JPWO2009040898A1 - スピーカ振動体用支持部材、およびスピーカ装置 - Google Patents

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Abstract

簡単な構成で中音域のディップを低減すること、比較的高音質の再生音を得ること、比較的高音圧の再生音を得ること。スピーカ用振動体用支持部材をエッジに採用したスピーカ装置は、複数の折曲部、詳細には頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部85を有し、可動部85は、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されているので、エッジ8が比較的高い剛性を有し、例えばスピーカ振動体用支持部材にダンプ剤層や樹脂層などを形成することなく、簡単な構成で中音域のディップを低減することができる。

Description

本発明は、スピーカ振動体用支持部材、およびスピーカ装置に関する。
コーン型振動板、外磁型磁気回路等を備えた一般的なスピーカ装置では、振動板外周部がエッジやダンパ等の支持部材を介してフレームに振動自在に支持されている。上記構成のスピーカ装置では、スピーカ駆動時、振動板と支持部材の共振現象や不要な振動により、音圧周波数特性の中音域にディップが発生する場合がある。
この中音域のディップを低減するために、例えばエッジにダンプ剤(制動剤)を塗布したスピーカ装置や、紙製のエッジ基材にポリオレフィンポリオール樹脂を塗布して樹脂層を形成したスピーカ装置などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−244686号公報
しかし、上記エッジにダンプ剤を塗布したスピーカ装置では、粘着性を有するダンプ剤を、最終製造工程時エッジに塗布することを要する。
また、上記紙製のエッジ基材に樹脂層を形成したスピーカ装置では、エッジ基材が紙材であり、適用材料が限定されてしまう。また、このスピーカ装置では、エッジ基材に樹脂層を形成するために比較的重量が重くなり、比較的大音圧の再生音を得にくくなる場合がある。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、スピーカ振動体用支持部材にダンプ剤層や樹脂層を形成することなく、簡単な構成で中音域のディップを低減すること、比較的高音質の再生音を得ること、比較的高音圧の再生音を得ること、等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明は、以下の各独立請求項に係る構成を少なくとも具備するものである。
本発明に係るスピーカ振動体用支持部材は、スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部を有し、前記可動部は、前記頂部折曲部が、前記内側折曲部と前記外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係るスピーカ振動体用支持部材は、スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、立ち上り部と、立ち下り部と、前記立ち上り部と前記立ち下がり部との間に設けられる頂部折曲部とを備える可動部を有し、径方向と前記立ち上り部との間の角度が、前記径方向と前記立ち下り部との間の角度より大きいことを特徴とする。
また、本発明に係るスピーカ装置は、上記スピーカ振動体用支持部材を備えていることを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材を採用したスピーカ装置100の断面図である。 図1に示したスピーカ装置100のエッジ8付近を拡大した断面図である。 図2に示したエッジを説明するための断面図であり、(A)はエッジの断面図、(B)はエッジの折曲部を説明するためのエッジの拡大図である。 一般的なエッジ8Jの動作を説明するための図であり、詳細には(A)は非駆動時のエッジ8Jの断面図であり、(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図であり、(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8Jの断面図であり、(D)は振動板が下方(音響放射方向に対して反対方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図である。 