上、好ましくは42以上、上限として56未満、好ましくは52以下、より好ましくは47以下である。中間層のショアD硬度値が40未満であると、反発性が低下し、スピンが増加して本願発明の目的を達成しえず、一方、56以上であると、打感が硬くなり本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、カバー厚さとしては0.5mm以上、好ましくは0.7mm以上、より好ましくは0.8mm以上、上限として1.5mm未満、好ましくは1.3mm未満である。カバー厚さが0.5mm未満であると、反発性が低下し、割れ耐久性が低下して本願発明の目的を達成しえず、一方、1.5mm以上であると、打感が硬くなりすぎて本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、カバーのショアD硬度値としては56以上、好ましくは58以上、より好ましくは60以上、上限として70以下、好ましくは68以下、より好ましくは65以下である。カバーのショアD硬度値が56未満であると、反発性が低下し、スピンが増加し、飛距離が低下して本願発明の目的を達成しえず、一方、70を超えると、打感が硬くなりすぎて本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、包囲層厚さと中間層厚さとカバー厚さとの総厚さとしては1.5mm以上、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.4mm以上、上限として4.5mm未満、好ましくは4.2mm以下、より好ましくは3.6mm以下である。総厚さが1.5mm未満であると、各層が薄くなりすぎて各層がその効果を発揮しえないため本願発明の目的を達成しえず、総厚さが4.5mm以上であるとコア径が小さくなりすぎて反発性の低下や打感の悪化につながって本願発明の目的を達成しえない。
本発明のゴルフボールにおいて、コア中心のショアD硬度、コア表面のショアD硬度、包囲層のショアD硬度、中間層のショアD硬度、及びカバーのショアD硬度を比較した場合に、包囲層のショアD硬度が最も低い。このような関係を満たさない場合、軟らかな打感と高反発性との両立が困難となって本願発明の目的を達成しえない。
従って、本発明においては上記のような特定の材料を用いて中間層及びカバーを形成すると共に、中間層及びカバーの各々の厚さ及び硬度を特定範囲に規定することにより、上記のような、特殊な包囲層被覆を採用することによって生じる可能性のあるデメリットを補うことが可能となる。
本発明のゴルフボールにおいて、コアの100kg荷重負荷時の変形量としては通常3.0mm以上、好ましくは3.2mm以上、より好ましくは3.5mm以上、上限として通常6.0mm以下、好ましくは5.0mm以下、より好ましくは4.5mm以下である。コアの100kg荷重負荷時の変形量が3.0mm未満であると、打感が硬くなりすぎる場合や、スピンが増加して飛距離が低下する場合があり、一方、6.0mmを超えると、反発性が低下する場合や、割れ耐久性が低下する場合がある。
本発明のゴルフボールにおいて、(カバーのショアD硬度)−(中間層のショアD硬度)の値としては通常3以上、好ましくは8以上、より好ましくは18以上、上限として通常30以下、好ましくは28以下、より好ましくは25以下である。当該値が上記範囲を逸脱すると、高反発と、低スピンと、ソフトフィールとのバランスが取れない場合がある。
本発明のゴルフボールにおいて、(中間層のショアD硬度)−(包囲層のショアD硬度)の値としては通常10以上、好ましくは15以上、より好ましくは25以上、上限として通常45以下、好ましくは40以下、より好ましくは35以下である。当該値が上記範囲を逸脱すると、高反発と、ソフトフィールとのバランスが取れない場合がある。
本発明のゴルフボールにおいて、中間層及びカバー層のメルトフローレート(「MFR」と略記することがある)値としては通常1.6dg/min以上、好ましくは1.8dg/min以上、さらに好ましくは2.5dg/min以上である。MFR値が1.65dg/min未満であると成形が難しくなったり、成形して得られたボールの真球度が低下して飛びのばらつきが大きくなったりする場合がある。ここで、メルトフローレートとはJIS−K6760に準拠し、試験温度190℃、試験荷重21.18N(2.16kgf)にて測定した値であり、本発明において同様である。
このように流動性の良い中間層材料、カバー材料を採用することにより、成形厚さが薄い場合であっても良好な成形性が実現される。
表1に示す配合(質量部)にて得たゴム組成物を加硫することにより、スリーピースゴルフボールのコアを作成した。加硫条件としては155℃で15分間とした。
