JP2005199824A - 車両用ドア近傍照明装置 - Google Patents

車両用ドア近傍照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】車両に乗降する際に乗員の足元近傍を照らすと共に、前記車両に対する解錠操作が行われたことを昼夜を問わず確実に視認することができる。
【解決手段】車両12のフロントドア14においてミラー装置16を保持するミラーステー18の内部に照明装置10が設けられ、前記車両12に乗員68a、68bが乗降する際に、照明装置10の本体部に装着されたバルブから出射される発光光が、車両12の上方に向かって傾斜した表示部から外部へと照射されることにより、車両12の施錠又は解錠状態が視認されると共に、同時に、発光光が車両12の下方に向かって傾斜した第1突出部から下方に向かって照射されることによって、乗員68a、68bが乗降する際の足元近傍の路面78上を照らしている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば、乗員が車両に乗降する際に該乗員の足元近傍を照らすことが可能な車両用ドア近傍照明装置に関する。
従来から、自動車等の車両のフロントドアに設けられたドアミラー装置に、前記車両外を照明する照明装置が設けられている。
特許文献1には、ドアミラー本体あるいはドアミラーステーに照明装置が設けられ、ドアを開いたときにドア近傍下方部を照明する車両用ドア近傍照明装置が開示されている。
また、特許文献2には、ドアミラー本体に設けられ、乗員が車両に乗車する際に、前記車両の後方を広範囲に照明して自動車の外側の安全に配慮した自動車の外側の安全灯が開示されている。
特開平11−105621号公報 特開平9−48284号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に係る従来技術においては、夜間、車両に乗降する乗員の足元等の照明を行うことはできるが、日中における車両用ドアの解錠操作又は開閉操作を認識しにくいという問題がある。
本発明は、前記の問題を考慮してなされたものであり、乗員が車両に乗降する際の足元近傍を照らすことができると共に、昼夜を問わず前記乗員が車両用ドアの解錠操作又は開閉操作が行われたことを確実に視認することが可能な車両用ドア近傍照明装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、車両におけるドアミラー装置の商品性を向上させることにある。
前記の目的を達成するために、本発明は、ライトを点灯させて車両外のドア近傍を照明する車両用ドア近傍照明装置において、
前記ライトは、ドアミラーをフロントドアに取り付けるドアミラーステーに内蔵され、
前記ドアミラーステーには、下方に向けられレンズが装着された第1開口部と、側方又は上方に向けられレンズが装着された第2開口部とが形成されており、車両用ドアの解錠、又は開閉操作に応じて前記ライトを所定時間点灯させることを特徴とする(請求項1記載の発明)。
本発明によれば、乗員が車両における車両用ドアの解錠操作、又は前記車両用ドアの開閉操作を行った際に、ミラーステーに内蔵されたライトが所定時間点灯することにより第2開口部に装着されたレンズを介して前記ライトからの光が側方又は上方に向かって照射される。これにより、乗員が車両用ドアの解錠操作を行った際に、夜間のみならず日中においても前記乗員がレンズからの光を介して前記操作が行われたことを確実に視認することができる。また、ライトが所定時間だけ連続点灯しているため、ライトが点滅する、いわゆるアンサーバックによる技術のように車両用ドアの解錠操作等が行われたことを見落とすことがなく、確実に視認することができる。
また、乗員が車両における車両用ドアの解錠操作、又は前記車両用ドアの開閉操作を行った際に、同時に、前記ライトが所定時間点灯することにより第1開口部に装着されたレンズを介してライトからの光が下方に向かって照射される。これにより、車両のフロントドア近傍の路面を照らすことにより、夜間等に乗員が車両に乗降する際の利便性を向上させている。
さらに、前記ドアミラーステーには、車両の前後方向に沿って延在した延出部が形成され、
前記延出部には、前記第1及び第2開口部が形成されると共に、前記第1開口部と第2開口部の内、少なくとも1つの開口部の前記車両の前後方向に沿った長さ寸法が、前記車両の高さ方向に沿った高さ寸法より大きく形成されることを特徴とする(請求項2記載の発明)。
これにより、ミラーステーに、車両の前後方向に沿って延在させた延出部を形成すると共に、前記延出部に形成される第1及び第2開口部をそれぞれ車両の前後方向に沿って長く形成することにより、前記延出部に内蔵されるライトによって車両の前後方向に沿って設けられるフロントドア近傍の路面を広範に照らすことができる。そのため、車両用ドアから車両に乗降する乗員の足元近傍を照らすことができ、夜間等において乗員が車両に乗降する際の利便性を向上させることが可能となる。
さらにまた、前記第2開口部に装着されたレンズには、前記ライトの透過光により視認可能となるシンボルが描かれていることを特徴とする(請求項3記載の発明)。これにより、ライトが点灯した際にレンズが点灯するのみでなく、前記レンズに描かれたシンボルが、前記ライトからの透過光によって前記レンズから浮かび上がるように見える点灯状態となり、前記シンボルが描かれたドアミラー装置の商品性を向上させることができる。シンボルとしては、文字、絵文字、数字等がある。
またさらに、前記レンズは、前記シンボルが描かれたシンボル部と、前記シンボル部以外の背景部とからなり、
前記シンボル部の色と前記背景部の色とが、互いに補色関係を有する色とされていることを特徴とする(請求項4記載の発明)。従って、シンボルが描かれたシンボル部の色と、レンズにおけるシンボル部以外の部位からなる背景部の色とを補色関係の色とすることにより、ランプを点灯させた際に前記シンボル部と背景部との明暗又は濃淡をより一層明確にすることができる。このため、前記シンボル部を外部からより一層確実に視認することができると共に、それに伴って、商品性を向上させることができる。
また、前記ライトは、光源と、前記光源と前記レンズの間に設けられ前記光源からの光を集光して前記レンズに照射する集光レンズを備えることを特徴とする(請求項5記載の発明)。従って、光源からの光を集光レンズによって集光した後、レンズから外部へと照射することにより、前記光源から光をレンズを介して外部へと効率的に照射することができるため、前記光源の容量を小さくした場合においても十分な照度が得られ、それに伴って省電力化を図ることが可能となる。
さらに、前記ライトは、光源と、前記光源からの光を後方下側に配光するリフレクターを備えることを特徴とする(請求項6記載の発明)。
従って、リフレクターを設けることにより光源からの光をレンズを介して後方下側へと配光することができるため、前記レンズに向かって直接的に入射する光に加え、前記リフレクターによってレンズへと入射するように配光された光とによって前記レンズから外部へと照射される光の光量を増大させることができる。そのため、光源からの光によって乗員の足元近傍を好適に照らすことができ、前記乗員が夜間等に車両に乗降する際における利便性を向上させることができる。
さらにまた、前記集光レンズは、前記第1開口部に装着されたレンズに対向する第1レンズ部と、前記第2開口部に装着されたレンズに対向する第2レンズ部とを備え、
