JP2003339792A - 自助型移乗介助装置 - Google Patents

自助型移乗介助装置

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JP2003339792A JP2002159890A JP2002159890A JP2003339792A JP 2003339792 A JP2003339792 A JP 2003339792A JP 2002159890 A JP2002159890 A JP 2002159890A JP 2002159890 A JP2002159890 A JP 2002159890A JP 2003339792 A JP2003339792 A JP 2003339792A
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Hideo Nagasawa
秀夫 永澤
Hiroaki Ookawai
宏明 大川井
Yoshiharu Ikeda
義治 池田
Yoshitake Ota
義武 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】身体不自由者に残存機能を活用させるべく、人
的な補助を受けずに自ら移乗を達成させることを可能と
する。 【解決手段】自助型移乗介助装置1は、移乗時に使用者
の手摺りとなるアーム16を備える。本移乗装置1は、
2つのモータ131,151を含んで構成される駆動手
段を備え、この駆動手段によりアーム16を床面Fに垂
直な軸Aまわりと、床面Fに平行な軸Bまわりとで変位
させる。アーム16の把持部には、アーム16を操作す
るためのスイッチと、視覚的及び聴覚的案内装置とを設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自助型移乗介助装
置に関し、詳細には、ベッドから起き上がり、便器に移
乗するまでの一連の動作を、被介護者が自ら達成するこ
とを可能とするための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】身体不自由な高齢者等の介護において、
被介護者の排泄に伴う紙オムツの取替作業が問題となっ
ている一方で、ベッドから便器への移乗では、被介護者
をベッドで横になっている状態から起立させ、便器に座
らせるまでの作業が非常な重労働であることが、介護者
の腰痛の一因に指摘されている。そこで、特開平09−
028742号公報には、ベッドから便器への移乗を介
助する際に使用される装置として、キャスター付きのフ
レームと手摺り付きのチルトバーとを、床面に平行な軸
でチルトバーがフレームに対して回転しうるように結合
するとともに、このチルトバーの床面に対する傾斜を変
化させるための駆動手段を設けたものが記載されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示の装置は、ベッドから起き上がり、既にベッド
の脇に座っているか、あるいは立ち上がっている状態か
らの動作の介助に使用することができるに過ぎず、ベッ
ドで起き上がってからベッドの脇に座るまでの動作の介
助に使用することができない。また、この装置では、介
護者が常に付き添っていることを前提としているので、
被介護者が介護者を頼りがちとなる。このため、リハビ
リテーション効果が減殺され、被介護者に残された身体
機構としての残存機能が減退し、介護者に更に重い負担
をかける結果となってしまう。
【0004】本発明は、 以上の実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、身体不自由な被介護者が人的な
補助を極力受けずに自ら移乗を達成することを可能とす
ることで、その残存機能の活用を図り、日常的なリハビ
リテーション効果を得る点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自助型移乗
介助装置は、使用者の起立動作を伴う移乗を補助するた
めの装置であり、床面に載置されるか若しくは固定され
る支持台と、この支持台に設置され、出力として床面に
垂直な軸を中心とした回転方向の第1の変位と、床面に
平行な軸を中心とした回転方向の第2の変位とを与える
駆動手段と、基端側でこの駆動手段の出力部に取り付け
