JP2005211050A - 釣竿 - Google Patents

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JP2005211050A
JP2005211050A JP2004025835A JP2004025835A JP2005211050A JP 2005211050 A JP2005211050 A JP 2005211050A JP 2004025835 A JP2004025835 A JP 2004025835A JP 2004025835 A JP2004025835 A JP 2004025835A JP 2005211050 A JP2005211050 A JP 2005211050A
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Masahiko Matsumoto
聖比古 松本
Shiyoutaro Tanigawa
尚太郎 谷川
Kazuma Taniguchi
一真 谷口
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Abstract

【課題】 釣竿を操作する際のリール付近のべたつき感を抑えてグリップ感をさらに向上させて、釣り操作を円滑に為し得る釣竿を提供する。
【解決手段】 この釣竿の元竿1の周面には、リールRの脚部を載置するためのリール載置面5b及びリール載置面5bに載置したリールを固定するためのリール固定部5a,5cを有するリールシート5が設けられている。この元竿1のリールシート5の周面には、元竿1の軸長方向に延びる複数の凹溝10aが周方向に並列して形成されており、また、元竿1の周方向に延びる複数の凹溝10bが軸長方向に並列して形成されており、これら軸長方向に延びる凹溝10aと周方向に延びる凹溝10bとが格子状に交差している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、魚釣りに用いる釣竿に関する。
従来の一般的な釣竿は、炭素繊維などの強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ素材からなる竿体を複数本連結して若しくは一本の竿体から構成されている。竿元側の竿体の周面にはリールを装着するためのリールシートが設けられ、ここにリールを装着する。そして、リールシート付近及び竿体の竿元側の周面を一方の手で把持しながら、他方の手でリール操作を行い、釣人は釣りを行うのが一般的である。
このように釣人はリールシート付近を把持するので、リールシート付近のグリップ感を向上させるべく、様々な提案が為されている。例えば、本件出願人も、リールシート付近の周面に窪みを設け、ここに弾性体からなるグリップ片を任意に取り付け可能とし、グリップ片によって滑り止め等を図り、もって、リールシート付近のグリップ感を向上させる技術等を提案した(特許文献1参照)。
しかし、釣人によっては、リールシート付近に釣竿の竿体と異なる他の部材があることを快しとしない者もいる。特に弾性体をリールシート付近に装着すると、これを把持した手からの汗等により弾性体がべたつき、これを把持する感覚が悪くなる。
特開平11-046634号公報
本発明の課題は、釣竿を操作する際のリール付近のべたつき感を抑えてグリップ感をさらに向上させて、釣り操作を円滑に為し得る釣竿を提供することにある。
本発明の釣竿は、魚釣りに用いる釣竿であって、周面にリール載置面及びリール載置面に載置したリールを固定するためのリール固定部を有する竿体を備えるものである。この竿体のリール載置面の設けられている軸長方向の領域の周面には、竿体の軸長方向に延びる複数の凹溝が周方向に並列して形成されており、及び/または、竿体の周方向若しくは螺旋方向に延びる複数の凹溝が軸長方向に並列して形成されている。
釣人は従来の釣竿と同様に、この釣竿においても、竿体のリールシート付近(リール載置面付近)を一方の手で把持して釣り操作を行う。この際、竿体の当該釣人の把持する部分は格子状の凹溝があり、この凹溝が竿体と釣人の手との間に隙間を多く設け、その間の通気性を高めている。釣人の手からの汗等により手のひらがべたつき不快感を覚えることが抑えられている。また、竿体の周面を釣人は直接把持でき、手の平への竿体のフィット感にも優れている。この場合、形成する凹溝は軸長方向に延びるものも、周方向に延びるものも、その深さは0.3〜1.5mm程度とするのが好ましい。
特に好ましくは、この竿体の周面には、軸長方向に延びる凹溝と、周方向に延びる凹溝とが共に形成し、これら軸長方向に延びる凹溝と周方向に延びる凹溝とが格子状に交差するものとする。このような軸長方向に延びる凹溝と、周方向に延びる凹溝とを組み合わせることで、周方向及び軸長方向のそれぞれへの滑り止め効果も奏することになる。
特に、竿体のリール載置面の設けられている軸長方向の領域は他の部分に比較して太化してもよい。竿体を形成する管状体そのものとは別個に形成した、リール載置面などの形成されたパイプ状のパーツを上述の管状体の所定の周面位置に接着固定などして、このような太径化した竿体を得る。そして、この場合、軸長方向に延びる複数の凹溝は太径化された領域を軸長方向に縦断するように形成する。太径化した領域を軸長方向に縦断するように軸長方向に延びる凹溝を形成することで、当該部分を釣人が把持した際に手のひらが覆う竿体の周面を超えて軸長方向に凹溝が延びる。そして、通気性がさらに高まる。
本発明の釣竿では、リール付近を把持して釣り操作を行っても、手のひらと竿体周面との間のべたつき感が防止され、釣り操作を円滑に為し得る。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態を採用した釣竿は、図1に示すように、元竿1と、その穂先側に順次連結された中竿2,穂先竿3とを有している。各竿体は、それぞれ炭素繊維等の強化繊維に合成樹脂を含浸させたプリプレグ材から構成された先細り筒状部材である。これらの竿体はいわゆる並継形式で連結されており、各竿体の穂先側端部・竿元側端部には竿体相互を連結するための嵌合部分が形成されている。また、各竿体の周面には複数の釣糸ガイド4が軸長方向に間隔を隔てて配置されている。
図2に詳しく示すように、元竿1は、その竿元側の周面にリールRを脱着自在に装着可能なリールシート5を有する。このリールシート5は、例えば、元竿1を構成するプリプレグ材から形成された管状体と別個にパイプ状に成型した成型品を、管状体の周面に装着する等して形成されている。従って、元竿1においては、このリールシート5付近は他の部分に比較して太径化されている。
リールシート5は、詳しくは、リールRのリール脚部を載置するための載置面5a、載置面5aの穂先側の固定フード5b、載置面5aの竿元側に位置し軸方向に滑動可能な移動フード5c、及び移動フード5cを任意の場所に固定するための固定機構5dとからなる。リールRの脚部を載置面5aに載置した上で、リール脚部の一端を固定フード5bに係止し、移動フード5cを穂先側に移動させてリール脚の他端を挟み込み、固定機構5dで移動フード5cを固定する。
このリールシート5のリール載置面5aを除くその余の周面には、図2及び図3に示すような凹溝が形成されている。即ち、このリールシート5は上述のように、元竿1の他の部分に比較し部分的に太径化している。この太径化している軸長方向の領域において、また、リールRの脚部を載置するためのリール載置面5aやその余のリール脚部を固定するための各種機構が形成乃至配置されている部分を除く、パイプ状の部材の周面の周方向領域に於いて、凹溝10が格子状に形成されている。具体的には、元竿1の軸長方向に延びる凹溝10aは複数であり周方向に間隔を隔てて並行に延びる。また、元竿1の周方向に延びる凹溝10bも複数であり軸長方向に間隔を隔てて並行に延びている。これらの凹溝10の数は任意に設定可能である。そして、それぞれの凹溝10が交差して格子状になっている。この場合、形成する凹溝10は軸長方向に延びるものも、周方向に延びるものも、その深さは0.3〜1.5mm程度とするのが好ましい。
なお、図4に示すように、軸長方向に延びる凹溝10の軸長方向の端部は、詳しくは、リールシート5が元竿1の他の部分より太径化するために急テーパ化している領域に至っている。即ち、軸長方向に延びる複数の凹溝10は太径化された領域を軸長方向に縦断するように形成されている。そして、軸長方向に延びる凹溝10aの底面は、このような急テーパ化した領域から元竿1の軸長方向に水平に形成されている。このような軸長方向に延びる凹溝10a及び周方向に延びる凹溝10bは、元竿1の周面を削り掘ることで形成可能である。
このような釣竿は、穂先竿3,中竿2,元竿1と順次連結して一本の長い釣竿として利用される。そして、図2に示すように、元竿1のリールシート5にリールRの脚部を取り付け、指の間にリールRの脚部を挟み込みながら、当該リールシート5付近を釣人は一方の手で握り締めて、釣り操作を行うことになる。
この際、元竿1のリールシート5付近においては、格子状の凹溝が形成されており、この凹溝が元竿1と釣人の手との間に隙間を多く設け、その間の通気性を高めている。特に、図4に示すように、太径化している領域を軸長方向に縦断するように、軸長方向に延びる凹溝が形成されていることで、当該部分を釣人が把持した際に手のひらが覆う元竿1のリールシート5付近の周面を超えて軸長方向に凹溝が延びる。そして、通気性がさらに高められている。
このような通気性の向上により、釣人の手からの汗等により手のひらがべたつき不快感を覚えることが抑えられている。また、竿体の周面を釣人は直接把持でき、手の平への竿体のフィット感にも優れている。
なお、この実施形態においては、凹溝を竿体の軸長方向及び周方向の双方に延びるものとして両者を格子状に交差させている。しかし、何れか一方向の凹溝のみを形成するに留めても良い。また、さらに、図5に示すように、竿体の螺旋方向に(周方向から斜行して)延びるような凹溝20を複数形成し、これを軸長方向に間隔を隔てて、所定の竿体の領域の周面に形成してもよい。
本発明に係る釣竿の全体図 図1の元竿1のリールシート5付近の拡大図 図2の参考図 図2のリールシート5付近の部分拡大図 リールシート付近の凹溝20の変形例を示す図。
符号の説明
1 元竿
2 中竿
3 穂先竿
5 リールシート
10,20 凹溝

