JP2001136872A - 釣 竿 - Google Patents

釣 竿

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JP2001136872A
JP2001136872A JP32511899A JP32511899A JP2001136872A JP 2001136872 A JP2001136872 A JP 2001136872A JP 32511899 A JP32511899 A JP 32511899A JP 32511899 A JP32511899 A JP 32511899A JP 2001136872 A JP2001136872 A JP 2001136872A
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diameter
rod
fishing rod
grip
small
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Tsutomu Tanaka
努 田中
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Ryobi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 釣竿本体の製造におけるしわ等や、釣竿本体
のグリップ部における応力集中による損傷の恐れが少な
く、製造容易かつ低コストで軽量の釣竿の提供。 【解決手段】 釣竿1は釣竿本体2とグリップ部3とを
備え、グリップ部3は、釣竿本体2の外周に直接固定さ
れ内周面が略円筒状をなす前握り部31、リールシート
40、後握り部32を有する。釣竿本体2は大径竿10
と小径竿20とからなり、大径竿10は、前握り部3
1、リールシート40、後握り部32にまたがってグリ
ップ部3の範囲内に位置する。大径竿10は小径竿20
を接続する小径部11と、小径部11より大径の大径部
13と、小径部11から大径部13に向って拡径するテ
ーパ状の段部12を有し、段部12とグリップ部3の間
には空隙部12aが形成される。大径竿10は空隙部1
2aにおいて変形可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣竿に関し、特に釣人に
把持される釣竿のグリップ部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、釣竿本体に筒状のリールシー
ト等を固定したルアーロッド等の釣竿がある。図3に示
される釣竿201は、釣竿本体202とグリップ部20
3とからなる。釣竿本体202は、グリップ部203の
一端部から他端部に亘り、外径及び内径が略一定の円筒
形状をなす大径竿210と、大径竿210より小径であ
る小径竿220とを大径竿210の軸方向に接続するこ
とにより構成されている。
【0003】また、グリップ部203は、同軸的に隣り
合って配置される前握り部231、リールシート24
0、後握り部232により構成され、前握り部231、
リールシート240、後握り部232は、それぞれ内径
が略一定の略円筒形状をなす筒状の部材である。前握り
部231、後握り部232は、大径竿210の外周に直
接固定され、リールシート240は、スペーサ250を
介して大径竿210の外周に固定されている。スペーサ
250は、コルク等で構成され、大径竿210の外周に
直接固定されている。
【0004】このような釣竿201では、大径竿210
とリールシート240との間にコルク等のような弾力性
を有する材料で構成されたスペーサ250が存在するた
めに、グリップ部302に対して大径竿210が屈曲可
能となる。従って、釣りの最中の釣竿本体302の湾曲
がスムーズとなり、応力集中による大径竿210の損傷
を回避することができる。しかし、大径竿210の損傷
等を回避するためにはスペーサ250という部材が必要
となるために、釣竿の軽量化という点で不利となってい
た。
【0005】また、特開平2−26301号には、図4
に示されるような釣竿301が開示されている。釣竿3
01は、釣竿本体302とグリップ部303とからな
る。釣竿本体302は全体が一本の管状体からなる。釣
竿本体302は、小径の先端側小径部311と、小径部
311に続き徐々にテーパ状に拡径されたテーパ部31
2と、テーパ部312に続く大径部313とを備える。
グリップ部303は、テーパ部312及び大径部313