このコアに、表2,3に示す配合の包囲層材、中間層材及びカバー材を射出成形により被覆してフォーピースソリッドゴルフボールを得た。得られたゴルフボールの評価結果を表4に示す。
BR730
JSR社製ポリブタジエンゴム。重合触媒Nd系、シス−1,4結合含量96%、ムーニー粘度(ML1+4(100℃)))55。
BR01
JSR社製ポリブタジエンゴム。重合触媒Ni系、シス−1,4結合含量96%、ムーニー粘度(ML1+4(100℃)))44。
BR11
JSR社製ポリブタジエンゴム。重合触媒Ni系、シス−1,4結合含量96%、ムーニー粘度(ML1+4(100℃)))44。
パーヘキサ3M−40
日本油脂社製有機過酸化物、40%希釈品
パークミルD
日本油脂社製有機過酸化物
ノクラックNS−6
大内新興化学工業(株)製老化防止剤
ハイトレル
東レデュポン社製ポリエステルエラストマー
ダイナロン
JSR社製水添ポリマー
ニュクレル
三井デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹脂
サーリン
デュポン社製アイオノマー樹脂
ハイミラン
三井デュポンポリケミカル社製アイオノマー樹脂
ベヘニン酸
日本油脂社製NAA222−S(ビーズ)
水酸化カルシウム
白石工業社製CLS−B
硫酸バリウム300
堺化学工業社製、沈降性硫酸バリウム
100kg荷重硬度(コア、ボール)
100kgの負荷を加えたときの変形量
硬度(コア表面、コア中心、包囲層、中間層、カバー)
ショアD硬度、即ち、ASTM D2240タイプDデュロメータにより測定した硬度である。コア表面、コア中心における硬度は、それぞれコアの表面部を計測した硬度と、コアを半分に切断し、その中心部を計測した硬度である。包囲層、中間層、カバーについては、JIS−K6253に基づき、ボール表面硬度ではなく樹脂シート表面硬度の測定値である。
ボール外径
ゴルフボールの最大直径の値、ボール表面のディンプルの無い部分を測定した値である。
包囲層厚さ
(コアに包囲層を被覆した球体の外径−コア外径)/2の値として算出した。
中間層厚さ
(包囲層に中間層を被覆した球体の外径−コアに包囲層を被覆した球体の外径)/2の値として算出した。
カバー厚さ
(ボール外径−包囲層に中間層を被覆した球体の外径)/2の値として算出した。
反発弾性率
BS規格903に準拠して測定し、包囲層を形成する熱可塑性樹脂の反発弾性率値である。
飛び
ドライバー(ブリヂストンスポーツ社製X−DRIVE TYPE300 PROSPEC ロフト9°)をスウィングロボット(ミヤマエ社製)に装着し、ヘッドスピード45m/sにて打撃した時のスピン、打出し角、初速度、飛距離を測定した。スピン、打出し角、初速度は、打撃直後のボールを高速カメラを使用して撮影し、測定した。
割れ耐久性
鉄板に向けてボールを43m/sにて発射して、割れる回数を測定した。市販のPRECEPT Laddie(ブリヂストンスポーツ社製)を同時に測定し、下記基準にて評価した。
○:△より良好な結果。
△:割れ回数が、PRECEPT Laddie対比±5%以内。
×:△より悪い結果。
打感
アマチュアゴルファー(ハンディキャップ10未満の上級者)5人による官能評価を行なった。5点:非常に軟らかい、4点:軟らかい、3点:可もなく不可もなく普通、2点:やや硬い、1点:非常に硬い、として各ゴルファーが点数をつけ、その平均点を算出し、下記基準にて評価した。
○:5人の平均点が4点以上
△:5人の平均点が2点以上4点未満
×:5人の平均点が2点未満
比較例2のゴルフボールは、カバーが軟らかく、包囲層が硬く、コアがやや硬目であり、かつ包囲層、中間層、カバーがやや厚めでその分コアが小さ目であり、しかも反発の悪いコア配合であり、結果としてゴルフボールのスピンが大きく、反発性が小さく、飛距離に劣る。また、ドライバーなどフルショット時の打感が硬い。
比較例3のゴルフボールは、包囲層、中間層、カバーが厚めであり、かつ包囲層が硬く、しかも反発の悪いコア配合であり、結果としてゴルフボールの反発性が小さく飛距離に劣る。また、打感が硬い目である。
比較例4のゴルフボールは、カバーが軟らかく、包囲層が硬く、コアがやや硬目であり、かつ包囲層、中間層、カバーがやや厚めでその分コアが小さ目であり、しかも反発の悪いコア配合であり、結果としてゴルフボールのスピンが大きく、反発性が小さく、飛距離に劣る。
比較例5のゴルフボールは、中間層がポリエステルであってカバーとの密着が悪く、割れ耐久性に劣る。また、実施例5の高中和アイオノマーと対比して反発性が小さくスピンが増加し、結果として飛距離が劣る。
