JP4704801B2 - 釣り用リールのハンドル把手 - Google Patents

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本発明は、ハンドル把手、特に、釣り用リールのハンドルアームの先端に固定された把手軸に回転自在に装着されるハンドル把手に関する。
スピニングリールや、両軸受リール等の釣り用リールのハンドル軸の先端には、ハンドル組立体が固定されている。ハンドル組立体は、ハンドル軸の先端に回転不能に装着されたハンドルアームと、ハンドルアームの先端に回転不能に固定された把手軸と、把手軸に回転自在に装着されたハンドル把手とを有している。このようなハンドル把手は、把手軸に回転自在に支持された金属製の筒状部と、筒状部の外周を覆うように設けられた略柱状の把手部とを有している。
このようなハンドル把手は、滑りにくさや耐久性を維持しながら高級感が得られるようにするために、皮革製のカバー部材によって把手部の外周を覆ったものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。このようなカバー部材は、たとえば皮革素材を袋縫いすることによって袋状に形成され、略柱状の把手部の外周に先端側から被せるようにして装着されている。また、カバー部材は、皮革素材の両端部分が糸により縫い合わされた縫い合わせ部を有しており、把手部は、厚みのある縫い合わせ部を嵌め込んでカバー部材の表面側が盛り上がりにくくするための溝部を有している。
特開2003−112号公報
前記従来のハンドル把手は、皮革製のカバー部材が装着されているので、滑りにくさや耐久性を維持しながら、高級感を得ることができる。しかし、カバー部材は、皮革素材を袋縫いすることによって袋状に形成されているので、皮革素材の縫製部分が複雑な形状になっている。このように、皮革素材の縫製部分が複雑な形状になると、皮革素材の縫製作業に手間がかかり、ハンドル把手の製造が困難になるおそれがある。
また、皮革素材の縫製作業によっては、カバー部材の縫い合わせ部の厚みが変化することがある。たとえば、カバー部材の縫い合わせ部の厚みが厚くなると、縫い合わせ部の全部を把手部の溝部に嵌め込むことができなくなる。すると、溝部に嵌め込まれない縫い合わせ部の厚みだけカバー部材の表面側が盛り上がってしまうので、外観の美観を損ねるとともに、把持したときに違和感を感じるおそれが生じる。
本発明の課題は、釣り用リールのハンドル把手において、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造できるようにすることにある。
発明1に係る釣り用リールのハンドル把手は、釣り用リールのハンドルアームの先端に固定された把手軸に回転自在に装着されるハンドル把手であって、把手部と、カバー部材とを備えている。把手部は、第1把手本体及び第2把手本体と、第1係止部及び第2係止部とを有している。カバー部材は、第1カバー本体及び第2カバー本体と、第1被係止部及び第2被係止部と、第3被係止部及び第4被係止部とを有している。第1把手本体及び第2把手本体は、内周部が把手軸の外周側に回転自在に装着され外周面が外方に露出するように把手軸を挟んで両側に両端部が連結可能に配置されている。第1係止部及び第2係止部は、第1把手本体及び第2把手本体の連結部の外周面に沿って形成されている。第1カバー本体及び第2カバー本体は、第1把手本体及び第2把手本体の外周面をそれぞれ被覆するシート状の部材である。第1被係止部及び第2被係止部は、第1カバー本体の両端部に設けられ、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止される。第3被係止部及び第4被係止部は、第2カバー本体の両端部に設けられ、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止される。
このハンドル把手では、2枚のシート状の第1カバー本体及び第2カバー本体が第1把手本体及び第2把手本体の外周面をそれぞれ被覆するようになっている。そして、第1被係止部及び第2被係止部は、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止され、第3被係止部及び第4被係止部は、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止される。ここでは、2枚のシート状の第1カバー本体及び第2カバー本体を用いて第1把手本体及び第2把手本体の外周面を被覆しているので、従来のようにカバー部材を縫製する製造工程が不要になるので、容易な工程で製造できる。さらに従来のカバー部材の縫い合わせ部の厚みによって、外観の美観を損ねたり、把持したときに違和感を感じることがなくなる。
また、第1カバー本体及び第2カバー本体は、第1把手本体及び第2把手本体と連結部の外周面に沿って形成された第1係止部及び第2係止部に内方に折れ曲がって係止されるので、第1把手本体及び第2把手本体との係止構造が簡素になるとともに、外観の美観に影響を及ぼしにくくなる。したがって、このような構成によって、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