の外周面に直接接着固定されている。
【0006】グリップ部303は、同軸的に隣り合って
配置される前握り部331、リールシート340、後握
り部332と尻栓350とにより構成され、前握り部3
31、リールシート340、後握り部332は、各々筒
状をなしている。前握り部331は、釣竿本体302の
テーパ部312の外周と同一形状の内周面を備え、テー
パ部312の外周に直接固定されている。前握り部33
1の前端はテーパ部312の最前端と一致する。よっ
て、テーパ部312に一体の小径部311の外周面は、
全て露出されている。また、リールシート340、後握
り部332の内周面は釣竿本体302の大径部313の
外周面と同径の円周面をなし、大径部313の外周に直
接接着固定されている。後握り部332の後端は大径部
313の最後端と一致する。また、尻栓350は、釣竿
本体302の大径部313であって小径部311とは反
対側の端部に、中空の釣竿本体302の内部を塞ぐよう
に備えられている。
【0007】尚、リールシート340には、リールを固
定するための部材であって、魚釣り用リールの脚Rを嵌
入させて支持する一対の係止部341、342が備えら
れている。係止部342は、ネジ山344上に螺合され
るネジ移動体343に支持され、ネジ移動体343の移
動により係止部341と係止部342との距離を離間・
接近させることにより、魚釣り用リールの脚Rを設置・
取外しできるよう構成される。
【0008】釣竿301によると、釣竿本体302にテ
ーパ状の段部312を形成したことにより、釣竿本体3
02とグリップ部303との間にスペーサ等を設けずと
も、釣竿本体302の湾曲がスムーズになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−26301
に記載されているような釣竿301では、スペーサが備
えられていないために、釣竿自体の軽量化が可能である
が、グリップ部303を構成する前握り部331、後握
り部332、リールシート340が釣竿本体302に直
接固定されているために、グリップ部303に対して釣
竿本体302が自由に湾曲することができず、無理に湾
曲させようとすると応力集中が起こって釣竿本体302
が損傷してしまう恐れがある。
【0010】また、中間にテーパ部312を有し、なお
かつ非常に長い小径部311を有するために、釣竿本体
302の製造が困難であった。即ち、釣竿本体302
は、補強繊維に樹脂を含浸したシート状のプリプレグを
釣竿本体302の内周面と同一形状の芯金に巻回して加
圧焼成・硬化させることにより製造する。しかし、この
巻回、加圧焼成の段階において、テーパ部312にてし
わやたくれが発生しやすい。特に、このしわやたくれは
小径で非常に長く形成される小径部311において、先
端に向かうほど大きく形成されてしまう傾向がある。
【0011】更に、前握り部331の内周面は、釣竿本
体302のテーパ部312の外周面と同一形状となるよ
う形成しなければならず、製造困難でコストも高くなっ
てしまう。
【0012】そこで本発明は、釣竿本体の製造における
しわやたくれを防止し、釣竿本体のグリップ部における
応力集中による損傷を回避し、製造容易でコストを抑え
ることのできる軽量の釣竿を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、釣竿本体2、102とグリップ部3、1
03とを備え、該グリップ部3、103は、同軸的に隣
り合って配置されるリールシート40、140と一又は
二以上の握り部31、32、131を有し、該リールシ
ート40、140と該握り部31、32、131は該釣
竿本体2、102の外周に直接固定された釣竿1、10
1において、該リールシート40、140と該握り部3
1、32、131とは内周面が略円筒状である筒状をな
し、該釣竿本体2、102は大径竿10、110と一又
は二以上の小径竿20、120とからなり、該大径竿1
0、110は、該リールシート40、140と該握り部
31、32、131とにまたがって該グリップ部3、1
03の範囲内に位置し、該大径竿10、110は、該小
径竿20、120を接続する先端側小径部11、111
と、小径部11、111よりも大径の後端側大径部1
3、113と、該小径部11、111と該大径部13、
113とを繋ぐ段部12、112とを有し、該段部1
2、112と該グリップ部3、103の間には空隙部1
2a、112aが形成されている釣竿1、101を提供
している。