前記第1レンズ部には、前記光源と対向する面に、前記光源からの光を前記車両の前方に向かって配光する第1配光部と、前記第1配光部と隣接し、前記光源からの光を前記車両の下方に向かって配光する第2配光部と、前記光源からの光を前記車両の後方に向かって配光する第3配光部と、
を備えることを特徴とする(請求項7記載の発明)。
従って、光源からの光を車両用ドア近傍の路面へと照射する第1レンズ部に、車両におけるフロントドア近傍に照射される光の照射範囲が異なる発光第1〜第3配光部を設けることにより、前記光を確実且つ効率的に車両用ドア近傍の路面における所望の範囲へと照射することができる。これにより、車両に乗降する乗員の足元近傍を確実に照らすことが可能となり、夜間等に乗員が車両に乗降する際の利便性を向上させることができる。
またさらに、前記第1レンズ部には、前記光源と対向する面と反対側の面に、前記光源からの光を前記車両用ドアに接近する方向に所定角度傾斜して配光する第4配光部と、
前記第4配光部と略平行に設けられ、前記光源からの光を前記車両用ドアから離間する方向に所定角度傾斜させて配光する第5配光部と、
を備え、
前記第5配光部が、前記第1レンズ部において前記第4配光部より車両側に形成されることを特徴とする(請求項8記載の発明)。
これにより、第2レンズ部における車両側に形成された第5配光部を介して配光される光源の光が、前記車両の前記車両用ドアに接近する方向に所定角度傾斜するように配光されているため、前記車両用ドア近傍の路面に向かって照射される際に該車両用ドアによって遮断されることなく、光源から第1レンズ部を介して車両における車両用ドア近傍の路面へと好適に照射することができる。また、前記第5配光部とは反対に車両用ドアに接近する方向に所定角度傾斜させて配光している第4配光部を介して、前記第5配光部で照射できない車両用ドア近傍の路面を照らすことができる。
そのため、光源からの光を、第4及び第5配光部を介して路面へと交差状に配光することにより、車両用ドア近傍の路面を確実に照らすことができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、乗員が車両における車両用ドアの解錠操作、又は前記車両用ドアの開閉操作を行った際に、ミラーステーに内蔵されたライトが所定時間点灯することにより第2開口部に装着されたレンズを介して前記ライトからの光が側方又は上方に向かって照射され、夜間のみならず日中においても前記乗員がレンズからの光を介して前記操作が行われたことを確実に視認することができる。
同時に、前記ライトが所定時間点灯することにより第1開口部に装着されたレンズを介してライトからの光が下方に向かって照射され、車両のフロントドア近傍の路面を照らすことにより、夜間等に乗員が車両に乗降する際の利便性を向上させている。
また、レンズにシンボルを描くことにより、ライトが点灯した際にシンボルが該ライトからの透過光によって好適に点灯した状態となり、前記シンボルが描かれたドアミラー装置の商品性を向上させることができる。
本発明に係る車両用ドア近傍照明装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置を示す。なお、ここでは、車両用ドア近傍照明装置10が、車両12(例えば、自動車)の運転席側のフロントドア及び助手席側のフロントドアの近傍にそれぞれ設けられた場合について説明する。
この車両用ドア近傍照明装置10(以下、単に照明装置10という)は、車両12の後方を視認するための一組のミラー装置(ドアミラー装置)16を保持し、前記車両12におけるフロントドア14に装着される一組のミラーステー(ドアミラーステー)18の内部に設けられている。なお、一組の照明装置10は、それぞれ同一の構成要素からなるため、運転席側のフロントドア14に設けられる一方の照明装置10について以下に説明し、助手席側のフロントドア14に設けられる他方の照明装置についてはその詳細な説明を省略する。
照明装置10は、図3及び図4に示されるように、車両12におけるフロントドア14の外壁面に装着される本体部20(図5参照)と、前記本体部20の内部に装着され、点灯可能なバルブ(光源)22(図3参照)を有するライトユニット24と、前記本体部20とライトユニット24との間に設けられるリフレクター26と、前記本体部20に装着され、前記バルブ22からの発光光を所望の位置へと配光する第1及び第2レンズ部(集光レンズ)28、30を含むインナカバー32(図5参照)と、前記インナカバー32の外側に装着され、前記本体部20との間にインナカバー32を囲繞するアウタカバー34とからなる。
ミラーステー18は、図1に示されるように、車両12のフロントドア14の上端部に設けられ、前記車両12の前後方向に所定長だけ延在するように形成されている(図3参照)。そして、ミラーステー18の一端部は、図3に示されるように、ミラー装置16を回動自在に保持し、他端部には、車両12の後方に向かって所定長だけ延在した延出部36が形成されている。この延出部36の略中央部は、図5に示されるように、フロントドア14から離間する方向に突出した断面略V字状に形成され、前記延出部36の内部に照明装置10が内装されている。
また、ミラーステー18の延出部36には、図3に示されるように、車両12の下方側に向かって傾斜した一側面に略長方形状に開口した第1開口部38が形成されると共に、前記車両12の上方側に向かって傾斜した他側面に略長方形状に開口した第2開口部40が形成されている。そして、ミラーステー18の内部に照明装置10が装着された際、前記第1開口部38に、アウタカバー34の第1突出部(レンズ)100(後述する)が挿入され、前記第2開口部40に、前記アウタカバー34の第2突出部(レンズ)102(後述する)が挿入される。
照明装置10の本体部20は、図7に示されるように、略矩形状に形成され、その側面から複数の取付部42が突出するように形成され、前記取付部42を介して本体部20がフロントドア14の外壁面にボルト44で固定されている(図4参照)。
本体部20には、インナカバー32が装着される内側面側に断面略三角状の一組の壁部46a、46bが形成され、前記壁部46a、46bは、本体部20が装着された際にその一方が車両12の前方側に形成され、他方が車両12の後方側となるように所定間隔離間して略平行に形成されている。
また、図6に示されるように、一方の壁部46bを貫通するように本体部20の側部に貫通孔48が形成され、前記貫通孔48の内部にはライトユニット24が挿入されている。そして、前記ライトユニット24のバルブ22が貫通孔48に挿入された際に、前記本体部20の略中央部に位置するように配設されている。
さらに、本体部20には、フロントドア14に装着される外側面と、インナカバー32が装着される内側面とを連通する小径の空気抜き孔50が形成されている。空気抜き孔50は、本体部20の外側面側に形成された筒部52の内部と連通し、前記筒部52には、弾性材料からなるシール部材54が内装されたキャップ部材56が着脱自在に装着されている(図8参照)。
すなわち、筒部52の端部にキャップ部材56を装着して閉塞することにより、前記キャップ部材56及びシール部材54によって空気抜き孔50の連通状態が遮断され、本体部20に対してインナカバー32とアウタカバー34を一体的に装着した際に、前記本体部20とアウタカバー34との間に形成される空間58内の気密が保持される。
