JP2009011434A - ゴルフボール - Google Patents

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Abstract

【解決手段】本発明は、コアと、内層カバーと、外層カバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、前記コアが、(a)応力緩和時間(T80)が3.5以下のポリブタジエンが含まれる基材ゴムと、(b)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と、(c)有機過酸化物と、を配合したゴム組成物の加熱成形物にて形成されると共に、上記内層カバーのショアD硬度が50〜80であり、上記外層カバーのショアD硬度が35〜60であり上記内層カバーよりショアD硬度が低いことを特徴とするゴルフボールを提供する。
【効果】本発明のゴルフボールは、ボール全体の反発性に非常に優れており、軟らかく良好な打感と優れたスピン性能が付与され、飛距離の増大化を図ることができるものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、反発性に優れたゴルフボールに関する。
従来、ゴルフボールに優れた反発性を付与するために、基材ゴムとして使用されるポリブタジエンのムーニー値、重合触媒、溶液粘度、分子量分布、その他の指標の1種又は2種以上に焦点を当てて最適化することが行なわれている(例えば、特許文献1:特開2004−292667号公報、特許文献2:米国特許第6818705号明細書、特許文献3:特開2002−355336号公報、特許文献4:特開2002−355337号公報、特許文献5:特開2002−355338号公報、特許文献6:特開2002−355339号公報、特許文献7:特開2002−355340号公報、特許文献8:特開2002−356581号公報)。
例えば、特許文献1:特開2004−292667号公報には、ムーニー粘度30〜42で、分子量分布(Mw/Mn)が2.5〜3.8のポリブタジエンが、また、特許文献2:米国特許第6818705号明細書には分子量が20万以上、レジリエンスインデックスが40以上のポリブタジエンが、ゴルフボール用の基材ゴムとして記載されている。
しかし、より飛距離の出るゴルフボールを求めるユーザーは多く、更に反発性に優れるゴルフボールの開発が求められていた。
特開2004−292667号公報 米国特許第6818705号明細書 特開2002−355336号公報 特開2002−355337号公報 特開2002−355338号公報 特開2002−355339号公報 特開2002−355340号公報 特開2002−356581号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、非常に反発性に優れるゴルフボールを提供することを目的とする。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、コアと、内層カバーと、外層カバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、前記コアを、特定のT80値を有するポリブタジエンを配合した基材ゴムと不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と有機過酸化物とを含むゴム組成物の加熱成形物にて形成すると共に、前記内層カバーのショアD硬度を50〜80、上記外層カバーのショアD硬度を35〜60の範囲内とし、かつ外層カバーを内層カバーより軟らかく形成することにより、ボール反発性を良好に維持することを知見した。更に、本発明のゴルフボールは、コアの材料の最適化と、内層カバー及び外層カバー相互間の硬度適正化による相乗効果により、軟らかく良好な打感と優れたスピン性能が付与され、飛距離の増大化を図ることができるマルチピースソリッドゴルフボールであることを知見し、本発明をなすに至った。
即ち、本発明は、以下のゴルフボールを提供する。
〔1〕コアと、内層カバーと、外層カバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、前記コアが、(a)下記のように定義される応力緩和時間(T80)が3.5以下のポリブタジエンが含まれる基材ゴムと、(b)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と、(c)有機過酸化物と、を配合したゴム組成物の加熱成形物にて形成されると共に、上記内層カバーのショアD硬度が50〜80であり、上記外層カバーのショアD硬度が35〜60であり上記内層カバーよりショアD硬度が低いことを特徴とするゴルフボール。
[応力緩和時間(T80)]
