JP2005217762A - 発振回路および半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電源電圧、温度、インバータの閾値電圧のばらつきおよび変動に影響せず一定周波数の発振信号を出力する。
【解決手段】 インバータ1は、容量素子C1の一端の電圧を反転してトランジスタM1,M2、インバータ4に出力する。定電圧源3は、電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧を出力する。トランジスタM1,M2は、インバータ1から出力される電圧に応じて、容量素子C1の他端を定電圧源3またはグランドに接続する。定電流源5は、電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流を、インバータ4を介したインバータ1からの電圧に応じて、容量素子C1の一端に流入しまたは容量素子C1の一端から流出する。これによって容量素子C1の一端の電圧は、電源電圧および温度の影響を受けず、インバータ1の閾値電圧を中心に一定の振幅で振れ、電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流の流入、流出により、一定時間の充放電が行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は発振回路および半導体装置に関し、特に容量素子の充放電を利用して発振する発振回路および半導体装置に関する。
現在、半導体装置は多機能化し、内部に発振回路を有して動作するものがある。このような半導体装置に内蔵される発振回路においては、発振周波数が温度・電源電圧によって変化しないことが要求される場合がある。
従来、半導体装置に内蔵される発振回路は、容量素子と抵抗素子による積分回路または微分回路で構成され、容量素子と抵抗素子の充放電特性を利用して発振動作を行っていた。
図5は、微分回路により構成された従来の発振回路の回路図である。
図に示すように発振回路は、インバータ101、コンデンサC101、および抵抗R101が直列に接続され、閉じた回路を構成している。そして、抵抗R101にインバータ102が並列に接続されている。
図の発振回路において、インバータ102の入力のノードをノードNA、インバータ101の入力のノードをノードNB、インバータ101の出力のノードをノードNCとする。コンデンサCadd101は、ノードNAとグランド間に生ずる寄生容量を示している。以下、図5の発振回路の動作をタイミングチャートを用いて説明する。
図6は、図5の発振回路の動作を示したタイミングチャートである。
図6には、図5の発振回路のノードNA,NB,NCの電圧の変化が示してある。ノードNAの電圧は、インバータ102の閾値電圧Vthを中心に振れる。ノードNB,NCの電圧は、0Vからインバータ101,102に供給される電源の電圧VDDの間で振れる。
ノードNCの電圧が電圧VDDに立ち上がると、コンデンサC101のカップリングにより、ノードNAの電圧が上昇する(矢印A)。その後、コンデンサC101とコンデンサCadd101の放電により、ノードNAの電圧は徐々に降下する。ノードNAの電圧が閾値電圧Vth近傍まで降下すると、ノードNBの電圧は、インバータ102によって電圧VDDに立ち上がる(矢印B)。ノードNBの電圧が電圧VDDに立ち上がると、ノードNCの電圧はインバータ101により、0Vに立ち下がる(矢印C)。このとき、インバータ101の遅延によって、ノードNBの立ち上がりから遅れてノードNCが立ち下がる。ノードNCの電圧が0Vに立ち下がると、コンデンサC101のカップリングにより、ノードNAの電圧が降下する(矢印D)。その後、抵抗R101を介してコンデンサC101とコンデンサCadd101に電荷が充電され、ノードNAの電圧は徐々に上昇する。以上の動作が繰り返され、図5の発振回路は発振する。
図5の発振回路の発振周期は、次の式(1)で示すことができる。
Figure 2005217762
ただし、VDDはインバータ101,102に供給される電源の電圧値、Vthはインバータ102の論理閾値電圧、CaddはコンデンサCadd101の容量値、CはコンデンサC101の容量値、Rは抵抗R101の抵抗値を示す。
通常、インバータ102の閾値電圧Vthは、電源の電圧VDDに比例すると考えてよい。そこで、比例定数をαとすると、閾値電圧Vthは、Vth=α・VDDで表される。この式を式(1)に代入すると式(1)は、次の式(2)のように書き直すことができる。
Figure 2005217762