【0014】また、該大径竿110の該大径部113
は、該段部112に続く第1大径部113Aと、該第1
大径部113Aに続き該第1大径部113Aより大径の
第2大径部113Cを備え、該第1大径部113Aと該
第2大径部113Cとの間には第2の段部113Bが形
成され、該第2大径部113Cの外周は外部に露出して
該グリップ部103の一部として機能するのが好まし
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態による
釣竿1について図1に基づき説明する。釣竿1は、釣竿
本体2とグリップ部3とを備える。
【0016】グリップ部3は、同軸的に隣り合って配置
されるリールシート40、前握り部31、後握り部3
2、尻栓50を有している。前握り部31、リールシー
ト40、後握り部32は、それぞれ内径が略一定の円筒
形状をなし、前握り部31、リールシート40、後握り
部32の順に同軸的に列んで釣竿本体2の外周に直接接
着固定されている。ここで、リールシート40と後握り
部32の内周は同径であるが、前握り部31の内周はリ
ールシート40及び後握り部32の内周よりも小径であ
る。また、尻栓50は、筒状の後握り部32の最後端部
を塞ぐようにして、グリップ部3の最後端に直接固定さ
れている。
【0017】前握り部31、後握り部32は釣竿1を握
りやすくするための部材であり、コルクやエラストマー
等の比較的柔らかい材質により構成される。また、リー
ルシート40はリールを固定するための部材であり、プ
ラスチックや金属等の材質により構成される。リールシ
ート40には、図に示されるように、固定フード41が
設けられ、ネジ山44が形成されており、ネジ山44上
に螺合され回転されることによりリールシート40の軸
方向に移動可能なつまみ(図示せず)と、つまみにより
移動する移動フード(図示せず)が設けられている。固
定フード41と移動フードは魚釣り用リールを固定する
ための部材であるが、つまみの操作により固定フード4
1と移動フードとの距離を離間・接近させ、魚釣り用リ
ールの脚を設置・取外しできるよう構成される。
【0018】また、釣竿本体2は中空の大径竿10と、
大径竿10とは別体の中空の小径竿20とからなる。大
径竿10は、前握り部31、リールシート40、後握り
部32にまたがってグリップ部3の範囲内に位置する。
本実施の形態では、大径竿10の長さとグリップ部3の
長さは同一である。大径竿10は、小径部11、小径部
11に続く段部12、段部12に続く大径部13からな
り、大径部13は小径部11よりも大径であり、段部1
2は、小径部11から大径部13に向って徐々に拡径す
るテーパ状に形成されている。
【0019】小径部11の外周はグリップ部3の前握り
部31の内周と同径の円筒形状であり、小径部11の外
周に前握り部31が直接接着固定されている。小径部1
1の長さとグリップ部3の前握り部31の長さが同一で
あり、小径部11の最前端及び最後端が、グリップ部3
の前握り部31の最前端及び最後端と一致している。
【0020】大径部13の外周はグリップ部3のリール
シート40及び後握り部32の内周と同径の円筒形状で
あり、大径部13の外周にグリップ部3のリールシート
40及び後握り部32が直接接着固定されている。大径
部13の長さと段部12の長さとを加え合わせた長さ
が、リールシート40の長さと後握り部32の長さとを
加え合わせた長さと同一であり、段部12の最前端及び
大径部13の最後端が、リールシート40の最前端及び
後握り部32の最後端と一致するよう固定されている。
【0021】ここで、リールシート40の内周は、上述
のように径が略一定の円筒形状に形成されているので、
段部12とグリップ部3のリールシート40との間には
空隙部12aが画成される。この空隙部12aにおいて
は、釣竿本体2の大径竿10は、グリップ部3のリール
シート40には固定されておらず、よって大径竿10
は、空隙部12aにおいて自由に屈曲可能である。
【0022】上述のように、尻栓50はグリップ部3の
最後端、即ち大径竿10の残部13の最後端に固定され
ており、グリップ部3の後握り部32の最後端が塞がれ
ると同時に、筒状の大径竿10の残部13の最後端も塞
がれている。
【0023】小径竿20は、大径竿10の最も前端に位
置する小径部11に取付けられ、小径竿20の後端部2
1が大径竿10の小径部11の内周に挿入される形で接
着固定されている。小径竿20の図示せぬ最先端(穂
