JP6462623B2 - 竿体の継合構造の改善 - Google Patents

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Description

本発明は、竿体の継合構造の改善に関する。本発明は、より具体的には、小径竿体を大径竿体に対して伸長状態に保持する竿体の継合構造の改善に関する。また、本発明は、かかる改善された継合構造で継合される竿体を備える物品に関する。
竿体同士を継合して用いる物品として、振出式の釣竿や傘が知られている。振出式の釣竿は、特開2010−193786号公報(特許文献1)に開示されているように、小径竿体と、当該小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体とを備えている。釣竿を使用しないときには、保管や運搬の便宜のために、小径竿体は大径竿体の内部に収容されている。使用時には、小径竿体の基端の外周面が大径竿体の先端の内周面に圧接されるまで小径竿体が引き出される。所定の継合位置まで小径竿体を引き出すことにより、小径竿体は大径竿体から伸長した伸長状態に保持される。
従来の振出式の釣竿においては、小径竿体の基端の外周面全体が大径竿体の先端の内周面全体に圧接されるので、当該小径竿体の外周面と大径竿体の内周面とが固着してしまうおそれがある。よって、振出式釣竿の小径竿体の外周面と大径竿体の内周面との固着を防止する技術が望まれている。
上述した特許文献1及び特開平6−205626号公報(特許文献2)及びにおいては、小径竿体の外周面に多数の突起を形成することにより、固着の発生を抑制することが記載されている。
特開2008−220265号公報(特許文献3)は、小径竿体が引き出されすぎたときに固着が起こりやすいという課題を指摘している。特許文献2が提案している釣竿においては、小径竿体の外周面及び大径竿体の内周面に円周溝が形成されており、いずれか一方に弾性的に径変化が可能なCリングが配設されている。この振出式の釣竿においては、小径竿体が大径竿体の継合位置まで移動したときに、小径竿体のCリングが大径竿体の円周溝に弾性的に嵌まり込んで音及び振動を生じさせる。このようにして小径竿体が適切な位置まで引き出されたことを音や振動を用いて使用者に知らしめることにより、小径竿体が引き出されすぎないようにしている。
特開2010−193786号公報 特開平6−205626号公報 特開2008−220265号公報
従来の竿体の継合構造においては、小径竿体の余分な引き出しを防止することができず、ひいてはその余分な引き出しによって引き起こされる小径竿体と大径竿体との固着を防止することができない。特許文献1及び特許文献2の釣竿においては、小径竿体が基端に向かって拡径するテーパ面を有することで、小径竿体が大径竿体から抜け出さないようにしている。この構造においては、小径竿体が適切な位置を超えて引き出された場合には小径竿体の外周面と大径竿体の内周面との間に大きな摩擦力が発生し、その結果、固着が起こってしまう。特許文献1及び特許文献2においては、小径竿体の余分な引き出しを防止するための構造が何ら開示されていない。
特許文献3に記載の継合構造においては、使用者に小径竿体の適切な引きだし位置を知らしめることはできるが、小径竿体の余分な引きだしを防止する機構は設けられていない。
本発明の目的の一つは、小径竿体と大径竿体との継合構造において、当該小径竿体と当該大径竿体との固着を抑制することである。本発明のこれら以外の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係る物品は、小径竿体と、前記小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体と、を備える。この小径竿体は、細長い形状の第1の本体と、前記第1の本体の基端に形成された前記第1の本体よりも大きな外径を有する大径部と、を有する。本発明の一実施形態において、前記大径竿体は、前記小径竿体が前記継合位置まで引き出されたときに前記大径部の先端に当接する係止部と、前記小径竿体が継合位置にあるときに前記大径部の外周面と当接する突起と、を有する。一実施形態において、当該突起は、当該大径竿体の当該第2の本体の内周面に形成される。
