JP2021079052A - 折り畳み式起床起立補助椅子及び起床起立方法 - Google Patents

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泰史 久芳
Yasushi Kubo
泰史 久芳
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【課題】 人力による動力源を用いた単純な機構と軽量な構造により、運搬可能且つ設置と収納の場所を選ばない、手脚に不自由を抱える要介護者等の、自助または介助による折り畳み式起床起立補助椅子を提供する。【解決手段】丁番41、51と連結軸42、52にかかる同位相の回転により椅子を折り畳み、床に面した仰臥位に座面1を滑り込ませ、長座位にてハンドル(貫)61を引き上げ、梃子の原理により増幅させた回転力、または立膝による床面を踏み込む力との合力を以って、座面1を上昇させ、端座位から直立したハンドル(杖)6を支えに起立を補助し、分離したハンドル(杖)6を杖として歩行を促す事により、要介護者等の自立を支援すると共に、被介助者と介助者の負担が軽減され、行動範囲の拡大及び意欲向上の効果が期待できる。【選択図】図1

Description

本発明は、手脚に不自由を抱える要介護者等の自助または介助機器に関する。
手脚に不自由を抱える人が、床から自力で立ち上がるには、体のバランスを保ちつつ、手脚に体重をかけなければならないが、過重による痛みや危険が伴い、困難である。また、介助者による床からの起立補助は、被介助者の安全を確保しつつ、体重を支えなければならず、多大な労力を必要とする。その為、従来は手摺を備えたベッドや、座面の昇降機能を有する起立補助椅子が利用される。これらは座面に高さを持たせ、端座位から起立しやすく構成されている。
上記の通り、機器を用いない自力または介助による床からの起立は困難である。しかしながら、上記のベッドや起立補助椅子は、そもそも大型であったり、原動機や駆動装置を備える等、複雑な機構により質量が重く、設置や収納が困難、もしくは設置場所が固定される問題がある。また、床からの起立は、人間らしい生活に必要不可欠な基礎的行動であり、それ故、これらの機器は生活の基点となり易く、行動範囲が制限される問題を含む。
本発明の目的は、人力による動力源を用いた単純な機構と軽量な構造により、運搬可能且つ設置と収納の場所を選ばない、自助または介助による床からの起立方法を提供する事にある。
上述した課題を解決する為、本発明による手段を以下に記す。
椅子の各脚連結軸にかかる同位相の回転により、座面の降下と共に折り畳まれた状態へ変化させる。床に面した仰臥位を初期姿勢とし、折り畳まれた状態の座面を滑り込ませ、長座位を取り、取り付けたハンドルを引き上げ、梃子の原理により増幅させた回転力、または立膝による床面を踏み込む力との合力を以って、座面を上昇させ、端座位へ移行し、直立したハンドルを支えに起立を補助する。更にハンドルを取り外し、杖として利用する事で歩行を促す。
本発明により、気軽な外出時における運搬を可能にし、手軽に軽い力で起立出来るので、要介護者等の自立を支援すると共に、被介助者と介助者の負担が軽減され、行動範囲の拡大及び意欲向上の効果が期待できる。また、日常の自発的起床のみならず、転倒や災害等の緊急を要する場合も、速やかに立ち上がり、対処する事が可能である。
座面上昇の初期状態を示す等角図 座面上昇の初期状態を示す側面図 座面上昇中の状態を示す側面図 椅子の状態を示す側面図 分離した椅子とハンドル(杖)を示す等角図 折り畳まれた状態の椅子を示す等角図
以下、本発明の具体的な実施例を示し、図面を以って詳説する。
図1ないし図4は本器具全体の変化を示した図であり、図1と図2は底上げ部3により座面1を上昇し易くした初期状態、図3は座面1が上昇する様子、図4は座面1が上昇し、椅子となった状態を示す。図5は分離した本器具の椅子とハンドル(杖)6を示した図であり、図6は底上げ部3が収納され、薄く折り畳まれた状態の椅子を示した図である。
左右一対の前脚4と後脚5は、丁番41、51を介して座面1と連結され、連結軸42、52を介して貫部2と連結されている。また、座面1の前面には幕板が備えられ、座面1の上昇時において、座面1と前脚4との間に脹脛が挟まれる危険を防止している。
座面1には、左右一対のハンドル11が備えられ、床面と接した肘を支点とし、体を捻る事で上体を起こし易くしている。また、座の位置を調整する為に利用される。
貫部2には底上げ部3が丁番32を介して連結され、貫部2の上部へ倒す事により、座面1と貫部2に間隔を設け、座面1を上昇させ易くしている。また、底上げ部3には磁石が備えられ、収納時には座面1に吸着し、底上げ時には貫部2に吸着し、状態が維持される。
左右一対のハンドル(杖)6はハンドル(貫)61に連結され、磁石53により吸着し、連結軸52露出部を介して後脚5に取り付けられる。ハンドル(貫)61を引き上げる事により、連結軸52を中心にアングル54を介して後脚5へ回転力を与え、梃子の原理により座面1を上昇させる。
以上が本発明における実施例だが、本発明を実施するための形態は、実施例に限定されるものではなく、既存の折り畳み椅子に座面を昇降させる人力用ハンドルを接続する等、本発明の主旨と請求項を逸脱しない範囲の設計も含まれる。上記実施例の応用設計として、以下の変更が考えられる。
1.ハンドル(杖)6の長さを調節出来るようにする、2.短くしたハンドル(杖)6を1本のみ採用し、左右一対の前脚4もしくは貫部2の前側中央に接続する、3.既存の杖を、後脚5と接続出来るように加工し、ハンドル(杖)6とする、4.連結軸52露出部の代わりにアングル54と対になるアングルを後脚5に備え付け、ハンドル(杖)6の接続を容易にする、5.ハンドル(貫)61を採用せず、左右のハンドル(杖)6を直接連結させ、後脚5とハンドル(杖)6の着脱を容易にする、6.ハンドル11の形状を変更し、座面1へ収納させる、7.各脚連結軸にカムクラッチやラチェット等の解除可能な逆転防止機構を備え付け、座面1が急激に下降するのを防ぐと共に、座面1を段階的に上昇させる。
1 座面
11 ハンドル
2 貫部
3 底上げ部
32 丁番
4 前脚
41 丁番
42 連結軸
5 後脚
51 丁番
52 連結軸
53 磁石
54 アングル
6 ハンドル(杖)
61 ハンドル(貫)

Claims (3)

  1. 前脚と、座面と、後脚と、貫部または床面に支えられた底部とを有する椅子において、回転軸を用いた各脚連結部にかかる、同位相回転により折り畳まれた状態へ変化し、逆位相回転により元の状態へ戻る特徴を持つ椅子。
  2. 梃子の原理により、座面を昇降させる人力用ハンドル。
  3. 椅子から分離し、杖として利用可能な請求項2に記載のハンドル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102472056B1 (ko) * 2022-07-29 2022-11-30 주식회사 유창바이오 거동이 불편한 사람을 위한 리프팅 체어

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