また、キャップ部材56を筒部52から離脱させることにより、前記空間58の内部と外気とを連通状態とし、前記空間58の内部の換気を行うことができる。これにより、空間58内の気体に含まれた水分が、気温変化等の影響下に液化してインナカバー32やアウタカバー34等に付着した場合においても、キャップ部材56の着脱作用下に空間58の内部から好適に除去することができる。
ライトユニット24は、図6及び図8に示されるように、図示しない電源(例えば、バッテリ)から電流が供給されることにより点灯可能なバルブ22と、前記バルブ22を保持すると共に、リード線60を介して前記バルブ22へと電流を供給する端子62(図8参照)を有するソケット部64とからなる。
また、ライトユニット24は、図8に示されるように、本体部20に対して弾性材料(例えば、ゴム製材料)から形成される環状のシール部材70をソケット部64に挿通させて、貫通孔48へと挿入することにより該本体部20に一体的に固定されている。すなわち、ライトユニット24のソケット部64と本体部20との間にシール部材70を挟持することにより、前記シール部材70によって貫通孔48を介して本体部20の内部に水分等が浸入することを防止することができると共に、本体部20とアウタカバー34との間に形成される空間58(図6参照)の内部の気密を保持することができる。
ライトユニット24におけるバルブ22と本体部20の内側面との間には、図6に示されるように、プレート状のリフレクター26が設けられている。リフレクター26は、バルブ22から出射された発光光を反射可能な材料によって形成されると共に、前記バルブ22から出射された発光光を、インナカバー32側に向かって効率的に反射させることが可能なように所定量だけ湾曲若しくは傾斜して形成されている。
そして、ライトユニット24は、図示しない電源に接続されたリード線60(図4参照)がソケット部64の端子62へと接続され、乗員68a、68b(図2参照)が車両12に乗降する際に行うフロントドア14又はリアドア66(図2参照)の少なくとも一方の開閉動作が図示しない検出機構によって検出された場合、若しくは、前記乗員68a、68bが車両12のフロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方を施錠若しくは解錠したことが検出された場合に、その検出信号がコントローラへと出力される。そして、前記コントローラからの制御信号に基づいて電源からソケット部64を介してバルブ22へと電流が供給され、該バルブ22を点灯させている。
インナカバー32は、図5及び図7に示されるように、透過性を有する樹脂製材料から略V字状に形成され、前記本体部20の壁部46a、46bの内側となるように配設されている。この際、インナカバー32のV字形状と、本体部20の壁部46a、46bの略三角形状とが略一致するように形成されている。なお、インナカバー32の材質は、透明な樹脂製材料に限定されるものではなく、透過性を有する材料(例えば、ガラス材料)であればよい。
また、インナカバー32は、図5に示されるように、本体部20に装着されたバルブ22からの発光光をアウタカバー34の表示部106(図7参照)に対して略直交するように照射する第1レンズ部28と、前記バルブ22から出射された発光光を車両12の下方へと照射する第2レンズ部30とからなる。
そして、本体部20が車両12のフロントドア14に装着された際、前記本体部20に対して第1レンズ部28が前記フロントドア14における上方側、前記第2レンズ部30が前記フロントドア14における下方側となるようにそれぞれ所定角度傾斜するように装着されている。なお、インナカバー32に一体的に設けられる第1レンズ部28と第2レンズ部30とを別体構造とし、それぞれを本体部20とアウタカバー34との間に配設するようにしてもよい。
第1レンズ部28は、図9に示されるように、アウタカバー34の第2突出部102に向かって所定長だけ突出して略長方形状に形成されると共に、本体部20と対向する第1レンズ部28の内表面には、車両12の前後方向(図1及び図9中、矢印X1、X2方向)に沿って略平行な複数の溝からなるレンズ76が形成されている(図5参照)。すなわち、バルブ22より出射された発光光が、複数の溝を有するレンズ76を透過することにより、前記第1レンズ部28と対向するように設けられるアウタカバー34の第2突出部102の外表面に対して発光光を略直交するように照射させることができる。
第2レンズ部30は、インナカバー32が本体部20に装着された状態で該本体部20側に窪むように略長方形状に形成されている(図9参照)。この窪んだ第2レンズ部30は、第1レンズ部28側に形成され、車両12が停車している路面78(図1参照)と略対向するように所定角度傾斜した第1傾斜面80と、前記第1傾斜面80と隣接する第2傾斜面82と、前記第1傾斜面80の側部と第2傾斜面82の側部とにそれぞれ隣接する第3及び第4傾斜面86とからなる。なお、第3傾斜面84が、車両12の前方側(図2中、矢印X1方向)となるように形成されると共に、第4傾斜面86が車両12の後方側(図2中、矢印X2方向)となるように形成されている。
第1傾斜面80には、図9に示されるように、ライトユニット24のバルブ22と対向する内壁面88に複数の溝から凹凸状に形成された第1フレネルレンズ部(第1配光部)90と、前記第1フレネルレンズ部90と隣接し、前記第1傾斜面80の略中央部に形成される第2フレネルレンズ部(第2配光部)92と、前記第2フレネルレンズ部92に隣接する第3フレネルレンズ部(第3配光部)94とが形成されている。前記第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94は、フロントドア14の外壁面と略直交する車両12の幅方向(図5中、矢印Y1、Y2方向)に沿った複数の溝から凹凸状に形成されている。
そして、第1フレネルレンズ部90は、図9に示されるように、照明装置10が車両12のフロントドア14に装着された際、前記車両12の前方側(矢印X1方向)となるように所定範囲C内に配設され、第3フレネルレンズ部94が車両12の後方側(矢印X2方向)となるように所定範囲E内に配設されると共に、前記第1フレネルレンズ部90と第3フレネルレンズ部94との間の所定範囲D内に第2フレネルレンズ部92が配設されている。
また、照明装置10が車両12のフロントドア14に装着された際に、第1フレネルレンズ部90は、バルブ22からの発光光を、車両12の前方側(矢印X1方向)に向かって所定角度傾斜して照射することが可能なレンズ特性を有し、第2フレネルレンズ部92は、前記発光光を車両12の下方近傍の路面78に向かって略直交するように照射することが可能なレンズ特性を有している。さらに、第3フレネルレンズ部94は、前記バルブ22から出射された発光光が車両12の後方側(矢印X2方向)に向かって所定角度傾斜して拡散するように配光され、その発光光の後端を、該車両12のフロントドア14とリアドア66との境界部位近傍の路面78を照射することが可能なレンズ特性を有するように形成されている。
これにより、図10に示されるように、第1フレネルレンズ部90及び第2フレネルレンズ部92を透過した発光光が、第2レンズ部30から車両12(図1参照)の下方に向かって拡散するように路面78へと照射されることにより該路面78の所定範囲Fを照らし、第3フレネルレンズ部94を透過した発光光が、車両12の下方より若干該車両12の後方側(矢印X2方向)へと傾斜して照射されることにより路面78上の所定範囲Gを照らしている。
