JP2006167452A - ソリッドゴルフボール - Google Patents

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JP2006167452A JP2005351726A JP2005351726A JP2006167452A JP 2006167452 A JP2006167452 A JP 2006167452A JP 2005351726 A JP2005351726 A JP 2005351726A JP 2005351726 A JP2005351726 A JP 2005351726A JP 2006167452 A JP2006167452 A JP 2006167452A
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昌司 南馬
Jun Shindo
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Abstract

【解決手段】本発明は、(a)シス1,4結合を60%以上有すると共に、1,2ビニル結合を2%以下有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンであって、トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下であり、かつムーニー粘度が30以上であるポリブタジエン100質量部に対して、所定量の(b)硫黄、(c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、(d)有機硫黄化合物、(e)無機充填材及び(f)有機過酸化物を配合したゴム組成物の加熱成形物であって、その中心JIS−C硬度と表面JIS−C硬度との硬度差を20〜40の範囲とする加熱成形物を構成要素とすることを特徴とするソリッドゴルフボールを提供する。
【効果】このゴルフボールは、軟らかい打感を有し、非常に優れた反発性を兼ね備えたものである。また、ドライバーショット時のボールのスピン量を低減させることにより飛距離が増大する。
【選択図】なし

Description

本発明は、軟らかい打感と良好な反発性が付与されたソリッドゴルフボールに関する。
従来より、ゴルフボールに対しては、優れた反発性を付与するために、基材ゴムとして使用されるポリブタジエンの配合を種々改良することが行われている。
例えば、特開昭62−89750号公報には、基材ゴムとして、Ni,Co触媒を用いて合成したムーニー粘度が70〜100のポリブタジエンと、ランタン系触媒で合成したムーニー粘度が30〜90のポリブタジエン又はNi,Co触媒を用いて合成したムーニー粘度が20〜50のポリブタジエンとを配合してなるソリッドゴルフボール用ゴム組成物が提案されている。
しかしながら、上記提案には、軟らかい打感を付与でき、反発性に優れたソリッドゴルフボールを得るための更なる改良が求められている。
また、特開平2−268778号公報には、VIII族触媒で合成したムーニー粘度が50未満のポリブタジエンと、ランタニド触媒で合成したムーニー粘度が50未満のポリブタジエンとを配合して形成したソリッドゴルフボールが提案されているが、軟らかい打感と優れた反発性を得ることができるものではない。
更に、特開平11−70187号公報には、低ムーニー粘度のポリブタジエンにて中間層が形成されたマルチピースソリッドゴルフボール、特開平11−319148号公報には、Ni,Co触媒を用いて合成したムーニー粘度が50〜69のポリブタジエンとランタノイド系触媒を用いて合成したムーニー粘度が20〜90のポリブタジエンとを配合したゴム組成物にて形成されたソリッドゴルフボール、特開平11−164912号公報には、1,2ビニル結合2.0%以下とし、質量平均分子量と数平均分子量との比Mw/Mnが3.5以下のゴム組成物にて形成されたソリッドゴルフボール、特開昭63−275356号公報には、高ムーニー粘度のポリブタジエンが配合されたゴム組成物にて形成されたゴルフボール、特開平3−151985号公報には、数平均分子量が高いポリブタジエンと低いポリブタジエンとを配合してなるゴム組成物にて形成されたソリッドゴルフボールが提案されている。更には、特開平2002−355341号公報には、硫黄と硫黄化合物とを一緒に配合したゴム組成物にて形成されたゴルフボールが提案されている。しかしながら、上述した提案のいずれも軟らかい打感と優れた反発性が得られるゴルフボールとはいえない。
