JP3221141U - 歯科用椅子 - Google Patents

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アレグレ マルセロ
陽平 山口
陽平 山口
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【課題】前方に向けて伸びた下半身載置部に被施術者が着座し易い歯科用椅子を提供する。【解決手段】歯科用椅子10の椅子部15は、前方に向けて伸びた下半身載置部16と、この下半身載置部16の後方に配置された背もたれ部19とを有し、下半身載置部16は、背もたれ部19に近い側であって、被施術者の臀部および大腿が載置される後方側載置部17と、この後方側載置部17から前方に伸びて被施術者の下腿が載置される前方側載置部18とを有している。後方側載置部17は、前方側載置部18との境界部23に近い側が括れ、両側部に窪み部24が形成されている。窪み部24は、後方側載置部17の側方に配置されたひじ掛け部21の前方に配置される。【選択図】図3

Description

本考案は、歯科診療施設の歯科用椅子に関するものである。
従来、歯科医院などの歯科診療施設に備えられた歯科用椅子は、種々のものがあり、例えば、下記特許文献1または特許文献2に記載されている。
特許文献1に記載された歯科用椅子は、座部、背もたれ、レッグレストおよびフットレストの各部材が連結されたものであって、各部の角度が変化することで、被施術者に座った姿勢を促す椅子状態、または、被施術者に横たわった状態を促すベッド状態に変形する。
特許文献2に記載された歯科用椅子は、座部とレッグレストとが一体で形成された下半身載置部を有し、被施術者が予め脚を伸ばした姿勢で着座するものである。詳説すれば、下半身載置部は、被施術者の膝裏に当たる部分が隆起しており、逆V字状である。被施術者は、歯科用椅子の側方に立って腰を下ろし、臀部を、下半身載置部における背もたれに近い側に載せた後、脚を、隆起した部分よりも高く上げて下半身載置部に載せる。被施術者は、脚を上げる際、臀部のみを軸として身体を支える場合や、背もたれに寄りかかることで臀部と背中とで身体を支える場合がある。
特開2015−66081号公報 特開2002−320627号公報
下半身載置部において、臀部を載せる位置は任意であるところ、臀部を載せる位置が背もたれから遠い場合、背もたれに背中を付け難くなる。すなわち、背もたれに寄りかかることを前提として着座する位置を決定し、脚を上げるために臀部と背中とを用いた適切な姿勢を実現することは困難である。被施術者によっては、座り直す場合や、不安定な姿勢でバランスを崩しながら脚を上げざるを得ない場合がある。
本考案は、上記の実情に鑑みて提案されたものである。すなわち、前方に向けて伸びた下半身載置部に被施術者が着座し易い歯科用椅子の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る歯科用椅子は、前方に向けて伸びた下半身載置部と、この下半身載置部の後方に配置された背もたれ部とを有し、前記下半身載置部が、前記背もたれ部に近い側であって被施術者の臀部および大腿が載置される後方側載置部と、この後方側載置部から前側に伸びて被施術者の下腿が載置される前方側載置部とが一体で形成された歯科用椅子であって、前記後方側載置部の側方に配置されたひじ掛け部と、前記後方側載置部のうち、当該後方側載置部と前記前方側載置部との境界部に近い側の側部に形成された窪み部と、を備え、前記ひじ掛け部の前方に前記窪み部を設けた、ことを特徴とする。
本考案に係る歯科用椅子は、前記窪み部が、前記後方側載置部を平面視したとき、側部の縁から内側に向けて窪んでいる、ことを特徴とする。
本考案に係る歯科用椅子は、前記境界部を頂点として、前記後方側載置部が後方に向かうにしたがって傾斜し、前記前方側載置部が前方に向かうにしたがって傾斜している、ことを特徴とする。
本考案に係る歯科用椅子は、後方側載置部のうち、この後方側載置部と前方側載置部との境界部に近い側の側部に窪み部が形成されている。すなわち、後方側載置部は、窪み部よりも後方の面積が、窪み部の近傍の面積よりも広いため、被施術者は、着座する際、面積が広く座りやすい方を心理的に直観し、窪み部よりも後方に着座する。また、ひじ掛け部の前方に窪み部を設けたので、被施術者は、窪み部の位置に脚を合わせた状態で腰を下ろせば、ひじ掛け部が邪魔にならず、自然と窪み部よりも後方であって、背もたれ部に近い位置に着座する。この位置では、背中が背もたれ部に近接するため、被施術者は背もたれ部に寄りかかることで容易に脚を上げることができる。したがって、被施術者が着座し易い適切な姿勢を促すことができる。また、被施術者は、窪み部の位置に脚を合わせて腰を下ろした状態で、一呼吸置いた後に脚を上げることで、休憩をとりながら落ち着いて着座することができる。
