JP2006325917A - 体位移動補助装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 足腰の機能低下の場合においては、座位から起立位、あるいは起立位から座位に移行することが困難になる。
【解決手段】 床に適当な角度を持った上下に移動する支持体に掛けられた体重よりやや大きな力を上方に与えて、体位を腰掛座位から起立位に変化させ、あるいは体重よりやや小さな力を上方に与え、起立位から腰掛座位に変化させることにより、足腰にかかる体重を軽減する。支持体を、腕で抱えるとか、左右いずれかのわきの下、あるいは左右両方のわきの下に挿入することにより、体重を支える。該支持体は体正面より退却する機構を持つ。
【選択図】 図1
【解決手段】 床に適当な角度を持った上下に移動する支持体に掛けられた体重よりやや大きな力を上方に与えて、体位を腰掛座位から起立位に変化させ、あるいは体重よりやや小さな力を上方に与え、起立位から腰掛座位に変化させることにより、足腰にかかる体重を軽減する。支持体を、腕で抱えるとか、左右いずれかのわきの下、あるいは左右両方のわきの下に挿入することにより、体重を支える。該支持体は体正面より退却する機構を持つ。
【選択図】 図1
Description
本発明は、腰掛座位の人が、片方あるいは両方に脇の下に挿入した支えに体重をかけ、その体重に拮抗するより大または小なる力を支えに与え、上下に動かし、椅子座位と起立位間を相互の体位変化をさせる装置に関するものである。
腰掛座位と起立位の移行には、昔より棒状の杖に体重を掛けたり、肘掛に体重を掛けたりして、腕力による自力で起立位に移行するのが一般的である。自力で移行できない場合には、介助者の保持に頼る(たとえば、非特許文献1)。専用の補助装置として、椅子の座面を動力で傾斜させ、臀部を押し上げる方法(たとえば、特許文献1)、座位から座位への移動の例として、上体の重力を胸で支え、その支え柱の体軸前後面の移動運動によって寝台から車椅子へ移動する方法(たとえば、特許文献2)が提案されている。
特公 2003−175081
特開 平10−192346
蒲田ケイコ監修「家庭の介護ハンドブック」新星出版社(平成17年3月5日、P150−162)
起立位の状態で容易に歩行することができる人も、一般に年齢の増加により足腰の能力が低下した場合、また、身体の損傷により足腰の機能低下の場合においては、自力で、起立位と座位相互に移行することが困難になる。そのため、介助人が、椅子あるいは寝台に腰掛座位する被介助人を抱え込んで、体重の移動と保持の補助を行う。この際、被介助人の体重は介助人の腰部と腕等にかかり、特に腰部等を疲労させたり、損傷したりする。これは既に職業病として知られている。これまで、自力で寝台からの起立位と座位間の移動を目的とした補助装置の提案は見当たらない。また、独居の高齢者では、介助人がいないので、体位の移動には多大の困難が伴うので、自力移行を嫌い、筋力減退を招き寝たきりの状態になり、生活の質(QOL)が低下する。本発明により、以上のような問題を解決することができる。
両腕を支えるか、左右いずれかのわきの下、あるいは左右両方のわきの下に挿入する上体支持腕(1)、体重を受ける固定台(4)、回転中心(7)の周りに回転する回転台(5)、該回転台に固定された上下移動駆動柱(3)、該上下移動駆動柱によって上体支持腕(1)を上下に移動する上下移動柱(2)、そして、上体支持腕(1)に掛けられた体重よりやや大きな力を上方に与えて、あるいは体重よりやや小さな力を上方に与えるよう、上下移動駆動柱(3)に動力を与える上下駆装置(6)により構成される。本発明は以上の構成による体位移動補助装置である。
本発明よれば、腰部,下肢部の機能が衰えた人が、寝台から車椅子に移動する場合や、椅子や寝台から座位と立位間の移動をする時、残された身体能力と動力装置の助けにより、該能力の一層の減退を防ぎながら、自ら容易に体位を変えることができる。また、脳脊髄機能損傷等により運動機能の喪失で立ち居振る舞いが困難な非健常者が、本発明による装置によって自ら行動することができる。以上の効果により、介助者が罹る腰痛等の疾病を減少することができる。
本発明構成品は、使用者に危険を及ぼさないよう突起を少なくし、誤動作が行われないよう、安全装置を付属し、本発明による装置が転倒しないよう床あるいは重量物に固定することが必要である。
図1は、本発明の概要を示す。寝台あるいは椅子に座位している人は、上体支持腕(1)を両手で把持したり、両脇下あるいは左右いずれかの脇の下に挿入することにより前方にある該上体支持腕に体重を掛ける。両足は、固定台(4)の上に図3に示すごとき位置におかれる。
該人は、次に上下駆動装置(6)を駆動し、上下移動駆動柱を通じて、上下移動柱(2)を上方に移動する。上下移動柱が身長に対応してあらかじめ設定された起立の位置に達すると、該上下駆装置(6)は動作を停止し、上体支持腕(1)は起立の位置に保持される。この位置で全体重は両足で固定台(4)にささえられ、起立状態になるから上体支持腕への体重は開放される。
該人による手動で、身体前面の上体支持腕(1)を固定台(4)の中心軸として回転する回転台(5)により側方に、回転移動することにより、該人は前方へ進むことができる。
起立位から腰掛座位に移る場合は、該人が固定台(4)に立ち、両足は、固定台(4)の上に図3に示すごとき位置におく。このとき腰掛位置が背後になる。ついで起立の位置に固定され側方にある上体支持腕(1)を身体正面に回転移動する。
体重を該上体支持腕に預け、上下駆動装置(6)を駆動し、上体支持腕(1)を下方に移動する。該上体支持腕があらかじめ設定された座位の位置に達すると、該上下駆動装置は停止し、臀部は後方に位置する座面に達する。上体支持腕は、重力から開放され、該人は、腰掛座位をとることができる。
腰掛座位と起立位間の移動は、実施例1と同様にして行うが、上体支持腕(1)を体の正面から該側方へ移動すること、および体側方位置から正面位置に移動するのに、人手で移動していた。実施例2においてはこれらの移動を、動力で行うようにする。すなわち、操作者のスイッチにより起動し、固定台の中心として回転台を動力で移動できる装置を付加することにより、上体支持腕(1)の回転移動を容易に行うことができる。
1 上体支持腕
2 上下移動柱
3 上下移動駆動柱
4 固定台
5 回転台
6 上下駆動装置
7 回転中心
2 上下移動柱
3 上下移動駆動柱
4 固定台
5 回転台
6 上下駆動装置
7 回転中心
Claims (2)
- 両手で把持すること、あるいは両脇下、あるいは左右いずれかの脇の下に挿入することにより上体の体重の一部を支えて上下に移動する上体支持体と、操作により、上方に移動する場合は、支えている重力より大き力を、下方に移動する場合は支えている体重より小さい力を与えて、上体支持体を上下に移動させる動力源を備えている体位移動補助装置
- 請求項1における上体支持体が身体の周りに手動あるいは動力で回転し、身体の前方から退去すること、および上体支持体の退去位置から手動あるいは動力で回転し、身体前方に移動する機構を備えている体位移動補助装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005153540A JP2006325917A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 体位移動補助装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005153540A JP2006325917A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 体位移動補助装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006325917A true JP2006325917A (ja) | 2006-12-07 |
Family
ID=37548257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005153540A Pending JP2006325917A (ja) | 2005-05-26 | 2005-05-26 | 体位移動補助装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006325917A (ja) |
-
2005
- 2005-05-26 JP JP2005153540A patent/JP2006325917A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070306 |