特開昭62−89750号公報 特開平2−268778号公報 特開平11−70187号公報 特開平11−319148号公報 特開平11−164912号公報 特開昭63−275356号公報 特開平3−151985号公報 特開平2002−355341号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、軟らかい打感と良好な反発性が付与されたソリッドゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意検討を行った結果、(a)シス1,4結合を60%以上有すると共に、1,2ビニル結合を2%以下有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンであって、その25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下であり、かつムーニー粘度(ML1+4(100℃))が30以上であるポリブタジエン100質量部に対して、(b)硫黄 0.01〜0.5質量部、(c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩 10〜60質量部、(d)有機硫黄化合物 0.1〜5質量部、(e)無機充填材 5〜80質量部、(f)有機過酸化物 0.1〜5質量部を配合したゴム組成物の加熱成形物であって、その中心JIS−C硬度と表面JIS−C硬度との差が20より大きくかつ40以下である加熱成形物を構成要素とすることにより、成形物の組成と硬度との適正化による相乗効果で、この加熱成形物を具備したソリッドゴルフボールは、軟らかい打感を有するものである上、非常に優れた反発性を兼ね備えたものであると同時に、ドライバーショット時にボールのスピン量を可及的に小さくすることにより飛距離増大を図ることができることを知見し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、下記のソリッドゴルフボールを提供する。
〔1〕(a)シス1,4結合を60%以上有すると共に、1,2ビニル結合を2%以下有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンであって、その25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下であり、かつムーニー粘度(ML1+4(100℃))が30以上であるポリブタジエン100質量部に対して、(b)硫黄 0.01〜0.5質量部、(c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩 10〜60質量部、(d)有機硫黄化合物 0.1〜5質量部、(e)無機充填材 5〜80質量部、(f)有機過酸化物 0.1〜5質量部を配合したゴム組成物の加熱成形物であって、その中心JIS−C硬度と表面JIS−C硬度との差が20より大きくかつ40以下である加熱成形物を構成要素とすることを特徴とするソリッドゴルフボール。
〔2〕上記(f)成分の有機過酸化物の配合量が、上記ポリブタジエン100質量部に対して1.2〜3.0質量部である〔1〕記載のソリッドゴルフボール。
〔3〕上記(f)成分の有機過酸化物として1,1-ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンを含むものである〔1〕又は〔2〕記載のソリッドゴルフボール。
本発明のソリッドゴルフボールは、軟らかい打感を有するものである上、非常に優れた反発性を兼ね備えたものである。また、ドライバーショット時にボールのスピン量を低減させることによりボールの飛距離が増大する。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のソリッドゴルフボールは、ポリブタジエンを基材ゴムとするゴム組成物の加熱成形物を具備するもので、この基材ゴム中には、(a)成分のポリブタジエンとして、シス1,4結合と1,2ビニル結合の含有量、25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η、ムーニー粘度と上記ηとの関係がそれぞれ適正化されたものが所定量配合されることが必要である。
ここで、(a)成分のポリブタジエンは、シス1,4結合が60%以上、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上、最も好ましくは95%以上有するものであると共に、1,2ビニル結合が2%以下、好ましくは1.7%以下、更に好ましくは1.5%以下、最も好ましくは1.3%以下有するものである。上記範囲を逸脱すると反発性が低下する。
本発明の(a)成分のポリブタジエンは、25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下であることを要する。ここで、本発明の25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)とは、測定対象のポリブタジエン2.28gをトルエン50mlに溶解した後、標準液として粘度計構成用標準液(JIS Z8809)を用いて、所定の粘度計により25℃の条件下で測定した値のことをいうものとする。
そして、(a)成分のポリブタジエンは、その25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下、特に550以下、好ましくは500以下、更に好ましくは450以下、最も好ましくは400以下であることが必要で、ηが高すぎると作業性が悪くなる。また、ηの下限としては、50以上、好ましくは100以上、更に好ましくは150以上、最も好ましくは200以上とすることが推奨され、ηが低すぎると反発性が低下する場合がある。
(a)成分のポリブタジエンのムーニー粘度(ML1+4(100℃))は30以上、好ましくは40以上、より好ましくは50以上、上限としては特に制限されるものではないが、好ましくは80以下、より好ましくは70以下、更に好ましくは65以下、最も好ましくは60以下であることが推奨される。
