JP2015211300A - 発振回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】貫通電流を削減し、かつ温度・電圧依存性の小さい発振回路を提供する。
【解決手段】容量素子の充放電を利用して発振する発振回路において、容量素子7の一端の電圧を閾値電圧と比較した結果を出力する、電流源2で消費電流が制限されたコンパレータ回路1と、コンパレータ回路から出力される電圧に応じて、電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧振幅により容量素子の他端を駆動する、電圧リミット回路3と、電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流を、コンパレータから出力される電圧に応じて容量素子の一端に流入し、または容量素子の一端から流出する定電流源4、5と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は発振回路に関し、特に容量素子の充放電を利用して発振する発振回路に関する。
IC内部のクロック源などに用いられる発振回路では、電源電圧および温度に依存しない発振周期を得るため、特開2005-217762号広報(特許文献1)に記載の技術がある。この広報には、「容量素子C 1 の一端の電圧は、閾値電圧V t h を中心に、電源電圧および温度に影響されない一定の電圧( V I H − V t h 、V t h − V I L ) で振れる。そして、容量素子C 1 の一端は、電源電圧および温度に影響されない一定の電流I p , I n が流入、流出されることによって、一定の時間の充放電が行われる。従って、容量素子C 1 の一端の電圧は、電源電圧および温度に影響されずに一定の周期で電圧が変化する。」という記載がある。
特開2005−217762
上記のように、充放電容量の電圧振幅を一定の電圧で振れば、電源電圧に依存しない発振周期が得られるが、発振回路に求められる電源電圧範囲が広い場合には、求められる最低電源電圧の状況下でも一定振幅で振ることができるように、その電圧振幅を小振幅に設計する必要がある。
ところが、充放電する電圧振幅を小振幅にした場合、電源電圧が高い条件では、充放電電圧はコンパレータ回路の閾値近辺で振れ続ける事になる。
特許文献1では、「閾値電圧は、内部のNチャネルトランジスタとPチャネルトランジスタのソース−ドレイン間の抵抗比によって決まる。」とあるので、閾値電圧近傍で貫通電流が大きく、特に電源電圧が高い場合に消費電流の増加が顕著であった。
そこで、本発明は、貫通電流を削減し、かつ温度・電圧依存性の小さい発振回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、代表的な本発明の回路形態の一つは、容量素子の充放電を利用した発振回路において、閾値判定に電流制限したコンパレータ回路を用いることで、貫通電流を無くし、また、充放電電圧の設定に電圧リミット回路を用い、電源電圧依存性を抑えるものである。
本発明によれば、貫通電流が抑えられ、かつ温度・電源電圧依存の小さいクロック源を得られる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
第1の実施形態による発振回路の構成例を示すブロック図。 図1の構成による発振動作を示すタイミングチャート。 第2の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 発振回路に用いる電流源の構成例を示す回路図。 第3の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 第4の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 第5の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 第6の実施形態による発振回路の構成例を示すブロック図。 第6の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 第7の実施形態による発振回路の構成例を示すブロック図。 第7の実施形態による発振回路の構成例を示す回路図。 第8の実施形態による発振回路の構成例を示すブロック図。 第8の実施形態による発振回路の別の構成例を示すブロック図。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