先)には図示せぬトップガイドが取付けられ、小径竿2
0の最先端と後端部21との間には複数の図示せぬ釣糸
ガイドが取付けられている。大径竿10がグリップ部3
の範囲内に収っているため、大径竿10と小径竿20の
継合わせ部分もグリップ部3の内部に位置することとな
り、外観上、継ぎ竿のない1本の竿(1ピースロッド)
のように見える構成となっている。
【0024】本実施の形態の釣竿1によれば、前握り部
31、リールシート40、後握り部32の内周面を略円
筒形状に形成すればよいので、製造容易でコストを抑え
ることができる。また、釣竿本体2を大径竿10と小径
竿20とに分割して構成し、大径竿10はグリップ部3
の範囲内に収まる寸法としたため、段部12の前方に位
置する小径部11は、特開平2−26301号に紹介さ
れたような従来の釣竿301の小径部311と比較して
格段に短く形成される。このため、大径竿10の製造時
に、テーパ部を有する芯金にプリプレグシートを巻回し
て加圧焼成しても、小径部11におけるしわやたくれが
発生しにくく、製造容易となる。
【0025】更に、グリップ部3のリールシート40と
大径竿10の段部12との間に空隙部12aが存在する
ため、この部分において大径竿10はグリップ部3のリ
ールシート40に対して屈曲可能となり、応力集中によ
る大径竿10の損傷を回避することができ、大径竿10
の湾曲がスムーズになる。リールシート40は、上述の
ように、リールを固定するという機能上、金属等の硬い
材質により形成されるので、グリップ部3の中でも特に
リールシート40と大径竿10との間に空隙部12aを
形成することにより、大径竿10の損傷を良好に回避す
ることができる。
【0026】本発明の第2の実施の形態による釣竿10
1について図2に基づき説明する。釣竿101は、釣竿
本体102とグリップ部103とを備える。
【0027】釣竿本体102は中空の大径竿110と、
大径竿110とは別体の中空の小径竿120とからな
り、大径竿110は、第1の実施の形態の小径部11に
対応する小径部111、段部12に対応する段部11
2、大径部13に対応する大径部113を備える。そし
て、小径部111と前握り部131との関係や、段部1
12とリールシート140との関係は、第1の実施の形
態における小径部11と前握り部31との関係、及び段
部12とリールシート40との関係と同じであり、空隙
部112aが形成されている点も同じである。
【0028】第2の実施の形態においては、大径部11
3は、段部112に続く第1大径部113Aと、第1大
径部113Aに続き後方に向って徐々に拡径するテーパ
状の第2段部113Bと、第2段部113Bに続き第1
大径部113Aより大径の第2大径部113Cとを備え
る。そして、第2大径部113Cの外周は外部に露出し
てグリップ部103の一部として機能する。
【0029】リールシート140の先端側(穂先側)の
内周は、径が略一定の円筒形状をなし、段部112との
間に上述した空隙部112aが画成されている。また、
後端側の内周は第2段部113Bの外周面形状に倣った
テーパ状をなしている。そして、リールシート140の
後端側の外径が、第2大径部113Cの外径と略同一で
あって、両者間でスムースな外周面を提供している。
【0030】詳しくは、第1大径部113Aの外周はグ
リップ部103のリールシート140の内周と同径の円
筒形状であり、第1大径部113A及び第2段部113
Bの外周部分にリールシート140が直接接着固定され
ている。具体的には、段部112、第1大径部113
A、第2段部113Bの長さを加え合わせた長さが、リ
ールシート140の長さと同一であり、段部112の最
前端と第2段部113Bの最後端が、それぞれリールシ
ート140の最前端及び最後端と一致している。そし
て、リールシート140の最前端付近の内周は、上述の
ように内径が略一定の円筒形状に形成されているので、
段部112との間に空隙部112aが画成される。この
空隙部112aにおいては、釣竿本体102の大径竿1
10がリールシート140には固定されておらず、空隙
112aにおいて、釣竿本体102がグリップ部103
に対して自由に湾曲可能となる。第1の実施の形態と同
様、第2大径部113Cの最後端は、尻栓150により
塞がれている。
【0031】本実施の形態の釣竿101によれば、中空
の大径竿110の第2大径部113Cが釣竿の外面に露
出し、グリップ部103の一部をなしている。このた
め、第1の実施の形態の釣竿1のような構成と比較し