発明2に係るハンドル把手は、発明1のハンドル把手において、第1把手本体及び第2把手本体は、一体で設けられている。第1係止部及び第2係止部は、第1把手本体と第2把手本体との間の連結部分外周に沿って形成され、第1被係止部及び第3被係止部と第2被係止部及び第4被係止部とがそれぞれ嵌入可能に凹んで形成された溝部である。この場合、たとえば第1把手本体及び第2把手本体は、一体成形された略円筒状部材であって、第1係止部及び第2係止部は、たとえば把手軸に対して互いに対称となる位置に略平行になるように凹んだ溝部である。ここでは、第1係止部及び第2係止部の形成が容易になる。
発明3に係るハンドル把手は、発明1のハンドル把手において、第1把手本体及び第2把手本体は、別体で設けられている。第1係止部及び第2係止部は、第1把手本体と第2把手本体との間の対向する連結部分内周に設けられ、第1被係止部及び第3被係止部と第2被係止部及び第4被係止部とが第1把手本体及び第2把手本体によってそれぞれ挟持される隙間である。この場合、たとえば第1把手本体及び第2把手本体は、互いに鏡像となる略半円筒状部材であって、第1係止部及び第2係止部は、第1把手本体と第2把手本体との合わせ面に生成される隙間である。ここでは、第1カバー本体及び第2カバー本体は、第1把手本体と第2把手本体とを組み立てる際に第1把手本体及び第2把手本体に挟み込まれて係止されるので、製造工程が簡単になる。
発明4に係るハンドル把手は、発明1から3のいずれかのハンドル把手において、第1被係止部及び第3被係止部と、第2被係止部及び第4被係止部とは、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ接着固定されている。この場合、第1カバー本体及び第2カバー本体の第1把手本体及び第2把手本体への固定が確実になる。
発明5に係るハンドル把手は、発明1から4のいずれかのハンドル把手において、第1カバー本体及び第2カバー本体は、皮革製の部材により形成されている。この場合、皮革製の部材によって、外観の美観を向上でき、高級感を演出することができる。
発明6に係るハンドル把手は、発明1から4のいずれかのハンドル把手において、第1カバー本体及び第2カバー本体は、弾性樹脂製の部材により形成されている。この場合、たとえば耐久性及び弾性等バランスが良好な合成ゴムであるクロロプレンゴム等の弾性樹脂製の部材によって、把持したときの触感を向上できる。
発明7に係るハンドル把手は、発明1から6のいずれかのハンドル把手において、第1カバー本体及び第2カバー本体は、第1把手本体及び第2把手本体の先端面の少なくとも一部をそれぞれ被覆するように形成されている。この場合、第1カバー本体及び第2カバー本体は、第1把手本体及び第2把手本体の先端面側にわたって被覆されているので、第1把手本体及び第2把手本体の外周面を全部確実に被覆できる。
発明8に係るハンドル把手は、発明7のハンドル把手において、第1把手本体及び第2把手本体の先端面に装着され、第1把手本体及び第2把手本体の先端面に被覆された第1カバー本体及び第2カバー本体を挟持する蓋部材をさらに備えている。この場合、蓋部材によって、第1カバー本体及び第2カバー本体の固定が容易になる。また、特に、第1把手本体及び第2把手本体が別体で設けられている場合には、蓋部材によって、別体で構成された第1把手本体及び第2把手本体が離合するのを確実に防止できる。
発明9に係るハンドル把手は、発明1から8のいずれかのハンドル把手において、釣り用リールは、スピニングリールである。この場合、スピニングリールのハンドル把手に本発明を適用することにより、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
発明10に係るハンドル把手は、発明1から8のいずれかのハンドル把手において、釣り用リールは、両軸受リールである。この場合、両軸受リールのハンドル把手に本発明を適用することにより、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
発明11に係るハンドル把手は、発明1から8のいずれかのハンドル把手において、釣り用リールは、片軸受リールである。この場合、片軸受リールのハンドル把手に本発明を適用することにより、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
本発明によれば、釣り用リールのハンドル把手において、第1把手本体及び第2把手本体の外周面は、2枚のシート状の第1カバー本体及び第2カバー本体によって被覆され、第1被係止部及び第2被係止部は、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止され、第3被係止部及び第4被係止部は、第1係止部及び第2係止部にそれぞれ把手軸側内方に折れ曲がって係止されているので、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リールは、図1及び図2に示すように、ベイトキャスト用のロープロフィール型のリールである。この両軸受リールは、リール本体1と、リール本体1の側方に配置されたスプール回転用のハンドル組立体2と、リール本体1の内部に回転自在かつ着脱自在に装着された糸巻き用のスプール12とを備えている。ハンドル組立体2のリール本体1側には、ドラグ調整用のスタードラグ3が設けられている。