(最小構成のブロック図)
本実施例による発振回路1の構成について、図1〜2を用いて説明する。
図1は、発振回路1の構成例を示すブロック図である。
前記発振回路1は、ノードAの電圧と任意の閾値とを比較し結果をノードBに出力する、電流源2によって電流制限されたコンパレータ回路1と、ノードBの電圧を受けて、電源電圧・温度によらず一定の電圧振幅でノードCに出力する電圧リミット回路3と、一端を前記ノードAに接続し、他端をノードCに接続した容量素子7と、前記容量素子に対して、電源電圧および温度によらない一定の充電電流IC1を流す電流源4と、前記容量素子に対して、電源電圧および温度によらない一定の放電電流IC2を流す電流源5と、ノードCの電圧レベルがローレベルであれば前記電流源4と前記ノードAを接続し、ノードCの電圧レベルがハイレベルであれば前記電流源5と前記ノードAを接続するためのスイッチ回路6と、を備える。
上述した発振回路1の作用について、図2を用いて説明する。
図2は、発振回路の動作を示すタイミングチャートである。
今、ノードAの電圧がコンパレータ1の閾値電圧(VTH)よりも高い場合、コンパレータ1はノードBにローレベル(VL1)を出力し、電圧リミット回路はこれを受けてノードCに振幅制限されたハイレベル(VH2)を出力する。ノードCの電位がローレベル(VL2)からハイレベル(VH2)に上がると、容量素子7を介してノードAの電位はVTH+(VH2−VL2)に増加し、スイッチ回路6は、ノードCがハイレベル(VH2)である場合に、放電電流を流す電流源5とノードAを接続するため、ノードAの電圧レベルは放電電流と容量素子7で決まる一定の傾きで減少し、コンパレータ1の閾値電圧(VTH)に達する。
ノードAの電圧レベルが閾値電圧(VTH)を下回ると、コンパレータ1はノードBにハイレベル(VH1)を出力し、電圧リミット回路はこれを受けてノードCに振幅制限されたローレベル(VL2)を出力する。ノードCの電位がハイレベル(VH2)からローレベル(VL2)に下がると、容量素子7を介してノードAの電位はVTH―(VH2−VL2)に低下し、スイッチ回路6は、ノードCがローレベル(VL2)である場合に、充電電流を流す電流源4とノードAを接続するため、ノードAの電圧レベルは充電電流と容量素子7で決まる一定の傾きで増加し、コンパレータ1の閾値電圧(VTH)に達する。
以上の動作が繰り返されて発振される。
ここで、コンパレータ回路1は、電源―GND間に電流源2が直列に接続されているため、最大の消費電流は制限される。例えば、コンパレータ回路1を電源と電流源2の間を直列に接続されたスイッチで構成した場合、コンパレータ回路1の消費電流は出力がハイレベルの場合に電流源2で制限された電流が消費され、出力がローレベルの場合には電流が流れない。図中、破線で示したCMOSインバータを用いた場合の貫通電流と比較すると、消費電流の低減効果が見て取れる。電流源2に、電源電圧に依存しない一定の電流源を選べば、電源電圧が高い場合でも消費電流が増加することも無い。
本形態によれば、コンパレータにCMOSインバータを用いたものよりも低消費電流化することができる。
なお、図2のタイミングチャートに示した、ノードBの信号のハイレベル、ローレベルの極性は一例であり、反転の極性で信号を出力する構成も実施例に含むことができる。
(最小構成のMOSレベル回路)
本実施例の発振回路1の構成について、図3〜図4を用いて説明する。
図3は、本実施例の発振回路1の構成例を示す回路図である。