なお、上述したムーニー粘度とは、いずれも回転可塑度計の1種であるムーニー粘度計で測定される工業的な粘度の指標(JIS−K6300)であり、単位記号としてML1+4(100℃)を用いる。また、Mはムーニー粘度、Lは大ロータ(L型)、1+4は予備加熱時間1分間、ロータの回転時間4分間を示し、100℃の条件下にて測定したことを示す。
(a)成分のポリブタジエンは、希土類元素系触媒で合成されたものであり、このような希土類元素系触媒としては、公知のものを使用することができ、例えば、ランタン系列希土類元素化合物、有機アルミニウム化合物、アルモキサン、ハロゲン含有化合物、更に、必要に応じルイス塩基の組み合せよりなる触媒を挙げることができる。
上記ランタン系列希土類元素化合物としては、原子番号57〜71の金属ハロゲン化物、カルボン酸塩、アルコラート、チオアルコラート、アミド等を挙げることができる。
上記有機アルミニウム化合物としては、例えば、AlR123(ここで、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素又は炭素数1〜8の炭化水素残基を表す)で示されるものを用いることができる。
上記アルモキサンは、下記式(I)又は下記式(II)で示される構造を有する化合物を好適に挙げることができる。この場合、ファインケミカル,23,(9),5(1994)、J.Am.Chem.Soc.,115,4971(1993)、J.Am.Chem.Soc.,117,6465(1995)で示されるアルモキサンの会合体でもよい。
Figure 2006167452
(式中、R4は、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、nは2以上の整数である。)
ハロゲン含有化合物としては、AlXn3-n(ここで、Xはハロゲンを示し、Rは、炭素数が1〜20の炭化水素残基であり、例えば、アルキル基、アリール基、アラルキル基であり、nは、1、1.5、2又は3を示す)で示されるアルミニウムハライド、Me3SrCl、Me2SrCl2、MeSrHCl2、MeSrCl3などのストロンチウムハライド、その他、四塩化ケイ素、四塩化スズ、四塩化チタンなどの金属ハライド等が用いられる。
ルイス塩基は、ランタン系列希土類元素化合物を錯化するのに用いることができ、例えば、アセチルアセトン、ケトンアルコールなどを挙げることができる。
本発明においては、特に、ランタン系列希土類元素化合物としてネオジウム化合物を用いたネオジウム系触媒の使用が、1,4−シス結合が高含量、1,2−ビニル結合が低含量のポリブタジエンゴムを優れた重合活性で得られるので好ましく、これらの希土類元素系触媒の具体例は、特開平11−35633号公報に記載されているものを好適に挙げることができる。
希土類元素系触媒の存在下でブタジエンを重合させる場合、溶媒を使用しても、溶媒を使用せずにバルク重合あるいは気相重合してもよく、重合温度は通常−30℃〜150℃、好ましくは10〜100℃とすることができる。
本発明の(a)成分のポリブタジエンは、上記の希土類元素系触媒による重合に引き続き、ポリマーの活性末端に末端変性剤を反応させることにより得られるものであってもよい。
ここで、末端変性剤は、公知のものを使用でき、例えば下記(i)〜(vii)に記載した化合物を挙げることができる。
(i)ポリマーの活性末端にアルコキシシリル基を持つ化合物を反応させることにより得られる。アルコキシシリル基を持つ化合物としては、エポキシ基又はイソシアナート基を分子内に少なくとも1個有するアルコキシシラン化合物が好適に使用される。具体例としては、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリエトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシラン、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)トリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)トリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルジメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルジメトキシシラン、3−グリシジルオキシプロピルトリメトキシシランの縮合物、(3−グリシジルオキシプロピル)メチルジメトキシシランの縮合物などのエポキシ基含有アルコキシシラン;3−イソシアナートプロピルトリメトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリエトキシシラン、(3−イソシアナートプロピル)メチルジメトキシシラン、(3−イソシアナートプロピル)メチルジエトキシシラン、3−イソシアナートプロピルトリメトキシシランの縮合物、(3−イソシアナートプロピル)メチルジメトキシシランの縮合物などのイソシアナート基含有アルコキシシラン化合物が挙げられる。
