JP2005211646A - 可動式手すり - Google Patents

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JP2005211646A
JP2005211646A JP2004059771A JP2004059771A JP2005211646A JP 2005211646 A JP2005211646 A JP 2005211646A JP 2004059771 A JP2004059771 A JP 2004059771A JP 2004059771 A JP2004059771 A JP 2004059771A JP 2005211646 A JP2005211646 A JP 2005211646A
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Keimei Teraoka
啓明 寺岡
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SHIINA KK
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/022Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor

Abstract

【課題】狭いトイレ内での動作で困難な作業が衣服の着脱であり、その困難さが高齢者や障害者のADLやQOLの低下を招いている。虚弱高齢者や身体障害者が立位でも座位でも体の安定化により上肢が自由に使え、衣服の着脱が安心して自分の力で出来る機器が求められている。
【解決手段】ホルダー部材6を固定したアーム部材5と昇降部材4を備え、支点10を基点にアーム部材が略水平面内で移動し、ホルダー部材で利用者を安全に固定し、衣服の着脱を容易にし、アーム部材が昇降部材を略水平に連動昇降し、衣服の着脱を行いやすい位置にて静止できるようになっている。
【選択図】図8

Description

本発明は、身体虚弱者のトイレ内での衣服の上げ下げを容易にする装置である。
狭いトイレ内での動作で困難な作業が衣服の着脱であり、その困難さが高齢者や障害者のADLやQOLの低下を招いている。
従来、虚弱高齢者や身体障害者がトイレ内で衣服の着脱を行う場合、図1のように壁面に固定された手すりを支えとして行ったり、図2のように便器に着座して行っている。
図1の場合、片方の上肢しか使用できず体位が不安定になる。又、片マヒ等片方の上肢しか使用できない場合、手すりが役に立たない。又、図2の場合、便器に着座し臀部と便器が密着しているため衣服の着脱が非常に困難となる。
又、高齢や障害を持つと、下肢・上肢に拘らず筋力が低下するし使えない肢体もある。そのような状況で狭小なトイレスペースで自分の力で衣服の脱着を行うことは大変な作業である。
立位の場合は、従来は上肢の一方しか使用出来ず不安定で、又上肢に支障があると衣服の着脱が出来ない。座位の場合も着座体便器に座位するのに困難が伴うのと、座位の場合、臀部と着座体便器の密着の問題で衣服の着脱が困難である。
問題を解決するための手段
そして、本発明は上記目的を達成するために、ホルダー部材6を固定したアーム部材5と昇降部材4を備え、アーム部材が昇降部材を略水平に連動昇降し、支点10を基点にアーム部材が略水平面内で移動する着座体便器2の近傍両側に配置された手すり装置である。
課題解決手段による作用は次の通りである。従来のトイレの使用は、男性の場合は立位と座位の両方、女性の場合は座位での使用となる。男性の立位の場合、図3のように立位の状態では、利用者1はレバー7の操作で昇降部材4を昇降するアーム部材5により適した高さに設定出来る。更にレバー操作で、図4のようにアーム部材5が水平内側に作動し、利用者の体を支え安定化を図る。この作用により利用者1は体を支えるアーム部材により、体位の安定化を図ることができ、両方の上肢の使用が可能となり衣服の着脱が容易となる。アーム部材にホルダー部材6が固定されると、利用者の体位にホルダー部材が接して体と接する面積が広くなり安定感が増しより着脱が行いやすくなる。