当該物品においては、小径竿体が継合位置まで引き出されたときに大径竿体の係止部が小径竿体の基端に形成された大径部の先端に当接することにより、当該小径竿体が継合位置よりも引き出されないようにしている。よって、小径竿体が適切な継合位置よりも余分に引き出されることを防止できる。また、小径竿体の外周面は大径竿体の内周面全体ではなく、大径竿体に形成された突起と接しているため、小径竿体と大径竿体との間で固着が発生しない。
本発明の一実施形態において、前記係止部と前記大径部とが当接する第1当接位置から前記突起までの距離は、前記大径部の外周面の前記小径竿体の軸方向の幅よりも小さくされる。当該実施形態によれば、小径竿体が継合位置まで引き出されたときに、大径竿体の突起が確実に小径竿体の大径部の外周面に当接する。これにより、小径竿体は、この突起が接する位置と前記第1当接位置との2点で支持される。よって、小径竿体は、伸長状態において、大径竿体に安定的に支持される。
本発明の一実施形態において、前記小径竿体は、その中心軸を通る断面視において、前記第1当接位置、及び、前記大径部の外表面と前記突起とが当接している第2当接位置の2箇所でのみ、前記大径竿体と当接している。当該実施形態によれば、小径竿体の外周面と大径竿体の内周面とは第1当接位置及び第2当接位置以外では接しないので、小径竿体と大径竿体との間の固着を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る釣竿は、小径竿体と、前記小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体と、を備える。同様に、本発明の一実施形態に係る傘は、小径竿体と、前記小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体と、を備える。この小径竿体は、細長い形状の第1の本体と、前記第1の本体の基端に形成された前記第1の本体よりも大きな外径を有する大径部と、を有する。前記大径竿体は、前記小径竿体が前記継合位置まで引き出されたときに前記大径部の先端に当接する係止部と、前記小径竿体が継合位置にあるときに前記大径部の外周面と当接する突起と、を有する。
本発明の実施形態によって、小径竿体と大径竿体との継合構造において、当該小径竿体の余分な引き出しを防止でき、ひいては当該小径竿体と当該大径竿体との固着を抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る釣竿を示す側面図。 本発明の一実施形態に釣竿の竿体同士の継合構造を模式的に示す部分断面図。 本発明の一実施形態に釣竿の竿体同士の継合構造を模式的に示す部分断面図。 本発明の一実施形態に釣竿の竿体同士の継合構造を模式的に示す部分断面図。図4においては、小径竿体が伸長状態にある。 図2のA−A線に沿って大径竿体を切断した断面を示す断面図。 他の実施形態に係る大径竿体の断面を示す断面図。 他の実施形態に係る大径竿体の断面を示す断面図。 他の実施形態に係る大径竿体の断面を示す断面図。 本発明の一実施形態に釣竿の竿体同士の継合構造を模式的に示す部分断面図。 本発明の一実施形態に釣竿の竿体同士の継合構造を模式的に示す部分断面図。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、各図面において共通する構成要素に対しては同一の参照符号が付されている。各図面は、説明の便宜上、必ずしも正確な縮尺で記載されているとは限らない点に留意されたい。
図1は、本発明の一実施形態に係る振出式の釣竿を示す側面図である。図示のように、本発明の一実施形態に係る釣竿1は、元竿体10と、2本の中竿体11,12と、穂先竿体13とを備える。元竿体10には、リールシート50が設けられる。各竿体には、リールシート50に装着したリール51から放出される釣糸を案内する釣糸ガイド55及びトップガイド56が所定間隔をおいて設けられる。
釣竿1の不使用時には、中竿体11は元竿体10に収容され、中竿体12は中竿体11に収容され、穂先竿体13は中竿体12に収容可される。使用時には、図1に示すように、各竿体が伸長状態に保持される。具体的には、中竿体11を元竿体10から所定の継合位置まで引き出し、中竿体12を中竿体11から所定の継合位置まで引き出し、穂先竿体13を中竿体12から所定の継合位置まで引き出すことで、図1に示す使用状態の釣竿1が得られる。