ML1+4(100℃)値(ASTM D−1646−96に準じて測定される、100℃におけるムーニー粘度測定値)測定直後にローター回転を停止させてからML1+4の値が80%低下するまでに要する時間(秒)である。
〔2〕前記ゴム組成物が(d)有機硫黄化合物を含む〔1〕記載のゴルフボール。
〔3〕応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが前記基材ゴム中に占める割合が40質量%以上である〔1〕又は〔2〕記載のゴルフボール。
〔4〕応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが、希土類元素系触媒を用いて形成されたポリブタジエンである〔1〕〜〔3〕のいずれか1項記載のゴルフボール。
〔5〕応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが、希土類元素系触媒を用いた重合の後に末端変性されて形成されたポリブタジエンである〔1〕〜〔4〕のいずれか1項記載のゴルフボール。
本発明のゴルフボールによれば、非常に反発性に優れるゴム組成物の加熱成形物をコアに用いるものであり、それ故、ボール全体の反発性にも非常に優れたものである。
また、本発明のゴルフボールは、軟らかく良好な打感と優れたスピン性能が付与され、飛距離の増大化を図ることができるものである。
以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明のゴルフボールは、ポリブタジエンを基材ゴムとするゴム組成物のコアにて形成されるものである。具体的には、前記コアは、次の(a)〜(c)成分、
(a)下記のように定義される応力緩和時間(T80)が3.5以下のポリブタジエン(以下、「BR1」と略記することがある。)が含まれる基材ゴム、
(b)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩、
(c)有機過酸化物、
を配合したゴム組成物の加熱成形物にて形成される。
[応力緩和時間(T80)]
ML1+4(100℃)値(ASTM D−1646−96に準じて測定される、100℃におけるムーニー粘度測定値)測定直後にローター回転を停止させてからML1+4の値が80%低下するまでに要する時間(秒)。
なお、本発明にいうムーニー粘度とは、回転可塑度計の一種であるムーニー粘度計で測定される工業的な粘度の指標であり、単位記号としてML1+4(100℃)を用いる。Mはムーニー粘度、Lは大ローター(L型)、1+4は予備加熱時間1分間、ローターの回転時間4分間を示し、100℃の条件下にて測定した値であることを意味する。
本発明において、前記(a)成分に含まれるポリブタジエンには、応力緩和時間(T80)が3.5以下のポリブタジエン(BR1)が含まれるが、T80値として好ましくは3.0以下、より好ましくは2.8以下、特に2.5以下が好ましく、下限としては1以上、好ましくは1.5以上である。T80値が3.5を超えると本発明の目的が達成されない。一方、T80値が小さすぎると作業性に問題が発生する場合がある。
前記BR1のムーニー粘度(ML1+4(100℃))としては20以上80以下が好ましいが、特に限定するものではない。
また、前記BR1のシス1,4結合含有率としては60%以上、好ましくは80%以上、更に好ましくは90%以上、最も好ましくは95%以上であり、1,2ビニル結合含有率としては2%以下、好ましくは1.7%以下、更に好ましくは1.5%以下、最も好ましくは1.3%以下であることが推奨される。シス1,4結合含有率や1,2ビニル結合含有率が前記範囲を逸脱すると、反発性が低下する場合がある。
本発明における前記BR1としては、希土類元素系触媒を用いて形成されたポリブタジエンであることが、反発性の観点から好適である。
ここで、希土類元素系触媒としては公知のものを使用することができ、例えば、ランタン系列希土類元素化合物、有機アルミニウム化合物、アルモキサン、ハロゲン含有化合物、更に、必要に応じルイス塩基の組合せよりなる触媒を使用することができる。
前記ランタン系列希土類元素化合物としては、原子番号57〜71の金属ハロゲン化物、カルボン酸塩、アルコラート、チオアルコラート、アミド等を挙げることができる。
前記有機アルミニウム化合物としては、例えば、AlR123(ここで、R1、R2及びR3は、同一でも異なっていてもよく、それぞれ水素又は炭素数1〜8の炭化水素残基を表す)で示されるものを用いることができる。
前記アルモキサンとしては、下記式(I)又は下記式(II)で示される構造を有する化合物を好適に挙げることができる。この場合、ファインケミカル,23,(9),5(1994)、J.Am.Chem.Soc.,115,4971(1993)、J.Am.Chem.Soc.,117,6465(1995)で示されるアルモキサンの会合体を用いてもよい。
