JP2007006419A - スピーカ用ダンパ、スピーカおよびスピーカの組立方法 - Google Patents

スピーカ用ダンパ、スピーカおよびスピーカの組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】1種類のもので外径の異なる複数のボイスコイルボビンに対応することができるダンパを得る。
【解決手段】スピーカ用ダンパ5は、スピーカのフレーム16とボイスコイルボビン3との間に設けられ、フレーム16に対してボイスコイルボビン3を振動可能に支持する。ボイスコイルボビン3が貫通する内周枠10を有しており、この内周枠10は、環状の内周枠本体部11と、内周枠本体部11の内径側に設けられ内周枠本体部11より柔軟性が高い軟質部12とを有している。
【選択図】 図6

Description

本発明は、スピーカユニットのボイスコイルを支持するためのスピーカ用ダンパに関するものである。また、スピーカ用ダンパを用いたスピーカに関するものである。さらにこのスピーカの組立方法に関するものである。
スピーカにおいては、振動板に接続されたボイスコイルボビンが振動板を振動させることにより音響が発生する。ボイスコイルボビンは、フレームに対してダンパを介して振動可能に支持されている。ダンパは、磁場を形成する磁気回路空隙(磁気ギャップ)内で、ボイスコイルが他の部材と接触しないように且つ前後に振動可能にボイスコイルボビンを支持しなければならない。さらに、ボイスコイルボビンが静止した状態では、ダンパはボイスコイルを磁気ギャップの半径方向中心位置に保持しなければならない。さらに、ダンパは、磁気ギャップ内に異物が入らないように防塵するという役割も持つ。振動板を支持する支持部材としてエッジと大きく異なる点は、エッジが振動板の前後で生じる音の音響的短絡を防止するために通気性をなくすことが要求されるのに対し、ダンパは気密性による振動を阻害しないように適度な通気性が求められる点にある。
ダンパの種類としては、例えば、従来ベークライト板などを打ち抜いて作製していた蝶ダンパ(例えば、特許文献1参照)や、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸した織布を、同心円波形状に加熱成形して作製するコルゲーションダンパ(例えば、特許文献2参照)等がある。
特開平09−322290号公報 特開平08−186893号公報
従来のスピーカ用ダンパの内周枠内径(穴径)の大きさは、ボイスコイルボビンの外径の大きさによって決まる。また、ボイスコイルは、一般に磁気ギャップの中央に位置する直径を有している。そのため、ダンパの内周枠内径(穴径)の大きさは、磁気ギャップを形成するセンターポールの外径およびトッププレートの内径によって決まると言ってもよい。
また、ダンパの内周枠内径(穴径)の大きさは、ボイスコイルボビンに巻装されるボイスコイルの層の厚さ(半径方向径)によっても左右される。なぜならば、ダンパの内周枠(穴)にボイスコイルボビンを挿入する際、ボイスコイルが巻かれている側の端から挿入することとなるが、ダンパの内周枠は、このボイスコイルの巻かれている位置を通過して(乗り越えて)所定の接続位置まで進まなくてはならない。そのため、ボイスコイルの外径が大きければ、そこを通過するダンパの内周枠(穴)も大きくされなければならない。このようなことから、従来、ダンパは、少なくともボイスコイルボビンの外径の種類と同じ数の種類が必要であり、さらにそのボイスコイルボビンに巻装されるボイスコイルの層の厚さに応じてさらに種類が増え、多種のものを準備しなければならず、コスト増の原因になるので改善が求められていた。
一方、ボイスコイルボビンの外周面とダンパの内周枠とは接着剤にて固定される。しかしながら、上述したようにボイスコイルの巻装位置を通過させなければならない理由から、ダンパの内周枠(穴)の大きさは、ボイスコイルボビンの外径より大きくされている。このため、従来、ダンパの接続位置において、ダンパの内周枠(穴)とボイスコイルボビンとの間に所定の隙間が空いてしまっていた。そして従来、この隙間を埋めて且つ両者を固定するために、粘性の高い接着剤を多く必要としていた。これは、コスト増の原因になるばかりか、ボイスコイルボビンを含む振動系が重くなり性能を落とす原因にもなるので、改善が求められていた。
本発明は上述のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、1つのダンパで、複数の外径のボイスコイルボビンに対応することができるとともに、接着剤の量を削減してコストダウンを図ることができるスピーカ用ダンパを得ることを目的とする。また、このスピーカ用ダンパを用いることにより高性能とすることができるスピーカを得ることを目的とする。さらのこのスピーカ用ダンパを用いることにより容易となるスピーカの組立方法を得ることを目的とする。