リール本体1は、フレーム5と、フレーム5の両側方に装着された第1側カバー6a及び第2側カバー6bとを有している。また、リール本体1は、フレーム5の前方を覆う前カバー7と、上部を覆うサムレスト8とを有している。フレーム5は、左右に所定の間隔をあけて互いに対向するように配置された1対の第1側板5a及び第2側板5bと、これらの第1側板5a及び第2側板5bを連結する図示しない複数の連結部とを有している。フレーム5は、下側の連結部に設けられた図示しない竿装着部により釣竿に装着可能である。
リール本体1の内部には、釣竿と交差する方向に配置されたスプール12と、スプール12に釣り糸を均一に巻き取るための図示しないレベルワインド機構と、ハンドル組立体2の回転をスプールに伝達する図示しない回転伝達機構とが配置されている。回転伝達機構には、ハンドル組立体2が先端に装着されたハンドル軸20と、ハンドル組立体2の回転をスプール12に伝達、遮断(オン、オフ)する図示しないクラッチ機構と、図示しないドラグ機構とが設けられている。ハンドル軸20は、リール本体1に第1回転軸X1回りに回転自在に支持されている。フレーム5の後部には、クラッチ機構をオン、オフ操作するとともに、サミングの当てとなるクラッチレバー17が揺動自在に装着されている。
ハンドル組立体2は、図2に示すように、ハンドル軸20の先端に回転不能に装着されたハンドルアーム21と、ハンドルアーム21の両端に固定された把手軸22と、把手軸22に回転自在かつ軸方向移動不能に装着されたハンドル把手23とを有している。ハンドルアーム21は、ハンドル軸20の先端に回転不能に装着された座金24と、座金24に2本のビス25によりねじ止めされハンドル軸20の径方向両外方に延びる板状のアーム部26とを有している。
座金24は、両端が円形の変形菱形形状、たとえばステンレス合金等の金属製の板状部材である。座金24は、ハンドル軸20の先端部周面に平行に形成された面取り部20aに係合する小判孔24aを中心部に有しており、これによりハンドル軸20に回転不能に係止される。座金24は、ハンドル軸20の先端に装着されたナット部材27によりハンドル軸20に固定されている。座金24の両端は、アーム部26側に折れ曲がっている。この折れ曲がった両端にビス25が装着されアーム部26を取り付けている。このように両端を折り曲げることでビス25の頭部が外方に向くため、アーム部26を着脱する際にビス25を回しやすくなる。
アーム部26は、リール本体1側の内側面とリール本体1と逆側の外側面とが滑らかな曲線で構成された、たとえばアルミニウム合金等の金属製の板状の部材であり、中心部が両端部より肉厚が厚く膨らんでいる。内側面の中心部には、ナット部材27を回転不能に係止するための回り止め穴26aが形成されている。回り止め穴26aの周囲及び長手方向両側には、座金24を内側面と面一に収納するための収納凹部26bが形成されている。この収納凹部26bの輪郭は、座金24の外形と略同一である。アーム部26の外側面両端には、図3及び図4に示すように、リール本体1から離れる方向に突出する円筒状のボス部26cが形成されている。ボス部26cの中心部には、把手軸22をねじにより固定するための第1ねじ穴26dが形成されている。第1ねじ穴26dは、ハンドル軸20の第1回転軸X1と実質的とに平行な第2回転軸X2に沿って形成されかつボス部26cの軸方向外方側にのみ開口するねじ穴であり、そこにはハンドル組立体2の巻き取り方向の回転と同じ右ねじが形成されている。このため、ボス部26cは袋ナット状に構成され、アーム部26の内側面には貫通孔や突出部等が形成されない。しかも、ハンドル組立体2を巻き取り方向に回転させても把手軸22が緩みにくい。
把手軸22は、図3及び図4に示すように、第1回転軸X1と平行な第2回転軸X2に沿って配置された、たとえばステンレス合金等の金属製の軸であり、基端に他の部分より小径の雄ねじ部22aが形成され、他端面に第2ねじ穴22bが形成されている。また、雄ねじ部22aに隣接して他の部分より大径の工具係止部22cが形成されている。雄ねじ部22aは、第1ねじ穴26dに螺合しており、この螺合により把手軸22がアーム部26に固定される。工具係止部22cの外周面には、スパナ等の工具を係止可能な平行な面取り部22dが形成されている。把手軸22の工具係止部22cに隣接した外周部と先端外周部とには、軸受30a、30bが配置されている。この軸受30a、30bによりハンドル把手23が把手軸22に回転自在に支持される。軸受30bは、第2ねじ穴22bに装着されたボルト部材28により軸方向移動不能に装着されている。このボルト部材28は、軸受30bを介してハンドル把手23を把手軸22に対して抜け止めしている。
ハンドル把手23は、図3から図7に示すように、把手軸22に回転自在かつ軸方向移動不能に装着される把手部34と、把手部34の外周側を覆うように装着された皮革製かつシート状のカバー部材33とを有している。
