JP4986818B2 - 釣り竿 - Google Patents

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Description

本発明は、元竿等にリールシートを有している釣り竿に関する。
釣り人は、リールシートのリール脚取付部とは反対側の面に手の掌を載置し、手指をリール脚取付部に回し、中指と薬指との間にリール脚を挟み込んでリールシートを握り込む。その握り込んだ状態で竿を振って仕掛けをキャストしたり、魚を取り込んだりする。
そして、このキャスト時等において手指に係る圧迫感等を軽減する目的で、リールシートにおけるリール脚取付部とは反対側の面に、軟質弾性材製の指当て部を設けるものがあった(特許文献1参照)。
特開2000−23599号公報(公報段落番号〔0010〕、図2)
上記した指当て部は、リールシートの一部を構成するものであり、弾性材自体の変形力で手指への圧迫感を緩和するものであった。
しかし、頻繁に仕掛けのキャストを繰り返し、魚を誘う釣り操作では長時間に亘ると手の親指や掌に圧迫感が残ることになり、更なる改善が必要であった。
そこで、図6に示すように、直接竿体としての元竿1の外周面に指当て部2Dを取り付け、指当て部2Dの内部に中空空間aを有するものに構成することも考えられる。このような構成によって、指当て部2D自体の変形力だけでなく、中空空間aでの変形力も期待でき、圧迫感の軽減に寄与するものと期待される。
しかし、中空空間aが密閉空間となるために、塗料等が蒸れて剥離等が起こり易く、十分な対応策ではなかった。
本発明の目的は、リールシートを取り付けている竿体自体に改造を施すことによって、握り易く操作が行い易い釣り竿を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、竿体における、筒状リールシートのリール脚取付部とは反対側に位置する周面に、竿体の内部空間に通じる開口を形成するとともに、前記リールシートの軟質弾性材製の指当て部で前記開口を被覆してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用〕
指当て部が開口を通して竿体の内部空間と連通することとなるので、指当て部自体の弾性変形力は勿論、開口によってより変形しやすくなっており、手指や掌への圧迫感を軽減できる。
しかも、手指の先端部分を巻回しているリール取付部においては、指当て部部分より硬質体でありしっかりした構成を採っているので、強く握ることによっても変形することは少なく、力を込めた安定した握りを確保できる。
一方、指当て部の内側は竿体に形成した開口を通して竿体の外部と連通する状態であるので、塗料の蒸れ等は起こり難い。
〔効果〕
したがって、塗料の蒸れ等が起こり難く、弾力性の高い圧迫感を与え難いリールシートを提供できるに至った。
請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に係る発明において、前記指当て部をその指当て部の内面が前記開口縁に接触する部位で前記竿体に接着固定してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
指当て部を開口縁に接着固定しても、開口を通して竿外と連通する状態は維持でき、かつ、指当て部の外面から開口を通して竿体内部空間に侵入する海水等を阻止することができる。
釣り竿Aの握り部構造について説明する。
図1に示すように、元竿1に筒状のリールシート2を外嵌固定して釣り竿Aを構成してある。元竿1は、中間部分に大径のリールシート装着部1Aを形成してあり、その大径のリールシート装着部1Aに筒状のリールシート2を外嵌固定してある。
元竿1は、基本的には、ガラス繊維かカーボン繊維等の強化繊維にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸させて形成したプリプレグをマンドレルに巻回して筒状に形成した竿素材を焼成して形成されている。
リールシート2の構成について説明する。
リールシート2は、ポリエチレン・テレフタレート(PET)やABS樹脂等の硬質エンジニアリング樹脂を材料として、インジェクション製法によって成型されている。リール脚を取り付ける表側には、固定フード2Aがシートベース2Bと一体形成されており、シートベース2Bにおける竿尻側には金属製の可動フード2Cが竿芯方向にスライド移動自在に装着されている。
シートベース2Bの竿尻端においては、元竿1の外周面とシートベース2Bの竿尻端側端面との段差bを樹脂塗料を使用して埋めることによって、筒状リールシート2を受止固定する構成を採っている。
固定フード2Aと可動フード2Cとでリール脚取付部を構成する。
リールシート2における前記リール脚取付部より180°反対側の背面側には、内部空間に通じる大きな肉盗み部が形成されており、この肉盗み部に軟質弾性材製の指当て部2Dを嵌め込み固定してある。
指当て部2Dの材質としては、NBR等のゴム材、発泡ポリエチレン等の発泡材、ナイロン等の軟質樹脂材、ネオプレン等を材料としてインジェクション成型したエラストマーを使用可能である。
一方、図1及び図2に示すように、元竿1には、内部空間Bと連通する開口1Bが形成されている。この開口1Bは、竿軸線方向に長軸を採った長孔状のものであるが、長軸方向の開口幅は指当て部2Dの長軸方向の長さより短く、かつ、竿周方向に沿った横幅は指当て部2Dの横幅より狭くなっている。
図3に示すように、指当て部2Dと開口1Bとの上記したような大きさ関係によって、開口1Bよりはみ出した指当て部2Dの部分を、開口1Bを囲む縁部に接着することによって、指当て部2Dで開口1Bを密閉することができる。
以上のように、開口1Bを元竿1に形成することによって、指当て部2Dにおいて密閉内部空間を必要とせず、かつ、開口1Bによって撓み変形が規制されないため、弾性変形力が大きくなり、手指や掌に対する圧迫力を緩和できる。
尚、指当て部2Dとして次ぎのような構成を採ってもよい。
指当て部2Dの外周面には、「シボ」や「梨地」処理を行って、美観と滑り止め機能を持たせるようにしてある。ゴム製の指当て部2Dの側面視では、図1に示すように、後端部から前端部に掛けて徐々に外向きに膨出する形状にして、リールシート2を握る親指と人指し指とを膨出する前端部で受け止める構成を採っている。
〔別実施の形態〕
(1) 元竿1に形成する開口1Bとしては、図4に示すように、長軸方向を円周方向に沿った長孔状に形成してもよい。また、図示してはいないが、円形状の開口を竿軸芯方向に複数個配置してもよい。図5に示すように、長軸方向を竿軸芯方向で円周方向幅が短い長孔状のものを複数個円周方向に配置してもよい。この他に、開口1Bとしては、小円形状のものを多数散点状に配置するものであってもよい。
(2) 軟質弾性材としては、エラストマー以外に布や糸を織ったもので形成してもよい。
元竿に、指当て部を備えたリールシートを装着した状態を示す縦断側面図 図1における縦断正面図 指当て部と開口との位置関係を示す平面図 開口の別実施構造を示す平面図 開口の別実施構造を示す平面図 指当て部に中空空間を形成したものを示す縦断側面図
符号の説明
1 元竿
1B 開口
2 リールシート
2D 指当て部
B 内部空間

Claims (2)

  1. 竿体における、筒状リールシートのリール脚取付部とは反対側に位置する周面に、竿体の内部空間に通じる開口を形成するとともに、前記リールシートの軟質弾性材製の指当て部で前記開口を被覆してある釣り竿。
  2. 前記指当て部をその指当て部の内面が前記開口縁に接触する部位で前記竿体に接着固定してある請求項1記載の釣り竿。
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