られ、先端側に把持部を有するアームと、使用者の移乗
に関する作動要求を検出するとともに、駆動手段に対
し、検出した作動要求に応じた第1及び第2の変位の指
令信号を出力する制御手段と、を含んで構成される。
【0006】このように、駆動手段によりアームに第1
及び第2の変位が与えられるようにするとともに、この
アームの変位を制御手段により作動要求に基づいて制御
することで、腰掛状態にある使用者を、アームに第2の
変位を与えることで起立させ、アームに第1の変位を与
えることで移乗先に移動させ、さらにアームに第2の変
位を起立時とは反対方向に与えることで座らせることが
できる。そして、制御手段によりこれら一連の動作が介
護者の存在なしで実行されるので、身体不自由な使用者
に残存機能を積極的に活用させ、高いリハビリテーショ
ン効果を得ることができる。
【0007】また、ベッドからの移乗では、このような
効果に加え、ベッドで上半身を起こした状態にある使用
者にアームの把持部を握らせ、アームに第1及び第2の
変位を与えることで、ベッドの脇に腰掛けるまでの動作
を補助することもできる。腰掛状態にある使用者が楽に
起立することができるように、膝当てを設けることが好
ましい。
【0008】使用者の下半身が不自由な場合は、踏み台
を設け、この踏み台に乗せて移乗先に移動させるとよ
い。作動要求は、アームの把持部にスイッチを設け、こ
のスイッチにより検出するとよい。本自助型移乗介助装
置は、ベッドと便器との間の移乗に適する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実
施形態に係る自助型移乗介助装置(以下「移乗装置」と
いう。)1の正面図であり、後述する踏み台及び膝当て
を取り外した状態を示している。
【0010】床面Fに置かれた、基盤となる平板11の
上面には、T字型ブラケット12が固定されており、こ
れら平板11とブラケット12とで支持台が構成され
る。ブラケット12の直立部12aには、第1のモータ
ユニット13が取り付けられており、このモータユニッ
ト13は、点線で示すモータ131と、このモータ13
1に接続されたギヤボックス132と、出力軸133と
で構成される。第1のモータユニット13では、モータ
131の回転が、ギヤボックス132において所定のギ
ヤ比で減速され、出力軸133に伝達される。ここで、
出力軸133は、中心軸が床面Fに垂直な軸A上に設定
されている。
【0011】第1のモータユニット13には、仲介要素
14を介して第2のモータユニットが連結されている。
この仲介要素14は、第1のモータユニット13の出力
軸133とキー結合する円筒部材141と、この円筒部
材141に固着された板部材142とで構成され、第2
のモータユニット15は、板部材142上に設置され、
仲介要素14に固定されている。このため、第2のモー
タユニット15は、第1のモータユニット13のモータ
131が作動すると、軸Aを中心とした回転方向Pに変
位する。第2のモータユニット15も第1のモータユニ
ット13と同様、モータ151(点線で示す。)、ギヤ
ボックス152及び出力軸153で構成され、出力軸1
53は、中心軸が床面Fに平行な軸B上に設定されてい
る。この出力軸153には、モータ151の回転が、ギ
ヤボックス152において減速されて伝達される。本実
施形態では、第1のモータユニット13及び第2のモー
タユニット15が駆動手段を構成し、第2のモータユニ
ット15の出力軸153は、駆動手段の出力部に相当す
る。
【0012】第2のモータユニット15の出力軸153
には、アーム16が取り付けられている。このアーム1
6は、軸部161と把持部162とからなり、軸部16
1の基端に円筒部材17が固着され、この円筒部材17
と出力軸153とがキー結合されている。アーム16の
軸部161が円筒部材17の側面に固着され、アーム1
6の中心軸が軸Aと重なるように設定されているので、
出力軸153が回転すると、アーム16は、軸Aと軸B
との交点を中心として、軸Bまわりの回転方向Iに変位
する。一方、把持部162は、軸部161の先端からT
字に分岐し、各枝の端部において軸部161の反対側に
屈曲している。
【0013】図2は、移乗装置1の右側面図である。第
1のモータユニット13と第2のモータユニット15と
の間に介装された仲介要素14の板部材142は、移乗
