JP2005209978A - 薄膜半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薄膜半導体装置の製造方法に関し、イオン注入に伴うチャネルエッジ部分の注入欠陥の発生を回避する。
【解決手段】 絶縁性基板1上に多結晶IV族半導体層2を堆積したのち、少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にIV族元素或いは希ガス元素3のいずれかをイオン注入してアモルファス化したのち、アモルファス化したIV族半導体層4のソース・ドレイン形成領域に導電型決定不純物5をイオン注入する。
【選択図】 図1

Description

本発明は薄膜半導体装置の製造方法に関するものであり、特に、ソース・ドレイン形成工程に伴うチャネルエッジ部における注入欠陥をなくすための工程に特徴のある薄膜半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、TFT等の薄膜半導体装置は、アクティブマトリクス型液晶表示装置等の駆動素子として広く利用されているが、pチャネル型TFTの特性がnチャネル型TFTの特性に比べて充分ではなく、CMOS回路を構成する場合に問題となっていた。
この原因としては、ソース・ドレイン領域の抵抗値が高いことがあげられ、これは、注入したイオンの活性化が充分でないためである。
そこで、活性化を高めるために高温で活性化処理を行うと抵抗値は下がるものの、ガラス基板が高温に耐えられなくなるという問題がある。
そこで、比較的低温処理により充分な活性化処理を行うために、ソース・ドレインの形成工程において、事前にソース・ドレイン形成領域にSi或いはGeを注入することによってアモルファス化しておき、次いで、導電型決定不純物をイオン注入したのち、活性化のためのアニール工程においてアモルファス層の固層成長を利用することによって、より良い結晶性、ドーパントの活性化率、ソース・ドレイン領域の低抵抗値化を実現している(例えば、非特許文献1,2参照)。
ここで、図4及び図5を参照して、従来のTFTの製造工程を説明する。
図4参照
まず、ガラス基板31上にSiO2 バッファ層32をプラズマCVD(PCVD)法によって形成したのち、SiO2 バッファ層32上にα−シリコン膜33を同じくPCVD法によって形成する。
次いで、エキシマレーザ等を用いてα−シリコン膜33にレーザアニールを施すことによってα−シリコン膜33を結晶化して多結晶シリコン膜34に変換する。
次いで、多結晶シリコン膜34をパターニングして島状シリコン領域35としたのち、島状シリコン領域35を覆うようにゲート絶縁膜36を形成する。
図5参照
次いで、ゲート絶縁膜36上にゲート電極37を設けたのち、ゲート絶縁膜36の周辺部を除去し、次いで、ゲート電極37をマスクとしてSiイオン或いはGeイオン38をイオン注入することによってソース・ドレイン形成領域をアモルファス化してアモルファス領域39とする。
引き続いて、ゲート電極37をマスクとして導電型決定不純物40をイオン注入したのち、600℃以下でアニールを行うことによって、注入したイオンの活性化を行うとともに再結晶化してソース・ドレイン領域41を形成する。
この時、イオン注入領域は、予めアモルファス化されているので活性化効率が高まる。 なお、導電型決定不純物40としては、n型領域を形成する場合にはPまたはAsをもち、p型領域を形成する場合にはBを用いる。
次いで、全面に層間絶縁膜42を堆積させた後、ゲート電極37及びソース・ドレイン領域41に対するコンタクトホールを設け、Al等の導電膜を堆積サセプタ、パターニングすることによって、ソース・ドレイン電極43とゲート引出電極(図示を省略)を形成することによってTFTの基本構成が完成する。
Applied Physics Letters,Vol.A44,p.135,1987 Mat.Res.Symp.Proc.,Vol.669,p.2001
しかし、アモルファス化工程においては、ソース・ドレイン形成領域のみにSiイオン或いはGeイオンを注入しているので、チャネル領域との境界部分は注入が不完全なために、注入欠陥が回復せずにソース・ドレイン領域とチャネル領域との境界のチャネルエッジ部分に残ることになり、この注入欠陥がリーク電流の増加の原因になるという問題がある。
