JP2014113842A - 車両用灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に取り付け可能な車両用灯具を提供する。
【解決手段】 複合ランプ10は、車両の外側に突き出すエンブレム40と、エンブレム40内に設けられたLED50とを備える。エンブレム40は、第1通孔43および第2通孔44を有する。第1通孔43は、エンブレム40のうちLED50の光軸Pが通る位置に開口し、LED50から届く直接光を通過させる。第2通孔44は、エンブレム40のうちLED50の光軸Pから逸れた位置に開口し、LED50からハウジング20の内面23、ハウジングボデー30の内面31またはエンブレム40の内面45で反射して届く反射光を通過させる。LED50は、車両の低速走行時、第1通孔43を通過した直接光により車両側方の路面を照らし車両の操縦を支援するとともに、第2通孔44を通過した反射光により特定図形を浮かび上がらせる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用灯具に関する。
車両には、例えば前照灯、尾灯、制動灯および後退灯などの灯具が装備されている。上記の灯具は、公道を走行する車両には装備が義務づけられている。一方、特許文献1に開示された霧灯などは、装備が任意の補助的な灯具である。
最近、補助的な灯具のなかでも、操縦灯に注目が集まっている。操縦灯は、車両の低速走行時の操縦を支援するために車両側方の路面を照らす灯具であり、例えば夜間の駐車時などに操縦者の視界を確保するのに役立つ。
特開2012−101680号公報
ところで、操縦灯は、他車および歩行者を幻惑しないように、車両側方の路面に向けて光を発するように取り付ける必要がある。そのため、例えば操縦灯をドアまたはフェンダーに取り付ける場合、外側に出っ張るように取り付けることになり、車両の外観デザインが損なわれるという問題がある。このように、今まで無かった操縦灯を新たに車両に取り付けるとなると、どのようにして車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を取り付けるかが課題である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に取り付け可能な車両用灯具を提供することである。
請求項1に記載の発明は、遮光部、光源および第1通孔を備える。遮光部は、車両の外装部品として設けることができる。光源は、遮光部内に設けられ、遮光部が車両に設けられたとき照射方向が車両側方の路面を向く。第1通孔は、遮光部のうち光源の光軸が通る位置に開口し、光源から届く直接光を通過させる。
光源は、遮光部が車両に設けられたとき、第1通孔を通過した直接光により車両側方の路面を照らし車両の操縦を支援する。車両用灯具は、操縦灯として機能する。遮光部は、例えばエンブレム、フェンダーダクト、エッジプロテクター、サイドシル、エアロパーツ、サイドステップ、ドアノブ、サイドバイザーおよびオーバーフェンダー等の部品から構成される。したがって、車両に元々取り付けられている部品に代えて本発明の車両用灯具を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
請求項2に記載の発明は、第2通孔を備えている。第2通孔は、遮光部のうち光源の光軸から逸れた位置に開口し、文字またはマークからなる特定図形を形成し、光源から遮光部内で反射して届く反射光を通過させる。また、光源は、第2通孔を通過した反射光により前記特定図形を浮かび上がらせる。そのため、車両用灯具を電飾エンブレムとして機能させることができる。
請求項3に記載の発明では、光源は、一つの発光体から構成されている。そのため、操縦灯の光源と電飾エンブレムの光源とを一つの発光体でまかなうことができるので、部品点数を削減することができ、組み付け作業も容易となる。
請求項4に記載の発明では、光源はLEDである。LEDが発する光は直進性が強いので、光源が発した光は下方向へ照射される。そのため、光源の直接光は第2通孔を通過しにくい。そのため、光源の直接光が横方向へ広がり他車および歩行者を幻惑することを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、第1通孔を塞ぐ第1透光部と、第2通孔を塞ぐ第2透光部とを備える。そのため、雨水のかからない環境下に光源を設けることができる。
請求項6に記載の発明では、遮光部、第1透光部および第2透光部は、樹脂製であり、二色成形により一体に形成されている。そのため、遮光部、第1透光部および第2透光部を一体化構造とすることができるので、部品点数を削減することができ、組み付け作業も容易となる。
請求項7に記載の発明は、遮光部と光源との間に設けられているハウジングを備える。ハウジングは、第1通孔および第2通孔を塞ぎ、光を透過可能である。そのため、雨水のかからない環境下に光源を設けることができる。
請求項8に記載の発明では、遮光部は、ハウジングの外面に形成された膜である。そのため、遮光部は、塗装による塗膜、鍍金による金属膜、またはフィルム等により比較的簡単に形成することができる。
請求項9に記載の発明は、遮光部内から第2通孔に向かう光を拡散させる拡散手段を備える。そのため、光源の直接光が第2通孔を通過し他車および歩行者を幻惑することを抑制することができる。
本発明の第1実施形態による複合ランプが適用されたフロントフェンダーの斜視図である。 図1の複合ランプを下方から見た斜視図である。 図1の複合ランプのIII−III線断面図である。 本発明の第2実施形態による複合ランプの断面図である。 本発明の第3実施形態による複合ランプの断面図である。 本発明の第4実施形態による複合ランプの断面図である。 本発明の第5実施形態による複合ランプの断面図である。 