図1に示した本発明の一実施形態に係るスピーカ装置100のエッジ8の動作を説明するための図であり、(A)は非駆動時のエッジ8の断面図であり、(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8の断面図であり、(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8の断面図であり、(D)は振動板が下方(音響放射方向に対して反対方向)に変位した場合のエッジ8の断面図である。 シミュレーション結果を説明するための図であり、(A)は一般的なエッジJの断面図であり、(B)は本発明の一具体例に係るエッジ(支持部材)Pの断面図であり、(C)は音圧レベルの周波数特性を示す図である。 (A)は山形状の頂部の曲率半径が異なるエッジA1〜A3の断面図であり、(B)は(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。 (A)は山形状の可動部の立ち上り角度が異なるエッジB1〜B3の断面図であり、(B)は(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。 (A)は内側可動部の立ち上り角度(AG1)と外側可動部の立ち上り角度(AG3)の角度が異なるエッジC1〜C3の断面図であり、(B)は(A)に示したエッジC1〜C3の音圧周波数特性を示す図である。 (A)は山形状の可動部の立ち上り角度が異なるエッジD1〜D3の断面図であり、(B)は(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。
本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材は、スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部を有し、可動部は、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施形態に係るスピーカ装置は、上記スピーカ振動体用支持部材を備えることを特徴とする。
上記構成のスピーカ振動体用支持部材を備えるスピーカは、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されている可動部を備えるので、例えば頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央に位置する断面形状が単純な山形状の支持部材と比べて、比較的大きな剛性を有し、スピーカ駆動時に中音域(例えば、約300Hz〜1kHz程度)の共振や不要な振動を低減して、音圧周波数特性の中音域のディップを低減することができる。
また、本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材は、立ち上り部と、立ち下り部と、立ち上り部と立ち下がり部との間に設けられる頂部折曲部とを備える可動部を有し、径方向と立ち上り部との間の角度が、径方向と立ち下り部との間の角度より大きいことを特徴とする。
上記構成のスピーカ振動体用支持部材を備えるスピーカは、可動部の立ち上り部と径方向との間の角度が、径方向と立ち下り部との間の角度より大きいので、例えば頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央に位置する単純な山形状の支持部材と比べて、比較的大きな剛性を有し、スピーカ駆動時に中音域での共振や不要な振動を低減して、音圧特性の中音域のディップを低減することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材、およびスピーカ装置を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材を採用したスピーカ装置100の断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係るスピーカ装置100は、磁石1、プレート2、ヨーク3、磁気回路4、スピーカフレーム(フレームともいう)5、振動板6、ボイスコイルボビン7、ボイスコイル71、エッジ8、ダンパ9、およびセンターキャップ601を有する。本実施形態に係る磁気回路4としては、上記磁石1、プレート2、ヨーク3を有する内磁型磁気回路を採用するが、この形態に限られるものではなく、例えば外磁型磁気回路を採用してもよい。
エッジ8は本発明に係るスピーカ振動体用支持部材の一実施形態に相当する。ダンパ9は本発明に係るスピーカ振動体用支持部材の一実施形態に相当する。振動板6およびボイスコイルボビン7は、本発明に係る振動体の一実施形態に相当する。スピーカフレーム5は本発明に係るスピーカフレームの一実施形態に相当する。
磁石1は、例えばネオジウム系、サマリウム・コバルト系、アルニコ系、フェライト系磁石等の永久磁石等により形成されている。磁石1は、例えば円形で平板形状に形成されており、略同じ外径と略同じ又は小さく形成されている。磁石1はヨーク3上に配置されている。