上述した目的を達成するために、この発明にかかるスピーカ用ダンパは、スピーカのフレームとボイスコイルボビンとの間に設けられ、フレームに対してボイスコイルボビンを振動可能に支持するスピーカ用ダンパであって、ボイスコイルボビンが貫通する内周枠を有しており、この内周枠は、環状の内周枠本体部と、内周枠本体部のさらに内径側に設けられて内周枠本体部より柔軟性が高い軟質部とから構成されている。
また、この発明のスピーカは、振動板を振動可能に支持するダンパを有するスピーカであり、このダンパは、ボイスコイルボビンが挿入される内周枠と、スピーカフレームに支持される外周枠と、内周枠と外周枠との間に橋架された複数の可動腕とからなり、内周枠は、環状の内周枠本体部と、内周枠本体部のさらに内径側に設けられ内周枠本体部より柔軟性が高い軟質部とから構成されている。
さらにまた、この発明のスピーカの組立方法においては、上記スピーカにおいて、上記ダンパの内周枠の内径穴が広がるように軟質部を変形した状態で、上記ダンパにボイスコイルおよび錦糸線接続部のいずれかを通過させるようにしてボイスコイルボビンを挿入する。なお、「柔軟性が高い」とは、可撓性に富む、柔らかい及び剛性が小さいことをいう。
以下に、本発明にかかるスピーカ用ダンパ、スピーカおよびスピーカの組立方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。以下では、まず本発明のスピーカの概略と特徴を実施の形態として説明し、その後にスピーカ用ダンパ、スピーカおよびスピーカの組立方法に関する実施例を説明する。
[実施の形態1]
実施の形態1のスピーカは、スピーカ用ダンパ(以下、単にダンパという)を有している。ダンパは、フレームとボイスコイルボビンとの間に設けられており、フレームに対してボイスコイルボビンを振動可能に支持する。ダンパは、フレームに支持される外周枠と、内周枠と外周枠との間に橋架された複数の(スポーク)可動腕とを有する蝶ダンパである。
ダンパは、ボイスコイルボビンが貫通する内周枠を有しており、この内周枠は、環状の内周枠本体部と、この内周枠本体部の内径側に設けられ内周枠本体部より柔軟性が高い(柔らかい、剛性が小さい)軟質部とを有している。
本実施の形態のスピーカにおいては、上記構成の特徴により、ダンパの内周枠の内径穴が広がるように軟質部を変形させた状態で、ボイスコイルおよび錦糸線接続部のいずれかを通過させてボイスコイルボビンを挿入することができる。1つのダンパで、複数の外径のボイスコイルボビンに対応することができる。また、ボイスコイルボビンとダンパとの間の隙間が小さくなるので接着剤の量を削減することができ、コストダウンを図ることができる。
[実施の形態2]
実施の形態2のスピーカのスピーカ用ダンパにおいては、内周枠本体部は円環状を成し、軟質部は、内周枠本体部の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。そのため、同じ力の加え方にて軟質部は一様に変化することとなり、これにより作業が容易となり作業時間が短くなるので、コストダウンを図ることができる。
[実施の形態3]
実施の形態3のスピーカのスピーカ用ダンパにおいては、ダンパの軟質部は、内周枠本体部に接続する外径部よりボイスコイルボビンに接触する内径部の方が柔軟性を高くされている。そして、軟質部は、内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状が、ほぼ三角形状とされている。この構成の特徴により、軟質部の柔軟性は外径側より内径側に向かって徐々に高くされている。そのため、内径側の方がより多く変形し、ボイスコイルボビンを挿入し易い形状に変形する。
[実施の形態4]
実施の形態4のスピーカのスピーカ用ダンパにおいては、ダンパの軟質部には、半径方向内側からスリットが形成されている。この構成の特徴により、柔軟性が高い軟質部を構成するに際し、スリットを形成することで、容易に柔軟性を持たせることができる。そして、スリットは、内周枠の中心から延びる渦流線に沿って形成されている。この構成の特徴により、より滑らかな変化の柔軟性を形成することができるとともに、内周枠にボイスコイルボビンを挿入する際に、ボイスコイルボビンをスリットの形成方向に回転させながら挿入すれば、軟質部が無理なく変形して軟質部を傷めることがないとともに、軟質部をさらに容易に且つ適切な形状に変形させながら挿入することができ、作業性がさらに向上する。