また、上記アルコキシシリル基を持つ化合物を活性末端に反応させる際、反応を促進させるためにルイス酸を添加することもできる。ルイス酸が触媒としてカップリング反応を促進させ、変性ポリマーのコールドフローが改良され貯蔵安定性がよくなる。ルイス酸の具体例としては、ジアルキルスズジアルキルマレート、ジアルキルスズジカルボキシレート、アルミニウムトリアルコキシドなどが挙げられる。
(ii)R5 nM′X4-n、M′X4、M′X3、R5 nM′(−R6−COOR74-n又はR5 nM′(−R6−COR74-n(式中、R5及びR6は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、R7は炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基であり、側鎖にカルボニル基又はエステル基を含んでいてもよく、M′はスズ原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子又はリン原子、Xはハロゲン原子、nは0〜3の整数を示す)に対応するハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物又は有機金属化合物、
(iii)分子中に、Y=C=Z結合(式中、Yは炭素原子、酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子、Zは酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子を示す)を含有するヘテロクムレン化合物、
(iv)分子中に下記結合を含有するヘテロ3員環化合物
Figure 2006167452
(式中、Yは、酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子を示す)、
(v)ハロゲン化イソシアノ化合物、
(vi)R8−(COOH)m、R9(COX)m、R10−(COO−R11)、R12−OCOO−R13、R14−(COOCO−R15m、又は下記式で示されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物又は酸無水物
Figure 2006167452

(式中、R8〜R16は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜50の炭素原子を含む炭化水素基、Xはハロゲン原子、mは1〜5の整数を示す)、
(vii)R17 lM″(OCOR184-l、R19 lM″(OCO−R20−COOR214-l、又は下記式で示されるカルボン酸の金属塩
Figure 2006167452

(式中、R17〜R23は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、M″はスズ原子、ケイ素原子又はゲルマニウム原子、lは0〜3の整数を示す。)等を挙げることができる。
以上に示される末端変性剤の具体例及び反応させる方法は、例えば、特開平11−35633号公報、特開平7−268132号公報、特開2002−293996号公報等に記載されているもの及び方法を挙げることができる。
本発明の(a)成分は、ゴム基材中に、20質量%以上、好ましくは25質量%以上、更に好ましくは30質量%以上、最も好ましくは35質量%以上、上限として100質量%以下、好ましくは90質量%以下、更に好ましくは80質量%以下、最も好ましくは70質量%以下配合されたものであることが必要である。配合量が足りないと、良好な反発性が付与されたソリッドゴルフボールを得ることが困難になる。
本発明の(b)成分の硫黄は、後述するようにソリッドコアの硬度分布を大きくするために必要な添加剤である。本発明に用いられる硫黄としては粉末硫黄を挙げることができ、具体的には、商品名「硫黄Z(ゼット)」(分散性硫黄)「鶴見化学工業社製」が例示される。
上記(b)成分の硫黄の配合量は、上記ポリブタジエン100質量部に対して、0.01〜0.5質量部、好ましくは0.01〜0.4質量部、より好ましくは0.01〜0.1質量部である。硫黄の配合量が少なすぎるとソリッドコアの硬度分布を一定以上に大きくすることができず反発弾性が低くなり、飛距離が小さくなるおそれがある。また、硫黄の配合量が多すぎると、加熱成形の際、ゴム組成物が爆発するなどの不具合な現象が発生するおそれがある。
本発明の加熱成形物は、上記ゴム基材100質量部に対し、(c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と、(d)有機硫黄化合物、(e)無機充填材、(f)有機過酸化物とを必須成分として所定量配合したゴム組成物にて形成される。
ここで、(c)不飽和カルボン酸として、具体的には、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸であることが好ましい。
また、(c)不飽和カルボン酸の金属塩としては、メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の亜鉛塩、マグネシウム塩等を配合し得るが、特にアクリル酸亜鉛を好適に使用し得る。