プレート2は、例えば、円形で平板形状に形成されており、磁石1上に配置されている。プレート2は、例えば透磁率及び飽和磁束密度が比較的高い金属で形成されている。
ヨーク3は、凹部形状に形成され、中央部に磁石1が配置されている。また、ヨーク3は、例えば、透磁率及び飽和磁束密度が比較的高い金属で形成されている。また、ヨーク3の外周端部は、プレート2の高さ付近まで延出されている。
磁気回路4は、上記磁石1、プレート2、およびヨーク3を有する。磁気回路4は、ヨーク3の外周端部とプレート2間に磁気ギャップ(G)が形成されており、この磁気ギャップ(G)には、ボイスコイルボビン7に巻回されたボイスコイル71が振動自在に配置されている。
フレーム5は、略円錐形状に形成されており、ヨーク3の端部が取り付けられた内周端部51と、エッジ8の端部が取り付けられた外周端部52とを有する。また、内周端部51と外周端部52の略中央部には、ダンパの外周端部が取り付けられる段部53が形成されている。また、フレーム5は、例えば樹脂などの高分子材料、金属材料などにより構成されている。
振動板6は、例えば内周端部61がボイスコイルボビン7に接着剤などにより固定されており、外周端部62がエッジ8を介してフレーム5に振動自在に支持されている。振動板6としては、例えばドーム形状、コーン形状、平板形状、ホーン形状など各種形状を採用することができる。本実施形態に係る振動板6は例えば図1に示すように、コーン形状に形成されている。振動板6は、例えば金属材料、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂等の高分子材料、紙等の繊維材料により構成されている。金属材料としては、例えばアルミニウムやチタニウム、ジュラルミン、ベリリウム、マグネシウム合金等を採用することができる。熱可塑性樹脂としては、例えばポリプロピレン樹脂や、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタアクリレート等を採用することができる。熱硬化性樹脂としては、例えばポリプロピレン樹脂や、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタアクリレート等を採用することができる。
また、振動板6の中央部には、図1に示すように、防塵用のセンターキャップ601が設けられている。
ボイスコイルボビン7は、例えば図1に示すように、筒形状に形成されており、振動方向(z軸方向)がスピーカ中心軸に一致するように配置されている。
ボイスコイル71は、上述したように、ボイスコイルボビン7に巻回されている。ボイスコイル71は、例えばフレーム5に形成された端子部501と導電線711により電気的に接続されている。
ダンパ9は、内周部91がボイスコイルボビン7に接着剤などにより固定され、外周端部がフレーム5に接着剤などにより固定されており、内周部91と外周部92の径方向中央部付近に、断面形状が略波形状の可動部93が形成されている。ダンパ9は、磁気回路4の磁気ギャップ(G)内でボイスコイルボビン7が接触しないように、上下方向(z軸方向:音響放射方向)に沿って振動可能に支持するとともに、静止した状態で、ボイスコイル71を規定位置に保持する。本実施形態に係るダンパ9は、例えば径方向断面形状が波型形状に形成されていてもよいし、後述するように本発明に係るエッジ8と同様な形状や材質を有していてもよい。
[エッジ8]
図2は、図1に示したスピーカ装置100のエッジ8付近を拡大した断面図である。図3は図2に示したエッジを説明するための断面図である。詳細には図3(A)はエッジの断面図、図3(B)はエッジの折曲部を説明するためのエッジの拡大図である。図2,図3(A),図3(B)を参照しながら、エッジ8を詳細に説明する。
エッジ8は、振動板6の外周端部62と、フレーム5の外周端部52との間に設けられており、例えばリング形状に形成されている。エッジ8の形成材料としては、例えば、紙、ゴム、樹脂、布、革など公知の材料を採用することができる。エッジ8は、振動板6の変位に対して柔軟に追従して、振動板6を振動自在に支持する。エッジ8の内周端部81と外周端部82との間には、断面形状が山形状の可動部83が形成されている。またエッジ8は振動板6の音響的終端としての機能を有する。
エッジ8は、図2に示すように、振動板取付部801、フレーム取付部802、および可動部83を有する。
振動板取付部801は、内周端部81に形成されており、振動板6の外周端部62に接着剤などにより固定される。振動板取付部801は、例えば可動部83の径方向中心側に形成された平坦部801Aを有する。平坦部801Aの内周側には振動板6の形状に対応した傾斜面が形成された傾斜部801Bを有する。
