JP2005198250A - 画像処理方法、画像処理装置及びプログラム - Google Patents

画像処理方法、画像処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005198250A
JP2005198250A JP2004298471A JP2004298471A JP2005198250A JP 2005198250 A JP2005198250 A JP 2005198250A JP 2004298471 A JP2004298471 A JP 2004298471A JP 2004298471 A JP2004298471 A JP 2004298471A JP 2005198250 A JP2005198250 A JP 2005198250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
copy
forgery
region
scaling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004298471A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3938176B2 (ja
JP2005198250A5 (ja
Inventor
Hajime Ono
肇 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004298471A priority Critical patent/JP3938176B2/ja
Priority to KR1020040099329A priority patent/KR100647765B1/ko
Priority to US11/005,184 priority patent/US7463389B2/en
Priority to CNB2004100985527A priority patent/CN1312902C/zh
Publication of JP2005198250A publication Critical patent/JP2005198250A/ja
Publication of JP2005198250A5 publication Critical patent/JP2005198250A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3938176B2 publication Critical patent/JP3938176B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00838Preventing unauthorised reproduction
    • H04N1/00856Preventive measures
    • H04N1/00864Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original
    • H04N1/00867Modifying the reproduction, e.g. outputting a modified copy of a scanned original with additional data, e.g. by adding a warning message
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M3/00Printing processes to produce particular kinds of printed work, e.g. patterns
    • B41M3/14Security printing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】 地紋が付加されるコンテンツデータのレイアウト変更や拡大・縮小処理が発生しても、レイアウト変更や拡大・縮小処理に影響を受けない適切な地紋画像を生成する。
【解決手段】 地紋画像を構成する潜像画像と背景画像を、指定された変倍率に従って変倍する。このとき、既に地紋画像がドットパターン画像で生成されている場合は潜像画像と背景画像の領域(境界)を抽出し、抽出した領域を変倍した後、潜像画像領域は潜像画像のドットパターンに変換する。また、背景画像領域は背景画像のドットパターンに変換する。まだドットパターン画像で生成されていない場合は、地紋画像のベースとなるビットマップ画像に対して変倍処理を実行し、その後、ドットパターン形成処理を実行する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、画像処理方法、画像処理装置及びプログラムに関し、詳しくは、複写物の使用などを牽制するための地紋画像を生成する技術に関する。
従来、帳票や住民票などの原本性が必要とされる書類(以下、「コンテンツ」とも称す)の複写を禁止或いは抑止する目的で、これらのコンテンツは偽造防止用紙と呼ばれる予め特殊な印刷を施した用紙に印刷されていた。偽造防止用紙とは、原本においては人間にとって見えにくいが、複写機などを用いて複写した場合には「VOID」等の所定の文字や図形が浮び上がるような用紙である。偽造防止用紙は、予め特殊な印刷を施しておく必要があるので通常の用紙と比較してコストが高いことや、偽造防止用紙の製作時に設定された文字や図形しか浮び上がらせることができないことなどが課題となっていた。
特許文献1や特許文献2には、このような偽造防止用紙の製作における技術が開示されている。
一方、様々なコンテンツのデジタル化が進む中、これら帳票や住民票など原本性が必要とされるコンテンツも同様にデジタル化されている。しかしながら、帳票や住民票などのコンテンツに関してのデジタル化は、まだ過渡状態であり、コンピュータを用いて作成したコンテンツを、プリンタ等を用いて紙に出力して利用することが一般的である。
このような状況に加え、近年におけるプリンタの性能の飛躍的な向上に起因して、従来の偽造防止用紙と同様の効果を有する用紙をコンピュータとプリンタとを用いて簡単に製作するための技術が注目されている。特許文献3及び特許文献4には、コンピュータを用いて作成したコンテンツをプリンタで紙に出力する際に、コンテンツの背景に地紋と呼ばれる模様を重ねて出力するような技術である。