一方、第1傾斜面80の内壁面88と反対側の外壁面96は、路面78と略対向するように形成され、図5及び図9に示されるように、車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)と略平行な複数の溝が凹凸状に形成された第4及び第5フレネルレンズ部97、99が形成されている。
第4フレネルレンズ部(第4配光部)97は、図5に示されるように、第1傾斜面80の外壁面96の略中央部を境として第1レンズ部28側に形成されると共に、第5フレネルレンズ部(第5配光部)99は、第2傾斜面82側に形成されている。すなわち、第4及び第5フレネルレンズ部97、99が、第1傾斜面80の外壁面96にそれぞれ略平行に形成されている。
そして、照明装置10が車両12のフロントドア14に装着された際に、第4フレネルレンズ部97は、バルブ22からの発光光をフロントドア14の外壁面近傍の路面78に向かって所定角度傾斜して照射することが可能なレンズ特性を有し、第5フレネルレンズ部99は、前記発光光を前記フロントドア14の外壁面より所定間隔離間した位置の路面78に向かって照射することが可能なレンズ特性を有するように形成されている。
すなわち、第1傾斜面80の第4及び第5フレネルレンズ部97、99から照射される発光光は、照明装置10と路面78との間において互いに交差するように照射され、第4フレネルレンズ部97によってフロントドア14の外壁面と略平行に路面78が照らされると共に、第5フレネルレンズ部99によって前記フロントドア14の外壁面から略平行に離間した位置の路面78が照らされる。
換言すると、第4及び第5フレネルレンズ部97、99から照射される発光光を、互いに所定角度傾斜させることなく、該第4及び第5フレネルレンズ部97、99のそれぞれ下方近傍の路面78に向かって直線的に照射した場合には、前記第5フレネルレンズ部99が、フロントドア14の外壁面と近接する位置に形成されているため、第5フレネルレンズ部99から拡散するように照射された発光光の一部が、外側に向かって湾曲状に張り出したフロントドア14の外壁面に照射されることとなる。これにより、路面78上を照射するためのバルブ22からの発光光の一部が、フロントドア14によって所定量だけ遮断された状態となる。
そのため、第5フレネルレンズ部99からの発光光が、フロントドア14に照射されることを回避するように、該フロントドア14の外壁面から離間する方向(矢印Y1方向)に所定角度傾斜させて配光し(矢印A参照)、反対に、フロントドア14より離間した位置に形成される第4フレネルレンズ部97からの発光光を、フロントドア14側(矢印Y2方向)に向かって所定角度傾斜させるように配光する(矢印B方向)ことにより、バルブ22から出射される発光光によって車両12のフロントドア14近傍の路面78上を好適に照らすことができる。
すなわち、バルブ22から出射された発光光が、第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94によって車両12の側方における車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に沿った所定範囲内に配光されると共に、第4及び第5フレネルレンズ部97、99によって車両12の側方より該車両12の幅方向(矢印Y1、Y2方向)に離間した所定範囲内に配光される。
これにより、第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94を透過して配光された発光光と、第4及び第5フレネルレンズ部97、99を透過して配光された発光光とによって、車両12のフロントドア14及びリアドア66の側方における所定範囲内の路面78が好適に照らされる。
アウタカバー34は、図5に示されるように、インナカバー32と同様に透明な樹脂製材料から断面略V字状に形成され、その周面を囲繞するようにフランジ部98(図7参照)が形成されている。アウタカバー34の断面形状は、インナカバー32の断面V字形状、本体部20の壁部46a、46bの断面略三角形状と略同一の断面形状となるように形成されている。
そして、アウタカバー34は、インナカバー32が内装された本体部20の壁部46a、46bにフランジ部98を介して一体的に装着されている。そのため、インナカバー32の全体が、本体部20とアウタカバー34とによって完全に囲繞される。
詳細には、アウタカバー34のフランジ部98の端面と、本体部20の壁部46a、46bの端面を当接させた状態で、例えば、振動溶着等を施すことにより前記アウタカバー34と本体部20とをインナカバー32が内装された状態で密着させて装着している。これにより、アウタカバー34と本体部20との間に形成される空間58内の気密が保持されると共に、前記空間58の内部へ外部から水分等が浸入することがない。
アウタカバー34には、前記インナカバー32の第2レンズ部30と対向する位置に略長方形状の第1突出部100が形成され、アウタカバー34を本体部20に装着した際、前記第1突出部100の内部に第2レンズ部30が挿入されて当接している。
また、アウタカバー34には、前記インナカバー32の第1レンズ部28と対向する位置に、該第1レンズ部28より離間する方向に突出した第2突出部102が形成され、前記第2突出部102の内部には、前記アウタカバー34を本体部20に装着した際に第1レンズ部28が挿入される。
なお、第1突出部100及び第2突出部102は、図3に示されるように、第1レンズ部28及び第2レンズ部30と同様に車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に沿った長さが、該車両12の高さ方向(矢印Z1、Z2方向)に沿った長さより長く形成された略長方形状に形成されている。
一方、図7に示されるように、アウタカバー34には、本体部20と対向する内側面と反対側の外側面に塗料(例えば、黒色)等によって被覆された被覆層104が形成されている。そして、アウタカバー34の第2突出部102の外側面に複数の文字、絵文字、数字等のシンボルからなる表示部(シンボル部)106と、第1突出部100の外側面全体とを被覆している被覆層104のみにエッチング処理を施すことにより、前記第2突出部102における表示部106及び第1突出部100の外側面全体の被覆層104を除去している。
その結果、アウタカバー34は透明な樹脂製材料から形成されているため、エッチング処理を施すことにより第2突出部102の表示部106、第1突出部100の外側面全体のみを、前記アウタカバー34の内部に設けられたバルブ22からの発光光を外部へと照射可能な透過状とすることができる。また、前記アウタカバー34における表示部106、第1突出部100以外の部位は、被覆層104によってバルブ22からの発光光の外部への照射が遮断された背景部107として機能している。
すなわち、本体部20に設けられたバルブ22が発光した際、前記発光光がインナカバー32を透過してアウタカバー34の表示部106のみを透過して外部へと照射されると同時に、前記アウタカバー34の第1突出部100の外側面全体を透過して外部へと照射される。その際、インナカバー32を透過したバルブ22からの発光光は、被覆層104によってアウタカバー34における第2突出部102における背景部107、第1突出部100以外の部位から外部へと照射されることが阻止される。
