JP4360673B2 - リールシート - Google Patents

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Description

本発明は、本発明は魚釣りに用いる釣竿のリールシートに関する。
釣竿には、リールを脱着自在に竿体に装着するためのリールシートが取り付けられているものがある。この種の釣竿では、リールシートにリールの脚部を取り付けて、リールからの釣糸を釣糸ガイドで穂先側に案内し、釣りをおこなうことになる。
このリールシートには種々のタイプがあるが、その中の1つに、レール溝を移動フードがスライド移動するタイプのものがある。このリールシートは、リールシート本体のリール載置面の幅方向両縁に軸長方向に延びるレール溝が形成されている。さらに、載置面の一端には固定フードが形成されており、レール溝には移動フードがスライド移動自在に取り付けられている。ユーザはリールの脚部を載置面に載置しつつ脚部の一端を固定フードに差し込み、移動フードをスライド移動させて脚部の他端を覆い、移動フードを位置決めして、リールの脚部を載置面上に固定することになる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、このようなタイプのリールシートにおいて生じる問題の1つに、移動フードの緩み乃至レール溝からの脱落という問題がある。即ち、上述のようにリールシートにリールの脚部を取り付けて釣り操作を行う場合、仕掛けに係った魚を釣り上げるために、釣竿を上下左右に振りながら魚を引き寄せてリールで釣糸を巻き上げる。この際に、リールに大きな力が加わり、特に、リールの脚部を固定している移動フードに大きな力が加わる。移動フードは軽量・強度等を考慮してアルミニウム合金などの金属で形成されていることが多いが、繰り返し使用していると、特に、移動フードの左右方向両端のレール溝への噛み合い部分が開いてレール溝への移動フードの取り付けが緩んでしまう。さらに酷くなると、移動フードがレール溝から脱落してしまう恐れもある。このような移動フードの緩みはリールシートへのリール脚部の取り付けを不安定にしてしまう。
特開平07-155093号公報
本発明の課題は、繰り返し使用してもリールシートからリールが外れてしまうのを防止することにある。
本発明は竿体の周面に配置されリールの脚部を取り付けるためのリールシートに関するものである。そして、このリールシートは、竿体に固定される略筒状体であり、リールの脚部を載置する載置面,載置面の軸長方向端部に形成された載置面側に向かって開口する固定フード,載置面の幅方向両縁に軸長方向に延びて形成された1対のレール溝を有する本体部と、レール溝に幅方向両端が噛み合い載置面上を軸長方向にスライド移動自在であり固定フードに対向して開口する移動フード部と、移動フード部を任意の軸長方向位置で位置決めするための位置決め手段と、本体部の幅方向両端に設けられた1対のガードとを備えている。このガードはレール溝に噛み合う移動フード部の幅方向端部を覆いつつ軸長方向にレール溝に沿って延びている。
このリールシートには、リールの脚部を載置面に載置し、脚部の一端を固定フードに差し込み、移動フード部をスライド移動させて脚部の他端を覆い、位置決め手段で移動フード部を固定して、リールを取り付ける。使用時にリールの脚部に対して幅方向に大きな力が加わって、移動フード部のレール溝と噛み合う幅方向端部が幅方向に広がろうとしても、ガードが移動フード部の幅方向端部の広がりを抑える。
このような一対のガードは、例えば、リール本体部の幅方向最大径にあわせて、それぞれのガードが本体部と面一化するようにしてもよい。一般に、釣人はリールシート付近を一方の手で把持しながら釣り操作を行うことが多い。ガードを上述のように面一化させることで、釣人がリールシート付近を把持する際の違和感も解消できる。また、このような一対のガードを本体部の幅方向にそれぞれ設けることで、リールシート付近全体の幅方向長さが大きくなり、釣人がリールシート付近を把持し易くなる。
本発明のリールシートによれば、繰り返し使用していてもリールがリールシートから外れにくくなる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に、本発明の1つの実施形態を採用した釣竿の元竿1のリールシート2付近を示す。釣竿は、複数の竿体を振出形式若しくは並継ぎ形式に連結したものである。各竿体は強化繊維に合成樹脂を含浸させた繊維強化樹脂素材を焼成してなる先細りテーパの施された筒状体である。このような竿体の中でもっとも竿元側に位置する太径の竿体が元竿1である。元竿1には、竿元側端部に尻栓が脱着自在に取り付けられ、釣人が把持するためのグリップが周面に取り付けられ、さらに、リールシート2が周面に取り付けられている。
リールシート2は、本体部3と、移動フード部4と、ガード5とを備えている。
本体部3は、硬質合成樹脂,金属等から構成されるパイプ状の部材である。元竿1が軸長方向に貫通するようにして、本体部3は元竿1の周面の所定の軸方向位置に配置され接着剤等で固定されている。本体部3はその周方向の一部において平面化しており、ここが載置面10である。載置面10の竿元側にあっては、その幅方向中央付近が凹入して溝が形成されている。この溝は載置面10の軸長方向に延びており、この溝にストッパ11がはめ込まれている。ストッパ11は幅方向に延びる凹溝が軸長方向に配列されることで、その周面に凹凸が形成されている。載置面10の穂先側には固定フード12が形成されている。固定フード12は竿元側方向に開口した部分でありこの中にリールの脚部の一端が挿入されることになる。さらに、本体部3の載置面10の幅方向両縁には軸長方向に延びる1対のレール溝13が形成される(図2参照)。即ち、載置面10の幅方向両縁はそれぞれ庇状に幅方向に広がっており、載置面10の幅方向両縁の下側には幅方向に凹入する溝が構成される。この溝が載置面10の幅方向両縁に沿って軸長方向に延びている。