式(2)より、図5の発振回路は次の2つの特徴を有することがわかる。まず、第1に、発振周期(周波数)は、電圧VDDに依存しない。第2に、発振周期は、コンデンサC101の容量値、抵抗R101の抵抗値、インバータ102の閾値電圧Vth、およびノードNAの寄生容量値により決まる。
なお、容量素子と抵抗素子の充放電特性から所定の発振周波数の発振信号を出力するCR発振回路において、バイアス回路からバイアス電圧が供給され、一定の充放電電流を生成供給する定電流源回路と、容量素子と抵抗素子を含み、定電流源回路から供給される充放電電流に基づき発振信号を出力する充放電回路と、を有するCR発振回路がある(例えば、特許文献1参照)。このCR発振回路は、一定の充放電電流を生成供給する定電流源回路によって、電源電圧に依存しない安定した発振信号を出力する。
特開2003−37437号公報(段落番号〔0022〕〜〔0036〕、図1〜図3)
しかし、抵抗値が温度により変化すると、式(1)、(2)より発振周期は一定とならないという問題点がある。
また、インバータの閾値電圧は、内部のNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタのソース−ドレイン間の抵抗比によって決まる。そのため、プロセスによるトランジスタ特性のばらつき、または温度変化により、内部のNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタのソース−ドレイン間の抵抗比が変化すると発振周波数が変動するという問題点がある。
また、特許文献1において抵抗素子の抵抗値が温度により変化しまたは定電流源回路の充放電の電流を切り替える閾値電圧が変動すると、発振周波数が変動するという問題点がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、温度の影響を受けず、また、インバータの閾値電圧にばらつき、変動があっても一定の周波数の発振信号を出力する発振回路および半導体装置を提供することを目的とする。
本発明では上記問題を解決するために、容量素子の充放電を利用して発振する発振回路において、容量素子の一端の電圧を反転して出力するインバータと、電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧を出力する定電圧源と、インバータから出力される電圧に応じて、容量素子の他端を定電圧源またはグランドの一方に接続するスイッチ回路と、電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流を、インバータから出力される電圧に応じて容量素子の一端に流入しまたは容量素子の一端から流出する定電流源と、を有することを特徴とする発振回路が提供される。
このような発振回路によれば、容量素子の他端は、容量素子の一端の電圧を反転して出力するインバータの出力に応じて、定電圧源またはグランドに接続が切り替えられる。よって、容量素子の一端の電圧は、電源電圧および温度の影響を受けず、インバータの閾値電圧を中心に一定の振幅で振れる。容量素子の一端は、定電流源の電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流が流入、流出される。よって、容量素子の一端は、電源電圧および温度の影響を受けずに一定の時間で充放電がされる。
本発明の発振回路では、容量素子の一端を、電源電圧および温度の影響を受けない定電圧源によりインバータの閾値電圧を中心に一定の振幅の電圧で振れるようにし、電源電圧および温度の影響を受けない定電流源により一定の電流を流入、流出して、一定の時間で充放電するようにした。
よって、容量素子の電源電圧および温度の影響を受けない一定の振幅の電圧からの一定の充放電により、発振周期は、電源電圧および温度の影響を受けずに一定となる。また、容量素子の一端の電圧は、インバータの閾値電圧を中心に一定の振幅で振れることにより、インバータの閾値電圧にばらつき、変動があっても、発振周期は一定となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の発振回路の回路図である。
図に示す発振回路は半導体装置の半導体チップに形成される。発振回路は、例えばコンデンサである容量素子C1、インバータ1,2,4、定電圧源3、定電流源5、定電流用バイアス発生回路6、およびトランジスタM1,M2を有している。
図の発振回路において、インバータ1の入力のノードをノードNA、インバータ1の出力のノードをノードNB、インバータ4の出力のノードをノードNC、トランジスタM1,M2のドレインのノードをノードNDとする。容量素子Cadd1は、ノードNAとグランド間に生ずる寄生容量を示している。