したがって、本発明は、イオン注入に伴うチャネルエッジ部分の注入欠陥の発生を回避することを目的とする。
図1は本発明の原理的構成図であり、ここで図1を参照して、本発明における課題を解決するための手段を説明する。
なお、図における符号6,10は、夫々、結晶性IV族半導体層及びゲート電極である。
図1参照
上記課題を解決するために、本発明は、薄膜半導体装置の製造方法において、絶縁性基板1上に多結晶IV族半導体層2を堆積したのち、少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にIV族元素或いは希ガス元素3のいずれかをイオン注入してアモルファス化する工程、及び、アモルファス化したIV族半導体層4のソース・ドレイン形成領域に導電型決定不純物5をイオン注入する工程を有することを特徴とする。
この様に、多結晶IV族半導体層2の少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にアモルファス化のためのイオン注入を行うことによって、チャネルエッジに注入欠陥が発生することがなくなる。
また、この場合のIV族半導体としては、シリコン、ゲルマニウム、SiGe、SiC、SiGeC等のIV族半導体であれば良いが、シリコンが典型的なものであり、また、アモルファス化のために注入する元素はSi、Ge、C等のIV族元素或いはAr、Xe、Kr等の希ガス元素3等のIV族半導体に対する導電型決定不純物とならない元素であれば良いが、Si或いはGeのいずれかが典型的なものである。
また、アモルファス化工程は、ゲート絶縁膜9の形成工程の前であることが望ましく、注入量は1×1014cm-2〜1×1016cm-2の範囲が望ましい。
なお、注入量が臨界注入量である1×1014cm-2未満の場合にはアモルファス化が充分ではなく、一方、1×1016cm-2を越えるとアニール工程における結晶性の回復が充分ではなくなる。
この場合、アモルファス化工程において、絶縁性基板1との界面から0.5nm以上、例えば、0.5nm〜40nmの厚さ、より好適には5nm〜20nmの厚さの多結晶IV族半導体層2の下部を多結晶状態のままに残すことが望ましく、残存した多結晶IV族半導体層2の下部が再結晶化における固相成長における種結晶となるので、良好な結晶性が得られる。
なお、この場合のアニール温度は、絶縁性基板1として典型的な通常のガラス基板が歪まない750℃以下で行うことが望ましく、また、充分な結晶性を得るためには400℃以上の温度でアニールすることが望ましい。
また、ソース・ドレイン形成領域へのイオン注入工程においては、ソース・ドレイン領域7の接合がアニール後の残留欠陥8を納める深さとなるようにイオン注入することが望ましく、それによって、残留欠陥8は常に充電状態となるのでリーク電流に寄与することがなくなる。
本発明においては、チャネル領域とソース・ドレイン領域の境界であるチャネルエッジ部分にアモルファス化によるダメージが無いので、リーク電流を小さくすることができる。
また、アモルファス化工程において、絶縁性基板1との界面から0.5nm以上、例えば、0.5nm〜40nmの厚さの多結晶IV族半導体層を残存させておくことによって、この残存させた多結晶IV族半導体層がアニールによる再結晶化工程における固層成長の種結晶として作用するため良好な結晶が得られ、ソース・ドレインシート抵抗を1/10に、寄生抵抗値を1/3へ低減することができる。
本発明は、ソース・ドレイン領域に注入した導電型決定不純物イオンの活性効率を高めるためのシリコン或いはゲルマニウムなどの元素の事前のイオン注入を、ソース・ドレイン領域及びチャネル領域を含めたシリコン膜に対して行ったのち、アモルファス化したシリコン膜に対して導電型決定不純物注入を行い、次いで、アニール処理を行って注入したイオンを活性化するとともに、アモルファス化層を再結晶化することによってソース・ドレイン領域を形成するものである。
また、アモルファス化工程においては、ガラス基板との界面から0.5nm〜40nmの厚さの部分を多結晶状態のまま残存させるものであり、それによって、アニールによる再結晶化工程において、ほぼ単結晶となる良好な結晶性を得ることができる。