[実施の形態5]
実施の形態5のスピーカのスピーカ用ダンパにおいては、軟質部の内周縁穴径は、ボイスコイルの接続位置外径よりも大きい。この構成の特徴により、ダンパとボイスコイルボビンとの接続位置において、ダンパの軟質部の内周縁がボイスコイルに接触しない。そのため、スピーカの組立工程時に、ボイスコイルボビンの位置決めに際して、ダンパからボイスコイルボビンに対して押圧力が働くことがなく、ボイスコイルボビンは、例えば、ボイスコイルゲージにより、磁気ギャップ(或いは、磁気回路)に対して、正確に位置決めされる。一方、上記のように、ボイスコイルボビンとダンパとの間の隙間が小さくなるので接着剤の量を削減することができ、コストダウンを図ることができる。
なお、実施の形態1から5において、軟質部は、必ずしも内周枠本体部の内周縁に全周にわたって設けられている必要はなく、断続的に設けられてもよいし、所定の間隔を空けて周期的に(飛び飛びに)設けられてもよい。また、ダンパは、蝶ダンパに限らずコルゲーションダンパでもよい。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
(実施例1)
図1は実施例1のスピーカ装置の横断面図である。図1において、本実施例のスピーカ80は、振動板1、センターキャップ2、ボイスコイルボビン3およびボイスコイル4から成る振動構造と、マグネット23、トッププレート24、センターポール26およびヨーク27から成る磁気回路とを有している。
リング状のマグネット23の前面側および背面側に、鉄などの磁性材料からなるトッププレート24とヨーク27とが取り付けられている。ヨーク27の前面中央部に、ヨーク27と一体化されたセンターポール26が配設されている。そして、センターポール26の外周面とトッププレート24の内周面との間に、磁気ギャップが形成されている。すなわち、マグネット23、トッププレート24、ヨーク27およびセンターポール26は、センターポール26の外周面とトッププレート24の内周面との間に磁気ギャップを形成する磁気回路を構成している。トッププレート24の前面には、フレーム16が取り付けられている。
トッププレート24の前方には、概略したラッパ型の振動板1が、大径部を前方に向けて配設されている。円筒形のボイスコイルボビン3が、センターポール14および磁気回路と中心軸を一致させて配置されている。ボイスコイルボビン3は、弾性を有する蝶ダンパ(以下、単にダンパと称する)5によってフレーム16から支持されて、中心軸に沿って前後方向に進退動可能とされている。振動板1は円錐形の大径部の円周縁部をフレーム16の外周縁部に固定されて、円錐形の小径部をボイスコイルボビン3の外周面に接合されて支持されている。ボイスコイルボビン3の外周面にはボイスコイル4が巻装されている。そして、このボイスコイルボビン3は、ボイスコイル4が磁気ギャップ内の所定位置に位置するように配設されている。
ボイスコイル4は、ボイスコイルボビン3を介してダンパ5により、その位置を規制された状態で支持されている。すなわち、ボイスコイルボビン3は、動作時に前後方向に変位するが、その際に、ボイスコイル4が対向する部材と接触しないようにされなければならず、さらに、ボイスコイル4の静止時に、正規の位置に保持されなければならない。この目的のためにダンパ5が設けられている。
フレーム16の中間部には、全周にわたって2つの段部が形成されている。2つの段部のうち、スピーカ80の前方側の段部には、ダンパ5に向かう錦糸線6が接続されるターミナル7が配設されている。スピーカ80の後方側の段部には、ダンパ5の外周枠8が支持固定されている。
図2はダンパ5の正面図である。図3は図2のIII−III線に沿う矢視断面図である。図2に示されるように、ダンパ5は、スピーカ80のフレーム16に支持される外周枠8と、ボイスコイルボビン3が挿入される内周枠10と、内周枠10と外周枠8との間に橋架された複数(本実施例の場合、6本)のスポーク(可動腕)9とから構成されている。このうち内周枠10は、環状の内周枠本体部11と、この内周枠本体部11の内径側に設けられ内周枠本体部11より柔軟性が高い軟質部12とから構成されている。内周枠本体部11は、概略円環状を成し、軟質部12は、この内周枠本体部11の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。
図3に示されるように、軟質部12は、内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状が、ほぼ三角形状とされている。そしてさらに軟質部12は、内周枠本体部11につながる外径部12aより、ボイスコイルボビン3側となる内径部12bの方が柔軟性を高くされている。つまり、柔軟性の変化は、外径部12aより内径部12bに向かって徐々に高くなるようにされている。