インバータ1の入力は、容量素子C1の一端と接続されている。インバータ1は、容量素子C1の一端の電圧が閾値電圧Vth以上のとき、グランドの電圧GNDを出力する。インバータ1は、容量素子C1の一端の電圧が閾値電圧Vthより小さいとき、供給されている電源の電圧VDDを出力する。
インバータ2の入力は、インバータ1の出力と接続されている。インバータ2は、インバータ1から出力される矩形波の発振信号を反転して出力する。
トランジスタM1は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM2は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM1,M2のゲートは、インバータ1の出力と接続されている。トランジスタM1のバックゲートとソースは接続され、定電圧源3に接続されている。トランジスタM1のドレインは、トランジスタM2のドレインと接続され、容量素子C1の他端に接続されている。トランジスタM2のソースは、グランドに接続されている。
トランジスタM1,M2は、インバータ1から出力される電圧に応じて、容量素子C1の他端を定電圧源3またはグランドの一方に接続する。インバータ1から出力される電圧が電圧GND(L状態)のとき、トランジスタM1はオンし、容量素子C1の他端は定電圧源3に接続される。インバータ1から出力される電圧が電圧VDD(H状態)のとき、トランジスタM2はオンし、容量素子C1の他端はグランドに接続される。
定電圧源3は、供給されている電源電圧および温度の変動の影響を受けることなく、一定の電圧VBGRを出力する。これによって、容量素子C1の他端は、容量素子C1の他端が定電圧源3に接続されると、電源電圧および温度の影響を受けない一定の電圧VBGRが供給される。
インバータ4の入力は、インバータ1の出力と接続されている。インバータ4の出力は、定電流源5と接続されている。インバータ4は、インバータ1の出力を反転して、定電流源5に出力する。
定電流源5は、供給されている電源電圧および温度の変動によって影響を受けない一定の電流を、インバータ4を介した、インバータ1から出力される電圧に応じて、容量素子C1の一端に流入しまたは容量素子C1の一端から流出する。定電流源5は、インバータ1から出力される電圧が電圧VDDのとき、容量素子C1に一定の電流を流入する。インバータ1から出力される電圧が電圧GNDのとき、容量素子C1から一定の電流を流出する。
定電流源5は、トランジスタM3,M4および電流源5a,5bを有している。トランジスタM3は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM4は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM3,M4のゲートは、インバータ4の出力と接続されている。トランジスタM3のドレインは、トランジスタM4のドレインと接続され、容量素子C1の一端と接続されている。
電流源5aは、電源電圧とトランジスタM3のソースの間に接続されている。電流源5aは、定電流用バイアス発生回路6のバイアス制御によって、電源電圧および温度の変動によって影響を受けない一定の電流Ipを、トランジスタM3を介し容量素子C1の一端に流入する。電流源5bは、グランドとトランジスタM4のソースの間に接続されている。電流源5bは、定電流用バイアス発生回路6のバイアス制御によって、電源電圧および温度の変動によって影響を受けない一定の電流Inを、トランジスタM4を介し容量素子C1の一端から流出する。
インバータ1から電圧VDD(H状態)が出力されたとき、インバータ4からは電圧GND(L状態)が出力される。これによって、定電流源5のトランジスタM3がオンし、容量素子C1の一端に一定の電流Ipが流入する。インバータ1からL状態が出力されたとき、インバータ4からはH状態が出力される。これによって、定電流源5のトランジスタM4がオンし、容量素子C1の一端から一定の電流Inが流出する。
なお、ノードNAとグランド間に生ずる寄生容量を示す容量素子Cadd1にも電流Ipが流入する。また、容量素子Cadd1から電流Inが流出する。
定電流用バイアス発生回路6は、電流源5a,5bが電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電流を出力するように、電流源5a,5bをバイアス制御する。
以下、図1の発振回路の動作をタイミングチャートを用いて説明する。
図2は、図1の発振回路の動作を示したタイミングチャートである。
図2には、図1の発振回路のノードNA,NB,NC,NDの電圧の変化が示してある。ノードNAの電圧は、インバータ1の閾値電圧Vthを中心に振れる。ノードNB,NCの電圧は、電圧GNDから電源の電圧VDDの間で振れる。ノードNDの電圧は、電圧GNDから定電圧源3より出力される電圧VBGRの間で振れる。