本発明の第6実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図8のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第7実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図10のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第8実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図12のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第9実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図14のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第10実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図16のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第11実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図18のランプのLEDを含む断面図である。 本発明の第12実施形態によるランプが適用された車両の斜視図である。 図20のランプのLEDを含む断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による「車両用灯具」としての複合ランプは、図1に示す車両のフロントフェンダーに適用されている。
図1〜図3に示すように、複合ランプ10は、ハウジング20、ハウジングボデー30、エンブレム40、ブラケット47、基板48、LED50およびリフレクタ52を備えている。エンブレム40は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。LED50は、特許請求の範囲に記載の「光源」および「発光体」に相当する。
ハウジング20は、突出部21およびフランジ部22を有している。突出部21は、フロントフェンダー55の設置孔56から車幅方向の外側に突き出している。フランジ部22は、突出部21の開口部の外縁に一体に形成されている。ハウジング20は、無色透明な樹脂からなり、光を透過可能である。
エンブレム40は、ハウジング20と同様の形状をしており、ハウジング20の外面に被せられ、車両の外側に突き出している。エンブレム40の突出部41は、車外空間に露出している部分に、車両側方の路面と対向する対向面42を有している。本実施形態では、エンブレム40は、ハウジング20の外面およびフロントフェンダー55の内壁に例えば接着により固定されている。エンブレム40は、樹脂製であり、外面に鍍金が施されており、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。
エンブレム40の突出部41は、第1通孔43および第2通孔44を有している。第1通孔43は、対向面42に空く開口であり、車両側方の路面に対向している。第2通孔44は、突出部41のうち、複合ランプ10が車両に取り付けられたとき水平方向に空く開口である。本実施形態では、「Turbo」という文字からなる特定図形を形成している。
ハウジングボデー30は、ハウジング20の開口を塞ぐようにフランジ部22に固定され、ハウジング20との間に液密な灯室25を区画形成している。灯室25は、特許請求の範囲に記載の「遮光部の内部空間」に相当する。ハウジング20は、エンブレム40の第1通孔43および第2通孔44を塞ぎ、灯室25に雨水が浸入するのを防止する閉塞手段である。
ブラケット47は、ハウジング20の灯室25内に設けられ、ハウジングボデー30に固定されている。
基板48は、ブラケット47に固定されている。
LED50は、ハウジング20の灯室25内で基板48に取り付けられている。LED50は、複合ランプ10が車両に取り付けられたとき、照射方向が下向きとなるように、すなわち車両側方の路面に向くように配置されている。また、LED50は、複合ランプ10が車両に取り付けられたとき灯室25の上方に位置する。
第1通孔43は、エンブレム40のうち図3に示すLED50の光軸Pが通る位置に開口しており、LED50から届く直接光を通過させることが可能である。これに対し、第2通孔44は、エンブレム40のうちLED50の光軸Pから逸れた位置に開口しており、LED50からリフレクタ52等で反射して届く反射光を通過させる。さらに言えば、本実施形態では、第2通孔44は、LED50の照射角度外の位置に開口している。照射角度とは、光軸Pとの角度が、光度値が最大光度の1/2あるいは1/10となる角度のことである。
LED50が発する光は白色である。LED50は、車両が低速で前進するとき又は後退するとき、第1通孔43を通過する直接光により車両側方の路面を照らし車両の操縦を支援するとともに、リフレクタ52等で反射して第2通孔44を通過する反射光により暗闇のなか前記特定図形を浮かび上がらせる。LED50は、操縦灯の光源であり、また電飾エンブレムの光源でもある。複合ランプ10は、操縦灯として機能し、電飾エンブレムとしても機能する。
上述のように構成された複合ランプ10では、車両が低速で前進しているとき或いは後退しているときLED50が発光する。LED50から発せられた光は、ほとんどがハウジング20を透過し第1通孔43を通過する。このように一度もハウジング20の内面23等で反射することなく外部に至る直接光は、車両側方の路面を照らし、車両の操縦を支援する灯りとなる。
一方、LED50から発せられた光のうち、ハウジング20の内面23、リフレクタ52等で反射した反射光の一部は、ハウジング20を透過して第2通孔44を通過する。このように第2通孔44を通過する反射光は、暗闇で前記特定図形を浮かび上がらせる電飾用の灯りとなる。
以上説明したように、第1実施形態による複合ランプ10は、車両の外側に突き出すエンブレム40と、エンブレム40内に設けられているLED50とを備える。エンブレム40は、第1通孔43および第2通孔44を有する。第1通孔43は、エンブレム40のうちLED50の光軸Pが通る位置に開口しており、LED50から届く直接光を通過させる。第2通孔44は、エンブレム40のうちLED50の光軸Pから逸れた位置に開口しており、LED50からリフレクタ52等で反射して届く反射光を通過させる。
LED50は、車両が低速で前進しているとき或いは後退しているとき、第1通孔43を通過した直接光により車両側方の路面を照らし車両の操縦を支援するとともに、第2通孔44を通過した反射光により特定図形を浮かび上がらせる。複合ランプ10は、操縦灯として機能し、また電飾エンブレムとしても機能する。したがって、車両に元々取り付けられているエンブレムに代えて複合ランプ10を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