なお、軟質部12は、必ずしも内周枠10の内周枠本体部11の内周縁に沿って全周にわたって設けられている必要はなく、断続的に設けられてもよいし、所定の間隔を空けて周期的に設けられてもよい。このようなダンパ5において、内周枠10と外周枠8と複数のスポーク9とは、熱可塑性樹脂により一体に成形されて作製される。このように構成されたダンパ5は、内周枠10の内側にボイスコイルボビン3を挿入して支持するとともに、その外周枠8をスピーカフレーム16に図示しない接着剤により固着されて支持されている。
図4−1から図4−3にそって、ボイスコイルボビン3とボイスコイル4の製造方法を説明する。まず、図示しない円筒状の巻芯棒に樹脂フィルム或いは円筒部材などが巻かれてボイスコイルボビン3が形成される。このボイスコイルボビン3の一端側(磁気回路側)に細径の巻線が巻回されてボイスコイル4が形成される。ボイスコイル4の巻始めと巻終わりの引出線4a,4aは、ボイスコイル4が巻かれている位置と反対方向に所定の距離だけ延びその位置で錦糸線6,6と接続される(図4−1)。引出線4a,4aと錦糸線6,6との接続部は、まずハンダ付けにて接合され(図4−2)、その後、保護樹脂15にて覆われる(図4−3)。
ボイスコイルボビン3にダンパ5が装着されて、その後、両者がフレーム16に取り付けられる様子を図5−1から図5−3にそって説明する。まず、図5−1に示されるように、ボイスコイルボビン3にボイスコイルゲージ70が挿入される。これは、脆弱なボイスコイルボビン3を保護する目的もある。この状態で、ボイスコイルボビン3のボイスコイル4が巻回されている側からダンパ5が装着される。このとき、ダンパ5にボイスコイルボビン3を挿入しようとすると、ボイスコイル4の外周部に軟質部12が接触して、ボイスコイル4の外周部に押圧されるようにして、軟質部12の内径部12bは、穴を広げるように変形する。ボイスコイルボビン3は、この内径部12bが変形した状態で図5−1の矢印Aのように、錦糸線接続部とボイスコイル4との間の所定の接続位置まで挿入される。接続位置に至ったダンパ5は軟質部12の変形が完全に無くなっている。なお、このときはまだ接着剤により固定されてないので、ダンパ5はボイスコイルボビン3に対して自由に動く状態にある。
次に、図5−2に示されるように、ボイスコイルボビン3にボイスコイルゲージ70が挿入された状態のまま、図5−3に示されるように、このボイスコイルボビン3を装着したボイスコイルゲージ70がセンターポール26に嵌着される。これにより、ボイスコイルボビン3及びボイスコイル4は、磁気回路の形成する磁気ギャップ内においてセンターポール26及びトッププレート24に当接すること無く保持されるとともに、センターポール26及びトッププレート24に対して正確に位置決めされることとなる。このボイスコイル4が正確に位置決めされた状態で、ダンパ5とボイスコイルボビン3が図示しない接着剤により固着される。つまり、ダンパ5の外周枠8とフレーム16の段部とが接着剤により固着され、ダンパ5の内周枠10とボイスコイルボビン3とが接着剤により固着される。なお、軟質部12の内周縁にてボイスコイルボビン3を支持することになるが、最終的に接着剤にて固着するのでボイスコイル4を正確な位置に規制するのに十分な強度は得ることができる。
次に、図5−4に示されるように、ボイスコイルボビン3の前端部とフレーム16との間に振動板1が取り付けられる。その後、図示されてないが、振動板1の中央部にセンターキャップ2が取り付けられる。
図6はボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。本実施例のダンパ5の軟質部12は、錦糸線接続部とボイスコイル4との間の所定の接続位置まで挿入されたとき、その先端がボイスコイルボビン3の外周面に若干接触する。そのため、両者を少ない量の接着剤18にて十分な強度で固定することができる。接着剤18が少量で済むことの利点としては、接着剤を少量とすることによるコスト削減、軽量化による音質の向上、接着剤の固化完了までの時間が短縮されることによる工程時間の削減等があり、その効果は大きい。