図に示すように、ノードNAの電圧は、電流Inによる容量素子C1の電荷の流出によって、一定の傾きで降下する。ノードNAの電圧がインバータ1の閾値電圧Vthより小さくなると、インバータ1は電圧VDDを出力する。よって、ノードNBの電圧は、図に示すように、電圧VDDとなる。
ノードNBの電圧が電圧VDDになると、トランジスタM2がオンし、ノードNDの電圧は電圧GNDとなる。ノードNAの電圧は、容量素子C1のカップリングにより、閾値電圧Vthから電圧VILまで急激に降下する。
また、ノードNBの電圧が電圧VDDになると、ノードNCの電圧は、インバータ4より電圧GNDとなる。定電流源5のトランジスタM3は、ゲートに電圧GNDが入力され、オンする。よって、容量素子C1の一端には、電流源5aの電流Ipが流入され、ノードNAの電圧は、図に示すように一定の傾きで上昇する。
ノードNAの電圧が閾値電圧Vth以上になると、インバータ1は電圧GNDを出力する。よって、ノードNBの電圧は、図に示すように、電圧GNDとなる。
ノードNBの電圧が電圧GNDになると、トランジスタM1がオンし、ノードNDの電圧は電圧VBGRとなる。ノードNAの電圧は、容量素子C1のカップリングにより、閾値電圧Vthから電圧VIHまで急激に上昇する。
また、ノードNBの電圧が電圧GNDになると、ノードNCの電圧は、インバータ4より電圧VDDとなる。定電流源5のトランジスタM4は、ゲートに電圧VDDが入力され、オンする。よって、容量素子C1の一端からは、電流源5bによって電流Inが流出され、ノードNAの電圧は、図に示すように一定の傾きで降下する。
以上より、容量素子C1の他端の接続が、グランドから定電圧源3に切り替わると、容量素子C1の一端の電圧は、カップリングによりVIHに上昇する。そして、容量素子C1の一端からは、電流源5bによって一定の電流Inが流出する。容量素子C1の一端の電圧は、一定の電流Inの流出により一定の傾きで降下する。容量素子C1の一端の電圧がインバータ1の閾値電圧Vthより小さくなると、インバータ1の出力は電圧VDDとなり、トランジスタM2,M3がオンする。よって、容量素子C1の他端の接続は、定電圧源3からグランドに切り替わり、容量素子C1の一端の電圧は、カップリングによりVILに降下する。そして、容量素子C1の一端には、電流源5aによる一定の電流Ipが流入する。容量素子C1の一端の電圧は、一定の電流Ipの流入により一定の傾きで上昇する。容量素子C1の一端の電圧がインバータ1の閾値電圧Vthより大きくなると、インバータ1の出力は電圧GNDとなり、トランジスタM1,M4がオンする。よって、容量素子C1の他端の接続は、グランドから定電圧源3に切り替わり、容量素子C1の一端の電圧は、カップリングによりVIHに上昇する。そして、容量素子C1の一端からは、電流源5bによって一定の電流Inが流出する。発振回路は、以上の動作を繰り返して発振動作を行う。
このように、容量素子C1の一端の電圧は、閾値電圧Vthを中心に、電源電圧および温度に影響されない一定の電圧(VIH−Vth、Vth−VIL)で振れる。そして、容量素子C1の一端は、電源電圧および温度に影響されない一定の電流Ip,Inが流入、流出されることによって、一定の時間の充放電が行われる。従って、容量素子C1の一端の電圧は、電源電圧および温度に影響されずに一定の周期で電圧が変化する。
また、容量素子C1の一端の電圧は、閾値電圧Vthを中心に、電源電圧および温度に影響されない一定の電圧で振れることにより、インバータ1の閾値電圧Vthが変動しても、常に一定の振幅で振れる。そして、容量素子C1の一端は、電源電圧および温度に影響されない一定の電流Ip,Inの流入、流出により、一定の時間の充放電が行われる。従って、容量素子C1の一端の電圧は、インバータ1の閾値電圧Vthにばらつきがあっても、また、インバータ1の閾値電圧Vthが変動しても、一定の周期で電圧が変化する。
次に、図1の発振回路の発振周期を、図2を参照しながら求める。容量素子C1の一端が電流Ipによって充電される期間を期間T1、電流Inによって放電される期間を期間T2とする。まず、期間T1を求める。
図2に示すように、期間T1の開始時点では、ノードNAの電圧は、容量素子C1によるノードNDの電圧GNDのカップリングにより、閾値電圧Vthから電圧VILまで降下する。電圧VILは次式により表される。
Figure 2005217762
ただし、Vthはインバータ1の閾値電圧、C1は容量素子C1の容量値、Caddは容量素子Cadd1の容量値、VBGRは定電圧源3から出力される電圧値を示す。