前記発振回路は、ゲート端子をノードAに接続し、ソース端子を電源に接続し、ドレイン端子をノードBに接続したPMOSトランジスタ(MP)1と、一端を前記ノードBに接続し、他端をGND電位に接続した電流源2と、ゲート端子を前記ノードBに接続し、ソース端子を、一端をGND電位に接続した電流源11の他端に接続し、ドレイン端子をノードCに接続したNMOSトランジスタ(MN)1と、一端を前記ノードCに接続し、他端を電源電位VDDに接続した抵抗素子R1と、前記ノードBを入力として、ノードC2に反転出力するインバータ10と、ゲート端子を前記ノードC2に接続し、ソース端子を、一端を電源電位VDDに接続した電流源4の他端に接続し、ドレイン端子を前記ノードAに接続したMP2と、ゲート端子を前記ノードC2に接続し、ソース端子を、一端をGND電位に接続した電流源5の他端と接続し、ドレイン端子を前記ノードAに接続したMN2と、一端を前記ノードAに接続し、他端を前記ノードCに接続した容量素子7と、を備える。
PMOSトランジスタMP1は、入力がノードAに接続されたコンパレータ回路を構成していおり、ノードAの電位がMP1固有の閾値電圧VTH(MP1)より高ければOFFし、ノードBに基準電圧GNDが出力され、また、閾値電圧VTH(MP1)より低ければONし、ノードBに電源電圧VDDが出力される。
NMOSトランジスタMN1は、ソース端子に前記R1の抵抗値に反比例した電流を流す電流源11を接続しており、ゲート端子に接続されたノードBの電位がMN1固有の閾値電圧VTH(MN1)よりも高ければONし、ここで、電源電圧をVDDとし、充電電流をIC1とすると、ノードCに(VL2=VDD−R1×(IR1−IC1))となるローレベル(VL2)を出力し、また、閾値電圧VTH(MN1)よりも低ければOFFし、ここで、放電電流をIC2とすると、ノードCに(VH2=VDD−R1×IC2)となるハイレベル(VH2)を出力する。
いま、IC1=IC2<<IR1となるように電流値を選べば、ノードCに出力される電圧振幅は、VH2−VL2=R1×IR1で表され、IR1はR1に反比例する様に制御されるため、R1の電源電圧および温度変動の影響を受けない一定の電圧振幅が得られる。
一方、インバータ10は、ノードBの電圧レベルを、ノードC2に反転出力するため、ノードCがハイレベル(VH2)のときにはノードC2にVDDを出力しており、ノードCがローレベル(VL2)のときにはノードC2にGNDを出力している。
MP2およびMN2は、充放電電流を切り替えるスイッチを構成しており、ノードC2がVDDの場合にMP2はOFFし、MN2はONするため、前記容量素子7の一端が接続されたノードAの電位は放電電流IC2によって放電され、ノードC2がGNDの場合は、MP2がONし、MN2がOFFするため、ノードAの電位は充電電流IC1によって充電される。
図4は、発振回路1の電流源の構成例を示す回路図である。
前記電流源は、オペアンプOPAと、電源電圧・温度の影響を受けない一定の基準電圧VREFと、電源電圧・温度の影響を受けない抵抗素子RREF1と、図5の抵抗素子R1と比精度がとれるよう配置した抵抗素子RREF2と、PMOSトランジスタPMで構成されたカレントミラー回路と、NMOSトランジスタNMで構成されたカレントミラー回路、を備える。
MP20は、ソース端子を電源電圧に接続し、ドレイン端子をRREF1に接続する。OPA1は、RREF1の端子電圧がVREF1と等しくなる様にMP20のゲート電圧を制御し、MP20にはVREF1/RREF1となる電流が流れる。MP21およびMP22は、MP20とゲート端子を共通に接続したカレントミラー回路を構成しており、MP22は電源電圧・温度の影響を受けない充電電流源4として用いる。また、MN20、M21およびMN22もカレントミラー回路を構成しており、MN20はMP21から受けた電流をミラーし、MN21およびM22を放電電流源5および電流源2として用いる。
同様の構成にて、MN24はVREF2/RREF2となる、RREF2に反比例した電流源として用いる。
本形態によれば、簡易な回路構成にて、電源電圧および温度の影響を受けない発振回路にて、貫通電流を制限することができる。
(最小構成にチャージ電流キャンセルによる抵抗温度依存低減効果)
本実施例の発振回路1の構成について、図5を用いて説明する。
図5は、本実施例の発振回路1の構成例を示す回路図である。
本実施例は、前記実施例2で示した回路図に対して、MN1のソース端子に、さらに電流源21を接続したものである。その他の構成は、既に説明した図3に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有するので、それらの説明は省略する。