Figure 2009011434
(式中、R4は、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、nは2以上の整数である。)
前記ハロゲン含有化合物としては、AlXn3-n(ここで、Xはハロゲンを示し、Rは、炭素数が1〜20の炭化水素残基であり、例えば、アルキル基、アリール基、アラルキル基であり、nは、1、1.5、2又は3を示す)で示されるアルミニウムハライド、Me3SrCl、Me2SrCl2、MeSrHCl2、MeSrCl3などのストロンチウムハライド、その他、四塩化ケイ素、四塩化スズ、四塩化チタンなどの金属ハライド等が用いられる。
前記ルイス塩基は、ランタン系列希土類元素化合物を錯化するのに用いることができ、例えば、アセチルアセトン、ケトンアルコールなどを挙げることができる。
なお、本発明においては特にランタン系列希土類元素化合物の使用、中でもネオジウム化合物を用いたネオジウム系触媒の使用が、1,4−シス結合が高含量、1,2−ビニル結合が低含量のポリブタジエンゴムを優れた重合活性で得る観点から好ましく、これら希土類元素系触媒の具体例としては、特開平11−35633号公報に記載されているものを好適に挙げることができる。
ここで、希土類元素系触媒の存在下でブタジエンを重合させる場合には溶媒を使用してもよいし、溶媒を使用せずにバルク重合あるいは気相重合してもよい。重合温度は好ましくは−30℃〜150℃、より好ましくは10〜100℃とすることができる。
また、本発明における前記BR1については、前記の希土類元素系触媒による重合に引き続いてポリマーの活性末端に末端変性剤を反応させて、末端変性ポリブタジエンとして得られるものであることが、安定した品質のゴルフボールを製造する観点から好適である。
末端変性剤としては公知のものを使用することができるが、例えば、下記(1)〜(6)に記載した化合物等を使用することができる。
(1)R5 nM’X4-n、M’X4、M’X3、R5 nM’(−R6−COOR74-n又はR5 nM’(−R6−COR74-n(式中、R5及びR6は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、R7は炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基であり、側鎖にカルボニル基又はエステル基を含んでいてもよく、M’はスズ原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子又はリン原子、Xはハロゲン原子、nは0〜3の整数を示す)に対応するハロゲン化有機金属化合物、ハロゲン化金属化合物又は有機金属化合物)
(2)分子中に、Y=C=Z結合(式中、Yは炭素原子、酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子、Zは酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子を示す)を含有するヘテロクムレン化合物
(3)分子中に下記結合を含有するヘテロ3員環化合物
Figure 2009011434
(式中、Yは、酸素原子、チッ素原子又はイオウ原子を示す)
(4)ハロゲン化イソシアノ化合物
(5)R8−(COOH)m、R9(COX)m、R10−(COO−R11)、R12−OCOO−R13、R14−(COOCO−R15m、又は下記式で示されるカルボン酸、酸ハロゲン化物、エステル化合物、炭酸エステル化合物又は酸無水物
Figure 2009011434
(式中、R8〜R16は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜50の炭素原子を含む炭化水素基、Xはハロゲン原子、mは1〜5の整数を示す)
(6)R17 lM”(OCOR184-l、R19 lM”(OCO−R20−COOR214-l、又は下記式で示されるカルボン酸の金属塩
Figure 2009011434
(式中、R17〜R23は、同一でも異なっていてもよく、炭素数1〜20の炭素原子を含む炭化水素基、M”はスズ原子、ケイ素原子又はゲルマニウム原子、lは0〜3の整数を示す。)
以上の(1)〜(6)に示される末端変性剤の具体例及び反応させる方法については、例えば特開平11−35633号公報、特開平7−268132号公報等に記載されているもの及び方法を挙げることができる。
本発明において前記BR1は、前記基材ゴム中に含まれるものであるが、同BR1が前記基材ゴム中に占める割合としては、好ましくは40質量%以上、より好ましくは50質量%以上、更に好ましくは60質量%以上であり、100質量%であってもよい。当該割合が小さすぎると反発性が低下する場合がある。