本考案に係る歯科用椅子は、窪み部が、後方側載置部を平面視したとき、側部の縁から内側に向けて窪んでいる。したがって、後方側載置部において面積が広く座りやすい位置が、窪み部よりも後方であることを視認することができる。したがって、被施術者が着座し易い適切な姿勢を促すことができる。
本考案に係る歯科用椅子は、境界部を頂点として、後方側載置部が後方に向かうにしたがって傾斜し、前方側載置部が前方に向かうにしたがって傾斜している。この構成により、被施術者が着座する際、着座する位置が、後方側載置部の後方に促される。したがって、被施術者が着座し易い適切な姿勢を促すことができる。
図1は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子を有する歯科診療装置の斜視図である。 図2は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の側面図である。 図3は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の平面図である。 図4は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の底面図である。 図5は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の背面図である。 図6は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の正面図である。 図7は、本考案の第二実施形態に係る歯科用椅子の平面図である。 図8は、本考案の第一実施形態に係る歯科用椅子の背もたれ部が倒れた状態の側面図である。
以下に、本考案の実施形態に係る歯科用椅子を図面に基づいて説明する。図1は、第一実施形態に係る歯科用椅子10を有する歯科診療装置1の外観が示されている。図2から図6は、歯科用椅子10の外観が示されている。図7は、平面から視した第二実施形態に係る歯科用椅子210が示されている。図8は、側面から視した歯科用椅子10において背もたれ部が倒れた状態が示されている。以下では、図1に示されているとおり、歯科用椅子10の正面が前方、背面が後方、歯科用椅子10の幅方向である側方のうちの一方側が左方、他方側が右方、底面が下方、平面が上方である。
図1に示されているとおり、歯科診療装置1は、患者である被施術者が横たわる歯科用椅子10と、被施術者が口内に含んだ水を吐き出すためのスピットン2と、被施術者の口元を照らすデンタルライト3と、種々のインスツルメント(図示省略。)が保持されるインスツルメント保持装置4と、このインスツルメント保持装置4と同様にインスツルメントを保持し、デンタルライト3やインスツルメントなどを制御するパネルが備えられたドクターテーブル5とを有している。スピットン2、デンタルライト3、インスツルメント保持装置4およびドクターテーブル5は、本体装置6に支持されている。この本体装置6は、歯科用椅子10の隣に設置されている。
スピットン2はボウルであり、本体装置6の上に設置されている。デンタルライト3は、本体装置6に取り付けられた第一可動アーム7の先端に接続されている。インスツルメント保持装置4は、本体装置6に取り付けられた第二可動アーム8の先端に接続されている。ドクターテーブル5は、本体装置6に取り付けられた第三可動アーム9の先端に接続されている。各可動アーム7,8,9は、複数の関節を有している。そのため、デンタルライト3、インスツルメント保持装置4およびドクターテーブル5は、各可動アーム7,8,9を介して、自在に移動することができる。なお、インスツルメントは、例えば、タービン、マイクロモーター、エアモーター、スケーラー、シリンジなどである。
図2から図6に示されているとおり、歯科用椅子10は、設置面に設置される基台部11と、この基台部11に連結された脚部14と、この脚部14に連結された椅子部15と、この椅子部15を昇降させる昇降機構(図示省略)と、歯科用椅子10の状態を変化させる際に操作される歯科用フットスイッチ27とを有している。
椅子部15は、前方に向けて伸びた下半身載置部16と、この下半身載置部16の後方に配置された背もたれ部19と、この背もたれ部19の上端に連結されたヘッドレスト20と、下半身載置部16の側方に配置されたひじ掛け部21とを有している。背もたれ部19は、下半身載置部16に対して倒れ、または、起きる。ヘッドレスト20は、背もたれ部19に対して倒れ、起き、昇降する。
下半身載置部16は、背もたれ部19に近い側であって、被施術者の臀部および大腿が載置される後方側載置部17と、この後方側載置部17から前方に伸び、被施術者の下腿が載置される前方側載置部18とが一体で形成されている。前方側載置部18の全長は、後方側載置部17よりも長い。なお、後方側載置部17と前方側載置部18は、被施術者の体格によって、載置される身体の部位が異なる場合がある。したがって、後方側載置部17に被施術者の下腿が載置される場合があり、前方側載置部18に被施術者の大腿が載置される場合もある。