又、座位での使用の場合は、2通りある。先ずは、下肢が使える場合である。図5ように立位の状態でレバー7の操作でアーム部材5が利用者に適した位置で体をささえる。更に図6のようにレバーの操作で着座体便器2まで昇降部材に従いアーム部材が誘導し座位となる(図7)。使用後はレバーの操作によりアーム部材の水平移動で体の安定化を行ったあと、レバーの操作でアーム部材を昇降部材にそって立位の状態まで上昇させ、手すりの安定した支えで着衣が出来る(図5)。
又、アーム部材にホルダー部材が固定されると、利用者の体位にホルダー部材が接して体と接する面積が広くなり安定感が増しより着脱が行いやすくなる。
座位での使用の場合の下肢が使えない場合である。図7のように着座体便器2に着座した利用者1はレバー7の操作で着座体便器2から衣服の着脱可能な位置までホルダー部材6で利用者を安全に固定した状態(図8)で昇降部材4にそってアーム部材5を上昇させる。そしてホルダーで利用者を安定に固定した状態で着脱を行う(図9)。その後レバーの操作でホルダーによる体の安定化をはかり昇降部材にそってアーム部材の昇降を行い立位や座位に移行させる。立位と同様にアーム部材にホルダー部材が固定されているため利用者の体位にホルダー部材が接して体と接する面積が広くなり安定感が増しより着脱が行いやすくなる。
発明の効果
発明の効果について説明をする。利用者はレバー7の操作により、アーム部材5は昇降部材4にそって概水平に連動昇降し、そして支点10を基点に水平面内で移動するため、上肢全体の使用が可能となり、立位・座位の両方で容易に衣服の着脱が可能となる事である。更にアーム部材にホルダー部材6が固定されるため、利用者1とホルダー部材の接する面積が広くなるためホルダー部材で利用者を固定出来より安定化をはかると共に、従来座位での使用の場合、着座体便器2と利用者1の臀部が接して困難とされていた着脱がホルダー部材による利用者の固定により着座体便器より臀部を浮かして使用可能となり、下肢の虚弱な利用者も衣服の着脱が可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図3と図4に基づいて説明する。1は利用者、2は着座体便器、3は脚部材、4は昇降部材、5はアーム部材、6はホルダー部材、7はレバー、8はアーム部材を連結する連結部材、9は駆動部、10は支点である。昇降部材はアーム部材を昇降させる装置が内蔵されている。装置は動力源と動力源をアーム部材に伝える装置で、動力源はモーターが望ましく、又動力源から伝える装置は、回転するねじきりシャフトが望ましい。ねじ切りシャフトの回転と共にその溝に従って、上下するアーム部材が凹凸の状態でかみ合っている。動力源の力により、ねじきりシャフトが回転するとそれに連動してアーム部材は上下に昇降する。利用者はレバーにより自由にアーム部材の高さを設定出来る。アーム部材は強度を持たすため連結部材で連結されていてもよく、昇降部材やアーム部材、連結部材の部材は、長期間の使用に耐えられるものがよく、ステンレス、アルミ等の金属や、樹脂、木等がある。
アーム部材に固定されているホルダー部材は、利用者の体の安定化をはかり、体を固定するものである。ホルダー部材は利用者の体を支える機構のため、利用者に接する部分はやわらかく且つ安全な材料が望ましく、布、樹脂、ゴム等がある。又、アーム部材は概水平移動に伴い体に接する為、レバーの操作で強く締めすぎ利用者の事故につながらない為の安全対策としてセンサーが内蔵されている。センサーには、光センサー・超音波センサー・磁気センサー・温度センサー・リニアセンサー・高周波センサーなどがある。駆動のための動力源はモーターが望ましい。
ホルダー部材の形状は、コルセットのような形や老人の歩行器のような形状が望ましい。又、形状記憶装置や人工知能等により利用者の体の状態を把握し、より安全に誘導する装置が望ましい。
レバーは全方位的なレバーでアーム部材を上下左右に駆動する為の装置である。アーム部材に設置してもよいし、連結部材に設置してもよい。
アーム部材やホルダー部材を駆動する駆動部は動力源や制御基盤が内蔵されており、レバーの中に内蔵されても良く又、昇降部材やアーム部材、連結部材に内蔵されても良い。
脚部材は昇降部材に固定されており、当手すり装置と手すり装置を利用する利用者の重量をささえるだけの構造が求められ、材質も金属や樹脂が望ましい。又、昇降部材と一体化しても良い。
昇降部材は、床材や壁材に固定したり、便器に固定して手すり装置全体の安定を図る構造が望ましい。