移動フード部4は、フード部14と固定部15とが組み合わされて構成されている。フード部14は穂先側の固定フード12に向かって開口しており内部にリールの脚部の他端を収納可能である。幅方向両端側が折り曲げられて上述のレール溝13に噛み合っている(図2参照)。このレール溝13に沿って移動フード部4が軸長方向にスライド移動する。固定部15は幅方向に回動軸が位置する回動部分と軸受けとからなり、回動部分の回動軸付近に爪が形成されている(図示せず)。回動部分を平伏させると爪が上述のストッパ11に引っ掛かり、移動フード部4は軸長方向において位置決めされる。他方、回動部分を起立させると爪のストッパ11への引っ掛かりが解除され、移動フード部4は軸長方向に移動できる。
ガード5は、本体部3と同様に硬質合成樹脂や金属等から構成され幅方向断面においてL字型に折り曲げられた部材である。左右に対称に一対のガード5が本体部3に取り付けられている。その軸長方向長さは、レール溝13の軸長方向全体に等しいものとしてもよい。若しくは、図1に示すように、レール溝13の竿元側半分程度の範囲にわたって軸長方向に延びるようにしてもよい。例えば、図2に示すように、本体部3のレール溝13の下側に軸長方向に延びる係止溝を形成し、ここにレール溝13の一部をはめ込んで接着剤等で固定する。ガード5の本体部3への装着手法はこのようなものに限定されるものではなく、他の手法を採用することも可能である。例えば、図3に示すように、ガード5をビスなどを用いて本体部3に装着することも可能である。若しくは、必要に応じて、レール溝13は本体部3に一体的に形成してもよい。
もっとも、ここではガード5は断面L字型のものを示しているが、その形状は限定されるものではなく、レール溝13に噛み合う移動フード部4の幅方向両端を幅方向から覆うようなものであれば足りる。
さらに、図4にカードの変形例を示す。図4に示すように、この変形例としてのガード25は、本体部3の幅方向の最大径にあわせて、左右それぞれのガード15が本体部3と面一化するようにしてもよい。一般に、釣人はリールシート付近を一方の手で把持しながら釣り操作を行うことが多い。ガードを上述のように面一化させることで、釣人がリールシート付近を把持する際の違和感も解消できる。また、このような一対のガードを本体部の幅方向にそれぞれ設けることで、リールシート付近全体の幅方向長さが大きくなり、釣人がリールシート付近を把持し易くなる。さらにまた、ガード25の上端を移動フード部4の外形線に沿って湾曲させてもよい。
別のガードの変形例としては、図4のようにガードの外形線の本体部等への面一化を図った上で、ガードの外周面に滑り止め用のゴム板などを貼り付けて、釣人が把持した際の滑り止めなどを図ってもよい。この場合、ガード自体をNBRやウレタンゴム等のゴム素材によって形成することも考えられる。ガードにある程度の屈曲性を付与し、釣人がこのガードを把持してガードを移動フード部4側に押し縮めて、ガードを移動フード4により近接させ得るようにしてもよい。
なお、このリールシート2は、固定フード12を穂先側に、移動フード部3が竿元側に位置するものを例示しているが、その軸方向位置は反対になってもよい。この場合、フードの開口方向やガードの位置などもそれぞれ逆方向となる。
このリールシート2には、リールの脚部を載置面10に載置し、脚部の一端を固定フード12に差し込み、移動フード部3をスライド移動させて脚部の他端を覆い、移動フード部3を位置決めして、リールを取り付ける。使用時にリールの脚部に対して幅方向に大きな力が加わって、移動フード部3のレール溝13と噛み合う幅方向端部が幅方向に広がろうとしても、左右のガード5が移動フード部3の幅方向端部の広がりを防止する。よって、移動フード部3の、特に、フード部14の幅方向端部が変形し、レール溝13から外れてしまうようなことがない。
本発明の1つの実施形態を採用したリールシートを示した図。 図1のリールシート付近の断面図。 図1のリールシートの変形例を示した図。 図1のリールシートのガードの変形例を示した図。
符号の説明
1 元竿(竿体)
2 リールシート
3 本体部
4 移動フード部
5 ガード5
10 載置面
12 固定フード
13 レール溝

Claims (1)

  1. 竿体の周面に配置されリールの脚部を取り付けるためのリールシートであって、
    前記竿体に固定される略筒状体であり、前記リールの脚部を載置する載置面,前記載置面の軸長方向端部に形成された前記載置面側に向かって開口する固定フード,前記載置面の幅方向両縁に軸長方向に延びて形成された1対のレール溝を有する本体部と、
    前記レール溝に幅方向両端が噛み合い前記載置面上を軸長方向にスライド移動自在であり前記固定フードに対向して開口する移動フード部と、
    前記移動フード部を任意の軸長方向位置で位置決めするための位置決め手段と、
    前記本体部の幅方向両端に設けられた1対のガードとを備え、
    前記ガードは前記レール溝に噛み合う移動フード部の幅方向端部を覆いつつ軸長方向に前記レール溝に沿って延びている、リールシート。
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