装置1の前面側の端部が床面Fに向けて折れ曲がってい
る。この垂下部142aには、踏み台18が取り付けら
れている。踏み台18は、側面から見て概ねL字状に形
成されており、垂下部142aとの結合部を含む立て板
18aから垂直に延伸する板状の台座18bは、底面を
床面Fの極めて近くに配置されている。
【0014】また、仲介要素14の板部材142の前面
側の端部には、膝当て19が取り付けられている。膝当
て19は、板部材142の端縁よりも前方にせり出し
て、踏み台18の台座18b上方に位置しており、板部
材142との間に介装された調節装置20により、移乗
装置1の前後及び上下方向の位置及び床面Fに対する取
付角度を調節することができるようにされている。図3
は、調節装置20の構成を示している。
【0015】図2において、第1のモータユニット13
と第2のモータユニット15とで構成される駆動手段に
対し、モータ131,151を制御する、制御手段とし
てのコントローラ21が設置されている。アームの把持
部162には、このコントローラ21に接続されたスイ
ッチ22が備えられている。コントローラ21は、スイ
ッチ22からの入力信号に基づいてモータ131,15
1を作動させ、アーム16を床面Fに垂直な軸Aを中心
とした回転方向に、また床面Fに平行な軸(図示せず)
を中心とした回転方向に駆動する。
【0016】図4は、移乗装置1の正面図であり、踏み
台18及び膝当て19を取り付けた状態を示している。
次に、本実施形態に係る移乗装置1の動作について説明
する。図5(a)〜(c)及び図6(a),(b)は、
移乗装置1をベッド51から便器61への移乗に使用す
る場合の動作を、時系列に示している。
【0017】図5において、移乗装置1の使用者である
被介護者Uは、便意を催すと、同図(a)に示すよう
に、ベッド51のコントローラ52によりベッド51を
操作し、ベッド51の上半身部を起こす。ここで、同図
(b)に示すように、ベッド51は、移乗装置1側より
もその反対側の上半身部が大きく(被介護者Uの身長方
向に対して長く)設けられている。このため、ベッド5
1が片起こしとなるので、被介護者Uは、ベッド51か
ら起き上がるとともに、下半身を移乗装置1の方へ楽に
移動させることができる。
【0018】次に、被介護者Uは、ベッド51の脇に腰
掛けた状態で移乗装置1の正面に向き、脚を踏み台18
に乗せるとともに、アーム16の把持部162を握る。
把持部162には、第1のモータユニット13及び第2
のモータユニット15のコントローラ21と接続された
スイッチ22が配置されている。そこで、被介護者Uが
このスイッチ22を操作し、コントローラ21にアーム
16を床面Fに平行な軸Bを中心に回転させるための信
号が入力されると、コントローラ21は、第2のモータ
ユニット15にこの信号に対応した作動指令を送る。こ
の指令に基づいてモータ151が作動すると、図5
(c)に示すように、アーム16が、軸Bを中心に被介
護者Uから離れる方向に駆動される。被介護者Uは、こ
のようになされるアーム16の動作により、前斜め上方
に引っ張られるので、楽に起立することができる。本実
施形態では、膝当て19を設置したことで、被介護者U
が起立する過程で膝が膝当て19に当たって押され、脚
が伸ばされることになる。従って、移乗に際し、被介護
者Uの屈伸運動を促すことができる。次に、図6を参照
する。
【0019】起立が済むと、被介護者Uは、スイッチ2
2をさらに操作する。この操作により、コントローラ2
1にアーム16を床面Fに垂直な軸Aを中心に回転させ
るための信号が入力されると、コントローラ21は、第
1のモータユニット13にこの信号に対応した作動指令
を送る。この指令に基づいてモータ131が作動するこ
とで、図6(a)に示すように、アーム16及び踏み台
18は、軸Aを中心に便器61の方向に駆動される。
【0020】アーム16が便器61の位置に達し、被介
護者Uが別のスイッチ22を操作すると、コントローラ
21にアーム16を床面Fに垂直な軸Bまわりに、起立
時とは反対方向に回転させるための信号が入力される。
この信号に基づいてコントローラ21が第2のモータユ
ニット15に作動指令を送ると、図6(b)に示すよう
に、アーム16が軸Bを中心に駆動され、便器61の方
に倒れていく。従って、被介護者Uは、アーム16によ