上記(c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩は、上記基材ゴム100質量部に対し、10質量部以上、好ましくは15質量部以上、更に好ましくは20質量部以上、上限として60質量部以下、好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下、最も好ましくは40質量部以下配合する。配合量が多すぎると硬くなりすぎてしまい、耐え難い打感となり、少なすぎると、反発性が低下してしまう。
(d)有機硫黄化合物は、優れた反発性を付与するための必須成分であり、有機硫黄化合物としては、ゴルフボールの反発性を向上させ得るものであれば特に制限されないが、例えばチオフェノール類、チオナフトール類、ハロゲン化チオフェノール類又はそれらの金属塩及び硫黄数が2〜4のポリスルフィド類等が挙げられる。より具体的には、ペンタクロロチオフェノール、ペンタフルオロチオフェノール、ペンタブロモチオフェノール、パラクロロチオフェノール、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩、ペンタフルオロチオフェノールの亜鉛塩、ペンタブロモチオフェノールの亜鉛塩、パラクロロチオフェノールの亜鉛塩、硫黄数が2〜4のジフェニルポリスルフィド、ジベンジルポリスルフィド、ジベンゾイルポリスルフィド、ジベンゾチアゾイルポリスルフィド、ジチオベンゾイルポリスルフィド等が挙げられ、特に、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩、ジフェニルジスルフィドが好適に用いられる。
(d)有機硫黄化合物は、上記基材ゴム100質量部に対し、0.1質量部以上、好ましくは0.2質量部以上、更に好ましくは0.5質量部以上、上限として5質量部以下、好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下、最も好ましくは2質量部以下配合する。配合量が多すぎると硬さが軟らかくなりすぎてしまい、少なすぎると、反発性の向上が見込めない。
(e)無機充填材としては、例えば、酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を挙げることができ、その配合量は、上記基材ゴム100質量部に対し、5質量部以上、好ましくは7質量部以上、更に好ましくは10質量部以上、最も好ましくは13質量部以上、上限として80質量部以下、好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下、最も好ましくは40質量部以下とする。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると適正な質量、および好適な反発性を得ることができない。
(f)有機過酸化物としては、市販品を挙げることができ、例えば、パークミルD(日本油脂社製)、パーヘキサ3M(日本油脂社製)、パーヘキサC−40(日本油脂社製)、Luperco 231XL(アトケム社製)等が挙げられ、特に、1,1-ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン(パーヘキサC−40)を用いることが好ましい。なお、必要に応じて2種以上の異なる有機過酸化物を混合して用いてもよい。
(f)有機過酸化物は、上記基材ゴム100質量部に対して0.1質量部以上、好ましくは1.0質量部以上、更に好ましくは2.0質量部以上、上限として7.0質量部以下、好ましくは6.0質量部以下、更に好ましくは5.0質量部以下配合する。配合量が多すぎたり、少なすぎたりすると好適な硬度分布すなわち打感、耐久性及び反発性を得ることができない。
また、必要に応じて老化防止剤を配合することができ、例えば、市販品としてノクラックNS−6、同NS−30(大内新興化学工業社製)、ヨシノックス425(エーピーアイコーポレーション社製)等が挙げられる。上記基材ゴム100質量部に対し、通常0質量部以上、好ましくは0.05質量部以上、更に好ましくは0.1質量部以上、最も好ましくは0.2質量部以上、上限として3質量部以下、好ましくは2質量部以下、更に好ましくは1質量部以下、最も好ましくは0.5質量部以下とすることが好適な反発性、耐久性を得ることができる点から推奨される。
本発明の加熱成形物は、上述したゴム組成物を、公知のゴルフボール用ゴム組成物と同様の方法で加硫・硬化させることによって得ることができる。加硫条件は、例えば、加硫温度100〜200℃、加硫時間10〜40分にて実施することができる。
本発明において、加熱成形物は、加熱成形物表面のJIS−C硬度から加熱成形物中心のJIS−C硬度を引いた硬度差が20より大きいことを要し、特に23以上、好ましくは28以上、更に好ましくは33以上であり、上限として40以下、特に35以下、好ましくは30以下、更に好ましくは25以下、最も好ましくは23以下にする必要があり、このように硬度が調整されることにより、上記材料の適正化と相俟って軟らかい打感と良好な反発性を兼ね備えたソリッドゴルフボールを確実に得ることができる。
また、上記加熱成形物は、後述するいずれのソリッドゴルフボールに適用される場合であっても、980N(100kg)荷重負荷時のたわみ量が、通常2.0mm以上、好ましくは2.5mm以上、更に好ましくは2.8mm以上、最も好ましくは3.2mm以上、上限としては6.0mm以下、好ましくは5.5mm以下、更に好ましくは5.0mm以下、最も好ましくは4.5mm以下であることが推奨され、変形量が少なすぎると、打感が悪くなると共に、特にドライバーなどのボールに大変形が生じるロングショット時にスピンが増えすぎて飛ばなくなり、軟らかすぎると、打感が鈍くなると共に、反発が十分でなくなり飛ばなくなる上、繰り返し打撃による割れ耐久性が悪くなる場合がある。