図7はボイスコイルボビンの外径が大きい場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。図7の例は、センターポール26Aが太くなったために、ボイスコイルボビン3Bの外径も太くされた場合を示している。本実施の形態のボイスコイルボビン3が、外径が大きいボイスコイルボビン3Aに替わっても、軟質部12が変形することにより、外径増大の変化が吸収されるので、ボイスコイルボビン3Aの外径が、所定量以内で大きくなる場合には問題なく支持固定することができる。しかしながらこのとき、接着した後にダンパ5の変形部の復元力が残らないようにすることが大切である。この復元力がボイスコイルボビン3Aの位置をずらす可能性があるからである。そのため、通常ではダンパ5の変形部の復元力を接着剤で殺せる程度の変形までが許容できる。
なお、図示しないが、逆に、ボイスコイルボビン3の外径が小さくなった場合には、ボイスコイルボビンとダンパとの間隙が大きくなるが、所定量以内にて小さくなる場合には、従来技術と同様に、所定の粘性の有る接着剤でこの間隙を埋めながら固着することで、問題なく支持固定することができる。
図8はボイスコイルボビンの外径が所定量を超えて大きい場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。図8に示されるように、図7のボイスコイルボビン3Aに替わって外径が所定量を超えた太さのボイスコイルボビン3Bが用いられた場合、軟質部12の変形量が大きくなり、ボイスコイルボビン3Bに過大な押圧力が加わって正規の位置に保持できなくなる。このように軟質部12が変形するといえども所定量を超えるような太さのボイスコイルボビン3Bには適用することはできない。ただし、接着時にダンパ5の変形部を強制的に拘束してしまうようなジグを用意して、接着固定の後、ダンパ5の押圧力がボイスコイルボビン3Bに働かないようにすることにより、この太さのボイスコイルボビン3Bに適用可能とすることもできる。
図9はボイスコイルが4層巻きの場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。図9に示されるように、ボイスコイルボビン3に巻かれるボイスコイル4が図6の2層巻きのものから4層巻きのボイスコイル4Aに替わり、ボイスコイル4Aの外径が大きくなった場合でも、軟質部12が変形して内周縁がボイスコイル4Aを乗り越えることができるので、問題なく支持固定することができる。
以上のように、本実施例のスピーカ80においては、ダンパ5の内周枠10は、所定の剛性を有する環状の内周枠本体部11と、この内径枠本体部11の内径側に設けられ内径枠本体部11より柔軟性が高い(柔らかい、剛性が小さい)軟質部12から構成されている。この構成の特徴により、ダンパ5の内周枠10の内径穴が広がるように、軟質部12を変形させた状態で、ボイスコイル4を乗り越えるように通過させ、ボイスコイルボビン3を挿入することができる。そして、ダンパ接続位置においては、理想的にはダンパの変形がなくなった状態で接触し、そうでない場合でも、ダンパ接続位置のダンパ5とボイスコイルボビン3との間隙が小さくなる。或いは、軟質部12が所定料以内の変形をすることにより外径の変化を吸収する。そのため、1つのダンパ5で、複数の外径のボイスコイルボビン3に対応することができる。また接着剤18の量を削減してコストダウンを図ることができる。
また、軟質部12は、内径枠本体部11につながる外径部12aに対してボイスコイルボビン3に接触する内径部12bの方が柔軟性が高い。そして、軟質部12は、内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状がほぼ三角形状とされている。この構成の特徴により、軟質部12の柔軟性は外径部12aより内径部12bに向かって徐々に高くなっており、そのため、内径部12bの方がより多く変形し、ボイスコイルボビン3を挿入し易い形状に変形する。
なお、本実施例においては、錦糸線接続部に接続された錦糸線が障害となり、錦糸線接続部方向からのダンパ5の挿入が不可能であるが、錦糸線接続部方向からの挿入が可能で有れば、錦糸線接続部方向からダンパ5を装着するようにしてもよい。
また、本実施例のダンパ5は、外周枠8が円形のものであるが、軟質部12を有する本実施例の内周枠10の構成上の特徴は外周枠が楕円のダンパであっても適用することができる。
(実施例2)
図10は実施例2のスピーカ用ダンパの要部の正面図である。なお、図10はボイスコイルボビンを挿入する内周枠の近傍のみを示している。図11は図10のXI−XI線に沿う矢視断面図である。本実施例のダンパ25の内周枠20は、環状の本体部21と、この本体部21の内径側に設けられ本体部21より柔軟性が高い軟質部22から構成されている。本体部21は、概略円環状を成し、軟質部22は、本体部21の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。そして、本実施例のダンパ25には、軟質部22に半径方向内側からスリット22cが形成されている。
