JP2005212308A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録動作時の音を効果的に抑制する。
【解決手段】 記録ヘッド20を搭載したキャリッジ21を走行させ、記録ヘッド20が備える複数本の記録ワイヤをプラテン23に向けて突出させて、記録用紙にインクリボン44Aを介して画像を記録する記録装置10において、放熱器61と共に前記記録ヘッド20のほぼ全面を覆うヘッドカバー80を前記記録ヘッド20に設け、前記ヘッドカバー80の前記プラテン23と対向する面に前記インクリボン44Aをガイドするリボンガイド部70を形成した。
【選択図】 図6

Description

本発明は、記録用紙に印字・記録する記録装置に関する。
従来から、記録ヘッドによりシート(記録用紙)に画像を記録する記録装置として、記録ヘッドを搭載したキャリッジをプラテンの軸方向に沿って走行させる間に、記録ヘッドにおける複数本の記録ワイヤを上記プラテンへ向かって突出させて、記録ヘッドとプラテンとの間に搬送されるシートに、インクリボンを介して画像を記録するドットインパクトプリンタが知られている。
かかる記録装置において、記録動作時の印字音を抑えるべく、上記記録ヘッドの先端部のみを、プリンタ本体に架設されたヘッドカバーで覆うといった技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−98162号公報
しかしながら、上記ヘッドカバーは、プリンタ本体に架設されているため、プリンタ本体のコストがアップする要因となる。また、このヘッドカバーは、プリンタ本体に開閉自在に取り付けられているものの、ヘッドカバーの閉じ忘れが発生する可能性が大きい。ヘッドカバーの閉じ忘れが発生すると、所望の防音効果が得られないばか、ヘッドカバーがプリンタ本体の他の部位と接触し印字走行不良が発生してしまう。
さらに、記録動作時には、記録ヘッドの先端部のみからだけではなく、記録ヘッドの背面側からも音が発生するため、上記ヘッドカバーのように、記録ヘッドの先端部のみを覆うだけでは、この音を効果的に抑制することはできなかった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、記録動作時の音を効果的に抑制することのできる記録装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、複数本の記録ワイヤと、当該記録ワイヤを駆動する駆動部と、当該駆動部を囲い当該駆動部にて発生する熱を放熱する放熱器と、前記ワイヤを案内するノーズ部とを有する記録ヘッドをキャリッジに搭載し、前記キャリッジの走行中に前記記録ワイヤをプラテンに向けて突出させて、記録用紙にインクリボンを介して画像を記録する記録装置において、前記放熱器と共に前記記録ヘッドの全面を覆うヘッドカバーを前記記録ヘッドに設け、当該ヘッドカバーの前記プラテンと対向する面に前記インクリボンをガイドするリボンガイドを形成したことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記ヘッドカバーの側面に、前記キャリッジの走行方向に風を流す通風孔を形成したことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記通風孔は、少なくとも前記放熱器に対向する位置に形成されていることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記通風孔は、複数の小孔を備えることを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記ヘッドカバーの内側面に吸音材を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上記発明において、前記リボンガイドが前記ヘッドカバーの一面を形成することを特徴とする。
本発明によれば、記録動作時の音を効果的に抑制することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用された記録装置の一態様たるドットインパクトプリンタの全体を示す斜視図であり、図2及び図3は、ドットインパクトプリンタのプリンタ本体の構成を示す斜視図である。また、図4は、プリンタ本体の断面図である。