ここで、電流源21の電流値は、充電電流源4の電流値(IC1)と、放電電流源5の電流値(IC2)の和に設定する。このとき、ノードCに出力されるローレベル電圧(VL2)は、VL2=VDD−R1×(IR1+IC1+IC2−IC2)となり、一方ハイレベル電圧(VH2)はVH2=VDD−R1×IC1となる。したがって、ノードCの電圧振幅は、(VH2−VL2)=R1×IR1となり、充放電電流IC1およびIC2の影響を打ち消すことができる。
本形態によれば、ノードCにおける充放電電流の影響を打ち消すことで、電圧リミッタ回路の消費電流を低減し、また、電圧振幅の精度が向上する。
(最小構成に出力インピーダンス低減効果)
本実施例の発振回路1の構成について、図6を用いて説明する。
図6は、本実施例の発振回路1の構成例を示す回路図である。
本実施例は、前記実施例2で示した回路図に対して、MN3と電流源31で構成されるソースフォロワ回路を追加したものである。その他の構成は、既に説明した図3に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有するので、それらの説明は省略する。
前述した図3の回路は、R1と、MN1と、電流源11と、から成る電圧リミット回路の、ノードCから見た出力抵抗は、電流源の出力抵抗がR1に比べ十分大きいとすると、R1であるため、ノードCの電圧遷移速度は、R1と容量素子7の積である時定数によって制限される。特に電流源11の電流を絞る場合に、一定の電圧振幅を確保するためにはR1の抵抗値を大きくせざるをえないため、速度が低下し、比較的高い発振周波数を得ることが困難となる。
図6の回路は、MN3と電流源31から成る電圧リミット回路出力の、ノードCから見た出力抵抗は、ソースフォロワ回路の特性から、MN3のトランスコンダクタンスをgm(MN3)とすると、出力抵抗=1/gm(MN3)で主に決まり、また、ノードCの電位は、ノードDの電位から決まる。gm(MN3)はMOSのアスペクト比で変更可能なため、同じ電圧振幅、電流値に対して、抵抗よりも出力抵抗値を下げることができる。したがって、図3の回路と比較して、発振周波数を上げることができる。
本形態によれば、ソースフォロワ回路により、ノードCの電圧波形を急峻にし、比較的高い発振周波数を得られる。
(最小構成に出力インピーダンス低減+電流キャンセル効果)
本実施例の発振回路1の構成について、図7を用いて説明する。
図7は、本実施例の発振回路1の構成例を示す回路図である。
本実施例は、前記実施例4で示した回路図に対して、MP3とMN4で構成されるスイッチと、インバータ33を追加したものである。その他の構成は、既に説明した図6に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有するので、それらの説明は省略する。
インバータ33は、ノードC2の電圧レベルを反転出力するために追加したものである。したがって、ノードC2がローレベルのとき、MP2およびMN4がONし、MN2およびMP3がOFFするため、充電電流IC1は、MP2を通じて容量素子7に流れ込み、さらにMN4を通して放電電流源5に流れ込む経路をとる。他方、ノードC2がハイレベルのときは、MP3およびMN2がONし、MP2およびMN4がOFFするため、放電電流IC2は、MN2を通じて容量素子7から電流を引き込み、さらにMP3を通して充電電流源4から引き込む経路をとる。このとき、IC1=IC2と設定すれば、MN3のソース端子に流れ込む充放電電流の影響を打ち消すことができる。
本形態によれば、ソースフォロワ回路により電圧波形を急峻にした上で、さらに電圧振幅の精度を向上させることができる。
(充電シングルの差動構成、閾値電圧差や経路間遅延なし効果+速度向上)
本実施例の発振回路1の構成について、図8〜9を用いて説明する。
図8は、本実施例の発振回路1の構成例を示すブロック図である。
前記発振回路1は、ノードAの電圧と任意の閾値とを比較し、結果を、ノードB1およびノードB2に差動電圧を出力する、電流源2によって電流制限されたコンパレータ回路52と、ノードB1およびB2の差動電圧を受けて、電源電圧・温度によらず一定の電圧振幅でノードC1を駆動し、また、ノードC1およびノードC2に差動電圧を出力する電圧リミット回路53と、ノードC1およびノードC2の差動電圧を受けて、ノードAに電流出力するシングル出力の充放電電流切替回路51と、を備える。