図11に示されるように軟質部22は、内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状が、ほぼ三角形状とされている。軟質部22は、本体部21につながる外径部22aに対してボイスコイルボビン3に接触する内径部22bの方が柔軟性を高くされている。そして、この断面三角形状とスリット22cの効果により、柔軟性の変化は、外径部12aより内径部12bに向かって徐々に高くされている。
このように、本実施例のダンパ25においては、軟質部22にスリット22cが形成されているので、材質を変えずに容易に軟質部22の柔軟性を高くする(剛性を小さくする)ことができる。また、スリット22cは、内周枠20の中心位置から延びる渦流線に沿うような形状とされている。つまり、中心位置から延びる放射線に対して所定の角度傾くような円弧形状とされている。この構造により、より滑らかな柔軟性の変化を形成することができるとともに、ボイスコイルボビン3を挿入する際、ボイスコイルボビン3をスリット22cの形成方向に回転させながら挿入することにより、軟質部22を適切な形状に変形させながら挿入することができる。
(実施例3)
図12は実施例3のスピーカ用ダンパの斜視図である。本実施例のダンパ35は、コルゲーション型のダンパであり、振動板を前後方向に振動可能に支持するために設けられた蛇腹円板状の同心円波状部19を有している。波状部19は、外周縁部19aをフレーム16に支持され内周縁部に内周枠20を接続している。錦糸線6は、波状部19上をはうように設けられている。内周枠20の構造は実施例2のものと同様である。このようなコルゲーションダンパ35においても、実施例2の効果と概略同様な効果を得ることができる。
(実施例4)
図13は実施例4のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。本実施例の内周枠30は、環状の内周枠本体部31と、この内周枠本体部31の内径側に設けられ内周枠本体部31より柔軟性が高い軟質部32から構成されている。内周枠本体部31は円環状を成し、軟質部32は、内周枠本体部31の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。軟質部32は、厚さがほぼ均一の平板リング状とされ、内周枠本体部31の前後方向中間部から、半径方向内側に延び半径方向断面形状が、ほぼ直線状とされている。このような内周枠30においては、軟質部32が内周枠本体部31との接続部より大きく変形するのでより外径の太いボイスコイルボビンに適用可能である。
(実施例5)
図14は実施例5のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。本実施例の内周枠40は、環状の内周枠本体部41と、この内周枠本体部41の内径側に設けられ内周枠本体部41より柔軟性が高い軟質部42から構成されている。内周枠本体部41は円環状を成し、軟質部42は、内周枠本体部41の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。軟質部42は、内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状が、ほぼ三角形状とされている。軟質部42は、内周枠本体部41につながる外径部42aよりボイスコイルボビン3に接触する内径部42bの方が柔軟性を高くされている。この柔軟性の変化は、外径部42aより内径部42bに向かって徐々に高くされている。このような内周枠40においては、形成される各面の形状が単純で作製し易く、コストダウンを図ることができる。
(実施例6)
図15は実施例6のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。本実施例の内周枠50は、環状を成し内側面に全周にわたり係合突起51aを有する内周枠本体部51と、環状を成し内周枠本体部51の内径側で、係合突起51aに系合する係合凹部52aを有し内周枠本体部51より柔らかい(柔軟性が高い、剛性が小さい)材料で作成された軟質部52から構成されている。内周枠本体部51は円環状を成し、軟質部52は、内周枠本体部51の内周縁に沿って全周にわたって設けられている。本実施例の内周枠50のように軟質部52を別部材とすることにより、より自由に軟質部52の柔軟性を選択することができ、性能を向上させることができる。
