JP3934617B2 - 中通し釣竿とその製法 - Google Patents

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本発明は中通し釣竿とその製法に関する。
中通し釣竿ではその本質として、釣糸を竿管内部に挿通させるため、釣糸が竿管内面と直接接触して糸抵抗を増大させることを防止すべく、竿管内部に釣糸ガイドを突出配設して、これを一体化させた釣竿が製造されている。
然しながら、一般に竿管内部に釣糸ガイドを突出状に一体化させれば、そのガイド部位の前後で竿管の肉厚が大きく変化する。また、釣竿であるため、竿管には大きな撓み変形が生ずる。このため、釣りの最中にガイドの基部において応力集中が生じ、竿管の破損をもたらすことがある。
依って本発明は、竿管内部に釣糸ガイドを突出状に一体化させたことによる応力集中の防止を目的とする。
上記目的に鑑みて本発明は請求項1において、合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管本体を有する中通し釣竿であって、縁間に適宜な隙間を設けるように芯金にテープを巻回し、合成樹脂をマトリックスとし、強化材で強化した釣糸ガイド部材を前記隙間に入れることにより前記竿管本体の内側に突出させつつ一体化させ、該一体化された螺旋状の釣糸ガイドは、前記隙間に入って突出形成されたガイド本体部と、前記テープの横断面形状における芯金側の底面に対して上面が平行であって、該平行面の両縁部側が傾斜面であるか、テープの幅方向中央で最大肉厚となるように上面が曲面であり、前記傾斜面又は前記曲面と竿管本体用プリプレグの最内周面との間領域に入って形成され、前記ガイド本体部の基部において該ガイド本体部と連続し、ガイド本体部に比べて緩やかであって、竿管の長手方向に延伸する裾野部とを有し、前記ガイド本体部のみならず、該ガイド本体部と裾野部との接続部近くの裾野部にまで亘って前記強化材が混入しており、前記裾野部の長さは、ガイド本体部の幅以上の長さに長く形成されていることを特徴とする中通し釣竿を提供する
請求項2において、前記強化材は、前記接続部の表層部側に偏在しており、またガイド本体部と竿管本体の内周面との間に樹脂の層を介在させている請求項1記載の中通し釣竿を提供する。
請求項1では、上述の厚肉テープの存在によってガイド本体部の基部に連続した裾野部が形成され、この裾野部はガイド本体部の幅以上の長さに長く形成されているため、応力集中が緩和され、また、ガイド本体部と裾野部との接続部近くの裾野部にまで亘って強化材が混入しているため、例え接続部に応力集中が生じてもここが補強されているため、竿管の破損が防止される。
請求項2では、請求項1の作用効果に加えて、樹脂層の介在によって、強化材で強化されたガイド本体部に起因する竿管本体への応力集中が防止される
以下本発明を添付図面に示す実施の形態例に基づき、更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る中通し釣竿の使用時の側面図であり、図2は収納時の縦断面図である。元竿10に第3中竿12が、これに第2中竿14が、該第2中竿に第1中竿16が、該第1中竿16に穂先竿18が振出式に継ぎ合わせられている。これらの竿管本体はエポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化して形成されている。穂先竿の先端にはトップガイド20が着脱自在に螺合されている。元竿10にはリール脚固定装置22にリール24が固定されており、後端には竿尻部品28が装着されている。また、第3中竿12の先部には釣糸導入部26が形成されており、リール24から釣糸30を竿管内部に導入し、トップガイド20から外部に引き出している。トップガイド外部の釣糸30には、図2に示すように、仕舞状態で釣糸がトップガイドの外に残るように玉状の糸止め部材32が装着されている。
トップガイド20の後部には保持部38が形成されており、第1中竿16の先端外側にはストッパー部34とその後部の保持部40が設けられており、同様に第2中竿14の先端にはストッパー部36とその後部の保持部42が設けられ、更には第3中竿12の釣糸導入部26の後部には保持部44が形成されている。釣糸導入部26は元竿10等に形成してもよい。