左右側方から視して、後方側載置部17と前方側載置部18との境界部23は隆起し、下半身載置部16において最も高い位置に配置されている。すなわち、境界部23を頂点として、後方側載置部17は、後方に向かうにしたがって下方に傾斜し、前方側載置部18は、前方に向かうにしたがって下方に傾斜している。後方側載置部17は、境界部23に近い側が括れ、両側部に窪み部24が形成されている。
窪み部24は、後方側載置部17の両側部が、緩やかに陥没したものであり、上方から視して、両側部の縁から内側に向けて窪んでいる。窪みの度合いは任意であり、図7に示された第二実施形態に係る歯科用椅子210のように、歯科用椅子10と比較して窪みの度合いが大きくてもよい。また、歯科用椅子10と比較してくぼみの度合いが小さくてもよい。
図8に示されているとおり、背もたれ部19が倒れる際、下半身載置部16は、僅かに起きる。すなわち、下半身載置部16は、後方側載置部17側を軸として、前方側載置部18側が上向きに傾く。この状態であっても、境界部23は、下半身載置部16において最も高い位置に配置されている。
上記のとおり、歯科用椅子10が構成されている。次に、歯科用椅子10の効果を説明する。
歯科用椅子10の後方側載置部17は、境界部23に近い側が括れ、両側部に窪み部24が形成されている。窪み部24は、後方側載置部17の両側部が、緩やかに陥没したものであり、平面から視して、両側部の縁から内側に向けて窪んでいる。すなわち、後方側載置部17は、窪み部24よりも後方の面積が、窪み部24の近傍の面積よりも広いため、被施術者は、着座する際、面積が広く座りやすい方を視認し、心理的に直観して窪み部24よりも後方に着座する。また、被施術者は、窪み部24の位置に脚を合わせた状態で腰を下ろせば、自然と窪み部24よりも後方であって、背もたれ部19に近い位置に臀部を載置する。この位置では、背中が背もたれ部19に近接するため、被施術者は背もたれ部19に寄りかかることで容易に脚を上げることができ、大腿を後方側載置部17に載せ、下腿を前方側載置部18に載せる。したがって、被施術者が着座し易い適切な姿勢を促すことができる。また、被施術者は、窪み部24の位置に脚を合わせて腰を下ろした状態で、一呼吸置いた後に脚を上げることで、休憩をとりながら落ち着いて着座することができる。
歯科用椅子10は、側面から視して、境界部23を頂点として、後方側載置部17が、後方に向かうにしたがって下方に傾斜している。この構成により、被施術者が着座する際、着座する位置が、後方側載置部17の後方に促される。したがって、被施術者が着座し易い適切な姿勢を促すことができる。
歯科用椅子210は、上記した歯科用椅子10と同じ効果を生じさせることができる。
なお、他の実施形態として、窪み部は、後方側載置部の片側にのみ形成されていてもよい。この場合、窪み部は、歯科用椅子に対して、本体装置の反対側に形成される。すなわち、歯科用椅子に着座しようとする被施術者の正面側に、窪み部が形成される。
以上、本考案の実施形態を詳述したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではない。そして本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。
1 歯科診療装置
2 スピットン
3 デンタルライト
4 インスツルメント保持装置
5 ドクターテーブル
6 本体装置
7 第一可動アーム
8 第二可動アーム
9 第三可動アーム
10,210 歯科用椅子
11 基台部
14 脚部
15 椅子部
16 下半身載置部
17 後方側載置部
18 前方側載置部
19 背もたれ部
20 ヘッドレスト
21 ひじ掛け部
23 境界部
24,224 窪み部
27 歯科用椅子フットスイッチ

Claims (3)

  1. 前方に向けて伸びた下半身載置部と、この下半身載置部の後方に配置された背もたれ部とを有し、前記下半身載置部が、前記背もたれ部に近い側であって被施術者の臀部および大腿が載置される後方側載置部と、この後方側載置部から前側に伸びて被施術者の下腿が載置される前方側載置部とが一体で形成された歯科用椅子であって、
    前記後方側載置部の側方に配置されたひじ掛け部と、
    前記後方側載置部のうち、当該後方側載置部と前記前方側載置部との境界部に近い側の側部に形成された窪み部と、
    を備え、
    前記ひじ掛け部の前方に前記窪み部を設けた、
    ことを特徴とする歯科用椅子。
  2. 前記窪み部が、
    前記後方側載置部を平面視したとき、側部の縁から内側に向けて窪んでいる、
    ことを特徴とする請求項1に記載された歯科用椅子。
  3. 前記境界部を頂点として、前記後方側載置部が後方に向かうにしたがって傾斜し、前記前方側載置部が前方に向かうにしたがって傾斜している、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された歯科用椅子。
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