JP2009284781A - 釣り竿用の仕掛け係止具 - Google Patents
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Abstract
【課題】釣り竿に対する装着形態を変更することによって、組み付け工程等を簡易にしながら、仕掛けの係止操作を容易に行える釣り竿用の仕掛け係止具を提供する。
【解決手段】仕掛け係止具6を、リールシート2の竿先側に配置され、元竿1に外嵌される嵌合孔6aを介して装着される基端部6Aと仕掛けを係止する係止孔6bを形成した先端部6Bとを備えて、構成してある。
【選択図】図3
【解決手段】仕掛け係止具6を、リールシート2の竿先側に配置され、元竿1に外嵌される嵌合孔6aを介して装着される基端部6Aと仕掛けを係止する係止孔6bを形成した先端部6Bとを備えて、構成してある。
【選択図】図3
Description
本発明は、釣り針や釣り糸を係止する釣り竿用の仕掛け係止具に関する。
釣り竿において、専用の釣り竿用の仕掛け係止具を設けたものはなかった(特許文献1)。
そこで、本出願人らにおいては、図8に示すように、仕掛け係止具6としての係止フックをフロントグリップ3の竿先側に配置し、その係止フック6の脚部を組み付け糸dで取付け、その組み付け糸の部分を樹脂で固めて固定していた。
特開2006−345790号公報
そこで、本出願人らにおいては、図8に示すように、仕掛け係止具6としての係止フックをフロントグリップ3の竿先側に配置し、その係止フック6の脚部を組み付け糸dで取付け、その組み付け糸の部分を樹脂で固めて固定していた。
図8に示されている構造では、フック位置がフロントグリップ等に近接しているので、釣り針等を係止するのに操作し辛い面があるとともに、フックの脚部を組み付け糸で釣り竿に取付る工程が必要であり、製作工程の単純さに欠ける面があった。
本発明の目的は、釣り竿に対する装着形態を変更することによって、組み付け工程等を簡易にしながら、仕掛けの係止操作を容易に行える釣り竿用の仕掛け係止具を提供する点にある。
〔構成〕
請求項1に係る発明の特徴構成は、リールシートの竿先側に配置され、竿体に外嵌装着される基端部と仕掛けを係止する仕掛け係止部を形成した先端部とを備えている点にあり、その作用効果は次の通りである。
請求項1に係る発明の特徴構成は、リールシートの竿先側に配置され、竿体に外嵌装着される基端部と仕掛けを係止する仕掛け係止部を形成した先端部とを備えている点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
つまり、竿体に外嵌装着される基端部を形成することによって、従来のように、組み付け糸を使用して釣り竿に取り付ける操作を必要としない。組み付ける前に予め竿体に外嵌装着される部位を形成できるので、製作工程の簡素化を図れるとともに、取り付けた状態でシンプルな印象を与える。
しかも、基端部を竿体に取り付けた状態で先端部を竿体から離れた状態に延出して、その先端部に仕掛け係止部を形成しているので、仕掛けの係止操作が容易に行える。
つまり、竿体に外嵌装着される基端部を形成することによって、従来のように、組み付け糸を使用して釣り竿に取り付ける操作を必要としない。組み付ける前に予め竿体に外嵌装着される部位を形成できるので、製作工程の簡素化を図れるとともに、取り付けた状態でシンプルな印象を与える。
しかも、基端部を竿体に取り付けた状態で先端部を竿体から離れた状態に延出して、その先端部に仕掛け係止部を形成しているので、仕掛けの係止操作が容易に行える。
〔構成〕
請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に係る発明において、前記基端部にその基端部を前記竿体に外嵌装着するための嵌合孔が形成され、前記先端部に仕掛けを係止する係止孔を形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
請求項2に係る発明の特徴構成は、請求項1に係る発明において、前記基端部にその基端部を前記竿体に外嵌装着するための嵌合孔が形成され、前記先端部に仕掛けを係止する係止孔を形成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
基端部を竿体に外嵌装着するに単に竿体に外嵌される嵌合孔と、先端部に仕掛けを係止するための係止孔を形成するだけでよいので、プレス等の簡易な製作方法を使用して簡単に仕掛け係止具を形成できる。
基端部を竿体に外嵌装着するに単に竿体に外嵌される嵌合孔と、先端部に仕掛けを係止するための係止孔を形成するだけでよいので、プレス等の簡易な製作方法を使用して簡単に仕掛け係止具を形成できる。
〔構成〕
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2記載の釣り竿の仕掛け係止具を備えた釣り竿を構成する点にあり、その作用効果は次の通りである。
請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2記載の釣り竿の仕掛け係止具を備えた釣り竿を構成する点にあり、その作用効果は次の通りである。
