JP3128066U - 多目的椅子 - Google Patents

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隆治 大西
明宏 霜尾
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Abstract

【課題】 椅子状態からベッド状態に移行できる医療用椅子や施術用椅子などの椅子の手摺りを、椅子状態では手摺りとして、ベッド状態では背凭れの一部を構成させて背凭れの面積を広く確保することができる多目的椅子を提供する。
【解決手段】 昇降可能な座部1と、該座部1に対して起伏可能に設けられた背凭れ2を有し、該座部1の両側に設けられる手摺り基台部6の後方上面に脱着可能に補助部材7を設け手摺りとし、また前記補助部材7を手摺り基台部6から取り外して背凭れ2の側面に装着できるようにし背凭れ2の一部を構成するようにした。
【選択図】 図1

Description

本考案は、診察や治療などの際に使用する医療用椅子や美顔や全身美容などの施術の際に使用する施術用椅子などの椅子において、背凭れの一部を兼用することのできる手摺りをもった多目的椅子に関する。
医療分野において、診察や治療する際に椅子状態からベッド状態に移行して診察または治療を行う場合が多く、患者が椅子に座る際に手摺りを椅子の外側へ回動させて回避させて患者を椅子に導入するものはある。
また施術用椅子などではベッド状のものが多く背凭れをサポートするための補助シートを追加してサポートするものはある。
たとえば、この種の手摺りに関するものとしては、実用新案登録第3047949号公報、特開平2006−122331号公報および実公昭57−31855号公報のものがある。
第1の実用新案登録第3047949号公報の考案は、検診台における手摺り構造のものであるが、手摺りが着脱自在に設けられ、かつ手摺りの形状が背凭れの寝起状態によって、手摺りが掴みすい使用状態を維持できるような形状になっている。
第2の特開平2006−122331号公報のものは、患者を導入する場合に、アームレストが邪魔にならないように、背凭れを起こした状態であっても寝かした状態であってもアームレストを後方へ退避させ、アームレスト使用時は背凭れ前方に位置させ手摺りとして使用するものである。
また第3の実公昭57−31855号公報のものにおいては、医療用治療台のバックシートの側部に垂直半回転するように設けられたアームレストと、このアームレストの下部に高さ調整自在な副アームレストを一体的に設け、手摺り状態から、該アームレストを後方へ回転することにより、副アームレストが背凭れの両側に位置するように構成されているアームレストが設けられ治療台が開示されている。
実用新案登録第3047949号 特開平2006−122331号 実公昭57−31855号
ところで、第1の公報にあっては、特に産婦人科および泌尿器科などで使用される検診台の手摺りの脱着および形態に関するものであるが、受診者、特に高齢の受診者などが検診台に座る際に導入しやすいように手摺りを取り外して受診者が検診台に座り易いようにしている。このように受診者や患者などが検診台に着座する際の手摺りの脱着をさせためだけを目的としたものである。
また第2の公報にあっては、歯科用椅子のアームレストに関するものであるが、この目的は背凭れを起こした状態であっても背凭れを寝かした状態であっても、患者を導入する場合にアームレストが邪魔にならないことを目的したものである。
いずれも、着座者が椅子に導入する際に座り易い状況をつくることを目的としており、手摺りを他の用途、すなわち椅子状態での手摺りとしての機能、またベッド状態では手摺りは必要とせず、その場合の背凭れの領域を広めるための補助シートなどの機能を有していない。