図9は、図8の構成例を示す回路図である。
充放電電流切替回路51は、PMOSトランジスタMP50〜MN51および、NMOSトランジスタMN50〜MN51と、温度・電源電圧の影響を受けない電流源5と、を備え、ここで、ノードC1の電位をVC1とし、ノードC2の電位をVC2とし、ノードC1−C2間の差動電圧をVC_DIFF=(VC1−VC2)とすれば、VC_DIFF>0であれば、MN50がONし、MN51がOFFし、MN51がOFFしたことにより、カレントミラーを構成するMP51とMP50もOFFし、ノードAを電流源5の電流により放電する。また、VC_DIFF<0であれば、MN50がOFFし、MN51がONし、MN51がONしたことによりMP51とMP50がMN51に流れる電流をMP50にミラーし、ノードAをミラー電流で充電する。
コンパレータ回路52は、抵抗R50〜R51と、NMOSトランジスタMN52〜MN53と、電流源2と、で構成される差動対と、電圧源VTH50を備え、ここで、ノードB1の電位をVB1とし、ノードB2の電位をVB2とし、ノードB1−B2間の差動電圧を(VB_DIFF)=(VB1−VB2)とすれば、ノードAの電圧がVTH50よりも高ければ、VB_DIFF<0を出力し、ノードAの電圧がVTH50よりも低ければ、VB_DIFF>0を出力する。また、消費電流は電流源2で制限されるため、電源電圧によらず常に電流源2で設定した電流消費となり、大きな貫通電流は流れない。
電圧リミット回路53は、抵抗R52〜R53と、NMOSトランジスタMN54〜MN55と、前記抵抗R52〜R53に反比例した電流IR1を流す電流源11と、前記充電および放電電流の和となる電流源21と、を備え、VB_DIFF<0であればVC_DIFF>0となり、VB_DIFF>0であればVC_DIFF<0となる。特に、ノードC1の電圧振幅は、前記実施例3と同様の効果により、(R52×IR1)であり、R52とIR1で決まる一定の電圧振幅となる。
ところで、特許文献1に記載された回路や、前記した図3の様なシングル入出力の回路構成にて、電源電圧の影響を無くすためにノードCの電圧を小振幅に固定した場合、図3に示したMP2、MN2を切り替えるほどの電圧振幅が得られないため、インバータ10によるバッファリングが必要となる。この場合、ノードB→C→A→Bとなる帰還経路1と、ノードB→C2→A→Bとなる帰還経路2の2つの経路によって、発振動作が行われることになるが、経路の違いによる経路間遅延時間差はもとより、図中のインバータ10の電圧閾値と、MN1の電圧閾値の差によって信号切り替わりのタイミングが異なるため、各経路間の遅延時間や、閾値電圧を調整する必要がある。
そこで、充放電電流切替回路51と、電圧リミット回路53を差動入力とすることで、スイッチング動作に必要な電圧振幅は、シングル入力と比べ小さくて済むため、電圧リミット回路の出力を直接充放電切替回路に入力でき、閾値電圧差による経路間遅延を考慮する必要が無くなる。また、コンパレータ回路の出力電圧も小振幅で良いため、比較的小振幅の電圧入力により、出力をVDD−GNDまでフルに振る場合と比べて高速化できる。
本形態によれば、閾値電圧差による経路間の遅延時間を無くすことができるため、設計が簡易となり、また、小振幅信号伝送により高い発振周波数を得られる。
なお、図9に示したコンパレータ回路52の回路構成は一例であり、抵抗R50〜R51は、トランジスタを使用した能動負荷を含むことができる。また、電圧リミット回路の充放電電流の打ち消し方法としては、前記実施例3〜5のいずれも含むことができる。また、充放電電流切替回路51の能動負荷MP50およびMP51は、電流源負荷も含むことができる。
(全差動構成。ノイズ除去能力UP効果)
本実施例の発振回路1の構成について、図10〜11を用いて説明する。
図10は、本実施例の発振回路1の構成例を示すブロック図である。
本実施例は、前記実施例6で示した図8に対して、シングル出力の充放電電流切替回路51を、全差動入出力の充放電電流切替回路61に置き換え、シングル入力のコンパレータ回路52を全差動入出力のコンパレータ回路62に置き換え、さらに容量素子64を追加したものである。その他の構成は、既に説明した図8に示された同一の符号を付された構成と、同一の機能を有するので、それらの説明は省略する。