把手部34は、第2回転軸X2に沿った方向の長さが第2回転軸X2の径方向に沿った長さより長い扁平棒状の部材である。把手部34は、把手軸22に回転自在かつ軸方向移動不能に装着される硬質樹脂製の内側部材31と、内側部材31をインサート成形して形成された軟質樹脂製の外側部材32とを有している。内側部材31に用いる硬質樹脂としてはポリアセタールやポリアミド樹脂等が好適である。また、外側部材32に用いる軟質樹脂としては、ウレタンゴムや軟質塩化ビニル(PVC)等の弾性体樹脂が好適である。さらにカバー部材33に用いられる皮革素材としては、牛、豚、馬等の天然皮革に加えて天然皮革に類似した各種の合成皮革等も使用可能である。
内側部材31は、図3から図7に示すように、把手軸22の外周側に配置され内部を把手軸22が貫通する筒状の筒状部31aと、筒状部31aの前端側(ハンドルアーム21と対向する基端側、図3左側)に大径となるように一体成形された大径部31bとを有している。筒状部31aの基端側内周面は、ボス部26cの外周面に僅かな隙間をあけて対向している。大径部31bの後端面は、外側部材32の前端面に隙間をあけて対向しており、この隙間にカバー部材33の前端部が挟み込まれて係止されている。また、筒状部31aの内周には、軸受30a、30bが装着されており、この軸受30a、30bによって把手軸22に対して内側部材31が回転自在となっている。
筒状部31aの後端部の開口は、有底筒状かつ硬質樹脂製の蓋部材35により閉塞されている。蓋部材35は、内側部材31の筒状部31a後端の内周部に装着される筒状の筒状部35aと、筒状部35aの後端側(ハンドルアーム21と逆側の先端側、図3右側)に大径となるように一体成形された大径部35bとを有している。蓋部材35の大径部35bの前端面は、内側部材31及び外側部材32の後端面に隙間をあけて対向しており、この隙間にカバー部材33の後端部が挟み込まれて係止されている。また、筒状部35aは、前端部外周に径方向外方に突出する環状の係止部35cが形成されており、内側部材31の筒状部31aの後端内周部に凹んで形成された係止孔31cに係止部35cを係止することによって、蓋部材35の筒状部35aを内側部材31の筒状部31aに固定している。なお、蓋部材35の筒状部35aの外径は、内側部材31の筒状部31aの内径と略同一となるように形成されており、蓋部材35の筒状部35aの前端部側外周に周方向に沿って形成された図示しない複数のスリットによって蓋部材35の筒状部35aが内周部側に伸縮することによって、蓋部材35の筒状部35aを内側部材31の筒状部31aに装着することが可能である。蓋部材35は、ハンドル把手23を把手軸22にボルト部材28により装着した後、内側部材31の筒状部31aの後端端に装着固定される。
外側部材32は、成型時に金型内に内側部材31を前述したようにインサートして得られる。このとき、外側部材32の前端部は、内側部材31の大径部31bの後端面との間に隙間が形成され、外側部材32の後端部は、内側部材31の筒状部31aの後端部と面一になるようにインサート成形されている。外側部材32は、図3から図5に示すように、第2回転軸X2方向の中心部分が狭まった形状であり、その対向する主面に第2回転軸X2方向に沿って滑らかに内側に湾曲したつまみ面が形成されている。つまみ面は、つまんだときに右手の手の指先にフィットするように変形矩形状に形成されている。
また、外側部材32は、図3から図7に示すように、把手軸22を挟んで両側に対称となるように一体で設けられた第1把手本体32a及び第2把手本体32bと、第1把手本体32a及び第2把手本体32bの連結部の外周面に沿って形成された第1係止部32c及び第2係止部32dとを有している。
第1把手本体32a及び第2把手本体32bは、図3から図5に示すように、内周部が把手軸22の外周側に回転自在に装着され、外周面が外方に露出するように把手軸22を挟んで両側に両端部が連結可能に配置されている。第1把手本体32a及び第2把手本体32bは、図5に示すように、内側部材31にインサート成形する際に一体的に形成されている。第1把手本体32a及び第2把手本体32bは、図3及び図4に示すように、切断方向によって厚みが異なる偏平形状となっており、また、把手軸22を挟んで対称形状となっている。
第1係止部32c及び第2係止部32dは、図3及び図4に示すように、第1把手本体32aと第2把手本体32bとの間の連結部分外周に沿って形成され、カバー部材33の側端部がそれぞれ嵌入可能に凹んで形成された溝部である。第1係止部32c及び第2係止部32dは、図5に示すように、径方向外方に開口を有する断面略コ字状の溝部であって、把手軸22を挟んで対称形状となっている。また、第1係止部32c及び第2係止部32dは、第1把手本体32a及び第2把手本体32bの外形に沿って滑らかに湾曲しており、このため第1係止部32c及び第2係止部32dの断面形状が同一、すなわち溝部の深さ(幅)が一定となっている。