地紋画像は、原本(プリンタで出力した印刷物)においては何ら意味を持たない単なる模様に見えるが、原本を複写すると複写物上に所定の文字や図形が浮び上がるようなものである。これにより、複写した者に偽造防止用紙と同等の牽制効果を与えることができる。
コンピュータを用いてコンテンツ画像と地紋画像とを重ねて紙に出力する場合には、当然のことながら通常の普通紙を用いて出力できるので、従来の偽造防止用紙に比べてコストダウンになるという利点がある。さらに、コンテンツ画像を出力する際に地紋画像を生成することによって、「VOID」などの予め定められた静的な文字列に加えて、ユーザ名や出力日時などの任意かつ動的な文字列等を埋め込めるという利点もある。
技術的には、地紋画像は、イメージスキャナ(読み取り装置)の読取可能解像度よりプリンタ(出力装置)の印刷解像度が高いことを利用し、画像を構成するドットの大きさや所定領域の面積濃度を調整することによりイメージスキャナに検知させる領域と検知させない領域とを設ける。そして、出力物の時点では、その2つの領域の濃度差を最小化し、複写物において濃度差を最大とするものである。すなわち、地紋画像は、出力物においては2つの領域の面積濃度差が最小であるために人間の目には一様な模様や単なる背景に見えるが、それを複写して得られた複写物においては2つの領域における面積濃度の差が大きくなり、一方の領域(イメージスキャナに検知させる領域)が他方の領域に対して相対的に人間の目で明らかに識別できる画像として浮かび上がらせるものである。
例えば、印刷する地紋画像において、イメージスキャナに検知させる領域の画像は、大きなドット(集中したドット)で構成し、検知させない領域の画像は、孤立した小さなドット(分散したドット)で構成する。なお、面積濃度は、イメージスキャナに検知させる領域と検知させない領域とで等しく或いは略等しくする。
このようにして印刷された地紋画像をイメージスキャナで読み取って複写すると、大きなドットはイメージスキャナで検知され、複写物においても再現できるが、小さなドットはイメージスキャナで検知されないため、複写物において殆ど再現されない(あるいは、小さなドットの一部のみが再現される。)。これにより、複写物では、小さなドットで構成された領域画像が消え、或いは面積濃度が複写前より低くなる(白色に近くなるように薄くなり)。対して、大きなドットで構成された領域画像は通常どおり画像形成されるため、複写物では、そのコントラストが明確となる。
なお、説明の便宜上、本明細書における以下の説明では、地紋において、複写した際にドットが再現され複写後に複写物に形成される画像を「潜像」と称し、一方、複写した際にドットが再現されず複写後に完全に消える或いは濃度が低くなる画像を「背景」と称す。
また、地紋では、隠されている文字や画像(潜像)をより判別しにくくする、「カモフラージュ」という技術も良く知られている。このカモフラージュ技術は、地紋画像における潜像部や背景部とは面積濃度を異ならせた模様を地紋画像全体に配置する方法であり、潜像部や背景部とは異なる濃度のカモフラージュ模様が目立ち、潜像が更に目立たなくなる効果がある。また、カモフラージュ模様なしの地紋画像に比べ、カモフラージュ模様が存在する地紋は、印刷物に装飾的な印象を与える効果もある。
このカモフラージュ模様は、複写後に潜像を容易に判別できるようにするために、複写後にはカモフラージュ模様の内部のドットはできるだけ消えることが望ましい。最も簡単な実装の場合には、カモフラージュは、カモフラージュ模様に相当する箇所でドットを打たないことで実現できる。
また、従来から、コンピュータを用いて作成したコンテンツ画像をプリンタで出力する際には、コンテンツのレイアウトや出力サイズを変更した印刷処理が可能である。また、特許文献5には、コンテンツと地紋画像が重ならないように印刷物を生成する構成が開示されている。
米国特許5788285号公報 米国特許6000728号公報 特開2001−197297号公報 特開2001−238075号公報 特開平11−245473号公報
上述したように、コンピュータを用いて作成したコンテンツに地紋画像を重ねて出力する場合には、印刷するドットの大きさを適切に制御してイメージスキャナの読み取り可能性を確実に制御することが非常に重要である。
しかしながら、一般的に知られたページレイアウト機能や拡大又は縮小処理に伴って、コンテンツ画像とともに地紋画像が拡大又は縮小されて印刷されると、印刷した時点で潜像と背景のコントラストが大きくなることで、印刷物において見えてはいけない「VOID」などの潜像が認識できるような状態になることがある。また、複写後に複写物において正しく潜像が浮かび上がらなくなることがある。つまり、印刷するコンテンツ画像がレイアウト変更等に応じてサイズ変更されるとき、同様な手法で地紋画像もサイズ変更すると、不適切な地紋画像となり、地紋としての機能が損なわれるおそれがある。
例えば、コンピュータを用いて作成したコンテンツデータに、複写機のイメージスキャナで読み取れる大きさのドットのパターンで形成された「VOID」の文字(潜像)と、複写機のイメージスキャナで読み取れない大きさのドットのパターンで形成されたそれ以外の部分(背景)とで構成された地紋画像を重ねて印刷するとする。
コンテンツのサイズを変更しない場合には地紋画像もサイズ変更されないので、印刷した時点の印刷物では、地紋画像における「VOID」の文字は観察者には認識されず、地紋画像は単なる模様又は背景として認識される。この印刷物を複写機により複写すると、複写物では、地紋画像の潜像画像である「VOID」の文字のみが顕在化する。
一方、コンテンツデータのサイズを縮小して印刷する場合には、コンテンツとともに地紋画像も単純に縮小処理されるので、地紋画像において、複写機のイメージスキャナで読み取れる大きさのドットのパターンで形成されていた「VOID」の文字列も縮小される。即ち、変倍による補間処理により、単位領域あたりのドット数が変更されたり、ドット自体が小さくなる。したがって、この印刷物を複写機により複写する場合には、イメージスキャナが「VOID」の文字のドットを検出することができず、得られる複写物では、「VOID」の文字が脱落してしまったり、不完全なものとなってしまう。
