JP3055851U - 車両用サイドミラー - Google Patents
車両用サイドミラーInfo
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- JP3055851U JP3055851U JP1998005213U JP521398U JP3055851U JP 3055851 U JP3055851 U JP 3055851U JP 1998005213 U JP1998005213 U JP 1998005213U JP 521398 U JP521398 U JP 521398U JP 3055851 U JP3055851 U JP 3055851U
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B60R1/02—Rear-view mirror arrangements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動車両の車体の両側方に突出するサイドミ
ラー(1) に関し、前記車両における意匠的及び色彩的構
成を破壊することなく、前記サイドミラー(1) を発光さ
せることができるようにすること。 【解決手段】 鏡部(10)が収容される本体ケース(11)の
少なくとも前方側の構成壁(11b) を光透過性部材から構
成し、前記本体ケース(11)内における前記光透過性部材
に対向する部分に発光体(2) を内蔵し、光非透過時にお
ける前記本体ケース(11)の外表面の色を前記車体と同色
又は銀色メッキ色としたこと。
ラー(1) に関し、前記車両における意匠的及び色彩的構
成を破壊することなく、前記サイドミラー(1) を発光さ
せることができるようにすること。 【解決手段】 鏡部(10)が収容される本体ケース(11)の
少なくとも前方側の構成壁(11b) を光透過性部材から構
成し、前記本体ケース(11)内における前記光透過性部材
に対向する部分に発光体(2) を内蔵し、光非透過時にお
ける前記本体ケース(11)の外表面の色を前記車体と同色
又は銀色メッキ色としたこと。
Description
【0001】
この考案は車両用サイドミラー、特に、自動車のドア又は車体から両側方に突 出するように取り付けられている車両用サイドミラーに関するものである。
【0002】
自動車や単車等の移動車両におけるサイドミラーは、車体よりも両側方へ突出 した状態に取り付けられているため、2つのサイドミラー間の幅が車体の最大幅 となる。しかしながら、特に夜間においては、車体の幅はヘッドライトやテール ランプによって、おおよそ認識することができるものの、サイドミラーの位置は 認識しにくく、歩行者、自転車、単車、対向車両等のサイドミラーへの接触事故 が発生する危険がある。
【0003】 上記危険を回避するために、前記サイドミラーに発光体を具備させて夜間にお いてサイドミラーを発光させる構成としたものとして、実開昭62−12114 1号、実開平2−117936号、及び、実開平6−81836号等が考案され ている。 これら考案のものでは、発光ダイオード、電球、エレクトロルミネセンス等を 利用してなる発光体をサイドミラーの内部又は外部に設けて、前記サイドミラー をライトアップさせることにより、歩行者、単車、対向車両等に、夜間における サイドミラーの突出位置を視覚的に認知させて、サイドミラーへの接触事故を未 然に防ごうとするものである。
【0004】
上記のような、発光体を具備させた従来のサイドミラーでは、各種発光体がミ ラー本体の外部に設けられているものは勿論、内部に設けられているものでも、 前記サイドミラーを構成している本体ケースが透明又は半透明な部材で構成され ていたり、鏡部と前記本体ケースとの間に間隙が形成された構成となっているた め、既存のサイドミラーに比べてその外観に違和感を生じさせてしまう。従って 、これら従来のものでは、車両全体における意匠的及び色彩的構成が破壊されて しまい、場合によっては、見苦しいものとなっている。
【0005】 本考案は、『移動車両の車体の両側方に突出するサイドミラー』において、前 記車両における意匠的及び色彩的構成を破壊することなく、前記サイドミラーを 発光させることができるようにすることを課題とする。 <1項>
【0006】