なお、前記BR1以外に前記基材ゴム中に配合してもよいゴム化合物としては、特に限定されるものではないが、例えば応力緩和時間T80が3.5を超えるポリブタジエンゴムを配合してもよいし、スチレンブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)等を配合してもよい。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用してもよい。
ここで、このような配合用ゴムのムーニー粘度としては、好ましくは80以下、20以上であるが、特に限定するものではない。
また、このような配合用ゴムについては、VIII族触媒で合成されたものを用いることができる。VIII族触媒として具体的には、下記のニッケル系触媒、コバルト系触媒を挙げることができる。
即ち、ニッケル系触媒としては、例えば、ニッケルケイソウ土のような1成分系、ラネーニッケル/四塩化チタンのような2成分系、ニッケル化合物/有機金属/三フッ化ホウ素エーテラートのような3成分系のもの等を挙げることができる。なお、ニッケル化合物としては、担体付還元ニッケル、ラネーニッケル、酸化ニッケル、カルボン酸ニッケル、有機ニッケル錯塩などが用いられる。また、有機金属としては、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ヘキシルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム、1,4−ジリチウムブタン等のアルキルリチウム、ジエチル亜鉛、ジブチル亜鉛等のジアルキル亜鉛等を挙げることができる。
また、コバルト系触媒としては、コバルト及びその化合物として、ラネーコバルト、塩化コバルト、臭化コバルト、ヨウ化コバルト、酸化コバルト、硫酸コバルト、炭酸コバルト、リン酸コバルト、フタル酸コバルト、コバルトカルボニル、コバルトアセチルアセトネート、コバルトジエチルジチオカルバメート、コバルトアニリニウムナイトライト、コバルトジニトロシルクロリド等を挙げることができ、特にこれらの化合物とジエチルアルミニウムモノクロリド、ジイソブチルアルミニウムモノクロリド等のジアルキルアルミニウムモノクロリド、トリエチルアルミニウム、トリ−n−プロピルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリ−n−ヘキシルアルミニウム等のトリアルキルアルミニウム、エチルアルミニウムセスキクロリド等のアルミニウムアルキルセスキクロリド、塩化アルミニウム等との組み合わせを好適に挙げることができる。
前記VIII族系触媒、特にニッケル系触媒又はコバルト系触媒を用いて重合する場合は、通常、溶剤、ブタジエンモノマーと併せて連続的に反応機にチャージさせ、例えば、反応温度を5〜60℃、反応圧力を大気圧から70数気圧の範囲で適宜選択して、前記ムーニー粘度のものが得られるように操作する方法を挙げることができる。
前記(b)成分として、不飽和カルボン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸等を挙げることができ、特にアクリル酸、メタクリル酸を好適に用いることができる。また、不飽和カルボン酸の金属塩としては、メタクリル酸亜鉛、アクリル酸亜鉛等の不飽和脂肪酸の亜鉛塩、マグネシウム塩等を挙げることができ、特にアクリル酸亜鉛を好適に用いることができる。
前記(b)成分の配合量としては、前記基材ゴム100質量部に対して、好ましくは10質量部以上、より好ましくは15質量部以上、上限として、好ましくは60質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下、最も好ましくは40質量部以下であることが推奨される。(b)成分の配合量が多すぎるとゴム組成物の加熱成形物が硬くなって耐え難い打感となる場合があり、少なすぎると、反発性が低下してしまう場合がある。
前記(c)成分としては、市販品を用いることができ、例えばパークミルD(日本油脂社製)、パーヘキサC(日本油脂社製)、Luperco 231XL(アトケム社製)等を使用可能である。必要に応じて2種以上の異なる有機過酸化物を混合して用いてもよい。
前記(c)成分の配合量としては、前記基材ゴム100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.3質量部以上、上限として、好ましくは5質量部以下、より好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下、最も好ましくは2質量部以下であることが推奨される。配合量が多すぎたり少なすぎたりすると、好適な硬度分布、すなわち打感、耐久性及び反発性に劣る場合がある。
本発明におけるゴム組成物には、更に反発性を向上させる観点から、次の(d)成分、
(d)有機硫黄化合物
を配合することが好適である。