元竿体10、中竿体11,12、及び穂先竿体13は、例えば、炭素繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグシートを用いて常法に従って形成され得る。プリプレグシートから竿体を形成する場合には、まず、複数枚のプリプレグシートをマンドレルに巻回する。次に、マンドレルに巻回されたプリプレグシートをテープで緊縛し、このマンドレル上に緊縛されたプリプレグシートを当該マンドレルとともに焼成する。この焼成によってプリプレグシートが硬化され、中空の管状の形状を有する基体が得られる。次に、この基体からマンドレルを取り外した後、当該基体を所定の長さに裁断し、裁断された基体に研磨や塗装といった仕上げ加工を行うことで竿体が得られる。穂先竿体13は、他の竿体を収容しないため、中実のソリッド体であってもよいし、中空の管状体と中実のソリッド体とが組み合わされたものであってもよい。
次に、図2ないし図5を参照して、釣竿1の中竿体11と中竿体12との継合構造を説明する。これらの図においては、中竿体11と中竿体12との継合構造を例に説明するが、この説明は他の竿体同士の継合構造(例えば、元竿体10と中竿体11との継合構造)にも基本的に等しく当てはまる。本明細書においては、中竿体11が中竿体12よりも大きな径を有するので、中竿体11を大径竿体11といい、中竿体12を小径竿体12ということがある。図2ないし図4は、釣竿1の大径竿体11と小径竿体12との継合構造を模式的に示す部分断面図である。図2では、小径竿体12が大径竿体11と継合されるまで引き出されていない。図3では、図2に示した位置よりも、小径竿体12が引き出されている。図4では、小径竿体12が継合位置まで引き出されている。
これらの図に示されているように、小径竿体12は、細長い円筒形状の本体12aと、当該本体12aの基端に形成された大径部12bと、を備える。この大径部12bは、図示のように、本体12aよりも大きな外径を有するように構成される。
大径竿体11は、細長い円筒形状の本体11aと、係止部11bと、突起11cと、を備える。本発明の一実施形態において、本体11aは、全長にわたってほぼ同一の内径及び外径を有する円筒形状に形成される。この大径竿体11の本体11aは、小径竿体12の本体12aの外径及び大径部12bの外径よりも大きな内径を有する。これにより、大径竿体11の内部に小径竿体12を収容することができる。
係止部11bは、本体11aの先端から、大径竿体11の中心軸に向かって延伸している。つまり、係止部11bは、先端に向かうにつれてその内径及び外径が小さくなる管形状に形成される。係止部11bは、その先端11dの内径が小径竿体12の大径部12の外径よりも小さくなるように形成される。これにより、後述するように、小径竿体12を所定の継合位置まで引き出したときに、当該係止部11bによって小径竿体がそれ以上引き出されないようにできる。
突起11cは、本体11aの内周面に形成される。突起11cは、小径竿体12の大径部12bが軸方向において突起11cと対向する位置にあるときに、図3及び図4に示されているように、当該大径部12bの外周面に圧接される高さを有するように形成される。すなわち、突起11cは、大径部12bと接していないときに、その内方端同士の間隔(図5のd1)が大径部12bの外径よりも小さくなるように形成される。小径竿体12が引き出されて大径部12bが軸方向において突起11cと対向する位置に来ると、突起11cは、図3及び図4に示すように大径部12bの外周面に押されて弾性変形する。これにより、大径部12bが軸方向において突起11cと対向する位置にあるときに、突起11cは、大径部12bの外周面に圧接される。突起11cが大径部12bに圧接されることにより、小径竿体12の節落ちが防止される。
突起11cは、様々な方法で本体11aの内周面に形成することができる。例えば、その表面に突起11cに対応する形状の凹部が形成されたマンドレルを用いて大径竿体11を成形することにより、本体11aと一体に突起11cを形成することができる。つまり、表面に凹部が形成されたマンドレルにプリプレグシートを巻回することにより、当該マンドレルの凹部にプリプレグシートの強化繊維及びマトリックス樹脂が入りこむ。このようにしてマンドレルに巻回されたプリプレグシートを焼成することにより、突起11cを有する大径竿体11を成形することができる。一実施形態において、突起11cは、半球形状に形成される。一実施形態において、突起11cは、少なくともその先端が半球形状に形成される。突起11cは、本体11aと別体に形成してもよい。このように別体として形成された突起11cは、接着により本体11aの内周面に取り付けられ得る。本発明に適用可能な突起11の形成方法及び形状は、本明細書で明示されるものに限られない。