フレーム取付部802は、外周端部82に形成されており、フレーム5の外周端部52に接着剤などにより固定される。フレーム取付部802は、例えば可動部83の径方向外側に形成された平坦部802Aを有する。
可動部83は、振動板取付部801とフレーム取付部802との間に形成されている。本実施形態に係る可動部83は、図1,2に示すように、径方向断面形状が、音響放射方向(SD)に向かって(前面に向かって)突出した山形状に形成されている。また、可動部83は、頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を有する。この可動部は、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されている。
図2に示すように、本実施形態に係るエッジ8は、複数の可動部83、詳細には2つの可動部83A,83Bを有する。このエッジ8は複数の折曲部831〜835を有する。各折曲部831〜835は径方向断面形状が曲線状に形成されている。
また、詳細には図2に示すように、折曲部832は可動部83Aの頂部折曲部に相当し、折曲部831は可動部83Aの内側折曲部に相当し、折曲部833は可動部83Aの外側折曲部に相当する。折曲部834は可動部83Bの頂部折曲部に相当し、折曲部833は可動部83Bの内側折曲部に相当し、折曲部835は可動部83Bの外側折曲部に相当する。
つまり、頂部折曲部832が、折曲部831と折曲部833との径方向中央部830Cより、径方向中心側に位置する形状に形成されている。頂部折曲部834が、折曲部833と外側折曲部835との径方向中央部830Dより、径方向中心側に位置する形状に形成されている。
また、折曲部833は、隣接する複数の可動部83A,83Bそれぞれの頂部折曲部832,834の間に形成された中間折曲部に相当する。この折曲部833は、隣接する可動部83A,83Bそれぞれの頂部折曲部832,834の中央部830Eより、径方向外側に形成された中間折曲部に相当する。
また、図2に示すように、本実施形態に係るエッジ8は、折曲部831,833,835が略同一平面上に位置するように形成されている。また、本実施形態に係るエッジ8は、頂部折曲部832,834の高さ(H)、例えば折曲部831,833,835が配置される平面を基準として、その平面に直交する方向(音響放射方向SD)に沿った折曲部832,834までの距離が、略同一となるように形成されている。また、頂部折曲部832,834の高さ(H)は、例えば、折曲部831,833間の径方向長さと略同じ、または、それより小さい(約0.7〜0.9倍程度)である。
また、可動部83は、頂部折曲部と内側折曲部との間に形成された立ち上り部と、頂部折曲部と外側折曲部との間に形成された立ち下り部とを有する。具体的には、図3に示すように、折曲部831と折曲部832との間に立ち上り部301が形成され、折曲部832と折曲部833の間に立ち下り部302が形成されている。また、折曲部833と折曲部834の間に立ち上り部303が形成され、折曲部834と折曲部835の間に立ち下り部304が形成されている。この立ち上り部301,303,立ち下り部302,304は、断面形状が直線形状に形成されている。
図3(A)に示すように、可動部83Aは、径方向断面形状が、径方向(水平方向)と立ち上り部301との間の角度(AG1)が、径方向と立ち下り部302との間の角度(AG2)より大きく形成されている。可動部83Bは、径方向断面形状が、径方向(水平方向)と立ち上り部303との間の角度が、径方向と立ち下り部304との間の角度より大きく形成されている。
後述するように、立ち上り部と径方向とが成す角度は、約60°から約85°であることが好ましく、この角度の場合に、エッジ8が比較的高い剛性となり、音圧周波数特性のディップが低減する。
図3(B)に示すように、エッジ8は、頂部折曲部と中間折曲部の表面または両面の中央に沿った長さが異なる。例えば折曲部832,833の両面の中央に沿った長さは図3(B)に太線で示している。図示していないが折曲部834についても同様である。また、図3(B)に示すように、折曲部833の曲率半径は、折曲部832,834の曲率半径より大きく形成されている。つまり、折曲部833の表面または両面の中央に沿った長さが、折曲部832,834の表面または両面の中央に沿った長さより長く形成されている。
上記構成のエッジ8では、スピーカ駆動時に、中間折曲部833と比べて、曲率半径が比較的小さい折曲部832,834のほうが、剛性が大きく変形しにくい。
次に、上記構成の本発明の一実施形態に係るエッジ8の動作を、一般的な径方向断面形状が対称の単純な山形状のエッジ8Jの動作と比較しながら説明する。