本発明のソリッドゴルフボールは、上記加熱成形物を構成要素として具備するもので、ボールの態様は特に制限されるものではなく、上記加熱成形物が直接適用されるワンピースソリッドゴルフボール、加熱成形物をソリッドコアとし、かつその表面にカバーが形成されたツーピースソリッドゴルフボール、加熱成形物をソリッドコアとし、かつその外側に2層以上のカバーが形成された3ピース以上のマルチピースソリッドゴルフボール等の種々の態様を採ることができる。
本発明におけるソリッドコアの直径については、30.0mm以上、好ましくは32.0mm以上、更に好ましくは35.0mm以上、最も好ましくは37.0mm以上、上限として41.0mm以下、好ましくは40.5mm以下、更に好ましくは40.0mm以下、最も好ましくは39.5mm以下とすることが推奨され、特に、ツーピースソリッドゴルフボールのソリッドコアは、直径は37.0mm以上、好ましくは37.5mm以上、更に好ましくは38.0mm以上であり、最も好ましくは38.5mm以上、上限として41.0mm以下、好ましくは40.5mm以下、更に好ましくは40.0mm以下、スリーピースソリッドゴルフボールのソリッドコアは、直径は30.0mm以上、好ましくは32.0mm以上、更に好ましくは34.0mm以上、最も好ましくは35.0mm以上であり、上限として40.0mm以下、好ましくは39.5mm以下、更に好ましくは39.0mm以下とすることが推奨される。
上記ソリッドコアの比重は、通常0.9以上、好ましくは1.0以上、更に好ましくは1.1以上、上限として1.4以下、好ましくは1.3以下、更に好ましくは1.2以下であることが推奨される。
本発明のソリッドゴルフボールをツーピースソリッドゴルフボール、マルチピースソリッドゴルフボールとする場合、公知のカバー材、中間層材を使用することができ、これら主材として、具体的には、熱可塑性又は熱硬化性のポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、アイオノマー樹脂、ポリオレフィン系エラストマー又はこれらの混合物等を挙げることができる。これらは、1種を単独又は2種以上を混合して用いることができ、特に、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー、アイオノマー樹脂を好適に挙げることができる。
上記熱可塑性ポリウレタン系エラストマーとしては、市販品を用いることができ、例えばパンデックスT7298,同T7295,同T7890、同TR3080、同T8295、同T8290(DIC・バイエルポリマー社製)などのジイソシアネートが脂肪族又は芳香族であるもの等が挙げられる。また、アイオノマー樹脂の市販品としては、サーリン6320、同7930、同8120(米国デュポン社製)、ハイミラン1706、同1605、同1855、同1601、同1557(三井・デュポンポリケミカル社製)等を例示できる。
更に、上記カバーの主材に対しては、任意成分として、上記以外の熱可塑性エラストマー等のポリマーを配合することができる。任意成分のポリマーとして、具体的には、ポリアミド系エラストマー、スチレン系ブロックエラストマー、水添ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル(EVA)共重合体等を配合し得る。
なお、上記のツーピースソリッドゴルフボール、マルチピースソリッドゴルフボールは、公知の方法で製造することができ、特に制限されるものではないが、ツーピースやマルチピースソリッドゴルフボールとする場合には、上記加熱成形物をソリッドコアとして所定の射出成形用金型内に配備し、ツーピースソリッドゴルフボールの場合には上記カバー材を、マルチピースソリッドゴルフボールの場合には、順に上記中間層材、カバー材を所定の方法に従って射出する公知の方法を好適に採用できる。場合によっては、上記カバー材を加圧成形によって製造することもできる。
マルチピースソリッドゴルフボールの中間層の厚さは、0.5mm以上、好ましくは1.0mm以上、上限として3.0mm以下、好ましくは2.5mm以下、更に好ましくは2.0mm以下、最も好ましくは1.7mm以下であることが推奨される。
また、カバーの厚さは、ツーピースソリッドゴルフボール、マルチピースソリッドゴルフボールのいずれであっても0.7mm以上、好ましくは1.0mm以上、上限として3.0mm以下、好ましくは2.5mm以下、更に好ましくは2.0mm以下、最も好ましくは1.6mm以下であることが推奨される。
本発明のソリッドゴルフボールは、競技用としてゴルフ規則に従うものとすることができ、直径42.67mm以上、質量45.93g以下に形成することができる。直径の上限として好ましくは44.0mm以下、更に好ましくは43.5mm以下、最も好ましくは43.0mm以下、質量の下限として好ましくは44.5g以上、特に好ましくは45.0g以上、更に好ましくは45.1g以上、最も好ましくは45.2g以上であることが推奨される。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〜7,比較例1〜4〕