また、第1実施形態では、複合ランプ10の光源は、一つのLED50である。そのため、操縦灯の光源と電飾エンブレムの光源とを一つのLED50でまかなうことができるので、部品点数を削減することができ、組み付け作業も容易となる。
また、一般にLEDが発する光は直進性が強い。そのため、LED50の直接光は下方向へ照射され、第2通孔44を通過しにくい。そのため、LED50の直接光が横方向すなわち水平方向へ広がり他車および歩行者を幻惑することを抑制することができる。
また、第1実施形態では、エンブレム40とLED50との間にハウジング20が設けられている。ハウジング20は、第1通孔43および第2通孔44を塞ぎ、灯室25に雨水が浸入するのを防止する閉塞手段として機能する。雨水のかからない環境下にLED50を設けることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による「車両用灯具」としての複合ランプを図4に基づき説明する。
図4に示すように、複合ランプ60のハウジング61の突出部62は、第1通孔43に隣接している無色部63と、着色された着色部64とから構成されている。ハウジング61は樹脂製であり、無色部63と着色部64とは二色成形により一体に形成されている。無色部63は、突出部62の下部に位置しており、LED50の直接光が透過する部分である。着色部64は、ハウジング61の突出部62のうち無色部63以外の部分である。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、ハウジング61の着色部64により電飾エンブレムとしての装飾性を高めることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態による「車両用灯具」としての複合ランプを図5に基づき説明する。
図5に示すように、複合ランプ70は、第1実施形態による複合ランプ10のハウジング20およびエンブレム40に代えて、エンブレム71を備えている。「遮光部」としてのエンブレム71は、形状がハウジング20と同じであり、また第1通孔43および第2通孔44を有している。第1通孔43は第1透光部72により塞がれており、第2通孔44は第2透光部73により塞がれている。エンブレム71と第1透光部72と第2透光部73とは、樹脂製であり、二色成形により一体に形成されている。
第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を取り付けることができる。
また、第1透光部72および第2透光部73が第1通孔43および第2通孔44を塞いでいるため、雨水のかからない環境下にLED50を設けることができる。
また、エンブレム71と第1透光部72と第2透光部73とは、二色成形により一体に形成され、一体化構造とされている。そのため、部品点数を削減することができ、組み付け作業も容易となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態による「車両用灯具」としての複合ランプを図6に基づき説明する。
図6に示すように、複合ランプ80は、第1実施形態による複合ランプ10のエンブレム40に代えて、フィルム81を備えている。「遮光部」としてのフィルム81は、ハウジング20の外表面に貼り付けられた膜状部材であり、エンブレム40と同様に第1通孔43および第2通孔44を有している。
第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏し、さらに、ハウジング20の外面にフィルム81を貼り付けることにより比較的簡単に遮光部を形成することができる。また、フィルム81とハウジング20とが一体構造であるため、部品点数を削減することができ、組み付け作業も容易となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態による「車両用灯具」としての複合ランプを図7に基づき説明する。
図7に示すように、複合ランプ90は、第1実施形態による複合ランプ10のハウジング20に代えて、ハウジング91を備えている。ハウジング91は、ハウジング20と比較して、内面23のうち第2通孔44に対向する部分にシボ92が形成されている点のみが異なる。シボ92は、エンブレム40内から第2通孔44に向かう光を拡散させる拡散手段である。
また複合ランプ90は、LED50が発する光を第1通孔43に導く導光板94を備えている。導光板94のうち第2通孔44とは反対側には、導光板94を透過する光の一部を第2通孔44に向けて反射する反射部95が形成されている。
第5実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する。さらに、エンブレム40内から第2通孔44に向かう光をシボ92により拡散させるので、LED50の直接光が第2通孔44を通過し他車および歩行者を幻惑することを抑制することができる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図8に示す車両の側部に設けられている。
図8および図9に示すように、ランプ100は、サイドステップ101、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。サイドステップ101は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
サイドステップ101は、車両の側部の下部に取り付けられており、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。サイドステップ101の後端部は、車外空間に露出している部分に、車両側方の路面と対向する対向面104を有している。対向面104には第1通孔43が空いている。
ケースカバー102およびケースボディ103は、サイドステップ101の内壁に固定されており、灯室105を区画形成している。灯室105には、ブラケット47、基板48およびLED50が収容されている。
ランプ100は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているサイドステップに代えてランプ100を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図10に示す車両のフロントフェンダーに設けられている。