前述した課題を解決するために講じた本考案の解決手段は『鏡部が収容される 本体ケースの少なくとも前方側の構成壁を光透過性部材から構成し、前記本体ケ ース内における前記光透過性部材に対向する部分に発光体を内蔵し、光非透過時 における前記本体ケースの外表面の色を前記車体と同色とした』ことである。
【0007】 上記解決手段は次のように作用する。 前記本体ケースの少なくとも前方側の構成壁は光透過性部材から構成され、前 記光透過性部材に対向する部分に発光体を内蔵させたから、前記発光体を発光さ せると、前記発光体からの光は、前記本体ケースを透過し、その透過光によって 本体ケースの少なくとも前方側の構成壁が発光しているように見える。よって、 夜間においても少なくとも車両の前方側からは前記サイドミラーの位置を確認す ることができる。尚、上記解決手段において前記発光体は、前記本体ケースを透 過して外部にまで照射可能な光を発生することのできる光源としての機能を発揮 するものであれば良い。具体的には、電球や発光ダイオード等のような手段によ って達成できる。
【0008】 前記本体ケースの光非透過時における外表面の色は、車体の色と同色に設定さ れているから、前記発光体を発光させない限り、前記サイドミラーは、既存の車 両に設けられている通常のサイドミラーと何ら変わりなく認識され、前記本体ケ ース内に発光体が内蔵されている構成は外から確認することができない。
【0009】
本考案は、上記構成であるから次の特有の効果を有する。 前記本体ケース内に内蔵されている発光体を発光させることにより、前記サイ ドミラーの少なくとも前方側が発光する構成となるから、夜間において、前記車 両の前方から近づく歩行者、自転車、対向車両にとって、前記サイドミラーの突 出位置が視覚的に認識できることとなり、特に狭い道における前記サイドミラー への接触事故を未然に防止することができる。
【0010】 又、前記発光体を発光させない限り、通常のサイドミラーと何ら変わりなく認 識されるので、車両はその外観において、意匠的及び色彩的に保護されることと なる。 <2項> 上記1項のものにおいて、『前記本体ケースにおける前記光透過性部材の内面 に光拡散部を設けた』ものでは、発光体からの光は前記光拡散部によって拡散さ れることとなるから、前記本体ケースは前記発光体が対向する構成壁の一部分の みが光るのではなく、前記光透過性部材によって構成されている構成壁全体が光 って見えることとなる。すなわち、本体ケースの前方側は勿論のこと、後方側へ も前記発光体からの光が放光されることとなり、上記効果に加えて、少ない発光 体で、本体ケースの外表面の広範囲を発光させることができるという効果がある 。 <3項> 前記1項又は2項のものにおいて、『前記発光体の一部を、前記本体ケース内 において前記車両の後方に向かって発光するように設定するとともに、前記本体 ケースの前記後方側の構成壁を光透過性部材から構成した』ものでは、前記本体 ケースの後方側が積極的に発光させられた構成となっているから、車両の後方側 からもサイドミラーの発光が確認できる。これにより、前方から近づく歩行者、 自転車、対向車両のほか、車両の停車時において、後方から近づく歩行者、自転 車、車両等にとっても、前記サイドミラーの突出位置を視覚的に認識できること となる。よって、前記車両の停車時における安全性が向上する。 <4項> 前記1項から3項のものにおいて、『前記発光体は、方向指示装置に連動して 発光する構成とした』ものでは、歩行者や自転車、対向車両等が、前記車両のサ イドミラーの突出位置を認識できると同時に、前記車両の進行方向も確認するこ とが出来るから、より一層安全性が向上する。 <5項> 前記1項から4項のものにおいて、『前記発光体の一部を、前記車両の側方に 向かって且前記方向指示装置に連動して発光するように設定するとともに、前記 本体ケースの前記側方側の構成壁を光透過性部材から構成した』ものでは、車両 の前方、後方に加えて、側方からも、サイドミラーの突出位置及び車両の進行方 向を確認することができるから、さらなる安全性が期待できる。 <6項> 前記1項から5項のものにおいて、『前記発光体は、非常灯に連動して発光す る構成とした』ものでは、前記サイドミラーは、ハザードランプとしても機能す ることとなるから、車両の下部域に設けられている既存のハザードランプが何ら かの障害物により確認できない場合でも、サイドミラーを点滅させることによっ て、対向車や後続車等に危険を知らせることができる。 <7項> 前記1項から6項のものにおいて、『前記本体ケースを透明樹脂製とし、その 外表面に光透過性被膜を設け、光非透過時における前記光透過性被膜の色を前記 車体と同色に設定した』ものでは、予めそれぞれの車体の色に応じた色の本体ケ ースを用意する必要がなく、光透過性被膜の色を変更するだけで、各種車体の色 に応じた色のサイドミラーを提供することができる。これにより、発光体が内蔵 された、車体と同色のサイドミラーの大量生産が可能となり、安価に且容易に提 供できるという効果がある。 <8項> 前記7項のものにおいて、『光透過性被膜は、光透過性塗膜又は光透過性蒸着 膜によって形成されるようにした』ものでは、複数の塗料を混ぜ合わせることに より、又、真空蒸着を用いることにより、色調の微調整を行うことができるから 、前記本体ケースの色を車体の色とほぼ同一な色に彩色することができる。又、 膜厚を調整することにより、前記発光体による前記本体ケースの過度の発光を抑 えることができ、眩し過ぎない適切な光量を設定することができる。 <9項> 前記7項又は8項のものにおいて、『本体ケースの外表面全域に光透過性被膜 を設け、内表面の一部分には光不透過性被膜を設け、前記光不透過性被膜非形成 域に対向する部分に、前記発光体を設けた』ものでは、発光体を発光させること により、前記本体ケースのうち、前記光不透過性被膜を設けない部分のみが光る こととなるから、前記本体ケースを部分的に光らせることが可能である。このた めには、例えば、前記本体ケースの内表面に、文字や図柄に沿ってマスキングを 施し、前記マスキングされた部分以外の範囲に前記光不透過性被膜を設ける。こ れにより、前記マスキングされた部分、すなわち、文字や図柄部分のみが光を透 過することとなり、この部分に対応するように配設させた前記発光体を発光させ ることにより、前記本体ケースに、文字や図柄等が浮き上がることとなる。この ように、サイドミラーの外観に装飾的効果を与えることができる。 <10項> 前述した課題を解決するために講じた本考案の第2番目の解決手段は、『鏡部 が収容される本体ケースの少なくとも前方側の構成壁を光透過性部材から構成す るとともにその外表面に銀色光透過性被膜を設け、前記本体ケース内における前 記銀色光透過性被膜に対向する部分に発光体を内蔵し、前記構成壁の内面全域に 光拡散部を形成した』ことである。
【0011】 本体ケースの少なくとも前方側の構成壁を光透過性部材から構成するとともに その外表面に銀色の光透過性被膜を設けたから、本体ケースの、前記発光体を発 光させない光非透過時においては、サイドミラーの少なくとも前方側の外表面は メッキ風の銀色に見える。内部の発光体を発光させると、それが対向している構 成壁の内面全域に設けられた光拡散部によって、前記発光体からの光が拡散され 、サイドミラー全体が発光して見えることとなる。
【0012】 メッキ風の銀色は、あらゆる車体の色に調和することから、サイドミラーの色 を車体の色と同色に合わせなくても、車両全体の意匠的、色彩的構成を破壊する ことなく、発光体内蔵のサイドミラーを提供できるという効果がある。 尚、前記銀色光透過性被膜は、真空蒸着によって、前記本体ケースの外表面に 形成することができる。
【0013】
以下、本願考案の実施の形態を、図示例と共に説明する。 本考案実施の形態のものは、自動車のドアの前端部に設けられるドアミラーに 実施したものであり、図1は、第1番目の実施の形態のドアミラー(1) の横断面 図であり、車体の右側のドア(13)に設けられたドアミラー(1) を示している。尚 、図の上方が自動車の前方を、下方が後方を、右側が側方を示している。
【0014】 前記ドアミラー(1) は、ドア(13)に取り付けられ且後方開放の本体ケース(11) と、前記本体ケース(11)の後方開放端を閉塞するように本体ケース(11)内に収容 される鏡部(10)とからなり、前記鏡部(10)は、本体ケース(11)の後面(11a) の略 全域を覆う大きさに設定されているとともに、本体ケース(11)内に設けた支持部 (12)によって支持されているものとする。これにより、鏡部(10)の、車体に対す る設置角度は、本体ケース(11)内において、支持部(12)の球面に沿って調整可能 となっている。
【0015】 本体ケース(11)は、全体を透明樹脂によって成型されており、図2に示すよう に、その外面(1a)には、光を透過させていない時の色が車体と同じ色の光透過性 の塗料(14)が全域に渡って塗装されている。尚、本体ケース(11)の内面(1b)は、 ダイヤカットされて、光拡散用カット面部(15)が形成されている。 そして、本体ケース(11)内には、発光体として複数個の電球(2) が、本体ケー ス(11)の前面(11b) 及び側面(11c) に対向するように設けられている。電球(2) は、支持基板(20)に配設されており、自動車のスモールランプの点灯と連動して 点灯するように構成されている。