また、コンテンツデータのサイズを拡大して印刷する場合には、コンテンツとともに地紋画像も単純に拡大処理されるので、地紋画像において、本来、複写機のイメージスキャナで読み取れない大きさのドットのパターンで形成されていた「VOID」以外の部分のパターンのドットも拡大される(変倍による補間処理により、単位領域あたりのドット数が変更されたり、ドット自体が大きくなる)。したがって、この印刷物を複写機により複写する場合には、イメージスキャナが「VOID」以外の部分のドットをも検出してしまい、得られる複写物では、「VOID」の文字が浮かび上がらないことがある。
また、地紋画像において複写機のイメージスキャナで読み取れる大きさのドットのパターンで形成されていた「VOID」の文字を構成するドットも拡大されて印刷されるので、面積濃度バランスが崩れ、印刷した時点の印刷物で「VOID」の文字が認識できてしまうおそれもある。この場合、印刷物が複写物と判断されてしまう可能性があるため、地紋画像付の出力物として不完全なものとなる。
こうした課題を避けるため、一般的にはコンテンツデータのレイアウト変更や拡大・縮小処理が指定されていても、地紋画像の拡大や縮小処理は実行していない。
しかしながら、地紋画像を付加したコンテンツデータを生成しようとするオペレータは、コンテンツデータの内容やオブジェクトに応じて、地紋画像をレイアウトする場合もある。たとえば、コンテンツデータに地紋画像を重ねたくない写真やロゴがある場合は、その領域に地紋画像が適用されないように地紋画像をデザインする。また、地紋画像の潜像画像をコンテンツ画像との位置関係に応じて、配置する箇所を規定することもある。
こうしたケースにおいて、コンテンツ画像のレイアウト変更や拡大・縮小処理を行い、かつ地紋画像がコンテンツ画像のレイアウト変更や拡大・縮小処理に追従しないように構成すると、所望する出力物が得られない、という課題が生じてしまう。たとえば、図9のようにコンテンツ画像に対して特定の位置に地紋画像の潜像部を規定してあったものを、コンテンツ画像のみを縮小してしまうと図10のように出力されてしまい、本来所望していた出力とは異なってしまう。
また、コンテンツ画像のみを拡大してしまうと、図11のように出力されてしまう。
これらの例では、地紋画像の潜像部の配置箇所を規定したものを開示したが、特定の領域に潜像部と背景部とからなる地紋画像を配置する構成においても、コンテンツ画像のレイアウト変更や拡大・縮小処理によって、所望した位置に地紋画像が配置されないことがある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、印刷するコンテンツデータのレイアウト変更や拡大縮小処理が発生しても、適切な地紋画像を生成できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、複写後に、複写物に画像形成される第1の領域を第1のドットパターンで形成し、かつ、複写後に画像が形成されないか、又は第1の領域と比較して濃度が低い画像が複写物に画像形成される第2の領域を第2のドットパターンで形成した、少なくとも2つの領域からなる地紋画像を形成する画像形成工程を有する画像処理方法は、前記地紋画像の変倍率を取得する倍率取得工程と、前記倍率取得工程で取得された変倍率に従って、前記第1の領域及び前記第2の領域のサイズを変更する変倍工程と、前記変倍工程で変倍された前記第1の領域及び前記第2の領域をそれぞれ前記第1のドットパターン及び前記第2のドットパターンで形成するドット形成工程と、を有する。
また、複写後に、複写物に画像形成される第1の領域を第1のドットパターンで形成し、かつ、複写後に画像が形成されないか、又は第1の領域と比較して濃度が低い画像が複写物に画像形成される第2の領域を第2のドットパターンで形成した、少なくとも2つの領域からなる地紋画像を形成する画像形成手段を有する画像処理装置は、前記地紋画像の変倍率を取得する倍率取得手段と、前記倍率取得手段で取得した変倍率に従って、前記第1の領域及び前記第2の領域のサイズを変更する変倍手段と、前記変倍手段で変倍された前記第1の領域及び前記第2の領域をそれぞれ前記第1のドットパターン及び前記第2のドットパターンで形成するドット形成手段と、を有する。
本発明によれば、地紋画像に対して拡大処理又は縮小処理を施すとき、前記各要素の形状及び内部を形成するドットパターンは変えずに、地紋画像を構成する各要素の領域のみを所定の倍率に応じて変更することにより、地紋としての機能を損なわずに、変更後の原稿画像の大きさに応じた適切な地紋画像を生成することができ、その地紋画像に原稿画像を重ねて出力することができる。
以下、図面を参照しながら発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。尚、本実施例では、背景部に対応する画像は、ドット分散型ディザマトリクスを用いてドットが離散的に配置されるように設計し、潜像部に対応する画像はドット集中型ディザマトリクスを用いてドットが集中して配置されるように設計するものとする。
また、背景部については、説明の便宜上、複写時に「消失する領域」であるとして説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、地紋画像が形成された印刷物を複写機で複写した際に、得られた複写物が原本(地紋画像が形成された印刷物)ではないことが顕像化した潜像部によって人間が認識可能なように、潜像部に対して薄く印刷されるような構成であっても良い。つまり、決して背景部の画像は複写物において「消失」する必要はなく、潜像部が識別可能な濃度レベルであれば良い。
以下、背景部の画像生成に用いるディザマトリクスを背景ディザマトリクス、潜像部の画像生成に用いるディザマトリクスを潜像ディザマトリクスと呼ぶこととする。
また、ディザ法は多値の入力画像信号を一定の規則により算出された閾値と比較して、その大小関係で2値画像を出力する方法である。ディザマトリクスはディザ法で入力画像信号を2値化する際の閾値が2次元的に配置された閾値マトリクスである。
入力画像信号の画素値を対応するディザマトリクスの閾値で2値化処理することにより、2値画像(閾値パターン)が得られるが、得られる2値画像は入力画像信号の階調がディザマトリクスの閾値未満の場合には、画素値に一方のビット(例えば1)、閾値以上の場合には他方のビット(例えば0)が割り当てられる。
本実施例では、背景を構成する2値画像、潜像部を構成する2値画像は、プリンタを使って紙に印刷した時に背景部と潜像部がほぼ同じ濃度となるよう、それぞれ適切な入力画像信号を入力して、ディザ法によって予め生成されているとする。
また、プリンタを使って紙に印刷した時に背景部と潜像部がほぼ同じ濃度となるような背景閾値パターンと潜像閾値パターンの生成方法については後に詳しく述べる。