図10および図11に示すように、ランプ110は、オーバーフェンダー111、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。オーバーフェンダー111は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
オーバーフェンダー111は、車両のフロントフェンダー112に取り付けられている。本実施形態では、オーバーフェンダー111は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。オーバーフェンダー111の後端部は、車外空間に露出している部分に、車両側方の路面と対向する対向面104を有している。
ランプ110は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているオーバーフェンダーに代えてランプ110を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第8実施形態)
本発明の第8実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図12に示す車両のドアに設けられている。
図12および図13に示すように、ランプ120は、サイドプロテクター121、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。サイドプロテクター121は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
サイドプロテクター121は、車両のフロントフェンダー122およびドア123、124に跨って取り付けられている。本実施形態では、サイドプロテクター121は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。サイドプロテクター121の前端部は、車外空間に露出している部分に、車両側方の路面と対向する対向面104を有している。
ランプ120は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているサイドプロテクターに代えてランプ120を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第9実施形態)
本発明の第9実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図14に示す車両のサイドスポイラーに設けられている。
図14および図15に示すように、ランプ130は、サイドプロテクター131、ケースカバー132、ケースボディ133、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。サイドプロテクター131は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
サイドプロテクター131は、車両のサイドスポイラー134に取り付けられている。本実施形態では、サイドプロテクター131は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。サイドプロテクター131の後端部は、車外空間に露出している部分に第1通孔43を有している。第1通孔43は、サイドプロテクター131のうちLED50の光軸Pが通る位置に形成され、ケースカバー132により塞がれている。LED50は、車両側方の路面に向くように配置されている。
ケースカバー132およびケースボディ133は、サイドプロテクター131の内壁に固定されており、灯室135を区画形成している。灯室135には、ブラケット47、基板48およびLED50が収容されている。
ランプ130は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているサイドプロテクターに代えてランプ130を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第10実施形態)
本発明の第10実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図16に示す車両のフロントフェンダーに設けられている。
図16および図17に示すように、ランプ140は、ブレーキダクト141、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。ブレーキダクト141は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
ブレーキダクト141は、車両のフロントフェンダー142に取り付けられている。本実施形態では、ブレーキダクト141は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。ブレーキダクト141の上部は、車外空間に露出している部分に第1通孔43を有している。第1通孔43は、第1透光部145により塞がれている。
ランプ140は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているブレーキダクトに代えてランプ140を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第11実施形態)
本発明の第11実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図18に示す車両のフロントフェンダーに設けられている。
図18および図19に示すように、ランプ150は、エアダクト151、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。エアダクト151は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
エアダクト151は、車両のフロントフェンダー152に取り付けられている。本実施形態では、エアダクト151は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。エアダクト151の前端部は、車外空間に露出している部分に第1通孔43を有している。