実施例1のスピーカ装置の横断面図である。 図1のダンパの正面図である。 図2のIII−III線に沿う矢視断面図である。 ボイスコイルボビンに巻線が巻回された様子を示す2方向から見た側面図である。 ボイスコイルの引出線に錦糸線がハンダ付けされた様子を示す2方向から見た側面図である。 ボイスコイルボビンのハンダ付けされた箇所が保護樹脂15にて覆われる様子を示す2方向から見た側面図である。 ボイスコイルボビンにダンパが装着されようとする様子を示す断面図である。 ボイスコイルボビンにダンパが装着された様子を示す断面図である。ボイスコイルゲージが挿入される様子を示す断面図である。 ボイスコイルボビンを装着したボイスコイルゲージがセンターポールに嵌着される様子を示す断面図である。 ボイスコイルゲージが外されボイスコイルボビンに振動板が取り付けられる様子を示す断面図である。 ボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。 ボイスコイルボビンの外径が大きい場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。 ボイスコイルボビンの外径が小さい場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。 ボイスコイルが4層巻きの場合のボイスコイルボビンとダンパとの接続部付近を拡大して示す要部断面図である。 実施例2のスピーカ用ダンパの要部の正面図である。 図10のXI−XI線に沿う矢視断面図である。 実施例3のスピーカ用ダンパの斜視図である。 実施例4のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。 実施例5のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。 実施例6のスピーカ用ダンパの内周枠の近傍の断面図である。
符号の説明
1 振動板
2 センターキャップ
3,3A,3B ボイスコイルボビン
4 ボイスコイル(2層巻き)
4A ボイスコイル(4層巻き)
4a 引出線
5,25 ダンパ
6 錦糸線
7 ターミナル
8 外周枠
9 スポーク(可動腕)
10,20,30,40,50 内周枠
11,21,31,41,51 内周枠本体部
12,22,32,42,52 軟質部
12a,22a,42a 外径部
12b,22b,42b 内径部
15 保護樹脂
16 フレーム
18 接着剤
19 波状部
19a 外周縁部
22c スリット
23 マグネット
24 トッププレート
26,26A,26B センターポール
27 ヨーク
35 コルゲーションダンパ
51a 係合突起
52a 係合凹部
70 ボイスコイルゲージ


Claims (25)

  1. スピーカのフレームとボイスコイルボビンとの間に設けられ、前記フレームに対して前記ボイスコイルボビンを振動可能に支持するスピーカ用ダンパにおいて、
    前記ボイスコイルボビンが貫通する内周枠を有し、
    前記内周枠は、環状の内周枠本体部と、該内周枠本体部の内径側に設けられ前記内周枠本体部より柔軟性が高い軟質部とを有している
    ことを特徴とするスピーカ用ダンパ。
  2. 前記軟質部と前記ボイスコイルとが接着剤にて固着されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のスピーカ用ダンパ。
  3. 前記内周枠本体部は円環状を成し、前記軟質部は、前記内周枠本体部の内周縁に沿って全周にわたって設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のスピーカ用ダンパ。
  4. 前記軟質部は、前記内周枠本体部に連続する外径側より前記ボイスコイルボビンに接触する内径側の方が柔軟性が高い
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  5. 前記軟質部の柔軟性は、外径側より前記内径側に向かって徐々に高くされている
    ことを特徴とする請求項4に記載のスピーカ用ダンパ。
  6. 前記軟質部は、外径側から内径側に向かって徐々に厚さを薄くされ、半径方向断面形状がほぼ三角形状とされている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  7. 前記軟質部に半径方向内側からスリットが切り込まれている
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  8. 前記スリットは、前記内周枠の中心から延びる渦流線に沿うように形成されている
    ことを特徴とする請求項7に記載のスピーカ用ダンパ。