このような有機硫黄化合物としては、例えばチオフェノール類、チオナフトール類、ハロゲン化チオフェノール類、又はそれらの金属塩等を挙げることができ、更に具体的には、ペンタクロロチオフェノール、ペンタフルオロチオフェノール、ペンタブロモチオフェノール、パラクロロチオフェノール等の亜鉛塩、硫黄数が2〜4のジフェニルポリスルフィド、ジベンジルポリスルフィド、ジベンゾイルポリスルフィド、ジベンゾチアゾイルポリスルフィド、ジチオベンゾイルポリスルフィド等を挙げることができる。これらは1種を単独で、又は2種以上を併用してもよい。中でも、ペンタクロロチオフェノールの亜鉛塩、及び/又はジフェニルジスルフィドを好適に用いることができる。
前記(d)成分の配合量としては、前記基材ゴム100質量部に対して、好ましくは0.1質量部以上、より好ましくは0.2質量部以上、更に好ましくは0.5質量部以上、上限として、好ましくは5質量部以下、より好ましくは4質量部以下、更に好ましくは3質量部以下であることが推奨される。配合量が多すぎるとゴム組成物の加熱成形物の硬さが軟らかくなりすぎてしまう場合があり、一方、少なすぎると反発性の向上が見込めない場合がある。
本発明におけるゴム組成物には、更に無機充填剤や老化防止剤といった添加剤を配合することができる。無機充填剤としては、例えば酸化亜鉛、硫酸バリウム、炭酸カルシウム等を挙げることができ、その配合量は、前記基材ゴム100質量部に対し、好ましくは5質量部以上、より好ましくは7質量部以上、更に好ましくは10質量部以上、最も好ましくは13質量部以上、上限として、好ましくは80質量部以下、より好ましくは50質量部以下、更に好ましくは45質量部以下、最も好ましくは40質量部以下であることが推奨される。配合量が多すぎたり少なすぎたりすると、適正な質量、および好適な反発性を得ることができない場合がある。
なお、反発性を上げるという点から無機充填剤中に酸化亜鉛が50質量%以上含有されているものが好ましく、更に好ましくは75質量%以上含有されているもの、特に100質量%(無機充填剤として酸化亜鉛が100%)であるものが好ましい。
また、酸化亜鉛の平均粒径(空気透過法による)は、好ましくは0.01μm以上、更に好ましくは0.05μm以上、特に0.1μm以上、上限として好ましくは2μm以下、更に1μm以下が好ましく用いられる。
また、老化防止剤としては市販品として2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)(ノクラックNS−6、大内新興化学工業社製)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)(ノクラックNS−5、大内新興化学工業社製)等が挙げられる。その配合量は、前記基材ゴム100質量部に対し、好ましくは0質量部以上、より好ましくは0.05質量部以上、更に好ましくは0.1質量部以上、最も好ましくは0.2質量部以上、上限として、好ましくは3質量部以下、より好ましくは2質量部以下、更に好ましくは1質量部以下、最も好ましくは0.5質量部以下とすることが、好適な反発性、耐久性を得る観点から推奨される。
本発明におけるコアは、上述したゴム組成物を、公知のゴルフボール用ゴム組成物と同様の方法で加硫・硬化させることによって得ることができる。加硫条件としては、例えば、加硫温度100〜200℃、加硫時間10〜40分にて実施する条件が挙げられる。
なお、本発明におけるコア(加硫成形物)について、加熱成形物表面のJIS−C硬度から加熱成形物中心のJIS−C硬度を引いた硬度差としては、好ましくは15以上、より好ましくは16以上、更に好ましくは17以上、最も好ましくは18以上であり、上限として、好ましくは50以下、より好ましくは40以下であることが推奨される。このように硬度を調整することが、軟らかい打感と良好な反発性、耐久性を兼ね備えたゴルフボールを実現する観点から好適である。
また、本発明におけるコア(加熱成形物)は、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)を負荷した時のたわみ量が、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上、更に好ましくは2.8mm以上、上限としては、好ましくは6.0mm以下、より好ましくは5.5mm以下、更に好ましくは5.0mm以下、最も好ましくは4.5mm以下であることが推奨される。変形量が少なすぎると打感が悪くなると共に、特にドライバーなどのボールに大変形が生じるロングショット時にスピンが増えすぎて飛ばなくなる場合があり、一方、軟らかすぎると打感が鈍くなると共に、反発が十分でなくなり飛ばなくなる上、繰り返し打撃による割れ耐久性が悪くなる場合がある。