カバー部材33は、把手部34の少なくとも外周面を被覆するものであって、2枚のシート状の皮革製部材から構成されている。また、カバー部材33は、図3から図7に示すように、第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bと、第1カバー本体33aの両端に設けられた第1被係止部33c及び第2被係止部33dと、第2カバー本体33bの両端に設けられた第3被係止部33e及び第4被係止部33fとを有している。
第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bは、第1把手本体32a及び第2把手本体32bの外周面をそれぞれ被覆する部材であって、別体で構成された2枚のシート状の皮革製部材である。第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bは、2枚のシート状の皮革製部材であるので、シート状の皮革製部材を伸張して装着することにより、第1把手本体32a及び第2把手本体32bの外周面に完全にフィットするようになっている。第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bの前端部にそれぞれ設けられた第1前端部33g及び第2前端部33hは、図3及び図4に示すように、把手軸22側内方に折れ曲がって内側部材31の大径部31bの後端面と外側部材32の前端面との間の隙間に挟み込まれて接着固定されている。第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bの後端部にそれぞれ設けられた第1後端部33i及び第2後端部33jは、図3及び図4に示すように、把手軸22側内方に折れ曲がって蓋部材35の大径部35bの前端面と内側部材31及び外側部材32の後端面との間の隙間に挟み込まれて接着固定されている。
第1被係止部33c及び第2被係止部33dは、図3から図5に示すように、第1カバー本体33aの両端部に設けられている。第1被係止部33c及び第2被係止部33dは、図5に示すように、外側部材32の第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって係止される。また、第3被係止部33e及び第4被係止部33fは、図3から図5に示すように、第2カバー本体33bの両端部に設けられている。第3被係止部33e及び第4被係止部33fは、図5に示すように、外側部材32の第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって係止される。第1被係止部33c及び第3被係止部33eは、接着剤によって第1係止部32cに接着固定されている。また、第2被係止部33d及び第4被係止部33fは、接着剤によって第2係止部32dに接着固定されている。また、第1被係止部33c及び第3被係止部33eと第2被係止部33d及び第4被係止部33fとは、図6及び図7に示すように、それぞれ第1係止部32c及び第2係止部32dに完全に埋設するように係止されているので(図5参照)、外部に露出する第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bの連結部の形状は、把手軸22の軸方向に沿った2本の直線状になっている。
このようなカバー部材33を把手部34に取り付けるには、まず、内側部材31を外側部材32にインサート成形することによって、内側部材31と外側部材32とを一体成形する。次に、第1カバー本体33aの第1被係止部33c及び第2被係止部33dを、外側部材32の第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって接着固定する。同様に、第2カバー本体33bの第3被係止部33e及び第4被係止部33fを、外側部材32の第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって接着固定する。次に、第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bの前端部にそれぞれ設けられた第1前端部33g及び第2前端部33hを、内側部材31の大径部31bの後端面と外側部材32の前端面との間の隙間に折れ曲がって接着固定する。最後に、第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bの後端部にそれぞれ設けられた第1後端部33i及び第2後端部33jを、内側部材31及び外側部材32の後端面に接着固定する。これにより、内側部材31、外側部材32及びカバー部材33が一体となった状態で、カバー部材33を把手部34に装着される。
また、このような構成のハンドル把手23を組み立てるには、まず、把手軸22の雄ねじ部22aをアーム部26の第1ねじ穴26dに螺合することによって、把手軸22をアーム部26に固定する。次に、把手軸22に軸受30aを装着した状態でカバー部材33及び外側部材32が一体となった内側部材31を装着し、さらに把手軸22に軸受30bを装着する。そして、把手軸22の第2ねじ穴22bにボルト部材28を装着することによって、内側部材31が把手軸22に対して回転自在に支持される。最後に、内側部材31の筒状部31a後端部を蓋部材35によって閉塞し、カバー部材33の第1後端部33i及び第2後端部33jを内側部材31及び外側部材32の後端部とで挟持する。