これにより、車両12に照明装置10が装着された状態で、前記発光光が照射された表示部106における文字、絵文字、数字等のシンボルを外部から明確に視認することができる。なお、表示部106は、単一の文字、数字等によって形成するようにしてもよい。
また、表示部106におけるシンボルは、透過性を有し、前記被覆層104とは異なる色で着色されている。その際、アウタカバー34を被覆している被覆層104の色と、着色された表示部106の色とを互いに色相が相対する補色(例えば、紫色と黄色)の関係の色とすることにより、本体部20に設けられたバルブ22を点灯させた際に、前記表示部106は被覆層104が形成された第2突出部102における背景部107に対して明暗又は濃淡を明確にさせることができる。
なお、この背景部107は、被覆層104によって完全に遮光された場合に限定されるものではなく、前記背景部107に被覆層104を形成する代わりに前記表示部106と補色関係の透過性を有する色で着色するようにしてもよい。
これにより、外部から表示部106のシンボルをより一層容易且つ確実に視認することが可能となると共に、前記シンボルが描かれた表示部106から照射される透過光による透過照明によって高級感が得られ、照明装置10が設けられるミラー装置16の商品性を向上させることができる。
そして、図4に示されるように、アウタカバー34を含む照明装置10がフロントドア14に装着された後、前記照明装置10の全体を覆うようにミラーステー18を装着する(図3参照)。その際、照明装置10におけるアウタカバー34の第2突出部102を、ミラーステー18の第2開口部40の内部に挿入し、第1突出部100を、ミラーステー18の第1開口部38の内部に挿入する。なお、第2突出部102の外形形状と第2開口部40の開口部形状とは、図3に示されるように、車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に沿った長さが、該車両12の高さ方向(矢印Z1、Z2方向)に沿った長さより長く形成された略同一の長方形状に形成されると共に、第1突出部100の外形形状と第1開口部38の開口部形状とも同様に、略同一の長方形状に形成されている。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。なお、ここでは、図1に示されるように、車両12の側面に設けられた直線状のガイドレール108に沿って前記車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)へと変位することにより開閉するスライド式のリアドア66を有する自動車(例えば、ミニバン)に照明装置10が適用された場合について説明する。
最初に、車両12に乗車している乗員68a、68b(図2参照)が、該車両12から降車する場合について説明する。
先ず、乗員68a、68bが車両12から降車するにあたって該車両12のフロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方のドアを開くことにより、前記フロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方のドアの開動作が図示しない検出機構によって検出され、その検出信号に基づいて図示しないコントローラから電源を介してライトユニット24に電流が供給される。そして、ソケット部64の端子62へと供給された電流によってバルブ22が点灯する。
そして、バルブ22からの発光光が、インナカバー32における第2レンズ部30の第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94によって車両12におけるフロントドア14の前方から該フロントドア14とリアドア66との境界部位近傍までにわたった路面78上に照射され(図1参照)、且つ、前記発光光が、第4及び第5フレネルレンズ部97、99によって車両12におけるフロントドア14及びリアドア66の側方の路面78上の所定範囲内に照射される。
これにより、フロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方のドアから乗員68a、68bが車両12が停車している路面78上へと降りる際に、前記乗員68a、68bの足元近傍がバルブ22からの発光光によって好適に照らされているため、夜間等の暗所においても前記乗員68a、68bが足元を確認しながら降車することが可能となる(図2参照)。
この際、車両12の後部座席に乗車していた乗員68bがリアドア66から降車する際においても、フロントドア14とリアドア66との境界部位近傍まで発光光によって照射されているため、前記乗員68bも運転席及び助手席に乗車していた乗員68aと同様に、足元を確認しながら降車することができる。
また、同時に、バルブ22から出射された発光光が、インナカバー32の第1レンズ部28を透過することにより、該第1レンズ部28のレンズ76によって発光光がアウタカバー34の第2突出部102の外側面と略直交するように配光され、被覆層104が除去された第2突出部102の表示部106のみから外部へと照射される。そのため、文字、絵文字、数字等からなる表示部106のシンボルのみが点灯した状態となり、車両12から降車した乗員68a、68bが表示部106を視認することにより、前記車両12のフロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方のドアの開状態を確認することも可能である。
次に、乗員68a、68bが車両12より降車した後、例えば、前記乗員68a、68bが車両12に対する施錠・解錠操作を赤外線等を利用した図示しないドア施解錠装置(例えば、キーレスエントリー)によって遠隔操作を行い、前記車両12の施錠操作を行う場合について説明する。
先ず、乗員68a、68bが、ドア施解錠装置を利用して車両12に信号を送信することにより、前記信号が車両12側で受信され、前記車両12において施錠動作が行われる。その際に、ドア施解錠装置からの信号に基づいて車両12が施錠されたことが確認され、図示しないコントローラから電源を介してライトユニット24に再び電流が供給されてバルブ22が点灯する。
そして、バルブ22から出射された発光光が、インナカバー32の第1レンズ部28を透過することにより、該第1レンズ部28のレンズ76によって発光光が、アウタカバー34の第2突出部102の外側面と略直交するように配光され、被覆層104が除去された第2突出部102の表示部106のみから外部へと照射される。これにより、文字、絵文字、数字等からなる表示部106のシンボルのみが点灯した状態となるため、夜間はもちろんのこと日中においても、車両12から降車した乗員68a、68bが該車両12から所定距離離間した状態において表示部106を好適に視認することができ、前記車両12が施錠されたことを確認することができる。
その際、表示部106のシンボルの色を、アウタカバー34を被覆している被覆層104の色と色相が相対する補色の関係とすることにより、本体部20に設けられたバルブ22を点灯させた際に前記表示部106をより一層明瞭に視認することが可能となる。
また、乗員68a、68bが車両12の施錠操作を行った際に、表示部106が所定時間だけ点灯したままの状態で保持されるため、前記乗員68a、68bが表示部106の点灯状態を見落とすことなく、車両12が施錠された状態であることを確実に確認することができる。