一実施形態において、突起11cは、図5の断面図に示すように、本体11aの内周面の上端及び下端の2箇所に形成される。しかしながら、突起11cの数及び配置は図5に示した実施例には限られず、適宜変更可能である。例えば、図6に示すように、本体11aの内周面に4つの突起11cを設けても良い。この4つの突起11cの各々は、隣り合う突起11cから本体11aの軸周りに90°回転した位置に配置されている。また、図7に示すように、突起11cは、本体11aの内周面の所定の円弧領域と接し、その露出面が平面11eとなるように設けられてもよい。この平面11eは、例えばフライス加工により形成された平面を有するマンドレルを利用して成形され得る。図7に示す突起11cは、大径部12bと接していないときに、その向かい合う平面11e同士の間隔(図7のd2)が大径部12bの外径よりも小さくなるように形成される。また、図8に示すように、突起11cは、本体11aの内周面の全域にわたって設けられてもよい。図8に示す突起11cは、大径部12bと接していないときに、その内径(図8のd3)が大径部12bの外径よりも小さくなるように形成される。図5ないし図8に示した例以外にも、突起11cの数及び配置は適宜変更され得る。
次に、小径竿体12を大径竿体11から引き出す工程について説明する。釣竿1を使用していないときには、小径竿体12は、大径竿体11の最深部まで押し込まれている。引き出しを開始した後しばらくは、小径竿体12は、その外周面が図2に示すように大径竿体11の内周面に圧接されていない状態で引き出される。このとき、小径竿体12は、ほぼ自由に(大径竿体11からの抵抗が少ない状態で)軸方向へ移動することができる。
小径竿体12を図2の位置からさらに引き出すと、図3に示すように、大径竿体11の突起11cが軸方向において小径竿体12の大径部12bの外周面と対向する位置へ配置される。このとき、突起11cは大径部12bの外周面に圧接されるので、小径竿体12を引き出す際に突起11cから小径竿体12に対して抵抗力が作用する。使用者は、この突起11cからの抵抗力を感じつつ、小径竿体12をさらに引き出すことができる。
小径竿体12は、図3に示す位置からさらに図4に示す継合位置まで引き出される。図4においては、小径竿体12の大径部12bの先端が大径竿部11の係止部11bに当接位置P1において当接している。このように、小径竿体12が継合位置まで引き出されると、係止部11bによって小径竿体12のさらなる引き出しが規制される。図4に示されている継合位置においては、突起11cが大径部12bの外周面と当接位置P2において当接している。係止部11b及び突起11cは、小径竿体12が図4に示されている継合位置にあるときに、当接位置P1と当接位置P2との距離L1が、大径部12bの外表面の軸方向の幅L2よりも小さくなるように構成及び配置される。
上述した実施形態によれば、小径竿体12を大径竿体11から引き出すときに、当該小径竿体12は大径竿体11と当接位置P2でのみ接しているため、小径竿体12の外表面と大径竿体11の内周面との間で固着を起こすことなく、小径竿体12を引き出すことができる。また、小径竿体12が所定の継合位置まで引き出されると、大径竿体11の係止部11bによって小径竿体12のさらなる引き出しが規制されるので、小径竿体12を適切な継合位置よりも引き出し過ぎることが防止される。
上述した実施形態によれば、小径竿体12が所定の継合位置まで引き出されたときには、小径竿体12は、係止部11bと突起11cとの2点で支持されるため、小径竿体12を大径竿体11に安定して支持することができる。
上述した実施形態によれば、図4の断面視(本体11a又は本体12aの軸方向を通る面で切断した断面視)において、小径竿体12は、当接位置P1及び当接位置P2の2箇所でのみ大径竿体11と当接しているので、小径竿体12と大径竿体11との固着を抑制することができる。つまり、小径竿体の外周面と大径竿体の内周面とが面接触している従来の継合構造と比べて、小径竿体12の外周面と大径竿体11の内周面との接触面積が少ないので、両者の固着が起こりにくい。
