JP3876735B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、延長用コードを使用して電源に接続する電動工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電動工具のコードフック装置について、以下生垣や植木などの刈り込み作業を行う刈込機を例にとり説明する。
屋外での広範囲な作業を行う刈込機の場合、図7に示す如く刈込機のコード2に延長コード4を接続して作業を行う場合がある。刈り込み作業を行う時、図10のように、作業者6は左右、上下色々な刈り込み方向7に刈込機1を移動させている。また屋外で広範囲に作業をするため延長コード4の長さは10m位あるのが一般的である。
【0003】
作業途中に延長用コード4を作業者6が足で引っ掛けたり、生垣の枝や葉に引っ掛ったりすると、延長用コ−ド4のコンセント5と刈込機1のコ−ド2のプラグ3の接続部に離脱する力が加わり、延長コ−ド4のコンセント5がプラグ3から離脱し作業が中断してしまうことがある。このため図5、図6に示すように、延長用コ−ド4を刈込機1に形成したコードフック部8の開口部9にU字状に曲折した延長用コード4を挿入し、係止部10に係止させて、コード2と延長用コード4の接続部に力が加わらないようにしていた。
【0004】
コ−ドフック部8の使用方法は延長用コ−ド4をU字状に曲折して開口部9に挿入し(A方向)、さらに延長用コ−ド4のU字状曲折部をB方向に押し込みながらC方向に引いて係止部10に係止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記構成において、U字状に曲折して開口部9を通し、係止部10に係止された延長用コ−ド4は、刈り込み作業中に係止したときと反対方向(図5A方向)に力が加わると、延長コ−ド4のU字状に曲折した少なくとも一端は徐々に開口部9に沿って動き、係止部10より離脱し、延長コ−ド4がコ−ドフック部8より抜け出してしまうことがあった。この状態に気づかず作業を続けていると上記したように、延長コ−ド4のコンセント5がプラグ3から離脱し作業が中断してしまうことがあった。
【0006】
本発明の目的は、延長用コードがコードフック部から離脱せず、コードと延長用コードが離れることのない電動工具のコードフック装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、コードフック部に離脱防止装置を設け、離脱防止装置は、開口部を構成するコード室とコード挿入部との間に段差を設けることにより達成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明による電動工具のコ−ドフック装置の一実施形態を図1〜図4に示す。図1は刈込機の斜視図、図2は刈込機の背面図、図3は図2のE−E断面図、図4は図1の延長コ−ド出口側12より見た斜視図である。コ−ドフック部8は、開口部9と係止部10を有しており、開口部9はコード挿入部13とコード室14からなる。
【0009】
コード室14とコード挿入部13の境界付近の形状は図2に示すように、コード挿入部13の延長コード挿入側11の幅をF、延長コード出口側12の幅をf、延長コード4外径をφdとすると、f<φd<F の関係にしコード室14とコード挿入部13の間に段差Zを設けている。コード室14は延長コード4外径φdよりも大きくする。
【0010】
延長コード挿入側11の幅Fを延長コード4外径φdよりも大きくすることで、延長コード4をコード挿入部13に挿入しやすくしている。また、延長コード出口側12を延長コード4外径φdよりも小さくしてコード室14とコード挿入部13間に段差Zを設けることで、コード室14の延長コード4が延長コード挿入部13へ移動することを阻止し、延長コード4の脱落を防止する。なお、前記の離脱防止装置は円形以外の断面形状の延長コード4に対しても有効に機能する。
【0011】
コ−ドフック部8の使用方法は、コード挿入部13に延長用コ−ド4をU字状に曲折させて挿入し、さらにコード室14に延長用コ−ド4のU字状曲折部を押し込みながらC方向に引いて係止部10に係止させる。
【0012】
上記構成により、U字状に曲折して開口部9を通し係止部10に係止された延長用コ−ド4は、刈込み作業中に係止されたときと反対方向(図4 A方向)に力が加わった場合でも段差Zに接触しコード室14より離脱することはない。
【0013】
【発明の効果】
本発明によれば、作業中に延長コードがコ−ドフック部から容易に離脱することがなくなるため、作業が中断してしまうことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した刈込機の斜視図。
【図2】本発明の一実施形態を示す刈込機の背面図。
【図3】図2のD−D断面図。
【図4】図1のコードフック部拡大図。
【図5】延長コードをコードフック部に挿入する前の斜視図。
【図6】延長コードをコードフック部に挿入した後の斜視図。
【図7】コ−ドと延長用コードの接続部。
【図8】従来のコードフック部の部分拡大図。
【図9】図7のコードフック部に延長コードを挿入した部分拡大図。
【図10】刈込機の使用方法を示す斜視図。
【符号の説明】
1は刈込機、2はコ−ド、3はプラグ、4は延長コ−ド、5はコンセント、6は作業者、7は刈り込み方向、8はコ−ドフック部、9は開口部、10は係止部、11は延長コ−ド挿入側、12は延長コ−ド出口側、13はコード挿入部、14はコ−ド室である。
Claims (1)
- 電動工具に接続されたコードと、該コードに接続する延長コードと、電動工具の外枠に一体的に設けられ、前記延長コードを保持し前記コードと延長コードの離脱を防止する係止部と開口部からなるコードフック部とを有する電動工具において、
前記開口部は前記延長コードを挿入するコード挿入部と、前記延長コードを保持するコード室とを有し、
前記コード挿入部と前記コード室との間に段差を設け、
該段差は、前記コード挿入部の前記延長コードの挿入側の幅より前記延長コードの出口側の幅が小さく構成したことを特徴とする電動工具。
Priority Applications (1)
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JP2002054588A JP3876735B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 電動工具 |
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JP2002054588A JP3876735B2 (ja) | 2002-02-28 | 2002-02-28 | 電動工具 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP7475843B2 (ja) * | 2019-11-27 | 2024-04-30 | 株式会社やまびこ | 手持式作業機 |
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JP2003251574A (ja) | 2003-09-09 |
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