JP2008131885A - 伸縮式竿 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 元竿1の竿軸線方向における中間位置に、元竿1に竿径が急拡大する急拡径部分1Bを形成する。元竿1における急拡径部分1Bと急拡径部分1Bより竿元側に位置する弾性保持体3との間に、弾性保持体3の嵌合突起3bの内嵌面より大径の大径中間部分を備え、大径中間部分の内周面に元竿側磁石8に、及び、元上2の竿元側端部に元上側磁石9を装着し、両磁石を互いに反発し合うものに設定してある。
【選択図】 図1
Description
これら両方の要求を満たすものとして、元竿の竿軸線方向における中間位置に、前記元竿の他の部位に比べて竿元側ほど竿径が急拡大する急拡径部分を形成するものがあった(特許文献1参照)。
このような構成によって、元竿の握り部として十分な握り径を確保しながら、元上等の中竿径及び穂先竿径を細い径にすることができるのである。
成したものでは、元上2を元竿内から伸長させた状態で、元上2の竿元側外嵌部2Bの竿元側外嵌面を元竿1の竿先端部1Aの竿先側内嵌面に嵌合させる必要があるところから、元上2の竿元側外嵌面の外径は、元竿1の竿先側内嵌面の内径と略同径に設定される。
そうすると、急拡径部分1Bより竿元側に位置する大径中間部分は、竿先側内嵌面及び竿元側内嵌面より大径である一方、その元竿1の竿先側内嵌面及び竿元側内嵌面と同一径である元上2の竿元側外嵌面の外径は、大径中間部分の内面径に対して小さなものであり、元竿1の大径中間部分の内周面と元上2の竿元側外嵌面との間に、大きな間隙が形成されることとなる。
このような元上2と元竿1との関係において、元上2を元竿1から咄嗟に伸長状態に切り換える場合には、元上2の竿元側外嵌部2Bが急に拘束状態から解放されることとなる。その上に、釣り人が、元竿1が元上2を保持する保持力に抗する操作力で元上2を引き抜いた勢いとが加わって、元上2が元竿1に対して大きな芯ズレ状態を起こし、元上2の竿元側外嵌部2Bの竿元側外嵌面が元竿1の大径中間部分の内面に衝撃的に当接することがある。
このような場合には、衝撃音が発生し元竿を持つ釣り人の手にその衝撃力が伝わり、釣り人が違和感を感じることがある。
請求項1に係る発明の特徴構成は、前記大径竿体の竿軸線方向における中間位置に、前記大径竿体の他の部位に比べて竿元側ほど竿径が急拡大する急拡径部分を形成するとともに、前記大径竿体における前記急拡径部分と前記急拡径部分より竿元側に位置する前記竿元側内嵌面との間に、前記竿元側内嵌面より大径の大径中間部分を備え、前記大径中間部分と前記小径竿体の竿元側端部とに、互いに反発する磁石を装着してある点にあり、その作用効果は次の通りである。
大径竿体に急拡径部分を設けてある。これによって、大径竿体の握り部の径を釣り人の握り易い径に設定しながら、元上や他の中竿等の小径竿体の径を細くでき、持ち重りの少ない軽量な釣り竿を維持することができる。
このような大径竿体の形態を維持しながら、前記大径中間部分と前記小径竿体の竿元側端部とに、互いに反発する磁石を装着してあるので、小径竿体が収縮状態から引き出されて、小径竿体の竿元側端部が大径竿体の大径中間部分に至った場合に、竿元側端部と大径中間部分とに装備した磁石同士が反発し合う。
これによって、小径竿体の竿元側端部が衝撃的に当接することを回避でき、衝撃音の発生、及び、振動の発生を抑制できる。
したがって、大径竿体を持つ釣り人は違和感を感じることなく、小径竿体の伸縮操作が可能である。
しかも、そのための改造が前記大径中間部分と前記小径竿体の竿元側端部とに、互いに反発する磁石を装着するだけであり、製造面、及び、コスト面でも有用なものである。
小径竿体を大径竿体内に収納保持するのに、大径竿体とは別個の部材である弾性保持体を設けることによって、大径竿体とは関係なく、弾性保持体に要求される寸法、及び、小径竿体の竿元側外嵌面を保持するに必要な嵌合寸法等を製作し易い。
しかも、弾性保持体の磨耗損傷によりメインテナンスを行う場合にも、大径竿体とは別個に行うことができるので、それだけ、メインテナンス作業も容易である。
ここで、嵌合突起3bの保持内周面を大径竿体の竿元側内嵌面1bと称する。
弾性保持体3に使用する材料としては、ABS、ジュラコン等の熱可塑性樹脂、または、二トリルゴムやクロロプレンゴム等が使用でき、その他、軟性樹脂等が使用可能である。弾性保持体3の斜面3cの表面部分に、弾性保持体3とは異なる材料の二トリルゴム、クロロプレンゴム等のライニング材を施してもよく、また、弾性材等を表面に吹き付けることによって装着させて、弾性力を表面に付与するものであってもよい。
一方、元竿1の竿先端部1Aの内周面を竿先側内嵌面1aと称する。
又は、3つのプリプレグシートを重ね合わせてマンドレル7に巻回する。
磁石の粉としては、ネオジュウム、フェライトを主なものとしているが、より強力なアルニコ等を使用可能である。
但し、磁石としては円弧状のものを、円周方向に沿って等間隔に配置する構成を採ってもよい。
また、更には、細幅のプリプレグテープをメインパターン6A等の上から、或いは、メインパターン同士の間に挟みこむ状態で巻回する構成を採ってもよい。
