JP2004105428A - 歯科治療ユニット - Google Patents

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JP2004105428A
JP2004105428A JP2002271466A JP2002271466A JP2004105428A JP 2004105428 A JP2004105428 A JP 2004105428A JP 2002271466 A JP2002271466 A JP 2002271466A JP 2002271466 A JP2002271466 A JP 2002271466A JP 2004105428 A JP2004105428 A JP 2004105428A
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JP
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dental treatment
patient
treatment chair
lift mechanism
chair
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Application number
JP2002271466A
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English (en)
Inventor
Motoharu Yokoi
横井 元治
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Osada Research Institute Ltd
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Osada Research Institute Ltd
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Abstract

【課題】老人や身体不自由者が容易(楽)に乗降することのできる歯科治療ユニットを提供する。
【解決手段】歯科治療椅子10と、該歯科治療椅子10の上部に該歯科治療椅子を横切る方向に走行可能なリフト機構22と、該リフト機構に吊架され、患者が腰掛けることのできる腰掛け部24aを有する吊り具24から成る。患者は図示のように、吊り具24に乗り、この状態で、リフト機構22にて上下動、走行等させ、患者を歯科治療椅子10に乗せ、或いは、歯科治療椅子10から降す。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、歯科治療ユニット、より詳細には、老人や身体不自由者が容易(楽)に乗降することのできるリフト機構を備えた歯科治療ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図2は、本発明が適用される歯科治療椅子の一例を説明するための要部構成図で、図中、10は歯科治療椅子で、該歯科治療椅子10は、安頭台11、バックレスト12、コンターシート13、レッグレスト14、フットレスト15、肘受け16等とから成り、周知のように、歯科治療に当たり、患者は椅子に座り、頭を安頭台11に固定し、肘を肘受け16の上に乗せた状態で治療を受ける。治療中、術者は治療椅子を上下動、起到、傾斜動等させて、患者を治療しやすい姿勢にして治療を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のごとき従来の歯科治療椅子においては、老人や身体不自由者は、椅子に乗る際は、通常、バックレスト12の方に向き、肘受け16に掴まった状態で、フットレスト15の上に乗り、該フットレスト15の上で、足の向き(身体の向き)を変えて、コンターシート13の上に座る(腰掛ける)等しており、また、降りる際は、その逆に、フットレスト15の上で、肘受け16の助けをかりて身体の向きをバックレスト12側に向け、その状態で、すなわち、後ろ向きの状態で、フットレスト15から降りる等しているが、老人や身体不自由者にとって、肘受けの位置が遠く、治療椅子への乗り降りが大変であった。
【0004】
本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、特に、リフト(昇降)機構を用いて患者を歯科治療椅子に乗せ、或いは、歯科治療椅子から降すようにして、老人や身体不自由者が歯科治療椅子に容易に乗り降りすることができるようにした歯科治療ユニットを提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、歯科治療椅子と、該歯科治療椅子の上部に該歯科治療椅子を横切る方向に走行可能なリフト機構と、該リフト機構に吊架され、患者が腰掛けることのできる腰掛け部を有する吊り具から成ることを特徴とする歯科治療ユニットである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記歯科治療椅子の側方に立設されかつ該歯科治療椅子の上部を横切る方向に延長するアーム部を有し、該アーム部に前記リフト機構が走行可能に設けられていることを特徴としたものである