このように構成されたハンドル組立体2では、ハンドルアーム21のアーム部26の両端に軸方向外方にのみ開口する第1ねじ穴26dを形成し、第1ねじ穴26dに把手軸22を螺合させて固定しているので、アーム部26の内側面に突出部がなくなり、この内側面に釣り糸が引っかかりにくくなり絡みにくくなる。また、座金24をハンドル軸20に固定し、その座金24にアーム部26を固定してハンドルアーム21を構成しているので、アーム部26の外側面も滑らかな形状にすることができ、外側面でも釣り糸が絡みにくくなる。しかも、座金24をアーム部26の収納凹部26bに収納して内側面から突出しないようにしているので、アーム部26の内側面の中心部での引っかかりも少なくなる。
また、皮革素材製のカバー部材33を装着すると、ハンドル把手23が、弾性体製の外側部材32が露出したものより、自然な高級感があるものになる。しかも、皮革は木質素材に比べて丈夫で柔軟性があるため合成樹脂製のものと同様な耐久性も維持できる。次にリールの動作について説明する。
キャスティング時には、クラッチレバー17によりクラッチ機構を離脱状態にしてスプール12を自由回転状態にする。この状態で釣竿をキャスティングすると、ルアーの自重によりルアーが前方に飛行しスプール12から釣り糸が繰り出される。このとき、バックラッシュ現象が発生すると糸ふけが生じ、釣り糸がリール本体1の後部から飛び出しハンドル組立体2に引っかかろうとする。しかし、前述したように、アーム部26の内側面に突出部がないので釣り糸が引っかかりにくくなりアーム部26に絡みにくくなる。
ルアーが着水すると、所定のタイミングでハンドル組立体2を僅かに巻き取り方向に回転させ、クラッチ機構を係合状態にする。するとスプール12が繰り出し方向への回転が停止する。この状態でハンドル組立体2を回したり釣竿を上下動させてルアーを泳がせて当たりを待つ。魚がルアーに掛かるとハンドル組立体2を巻き取り方向に回転させて魚を取り込む。このようにハンドル組立体2を巻き取り方向に回転させても、把手軸22が巻き取り方向と同方向のねじにより固定されているので、把手軸22が緩みにくい。
また、ハンドル把手23をつまんだときに表面に皮革素材製のカバー部材33が装着されているので、触ったときの感触が良好でかつ滑りにくくなる。また、高級感がある外観を得ることもできる。
このようなハンドル把手23では、2枚のシート状の皮革製部材からなる第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bが、第1把手本体32a及び第2把手本体32bの外周面をそれぞれ被覆するようになっている。そして、第1被係止部33c及び第2被係止部33dは、第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって係止され、第3被係止部33e及び第4被係止部33fは、第1係止部32c及び第2係止部32dにそれぞれ把手軸22側内方に折れ曲がって係止される。
ここでは、2枚のシート状の皮革製部材からなる第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bを用いて第1把手本体32a及び第2把手本体32bの外周面を被覆しているので、従来のようにカバー部材を縫製する製造工程が不要になるので、容易な工程で製造することができる。さらに従来のカバー部材の縫い合わせ部の厚みによって、外観の美観を損ねたり、把持したときに違和感を感じることがなくなる。さらに、第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bは皮革製の部材により形成されているので、外観の美観を向上でき、高級感を演出することができる。
また、第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bは、第1把手本体32a及び第2把手本体32bと連結部の外周面に沿って形成された第1係止部32c及び第2係止部32dに内方に折れ曲がって係止されるので、第1把手本体32a及び第2把手本体32bとの係止構造が簡素になるとともに、外観の美観に影響を及ぼしにくくなる。
したがって、このような構成によって、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
〔他の実施形態〕
(a) 前記実施形態では、両軸受リールを例にあげて説明したが、図10に示すスピニングリールや、図11に示す片軸受リール等の他形式の釣り用リールのハンドルつまみにも本発明を適用できる。また、ハンドルつまみは、ダブルハンドルのものに限定されず、シングルハンドルのものにも本発明を適用できる。
本発明の他の実施形態を採用したスピニングリールは、図10に示すように、ハンドル組立体101と、ハンドル組立体101を回転自在に支持するリール本体102と、ロータ103と、図示しないスプールとを備えている。ハンドル組立体101は、リール本体102の両側部の一方側に交換可能に装着されている。ロータ103は、リール本体102の前部に回転自在に支持されている。スプールは、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ103の前部に前後移動自在に配置されている。