ここに、元竿側磁石8と元上側磁石9とは、同磁極(N極またはS極)のもので構成される。
(1) 元竿側磁石8を元竿1に装着する第1の方法としては、図示してはいないが、第1メインパターン6A等をマンドレル7に巻回する前に、板状ゴム入り磁石8をそのマンドレル7に巻回した状態で、その巻回された板状ゴム入り磁石8の上から各メインパターン6A等を巻回し、その後焼成する方法がある。これによって、板状ゴム入り磁石8は元竿1の内周面に一体的に装着される。しかも、この場合には、板状ゴム入り磁石8は、焼成時に元竿1内に埋入することとなるので、元竿1の内周面と面一状態となり、剥がれにくくなる。
また、他の方法としては、次ぎのようなものでもよい。つまり、図示してはいないが、元竿1と同様に、マンドレルに3枚のメインパターンを巻回して竿素材を形成する場合に、板状ゴム入り磁石9を第1メインパターンと第2メインパターンとの間、または、第1メインパターンと第2メインパターンとの間に挟み込んで、マンドレルに巻回し、その後焼成する方法を採用してもよい。
1A 元竿の竿先端部
1B 急拡径部分
2 元上(小径竿体)
3 弾性保持体
8 元竿側磁石
9 元上側磁石
Claims (2)
- 小径竿体の竿元側外嵌面を大径竿体の竿先側内嵌面に嵌合させることにより、前記小径竿体を前記大径竿体より引き出した伸長状態に保持するともに、前記小径竿体の竿元側外嵌面を前記大径竿体の竿元側内嵌面に嵌合させることにより、前記小径竿体を前記大径竿体内に収納した収縮状態に保持する伸縮式竿であって、
前記大径竿体の竿軸線方向における中間位置に、前記大径竿体の他の部位に比べて竿元側ほど竿径が急拡大する急拡径部分を形成するとともに、前記大径竿体における前記急拡径部分と前記急拡径部分より竿元側に位置する前記竿元側内嵌面との間に、前記竿元側内嵌面より大径の大径中間部分を備え、前記大径中間部分と前記小径竿体の竿元側端部とに、互いに反発する磁石を装着してある伸縮式竿。 - 前記大径竿体の竿元側内周面に弾性保持体を装着し、前記弾性保持体の保持内周面で前記小径竿体の竿元側外嵌面を保持すべく構成してある請求項1記載の伸縮式竿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006320234A JP2008131885A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 伸縮式竿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006320234A JP2008131885A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 伸縮式竿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008131885A true JP2008131885A (ja) | 2008-06-12 |
Family
ID=39557186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006320234A Pending JP2008131885A (ja) | 2006-11-28 | 2006-11-28 | 伸縮式竿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008131885A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7980018B2 (en) * | 2007-07-12 | 2011-07-19 | Selfors Robert | Handle for fishing rod |
JP2018068215A (ja) * | 2016-10-31 | 2018-05-10 | グローブライド株式会社 | 尻手リングを備えた釣竿 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH02131870A (ja) * | 1988-11-09 | 1990-05-21 | Seiko Seiki Co Ltd | 内面研削盤の砥石ドレッシング制御方法 |
JPH0322413U (ja) * | 1989-07-14 | 1991-03-07 | ||
JP2004173682A (ja) * | 2002-11-12 | 2004-06-24 | Shimano Inc | 釣竿及び釣竿を構成する竿体の連結構造 |
JP2006288204A (ja) * | 2005-04-05 | 2006-10-26 | Shimano Inc | 振出竿 |
-
2006
- 2006-11-28 JP JP2006320234A patent/JP2008131885A/ja active Pending
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