電圧VILまで下がったノードNAの電圧は、容量素子C1の一端に電流Ipが充電されることによって上昇する。ノードNAの電圧が閾値電圧Vthになったとき、期間T1は終わりとなる。容量素子C1,Cadd1には、期間T1の間、電流Ipによって電荷が充電され、電圧がVth−VILに上昇する。よって、容量素子C1,Cadd1に蓄えられる電荷Qは、次の式(4)で示される。
Figure 2005217762
ただし、Ipは電流源5aから出力される電流値を示す。
式(4)を式(3)に代入すると、次の式(5)に示すように期間T1が求まる。
Figure 2005217762
次に、期間T2を求める。図2に示すように、期間T2の開始時点では、ノードNAの電圧は、容量素子C1によるノードNDの電圧VBGRのカップリングにより、閾値電圧Vthから電圧VIHまで上昇する。電圧VIHは次式により表される。
Figure 2005217762
なお、式(3)、(6)より、ノードNAの電圧は、閾値電圧Vthが変動しても、一定の振幅で振れることがわかる。
電圧VIHまで上昇したノードNAの電圧は、容量素子C1の一端から電流Inが放電されることによって降下する。ノードNAの電圧が閾値電圧Vthになったとき、期間T2は終わりとなる。容量素子C1,Cadd1には、期間T2の間、電流Inによって電荷が放電され、電圧がVIH−Vth降下する。よって、容量素子C1,Cadd1に蓄えられる電荷は、次の式(7)で示される。
Figure 2005217762
ただし、Inは電流源5bから出力される電流値を示す。
式(7)を式(6)に代入すると、次の式(8)に示すように期間T2が求まる。
Figure 2005217762
発振回路の発振周期T3は、T3=T1+T2で求まる。従って、式(5)と式(8)を加算すると、発振周期T3は次の式(9)に示すように求まる。
Figure 2005217762
式(9)に示すように、図1の発振回路の発振周波数(周期)は、容量素子C1の容量値、定電圧源3の一定の電圧VBGR、および定電流源5の一定の電流Ip,Inによってのみ決まり、寄生容量およびインバータ1の閾値電圧Vthの影響を受けないことがわかる。電圧VBGR、電流Ip,Inは、電源電圧および温度の変動による影響を受けないので、電源電圧と温度に対して一定の周波数で発振することがわかる。なお、容量素子(コンデンサ)の容量値は、一般的に温度に対して一定である。
次に、定電圧源3と定電流用バイアス発生回路6について説明する。
まず、定電流用バイアス発生回路6について説明する。
図3は、定電流用バイアス発生回路の回路図である。
図に示すように定電流用バイアス発生回路6は、トランジスタM11〜M27、トランジスタQ1〜Q3、抵抗R1〜R3を有している。
トランジスタM11,M12は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM11,M12のソースは、電源に接続されている。トランジスタM11,M12のゲートは互いに接続され、トランジスタM12のドレインに接続されている。トランジスタM11のドレインは、トランジスタM13のドレインと接続されている。トランジスタM12のドレインは、トランジスタM14のドレインと接続されている。
トランジスタM13,M14は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM13,M14のゲートは互いに接続され、トランジスタM13のドレインと接続されている。トランジスタM13のソースは、トランジスタQ1のエミッタと接続されている。トランジスタM14のソースは、抵抗R1を介してトランジスタQ2のエミッタと接続されている。
トランジスタQ1,Q2は、PNPのバイポーラトランジスタである。トランジスタQ1,Q2のベースは互いに接続され、グランドに接続されている。トランジスタQ1,Q2のコレクタはグランドに接続されている。
トランジスタM11〜M14、トランジスタQ1,Q2および抵抗R1は、バイアス電流を発生するバイアス電流発生回路を構成している。バイアス電流発生回路によって、トランジスタM13,M14には、電流I1が流れる。
トランジスタM15は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM16は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM15のソースは、電源に接続されている。トランジスタM15のゲートは、トランジスタM12のドレインと接続されている。トランジスタM15のドレインは、トランジスタM16のゲートおよびドレインと接続されている。トランジスタM16のソースはグランドに接続されている。
トランジスタM15,M16は、カレントミラーであり、後述するオペアンプでバイアス電流を発生させるための回路である。トランジスタM16には、トランジスタM13,M14に流れる電流I1と同じ電流I1が流れる。