て、部品点数の軽減が図れると共に、釣竿の軽量化を一
層図ることができ、更に第2大径部113Cにおいて釣
竿本体102自体を直接握ることとなるので、釣りの際
の感度が向上する。
【0032】本発明による釣竿は上述した実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変
形や改良が可能である。例えば、小径竿20、120
は、一本に留まらず、複数の竿が互いに接続される構成
でもよい。
【0033】また、上述の第1又は第2の実施の形態で
は段部をテーパ状に形成したが、大径竿の軸方向に垂直
な面を有する階段状に形成してもよい。
【0034】
【発明の効果】請求項1記載の釣竿によれば、段部が形
成された大径竿はグリップ部の範囲内に位置し、大径竿
の小径部を短く形成することができるので、大径竿の製
造が容易で、しわやたくれ等の製造上の不備も防止する
ことができる。また、大径竿はグリップ部の範囲内に位
置するために、大径竿の小径部に接続される小径竿の接
続部分がグリップ部をなす握り部等の内部に収めること
ができ、継合わせ部分が露出せず、釣竿の見栄えをよく
することができる。更に、釣竿本体の段部とグリップ部
との間に空隙部を形成したことにより、グリップ部を構
成する握り部やリールシートの内周面を釣竿本体の外周
面と一致するよう構成することを要さず、グリップ部を
構成するリールシート等の部材の内周面は内径が略一定
な略円筒形状とすることができる。従って、グリップ部
として簡単な構造を採用することができ、製造容易でコ
ストを低く抑えることができる。そして、大径竿がグリ
ップ部の空隙部において屈曲可能であるために、釣竿本
体の大径竿における応力集中を軽減でき、釣竿本体のス
ムーズな湾曲が可能となる。
【0035】請求項2記載の釣竿によれば、釣竿本体の
大径竿の一部である第2大径部がグリップ部の一部とし
て機能しているので、第2大径部の外周に更に握り部等
を設ける必要が無く、釣竿の軽量化を図ることができ
る。また、釣竿本体の大径竿を直接把持することになる
ので、釣りの感度が向上し、魚の当たり等を逃すことが
少なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による釣竿を示す断
面図。
【図2】本発明の第2の実施の形態による釣竿を示す断
面図。
【図3】従来の釣竿を示す断面図。
【図4】他の従来の釣竿を示す断面図。
【符号の説明】
1、101 釣竿 2、102 釣竿本体 3、103 グリップ部 10、110 大径竿 11、111 小径部 12、112 段部 12a、112a 空隙部 13、113 大径部 113A 第1大径部 113C 第2大径部 113B 第2段部 20、120 小径竿 31、131、 前握り部 32 後握り部 40、140 リールシート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣竿本体とグリップ部とを備え、 該グリップ部は、同軸的に隣り合って配置されるリール
    シートと一又は二以上の握り部を有し、 該リールシートと該握り部は該釣竿本体の外周に直接固
    定された釣竿において、 該リールシートと該握り部とは内周面が略円筒状である
    筒状をなし、 該釣竿本体は大径竿と一又は二以上の小径竿とからな
    り、 該大径竿は、該リールシートと該握り部とにまたがって
    該グリップ部の範囲内に位置し、該大径竿は、該小径竿
    を接続する先端側小径部と、小径部よりも大径の後端側
    大径部と、該小径部と該大径部とを繋ぐ段部とを有し、 該段部と該グリップ部の間には空隙部が形成されている
    ことを特徴とする釣竿。
  2. 【請求項2】 該大径竿の該大径部は、該段部に続く第
    1大径部と、該第1大径部に続き該第1大径部より大径
    の第2大径部を備え、該第1大径部と該第2大径部との
    間には第2の段部が形成され、 該第2大径部の外周は外部に露出して該グリップ部の一
    部として機能することを特徴とする請求項1記載の釣
    竿。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003038067A (ja) * 2001-07-31 2003-02-12 Daiwa Seiko Inc リール装着部を有する釣竿
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