図1乃至3に示す記録装置としてのドットインパクトプリンタ10は、記録ヘッド20(図3参照)が備える記録ワイヤ(不図示)を、インクリボン44A(図5参照)を介してシート(記録用紙)に押し付け、このシート上にドットを形成することにより、文字を含む画像を記録するものである。このシートとしては、所定長さに切断されたカットシートと、複数枚が連接された連続シートとがある。カットシートとしては、例えば単票紙や単票複写紙などの普通紙の他、通帳や葉書、封筒などがあり、連続シートとしては、連続紙、連続複写紙がある。
上記ドットインパクトプリンタ10は、大別すると、記録装置本体としてのプリンタ本体11と、プリンタ本体11に着脱自在に装着されたプッシュトラクタユニット12(図2)及び排出ユニット13と、プリンタ本体11の上方、下方のそれぞれを覆う外装体としてのアッパケース14A及びロアケース14Bとを備えて構成されている。
上記プリンタ本体11は、図2乃至図4に示すように、本体フレームとしてのベースフレーム15、フロントフレーム16、リアフレーム17(図4)、左サイドフレーム18及び右サイドフレーム19と、記録ヘッド20及びキャリッジ21を備えた記録機構部22と、プラテン23、シート案内24、第1従動ローラ25及び第2従動ローラ26を備えた第1シート搬送機構部27、第3従動ローラ28及び駆動ローラ29を備えた第2シート搬送機構部30と、を有して構成される。
ベースフレーム15、フロントフレーム16及びリアフレーム17の略両端部に、左サイドフレーム18及び右サイドフレーム19が立設して固定される。これら左サイドフレーム18と右サイドフレーム19との間に、キャリッジ軸31が架け渡されて、回動自在に枢支される。更に、左サイドフレーム18と右サイドフレーム19との間にプラテン23が架け渡されて回転自在に配設されるとともに、更にシート案内24がリアフレーム17上に固定して配設される。
プラテン23を含む上記第1シート搬送機構部27は、図4に示すように、プラテン23の下方に第1従動ローラ25及び第2従動ローラ26が配置され、プリンタ本体11のリア側のシート搬送機構として構成される。第1従動ローラ25及び第2従動ローラ26は、従動ローラホルダ32に回転自在に枢支される。従動ローラホルダ32は、リアフレーム17に一端が固定された付勢バネ33によりプラテン23側に付勢され、これにより第1従動ローラ25及び第2従動ローラ26がプラテン23に対して下方から当接しプラテン23の回転力を受けて回転駆動される。
また第2シート搬送機構部30は、第3従動ローラ28と駆動ローラ29とが当接状態で配置されて、プリンタ本体11のフロント側のシート搬送機構として構成される。
プラテン23及び駆動ローラ29は、駆動輪列部34により正または逆方向に回転駆動される。この駆動輪列部34は、左サイドフレーム18又は右サイドフレーム19の一方、例えば右サイドフレーム19に設置される。この駆動輪列部34は、正転又は逆転可能なシート搬送モータ35(図2)と、シート搬送モータ35の駆動軸に回転一体に固定されたモータピニオンと、このモータピニオンからの駆動力をプラテン23へ伝達する複数の減速ギアと、駆動ローラ29へ伝達する複数の減速ギアとを備えて構成される。この構成により、プラテン23と駆動ローラ29とが反対方向に回転し、カットシートまたは連続シートを、プリンタ本体11の前方から後方へ搬送可能とし、または、プリンタ本体11の後方から前方へ搬送可能とする。従って、カットシート及び連続シートは、キャリッジ21の後述の主走査方向に直交する副走査方向に搬送される。
左サイドフレーム18及び右サイドフレーム19のプリンタ本体11におけるフロント側及びリア側の各々には、トラクタユニット装着部40A、40Bが形成され、各々にプッシュトラクタユニット12が着脱自在に装着される。なお、図3は、プリンタ本体11のフロント側にのみプッシュトラクタユニット12が装着された状態を示す。
プリンタ本体11のリア側に装着されるプッシュトラクタユニット12は、連続シート(例えば連続紙)を、リア側の上記第1シート搬送機構部27へ供給するものであり、フロント側に装着されるプッシュトラクタユニット12は、フロント側の上記第2シート搬送機構部30へ供給するものである。プリンタ本体11のフロント側及びリア側に装着されるプッシュトラクタユニット12は、各々略同様な構成となっており、左右に一対のトラクタ36を有する。これらのトラクタ36は、トラクタ駆動軸37に回転一体且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ駆動プーリ(不図示)と、トラクタガイド軸38に回転自在且つ軸方向摺動自在に軸支されたトラクタ従動駆動プーリ(不図示)とにトラクタベルト39が巻き掛けられ、シート押え蓋(不図示)を備えて構成される。