トランジスタM17は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタQ3は、PNPのバイポーラトランジスタである。トランジスタM17のソースは電源に接続されている。トランジスタM17のゲートは、トランジスタM12のドレインと接続されている。トランジスタM17のドレインは、抵抗R2を介してトランジスタQ3のエミッタに接続されている。トランジスタQ3のベースとコレクタはグランドに接続されている。
トランジスタM17、抵抗R2、およびトランジスタQ3は、バイアス電流発生回路の電流I1によって発生する電圧の温度依存性を決める回路である。トランジスタM17のドレインには、電圧VREFPが発生する。電圧VREFPは、抵抗R1,R2の抵抗値を適当に決めることによって、温度依存性が決められる。
トランジスタM18,M19は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM18,M19のソースは電源に接続されている。トランジスタM18,M19のゲートは互いに接続され、トランジスタM19のドレインに接続されている。トランジスタM18のドレインは、トランジスタM20のドレインと接続されている。トランジスタM19のドレインは、トランジスタM21のドレインと接続されている。
トランジスタM20,M21は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM20のゲートは、トランジスタM17のドレインと接続されている。トランジスタM21のゲートは、トランジスタM23のドレインと接続されている。トランジスタM20,M21のソースは互いに接続され、トランジスタM22のドレインに接続されている。
トランジスタM22は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM22のゲートは、トランジスタM16のゲートおよびドレインと接続されている。トランジスタM22のソースはグランドに接続されている。
トランジスタM23は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM23のソースは、電源に接続されている。トランジスタM23のゲートは、トランジスタM18のドレインと接続されている。トランジスタM23のドレインは、トランジスタM21のゲートと接続され、さらに、抵抗R3を介してグランドに接続されている。
トランジスタM18〜M23および抵抗R3は、オペアンプを構成している。トランジスタM20のゲートを正相入力端子、トランジスタM21のゲートを逆相入力端子、トランジスタM23のドレインを出力とすると、オペアンプはボルテージフォロワを構成している。そして、上述した電圧VREFPの温度依存性を抵抗R3の温度依存性と同じにすることにより、トランジスタM23には、電源電圧と温度に依存しない一定の電流I2が流れる。なお、トランジスタM22は、前述したミラー回路によって電流I1が流れる。よって、トランジスタM20には、電流I1の1/2の電流I1/2が流れる。
トランジスタM24,M25は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM26,M27は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM24のソースは電源に接続されている。トランジスタM24のゲートは、トランジスタM18のドレインと接続されている。トランジスタM25のソースは電源に接続されている。トランジスタM25のゲートは、トランジスタM18のドレインと接続されている。トランジスタM26のゲートとドレインは接続され、トランジスタM24のドレインと接続されている。トランジスタM26のソースはグランドに接続されている。トランジスタM27のゲートはトランジスタM24のドレインと接続されている。トランジスタM27のソースは、グランドに接続されている。
トランジスタM25は、図1の電流源5aに対応し、電流Ipが流れる。トランジスタM27は、図1の電流源5bに対応し、電流Inが流れる。トランジスタM24,M26はカレントミラーを構成している。従って、電源電圧と温度に依存しない一定の電流I2が電流Ip,InとしてトランジスタM25,M27を流れる。
次に、図3の電流I2(電流Ip,In)を求める。
図3の電流I1は、次の式(10)で示される。
Figure 2005217762
ただし、kはボルツマン定数(1.38×10-23J/K)、qは電荷素量(1.602×10-19C)、Tは絶対温度、αは抵抗値の温度係数、mはトランジスタQ2のトランジスタQ1に対する面積比、R1は抵抗R1の抵抗値である。