そして、バルブ22からの発光光によって乗員68a、68bが降車する際に足元近傍が照らされ且つ、表示部106が所定時間だけ点灯した後、図示しないコントローラに設けられたタイマー機能によってバルブ22への電流の供給が停止され、前記バルブ22が自動的に消灯する。
次に、施錠されて停車している車両12に乗員68a、68bが乗車する場合について説明する。
先ず、乗員68a、68bが車両12に対して所定距離まで接近した状態で、ドア施解錠装置(図示せず)を利用して前記車両12に信号を送信することにより、前記信号が車両12側で受信され、前記車両12において解錠動作が行われる。その際、ドア施解錠装置からの信号に基づいて車両12の施錠状態が解除されたことが確認され、図示しないコントローラから電源を介してライトユニット24に電流が供給されてバルブ22が点灯する。
そして、バルブ22から出射された発光光が、インナカバー32の第1レンズ部28のレンズを透過し、第2突出部102の表示部106のみから外部へと照射される。これにより、表示部106における文字、絵文字、数字等からなるシンボルのみが点灯した状態となるため、夜間はもちろんのこと日中においても、乗員68a、68bが該車両12から所定距離離間した状態において表示部106を好適に視認することが可能となり、前記車両12の施錠状態が解除された解錠状態であることを確認することができる。
また、表示部106が点灯すると同時に、バルブ22から出射された発光光が、インナカバー32における第2レンズ部30の第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94を透過することにより、車両12におけるフロントドア14の前方から該フロントドア14とリアドア66との境界部位近傍までの路面78に照射され(図1参照)、且つ、第4及び第5フレネルレンズ部97、99によって車両12におけるフロントドア14及びリアドア66の側方から所定範囲内に照射される(図2参照)。
これにより、乗員68a、68bがフロントドア14又はリアドア66の少なくとも一方のドアから車両12に乗車する際に、該乗員68a、68bの足元近傍がバルブ22からの発光光によって好適に照らされているため、夜間等の暗所においても前記乗員68a、68bが足元を確認しながら車両12に乗車することが可能となる。
この際、車両12の後部座席に乗員68bがリアドア66から乗車する際においても、第2レンズ部30を透過したバルブ22からの発光光が、リアドア66の近傍まで照射されているため、前記乗員68bもフロントドア14から運転席及び助手席に乗車する乗員68aと同様に、足元を確認しながら乗車することができる。
そして、バルブ22からの発光光によって乗員68a、68bが乗車する際の足元近傍が照らされ、且つ、表示部106が所定時間だけ点灯した後、図示しないコントローラに設けられたタイマー機能によってバルブ22への電流の供給が停止され、前記バルブ22が自動的に消灯する。
なお、上記において、車両12の施錠・解錠操作を乗員68a、68bが赤外線等を利用したドア施解錠装置(図示せず)によって行う場合について説明しているが、これに限定されるものではなく、車両12のフロントドア14、又は、リアドア66におけるドアノブ近傍に設けられたキー孔(図示せず)に乗員68a、68bがキーを挿入して回転させることにより、前記車両12の施錠・解錠操作を行う場合についても、同様に、照明装置10によって乗員68a、68bの足元近傍が好適に照らされると共に、表示部106の点灯によって施錠・解錠操作の確認を行うことが可能である。
以上のように、第1の実施の形態では、照明装置10をミラー装置16を保持するミラーステー18の内部に設け、前記照明装置10の本体部20に設けられたライトユニット24のバルブ22によってアウタカバー34の第2突出部102と、第1突出部100に対して発光光を照射している。これにより、照明装置10における単一の光源であるバルブ22によって、車両12の施錠・解錠操作が完了した際に、第2突出部102の表示部106へと発光光を照射することにより、昼夜を問わず乗員68a、68bが車両12から所定距離だけ離間した位置からでも操作状態を確実且つ容易に確認することができると共に、第1突出部100へと発光光を照射して車両12のフロントドア14及びリアドア66近傍の路面78を広範囲にわたって照らすことにより、乗員68a、68bが車両12に乗降する際の利便性を向上させることができる。
また、前記照明装置10におけるバルブ22からの発光光が照射される第1及び第2突出部100、102が、ミラーステー18の延出部36に形成される第1及び第2開口部38、40に挿入されている。そして、第1及び第2開口部38、40は、それぞれ車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に沿った長さが、車両12の高さ方向(矢印Z1、Z2方向)に沿った長さに対して長尺な略長方形状に形成されているため、車両12のリアドア66近傍の路面78に発光光を好適に照射することが可能となる。
これにより、車両12のフロントドア14より乗降する乗員68aの足元近傍を好適に照らすことができると共に、同時に、延出部36の第1及び第2開口部38、40に装着された照明装置10の第1突出部100によってリアドア66近傍の路面78を照らすことにより、リアドア66から乗降する乗員68bの足元近傍を好適に照らすことができる。その結果、リアドア66から乗降する乗員68bの足元近傍の路面78上を照らすことにより、夜間等の暗所において前記乗員68bが車両12に乗降する際の利便性を向上させることができる。
なお、リアドア66が、図2に示されるような車両12のガイドレール108に沿って該車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に開閉するスライド式のドアの場合には、前記リアドア66の開時において該リアドア66によって照明装置10からの照明が遮られることがなく好適である。
さらに、本体部20とアウタカバー34との間に透明状のインナカバー32を設け、前記インナカバー32における路面78と略対向する第1傾斜面80の内壁面88に第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94を形成している。これにより、第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94をそれぞれバルブ22から出射される発光光が透過し、前記発光光を、第1フレネルレンズ部90によってフロントドア14の側方及び車両12におけるフロントドア14の前方側の路面78に照射させ、第2フレネルレンズ部92によってフロントドア14の側方の路面78に照射させると共に、第3フレネルレンズ部94によってフロントドア14の側方及び車両12におけるフロントドア14とリアドア66との境界部位近傍の路面78までにも照射させることができる。
これにより、バルブ22から出射された発光光が、第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94によって車両12の側方における車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に沿った所定範囲内に広範囲にわたって配光されると共に、第4及び第5フレネルレンズ部97、99によって車両12の側方より該車両12の幅方向(矢印Y1、Y2方向)に離間した所定範囲内に配光される。