さらには第3の公報にあっては、バックシートの側部に垂直半回転するように設けられたアームレストと、このアームレストの下部に設けられる副アームレストの回転により手摺り状態からアームレストを後方へ回転することにより、副アームレストが背凭れの両側に位置するように構成しているが、アームレストをサポートする幅でしか確保できず、手摺り上面の幅では背凭れ側に位置させたとしても十分な背凭れの面積が得られず、着座者の背中をサポートできないまたアームレストの構造が複雑になるという問題がある。
本考案は前記した課題を解決せんとするもので、その目的とするところは、医療用椅子や施術用椅子などの手摺りを、椅子状態では手摺りとして、ベッド状態では背凭れの一部を補助して背凭れの面積を広く確保することができ、着座者の背中を十分サポートし得る多目的椅子を提供せんとするにある。
本考案の多目的椅子は、前記目的を達成せんとするもので、請求項1の手段は、昇降可能な座部と、該座部に対して起伏可能に設けられた背凭れと、該座部の両側に設けられる手摺り基台部と、該手摺り基台部の上面に脱着可能に補助部材を設けるとともに、該補助部材が背凭れの側面に装着できるようにし背凭れの一部を構成するようにしたことを特徴とする。
請求項2の手段としては、請求項1において、前記手摺り基台部の上面後方部に段部を設け、該段部に前記補助部材を装着するための嵌挿孔を設けたことを特徴とする。
請求項3の手段としては、請求項1において、前記補助部材の側面部が背凭れの上面方向を向くように背凭れの側面に装着できるようにしたことを特徴とする。
請求項4の手段としては、請求項1において、補助部材と手摺り基台部との接合対向面に、手摺り基台部の厚みと略同じ高さの段部を形成したことを特徴とする。
請求項5の手段としては、請求項1において、前記手摺り基台部の段部に回動自在なアームにより支持されるテーブルを脱着自在に設けることができることを特徴とする。
本考案の多目的椅子は、背凭れの起立した状態において、補助部材を手摺り本体に取付け手摺りとして使用することができるだけでなく、椅子をベッド状態にした際には前記補助部材の側面を上面として背凭れの側面部に装着することができるため、背凭れ部の面積をより広く取れ、患者や被施術者の背中を十分サポートすることができるだけでなく患者や被施術者がゆったり治療や施術を受けることができる。
また前記補助部材が背凭れおよび手摺り基台部に沿わせて取付けられているためベッド状態であってもフィットしベッド全体の美観を損なうことはない。
また医療用であれば薬品や医療器具など、また施術用椅子などであれば、メイクやネイルなどの化粧品や器具などを載置できるテーブルを手摺り基台部に簡単に装着できるためベッド状態にした場合の治療や施術が即座に行なえる。
さらには、構造が簡単であり脱着も容易にでき、かつ安価に製作できる。
昇降可能な座部と、該座部に対して起伏可能に設けられた背凭れと、該座部の両側に設けられる手摺り基台部と、該手摺り基台部の上面に脱着可能に補助部材を設け、前記補助部材の側面部を上面として背凭れの側面に装着できるようにして背凭れの一部を構成させて手摺りと背凭れの面積を広げることができ、着座者の背中を十分にサポートさせ着座者はゆったりできる多目的椅子。
以下、本考案に係る多目的椅子の一実施例を図面とともに説明する。
図1は多目的椅子の補助部材が手摺りとして装着している状態の全体図、図2は多目的椅子がベッド状態で補助部材が背凭れの側面に装着している状態の全体図、図3は多目的椅子がベッド状態でテーブルが装着されている状態の全体図である。
1は座部で、座部1の前方には一体的に前垂れ1aが設けられている。2は背凭れであり、背凭れ2aには嵌挿孔2aが設けられており、後述する補助部材7に設けられる嵌挿杆7aが取り付けられるようになっている。3は背凭れの上部に設けられ着座者の後頭部を保持する昇降自在な枕である。4は着座者の脚を載せるステップであり、5は椅子全体を昇降させるための昇降駆動部が内蔵される椅子基台である。