電圧VREFPは、抵抗R2に流れる電流が電流I1より、次の式(11)のようになる。
Figure 2005217762
ただし、R2は抵抗R2の抵抗値、I1は電流I1の電流値、VBEはトランジスタQ3のダイオード電圧である。
抵抗R1,R2を同じ種類の抵抗で作成した場合、抵抗値の温度係数αは、キャンセルされる。抵抗R1,R2の抵抗値から温度係数α分を取り出して表現すると、α・R2/α・R1となり、温度係数αがキャンセルされる。
電圧VREFMは、オペアンプのボルテージフォロワにより電圧VREFPをバッファした電圧であるので、VREFM=VREFPとなる。よって、抵抗R3に流れる電流I2は、次の式(12)のように示される。
Figure 2005217762
式(12)の括弧内の第1項は、絶対温度Tにより、温度に対して正の係数を持っている。第2項は、トランジスタQ3のダイオード電圧であり、温度に対して負の係数を持っている。よって、括弧内の温度係数は、抵抗R2または抵抗R1の抵抗値によって自由に変えることができる。
式(12)において、括弧内全体の温度係数が、括弧に乗算されている分数の分母にある温度係数αと同じ値になるように抵抗R2または抵抗R1の温度係数を選べば、電流I2の温度依存をなくすことができる。また、式(12)には、電源電圧の項がないので、電流I2は、電源電圧に依存しない。
電流I2は、カレントミラーによって電流Ip,Inとして出力される。従って、電流Ip,Inは、電源電圧および温度に依存せず一定に流れる。
次に、定電圧源3について説明する。定電圧源3には、バンドギャップリファレンス回路を用いることができる。バンドギャップリファレンス回路を用いれば、電源電圧と温度に対して一定の電圧を容易に得ることができる。
図4は、定電圧源の回路図である。
図に示すように定電圧源3は、トランジスタM31〜M35、トランジスタQ11〜Q13、および抵抗R11,R12を有している。
トランジスタM31,M32は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM31,M32のソースは、電源に接続されている。トランジスタM31,M32のゲートは互いに接続され、トランジスタM32のドレインに接続されている。トランジスタM31のドレインは、トランジスタM33のドレインと接続されている。トランジスタM32のドレインは、トランジスタM34のドレインと接続されている。
トランジスタM33,M34は、NチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタM33,M34のゲートは互いに接続され、トランジスタM33のドレインと接続されている。トランジスタM33のソースは、トランジスタQ11のエミッタと接続されている。トランジスタM34のソースは、抵抗R11を介してトランジスタQ12のエミッタと接続されている。
トランジスタQ11,Q12は、PNPのバイポーラトランジスタである。トランジスタQ11,Q12のベースは互いに接続され、グランドに接続されている。トランジスタQ11,Q12のコレクタはグランドに接続されている。
トランジスタM35は、PチャネルのMOSトランジスタである。トランジスタQ13は、PNPのバイポーラトランジスタである。トランジスタM35のソースは電源に接続されている。トランジスタM35のゲートは、トランジスタM32のドレインと接続されている。トランジスタM35のドレインは、抵抗R12を介してトランジスタQ13のエミッタと接続されている。トランジスタQ13のベースとコレクタはグランドに接続されている。
トランジスタM31〜M35、トランジスタQ11〜Q13、および抵抗R11,R12は、バンドギャップリファレンス回路を構成している。図4のトランジスタM31〜M34、抵抗R11、およびトランジスタQ11,Q12は、図3に示したトランジスタM11〜M14、抵抗R1、およびトランジスタQ1,Q2に対応している。また、図4のトランジスタM35、抵抗R12、およびトランジスタQ13は、図3のトランジスタM17、抵抗R2、およびトランジスタQ3に対応している。
図3と同様に、トランジスタM33,M34には、電流I11が流れる。トランジスタM35、抵抗R12、およびトランジスタQ13は、電流I11によって発生する電圧VBGRの温度依存性を決める回路である。電圧VREFPは、抵抗R11,R12の抵抗値を適当に決めることによって、電源電圧および温度に依存しない一定の電圧となる。
このように、容量素子C1の一端を、電源電圧および温度の影響を受けない定電圧源3によりインバータ1の閾値電圧を中心に一定の振幅の電圧で振れるようにし、電源電圧および温度の影響を受けない定電流源5により一定の電流を流入、流出して、一定の時間で充放電するようにした。