下記表1の物性を示すゴム組成物を調製し、ニーダー又はロールにて混練りした後、所定の加硫条件にてソリッドコア用ゴム組成物を加圧成形した。
Figure 2006167452
註)表中の数字は質量部
なお、表中に記載した主な材料の商品名は以下の通りである。
ポリブタジエン:「BR730」
Nd系触媒、シス−1,4結合含有量96%、ムーニー粘度[ML1+4(100℃)]55%、5質量%トルエン溶液の粘度(η)403mPa・s、JSR社製
ポリブタジエン:「BR01」
Ni系触媒、シス−1,4結合含有量96%、ムーニー粘度[ML1+4(100℃)]43%、5質量%トルエン溶液の粘度(η)150mPa・s、JSR社製
・アクリル酸亜鉛:日本蒸留工業(株)社製
・酸化亜鉛:堺化学社製
・ステアリン酸亜鉛:日本油脂(株)製
・ペンタクロロチオフェノール亜鉛塩
・2,2'−メチレン−ビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール):
「ノクラックNS−6」大内新興化学(株)製
・硫黄粉末:硫黄Z(ゼット)鶴見化学工業社(株)製
・ジクミルパーオキサイド:「パークミルD」日本油脂(株)製
・1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン40%希釈:
「パーヘキサC−40」(SiO2,CaCO3の40質量%希釈名)
日本油脂(株)製
得られたソリッドコアに対し、980N(100kg)荷重負荷時の変形量、表面硬度及び中心硬度について下記の通り調べた。結果を表2に示す。
980N荷重負荷時のたわみ量
ソリッドコアの980N(100kg)荷重負荷時の変形量(mm)
表面硬度及び中心硬度
JIS-C硬度計により両方の硬度を測定した。
表面硬度は、コアの表面の2点をランダムに測定した値の平均値
中心硬度は、コアを半分にカットして、その2個の半球体の断面の中心部分の硬度の平均値
初速度
打撃マシンにて、ドライバー(W#1)にて、ヘッドスピード50m/sで打撃したときの初速度(m/s)を測定した。
Figure 2006167452
得られたソリッドコアを所定の金型内に配備し、アイオノマー樹脂「サーリン7930」(三井デュポンポリケミカル社製:ショアD硬度64)を射出成形して厚さ1.67mmの中間層を形成した。次いで、ソリッドコアに中間層を被覆した球体を所定の金型内に配備し、ウレタン樹脂(ディーアイシーバイエルポリマー社製:ショアD硬度54)を射出成形して厚さ1.0mmのカバーを形成して各実施例及び比較例のスリーピースソリッドゴルフボールを得た。得られたゴルフボールについての物性を下記の通り調べた。結果を表3に示す。
飛び性能
ドライバー(ブリヂストンスポーツ社製,X−DRIVE TYPE300 PROSPEC,ロフト角10°)をスウィングロボット(ミヤマエ社製)に装着し、ヘッドスピード(HS)50m/sで打撃した時のキャリー、トータル飛距離を測定した。スピン量及び初速度は打撃直後のボールを高速カメラにより測定した値である。
打感
アマチュアゴルファー10人がティーアップしてドライバー(ブリヂストンスポーツ社製,X−DRIVE TYPE300 PROSPEC,ロフト角10°)で打撃した際の打感について「軟らかい」と答えた人数によって下記のように評価した。
・1〜3人が軟らかいと判断した場合を「悪い」と評価した。
・4〜6人が軟らかいと判断した場合を「普通」と評価した。
・7〜9人が軟らかいと判断した場合を「良好」と評価した。
・10人全員が軟らかいと判断した場合を「非常に良好」と評価した。
Figure 2006167452

Claims (3)

  1. (a)シス1,4結合を60%以上有すると共に、1,2ビニル結合を2%以下有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンであって、その25℃における5質量%トルエン溶液の粘度η(mPa・s)が600以下であり、かつムーニー粘度(ML1+4(100℃))が30以上であるポリブタジエン100質量部に対して、
    (b)硫黄 0.01〜0.5質量部、
    (c)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩 10〜60質量部、
    (d)有機硫黄化合物 0.1〜5質量部、
    (e)無機充填材 5〜80質量部、
    (f)有機過酸化物 0.1〜5質量部
    を配合したゴム組成物の加熱成形物であって、その中心JIS−C硬度と表面JIS−C硬度との差が20より大きくかつ40以下である加熱成形物を構成要素とすることを特徴とするソリッドゴルフボール。
  2. 上記(f)成分の有機過酸化物の配合量が、上記ポリブタジエン100質量部に対して1.2〜3.0質量部である請求項1記載のソリッドゴルフボール。
  3. 上記(f)成分の有機過酸化物として1,1−ビス(tert−ブチルパーオキシ)シクロヘキサンを含むものである請求項1又は2記載のソリッドゴルフボール。
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