次に動作について説明をする。動作には立位と座位の場合を説明する。先ず立位での利用の場合、利用者は着座体便器2の前に位置し、レバー7の操作でアーム部材5の高さを利用者の適正な位置に設定する。そして、更にレバーの操作でアーム部材を体の方に水平移動させる。アーム部材が体に近づくとホルダー部材6に内蔵しているセンサーにより制御装置の働きで一定のところで停止する(図3)。それと並行してホルダー部材は、形状記憶装置や人工知能で制御され利用者の体を安全に安定化する(図4)。完全に安全・安定化した状態で利用者は衣服の着脱を行う。そして、再度レバー操作で利用者の体からアーム部材とホルダー部材が完全に離脱した状態になるとトイレ室から退去する。
次に座位の場合の説明を行う。座位の場合でも、下肢が使える場合と下肢が使えない場合があり、下肢が使える場合から説明を行う。着座体便器座2の前に位置した利用者1は、アーム部材5を利用して体の向きを変える。アーム部材5の高さをレバー7の操作で利用者の適正な位置に設定する。そして更にレバーの操作でアーム部材を体の方に水平移動させる。アーム部材が体に近づくとホルダー部材6に内蔵しているセンサーにより制御装置の働きで一定のところで停止する(図5)。それと並行してホルダー部材は、形状記憶装置や人工知能で制御され利用者の体を安全に安定化する(図6)。完全に安全・安定化した上体で利用者は脱衣を行う。脱衣後ホルダー部材に固定された状態で、レバー操作により着座体便器まで誘導する(図7)。レバー操作でホルダー部材を体から離し楽になった状態で便を行う。その後は先ほどと同じ手順で、ホルダー部材で体を固定し立位の状態まで誘導する(図5)。そして、着衣の後、アーム部材とホルダー部材が完全に離脱した状態としアーム部材を利用し体の向きを変えトイレ室から退去する。
次は、下肢が虚弱で立位での衣服の着脱が不可能な場合である。着座体便器2の前に位置した利用者1は、アーム部材5を利用し上肢の力で着座体便器2に着座する。そしてレバー7の操作でアーム部材を利用者の適正な位置に設定する。更にレバーの操作でアーム部材を体の方に水平移動させる(図7)。アーム部材が体に近づくとホルダー部材6に内蔵しているセンサーにより制御装置の働きで一定のところで停止する。その後、更にレバーの操作で利用者の臀部と着座体便器が離れるよう体を上部に移動し、脱衣が行い易いようする。臀部と着座体便器が適正な間隔になった時レバー操作で停止し、形状記憶装置や人工知能で制御され利用者の体を安全に安定化する(図9)。そして脱衣を行う(図8)。脱衣後、レバー操作で体を着座体便器まで誘導し用を足す(図7)。そして、先ほどと同じ操作で臀部と着座体便器が離れるよう体を上部に移動させ着衣が行い易いようにする。臀部と着座体便器が適正な間隔になった時、レバー操作で停止し着衣を行う。そして、レバー操作で着座体便器に又は立位の状態に誘導しトイレ室から退去する。
従来の立位での使用例 従来の座位での使用例 立位での使用を横から見た図 立位での使用を上から見た図 座位での使用の立位状態を横から見た図 座位での使用の立位と状態を上から見た図 座位での使用の着座体便器に着座した状態を横から見た図 座位での使用のホルダー部材で利用者を安全に固定した状態 座位での使用の利用者の臀部と着座体便器の離れている状態を横から見た図
符号の説明
1・・・利用者
2・・・着座体便器
3・・・脚部材
4・・・昇降部材
5・・・アーム部材
6・・・ホルダー部材
7・・・レバー
8・・・連結部材
9・・・駆動部
10・・・支点

Claims (1)

  1. ホルダー部材6を固定したアーム部材5と昇降部材4を備え、アーム部材が昇降部材を略水平に連動昇降し、支点10を基点にアーム部材が略水平面内で移動する着座体便器2の近傍両側に配置された手すり装置
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013162893A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Panasonic Corp 便器
CN109594632A (zh) * 2018-12-06 2019-04-09 杭州西屋个人护理用品有限公司 一种新型带有泄压阀的智能马桶

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