6は座部の両側に取付けられる手摺り基台部であり、前記手摺り基台部の後方部に手摺り基台部の厚みと略同じ厚み分だけ低い段部6aが形成され、この段部6aに後述する補助部材7の嵌挿杆7aが嵌挿される嵌挿孔6bが形成されると共に後述するテーブル8bが取付けられる回動自在なアーム8aを有する支柱8の嵌挿バー(図示せず)が嵌挿される孔6cが形成されている。
7は前記した補助部材であり、補助部材7には前記手摺り基台部6の段部6aの高さと略同じ高さの段部7bが形成され、この段部に嵌挿杆7aが設けられている。前記したごとく、補助部材7は、手摺り基台部6の後方部の段部6aに設けられる嵌挿孔6bに、補助部材7に設けられる嵌挿杆7aを嵌挿することにより手摺りが形成され、かつ脱着自在となっている。
8は、回動自在なアーム8aおよびテーブル8bを有するテーブル用の支持柱であり、図3に示すように、前記手摺り基台部6に設けられる孔6cに嵌挿されて立設させることができるようになっており、かつ脱着自在になっている。
以上の構成から、補助部材7を本来の手摺り機能として使用する場合は、補助部材7に形成されている段部7bを手摺り基台部6の段部6aに合わせることで一体化され、またこの状態において嵌挿杆7aを段部6aに設けられる嵌挿孔6bに嵌挿される。これにより手摺りとして使用できるようになる。
次に、背凭れ2の一部として使用する場合は、手摺り基台部6の段部6aに設けられる嵌挿孔6bに設けられている補助部材7の嵌挿杆7aを引き抜く。(図1に示す破線部)
引き抜かれた補助部材7の嵌挿杆7aを背凭れ2a両側部に設けられる嵌挿孔2aに嵌挿させることにより背凭れ2の一部として構成させる。この時、補助部材7の段部7bの低い部分が手摺り基台部6の一部が入り込み安定状態となる。そして、この状態において背凭れの面積が広くなり患者や被施術者がゆったりと寝れる状態となる。
またベッド状態で、前記アーム8aおよびテーブル8bを有する支持柱8を手摺り基台部6の段部に設けられる嵌挿孔6cに嵌挿させることでテーブル8bを簡易に取り付けることができ、医療などの施術であれば薬品や医療器具など、また理美容などの施術用椅子であれば、メイクやネイルなどの化粧品や器具などを載置できる患者や被施術者が寝た状態で診断や治療また施術等が行なえ、使い勝手のよいものとなる。
本考案に係る多目的椅子の補助部材が手摺りとして装着している状態の全体図である。 本考案に係る多目的椅子がベッド状態で補助部材が背凭れの側面に装着している状態の全体図である。 本考案に係る多目的椅子がベッド状態でテーブルが装着されている状態の全体図である。
符号の説明
1 座部
1a 前垂れ
2 背凭れ
2a 嵌挿孔
3 枕
4 ステップ
5 椅子基台
6 手摺り基台部
6a 段部
6b、6c 嵌挿孔
7 補助部材
7a 嵌挿杆
8 支持柱
8a アーム
8b テーブル

Claims (5)

  1. 昇降可能な座部と、該座部に対して起伏可能に設けられた背凭れと、該座部の両側に設けられる手摺り基台部と、該手摺り基台部の上面に脱着可能に補助部材を設けるとともに、該補助部材が背凭れの側面に装着できるようにし背凭れの一部を構成するようにしたことを特徴とする多目的椅子。
  2. 前記手摺り基台部の上面後方部に段部を設け、該段部に前記補助部材を装着するための嵌挿孔を設けたことを特徴とする請求項1記載の多目的椅子。
  3. 前記補助部材の側面部が背凭れの上面方向を向くように背凭れの側面に装着できるようにしたことを特徴とする請求項1記載の多目的椅子。
  4. 補助部材と手摺り基台部との接合対向面に、手摺り基台部の厚みと略同じ高さの段部を形成したことを特徴とする請求項1記載の多目的椅子。
  5. 前記手摺り基台部の段部に回動自在なアームにより支持されるテーブルを脱着自在に設けることができることを特徴とする請求項1記載の多目的椅子。
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