トップガイド20と、ストッパー部34,36と、釣糸導入部26とは、夫々の装着形成されている竿管18,16,14,12が、夫々隣接する大径竿管16,14,12,10に収納される際に、引き出す際の摘み部分を残して収納され過ぎないように止めるストッパー作用を果す。
また、竿管18,16,14,12の後端には、夫々、セラミックス製ガイドリングの付いた中空栓体18E,16E,14E,尻栓12Eが着脱可能に螺合装着されており、中空栓体14Eと尻栓12Eとの間には空間が残されており、内部に釣糸30を挿通させた状態で仕舞い、第2中竿14の後端で方向を変えて折曲った釣糸30が自由に挿通可能である。図では釣糸30は一部を省略図示している。従って、各竿管を収納した状態で釣糸をリール24に巻取る場合、巻取り自在であるが、誤って下向けることもあり、この場合工夫が無ければ各竿管は落下してしまう。これを防止するために、前記保持部38,40,42,44が設けられており、夫々の保持部の設けられた竿管は、それが収納される隣接大径竿管の先端内面に軽く圧入されて保持される。従って、収納状態において、リールによって釣糸30を巻き取る最中に各竿管が抜け出ることが防止され、作業が安定する。
釣糸導入部26よりも前側の竿管14,16,18の内部には長手方向の全体に亘って螺旋状ガイドである釣糸ガイド46が竿管内面から突出状に形成されており、釣りの際にはこの釣糸ガイド46の案内によって釣糸30が糸抵抗を低減させて挿通できる。釣糸ガイドの存在しない領域があってもよい。以下では、第2中竿14を例として説明するが、他の竿管16,18でも同様である。
図3は釣糸ガイド46の一部周辺部を拡大図示しており、竿管の長手方向に沿った断面図である。後述するが、強化材として炭素繊維等の繊維の引揃えの束を軽く捩り、これに、好ましくは竿管本体14のマトリックスと同じ種類の樹脂(エポキシ樹脂同士等)を含浸させて作った釣糸ガイド部材56(図5)の、その強化材としての繊維Sを多数有して竿管本体14の内側に突出したガイド本体部46Hに対し、その基部に連続して後側と前側に夫々裾野部46S,46S’を形成している。
各裾野部はガイド本体部に比べて緩やかに、ガイド本体部から離れるに従って漸次薄肉化されて竿管本体14の内周面に終端している。図3における各裾野部の長さL1,L1’は、夫々ガイド本体部46Hの幅L0以上の長さである。これら裾野部とガイド本体部の接続部J1,J1’付近であって、各裾野部領域には前記強化材Sが混在している。この接続部近くを除けば、他領域は竿管本体14のプリプレグのマトリックス樹脂や、釣糸ガイド部材56のマトリックス樹脂によって占有されている(もっとも、強化材Sが僅かに存在することはある)。この例では竿管本体14はA,B,C,D,Eの5層から構成されているが、A層のプリプレグの樹脂が上記裾野部の樹脂の多くを占める。
ガイド本体部や竿管本体よりも柔軟性があって剛性の低い樹脂材で形成され、しかも肉厚が漸減している長い裾野部を有しているため、ガイド本体部46Hの基部周縁と竿管本体14との境界付近で生ずる応力集中を緩和することが可能となる。更には、緩やかな裾野部と突出したガイド本体部との接続部J1,J1’は、形状的に或程度の応力集中を生じ得るが、ここにはガイド本体部と同様に強化材Sが混在しているため補強され、割れ等の発生を防止できる。このように緩やかな裾野部に対し、接続部を介してガイド本体部が突出していると、釣糸をガイドする際に、殆ど裾野部に接触させないで強化されたガイド本体部で案内でき、効果的なガイドとなる他、厚肉下された部位を竿管の前後に亘って長く設けないで済み、竿管の撓み性能を阻害することが防止できる。
なお、ガイド本体部46Hと竿管本体14の層Aとの間には、樹脂の層Fが存在し、ガイド本体部の存在による竿管本体14への応力集中による破損を防止するのに役立つ。
前記強化材Sは、長い繊維の他、短い繊維や粒子等でもよい。
更には、両側の裾野部はガイド本体部に対して対称な形態でもよいが、必ずしも対称である必要はない。
前記形態例のように、ガイド本体部は円形状である必要は無く、例えば、図4のaに示すように、台形状の角部を丸めた形状でもよく、また、bに示すように角部のある形状でもよい。更にはcに示すように、裾野部の傾斜はガイド本体部に近い領域が非常に緩い傾斜であって、殆ど竿管本体14の内面に平行に近く、端部近くで大きく傾斜する傾斜部46SKとなって竿管本体内面に終端してもよい。また、dに示すように、1ピッチ隣のガイド本体部同士の46H,46Hの各裾野部46S,46S’が連続していてもよい。