り便器61の方向に誘導されるとともに、アーム16に
掴まりながら腰を下ろすことができる。
【0021】排泄が済むと、以上と反対の手順でスイッ
チ22を操作することで、便器61からベッド51への
移乗が補助される。以上に説明したように、本実施形態
に係る移乗装置1によれば、ベッド51に腰掛けている
被介護者Uをアーム16で補助し、楽に便器61に移乗
させることができる。そして、アーム16の運動をスイ
ッチ22の操作により制御することとし、この移乗の一
連の動作を介護者の存在なしで達成しうるようにしたの
で、被介護者Uに残存機能を積極的に活用させ、日常的
なリハビリテーション効果を得ることができる。
【0022】また、前述のように、起立の過程で膝当て
19により被介護者Uの膝が伸ばされるようにしたの
で、被介護者Uの屈伸運動を促し、リハビリテーション
効果を一層高めることができる。さらに、本実施形態で
は、第1のモータユニット13と第2のモータユニット
15との仲介要素14の板部材142と一体に、踏み台
18を設置したので、被介護者Uの下半身が不自由であ
っても、自ら移乗を達成させることができる。ここで、
被介護者Uが踏み台18に乗った状態での移動を円滑な
ものとするため、平板11の上面と踏み台18の台座1
8bの底面とに、摩擦係数の低い化粧材を貼り付けると
よい。
【0023】ベッド51で上半身を起こした状態から、
ベッド51の脇に腰掛けるまでの動作が困難な使用者に
は、本実施形態に係る移乗装置1により、この動作の補
助を提供することも可能である。それには、まず、ベッ
ド51で上半身を起こした状態にある使用者が、アーム
16の把持部162を握ることができるように、アーム
16の位置を設定する。そして、コントローラ52の操
作に基づいてベッド51の上半身部を起こし、ベッド5
1で起き上がった使用者に、このアーム16の把持部1
62を握らせる。さらに、スイッチ22の操作に基づい
てアーム16を軸A及びBを中心に回転させ、踏み台1
8の位置まで移動させる。アーム16のこのような動作
により、使用者は、ベッド51で起き上がってから楽に
ベッド51の脇に体を移し、腰掛けることができる。
【0024】以上では、アーム16の軸部161の長さ
を固定としたが、アーム16には、この長さを調節する
ための機構を設けるとよい。これにより、使用者個人の
身長や、ベッド51上での使用者の位置に適合させるこ
とができる。また、スイッチ22の操作と連動して、使
用者に対し、アーム16が次に行う動作や、使用者が次
に行うべき動作を視覚的若しくは聴覚的に案内するため
の案内装置を設けてもよい。このような案内装置は、液
晶ディスプレイや、スピーカで構成することができ、ア
ーム16の把持部162に配置すると好適である。これ
により、目若しくは耳が不自由な使用者であっても、ど
ちらかの案内装置に従うことで、安全に移乗を達成する
ことができる。
【0025】勿論、使用者をベッド51から便器61ま
で歩かせることができるようであれば、踏み台18及び
膝当て19を取り外した状態で使用するとよい。この場
合でもアーム16による補助が得られるので、使用者
は、楽に便器61に移乗することができる。図7は、本
発明の他の実施形態に係る移乗装置101の、踏み台1
81及びその駆動系の構成を示している。本実施形態に
係る移乗装置101は、第1のモータユニット13が、
第2のモータユニットとの間の仲介要素14と結合する
出力軸133に加え、この出力軸133とは反対にギア
ボックス132から床面Fに向けて延伸する出力軸13
4を備えている。踏み台181は、使用者を乗せるため
の板状の台座181aと、この台座181aに固着され
た円筒部材181bとを備えている。円筒部材181b
と出力軸134とがキー結合されているので、踏み台1
81は、アーム(図示せず)が軸Aを中心に回転するの
と一体に駆動される。
【0026】図8は、さらに別の実施形態に係る移乗装
置の踏み台182の正面図である。踏み台182による
使用者の移動を円滑なものとするため、台座182aに
キャスター182b,182cを取り付けてもよい。図
7,8に示した実施形態によっても、第1の実施形態で
述べた効果を得ることができる。
【0027】なお、以上では、ベッドと便器との間の移
乗を例に説明したが、本発明は、これ以外にもベッドと