以下の説明では、背景部を構成する2値画像を背景閾値パターンと呼び、潜像部を構成する2値画像を潜像閾値パターンと呼ぶこととする。
本実施例では、印刷時に背景部と潜像部の濃度が等しくなるような、背景部と潜像部を構成するパターン(2値画像)である背景閾値パターン、潜像閾値パターンの組み合わせを予め決定しておき、背景閾値パターン、潜像閾値パターン、潜像部と背景部を指定する2値画像である地紋基本画像、及びカモフラージュ領域を指定する2値画像であるカモフラージュ領域指定画像を用いて論理演算を実行することにより、高速、かつ、省メモリで地紋画像を生成する構成を採用する。
尚、背景閾値パターン、潜像閾値パターンは地紋画像の背景部と潜像部の印刷時の濃度を決定するパラメータであり、「地紋濃度パラメータ」の具体的な構成要素とする。
また、1画素単位で地紋画像に対するドットのOn/Offの論理演算を実行し、地紋画像の生成を行うことにより、地紋画像を生成する際に必要となるメモリ量を大幅に削減するものである。
図1は、実施例1における地紋合成印刷装置の内部処理を示すブロック図である。この地紋合成印刷装置は、地紋画像生成部101、合成部102、印刷データ処理部103、印刷部104から構成されている。なお、本実施例では、地紋合成印刷装置は上記の各部を含むデバイスとして説明するが、本発明はこの構成に限るものではない。例えば、地紋画像生成部101、合成部102、印刷データ処理部103をコンピュータなどの1つの装置とし、このコンピュータと通信可能な印刷装置に印刷部104を有するシステムとして構成することもできる。
まず、地紋画像生成部101には、入力背景画像111、色情報112、処理領域情報113、潜像閾値パターン114、背景閾値パターン116、地紋基本画像115、カモフラージュ領域指定画像117が入力され、地紋画像118を生成して出力する。地紋画像生成部101は、所定の規則に従って入力背景画像111に画像処理を行い、地紋画像118を生成する。尚、入力背景画像111は多値画像でも2値画像でも良い。また、処理領域情報113は入力画像情報中で地紋の埋め込み処理を行う領域を示す情報である。
地紋基本画像115は、潜像部と背景部を含む最小要素を指定するための画像であり、1画素1ビットで構成される。地紋基本画像115の一方のビット(例えば1)は潜像部を表し、他方のビット(例えば0)は背景部を表す。カモフラージュ領域指定画像117は、カモフラージュ効果を持たせるために、濃度を薄くする領域を指定するための画像であり、地紋基本画像115と同様に1画素1ビットで構成される。カモフラージュ領域指定画像117の一方のビット(例えば1)はカモフラージュ領域でないことを示し、他方のビット(例えば0)は周囲に比べて濃度を薄くするカモフラージュ領域であることを示す。
既に述べたように、背景閾値パターン116と潜像閾値パターン114は、印刷出力時に等しい濃度として出力されるように、適当な画像信号をそれぞれ背景ディザマトリクスと潜像ディザマトリクスの閾値で閾値処理して生成されている。
次に、地紋画像生成部101で生成された地紋画像118は合成部102に出力される。地紋画像118の生成方法については後に詳しく述べる。
合成部102では、入力原稿画像119と生成された地紋画像118とを合成し、地紋合成出力原稿画像を生成する。尚、入力原稿画像119の内容に関わらず、地紋画像118をそのまま地紋合成出力原稿画像とする場合には、合成部102で入力原稿画像119を参照する必要はない。このとき、地紋画像118や入力原稿画像119を構成するオブジェクト毎にカラーマッチング処理を実行し、その後、入力原稿画像119を構成するオブジェクトと地紋画像118を合成して地紋合成出力原稿画像を生成しても良い。或いは後段の印刷データ処理部103において、地紋合成出力原稿画像に対してカラーマッチング処理を実行しても良い。
次に、印刷データ処理部103では、OS(Operating System)の描画インターフェース(例えば、Microsoft社のOSであるWindows(登録商標)シリーズのGraphic Device Interface(GDI)やApple Computer社のOSであるMacOSシリーズのQuickDraw等が良く知られている)を介して合成部102で合成された地紋合成出力原稿画像を描画情報として受け取り、逐次印刷コマンドへと変換していく。このとき、必要に応じてカラーマッチング処理やRGB−CMYK変換、ハーフトーン処理などの画像処理を実行する。そして、印刷データ処理部103は、地紋合成出力原稿画像データとして、印刷部104で解釈可能なデータ形式(例えば、ページ記述言語で記述されたデータ形式や印刷ビットマップに展開されたデータ形式)を後段の印刷部104に送る。
印刷部104では、入力された地紋合成出力原稿画像データの情報に従って、地紋合成出力原稿を印刷出力する。ここでレーザビームプリンタの場合を例として説明を行うと、印刷部104は不図示のプリンタコントローラとプリンタエンジンとで構成される。このプリンタコントローラは印刷情報制御部、ページメモリ、出力制御部などで構成される。印刷情報制御部では印刷データ処理部103から送られてくるページ記述言語(PDL)を解析し、描画及び印字に関するコマンドについては、対応するパターンをページメモリに展開する。
ここで必要に応じて、RGB−CMYK変換やハーフトーン処理などの画像処理も実行する。尚、ページ記述言語で記述されたデータ形式ではなく、印刷ビットマップであると判定した場合、イメージデータをそのままページメモリに展開する。
出力制御部はページメモリの内容をビデオ信号に変換し、プリンタエンジンへ出力する。このプリンタエンジンは、例えば記録媒体の搬送機構、半導体レーザーユニット、感光ドラム、現像ユニット、定着ユニット、ドラムクローニングユニット、分離ユニットなどから構成され、公知の電子写真プロセスで印刷を行う。
尚、地紋画像生成部101において、各画素がプリンタの1次色(シアン、イエロー、マゼンダ、ブラック)だけで印刷出力されることを意図して地紋画像を作成している場合、プリンタの1次色(シアン、イエロー、マゼンダ、ブラック)で出力することを想定して表現された各画素が複数の異なる色のインクやトナーで印刷されることは望ましくない。従って、印刷データ処理部103や印刷部104では、地紋合成出力原稿画像中の地紋画像に相当する画素値(例えば、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラック)に対しては、1画素の画素値が印刷時に異なる色の複数のインクやトナーで同時に表現され、混色とならないように設定することが望ましい。