図4は、一般的なエッジ8Jの動作を説明するための図であり、詳細には図4(A)は非駆動時のエッジ8Jの断面図であり、図4(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図であり、図4(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8Jの断面図であり、図4(D)は振動板が下方(音響放射方向に対して反対方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図である。
図5は、図1に示した本発明の一実施形態に係るスピーカ装置100のエッジ8の動作を説明するための図であり、図5(A)は非駆動時のエッジ8の断面図であり、図5(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8の断面図であり、図5(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8の断面図であり、図5(D)は振動板が下方(音響放射方向に対して反対方向)に変位した場合のエッジ8の断面図である。
一般的なエッジ8Jは、図4(A)〜(D)に示すように、例えばスピーカ駆動時に、振動板が駆動方向(図に向かって上下方向)に変位すると、駆動力(T)により特に折曲部831J,832Jの折曲角度が、他の折曲部と比べて比較的大きく変化する。
具体的には、スピーカ駆動時、例えば折曲部831J,832Jの折曲角度が、スピーカ非駆動時を基準として比較的大きく振動する。この際、折曲部831J,832Jの近傍では、共振や不要な振動が発生して、音圧周波数特性の中音域に比較的大きなディップが生じる。
一方、図5(A)〜図5(D)に示すように、本発明の一実施形態に係るエッジ8では、上述したように、折曲部831の折曲角度が約60°〜85°であり、山形状の可動部83の頂部折曲部832が、折曲部831と折曲部833との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されているので、折曲部831が比較的高い剛性を有する。
このため、スピーカ駆動時、振動板が駆動方向(図に向かって上下方向)に変位した場合であっても、折曲部831の折曲角度の変化量は比較的小さく、略同じ折曲角度を維持する。また、上述した本発明に係るエッジ8では、一般的なエッジ8Jと比べて、共振や不要な振動を低減することができ、音圧周波数特性の中音域のディップを低減することができる。
また、折曲部832についても上述した折曲部831と略同様に折曲角度の変化量が比較的小さくなる。また、折曲部834についても上述した折曲部832と略同様に折曲角度の変化量が比較的小さくなる。
このため、一般的なエッジ8Jと比べて、共振や不要な振動を低減することができ、音圧周波数特性の中音域のディップを低減することができる。
[シミュレーション]
本願発明者は、本発明に係るスピーカ振動体用支持部材の効果を確認するために、本発明の一具体例に係るエッジ8、および一般的な山形状のエッジJについて、コンピュータ演算(シミュレーション)により音圧周波数特性を算出して比較および検討を行った。以下、音圧周波数特性を図面を参照しながら説明する。
図6は、シミュレーション結果を説明するための図である。詳細には、図6(A)は一般的なエッジJの断面図であり、図6(B)は本発明の一具体例に係るエッジ(支持部材)Pの断面図であり、図6(C)は音圧レベル(SPL:Sound Pressure Level)の周波数特性を示す図である。図6(C)において、横軸は周波数(F)(単位はHz)を示し、縦軸は音圧レベル(dBSPL)を示す。
一般的なエッジJは、図6(A)に示すように、径方向断面形状が、頂部が山形状の中央に位置する2つの山形状を備えている。頂部の高さ(H)は例えば3.0mmに設定した。
一方、本発明に係るエッジ8(P)は、図6(B)に示すように、頂部折曲部832が折曲部831,833との径方向中央より径方向中心側に位置し、頂部折曲部834が折曲部833,835との径方向中央より径方向中心側に位置している。また、例えば、エッジ8の角度AG1,AG3は80°に設定した。頂部折曲部832,834の高さ(H)は、エッジJと同じ3.0mmに設定した。
頂部折曲部832、834の曲率半径は0.5mmに設定した。
シミュレーションの結果、図6(C)に示すように、本発明に係るエッジ8(P)を採用したスピーカ装置では、一般的なエッジJを採用したスピーカ装置と比べて、音圧周波数特性の中音域(例えば約300Hz〜1kHz程度)のディップが低減する。また、エッジ8(P)を採用したスピーカ装置では、中音域のディップが低減して、比較的高音質の再生音となる。
[第1比較例]
次に、比較例として、単純な山形状の頂部の曲率半径が異なるエッジを採用したスピーカ装置の音圧周波数特性を説明する。
図7(A)は山形状の頂部の曲率半径が異なるエッジA1〜A3の断面図であり、図7(B)は図7(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。