  9. 前記軟質部の内周縁穴径は、前記ボイスコイルの接続位置外径よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  10. 前記軟質部は、前記内周枠の内周面に沿って全周にわたって連続して設けられている
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  11. 前記軟質部は、前記内周枠の内周面に全周にわたって断続的に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  12. 前記内周枠と、前記フレームに支持される外周枠と、前記内周枠と前記外周枠との間に橋架された複数の可動腕とを有する蝶ダンパである
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  13. 前記内周枠と、前記外周縁部をフレームに支持され内周縁部に前記内周枠を接続する同心円波状部とを有するコルゲーションダンパである
    ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  14. 前記内周枠と前記外周枠と複数の可動腕とが、熱可塑性樹脂により一体に成形されていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  15. 前記軟質部が、前記外周枠および前記可動腕と異なる材料にて作製されている
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載のスピーカ用ダンパ。
  16. フレームとボイスコイルボビンとの間に設けられ、前記フレームに対して前記ボイスコイルボビンを振動可能に支持するダンパを備えたスピーカにおいて、
    前記ダンパは、前記ボイスコイルボビンが貫通する内周枠を有し、該内周枠は、環状の内周枠本体部と、該内周枠本体部の内径側に設けられ前記内周枠本体部より柔軟性が高い軟質部とを有している
    ことを特徴とするスピーカ。
  17. 前記ダンパの前記軟質部と前記ボイスコイルとが、接着剤にて固着されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のスピーカ。
  18. 前記ダンパの前記内周枠本体部が、円環状を成し、前記軟質部は、前記内周枠本体部の内周縁に沿って全周にわたって設けられている
    ことを特徴とする請求項16または17に記載のスピーカ。
  19. 前記ダンパの前記軟質部は、前記内周枠本体部に連続する外径側より前記ボイスコイルボビンに接触する内径側の方が柔軟性が高い
    ことを特徴とする請求項16から18のいずれか1項に記載のスピーカ。
  20. 前記ダンパが、前記内周枠と、前記フレームに支持される外周枠と、前記内周枠と前記外周枠との間に橋架された複数の可動腕とを有する蝶ダンパである
    ことを特徴とする請求項16から19のいずれか1項に記載のスピーカ。
  21. 前記ダンパが、前記内周枠と、前記外周縁部をフレームに支持され内周縁部に前記内周枠を接続する同心円波状部とを有するコルゲーションダンパである
    ことを特徴とする請求項16から20のいずれか1項に記載のスピーカ。
  22. スピーカのフレームとボイスコイルボビンとの間に設けられ、前記フレームに対して前記ボイスコイルボビンを振動可能に支持して、該ボイスコイルボビンが貫通する内周枠を有して、該内周枠が、環状の内周枠本体部と、該内周枠本体部の内径側に設けられ前記内周枠本体部より柔軟性が高い軟質部とを有しているスピーカ用ダンパを備えたスピーカの組立方法であって、
    前記スピーカ用ダンパの前記内周枠の内径穴が広がるように、前記軟質部を変形させた状態で前記内径穴に前記ボイスコイルボビンを挿入する
    ことを特徴とするスピーカの組立方法。
  23. 前記ダンパの前記内径穴に前記ボイスコイルボビンを挿入した後、
    所定の接続位置にて前記ダンパの前記軟質部と前記ボイスコイルとを接着剤にて固着する
    ことを特徴とする請求項22に記載のスピーカの組立方法。
  24. 前記スピーカ用ダンパの前記軟質部を変形させて、前記ボイスコイル側から前記ボイスコイルボビンを挿入する
    ことを特徴とする請求項22または23に記載のスピーカの組立方法。
  25. 前記スピーカ用ダンパの前記軟質部を変形させて、錦糸線接続部側から前記ボイスコイルボビンを挿入する
    ことを特徴とする請求項22または23に記載のスピーカの組立方法。

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