具体的には、カラーマッチング等の色変換処理をパスし、ハーフトーン処理を実行した後にも、常に単色のインク又はトナーで各画素が印刷される設定を導入すると良い。但し、インクジェットプリンタで地紋画像の1画素を同じ色の淡インク、濃インク、又は大インクドット、小インクドットで表現する場合はこの限りではない。また、地紋画像の色のバリエーションとして、シアンの画素とイエローの画素をバランスよく配置させて、一見緑色に見える地紋画像を生成することも可能であるが、この場合も、地紋画像の1画素はプリンタの1次色(シアン、イエロー、マゼンダ、ブラック)で構成されているならば、地紋画像の1画素は対応するシアンやイエローのトナー又はインクだけで正確に出力することが望ましい。
しかしながら、地紋画像の1画素をプリンタの1次色(シアン、イエロー、マゼンダ、ブラック)だけで印刷出力しなくとも、地紋の効果を実現する画像を生成することは可能である。地紋画像の1画素が複数の異なる色のインクやトナーで表現されていたとしても、複写後に潜像が残るならば、偽造防止地紋として用いることは可能である。
尚、実施例では、地紋画像、入力原稿画像、地紋合成出力原稿画像、地紋合成出力原稿画像データは全てデジタルデータであり、地紋合成出力原稿は紙に印刷された画像を表すものとする。
次に、図2を用いて、偽造抑止地紋生成装置の内部処理について説明する。
図2は、実施例1における地紋画像生成部101の内部処理手順を示すフローチャートである。初めにユーザインタフェース等を通じてステップS201で、地紋画像生成処理が開始される。次に、ステップS202で、入力背景画像111、背景閾値パターン116、潜像閾値パターン114、地紋基本画像115、カモフラージュ領域指定画像117を読み込む。
次に、ステップS203で、地紋画像を生成する際の初期画素を決定する。例えば、入力画像全体に対して左上から右下までラスター走査順に画像処理を行い、地紋画像に変更する場合、左上を初期位置とする。
次に、ステップS204では、背景閾値パターン116、潜像閾値パターン114、地紋基本画像115、カモフラージュ画像117は入力背景画像111の左上からタイル上に配置するとし、処理対象となっている入力背景画像111の画素に対して、以下の式(1)を計算し、印刷時のドットに対応する画素値を書き込むか否かを判定する。このとき画素値は入力された色情報112に対応する。
Figure 2005198250
ここで、式(1)の構成要素の定義を以下に示す。
nCamouflage:カモフラージュ画像において、対象画素がカモフラージュ模様を構成する画素であれば0、そうでなければ1
nSmallDotOn:背景閾値パターンの画素値が黒であれば1、白であれば0(色はこれに限定されない)
nLargeDotOn:前景閾値パターンの画素値が黒であれば1、白であれば0(色はこれに限定されない)
nHiddenMark:地紋基本画像において、対象画素が潜像画像を構成する画素であれば1、背景画像を構成する画素であれば0。
/nHiddenMark:nHiddenMarkの否定。潜像部で0、背景部で1となる。
尚、このとき入力背景画像の画素値を参照しながら、印刷時のドットに対応する画素値を書き込むか否かを判定しても良い。この場合、式(1)の右辺に入力背景画像を参照して得られる項目(nBackground)を乗算すると良い。このnBackgroundは、入力背景画像が特定の画素値を持つ領域(白地領域)ならば1、そうでないなら0とする。
また、各処理対象画素で、式(1)の全ての要素を用いて計算する必要はない。以下のように、不必要な計算を省くことで処理の高速化を図れる。
例えば、nHiddenMark=1ならば、/nHiddenMark=0、nHiddenMark=0ならば/nHiddenMark=1となる。従って、nHiddenMark=1ならば、式(2)の値をnLargeDotOnの値とし、nHiddenMark=0ならば、式(2)の値をnSmallDotOnの値とすると良い。
また、nCamouflageの値は全体にかかる積算であり、nCamouflage=0であれば、nWriteDotOn=0となる。従って、nCamouflage=0の場合はnCamouflage以降の式(2)の計算を省略すると良い。
Figure 2005198250
また、生成される地紋画像では、背景閾値パターン116、潜像閾値パターン114、地紋基本画像115、カモフラージュ領域指定画像117の縦横の長さの最小公倍数の大きさの画像が繰り返しの最小単位となる。そのため、地紋画像生成部101では、繰り返しの最小単位である地紋画像の一部分のみを生成し、その地紋画像の一部分を入力背景画像の大きさにタイル状に繰り返し並べると、地紋画像118の生成にかかる処理時間を短縮できる。
次に、ステップS205では、ステップS204での計算結果(nWriteDotOnの値)を判定する。ここで、nWriteDotOn=1ならばステップS206へ進み、nWriteDotOn=0ならばステップS207へ進む。
このステップS206では、印刷時のドットに対応する画素値を書き込む処理を行う。画素値の値は、地紋画像118の色により変えることができる。黒色の地紋を作成したい場合、入力背景画像111の処理対象画素を黒に設定する。その他、プリンタのトナー又はインクの色に合わせてシアン、マゼンダ、イエローに設定すれば、カラーの地紋画像118を作成することもできる。
入力背景画像111が1画素当たり1〜数ビットの画像データである場合には、インデックスカラーを用いて画素値を表現すれば良い。インデックスカラーとは、画像データの表現方法で、対象とするカラー画像で頻繁に出現する色情報を目次に設定し(例えばインデックス0は白、インデックス1はシアンなど)、各画素の値は色情報を記載した目次の番号で表現する(例えば、1番目の画素値はインデックス1の値、2番目の画素値はインデックス2の値、…と表現する。)
ステップS207では、入力背景画像111の処理対象領域の全画素が処理されたかを判定する。入力背景画像111の処理対象領域の全画素が処理されていない場合はステップS208へ進み、未処理の画素を選択し、再びステップS204〜ステップS206の処理を実行する。また、入力背景画像111の処理対象領域の全画素に対する処理が完了していれば、ステップS209へ進み、地紋画像生成部101における画像処理を終了する。上述の処理により、入力背景画像111に対して画像処理を加えた地紋画像118が生成できる。