エッジA1は、内側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部832の曲率半径が1.25mm、外側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部834の曲率半径1.25mmである。エッジA2は、内側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部832の曲率半径が1.0mm、外側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部834の曲率半径1.0mmである。エッジA3は、内側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部832の曲率半径が0.75mm、外側可動部の頂部の高さ3.0mm,頂部折曲部834の曲率半径0.75mmである。エッジA1〜A3は、頂部折曲部が山形状の中央部に位置する径方向断面形状に形成されている。
図7(B)に示すように、単純な山形状のエッジの頂部の曲率半径(R)が小さいほど、中音域のディップが低減する。しかし、図6(C),7(B)に示すように、エッジA1〜A3を採用したスピーカ装置では、本発明に係るエッジ8(P)を採用したスピーカ装置と比べて、中音域のディップの低減の度合いが小さい。
[第2比較例]
次に、比較例として、折曲部831,833の角度AG1,AG3の角度が比較的小さく、頂部折曲部832,834が、山形状の中央部から径方向外側に位置するエッジB1〜B3を採用したスピーカ装置の音圧周波数特性を説明する。
図8(A)は、山形状の可動部の立ち上り角度が異なるエッジB1〜B3の断面図であり、図8(B)は図8(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。
エッジB1は、内側可動部の折曲部831と径方向との角度(AG1)が68°、外側可動部の折曲部833の径方向との角度(AG3)が68°である。エッジB2は、角度(AG1)が60°、角度(AG3)が60°である。エッジB3は、角度(AG1)が55°、角度(AG3)が55°である。また、エッジB1〜B3は、可動部の頂部の高さ(H)が3.0mmであり、曲率半径が1.25mmである。エッジB1はエッジA1と同一である。
図8(B)に示すように、頂部折曲部が山形状の中央部から径方向外側に位置するエッジB1〜B3を採用したスピーカ装置では、角度(AG1),角度(AG3)が大きいほど、中音域のディップが低減する。しかし、図6(C),8(B)に示すように、エッジB1〜B3を採用したスピーカ装置では、本発明に係るエッジ8(P)を採用したスピーカ装置と比べて、中音域のディップの低減の度合いが小さい。
[第3比較例]
次に、比較例として、内側可動部の立ち上り角度(AG1)と外側可動部の立ち上り角度(AG3)の角度が異なる
エッジC1〜C3を採用したスピーカ装置の音圧周波数特性を説明する。
図9(A)は、内側可動部の立ち上り角度(AG1)と外側可動部の立ち上り角度(AG3)の角度が異なるエッジC1〜C3の断面図であり、図9(B)は図9(A)に示したエッジC1〜C3の音圧周波数特性を示す図である。
エッジC1は、内側可動部の折曲部831と径方向との角度(AG1)が68°、外側可動部の折曲部833の径方向との角度(AG3)が68°である。エッジC2は、角度(AG1)が80°、角度(AG3)が68°である。エッジC3は、角度(AG1)が88°、角度(AG3)が60°である。また,エッジC1〜C3は、可動部の頂部の高さ(H)が3.0mmであり、曲率半径が1.25mmである。エッジC1はエッジA1と同一である。
図6(C),9(B)に示すように、内側可動部の立ち上り角度(AG1)と外側可動部の立ち上り角度(AG3)の角度が異なるエッジC1〜C3を採用したスピーカ装置では、本発明に係るエッジ8(P)を採用したスピーカ装置と比べて、中音域のディップの低減の度合いが小さい。
[本発明に係る変形例]
次に、本発明に係る変形例として、折曲部831,833の角度AG1,AG3の角度が異なるエッジD1〜D3を採用したスピーカ装置の音圧周波数特性を説明する。エッジD2、D3は頂部折曲部が山形状の中央部から径方向内側に位置する。
図10(A)は、山形状の可動部の立ち上り角度が異なるエッジD1〜D3の断面図であり、図10(B)は図10(A)に示したエッジの音圧周波数特性を示す図である。
エッジD1は、内側可動部の折曲部831と径方向との角度(AG1)が68°、外側可動部の折曲部833の径方向との角度(AG3)が68°である。エッジD2は、角度(AG1)が75°、角度(AG3)が75°である。エッジD3は、角度(AG1)が85°、角度(AG3)が85°である。また、エッジD1〜D3は、可動部の頂部の高さ(H)が3.0mmであり、曲率半径が1.25mmである。エッジD1はエッジA1と同一である。