【0016】 電球(2) を点灯させると、電球(2) から照射される光は、本体ケース(11)の内 面(1b)に形成された光拡散用カット面部(15)にて拡散され、本体ケース(11)の外 面(1a)全域に塗布した前記光透過性の塗料(14)を介して、図1の矢印のように、 本体ケース(11)の外部にまで透過されることとなる。特にこのものでは、本体ケ ース(11)の前面(11b) 及び側面(11c) に対向するように電球(2) を設ける構成と したから、本体ケース(11)のうち、前記前面(11b) 及び側面(11c) が発光部(22) となり、夜間において、自動車の前方及び側方から、ドアミラー(1) の位置を確 認することができる。
【0017】 図1に示したものでは、本体ケース(11)の後面(11a) に向かっては電球(2) は 配設されていないが、側面(11c) に向かって設けられた電球(2) からの光が前記 した光拡散用カット面部(15)の作用により拡散され、その一部が本体ケース(11) の後面(11a) 側にも放光されることとなる。これにより、本体ケース(11)は全体 的に発光することとなる。
【0018】 このように、本体ケース(11)内の電球(2) を発光させることにより、自動車の 前方及び側方からは勿論のこと、後方からも、歩行者、自転車、単車、及び自動 車に対して、前記ドアミラー(1) の突出位置を視覚的に確認させることができ、 夜間等の暗い環境時における、ドアミラー(1) に対する接触事故を未然に防止す ることができる。
【0019】 尚、この実施の形態のドアミラー(1) では、本体ケース(11)の外表面は、車体 と同色の塗料によって塗装されているから、電球(2) を発光させる必要のない昼 間等の明るい環境時においては、電球(2) の存在は外部からは確認されることが ない。よって、自動車本来の意匠的及び色彩的価値を維持したまま、発光機能付 きのドアミラー(1) を提供することができることとなる。
【0020】 前記塗料(14)は光透過性であるが、何層にも重ね塗りすることにより、塗料(1 4)によって形成される光透過性被膜の膜厚を厚くすると、光は透過しにくくなり 、ドアミラー(1) の光度は弱くなる。このように、光透過性被膜の厚みを変える ことにより、ドアミラー(1) の光度をまぶし過ぎない程度の適切な光量に設定す ることができる。又、複数の塗料(14)を混ぜることにより、色の微調整が可能と なり、車体とほぼ同一な色の発光機能付きのドアミラーを提供することができる 。
【0021】 図3は、第2番目の実施の形態のドアミラー(1) の横断面図であり、図4は、 その斜視図である。 この実施の形態のドアミラー(1) を構成している本体ケース(11)は、前記第1 番目の実施の形態の本体ケース(11)と同様に透明樹脂によって成型されていると 共に、その後面(11a) における鏡部(10)の外側方に、側片部(11d) を設けた構成 としたものである。側片部(11d) の外表面にも、前面(11b) 及び側面(11c) と同 様に、光透過性の塗料(14)を塗布させるとともに、側片部(11d) に対向する位置 にも電球(21)を配設している。
【0022】 この実施の形態のものでは、本体ケース(11)の後面(11a) 側にも積極的に発光 部(22)を設ける構成としたことにより、停車中の自動車を後方から追い越す歩行 者、自転車、単車、自動車等に、前記自動車のドアミラー(1) の突出位置を確実 に認識させることができる。これにより、自動車の前方及び側方からの安全性に 加えて、後方からの安全性も向上する。
【0023】 又、図5に示すように、ドアミラー(1) の前面(11b) の全域を、光透過性の塗 料(14)で塗装すると共に前面(11b) 側に向かって配設されている電球(2) を、上 下に複数段に渡って配設しておくと、図6に示すように、ドアミラー(1) の前面 (11b) の略全面が、発光部(22)となる。 図7、図8に示したものは、電球(2) をハザードランプと連動するように発光 させる構成としたもので、本体ケース(11)の前面(11b) の外表面全域に、光透過 性の塗料(14)を塗布するとともに、その内表面における、一定幅の三角形状部分 以外の範囲に、光不透過性の塗料(24)を塗布する構成としたものである。これに より、本体ケース(11)の前面(11b) に、三角形状の光透過部分が形成されること となり、この頂点と底辺に相当する部分に対向するように、電球(2) を配設させ れば、車両の下部域に設けられている既存のハザードランプの点滅と同時に、前 記本体ケース(11)の前面(11b) に、三角形状の発光部(22)を点滅させることがで き、当該車両が非常事態であることを周囲により一層報知することができる。
