JP2007300943A - 体位移動補助装置 - Google Patents

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JP2007300943A
JP2007300943A JP2006129117A JP2006129117A JP2007300943A JP 2007300943 A JP2007300943 A JP 2007300943A JP 2006129117 A JP2006129117 A JP 2006129117A JP 2006129117 A JP2006129117 A JP 2006129117A JP 2007300943 A JP2007300943 A JP 2007300943A
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Koichi Ihara
廣一 井原
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Abstract

【課題】 人は足腰の機能低下状態になると、床上座位から起立位、あるいは起立位から床上座位に移行することが困難になる。
【解決手段】 背側に位置する体重支持体を、腕で抱えるとか、左右いずれかのわきの下、あるいは左右両方のわきの下に挿入することにより、体重を支える。
卓、床、壁面等に支えられている上下に移動する体重支持体に、かけられた体重よりやや大きな力を上方に与えて体重支持体を上方に移動し、体位を床上座位から起立位に変化させ、あるいは体重よりやや小さな力を上方に与え下方に移動し、起立位から床上座位に変化させることにより、足腰にかかる体重を軽減する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、床に座位する人が、片方あるいは両方の脇の下に挿入した支えに体重をかけ、その体重に拮抗する、より大または小なる力を支えに与え上下に動かし、床上座位と起立位間の体位変化を容易にする装置に関するものである。
床上座位と起立位の移行には、体の前方または側方の台に体重を掛けたりして、腕力による自力で起立位に移行するのが一般的である。自力で移行できない場合には、介助者の保持に頼る(たとえば、非特許文献1)。専用の補助装置として、腰掛座位から立位への移行する補助手段がある(特許文献1)が、床上座位と立位の移行を目的にするものは見当たらない。
特公 2003−175081 蒲田ケイコ監修「家庭の介護ハンドブック」新星出版社(平成17 年3月5日、P150−162)
起立位の状態で容易に歩行することができる人も、一般に加齢により足腰の能力が低下した場合、また、身体の損傷により足腰の機能低下の場合においては、自力で、床上座位と起立位間を移行することが困難になる。そのため、座位と立位移行時に介助人が、被介助人を抱え込んで、体重の移動と保持の補助を行う。この際、被介助人の体重は介助人の膝関節、腰部と腕等にかかり、特に腰部等を疲労させたり、損傷したりする。これは既に職業病として知られている。また、独居の高齢者の場合、介助人がいないので、体位の移動には多大の困難が伴うから、自力移行を嫌い、次第に筋力減退を招き、寝たきりの状態になり、生活の質(QOL)が低下する。本発明により、以上のような問題を解決することができる。これまで、自力で起立位と床上座位間の移動を目的とした補助装置の提案は見当たらない。
両腕により体重を支えるように、左右いずれかのわきの下、あるいは左右両方のわきの下に背側より挿入する上体支持腕(1)、床上座位の状態で体重を受け、座位の人の体軸を中心として任意の角度を移動する回転台(6)、回転台を保持し回転を可能にする固定台(7)、回転台に固定された上下移動駆動柱(4)、該上下移動駆動柱によって上体支持腕(1)を上下に移動する上下移動柱―1(2)および上下移動柱―2(3)、そして、上体支持腕(1)に掛けられた体重よりやや大きな力を上方に与え、あるいは体重よりやや小さな力を上方に与える上下移動駆動柱(4)に動力を与える上下駆動装置(5)により構成される。本発明は以上の構成による体位移動補助装置である。ここで上下移動柱を2個としたが、個数は任意である。