その結果、第1〜第3フレネルレンズ部90、92、94を透過して配光された発光光と、第4及び第5フレネルレンズ部97、99を透過して配光された発光光とによって、車両12のフロントドア14及びリアドア66近傍の路面78が広範囲にわたって好適に照らされる。
さらにまた、近年、乗員68a、68bが赤外線等を利用したドア施解錠装置によって車両12の施錠・解錠操作を行った際、前記車両12には乗員68a、68bが該車両12から所定距離離間した状態においても前記操作を確認することができるように、その操作に応じて車両12の方向指示器を複数回点滅させる施錠・解錠確認機構が採用されているものがある。
しかしながら、車両12の方向指示器が複数回点滅した際、乗員68a、68bが方向指示器の点滅した瞬間を見逃してしまい、前記車両12の施錠・解錠操作を確認することができないことがある。
このような場合においても、本発明では、車両12の施錠・解錠操作を行った際に表示部106が所定時間だけ点灯した状態で維持されるため、乗員68a、68bが車両12の施錠・解錠操作が完了したことを見落とすことがなく、乗員68a、68bが表示部106を介して確実に確認することができる。
またさらに、インナカバー32の第2突出部102は、複数の文字、絵文字、数字等からなる表示部106のシンボルのみがエッチング処理によって被覆層104が除去された透過状に形成されているため、本体部20に設けられたバルブ22から発光光が出射された際、シンボルが発光光によって表示部106から浮き上がるように見えるため、乗員68a、68bが前記表示部106を確実且つ容易に視認することが可能となると共に、前記シンボルが描かれた表示部106から照射される透過光による透過照明によって高級感が得られ、照明装置10が設けられるミラー装置16の商品性を向上させることができる。
そのため、乗員68a、68bが車両12の施錠・解錠操作を行った際に、前記乗員68a、68bが、車両12から所定距離だけ離間した位置からでも日中又は夜間において、車両12の施錠・解錠操作を表示部106を介して確実に確認することができる。
さらに、インナカバー32に施された被覆層104の色と、表示部106に透過状に着色された色とを互いに色相が相対する補色の関係とすることにより、被覆層104が形成された第2突出部102の表面に対して表示部106における文字、絵文字、数字等のシンボルと背景部107との明暗又は濃淡を一層明確にすることができるため、乗員68a、68bが昼夜を問わず表示部106をより一層容易且つ確実に視認することが可能となる。
また、ミラーステー18に対して照明装置10における第2突出部102の表示部106が、車両12の上方に向かって所定角度だけ傾斜して設けられているため、乗員68a、68bが車両12の施錠・解錠操作を確認する際に好適に視認することができると共に、前記照明装置10における第1突出部100が、車両12の下方に向かって所定角度だけ傾斜して設けられているため、乗員68a、68bが車両12に乗降する際に該乗員68a、68bの足元近傍を好適に照らすことが可能となる。
さらに、ライトユニット24のバルブ22と本体部20との間には、該バルブ22からの発光光を反射可能なリフレクター26が設けられているため、前記バルブ22から本体部20の方向に向かって出射された発光光を、インナカバー32の方向に向かって好適に反射させることができる。そのため、バルブ22から出射される発光光を、効率的にインナカバー32を介してアウタカバー34から外部へと照射することができ、リフレクター26を設けていない場合と比較してバルブ22の容量の小さくして省電力化を図ることが可能となる。
さらにまた、照明装置10が、ミラーステー18の車両12の後方に向かって所定長だけ延在するように形成された延出部36の内部に設けられているため、車両12のリアドア66近傍の路面78に発光光を照射することが容易となると共に、従来の照明装置をミラー装置16の内部に設ける場合と比較して、照明装置10を設置する際の設置スペースの制約が少ないため、設計の自由度を増大させることができる。
なお、上述の説明においては、照明装置10が、図1に示されるように、車両12の側面のガイドレール108に沿って該車両12の前後方向(矢印X1、X2方向)に直線上に変位して開閉するスライド式のリアドア66を有する車両12(自動車)に適用された場合について説明したが、これに限定されるものではなく、図12に示されるように、ボディ(図示せず)に軸支された部位を支点として傾動変位するリアドア110を有する車両112(例えば、セダンタイプの自動車)に適用するようにしてもよい。
この場合、スライド式のリアドア66を有する車両12は、後部座席に乗降する乗員68b(図2参照)が、リアドア66におけるフロントドア14の後端近傍から乗降するのに対し、ボディに対して傾動変位するリアドア110を有する車両112においては、前記リアドア110の開閉構造の違いにより該リアドア110の後部側近傍から乗員68b(図2参照)が乗降する構造となっている。
そのため、図1に示される車両12におけるリアドア66近傍の路面78を照らすように発光光を配光しているインナカバー32の第3フレネルレンズ部94のレンズ特性を変更し、より車両12の後方を照射可能な形状へと変更することにより、ボディ(図示せず)に対して傾動変位するリアドア110を有する車両112においても、その後部座席に乗降する乗員68b(図2参照)の足元近傍を好適に照らすことができる。
次に、第2の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置150を図13及び図14に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第2の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置150(以下、単に照明装置150という)では、フロントドア14の外壁面に装着され、ミラー装置152を保持するミラーステー154の側面に表示部156が設けられると共に、前記ミラーステー154に設けられた表示部156より所定角度だけ車両12の下方へ向かって傾斜して照明部158が設けられている点で、第1の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置10と相違している。
この照明装置150は、ミラーステー154の内部に設けられ、図示しないバルブからの発光光が照射される表示部156が、車両12の側方に向かって開口したミラーステー154の第1開口部160に挿入され、前記バルブからの発光光が照射される照明部158が、車両12の下方に向かって開口したミラーステー154の第2開口部162の内部に挿入されている。
そして、照明装置150の内部に設けられた図示しないバルブが発光することにより、前記バルブからの発光光がレンズ(図示せず)を介して表示部156より車両12(図1参照)の側方へと照射される。なお、この際、表示部156に外表面に複数の文字、絵文字、数字等からなるシンボルを形成することにより、前記表示部156を介して照射された発光光によって乗員68a、68b(図2参照)が表示部156を確実且つ容易に視認することができる。