ハンドル組立体101は、ハンドル軸110の先端に装着されるハンドルアーム121と、ハンドルアーム121の先端に装着されたハンドル把手123とを備えている。ハンドル把手123は、ハンドルアーム121の先端にかしめ固定された把手軸122に回転自在に装着されている。ハンドル把手123は、把手軸122に回転自在かつ軸方向移動不能に装着される把手部134と、把手部134の外周側を覆うように装着された皮革製かつシート状のカバー部材133とを有している。
なお、ハンドル把手123の構成は、前記実施形態の図番に100を加えたものと同様であるので、詳細な説明は省略する。ここでは、スピニングリールのハンドル把手123においても、前記実施形態と同様に、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
本発明の他の実施形態を採用した片軸受リールは、図11に示すように、リール本体201と、リール本体201に片持ち支持されたスプール軸202と、スプール軸202に対して相対回転自在に配置され外周に釣り糸が巻かれるスプール203とを備えている。スプール203は、筒状の糸巻胴部215と、糸巻胴部215の一端部に糸巻胴部215と一体で形成された円板状の内フランジ216と、糸巻胴部215の他端部にリール本体201の開放部を覆うように装着された外フランジ217とを有している。外フランジ217の外面で外周近くにはハンドル把手223が取り付けられている。ハンドル把手223は、外フランジ217に立設された把手軸222に回転自在に装着されている。ハンドル把手223は、把手軸222に回転自在かつ軸方向移動不能に装着される把手部234と、把手部234の外周側を覆うように装着された皮革製かつシート状のカバー部材233とを有している。
なお、ハンドル把手223の構成は、前記実施形態の図番に200を加えたものと同様であるので、詳細な説明は省略する。ここでは、片軸受リールのハンドル把手123においても、前記実施形態と同様に、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
(b) 前記実施形態では、第1把手本体32a及び第2把手本体32bは、一体成形されていたが、図8及び図9に示すように、第1把手本体32a及び第2把手本体32bとを別体で設ける構成にしてもよい。
第1把手本体32a及び第2把手本体32bは、互いに鏡像となる略半円筒状部材である。第1係止部32c及び第2係止部32dは、第1把手本体32aと第2把手本体32bとの合わせ面に凹んで形成された溝部である。第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bが第1係止部32c及び第2係止部32dに内方に折れ曲がって係止される。ここでは、前記実施形態と同様に、外観の美観を高く維持しながら、容易な工程で製造することができる。
なお、図8及び図9では、第1係止部32c及び第2係止部32dは、第1把手本体32aと第2把手本体32bとの合わせ面に凹んで形成された溝部であったが、このような溝部を形成しないで、第1把手本体32aと第2把手本体32bとの合わせ面で直接第1カバー本体33a及び第2カバー本体33bを挟み込むようにしてもよい。
(c) 前記実施形態では、カバー部材33は、皮革製部材により形成されていたが、材質はこれに限定されるものではなく、たとえばクロロプレンゴム等の弾性樹脂製の部材によってカバー部材33を形成してもよい。また、カバー部材33の固定方法は、接着剤による固定に限定されず、たとえばカバー部材33を圧入嵌合したり、蓋部材35で挟持するのみの構成であってもよい。
(d) 前記実施形態では、把手部34は、内側部材31と外側部材32とを別体で構成したが、内側部材31と外側部材32とを一体成形する構成にしてもよい。また、内側部材31及び外側部材32の材質や形成方法は、これらに限定されるものではなく、任意に設定できる。
(e) 前記実施形態では、蓋部材35は、筒状部35aに形成された係止部35cを筒状部31aに形成された係止孔31cに係止することによって内側部材31に固定していたが、筒状部35aに形成された雄ねじ部を筒状部31aに形成された雌ねじ部を螺合して固定するようにしてもよい。また、蓋部材35の大径部35bは、内側部材31及び外側部材32の後端面の両方に対向するようになっていたが、内側部材31及び外側部材32の後端面の一方と対向する構成にしてもよい。
(f) 前記実施形態では、内側部材31の筒状部31a後端部を蓋部材35によって閉塞し、カバー部材33の第1後端部33i及び第2後端部33jを内側部材31及び外側部材32の後端部とで挟持していたが、図12に示すように、内側部材31の筒状部31a後端部を蓋部材35によって閉塞し、蓋部材35の前端部を内側部材31及び外側部材32の後端部に接触させた後に、蓋部材35の後端部の全部または少なくとも一部をカバー部材33の第1後端部33i及び第2後端部33jで被覆する構成にしてもよい。