図10(B)に示すように、角度(AG1),角度(AG3)が大きいほど、つまり頂部折曲部が径方向中心側に位置するほど中音域のディップが低減している。特に、周波数500〜600Hzで効果が比較的大きい。
また、図6(C)〜図10(B)に示すように、エッジの可動部は、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されていると、中音域のディップが低減して、比較的高音質となる。また、図6(C)〜図10(B)に示すように、詳細には径方向と立ち上り部とが成す角度は、約60°から約85°に形成されていると、本発明に係る効果が比較的大きい。特に、角度(AG1),角度(AG3)が、75°〜80°の場合は本発明に係る効果が比較的大きい。
以上、説明したように、本発明に係るスピーカ用振動体用支持部材をエッジに採用したスピーカ装置は、複数の折曲部、詳細には頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部85を有し、可動部85は、頂部折曲部が、内側折曲部と外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されているので、エッジ8が比較的高い剛性を有し、例えばスピーカ振動体用支持部材にダンプ剤層や樹脂層などを形成することなく、簡単な構成で中音域のディップを低減することができる。また、本発明に係るスピーカ装置は、上記構成の支持部材を備えているので、比較的高音質の再生音を得ることができる。また、本発明に係るスピーカ装置は、上記構成の支持部材を備えているので、比較的高音圧の再生音を得ることができる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではない。上述した実施形態を組み合わせて実施してもよい。上述した実施形態では、本発明に係るスピーカ装置を、外磁型磁気回路を備えたスピーカ装置に適用したが、この形態に限られるものではない。例えば、本発明に係るスピーカ装置を、内磁型磁気回路を備えるスピーカ装置に適用してもよい。
また、振動板は、コーン形状に限られるものではなく、ドーム形状、平板形状など、各種形状を採用してもよい。
また、エッジ8は、例えば音響放射方向(SD)に向かって凸形状や凹部形状に形成されていてもよい。
また、スピーカ装置や支持部材は、音響放射側から視認した場合、円形状やリング形状でなくともよく、例えば矩形状,多角形状,楕円形状など任意の形状に形成されていてもよい。
また、本発明に係るスピーカ振動体用支持部材は、エッジに限られるものではなく、上述したようにダンパに採用してもよい。
また、本発明に係るスピーカ振動体用支持部材をエッジに採用し、ダンパは公知の形状にしても良く、或いは本発明に係るスピーカ振動体用支持部材をダンパに採用し、エッジは公知の形状にしても構わない。
また、上述した実施形態では、エッジ8は振動板とは別部材のフリーエッジとして説明したが、この形態に限られるものではない。例えば本発明に係るスピーカ振動体用支持部材として、振動板6とエッジ部が一体成形されたフェイクスドエッジタイプであってもよい。
また、上述した実施形態では、エッジ8が2つの可動部83A,83Bを備えたが、この形態に限られるものではない。例えばエッジ8は、一つの可動部、または3つ以上の複数の可動部を備えていてもよい。
【0002】
少なくとも具備するものである。
本発明に係るスピーカ振動体用支持部材は、スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部を有し、前記可動部は、前記頂部折曲部が、前記内側折曲部と前記外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されていることを特徴とする。
[0007]
また、本発明に係るスピーカ振動体用支持部材は、前記可動部の断面形状が山形状であることを特徴とする。
[0008]
また、本発明に係るスピーカ装置は、上記スピーカ振動体用支持部材を備えていることを特徴とする。
図面の簡単な説明
[0009]
[図1]本発明の一実施形態に係るスピーカ振動体用支持部材を採用したスピーカ装置100の断面図である。
[図2]図1に示したスピーカ装置100のエッジ8付近を拡大した断面図である。
[図3]図2に示したエッジを説明するための断面図であり、(A)はエッジの断面図、(B)はエッジの折曲部を説明するためのエッジの拡大図である。