一対のトラクタ36間の距離は、搬送すべき連続シート(連続紙)の幅寸法に応じて調整可能とされる。また、トラクタベルト39の全外周には複数のピンが突設され、連続シートの幅方向両側に穿設された穴に係合可能とされる。このトラクタベルト39も前述の駆動輪列部34により駆動される。
さて、上記キャリッジ21は、キャリッジ軸31に摺動自在に挿通されると共に、フロントフレーム16の上端部に摺接され、更に、記録ヘッド20を搭載する。キャリッジ軸31がプラテン23と平行に配置されることから、キャリッジ21は、これらプラテン23、キャリッジ軸31の軸方向と一致する主走査方向に走行(走査)可能に設けられる。
このキャリッジ21は、キャリッジ駆動モータ41の正転又は逆転により往復移動されるタイミングベルト42(図4)に結合される。従って、キャリッジ21は、キャリッジ駆動モータ41の正転又は逆転により、タイミングベルト42を介し、キャリッジ軸31に案内されて、主走査方向における図1乃至3の左向き又は右向きに走査される。ここで、キャリッジ駆動モータ41は、シート搬送モータ35とともに例えばステッピングモータにて構成される。
キャリッジ軸31の前方左側には、リボン駆動軸43が設けられる。このリボン駆動軸43は、左サイドフレーム18及び右サイドフレーム19に装着されたリボンカセット44内のインクリボン44Aを移動させるものである。このインクリボン44Aは、記録ヘッド20とプラテン23との間に引き回され、リボン駆動軸43により移動可能に設けられる。
上記記録ヘッド20は、多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、これらの記録ワイヤの突出方向前方にインクリボン44Aが位置する。記録ヘッド20は、キャリッジ21と共に主走査方向に走行される間に、記録ワイヤを突出させてインクリボン44Aに打ち当て、このインクリボン44Aのインクを、プラテン23と記録ヘッド20との間に搬送されるシートに付着させて、このシートに文字を含む画像を記録する。
記録ヘッド20による記録動作は、キャリッジ21が図1乃至3の主走査方向左向き又は右向きに走行される間に、記録ヘッド20の記録ワイヤにより一行分の記録がなされ、この一行分の記録がなされる度に、上記第1シート搬送機構部27又は第2シート搬送機構部30が、それぞれシートを所定長(通常行間分)搬送させ、これらの動作が繰り返されることにより実施される。
上記排出ユニット13は、図4に示すように、ローラ軸45に回転一体に設けられた排出ローラ46を備え、この排出ローラ46の回転によって、記録ヘッド20により記録されたシートがプリンタ10外に排出される。
上記右サイドフレーム19の外側には、レリースレバー47が設けられ、このレリースレバー47の操作によって、シート搬送モータ35の駆動力を伝達する伝達ギア(不図示)が、プリンタ本体11のリア側に装着されたプッシュトラクタユニット12のトラクタ駆動軸37を駆動するトラクタ駆動ギア(不図示)と噛み合い、または離脱可能に構成される。伝達ギアがトラクタ駆動ギアと噛み合っている時には、図4に示すレリース軸48に形成されたカム49の作用で、第1シート搬送機構部27の第1従動ローラ25がプラテン23から離反して、シートとしての連続紙が、プリンタ本体11のリア側に装着されたプッシュトラクタユニット12からプラテン23へ供給され搬送される。
また、レリースレバー47の操作により、伝達ギアがトラクタ駆動ギアから離脱したときには、上記カム49の作用で、第1シート搬送機構部27の第1従動ローラ25がプラテン23に接触して回転し、図示しないシート供給ガイド等から、シートとしての単票紙が、第1シート搬送機構部27のシート案内24からプラテン23へ供給され搬送される。
上記左サイドフレーム18の外側には、アジャストレバー50が設けられ、このアジャストレバー50の操作によって、その操作量に応じた分だけキャリッジ軸31がプラテン23から離間又は接近可能に構成される。従って、アジャストレバー50の手動操作によって、上記キャリッジ軸31に支持されたキャリッジ21に搭載される記録ヘッド20とプラテン23との間のプラテンギャップを、シート厚等に応じて調整可能となる。