本発明によれば、腰部,下肢部の機能が衰えた人が、床上座位から起立して、車椅子に移動する場合や、起立位からの床上座位に移動をする時、残された身体能力と動力装置の助けにより、身体能力の一層の減退を防ぎながら、自ら容易に体位を変えることができる。また、脳脊髄機能損傷等により運動機能の喪失で立ち居振る舞いが困難な非健常者が、本発明による装置によって、体位移動の行動を自らすることができる。以上の効果により、介助者が罹る腰痛等の疾病を減少することもできる。
本発明構成品は、使用者に危険を及ぼさないよう突起を少なくし、誤動作が行われないよう、安全装置を付属し、本発明による装置が転倒しないよう床あるいは重量物に固定することが必要である。
図1は、本発明の概要を示す。床に足を投げだして座卓に向かって座位している人は、背側に位置する上体支持腕(1)を、両脇下あるいは左右いずれかの脇の下に挿入することにより該上体支持腕に体重を掛ける。この状態で回転台(6)を回転して、体正面を任意の方向に向ける。図2はこの状態を示す。
該人は、次に上下駆動装置(5)を駆動し、上下移動駆動柱(4)を通じて、上体支持腕(1)にかけられた体重より大きな力で、上下移動柱(2)および(3)を上方に移動する。上下移動柱が身長に対応してあらかじめ設定された起立の位置に達すると、該上下駆装置(5)は動作を停止し、上体支持腕(1)は起立の位置に保持される。この位置で全体重は両足で回転台(6)にささえられ、起立状態になるから上体支持腕(1)への体重負荷は開放される。これにより該人は前方へ歩行することができる。
起立位から床上座位に移る場合は、該人が回転台(6)に立ち、両足は、該回転台(6)の上に図3に示すごとき位置におく。このとき上体支持腕は背側から両脇に挿入される。
体重を該上体支持腕に預け、上下駆動装置(5)を駆動し、上体支持腕(1)にかけられた体重より小さい力によって上体支持腕(1)を下方に移動する。該上体支持腕があらかじめ設定された床上座位の位置に達すると、該上下駆動装置(5)は停止し、臀部は回転台(6)で支えられる。上体支持腕は、体重から開放され、該人は、床上座位をとることができる。ここで、該人は回転台(6)を回転することにより両足を座卓の下に入れ、座卓に正対する。固定台(7)は、床に固定するか、座位位置の正面にある座卓に固定する。
固定台(7)は、床上の任意の位置に固定して転倒しないようにすることができるが、上下移動駆動柱(4)を壁面あるいは壁面の柱に固定することにより、回転台(6)および固定台(7)を削除あるいは簡易にできる。図2に壁面(8)に固定した例を示す。体位の移動を行うとき、人は体を匍匐動作により自力で壁際まで移動して上体支持腕(1)を背側から脇の下へ挿入することにより、実施例1で述べたと同様な操作で体位の移動を行うことができる。
本発明の基本的な外観図を示したもので、上体支持腕(1)が上方ある状態を示す。(実施例1) 上体支持腕(1)が下方に移動した状態を示したものである。上体支持腕(1)と、おおよその身体の置かれる位置関係を示す。(実施例1) 上体支持腕により身体が起立した時における回転台(6)上の両足の位置関係を示したものである。(実施例1) 壁面に設置した本発明の実施例2を示した図である。(実施例2)
符号の説明
1 上体支持腕
2 上下移動柱−1
3 上下移動柱−2
4 上下移動駆動柱
5 上下駆動装置
6 回転台
7 固定台
8 壁面

Claims (1)

  1. 足を投げ出した座位の状態にある人の後方から両脇下、あるいは左右いずれかの脇の下に挿入する腕を持った背あてにより、上体の体重の一部を支えて上下に移動する上体支持体と、上体支持体と結合して座位の人を任意の角度に回転する台を備えており、上方に移動する場合は、支えている重力より大き力を、下方に移動する場合は、支えている体重より小さい力を与えて、上体支持体を上下に移動させる動力源を備えている体位移動補助装置
JP2006129117A 2006-05-08 2006-05-08 体位移動補助装置 Pending JP2007300943A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014147471A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Fuji Mach Mfg Co Ltd 介助装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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