比較例6のゴルフボールは、包囲層の反発弾性率が低いためゴルフボールの反発性が小さく、結果として飛距離に劣る。
Claims (8)
- コアと、該コアを被覆する包囲層と、該包囲層を被覆する中間層と、該中間層を被覆するカバーとを備えたゴルフボールにおいて、
前記コアが、シス−1,4−結合を60%以上含有し、ムーニー粘度(ML1+4(100℃))が40以上である、希土類元素系触媒を用いて合成されるポリブタジエンを60〜100質量%含むゴム基材100質量部に対して、不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩を10〜60質量部、有機硫黄化合物を0.1〜5質量部、無機充填剤を5〜80質量部、及び有機過酸化物を2種以上含み、そのうち155℃における半減期が1番短い有機過酸化物を(p)、1番長い有機過酸化物を(q)とし、(p)の半減期をpt、(q)の半減期をqtとした場合、半減期の比qt/ptが7以上20以下であり、これら有機過酸化物の総含有量が上記ゴム基材100質量部に対して0.1〜0.8質量部であるゴム組成物の加硫成形物にて形成され、前記包囲層が熱可塑性樹脂にて形成され、前記中間層がアイオノマー樹脂を30質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成され、前記カバーがアイオノマー樹脂を50質量%以上含む熱可塑性樹脂にて形成されると共に、
以下の(1)〜(9)の各条件、
(1)包囲層を形成する熱可塑性樹脂のBS規格903(British Standard903)に準拠して測定した反発弾性率が65以上、
(2)包囲層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(3)包囲層のショアD硬度が5以上30未満、
(4)中間層厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(5)中間層のショアD硬度が40以上56未満、
(6)カバー厚さが0.5mm以上1.5mm未満、
(7)カバーのショアD硬度が56以上70以下、
(8)包囲層厚さと中間層厚さとカバー厚さとの総厚さが1.5mm以上4.5mm未満、
(9)コア中心のショアD硬度、コア表面のショアD硬度、包囲層のショアD硬度、中間層のショアD硬度、及びカバーのショアD硬度を比較した場合に、包囲層のショアD硬度が最も低い、
を満たすことを特徴とするゴルフボール。 - 更に、以下の(10)の条件、
(10)コアの100kg荷重負荷時の変形量が3.0mm以上6.0mm以下、
を満たす請求項1記載のゴルフボール。 - 前記包囲層を形成する熱可塑性樹脂がエステル系熱可塑性エラストマーである請求項1又は2記載のゴルフボール。
- 更に、以下の(11)及び(12)の条件、
(11)3≦(カバーのショアD硬度)−(中間層のショアD硬度)≦30、
(12)10≦(中間層のショアD硬度)−(包囲層のショアD硬度)≦45、
を満たす請求項1,2又は3記載のゴルフボール。 - 更に、以下の(13)の条件、
(13)中間層及びカバー層のメルトフローレート値が1.6dg/min以上、
を満たす請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゴルフボール。 - 前記中間層が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- 前記中間層が、(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体 5〜80質量部、(c)上記(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物 0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
- 前記中間層が、(a)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体と、(d)オレフィン−不飽和カルボン酸ランダム共重合体の金属イオン中和物及び/又はオレフィン−不飽和カルボン酸−不飽和カルボン酸エステルランダム共重合体の金属イオン中和物との混合物100質量部に対し、(b)分子量が280以上の脂肪酸又はその誘導体5〜80質量部、(c)上記(a)、(d)、(b)成分中の酸基を中和することができる塩基性無機金属化合物0.1〜10質量部配合してなる請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
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