図11は、図10の構成例を示す回路図である。
充放電電流切替回路61は、電源電圧・温度によらず一定の電流を流す電流源65および66と、前記MN51と、MN50と、電流源5と、を備え、ここで、電流源65および66の電流値を、電流源5の電流値(IC1)の1/2とすれば、VC_DIFF<0であれば、MN50がOFFし、MN51がONし、容量素子7の一端であるノードA1を、(IC/2)の一定電流で充電し、容量素子64の一端であるノードA2を、(IC−IC/2)=IC/2の一定電流で放電する。また、VC_DIFF>0であれば、MN50がONし、MN51がOFFし、ノードA1を(IC−IC/2)=IC/2の一定電流で放電し、ノードA2をIC/2の一定電流で充電する。
容量素子64は、容量素子7と同一の容量値を持つ。
コンパレータ回路62は、図9のコンパレータ回路52から電圧源VTH50を除去したもので、MN53のゲート端子を電圧源VTH50の代わりにノードA2に接続しており、ノードA1の電位をVA1とし、ノードA2の電位をA2とし、ノードA1−A2間の差動電圧をVA_DIFF=(VA1−VA2)とすれば、VA_DIFF<0であれば、VB_DIFF>0を出力し、VA_DIFF>0であれば、VB_DIFF<0を出力する。
電圧リミット回路63は、抵抗R52およびR53の抵抗値をR52=R53=RDとし、電流源11の電流値をIR1とし、ノードC1の電位をVC1とし、ノードC2の電位をVC2とし、ノードC1−C2間の差動電圧をVC_DIFF=(VC1−VC2)とすれば、実施例3と同様の効果により、VB_DIFF<0であれば、VC_DIFF=RD×IR1となる一定の電圧を出力し、VB_DIFF>0であれば、VC_DIFF=−RD×IR1となる一定の電圧を出力する。
本形態によれば、帰還ループを全て差動信号で伝達することから、外来ノイズに対して、高い耐性を得られる。
なお、図11に示したコンパレータ回路62の回路構成は一例であり、抵抗R50〜R51は、トランジスタを使用した能動負荷を含むことができる。また、電圧リミット回路の充放電電流の打ち消し方法としては、前記実施例3〜5のいずれも含むことができる。
(本発明の発振回路をシステムに組み込む場合)
本実施例の、発振回路1を含む集積回路の構成について、図12〜13を用いて説明する。
図12は、集積回路の構成例を示すブロック図である。
前記集積回路は、バッテリ電圧が入力され、内部回路の電源電圧を制御するレギュレータ回路と、レギュレータ回路の出力電圧によって動作する内部回路および前記発振回路1と、を備える。
図13は、集積回路の別の構成例を示すブロック図である。
前記集積回路は、バッテリ電圧が入力され、内部回路の電源電圧を制御するレギュレータ回路と、レギュレータ回路の出力電圧によって動作する内部回路と、バッテリ電圧が入力され動作を行う前記発振回路1と、を備える。
前記発振回路1は、発振周波数の精度は基準電圧および基準電流によって主に決定され、消費電流は電流源の電流値によって制限されるため、回路外部から見た特性は、図12と図13のいずれも同等である。
したがって、前記発振回路1によれば、レギュレータ回路に比較的精度が求められず、また、無くても良い。特に図13の構成例においては、レギュレータ回路が、正常な電圧出力できない場合でも動作するバックアップ用クロックとしても用いることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。
1…コンパレータ回路、
2、4、5、11、21、31、65、66…電流源、
3…電圧リミット回路、
6…スイッチ回路、
7、64…容量素子、
10…インバータ回路、
51…充放電電流切替回路、
52…差動出力コンパレータ回路、
53…全差動入出力電圧リミット回路、
MN1〜3、MN20〜24、MN50〜55…NMOSトランジスタ、
MP1〜3、MP20〜24、MP50〜51…PMOSトランジスタ、
OPA1〜2…反転増幅器、
R1、R50〜53、RREF1〜2…抵抗素子、
VREF1〜2…基準電圧
VTH50…電圧源

Claims (8)

  1. 容量素子の充放電を利用して発振する発振回路において、