コアの直径としては、好ましくは30.0mm以上、より好ましくは32.0mm以上、更に好ましくは35.0mm以上、最も好ましくは37.0mm以上、上限として、好ましくは41.0mm以下、より好ましくは40.5mm以下、更に好ましくは40.0mm以下、最も好ましくは39.5mm以下とすることが推奨される。
また、スリーピースソリッドゴルフボールのソリッドコアの直径としては、好ましくは30.0mm以上、より好ましくは32.0mm以上、更に好ましくは34.0mm以上、最も好ましくは35.0mm以上、上限として、好ましくは40.0mm以下、より好ましくは39.5mm以下、更に好ましくは39.0mm以下とすることが推奨される。
前記コアの比重としては、好ましくは0.9以上、より好ましくは1.0以上、更に好ましくは1.1以上、上限として、好ましくは1.4以下、より好ましくは1.3以下、更に好ましくは1.2以下であることが推奨される。
本発明のゴルフボールは、内層カバーと外層カバーとを具備してなる2層以上のカバーが形成されたマルチピースソリッドゴルフボールであり、これらカバーは公知のカバー材を使用して製造することができ、いずれのカバーとする場合も、主材として、具体的には、熱可塑性又は熱硬化性のポリウレタン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、アイオノマー樹脂、比較的中和度を高くしたアイオノマー樹脂、ポリオレフィン系エラストマー又はこれらの混合物等を挙げることができる。これらは、1種を単独で又は2種以上を混合して用いることができ、特に、熱可塑性ポリウレタン系エラストマー、アイオノマー樹脂、比較的中和度を高くしたアイオノマー樹脂を好適に挙げることができる。
上記熱可塑性ポリウレタン系エラストマーとしては、市販品を用いることができ、例えばパンデックスT7298,同T7295,同T7890、同TR3080、同T8290、同T8295、同T1188(DIC・バイエルポリマー社製)などのジイソシアネートが脂肪族又は芳香族であるもの等が挙げられる。また、アイオノマー樹脂の市販品としては、サーリン6320、同8945、同9945、同8120(米国デュポン社製)、ハイミラン1706、同1605、同1855、同1557、同1601、同AM7316(三井・デュポンポリケミカル社製)等を例示できる。
更に、上記カバーの主材に対しては、任意成分として、上記以外の熱可塑性エラストマー等のポリマーを配合することができる。任意成分のポリマーとして、具体的には、ポリアミド系エラストマー、スチレン系ブロックエラストマー、水添ポリブタジエン、エチレン−酢酸ビニル(EVA)共重合体等を配合し得る。
なお、本発明のゴルフボールは、公知の方法で製造することができ、特に制限されるものではないが、上記ソリッドコアを所定の成形用金型内に配備し、上記中間層材、カバー材の順に所定の方法に従って射出したり、これらカバー材で一対のハーフカップを作り、上記ソリッドコアを被包して加圧圧縮する方法等を好適に採用できる。
本発明のゴルフボールは、上記外層カバーの硬度が、内層カバーのショアD硬度より低いことが必要である。
ここで、内層カバーのショアD硬度は、50以上、好ましくは51以上、更に好ましくは52以上、最も好ましくは53以上、上限として80以下、好ましくは75以下、更に好ましくは70以下、最も好ましくは65以下であることが推奨される。
また、外層カバーのショアD硬度は、35以上、好ましくは40以上、更に好ましくは45以上、最も好ましくは48以上、上限として60以下、好ましくは58以下、更に好ましくは56以下、最も好ましくは54以下であることが推奨される。
本発明において、上記外層カバー及び内層カバーのショアD硬度は、外層カバーが内層カバーのショアD硬度より低いことが必要であり、外層カバーの硬度と内層カバーの硬度のショアD硬度差は、好ましくは2以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上、特に好ましくは9以上、上限として、好ましくは30以下、より好ましくは25以下、更に好ましくは20以下であることが推奨される。
なお、本発明の内層カバー及び外層カバーの厚さは、それぞれ好ましくは0.7mm以上、より好ましくは1.0mm以上、上限として、好ましくは3.0mm以下、より好ましくは2.5mm以下、更に好ましくは2.0mm以下、最も好ましくは1.8mm以下であることが推奨される。
本発明のゴルフボールは、競技用としてゴルフ規則に従うものとすることができ、直径42.67mm以上、重量45.93g以下に形成することができる。直径の上限として好ましくは44.0mm以下、更に好ましくは43.5mm以下、最も好ましくは43.0mm以下、重量の下限として好ましくは44.5g以上、特に好ましくは45.0g以上、更に好ましくは45.1g以上、最も好ましくは45.2g以上であることが推奨される。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1,2、比較例1〜4〕