次に、実施例での潜像部と背景部におけるドットの配置方法について説明する。実施例では、潜像部をドット集中型ディザマトリクス、背景部をドット分散型ディザマトリクスに基づいて生成する場合について説明する。また潜像部を生成する際に用いるドット集中型ディザマトリクスの代表としては、渦巻き型ディザマトリクスが挙げられる。
図3(A)は、4×4の渦巻き型ディザマトリクスの一例を示す図である。4×4の渦巻き型ディザマトリクスの閾値は渦巻状に中心から数値が増加する形で配置されている。
図3(B)は、図3(A)の4×4の渦巻き型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られる閾値パターン(ドット配置)を表す図である。図3(B)は入力画像信号が4の場合、図3(A)のディザマトリクスで閾値処理して得られる閾値パターンを示している。ここで得られる閾値パターン(ドット配置)は、各々のドットが集中して配置されるパターンとなっている。
一方、背景部を構成するドット分散型ディザマトリクスの代表としては、Bayer型ディザマトリクスが挙げられる。Bayer型のN×Nディザマトリクスは次式で表される。
Figure 2005198250
但し、Nは2のべき乗、UNは各要素が1のN×Nマトリックスである。
図3(C)は、4×4のBayer型ディザマトリクスの一例を示す図である。任意の入力画像信号をBayer型ディザマトリクスでディザ処理を行って生成される閾値パターンは、各々のドットが分散して配置されるように設計されている。
図3(D)は、図3(C)の4×4のBayer型ディザマトリクスを用いて所定の入力画像信号を閾値処理して得られる閾値パターン(ドット配置)を表す図である。図3(D)は入力画像信号が4の場合、図3(C)のディザマトリクスで閾値処理して得られる閾値パターンを示している。ここで得られる閾値パターン(ドット配置)は、各々のドットがお互いに分散して配置されるパターンとなっている。Bayer型ディザマトリクスでは、閾値マトリクスの各要素は相互になるべく接触しない位置に順に配置され、その閾値パターンは孤立した格子状のドット配置を取る。Bayer型ディザでは、ディザマトリクスのサイズが大きくなるとマトリクスによる周期的なテクスチャが目立つ場合も存在するが、特定の階調では、周期的で美しいパターンが得られるメリットがある。
本実施例では、背景に用いるディザマトリクスとして以降、Bayer型ディザマトリクスを用いる場合を中心に説明するが、Bayer型ディザマトリクスに限定するものではない。その他のドット分散型ディザマトリクスを用いても良い。
例えば、ブルーノイズマスクも、背景に用いるドット分散型ディザマトリクスの一例である。このブルーノイズマスクは、任意の階調での閾値パターンが全てブルーノイズ特性を有し、閾値パターンを形成する黒画素の分布がランダムではあるが一様性が高く、粒状性が目立ちにくい。また、ブルーノイズ特性とは、任意の階調に設定した場合の点の出力パターンが局所的に非周期的(locally aperiodic)、かつ等方的(isotropic)で低周波成分が少ないことを意味する。ブルーノイズマスクから得られる閾値パターンはモアレの発生を防止し、紙送りムラを目立ちにくくするなど、視覚的に好ましい出力パターンが得られる長所がある。
また、ブルーノイズマスクでなくとも、特定又は任意の階調での閾値パターンが周期的(又は擬似周期的)、かつ非等方的で低周波成分が少ないドット分散型ディザマトリクスを用いても良い。また閾値パターンを用いる方法ではないが、本実施例では誤差拡散法を用いた背景部の構成も可能である。既に述べたベイヤー型ディザマトリクスやブルーノイズマスクを用いて背景閾値パターンを生成した場合、式(1)における nSmallDotOnの値は背景閾値パターンを参照することで読み出すことが出来る。一方、誤差拡散法を用いる場合は、1画素ごとに背景の濃さに対応する階調と周囲の画素から伝播された誤差分の和を所定の閾値と比較し、処理対象画素におけるドットのOn/Offを決定し、nSmallDotOnの値として用いると良い。このとき、ドットのOn/Offで生じた誤差は重みをつけて近傍画素に分配される。未処理の画素の画素値は背景の濃さに対応する元の入力画素値と分配された誤差の和となっている。
尚、背景閾値パターンと同様、背景の濃さに対応する階調は予め準備されているとする。誤差拡散法は処理時間がかかるデメリットがあるが、ドットが均一に分散した視覚特性の良い画像が得られるメリットがある。誤差拡散法については既によく知られているため、本実施例では詳しい説明は省略する。同様に、誤差拡散法を改良した方法も適用可能である。
また、各階調における閾値パターンは、ディザマトリクスに基づき生成しなくてもよい。階調毎に独自に背景閾値パターン、潜像閾値パターンを生成してもよい。この場合、各階調毎に画質のよい閾値パターンを集めることが出来るメリットもある。
図4は、背景閾値パターンと潜像閾値パターンの黒画素の面積比率を比較するための図である。図4に示すように、背景ディザマトリクスの縦と横の大きさをX_S、Y_Sとし、入力画像信号の階調をT_Sとし、潜像ディザマトリクスの縦と横の大きさをX_L、Y_Lとし、入力画像信号の階調をT_Lとする。
このとき、背景閾値パターン内の黒画素が占める割合はP_S=T_S/(X_S*Y_S)となり、潜像閾値パターン内の黒画素が占める割合はP_L=T_L/(X_L*Y_L)となる。
次に、上述した画像処理装置による地紋画像生成を基本原理として、入力画像原稿119として入力されるコンテンツ画像(デジタル化されたコンテンツデータ)に地紋画像を重ねた(オーバレイした)画像を生成する処理において、コンテンツ画像の拡大又は縮小を伴うレイアウト変更が要求された場合に、地紋画像に対して拡大処理又は縮小処理を施しながらも、地紋としての機能を損なわない適切な地紋画像を生成する処理について説明する。
なお、以下では、コンテンツ画像に対して要求されるレイアウト変更は、1ページ分のコンテンツデータを複数用紙に分割して印刷するためのコンテンツ画像の拡大処理と、いわゆる2in1のように複数ページ分のコンテンツデータを1枚の用紙片面に印刷するためのコンテンツデータの縮小処理とを一例として説明する。