よって、容量素子C1の電源電圧および温度の影響を受けない一定の振幅の電圧からの一定の充放電により、発振周期は、電源電圧および温度の影響を受けずに一定となる。また、容量素子C1の一端の電圧は、インバータ1の閾値電圧を中心に一定の振幅で振れることにより、インバータ1の閾値電圧にばらつき、変動があっても、発振周期は一定となる。
本発明の発振回路の回路図である。 図1の発振回路の動作を示したタイミングチャートである。 定電流用バイアス発生回路の回路図である。 定電圧源の回路図である。 微分回路により構成された従来の発振回路の回路図である。 図5の発振回路の動作を示したタイミングチャートである。
符号の説明
1,2,4 インバータ
3 定電圧源
5 定電流源
5a,5b 電流源
6 定電流用バイアス発生回路
C1,Cadd1 容量素子
M1〜M4 トランジスタ

Claims (7)

  1. 容量素子の充放電を利用して発振する発振回路において、
    前記容量素子の一端の電圧を反転して出力するインバータと、
    電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧を出力する定電圧源と、
    前記インバータから出力される電圧に応じて、前記容量素子の他端を前記定電圧源またはグランドの一方に接続するスイッチ回路と、
    前記電源電圧および前記温度の影響を受けない一定の電流を、前記インバータから出力される電圧に応じて前記容量素子の一端に流入しまたは前記容量素子の一端から流出する定電流源と、
    を有することを特徴とする発振回路。
  2. 前記定電流源は、前記容量素子の他端が前記定電圧源に接続されたとき、前記電流を前記容量素子から流出し、前記容量素子の他端が前記グランドに接続されたとき、前記電流を前記容量素子に流入することを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  3. 抵抗の温度依存性と同じ温度依存性を有する温度依存電圧を生成し、前記温度依存電圧を前記抵抗に印加して前記一定の電流を生成することによってバイアス電圧を生成するバイアス発生回路を有し、
    前記バイアス発生回路は、前記バイアス電圧に基づいて前記定電流源に含まれる電流源を制御し、前記一定の電流を生成することを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  4. 前記定電圧源は、バンドギャップリファレンス回路によって構成されることを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  5. 前記スイッチ回路は、
    ソースに前記定電圧源が接続されたPチャネルトランジスタと、
    ソースに前記グランドが接続され、ドレインに前記Pチャネルトランジスタのドレインと前記容量素子の他端とが接続され、ゲートに前記Pチャネルトランジスタのゲートが接続され前記インバータから出力される電圧が入力されるNチャネルトランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  6. 前記定電流源は、
    ソースに前記電流を流入する電流源が接続されたPチャネルトランジスタと、
    ソースに前記電流を流出する電流源が接続され、ドレインに前記Pチャネルトランジスタのドレインと前記容量素子の一端とが接続され、ゲートに前記Pチャネルトランジスタのゲートが接続され前記インバータから出力される電圧が入力されるNチャネルトランジスタと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の発振回路。
  7. 容量素子の充放電を利用して発振する発振回路を有する半導体装置において、
    前記容量素子の一端の電圧を反転して出力するインバータと、
    電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧を出力する定電圧源と、
    前記インバータから出力される電圧に応じて、前記容量素子の他端を前記定電圧源またはグランドの一方に接続するスイッチ回路と、
    前記電源電圧および前記温度の影響を受けない一定の電流を、前記インバータから出力される電圧に応じて前記容量素子の一端に流入しまたは前記容量素子の一端から流出する定電流源と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
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