ここで、図2及び図3を参照して、本発明の実施例1のTFTの製造工程を説明する。 図2参照
まず、透明なガラス基板11上に、例えば、PCVD法によって厚さが、例えば、200nmのSiO2 バッファ層12を積層したのち、厚さが、例えば、50nmのα−シリコン膜13を順次堆積させる。
次いで、XeClエキシマレーザを用いてレーザアニールを行うことによってα−シリコン膜13を結晶化して多結晶シリコン膜14に変換する。
次いで、多結晶シリコン膜14の全面にGeイオン15を1×1014cm-2〜1×1016cm-2、例えば、1×1015cm-2注入して多結晶シリコン膜14をアモルファス化シリコン膜16に変換する。
この時、ガラス基板11の界面から0.5nm〜40nm、例えば、10nmの範囲を多結晶シリコン膜14のままで残存させ、以後のアニール工程における固相成長工程における種結晶とする。
なお、注入条件に依存するが、Geイオン15が1×1014cm-2未満の場合には、臨界ドーズ量に達しないのでアモルファス化が不十分であり、1×1016cm-2を越えると注入量が多すぎて結晶性が回復しなくなるおそれがある。
次いで、ドライ・エッチングを施すことによってアモルファス化シリコン膜16/多結晶シリコン膜14をパターニングすることによって島状シリコン領域17を形成したのち、再び、PCVD法を用いて全面に厚さが、例えば、40nmのSiO2 膜18を堆積させる。
図3参照
次いで、スパッタリング法を用いて全面に厚さが、例えば、200nmのAl膜を堆積させたのち、通常のフォトエッチング工程を用いてパターニングすることによってゲート酸化膜19及びAlゲート電極20を形成する。
次いで、Alゲート電極20をマスクとしてBイオン21をイオン注入することによって、イオン注入領域22を形成する。
この場合、後述するアニール工程において、p+ 型ソース・ドレイン領域の接合が、アモルファス化シリコン膜16/多結晶シリコン膜14界面に形成される残留欠陥25を納める深さになるように、アモルファス化シリコン膜16/多結晶シリコン膜14界面より深くイオン注入を行う必要があり、具体的には、注入プロファイルにおけるアモルファス化シリコン膜16/多結晶シリコン膜14界面のB濃度が1×1017cm-3以上になるようにイオン注入する。
次いで、400℃〜750℃、例えば、550℃において4時間のランプアニールを施すことによって注入したPイオンを活性化してイオン注入領域22をp+ 型ソース・ドレイン領域23にするとともに、アモルファス化シリコン膜16の再結晶化を行って結晶性シリコン膜24に変換する。
この場合のアニール条件は、ガラス基板11の歪みの発生を防止するために750℃以下の低温でなければならず、またアニール時間も固層成長が完了する時間で止めなければならない。
この時、チャネルエッジ部分にもGeイオンが注入されてアモルファス化しているので、アニール工程において注入欠陥が残存することはない。
また、ガラス基板11との界面側に多結晶シリコン膜14を薄く残存させているので、結晶性シリコン膜24の結晶性が良好になり、ほぼ単結晶となる。
次いで、全面に厚さが、例えば、30nmのSiO2 膜27と、厚さが、例えば、370nmのSi3 4 膜28を順次堆積させて層間絶縁膜26とする。
次いで、層間絶縁膜26に、Alゲート電極20とp+ 型ソース・ドレイン領域23に対するコンタクトホールを形成したのち、全面に厚さが、例えば、100nmのTi膜、200nmのAl膜、100nmのTi膜を順次堆積させ、次いで、パターニングすることによってTi/Al/Ti構造のソース・ドレイン電極29及び、上部ゲート引出電極・下部ゲート引出電極(いずれも図示を省略)を形成することによってTFTの基本構成が得られる。
以上、説明したように、ソース・ドレイン領域を形成するためのイオン注入工程の前に、少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にGe等をイオン注入してアモルファス化しているので、アニール工程においてソース・ドレイン領域とチャネル領域の界面であるチャネルエッジ部分に注入欠陥が発生することがなく、注入欠陥に起因するリーク電流をなくすことができる。