上述した実施形態は、本発明を振出式の釣竿に適用した例である。本発明は、振出式の釣竿に限られず、小径の竿体を大径の竿体から引き出し、この両者を継合させて使用する任意の物品に適用可能である。振出式の釣竿は、このような物品の一例である。これ以外に、傘にも本発明を適用することが可能である。傘の柄は、公知のように、複数の竿体を継ぎ合わせて構成されることがある。この複数の竿体は、振出式の釣竿と同様に、使用しないときには大径の竿体の内部に小径の竿体が収容されており、使用時には、小径の竿体を大径の竿体から引き出し、両者を継合させて使用される。このような傘の例が特開平4−242603号公報に開示されている。本発明は、特開平4−242603号公報に記載されている竿体(同公報では、「竿体」の代わりに「軸」という用語を用いている。特に、実施例では、「第1の軸11」、「第2の軸12」、「第3の軸13」、「第4の軸14」という用語を用いている。)に適用することが可能である。また、本発明は、玉網の柄にも適用することが可能である。玉網の柄は、公知のように、複数の竿体を継ぎ合わせて構成されることがある。このような玉網の例が特開2012−044938号公報に開示されている。
本明細書で説明された各構成要素の寸法、材料、及び配置は、実施形態中で明示的に説明されたものに限定されず、この各構成要素は、本発明の範囲に含まれうる任意の寸法、材料、及び配置を有するように変形することができる。また、本明細書において明示的に説明していない構成要素を、説明した実施形態に付加することもできるし、各実施形態において説明した構成要素の一部を省略することもできる。
例えば、図9に示すように、大径竿体11は、先端に向かって縮径する本体11a’を有するように構成されてもよい。また、図10に示すように、大径竿体11は、本体11aの先端から本体11aの中心軸に対して垂直な方向に延伸する係止部11bを有するように構成されてもよい。
1 釣竿
10 元竿体
11 中竿体(大径竿体)
11a 本体
11b 係止部
11c 突起
12 中竿体(小径竿体)
12a 本体
12b 大径部

Claims (7)

  1. 細長い形状の第1の本体と、前記第1の本体の基端に形成された前記第1の本体よりも大きな外径を有する大径部と、を有する小径竿体と、
    前記小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体と、を備え、
    前記大径竿体は、前記小径竿体が継合位置まで引き出されたときに前記大径部の先端に当接する係止部と、前記小径竿体が前記継合位置にあるときに前記大径部の外周面と当接する突起と、を有する、物品。
  2. 前記大径竿体は、前記大径部の外径よりも大きな内径を有する中空の第2の本体を有する、請求項1に記載の物品。
  3. 前記係止部は、前記第2の本体の先端から前記第2の本体の中心軸に向かって延伸する、請求項2に記載の物品。
  4. 前記突起は、前記第2の本体の内周面に形成されている、請求項2又は請求項3に記載の物品。
  5. 前記係止部と前記大径部とが当接する第1当接位置から前記突起までの距離が、前記大径部の外周面の前記小径竿体の軸方向の幅よりも小さい、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の物品。
  6. 前記小径竿体は、その中心軸を通る断面視において、前記第1当接位置、及び、前記大径部の外表面と前記突起とが当接している第2当接位置の2箇所でのみ、前記大径竿体と当接している、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の物品。
  7. 細長い形状の第1の本体と、前記第1の本体の基端に形成された前記第1の本体よりも大きな外径を有する大径部と、を有する小径竿体と、
    前記小径竿体をその内部に収容可能な大径竿体と、を備え、
    前記大径竿体は、前記小径竿体が前記継合位置まで引き出されたときに前記大径部の先端に当接する係止部と、前記小径竿体が継合位置にあるときに前記大径部の外周面と当接する突起と、を有する、釣竿。
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