ところで、上記のように、本実施の形態のプリンタ10にあっては、記録ヘッド20が多数の記録ワイヤ(不図示)を備え、記録動作時には、これらの記録ワイヤをプラテン23に突出させて記録を行うため、記録ワイヤとプラテン23との衝突音や、記録ワイヤを突出駆動させる際の記録ヘッド20自体から生じる機械音が発生する。特に、高速記録を行うほど、それらの音は大きくなり、近年の高速記録化に伴い、いかに効果的に防音するかが重要な課題となる。
そこで、本実施の形態では、これらの音を効果的に防音すべく、図1乃至図4に示した構成に加え、図5乃至図7に示すように、前面にリボンガイド部70が形成された箱型のヘッドカバー80で記録ヘッド20の全体を覆う構成としている。
具体的には、ヘッドカバー80は、キャリッジ21に搭載された記録ヘッド20を、キャリッジ21の上方から覆う箱型形状を有すると共に、記録ヘッド20のノーズ部20A側に配置される面に、リボンカセット44から送り出されたインクリボン44Aを記録ワイヤの前方に安定して送られるようにガイドするリボンガイド部70が形成されて構成されている。
このリボンガイド部70は、図6に示すように、記録ヘッド20のノーズ部20Aが嵌合する嵌合溝部70Aと、インクリボン44Aの反記録側の面に対向して、この反記録側の面が接触する平滑面を有するリボン案内部70Bと、インクリボン44Aの記録側の面に対向して、リボン案内部70Bとの間にインクリボンを挟み込む、棒状のリボン押さえ部70Cとを備えている。
このリボン押さえ部70Cには、インクリボン44Aを通すための、切断状態のスリット72が形成され、このスリット72は、インクリボンの送り出し方向Aに対し、斜めに延びる傾斜部72Aを有して構成される。リボンガイド部70部を、インクリボン44Aに取り付ける場合、図5に示すスリット72を通じて、リボン押さえ部70Cの内側にインクリボンを通した後、インクリボンの姿勢を正し、インクリボン44Aをリボン案内部70Bとリボン押さえ部70Cとの間に位置させる。この場合、インクリボン44Aを通すスリット72が、その一部に傾斜部72Aを備えたとしても、インクリボン44Aを長手方向に略二つ折りしたような状態でスリット72に挿入していけば、例えば、インクリボン44Aの送り出し方向Aに対しほぼ直線状に延びるスリット72を有するものに比べても、ほぼ同等にインクリボン44Aを通し易いものになる。
また、スリット72に傾斜部72Aが形成されているため、このスリット72を通じてインクリボン44Aを一旦通した後は、インクリボン44Aがスリット72から不用意に抜け出すことがない。すなわち、スリット72からインクリボン44Aが抜け出す場合には、インクリボン44Aが折れた状態で抜け出すが、このスリット72に傾斜部72Aが存在すると、折れた状態のインクリボン44Aが、傾斜部72Aにじゃまされて、スリット72から抜け出し難くなるのである。
上記のように構成されたヘッドカバー80をプリンタ本体11に装着する場合には、上記嵌合溝部70Aを記録ヘッド20のノーズ部20Aに嵌合させると共に、リボンガイド部70をキャリッジ21に立設された固定軸に差し込んで装着する。ヘッドカバー80の装着時には、リボンガイド部70のリボン案内部70Bとほぼ同一面上に、記録ヘッド20のノーズ部20Aが位置し、このノーズ部20Aから打ち出される記録ワイヤ(不図示)が、インクリボン44Aを介してシートに打ち付けられ、当該シートに画像が記録される。この記録動作時において、リボンガイド部70により、インクリボン44Aが正しい姿勢で記録ヘッド20のノーズ部20Aの前方に確実に案内され、記録精度が担保されることとなる。
また、図8に示すように、記録ヘッド20は、ヘッド本体20Bと、このヘッド本体20Bに連設されたノーズ部20Aとを備えて構成され、ヘッド本体20Bの外側には、放熱器61が配置されている。ヘッド本体20Bには、記録ワイヤ(不図示)を突出動作させるための電磁石コイル等の磁気回路を備えた駆動部(図示せず)が収容されており、電磁石コイルの通電等によって駆動部に発生する熱が放熱器61によって放熱される。この放熱器61は、アルミニウム合金等の熱伝導性の高い材料にて形成され、ヘッド本体20Bの上面から熱を放熱するための、記録ヘッド20の走行方向に延在する複数枚の放熱フィン61Aを備えると共に、放熱器61の底面部61Bがキャリッジ21に接触し、この底面部61Bからも熱伝導により金属製のキャリッジ21に放熱するように構成されている。