図5を参照して、竿管本体14と釣糸ガイド46とを一体化形成する製造方法を説明する。芯金50に離型剤を塗布する。その上に、縁と縁の間に適切な隙間を設けて厚手のテープ52を巻回する。その隙間に縁が位置しないように隙間を緩く覆って薄手のテープやシート54を配設する。この上からその隙間に釣糸ガイド部材56を配設する(巻回する)。場合によってはこの上から離型剤を塗布する。そして、その上に竿管本体用のプリプレグを巻回し、緊締テープ等によって加圧しつつ加熱焼成する。焼成後に芯金50を抜き、厚肉テープ52と薄肉テープやシート54を除去する。薄肉テープやシートは、その一部が残留したり、除去しない場合もある。
こうして、薄手のテープやシートの存在によって、釣糸ガイド部位に樹脂によるバリの発生を防止した竿管が製造される。また、厚肉テープの存在によって竿管本体用のプリプレグの強化繊維(特に長手方向繊維)の蛇行の防止された強度の向上した竿管が製造できる。
上記厚手のテープ52の形態例を図6に示す。aは図3や、図4のa,b等の釣糸ガイドを形成するテープ横断面形状であり、図6のbは図4のdのように裾野部同士が殆ど連続した形態の釣糸ガイドの製造に使用される。各テープは所定の型形状の隙間を押出し成形によって成形できるため、所望の型形状にすれば任意の所望断面のテープが形成できる。図6のaのテープの上面52Uは底面52D(芯金に向き合う面)に平行であり、両側部の緩い傾斜面52T,52T’は裾野部の成形場所となる。端部の急傾斜面52K,52K’は、隙間を有して隣接させたここに薄手のテープやシートを介在させてガイド本体部の成形場所となる。図6のbは、テープ52のほぼ中央で最大肉厚となるように上面52U’が曲面となっており、竿管本体用プリプレグの下面52D’との間で裾野部を成形する。端部の急傾斜面52K,52K’は、隙間を有して隣接させたここに薄手のテープやシートを介在させてガイド本体部の成形場所となる。
然しながら、釣糸ガイド部材の大きさ(直径)に比べて厚手のテープ52の厚さが厚めである場合、テープの柔軟性が高ければ、竿管の加圧成形時に、幾分このテープが押し潰されるように変形することによって該テープの側縁部がだれる。従って、例え通常時のテープ断面形状が矩形であっても、このことにより釣糸ガイドの裾野部を形成することができる。
本発明は中通し釣竿の釣糸ガイドと竿管本体との一体化技術に利用できる。
図1は本発明に係る中通し釣竿の側面図である。 図2は中通し釣竿を収納した状態の縦断面図である。 図3は図2の要部拡大図である。 図4は図3に代る他の形態図である。 図5は図1の竿管の製造方法を示す図である。 図6は竿管の製造に使用するテープの断面拡大図である。
符号の説明
46 釣糸ガイド
46H ガイド本体部
46S,46S’ 裾野部

Claims (2)

  1. 合成樹脂をマトリックスとし、強化繊維で強化した竿管本体を有する中通し釣竿であって、
    縁間に適宜な隙間を設けるように芯金にテープを巻回し合成樹脂をマトリックスとし、強化材で強化した釣糸ガイド部材を前記隙間に入れることにより前記竿管本体の内側に突出させつつ一体化させ、
    該一体化された螺旋状の釣糸ガイドは、
    前記隙間に入って突出形成されたガイド本体部と、
    前記テープの横断面形状における芯金側の底面に対して上面が平行であって、該平行面の両縁部側が傾斜面であるか、テープの幅方向中央で最大肉厚となるように上面が曲面であり、前記傾斜面又は前記曲面と竿管本体用プリプレグの最内周面との間領域に入って形成され、前記ガイド本体部の基部において該ガイド本体部と連続し、ガイド本体部に比べて緩やかであって、竿管の長手方向に延伸する裾野部とを有し、
    前記ガイド本体部のみならず、該ガイド本体部と裾野部との接続部近くの裾野部にまで亘って前記強化材が混入しており、
    前記裾野部の長さは、ガイド本体部の幅以上の長さに長く形成されている
    ことを特徴とする中通し釣竿。
  2. 前記強化材は、前記接続部の表層部側に偏在しており、またガイド本体部と竿管本体の内周面との間に樹脂の層を介在させている請求項1記載の中通し釣竿。
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