〔作用効果〕
仕掛けの係止操作が容易で製造工程を簡素化できる釣り竿を提供できるに至った。
仕掛けの係止操作が容易で製造工程を簡素化できる釣り竿を提供できるに至った。
ルアーを使用して釣りを行う釣り竿Aについて説明する。釣り竿Aは、ツーピースタイプの釣り竿であり、図1に示すように、元竿1の竿元部分にリールシート2を装着し、リールシート2の竿先側にフロントグリップ3、リールシート2の竿元側にリアグリップ4、リアグリップ4の更に手元側に手元側リアグリップ5を配して、構成してある。
リールシート2は、竿先側に可動フード2A、竿元側に固定フード2Bを配置して構成してあり、可動フード2Aとフロントグリップ3を一体でネジ部(図示せず)回りに回転させることによって、可動フード2Aを固定フード2Bに対して遠近方向に移動調節可能である。
元竿1、及び、穂先竿(図示せず)には釣り糸ガイド(図示せず)を設けてあり、リールBから繰出された釣り糸aをトップガイド(図示せず)から竿元側に反転させて、フロントグリップ3の手前側で釣り糸a等の仕掛けを係止する仕掛け係止具6を設ける。
図2に示すように、仕掛け係止具6は、板状部材を略卵型に加工したものであり、大径の基端部6Aに嵌合孔6aを形成するとともに、先端部6Bに小径の釣り針等を係止する係止部としての係止孔6bを形成してある。嵌合孔6aを元竿1に外嵌して仕掛け係止具6をフロントグリップ3の竿先端に密着する状態で装着し、抜止リング7を仕掛け係止具6の竿先側から装着して、仕掛け係止具6を抜止固定してある。
フロントグリップ3を構成するコルクや発泡樹脂の端部を処理する抜止リング7を利用して仕掛け係止具6を元竿1に取り付けることができるので、取付状態がシンプルなものとなる。
仕掛け係止具6としては、ステンレスやチタン等の金属材料をプレス加工して製造するか、エンジニアリング樹脂を使用して型成形で製造することができる。
フロントグリップ3を構成するコルクや発泡樹脂の端部を処理する抜止リング7を利用して仕掛け係止具6を元竿1に取り付けることができるので、取付状態がシンプルなものとなる。
仕掛け係止具6としては、ステンレスやチタン等の金属材料をプレス加工して製造するか、エンジニアリング樹脂を使用して型成形で製造することができる。
このように、元竿1に仕掛け係止具6を装着することによって、竿元側に反転させてきた仕掛けの釣り針bを係止孔6bに係止することができる。これによって、釣り場を移動する際に、釣り針等の仕舞い処理を容易に行える。
次に、仕掛け係止具6の異なる形態について説明する。
(1) 第1の異なる形態は次のようなものである。図3に示すように、仕掛け係止具6に嵌合孔6aと係止孔6bを形成し、外径形状も同一であるが、先端部6Bと基端部6Aとの中間位置を境に屈曲形成してある。これによって、仕掛け係止具6が加工効果による曲げ強度等が向上するものであるとともに、先端部6Bが傾斜する状態となるので、釣り針bを係止する操作が図1に示す如く垂直状態にある場合より容易である。
(1) 第1の異なる形態は次のようなものである。図3に示すように、仕掛け係止具6に嵌合孔6aと係止孔6bを形成し、外径形状も同一であるが、先端部6Bと基端部6Aとの中間位置を境に屈曲形成してある。これによって、仕掛け係止具6が加工効果による曲げ強度等が向上するものであるとともに、先端部6Bが傾斜する状態となるので、釣り針bを係止する操作が図1に示す如く垂直状態にある場合より容易である。
(2) 第2の異なる形態は次のようなものである。図3に示す仕掛け係止具6と同様に嵌合孔6aと係止孔6bを形成し、外径形状も同一で、かつ、折り曲げ形成してある。図4に示すように、係止孔6bの一端に切り欠き部6cが形成されている。これによって、外部空間と係止孔6bとが連通状態にあり、釣り針bだけではなく、釣り糸aを輪にした状態で引っ掛け係止できる。
このように、釣り糸aを係止するのに、切り欠き部6cの部分を有効に活用して引っ掛け操作を行うことができるので、その操作を容易に行うことができる。
このように、釣り糸aを係止するのに、切り欠き部6cの部分を有効に活用して引っ掛け操作を行うことができるので、その操作を容易に行うことができる。
(3) 第3の異なる形態は次のようなものである。図3に示す仕掛け係止具6と同様に嵌合孔6aと係止孔6bを形成し、外径形状も同一で、かつ、折り曲げ形成してある。図5に示すように、このような仕掛け係止具6に係止孔6bを塞ぐ栓部材8を装備してある。図5(b)に示すように、栓部材8は、柔軟な材料で形成したものでゴム等が使用され、係止孔6bに嵌合自在な小径部8Aと係止孔6bより大径の大径摘み部8Bとからなっている。図5(b)に示すように、栓部材8の小径部8Aを係止孔6bから離間させ、小径部8Aに釣り針bや釣り糸aを巻回した状態で、その小径部8Aを押し込むことによって、図5(a)(c)に示すように、その大径摘み部8Bと仕掛け係止具6との間に釣り針bや釣り糸aを挟み込んで、固定する。
(4) 第4の異なる形態は次のようなものである。図6(b)に示すように、仕掛け係止具6は、板状部材の先端部6Bに係止孔6bを形成したものであり、この先端部6Bの形状等に変更はないが、基端部6Aが異なっている。