図5は、本実施例1における画像生成処理動作を示すフローチャートであり、コンテンツデータと地紋画像とをオーバレイして生成する動作に係るものである。この処理は、画像処理装置のCPUが画像生成処理のためのプログラムを後述する画像処理装置内の各モジュールやユニットを用いて実行することで実現される。
なお、以下の処理は合成部102及び印刷データ処理部103が処理するものとして説明するが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
まず、ステップS501にて、合成部102が電子文書アプリケーションを用いて作成されたコンテンツデータ及び地紋画像データを読み込む。
次に、ステップS502にて、合成部102はコンテンツデータのページ数と印刷要求により指示された用紙面数を比較し、ページ数と用紙面数との関係を判断する。この判断の結果、1ページ分のコンテンツデータを分割して複数の用紙面に印刷する場合には、ステップS503に進む。また、1ページ分のコンテンツデータ、あるいは複数ページ分のコンテンツデータを1つの用紙面に印刷する場合には、ステップS511に進む。
ステップS503では、ページ数のループ処理が開始される。そして、ステップS504にてコンテンツ画像データに対して地紋画像のオーバレイ処理が行われ、ここで地紋画像に対して拡大処理が施される。なお、地紋画像オーバレイ処理の詳細については後述する。
次に、ステップS505にて用紙面数ループ処理が開始される。その後、ステップS506にて、印刷データ処理部103は1ページ分のイメージを用紙面数に応じて領域分割する。そして、用紙面毎に分割されたイメージから、1つの用紙面領域に対応する用紙面部分のデータ(コンテンツデータ及び地紋画像データ)を抽出し、抽出したデータを用紙面データとする。
次に、ステップS507にて、印刷データ処理部103はステップS506の処理を用紙面数分だけ繰り返したか否かを判断する。この判断の結果、ステップS506の処理を用紙面数分だけ繰り返したと判断した場合には、用紙面数ループ処理を終了し、ステップS508に進む。一方、用紙面数分のステップS506の処理を行っていない場合には、ステップS506の処理を繰り返し行う。
ステップS508にて、印刷データ処理部103はステップS504〜ステップS507の処理をページ数分繰り返したか否かを判断する。ステップS504〜ステップS507の処理をページ数分だけ繰り返したと印刷データ処理部103が判断した場合には、ページ数ループ処理を終了し、ステップS509に進む。一方、ページ数分の処理を行っていない場合には、ステップS504〜ステップS507の処理を繰り返し行う。
一方、ステップS502において、1ページ分のコンテンツデータ、あるいは複数ページ分のコンテンツデータを1つの用紙面に印刷すると判断された場合に進むステップS511にて、用紙面数ループ処理が開始される。さらにステップS512にて、ページ数のループ処理が開始される。
次に、ステップS513にて、合成部102は地紋画像オーバレイ処理を実行する。ここで、複数ページ分のコンテンツデータを1つの用紙面に印刷する場合(Nup処理)には、地紋画像に対して縮小処理が施される。なお、地紋画像オーバレイ処理の詳細については後述する。
ステップS514にて、印刷データ処理部103はステップS513の処理を1用紙面に印刷するページ数分だけ繰り返したか否かを判断する。この判断の結果、ステップS513の処理をページ数分だけ繰り返したと印刷データ処理部103が判断した場合には、ページ数ループ処理を終了し、ステップS515に進む。一方、1用紙面に印刷するページ数分のステップS513の処理を行っていない場合には、ステップS513の処理を繰り返し行う。
次に、ステップS515にて、各ページイメージ(コンテンツデータ及び地紋画像データ)を順次オフセットさせて用紙面上にコピーし用紙面データを生成する。
ステップS516にて、印刷データ処理部103はステップS512〜ステップS515の処理を用紙面数分だけ繰り返したか否かを判断する。この判断の結果、ステップS512〜ステップS515の処理を用紙面数分だけ繰り返したと印刷データ処理部103が判断した場合には、用紙面数ループ処理を終了し、ステップS509に進む。一方、ステップS512〜ステップS515の処理を用紙面数分行っていない場合には、ステップS512〜ステップS515の処理を繰り返し行う。
ステップS509にて、上述した処理において抽出したすべての用紙面データを結合する。続いて、ステップS510にて結合した用紙面データを印刷部に送信し処理を終了する。
図6は、図5に示したステップS504、S513において行われる地紋画像オーバレイ処理の動作を示すフローチャートである。なお、本実施例においては、地紋画像データは、ビットマップデータであるとする。
まず、ステップS601にて、合成部102は、1ページ分の地紋画像イメージ全体を格子状に区切り、所定の大きさのブロックに分割する。そして、分割したブロックにおけるドットサイズの検出をブロック毎に行い、各ブロックに含まれるドットサイズを判定する。
この判定の結果、1つのブロックに複数のドットサイズのドットが形成されていると判定した場合には、そのブロックをさらに細かく分割してドットサイズの検出を行い、単一のドットサイズのドットで形成されていると判定できるまで、そのマスを格子状に区切っていく。これにより、地紋画像イメージが単一のドットサイズのドットで形成されたマスに分割される。
そして、隣接したブロックが同じドットサイズで形成されていれば、その2つのブロックは同じ領域に属していると判断し、ドットサイズ別に領域を広げていくことで、地紋画像イメージ全体をドットサイズ別にいくつかの領域に分割する。
ステップS602にて、分割した領域のすべての境界線をベクターデータとして、それらを指定の倍率で拡大縮小する。すなわち、地紋画像における潜像部と背景部との境界線、言い換えれば地紋として隠されている潜像部又は背景部における画像の輪郭のみを指定の倍率に基づいて拡大縮小する。これにより、拡大縮小された境界線だけのイメージデータを得ることができる。なお、指定の倍率は、ユーザによる指定あるいはその他の設定に基づいて自動計算される。また、2ページの画像データを1枚の用紙に割り付けるといった、いわゆるNup(N in 1)処理の場合は、予め定められた縮小率を用いることが可能となる。