また、アモルファス化工程において、ガラス基板側に多結晶シリコン膜を残存させてアニール工程における種結晶としているので、結晶化シリコン膜の結晶性を向上することができる。
また、ソース・ドレイン領域がアニール工程に伴う残留欠陥を納める深さになるように形成しているので、残留欠陥は常に充電状態となり、残留欠陥に伴うリーク電流を低減することができる。
これらの相乗効果によって、本発明においては、ソース・ドレインシート抵抗をGeを注入しない場合に比べて1/10に低減することができるとともに、TFT寄生抵抗値を1/3に低減することができた。
以上、本発明の実施例を説明してきたが、本発明は実施例に記載した条件・構成に限られるものではなく、各種の変更が可能であり、例えば、実施例に記載した膜厚、注入量等の数値は記載した数値に限られるものではない。
また、本発明の実施例においては、最初の結晶化のレーザアニール工程において、エキシマレーザを用いているが、エキシマレーザに限られるものではなく、YAGレーザ等のCW(連続発振)レーザを用いても良いものである。
また、本発明の実施例においては、注入イオンの活性化工程においてランプアニールを用いているが、ランプアニールに限られるものでなく、加熱炉を用いたファーネスアニールを用いても良いものである。
また、本発明の実施例においては、ゲート電極としてAlを用いているが、Alに限られるものではなく、Mo或いはTi等の高融点金属或いはそれらのシリサイドを用いても良いものである。
また、本発明の実施例においては、アモルファス化のために注入する元素としてGeを用いているが、Geに限られるものではなくSi或いはCを用いても良く、或いは、Ar、Xe、Kr等の希ガス元素を用いても良いものである。
また、本発明の実施例においては、素子形成用半導体としてSiを用いているが、Siに限られるものではなく、SiGe混晶、SiC混晶、SiGeC混晶等の他のIV族半導体でも良いものであり、この場合もアモルファス化のための注入元素としてはGe等のIV族元素或いは希ガス元素を用いれば良いものである。
また、本発明の実施例においては、素子形成用として薄い半導体膜を前提としているため、ソース・ドレイン領域がアニール工程に伴う残留欠陥を納める深さになるように形成しているが、半導体膜を厚くした場合には、アニール工程に伴う残留欠陥から離れた位置にソース・ドレイン領域を形成しても良く、この場合にも残留欠陥に起因するリーク電流を低減することができる。
また、本発明の実施例においては、導電型決定不純物としてp+ 型ソース・ドレイン領域を形成するためにBを用いているが、Bに限られるものではなく、nチャネル型TFTの場合には、n+ 型ソース・ドレイン領域を形成するためにP或いはAsをイオン注入すれば良い。
ここで再び図1を参照して、本発明の詳細な特徴を改めて説明する。
再び、図1参照
(付記1) 絶縁性基板1上に多結晶IV族半導体層2を堆積したのち、少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にIV族元素或いは希ガス元素3のいずれかをイオン注入してアモルファス化する工程、及び、前記アモルファス化したIV族半導体層4のソース・ドレイン形成領域に導電型決定不純物5をイオン注入する工程を有することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
(付記2) 上記IV族半導体がシリコンであり、且つ、上記アモルファス化のために注入するIV族元素がシリコン或いはゲルマニウムのいずれかであることを特徴とする付記1記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記3) 上記アモルファス化工程が、ゲート絶縁膜9の形成工程の前であることを特徴とする付記1または2に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記4) 上記アモルファス化のために注入する元素の注入量が、1×1014cm-2〜1×1016cm-2であることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記5) 