[図4]一般的なエッジ8Jの動作を説明するための図であり、詳細には(A)は非駆動時のエッジ8Jの断面図であり、(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図であり、(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8Jの断面図であり、(D)は振動板が下方(音響放射方向に対して反対方向)に変位した場合のエッジ8Jの断面図である。
[図5]図1に示した本発明の一実施形態に係るスピーカ装置100のエッジ8の動作を説明するための図であり、(A)は非駆動時のエッジ8の断面図であり、(B)は振動板が上方(音響放射方向)に変位した場合のエッジ8の断面図であり、(C)は振動板の変位が0の場合のエッジ8の断面図であり、(D)は振動板が下方(音響放射方向に対

Claims (16)

  1. スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、
    頂部折曲部、内側折曲部、および外側折曲部を備えた可動部を有し、
    前記可動部は、前記頂部折曲部が、前記内側折曲部と前記外側折曲部との径方向中央より、径方向中心側に位置する形状に形成されていることを特徴とする
    スピーカ振動体用支持部材。
  2. 複数の前記可動部を有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  3. 前記可動部は、折曲部の断面形状が曲線状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  4. 前記可動部は、前記頂部折曲部と前記内側折曲部との間に形成された立ち上り部と、
    前記頂部折曲部と前記外側折曲部との間に形成された立ち下り部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  5. 前記可動部は、複数の前記可動部を有し、
    前記複数の可動部それぞれの頂部折曲部の間に形成された中間折曲部を備え、
    前記頂部折曲部と前記中間折曲部の表面または両面の中央に沿った長さが異なることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  6. 前記中間折曲部は、該中間折曲部の断面形状が曲線形状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  7. 複数の可動部を有し、
    隣接する可動部の間に中間折曲部が形成され、
    前記隣接する可動部それぞれの頂部折曲部の中央より径方向外側に前記中間折曲部が位置することを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  8. 前記可動部の径方向中心側または径方向外側には、平坦部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  9. 複数の前記可動部を有し、
    前記可動部の高さは略同一であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  10. 前記可動部は、前記頂部折曲部と前記内側折曲部との間に形成された立ち上り部を有し、
    前記立ち上り部と径方向とが成す角度は、約60°から約85°であることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  11. 前記立ち上り部または前記立ち下り部は、断面形状が直線形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスピーカ振動体用支持部材。
  12. スピーカ振動体とスピーカフレーム間に設けられるスピーカ振動体用支持部材であって、
    立ち上り部と、立ち下り部と、前記立ち上り部と前記立ち下り部との間に設けられる頂部折曲部とを備える可動部を有し、
    径方向と前記立ち上り部との間の角度が、前記径方向と前記立ち下り部との間の角度より大きいことを特徴とする
    スピーカ振動体用支持部材。
  13. 請求項1に記載されたスピーカ用支持部材を備えるスピーカ装置。
  14. 前記スピーカ用支持部材は、エッジであることを特徴とする請求項13に記載のスピーカ装置。
  15. 前記スピーカ用支持部材は、ダンパであることを特徴とする請求項13に記載のスピーカ装置。
  16. スピーカフレームと、前記スピーカフレームに支持されるスピーカ振動体と、磁気回路とを有し、
    前記スピーカ振動体は、振動板と、ボイスコイルと、ボイスコイルボビンとを備え、
    前記磁気回路は、ヨークと磁石とを備えることを特徴とする請求項14に記載のスピーカ装置。
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