つまり、基端部6Aは、筒状体で形成されており、筒状の基端部6Aの一端に板状の先端部6Bを一体的に形成し、他端に嵌合用の筒状部と嵌合孔6aを形成してある。このような構成になる筒状部を、図6(a)に示すように、フロントグリップ3内の元竿1に取り付けたボス部等に嵌着することによって、取付固定する構成を採っている。基端部6Aの外周面は、フロントグリップ3の外周面に連続する状態に形成してあり、表面に金属塗装等を施せば、装飾的効果も付与できる。
つまり、基端部6Aは、筒状体で形成されており、筒状の基端部6Aの一端に板状の先端部6Bを一体的に形成し、他端に嵌合用の筒状部と嵌合孔6aを形成してある。このような構成になる筒状部を、図6(a)に示すように、フロントグリップ3内の元竿1に取り付けたボス部等に嵌着することによって、取付固定する構成を採っている。基端部6Aの外周面は、フロントグリップ3の外周面に連続する状態に形成してあり、表面に金属塗装等を施せば、装飾的効果も付与できる。
(5) 第5の異なる形態は次のようなものである。図3に示す仕掛け係止具6と同様に係止孔6bを形成し、外径形状も同一で、かつ、折り曲げ形成してある。異なる点は、図7に示すように、先端部6Bにおいてさらに直交する姿勢のブラケット6Cを設け、そのブラケット6Cに係止孔6bを形成する。ブラケット6Cを設けることによって、仕掛けを元竿1に十分近接した状態で配置構成することができる。
〔別実施形態〕
(1) 釣り針b等を係止する係止部としては、板状の先端部に係止ピンを立設し、その係止ピンに釣り針bを引っ掛ける構成でもよい。
(2) 仕掛け係止具6を元竿1に外嵌させた状態で抜止リング7等を利用して行っているが、樹脂で固めてもよい。
(3) 上記釣り竿Aとしては、ルアー竿以外に船竿等に使用してもよい。
(1) 釣り針b等を係止する係止部としては、板状の先端部に係止ピンを立設し、その係止ピンに釣り針bを引っ掛ける構成でもよい。
(2) 仕掛け係止具6を元竿1に外嵌させた状態で抜止リング7等を利用して行っているが、樹脂で固めてもよい。
(3) 上記釣り竿Aとしては、ルアー竿以外に船竿等に使用してもよい。
1 元竿(竿体)
2 リールシート
6 仕掛け係止具
6A 基端部
6B 先端部
6a 嵌合孔
6b 係止孔(係止部)
a 釣り糸(仕掛け)
b 釣り針(仕掛け)
2 リールシート
6 仕掛け係止具
6A 基端部
6B 先端部
6a 嵌合孔
6b 係止孔(係止部)
a 釣り糸(仕掛け)
b 釣り針(仕掛け)
Claims (3)
- リールシートの竿先側に配置され、竿体に外嵌装着される基端部と仕掛けを係止する仕掛け係止部を形成した先端部とを備えている釣り竿用の仕掛け係止具。
- 前記基端部にその基端部を前記竿体に外嵌装着するための嵌合孔が形成され、前記先端部に仕掛けを係止する係止孔を形成してある請求項1記載の釣り竿用の仕掛け係止具。
- 請求項1又は2記載の釣り竿用の仕掛け係止具を備えた釣り竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008138255A JP2009284781A (ja) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | 釣り竿用の仕掛け係止具 |
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JP2008138255A JP2009284781A (ja) | 2008-05-27 | 2008-05-27 | 釣り竿用の仕掛け係止具 |
Publications (1)
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JP2009284781A true JP2009284781A (ja) | 2009-12-10 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019170313A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | グローブライド株式会社 | 仕掛けキーパ付き釣竿 |
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2008
- 2008-05-27 JP JP2008138255A patent/JP2009284781A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019170313A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | グローブライド株式会社 | 仕掛けキーパ付き釣竿 |
JP7068001B2 (ja) | 2018-03-29 | 2022-05-16 | グローブライド株式会社 | 仕掛けキーパ付き釣竿 |
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