下表1に示す配合にて各原料をニーダーにて混練してゴム組成物を調製し、球状金型内で160℃×20分間の加硫を行なうことにより、直径36.4mm、重量29gのコア(球状成形物)を作成した。
Figure 2009011434
上記の配合についての詳細は下記のとおりである。
・ポリブタジエンゴム:商品名「EC140」(ファイアストンポリマー社製)
Nd系触媒により重合/ムーニー粘度「43」/T80値:2.3
・ポリブタジエンゴム:商品名「BR51」(JSR社製)
Nd系触媒により重合/ムーニー粘度「39」/T80値:5.0
・ポリブタジエンゴム:商品名「BR60」(POLIMERI Srl社製)
Nd系触媒により重合/ムーニー粘度「57」/T80値:4.6
・ポリブタジエンゴム:商品名「BR11」(JSR社製)
Ni系触媒により重合/ムーニー粘度「44」/T80値:4.9
・有機過酸化物:ジクミルパーオキサイド 商品名「パークミルD」(日本油脂社製)
・酸化亜鉛:堺化学社製 商品名「三種酸化亜鉛」
平均粒径0.6μm(空気透過法)
・老化防止剤:商品名「ノクラックNS−30」(大内新興化学工業社製)
・アクリル酸亜鉛:商品名「ZN−DA85S」(日本触媒社製)
得られたコアに対し、初期荷重98N(10kgf)を負荷した状態から終荷重1275N(130kgf)を負荷した時のたわみ量を調べた。結果を表3に示す。
次に、得られたコアを所定の金型内に配備し、表2で示す樹脂を射出成形し、直径約39.7mmの内層被覆コアを製造した後、所定の金型に移して表2で示す樹脂を射出成形し、直径約42.7mm、重量約45.3gのスリーピースソリッドゴルフボールを製造した。なお、主な商品名は以下の通りである。
ハイミラン:三井・デュポン株式会社製、アイオノマー樹脂
サーリン:デュポン社製、アイオノマー樹脂
ダイナロン:JSR社製、ブロックコポリマー、ブタジエン−スチレン共重合体水素添加物
パンデックス:DIC・バイエルポリマー社製、熱可塑性ポリウレタンエラストマー
Figure 2009011434
得られたゴルフボールに対して、性能を下記の通り調べた。結果を表3に示す。
材料物性
内層、外層カバーのショアD硬度は、ASTM D2240試験法により硬度計測した材料表面硬度を示す。
ゴルフボール物性
打撃マシンにて、ドライバー(W#1)にて、ヘッドスピード50m/sで打撃したときのキャリー、トータルを測定した。
フィーリング
プロ、トップアマ各5人のゴルファーによる1番ウッド(ドライバー)およびパターでの実打テストにより、「硬すぎる/良好/軟らか過ぎる」の3段階で評価し、最も多かった評価を各ボールの評価とした。
アプローチスピン
スイングロボットを用い、ゴルフボールをサンドウエッジ(SW)によりヘッドスピード(HS)20m/sで打撃した場合におけるスピン量を測定した。
Figure 2009011434
表3に示されるように、比較例1〜4のゴルフボールは、実施例と比較して十分な飛距離が得られず、また打感が劣ることがわかる。

Claims (5)

  1. コアと、内層カバーと、外層カバーとを具備してなるマルチピースソリッドゴルフボールにおいて、前記コアが、(a)下記のように定義される応力緩和時間(T80)が3.5以下のポリブタジエンが含まれる基材ゴムと、(b)不飽和カルボン酸及び/又はその金属塩と、(c)有機過酸化物と、を配合したゴム組成物の加熱成形物にて形成されると共に、上記内層カバーのショアD硬度が50〜80であり、上記外層カバーのショアD硬度が35〜60であり上記内層カバーよりショアD硬度が低いことを特徴とするゴルフボール。
    [応力緩和時間(T80)]
    ML1+4(100℃)値(ASTM D−1646−96に準じて測定される、100℃におけるムーニー粘度測定値)測定直後にローター回転を停止させてからML1+4の値が80%低下するまでに要する時間(秒)である。
  2. 前記ゴム組成物が(d)有機硫黄化合物を含む請求項1記載のゴルフボール。
  3. 応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが前記基材ゴム中に占める割合が40質量%以上である請求項1又は2記載のゴルフボール。
  4. 応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが、希土類元素系触媒を用いて形成されたポリブタジエンである請求項1〜3のいずれか1項記載のゴルフボール。
  5. 応力緩和時間(T80)3.5以下の前記ポリブタジエンが、希土類元素系触媒を用いた重合の後に末端変性されて形成されたポリブタジエンである請求項1〜4のいずれか1項記載のゴルフボール。
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