ランプ150は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているエアダクトに代えてランプ150を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(第12実施形態)
本発明の第12実施形態による「車両用灯具」としてのランプは、図20に示す車両のフロントフェンダーに設けられている。
図20および図21に示すように、ランプ160は、インテークダクト161、ケースカバー102、ケースボディ103、ブラケット47、基板48およびLED50を備えている。インテークダクト161は、特許請求の範囲に記載の「遮光部」に相当する。
インテークダクト161は、車両のリアフェンダー162に取り付けられている。本実施形態では、インテークダクト161は、樹脂製であり、内部から外部へ向かう光を遮る遮光部材である。インテークダクト161の上部は、車外空間に露出している部分に第1通孔43を有している。
ランプ160は、操縦灯として機能する。したがって、車両に元々取り付けられているインテークダクトに代えてランプ160を取り付けることにより、車両の外観デザインを損なうことなく操縦灯を車両に装備することができる。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、エンブレムは、外面に鍍金が施され、遮光部材として機能していた。本発明の他の実施形態では、エンブレムの外面には、塗装による塗膜、またはフィルム等が形成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハウジング、第1透光部および第2透光部は、光を拡散させるため或いは光を所定の方向へ導くために、内壁がレンズカットされてもよい。
本発明の他の実施形態では、光源は、LEDに限らず、例えば白熱電球などの光源から構成されてもよい。光源が白熱電球である場合、光源の光が横方向に拡散しないように例えばリフレクタまたは隔壁等を設けてもよい。
本発明の他の実施形態では、複合ランプは、フロントフェンダーに限らず、例えばドア、ピラー、ミラーまたはリアフェンダーなどに取り付けられてもよい。
第2実施形態では、ハウジング61は、無色部63と着色部64とから構成され、二色成形により作られていた。これに対し、本発明の他の実施形態では、ハウジングは、別部材の無色部と着色部とが組み合わされて作られてもよい。例えば、着色部に空いた孔に無色部が嵌め込まれることにより作られてもよいし、無色部の外表面にフィルム状の着色部が貼り付けられることにより作られてもよい。
第3実施形態では、エンブレム71、第1透光部72および第2透光部73は、二色成形により一体に形成されていた。これに対し、本発明の他の実施形態では、エンブレム、第1透光部および第2透光部は、インサート成形などの他の方法で一体に形成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、ハウジングの固定方法は、接着に限らず、嵌め込み又はビス止め等の他の方法であってもよい。
本発明の他の実施形態では、遮光部は、例えばダクト、エッジプロテクター、エアロパーツ、サイドシル、ドアノブおよびサイドバイザー等から構成されてもよい。上記エアロパーツは、例えばフロントスポイラー、サイドスポイラー、リアアンダースポイラーおよびリアウイングスポイラー等を含む。要するに、遮光部は、車両の外装部品として設けることができるものであればよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10、60、70、80、90・・・複合ランプ(車両用灯具)
40、71・・・エンブレム(遮光部)
43・・・第1通孔
44・・・第2通孔
50・・・LED(光源)
81・・・フィルム(遮光部)
P・・・光軸

Claims (9)

  1. 車両の外装部品として設けることができる遮光部と、
    前記遮光部内に設けられ、前記遮光部が車両に設けられたとき照射方向が車両側方の路面を向く光源と、
    前記遮光部のうち前記光源の光軸が通る位置に開口し、前記光源から届く直接光を通過させる第1通孔と、
    を備え、
    前記光源は、前記遮光部が車両に設けられたとき、前記第1通孔を通過した直接光により車両側方の路面を照らし車両の操縦を支援することを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記遮光部のうち前記光源の光軸から逸れた位置に開口し、文字またはマークからなる特定図形を形成し、前記光源から前記遮光部内で反射して届く反射光を通過させる第2通孔、をさらに備え、
    前記光源は、前記第2通孔を通過した反射光により前記特定図形を浮かび上がらせることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記光源は、一つの発光体から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記光源はLEDであることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 前記第1通孔を塞ぐ第1透光部と、
    前記第2通孔を塞ぐ第2透光部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  6. 前記遮光部、前記第1透光部および前記第2透光部は、樹脂製であり、二色成形により一体に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の車両用灯具。
  7. 前記遮光部と前記光源との間に設けられ、前記第1通孔および前記第2通孔を塞ぎ、光を透過可能なハウジングをさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用灯具。
  8. 前記遮光部は、前記ハウジングの外面に一体に形成された膜であることを特徴とする請求項7に記載の車両用灯具。
  9. 前記遮光部内から前記第2通孔に向かう光を拡散させる拡散手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の車両用灯具。
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