【0024】 上記三角形状の光透過部分は、本体ケース(11)の内表面に、前記三角形状のマ スキングを施し、前記マスキングされた部分以外の範囲に、光不透過性の塗料(2 4)を塗布し、その後、前記マスキングを除去することにより、容易に形成するこ とができる。 同様にして、本体ケース(11)の前面(11b) の内表面に、文字や図形に対応する マスキングを施し、それ以外の部分に光不透過性の塗料(24)を塗装することによ り、電球(2) の発光に応じて、ドアミラー(1) の前面(11b) に、所定の文字や図 柄を発光部(22)として現わすことも可能となり、発光時のドアミラー(1) の装飾 的効果が向上する。
【0025】 さらに、電球(2)(21) の点灯を、方向指示装置と連動させて点滅する構成とす ると、ドアミラー(1) の突出位置の確認と同時に、車両の進行方向を確認するこ とができる。特に、車両の下部域に設けられてある既存のウインカーランプが他 の車両等の障害物で見えない場合でも、ドアミラー(1) の点滅を確認することに より、当該車両の進行方向を確認することができるので、安全性が向上する。
【0026】 上記各実施の形態において、発光体として設けた電球は、カセット式にしてお けば、電球が切れたときの交換が容易となる。又、電球に代えて、発光ダイオー ドを採用することも可能である。この場合、電球切れ等の事態が生じないから、 前記発光体の寿命が長い。 又、光透過性被膜は塗装の他、メッキ風外観に対応させるには、真空蒸着によ って形成することも可能である。図9に示すものは、ドアミラー(1) の本体ケー ス(11)を透明樹脂によって成型するとともに、その前面(11b) の殆ど全域に、銀 色の光透過性真空蒸着膜(25)を形成したものである。
【0027】 本体ケース(11)の前面(11b) のうち、銀色光透過性蒸着膜(25)が形成されてい る部分は、昼間等の明るい環境時において、内部の電球(2) 等の発光体を発光さ せない光非透過な状態においては、銀メッキ色に見える。銀メッキ色は、車体の 色を限定することなく、あらゆる色の車体に調和させることができるから、この 場合、ドアミラー(1) を車体と同色に着色しなくても、車両全体の意匠的及び色 彩的構成が破壊されことがない。
【0028】 上記各実施の形態のものは、自動車のドアミラーを発光させる構成としたが、 自動車のフェンダーミラーや、又は、単車のバックミラーに実施しても良いこと は言うまでもない。
【図1】第1番目の実施の形態のドアミラーの横断面
図。
図。
【図2】本考案実施の形態のドアミラーを構成する本体
ケースの構成壁の要部拡大断面図。
ケースの構成壁の要部拡大断面図。
【図3】第2番目の実施の形態のドアミラーの横断面
図。
図。
【図4】第2番目の実施の形態のドアミラーの斜視図。
【図5】内部構造を省略した図6のX−X断面図。
【図6】本体ケースの前面の略全域に発光部を設けた例
を示すドアミラーの説明図。
を示すドアミラーの説明図。
【図7】内部構造を省略した図8のY−Y断面図。
【図8】本体ケースの前面の下部域にのみ発光部を形成
した例を示すドアミラーの説明図。
した例を示すドアミラーの説明図。
【図9】第3番目の実施の形態のドアミラーの内部構造
を省略した縦断面図。
を省略した縦断面図。
(1) ・・・・・・・ドアミラー (10)・・・・・・・鏡部 (11)・・・・・・・本体ケース (2) ・・・・・・・発光体(電球) 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (10)
- 【請求項1】 移動車両の車体の両側方に突出するサイ
ドミラーにおいて、鏡部が収容される本体ケースの少な
くとも前方側の構成壁を光透過性部材から構成し、前記
本体ケース内における前記光透過性部材に対向する部分
に発光体を内蔵し、光非透過時における前記本体ケース
の外表面の色を前記車体と同色としたことを特徴とする