また、同時に、バルブから発光された発光光が、前記レンズを介して照明部158から車両12の下方側の路面78(図1参照)上に照射される。そのため、車両12に前記乗員68a、68bが乗降する際に、該乗員68a、68bの足元近傍を好適に照らすことができ、夜間等の暗所において前記乗員68a、68bが車両12に乗降する際の利便性を向上させることができる。
このような構成とすることにより、従来から採用されているミラーステー154の外観形状を変更することなく、該ミラーステー154の内部に照明装置150を内装することができるため、前記照明装置150の部品点数の増大を抑制することができると共に、製造コストを低減することが可能となる。
一方、図13に設けられる車両用ドア近傍照明装置150の照明部158をミラーステー154の側面に車両12の下方に向かって傾斜して設ける代わりに、図14に示されるように、前記ミラーステー154の側面に路面78(図1参照)と略対向する平面168を有する切欠部170を設け、前記切欠部170の平面168に形成された開口部172に照明部166を設けるようにしてもよい。
このような構成とすることにより、ミラーステー154の切欠部170に形成された平面168が、照明部166によって発光光が照らされる路面78と略平行となるため、前記平面168に設けられた照明部166から路面78へと発光光を一層確実且つ好適に路面78へと照射することができると共に、前記路面78を一層明るく照らすことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る車両用ドア近傍照明装置が適用された車両の側面図である。 図1の車両におけるフロントドア及びリアドアに対して乗員が乗降する状態を示す一部省略斜視図である。 図1のミラーステー及び照明装置近傍の拡大側面図である。 図3の照明装置をフロントドアの外壁面に装着した状態を示す拡大側面図である。 図1の車両のフロントドアに装着された照明装置の縦断面図である。 図1の照明装置の横断面図である。 図1の照明装置の分解斜視図である。 図7の照明装置を他の方向から見た分解斜視図である。 インナカバーの第1傾斜面に形成された第1〜第3フレネルレンズ部の断面形状が示されたインナカバーの一部断面正面図である。 インナカバーの第1レンズ部から照射された発光光の路面に対する照射範囲を示す概略説明図である。 図1の照明装置におけるアウタカバーの第2突出部に形成される表示部を示す平面図である。 図1の照明装置が適用されたセダンタイプの車両の側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る照明装置が適用された車両のミラー装置及びミラーステー近傍の拡大斜視図である。 図13の照明装置の変形例を示す車両のミラー装置及びミラーステー近傍の拡大斜視図である。
符号の説明
10、150、164…車両用ドア近傍照明装置
12、110…車両 14…フロントドア
16…ミラー装置 18、154…ミラーステー
20…本体部 22…バルブ
24…ライトユニット 26…リフレクター
28…第1レンズ部 30…第2レンズ部
32…インナカバー 34…アウタカバー
36…延出部 38、160…第1開口部
40、162…第2開口部 58…空間
66、110…リアドア 68a、68b…乗員
78…路面 80…第1傾斜面
82…第2傾斜面 90…第1フレネルレンズ部
92…第2フレネルレンズ部 94…第3フレネルレンズ部
100…第1突出部 102…第2突出部
104…被覆層 106、156…表示部
107…背景部 158、166…照明部

Claims (8)

  1. ライトを点灯させて車両外のドア近傍を照明する車両用ドア近傍照明装置において、
    前記ライトは、ドアミラーをフロントドアに取り付けるドアミラーステーに内蔵され、
    前記ドアミラーステーには、下方に向けられレンズが装着された第1開口部と、側方又は上方に向けられレンズが装着された第2開口部とが形成されており、車両用ドアの解錠、又は開閉操作に応じて前記ライトを所定時間点灯させることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  2. 請求項1記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記ドアミラーステーには、車両の前後方向に沿って延在した延出部が形成され、
    前記延出部には、前記第1及び第2開口部が形成されると共に、前記第1開口部と第2開口部の内、少なくとも1つの開口部の前記車両の前後方向に沿った長さ寸法が、前記車両の高さ方向に沿った高さ寸法より大きく形成されることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  3. 請求項1記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記第2開口部に装着されたレンズには、前記ライトの透過光により視認可能となるシンボルが描かれていることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  4. 請求項3記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記レンズは、前記シンボルが描かれたシンボル部と、前記シンボル部以外の背景部とからなり、
    前記シンボル部の色と前記背景部の色とが、互いに補色関係を有する色とされていることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記ライトは、光源と、前記光源と前記レンズの間に設けられ前記光源からの光を集光して前記レンズに照射する集光レンズを備えることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記ライトは、光源と、前記光源からの光を後方下側に配光するリフレクターを備えることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  7. 請求項5記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記集光レンズは、前記第1開口部に装着されたレンズに対向する第1レンズ部と、前記第2開口部に装着されたレンズに対向する第2レンズ部とを備え、
    前記第1レンズ部には、前記光源と対向する面に、前記光源からの光を前記車両の前方に向かって配光する第1配光部と、前記第1配光部と隣接し、前記光源からの光を前記車両の下方に向かって配光する第2配光部と、前記光源からの光を前記車両の後方に向かって配光する第3配光部と、
    を備えることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。
  8. 請求項7記載の車両用ドア近傍照明装置において、
    前記第1レンズ部には、前記光源と対向する面と反対側の面に、前記光源からの光を前記車両用ドアに接近する方向に所定角度傾斜して配光する第4配光部と、
    前記第4配光部と略平行に設けられ、前記光源からの光を前記車両用ドアから離間する方向に所定角度傾斜させて配光する第5配光部と、
    を備え、
    前記第5配光部が、前記第1レンズ部において前記第4配光部より車両側に形成されることを特徴とする車両用ドア近傍照明装置。

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