ヘッドカバー80は、記録ヘッド20を放熱器61と共に覆った場合に、ヘッドカバー80の内側面と記録ヘッド20(放熱器61)との間に空間Sが形成されるように構成され、また、ヘッドカバー80の内側面には、吸音材81が設けられており、記録ヘッド20から発する音が、この空間Sに籠もり、吸音材81に吸音されることで、外部に漏れないようになっている。特に、ヘッドカバー80の内側面のうち、記録ヘッド20の背面と対向した面上80Aにも吸音材81を設けることで、記録ワイヤの突出動作時に、記録ヘッド20の背面から発生する比較的大きな機械音を効果的に吸音することが可能となっている。
なお、図9に示すように、ヘッドカバー80の両側面80B及び80Cの各々に、複数の小孔82Aを穿設して通風孔82を形成して、ヘッドカバー80の内部に記録ヘッド20の走行方向(矢印B及びC)に風を流すようにすることで、ヘッドカバー80の内部に覆われた放熱器61の放熱性を高めることができる。また、通風孔82を、複数の小孔82Aで構成することにより、音漏れが抑制される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、放熱器61と共に記録ヘッド20のほぼ全面を覆うヘッドカバー80を設ける構成としたため、記録ヘッド20から発せられる音を効果的に防音することが可能となる。
また、本実施の形態によれば、リボンガイド部70が上記ヘッドカバー80の一面を形成する構成となっているため、記録動作時の防音性を高めつつ、確実なリボン送りが可能となる。
上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能であることは勿論である。
本発明に係る記録装置の一実施の形態が適用されたドットインパクトプリンタを示す斜視図である。 プリンタ本体の構成を示す斜視図である。 プリンタ本体の構成を示す斜視図である。 プリンタ本体の構成を示す断面図である。 キャリッジに搭載された記録ヘッドを覆うヘッドカバーの構成をインクリボンと共に示す斜視図である。 キャリッジに搭載された記録ヘッドを覆うヘッドカバーの構成を示す斜視図である。 上記ヘッドカバーの後方を示す斜視図である。 キャリッジに搭載された記録ヘッドを覆うヘッドカバーの側断面図である。 本発明の変形例にかかるヘッドカバーの構成を示す斜視図である。
符号の説明
10…ドットインパクトプリンタ(記録装置)、11…プリンタ本体、20…記録ヘッド、21…キャリッジ、23…プラテン、31…キャリッジ軸、44A…インクリボン、61…放熱器、70…リボンガイド部、80…ヘッドカバー、81…吸音材、82…通風孔、82A…小孔。

Claims (6)

  1. 複数本の記録ワイヤと、当該記録ワイヤを駆動する駆動部と、当該駆動部を囲い当該駆動部にて発生する熱を放熱する放熱器と、前記記録ワイヤを案内するノーズ部とを有する記録ヘッドをキャリッジに搭載し、前記キャリッジの走行中に前記記録ワイヤをプラテンに向けて突出させて、記録用紙にインクリボンを介して画像を記録する記録装置において、
    前記放熱器と共に前記記録ヘッドの全面を覆うヘッドカバーを前記記録ヘッドに設け、当該ヘッドカバーの前記プラテンと対向する面に前記インクリボンをガイドするリボンガイドを形成した
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 前記ヘッドカバーの側面に、前記キャリッジの走行方向に風を流す通風孔を形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記通風孔は、少なくとも前記放熱器に対向する位置に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記通風孔は、複数の小孔を備える
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の記録装置。
  5. 前記ヘッドカバーの内側面に吸音材を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 前記リボンガイドが前記ヘッドカバーの一面を形成する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の記録装置。

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