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記吊り具は前記リフト機構に対して着脱自在であることを特徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明による歯科治療ユニットの一実施例を説明するための要部概略構成図で、図中、10は歯科治療椅子、20は本発明によって付加されたリフト装置で、該リフト装置20は、歯科治療椅子10の側方に立設された支柱部21aと該支柱部21aの上部より歯科治療椅子10を横切る方向に延長するアーム部21bとよりなるリフト機構装着部材21と、前記アーム部21bに沿って矢印A方向に走行可能でかつワイヤ23を矢印B方向に昇降(巻き上げ、巻き下げ)可能なリフト機構22と、該ワイヤ23に一体的に或いは着脱自在に連結され、かつ、患者が腰掛けることのできる腰掛け部24aを有する吊り具24と、必要に応じて、無影灯25とを有する。
【0009】
老人や身体不自由者等の患者が歯科治療を受けるに当り、患者は歯科治療椅子10に腰掛けなければならないが、前述のように、身体不自由者が歯科治療椅子10に乗降するのは大変であった。リフト装置20は、そのためのもので、患者が歯科治療椅子10に乗る際は、患者は、図1に示した吊り具24の位置に立ち、吊り具24を下げ(或いは、前もって下げておいてもよい)、腰掛け部24aに腰掛け(図の状態)、その状態で、リフト機構22を巻き上げ、次いで、アーム部21aに沿って移動させ、患者を歯科治療椅子10の前まで運び、次いで、リフト機構22を巻き下げて患者を歯科治療椅子10の上に乗せ、次いで、患者から吊り具24を外し、リフト機構22を元の位置に戻し、以降、従来と同様にして歯科治療を行う。
【0010】
歯科治療が終って、患者を歯科治療椅子から降す時は、前記と逆に、まず、リフト機構22を移動して、患者の臀部の下に吊り具24の腰掛け部24aを当て、リフト機構22を上昇(巻き上げ)、走行、下降(巻き下げ)させて、図1に示す位置まで患者を運び、ここで、患者を降ろす。
【0011】
なお、図1には、吊り具24がリフト機構22のワイヤ23に着脱自在に取り付けられている場合を例として示したが、吊り具24をワイヤ23に対して着脱自在としておくことも可能である。しかし、図示のように着脱自在にしておけば、患者を歯科治療椅子10に乗せた時に、単に、吊り具24をワイヤ23から外すだけで、つまり、患者は吊り具24を臀部の下に敷いたままの状態で歯科治療を受け、歯科治療終了後、リフト機構22を患者の上部まで移動させ、その状態で、吊り具24をワイヤ23に連結するようにすれば、歯科治療中、吊り具24が人の目につかず、また、治療作業の邪魔にならず、しかも、患者を治療椅子に座らせたり、治療椅子から持ち上げる時の作業が非常に楽になる。
【0012】
また、以上には、リフト機構22を取り付ける部材を、歯科治療椅子の側方に立設した支柱部21aの上部から延長するアーム部21bに取り付けるようにした例を示したが、このアーム部に相当する部分を、治療室の天井等に直接取り付けるようにすることも可能で、このようにすれば、支柱部21aを省略でき、治療室内の景観をより簡素なものとすることができる。
なお、前記リフト機構の昇降、走行等はリフト機構と一緒に移動する手元の操作スイッチによってもよいが、全く別個に構成された電池式或いは光学式のリモコンスイッチによって操作するようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によると、リフト装置によって、患者が治療椅子へ乗る時、及び、治療椅子から降りる時の動作を助けるようにしたので、老人や身体不自由の人でも、容易に、治療椅子に乗り降りすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歯科用治療椅子の一実施例を説明するための要部概略斜視図である。
【図2】従来の歯科治療椅子の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
10…歯科治療椅子、11…安頭台、12…バックレスト、13…コンターシート、14…レッグレスト、15…フットレスト、20…リフト装置、21…リフト装置装着部材、21a…支柱部、21b…アーム部、22…リフト機構、23…吊りワイヤ、24…吊り具、25…無影灯。

Claims (3)

  1. 歯科治療椅子と、該歯科治療椅子の上部に該歯科治療椅子を横切る方向に走行可能なリフト機構と、該リフト機構に吊架され、患者が腰掛けることのできる腰掛け部を有する吊り具から成ることを特徴とする歯科治療ユニット。
  2. 前記歯科治療椅子の側方に立設されかつ該歯科治療椅子の上部を横切る方向に延長するアーム部を有し、該アーム部に前記リフト機構が走行可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の歯科治療ユニット。
  3. 前記吊り具は前記リフト機構に対して着脱自在であることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科治療ユニット。
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