車椅子との間、あるいは便器と車椅子との間等、多様な
介護機具への移乗に適用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る、踏み台及び膝
当てが未装着の自助型移乗介助装置の正面図
【図2】同上実施形態に係る自助型移乗介助装置の右側
面図
【図3】膝当ての取付図
【図4】同上実施形態に係る、踏み台及び膝当てが装着
された自助型移乗介助装置の正面図
【図5】本発明に係る自助型移乗介助装置によるベッド
から便器への移乗の概念を示す説明図A
【図6】同上説明図B
【図7】本発明の第2の実施形態に係る自助型移乗介助
装置の踏み台周辺の構成図
【図8】本発明の第3の実施形態に係る自助型移乗介助
装置の踏み台の正面図
【符号の説明】
1…自助型移乗介助装置、11…支持台を構成する平
板、12…支持台を構成するブラケット、13…駆動手
段を構成する第1のモータユニット、131…第1のモ
ータとしてのモータ、132…ギヤボックス、15…駆
動手段を構成する第2のモータユニット、151…第2
のモータとしてのモータ、152…ギヤボックス、16
…アーム、161…軸部、162…把持部、18…踏み
台、19…膝当て、22…スイッチ、51…ベッド、6
1…便器、F…床面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 義武 岩手県一関市田村町1番1号 Fターム(参考) 4C040 AA08 BB01 DD04 GG14 HH04 JJ01 JJ04 JJ09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の起立動作を伴う移乗を補助するた
    めの装置であって、 床面に載置されるか若しくは固定される支持台と、 この支持台に設置され、出力として床面に垂直な軸を中
    心とした回転方向の第1の変位と、床面に平行な軸を中
    心とした回転方向の第2の変位とを与える駆動手段と、 基端側でこの駆動手段の出力部に取り付けられ、先端側
    に把持部を有するアームと、 使用者の移乗に関する作動要求を検出するとともに、前
    記駆動手段に対し、検出した作動要求に応じた第1及び
    第2の変位の指令信号を出力する制御手段と、を含んで
    構成される自助型移乗介助装置。
  2. 【請求項2】前記駆動手段が第1の変位を与えるための
    第1のモータと、第2の変位を与えるための第2のモー
    タとを含んで構成される請求項1に記載の自助型移乗介
    助装置。
  3. 【請求項3】前記床面に垂直な軸を中心とした回転方向
    の所定の位置に、この軸に対して半径方向外側に向けた
    膝当てを備える請求項1又は2に記載の自助型移乗介助
    装置。
  4. 【請求項4】前記アームに第1の変位が与えられたとき
    に、このアームと一体に駆動される踏み台を備える請求
    項1又は2に記載の自助型移乗介助装置。
  5. 【請求項5】前記踏み台に対して相対的に固定された膝
    当てを備える請求項4に記載の自助型移乗介助装置。
  6. 【請求項6】前記制御手段において作動要求を検出する
    手段として、前記アームの把持部にスイッチを備える請
    求項1〜5のいずれかに記載の自助型移乗介助装置。
  7. 【請求項7】前記アームがベッドと、便器及び車椅子の
    いずれかを含む移乗先介護機具との間で駆動される請求
    項1〜6のいずれかに記載の自助型移乗介助装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007222338A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Paramount Bed Co Ltd 立ち上がり支援装置
JP2009299430A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Toto Ltd 手すり装置
JP2017012426A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 パラマウントベッド株式会社 移乗支援システム

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