Claims (3)

  1. 魚釣りに用いる釣竿であって、
    周面にリール載置面及び前記リール載置面に載置したリールを固定するためのリール固定部を有する竿体を備え、
    前記竿体の前記リール載置面の設けられている軸長方向の領域の周面には、竿体の軸長方向に延びる複数の凹溝が周方向に並列して形成されており、及び/または、前記竿体の周方向若しくは螺旋方向に延びる複数の凹溝が軸長方向に並列して形成されている、釣竿。
  2. 前記竿体の周面には、軸長方向に延びる凹溝と、周方向に延びる凹溝とが共に形成されており、これら軸長方向に延びる凹溝と周方向に延びる凹溝とが格子状に交差している、請求項1に記載の釣竿。
  3. 前記竿体のリール載置面の設けられている軸長方向の領域は他の部分に比較して太径化されており、前記軸長方向に延びる複数の凹溝は前記太径化された領域を軸長方向に縦断するように形成されている、請求項1または2に記載の釣竿。
JP2004025835A 2004-02-02 2004-02-02 釣竿 Pending JP2005211050A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021065113A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 株式会社シマノ 釣竿用グリップおよび釣竿

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021065113A (ja) * 2019-10-18 2021-04-30 株式会社シマノ 釣竿用グリップおよび釣竿
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