    前記容量素子の一端の電圧を閾値電圧と比較した結果を出力する、電流源で消費電流が制限されたコンパレータ回路と、
    前記コンパレータ回路から出力される電圧に応じて、電源電圧および温度の影響を受けずに一定の電圧振幅により前記容量素子の他端を駆動する、電圧リミット回路と、
    電源電圧および温度の影響を受けない一定の電流を、前記コンパレータから出力される電圧に応じて前記容量素子の一端に流入し、または前記容量素子の一端から流出する定電流源と、
    を有することを特徴とする発振回路。
  2. 前記コンパレータは、
    ソースを接地し、ドレインを電流源負荷に接続したトランジスタと、
    を有し、
    前記電圧リミット回路は、
    ソースに前記電流源の一端を接続し、ドレインに抵抗負荷を接続したトランジスタと、
    他端を接地し、前記抵抗負荷に反比例する電流を流す前記電流源と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の発振回路。
  3. 前記電圧リミット回路は、
    前記抵抗負荷に反比例する電流を流す前記電流源と並列に接続し、前記容量素子に流入、および流出する電流の和を流す電流源と、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項2に記載の発振回路。
  4. 前記電圧リミット回路は、
    前記抵抗素子の一端および前記トランジスタのドレインを入力とし、前記容量素子の他端を出力とするソースフォロワ回路と、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項2に記載の発振回路。
  5. 前記容量素子の一端に流入または流出する定電流源回路は、
    一端を電源に接地し、他端をPMOSトランジスタ1のソースと接続した電流源1と、一端をグランドに接地し、他端をNMOSトランジスタ1のソースと接続した電流源2と、ソースを前記電流源1と接続し、ドレインを前記容量素子の一端とNMOSトランジスタ1のドレインと接続する前記PMOSトランジスタ1と、ソースを前記電流源2の他端に接続し、ゲートを前記PMOSトランジスタ1のゲートと接続し、前記電圧リミット回路の出力極性と同相のスイッチ電圧が入力される前記NMOSトランジスタ1と、ソースを前記電流源1の他端と接続し、ドレインを前記容量素子の他端とNMOSトランジスタ2のドレインと接続するPMOSトランジスタ2と、ソースを前記電流源2の他端と接続し、ゲートを前記PMOSトランジスタ2のゲートと接続し、前記電圧リミット回路の出力極性と逆相のスイッチ電圧が入力される前記NMOSトランジスタ2と、
    を有することを特徴とする請求項1から請求項2に記載の発振回路。
  6. 前記コンパレータ回路は、容量素子の一端の電圧を検出する一つの入力端子と、差動の出力端子と、を有し、
    前記電圧リミット回路は、差動の入力端子と差動の出力端子と、を有し、
    前記容量素子の一端に流入または流出する定電流源回路は、差動の入力端子と、一つの電流出力端子と、
    を有することを特徴とする請求項3から請求項6に記載の発振回路。
  7. 前記コンパレータ回路は、差動の入力端子と、差動の出力端子と、を有し、
    前記電圧リミット回路は、差動の入力端子と、差動の出力端子と、を有し、
    前記容量素子の一端に流入または流出する定電流源回路は、差動の入力端子と、差動の出力端子と、を有し、
    前記容量素子は、一端を前記電圧リミット回路の差動の出力端子とそれぞれ接続し、他端を、前記差動の出力端子と同極性となる前記コンパレータ回路の差動の入力端子とそれぞれ接続した、対となる2つの容量素子と、
    を有することを特徴とする請求項3から請求項6に記載の発振回路。
  8. 前記発振回路は、
    バッテリ電圧で駆動される集積回路に適用され、発振回路の電源電圧にレギュレータ回路を用いても用いなくても良い、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7に記載の発振回路。
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