上記アモルファス化工程において、上記絶縁性基板1との界面から少なくとも0.5nmの厚さの多結晶IV族半導体層2の下部を多結晶状態のままに残すことを特徴とする付記1乃至4のいずれか1に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記6) 上記ソース・ドレイン形成領域へのイオン注入工程の後に、750℃以下の温度でアニールを行うことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記7) 上記ソース・ドレイン形成領域へのイオン注入工程における注入深さが、前記ソース・ドレイン領域7の接合が上記アニール後の残留欠陥8を納める深さであることを特徴とする付記6記載の薄膜半導体装置の製造方法。
(付記8) 上記残留欠陥8が、上記絶縁性基板1との界面から0.5nm〜40nmの位置に位置することを特徴とする付記7記載の薄膜半導体装置。
本発明の活用例としては、アクティブマトリクス型液晶表示装置に用いるTFTが典型的なものであるが、アクティブマトリクス型液晶表示装置に限られるものではなく、有機EL等の各種の表示装置用のアクティブマトリクス基板、或いは、ライン光センサ用の駆動素子として用いても良いものである。
本発明の原理的構成の説明図である。 本発明の実施例1のTFTの途中までの製造工程の説明図である。 本発明の実施例1のTFTの図2以降の製造工程の説明図である。 従来のTFTの途中までの製造工程の説明図である。 従来のTFTの図4以降の製造工程の説明図である。
符号の説明
1 絶縁性基板
2 多結晶IV族半導体層
3 IV族元素或いは希ガス元素
4 アモルファス化したIV族半導体層
5 導電型決定不純物
6 結晶性IV族半導体層
7 ソース・ドレイン領域
8 残留欠陥
9 ゲート絶縁膜
10 ゲート電極
11 ガラス基板
12 SiO2 バッファ層
13 α−シリコン膜
14 多結晶シリコン膜
15 Geイオン
16 アモルファス化シリコン膜
17 島状シリコン領域
18 SiO2
19 ゲート酸化膜
20 Alゲート電極
21 Bイオン
22 イオン注入領域
23 p+ 型ソース・ドレイン領域
24 結晶性シリコン膜
25 残留欠陥
26 層間絶縁膜
27 SiO2
28 Si3 4
29 ソース・ドレイン電極
31 ガラス基板
32 SiO2 バッファ層
33 α−シリコン膜
34 多結晶シリコン膜
35 島状シリコン領域
36 ゲート絶縁膜
37 ゲート電極
38 Siイオン或いはGeイオン
39 アモルファス化領域
40 導電型決定不純物
41 ソース・ドレイン領域
42 層間絶縁膜
43 ソース・ドレイン電極

Claims (5)

  1. 絶縁性基板上に多結晶IV族半導体層を堆積したのち、少なくともソース・ドレイン形成領域及びチャネル形成領域にIV族元素或いは希ガス元素のいずれかをイオン注入してアモルファス化する工程、及び、前記アモルファス化したIV族半導体層のソース・ドレイン形成領域に導電型決定不純物をイオン注入する工程を有することを特徴とする薄膜半導体装置の製造方法。
  2. 上記アモルファス化のために注入する元素の注入量が、1×1014cm-2〜1×1016cm-2であることを特徴とする請求項1記載の薄膜半導体装置の製造方法。
  3. 上記アモルファス化工程において、上記絶縁性基板との界面から少なくとも0.5nmの厚さの多結晶IV族半導体層の下部を多結晶状態のままに残すことを特徴とする請求項1または2に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
  4. 上記ソース・ドレイン形成領域へのイオン注入工程の後に、750℃以下の温度でアニールを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の薄膜半導体装置の製造方法。
  5. 上記ソース・ドレイン形成領域へのイオン注入工程における注入深さが、前記ソース・ドレイン領域の接合が上記アニール後の残留欠陥を納める深さであることを特徴とする請求項4記載の薄膜半導体装置の製造方法。
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