本発明の一実施形態を採用した両軸受リールの斜視図。 前記両軸受リールの平面一部破断図。 ハンドル組立体の断面拡大図。 図3のIV−IV断面図。 図3のV−V断面図。 図3の位置を視点としたときの平面図。 図4の位置を視点としたときの平面図。 他の実施形態の図4に相当する図。 他の実施形態の図5に相当する図。 本発明の他の実施形態を採用したスピニングリールの断面図。 本発明の他の実施形態を採用した片軸受リールの断面図。 他の実施形態の図4に相当する図。
符号の説明
1 リール本体
21 ハンドルアーム
22 把手軸
23 ハンドル把手
31 内側部材
31a 筒状部
31b 大径部
31c 係止孔
32 外側部材
32a 第1把手本体部
32b 第2把手本体部
32c 第1係止部
32d 第2係止部
33 カバー部材
33a 第1カバー本体
33b 第2カバー本体
33c 第1被係止部
33d 第2被係止部
33e 第3被係止部
33f 第4被係止部
33g 第1前端部
33h 第2前端部
33i 第1後端部
33j 第2後端部
34 把手部
35 蓋部材
35a 筒状部
35b 大径部
35c 係止部

Claims (11)

  1. 釣り用リールのハンドルアームの先端に固定された把手軸に回転自在に装着されるハンドル把手であって、
    内周部が前記把手軸の外周側に回転自在に装着され外周面が外方に露出するように前記把手軸を挟んで両側に両端部が連結可能に配置された第1把手本体及び第2把手本体と、前記第1把手本体及び前記第2把手本体の連結部の外周面に沿って形成された第1係止部及び第2係止部とを有する把手部と、
    前記第1把手本体及び前記第2把手本体の外周面をそれぞれ被覆するシート状の第1カバー本体及び第2カバー本体と、前記第1カバー本体の両端部に設けられ前記第1係止部及び前記第2係止部にそれぞれ前記把手軸側内方に折れ曲がって係止される第1被係止部及び第2被係止部と、前記第2カバー本体の両端部に設けられ前記第1係止部及び前記第2係止部にそれぞれ前記把手軸側内方に折れ曲がって係止される第3被係止部及び第4被係止部とを有するカバー部材と、
    を備えた釣り用リールのハンドル把手。
  2. 前記第1把手本体及び前記第2把手本体は、一体で設けられており、
    前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記第1把手本体と前記第2把手本体との間の連結部分外周に沿って形成され、前記第1被係止部及び前記第3被係止部と前記第2被係止部及び前記第4被係止部とがそれぞれ嵌入可能に凹んで形成された溝部である、請求項1に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  3. 前記第1把手本体及び前記第2把手本体は、別体で設けられており、
    前記第1係止部及び前記第2係止部は、前記第1把手本体と前記第2把手本体との間の対向する連結部分内周に設けられ、前記第1被係止部及び前記第3被係止部と前記第2被係止部及び前記第4被係止部とが前記第1把手本体及び前記第2把手本体によってそれぞれ挟持される隙間である、請求項1に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  4. 前記第1被係止部及び前記第3被係止部と、前記第2被係止部及び前記第4被係止部とは、前記第1係止部及び前記第2係止部にそれぞれ接着固定されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  5. 前記第1カバー本体及び前記第2カバー本体は、皮革製の部材により形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  6. 前記第1カバー本体及び前記第2カバー本体は、弾性樹脂製の部材により形成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  7. 前記第1カバー本体及び前記第2カバー本体は、前記第1把手本体及び前記第2把手本体の先端面の少なくとも一部をそれぞれ被覆するように形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  8. 前記第1把手本体及び前記第2把手本体の先端面に装着され、前記第1把手本体及び前記第2把手本体の先端面に被覆された前記第1カバー本体及び前記第2カバー本体を挟持する蓋部材をさらに備えている、請求項7に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  9. 前記釣り用リールは、スピニングリールである、請求項1から8のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  10. 前記釣り用リールは、両軸受リールである、請求項1から8のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
  11. 前記釣り用リールは、片軸受リールである、請求項1から8のいずれか1項に記載の釣り用リールのハンドル把手。
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