車両用サイドミラー。 - 【請求項2】 前記本体ケースにおける前記光透過性部
材の内面に光拡散部を設けた請求項1に記載の車両用サ
イドミラー。 - 【請求項3】 前記発光体の一部を、前記本体ケース内
において前記車両の後方に向かって発光するように設定
するとともに、前記本体ケースの前記後方側の構成壁を
光透過性部材から構成した請求項1又は2に記載の車両
用サイドミラー。 - 【請求項4】 前記発光体は、方向指示装置に連動して
発光する構成とした請求項1から3のいずれかに記載の
車両用サイドミラー。 - 【請求項5】 前記発光体の一部を、前記車両の側方に
向かって且前記方向指示装置に連動して発光するように
設定するとともに、前記本体ケースの前記側方側の構成
壁を光透過性部材から構成した請求項1から4のいずれ
かに記載の車両用サイドミラー。 - 【請求項6】 前記発光体は、非常灯に連動して発光す
る構成とした請求項1から5のいずれかに記載の車両用
サイドミラー。 - 【請求項7】 前記本体ケースを透明樹脂製とし、その
外表面に光透過性被膜を設け、光非透過時における前記
光透過性被膜の色を前記車体と同色に設定した請求項1
から6のいずれかに記載の車両用サイドミラー。 - 【請求項8】 前記光透過性被膜は、光透過性塗膜又は
光透過性蒸着膜によって形成される請求項7に記載の車
両用サイドミラー。 - 【請求項9】 本体ケースの外表面全域に光透過性被膜
を設け、内表面の一部分には光不透過性被膜を設け、前
記光不透過性被膜非形成域に対向する部分に、前記発光
体を設けた請求項7又は8に記載の車両用サイドミラ
ー。 - 【請求項10】 移動車両の車体の両側方に突出するサ
イドミラーにおいて、鏡部が収容される本体ケースの少
なくとも前方側の構成壁を光透過性部材から構成すると
ともにその外表面に銀色光透過性被膜を設け、前記本体
ケース内における前記銀色光透過性被膜に対向する部分
に発光体を内蔵し、前記構成壁の内面全域に光拡散部を
形成したことを特徴とする車両用サイドミラー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1998005213U JP3055851U (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 車両用サイドミラー |
KR2019990013807U KR200169797Y1 (ko) | 1998-07-15 | 1999-07-13 | 차량용사이드미러 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3055851U true JP3055851U (ja) | 1999-01-29 |
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Family Applications (1)
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JP1998005213U Expired - Fee Related JP3055851U (ja) | 1998-07-15 | 1998-07-15 | 車両用サイドミラー |
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Country | Link |
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KR (1) | KR200169797Y1 (ja) |
-
1998
- 1998-07-15 JP JP1998005213U patent/JP3055851U/ja not_active Expired - Fee Related
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1999
- 1999-07-13 KR KR2019990013807U patent/KR200169797Y1/ko not_active IP Right Cessation
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KR200169797Y1 (ko) | 2000-02-15 |
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