ステップS603にて、ステップS602での処理により得られた境界線だけのイメージデータにおける各領域を、元のドットサイズ(ステップS602において拡大縮小する前のドットサイズであり、ステップS601において検出した時のドットサイズ)で形成し、新たな地紋画像イメージを生成する。したがって、地紋画像における潜像部及び背景部の形状及びその内部を形成するドットサイズは変わらずに、潜像部及び背景部の領域のみを所望の倍率で拡大又は縮小した地紋画像イメージが生成される。
ステップS604にて、コンテンツのページイメージを生成する。
次に、ステップS605にて、ステップS603において生成した地紋画像イメージにステップS604において生成したコンテンツイメージをオーバレイして処理を終了する。
以上説明した処理によれば、コンテンツに対する拡大処理又は縮小処理とは独立して、地紋画像における潜像部及び背景部の領域のみを指定倍率で拡大又は縮小し、潜像部及び背景部を指定倍率にかかわらず、予め規定されたドットサイズ(倍率が1倍のときのドットサイズ)のドットで形成することで、地紋画像としての機能は損なわずに、指定倍率で拡大又は縮小した地紋画像を生成することができる。
図7及び図8を参照して、上述したようにして生成される地紋画像が付与されたコンテンツ画像について説明する。
図7(A)は地紋画像イメージを示す図であり、図7(B)は地紋画像とともに印刷するコンテンツを示す図である。
図7(A)に示すように、地紋画像イメージは、潜像部の画像として複写機のイメージスキャナで読め取れる大きさのドットのパターンで形成された「VOID」の文字と、背景部の画像として複写機のイメージスキャナで読み取れない大きさのドットのパターンで形成されたそれ以外の部分とで構成されている。
図7(A)に示す地紋画像と図7(B)に示すコンテンツとをオーバレイして印刷することにより、図7(C)に示す地紋付きコンテンツデータの印刷物が得られる。この図7(C)に示した印刷物を複写機等を用いて複写すると、地紋画像における背景部が消え(あるいは濃度が低くなって紙色に近づくように薄くなり)、図7(C)に示した原本とは異なる、図7(D)に示すようなコンテンツと地紋画像における潜像部とが表示された複写物が得られる。
図8(A)〜(C)は、図7(C)に示した地紋画像が付与されたコンテンツデータの印刷物におけるa部を拡大して示した図である。図8(A)は、印刷時の倍率が1倍、つまり拡大も縮小も行わずに印刷された画像を示しており、図8(B)は、印刷時に拡大処理(倍率>1)を行って印刷された画像を示しており、図8(C)は、印刷時に縮小処理(倍率<1)を行って印刷された画像を示している。
図8(A)〜図8(C)に示すように、コンテンツ画像である"/1)"は、印刷時の倍率に応じて拡大又は縮小されている。また、地紋画像における潜像部も印刷時の倍率に応じて拡大又は縮小されている。ここでは示していないが、当然背景部も印刷時の倍率に応じて拡大又は縮小される。
しかしながら、潜像部及び背景部をそれぞれ構成しているドットのサイズは、印刷時の倍率にかかわらず、図8(A)〜図8(C)において同じサイズである。
つまり、コンテンツ画像や地紋画像の拡大や縮小に関わらず、地紋画像を構成する潜像部は、複写機のイメージスキャナで読み取れる大きさのドットのパターンで構成されており、背景部は、複写機のイメージスキャナで読み取れない大きさのドットのパターンで構成されている。
したがって、これらを複写した場合には、地紋画像において、何ら問題なく潜像部が浮き上がって見える(顕像化する)こととなるので、このようにして地紋画像を生成して印刷することで、地紋画像としての機能を失うことなく、印刷時の倍率に応じて拡大又は縮小した地紋画像を印刷することができる。
なお、上述した実施例では地紋画像における潜像がページ全体に規則的に配置されている地紋画像を一例として説明したが、地紋画像にコンテンツデータをオーバレイして印刷する場合には、図9に示すようにコンテンツと潜像との相対的なサイズ及び位置関係に意味を有する場合がある。図9においては、コンテンツ及び地紋画像の作成者は、印刷物が複写された後に複写物において浮かび上がる潜像(「COPY」の文字)がコンテンツの右下に位置することを意図している。
しかしながら、地紋画像を固定サイズとし、コンテンツのみを縮小又は拡大して、地紋画像にコンテンツをオーバレイして印刷すると、図10及び図11に示すように作成者が意図した位置とは異なる位置に潜像が印刷され、印刷物の価値が損なわれてしまうだけでなく、地紋画像を付与した意味をなさなくなってしまう。
また、従来のように地紋画像をコンテンツと同様に拡大又は縮小すると、地紋の機能を損なってしまうことがある。
このような場合にも、コンテンツを拡大又は縮小する倍率に合わせて、地紋画像をページ全体として拡大又は縮小してコンテンツに対する地紋画像の潜像の位置を調整するとともに、上述した本実施形態を適用して、地紋画像における潜像部及び背景部の形状とそれらの内部をそれぞれ形成しているドットサイズは変えずに、領域(境界線)を拡大又は縮小する。さらに、拡大又は縮小した地紋画像を必要に応じて回転させても良い。
これにより、地紋画像としての機能を失うことなく、コンテンツと潜像との相対的なサイズ及び位置関係を保持して、複写後に潜像が浮かび上がった場合にその意味を損なわないようにして、地紋画像にコンテンツをオーバレイして印刷することができる。
また、上述した実施例では、コンピュータ側にて地紋画像の拡大及び縮小処理を実現するようにしているが、プリンタドライバや、印刷部104等を構成するプリンタ側にて地紋画像の拡大及び縮小処理とコンテンツデータと地紋画像とのオーバレイを行うようにしても良い。
また、上述した実施例では、潜像部及び背景部が予め規定されたドットパターンで構成された所定サイズの地紋画像を有し、それに対して拡大及び縮小処理を行う場合について説明しているが、領域(潜像画像と背景画像の境界線)のみを定めた潜像部と背景部とを地紋画像として有し、それらに対して拡大処理及び縮小処理を施した後、潜像部及び背景部に対して、上述したような規定されたドットパターンを適用するようにしても良い。
この構成を実施例2として以下に説明する。
図12は、実施例2を説明するためのフローチャートである。前提として、地紋画像の潜像部として設定されている文字列に関するデータを地紋画像生成部101が有するものとする。
この文字列に関するデータとは、文字列のビットマップ画像を想定しているが、それ以外のデータ形式であってもよい。このビットマップ画像は、デフォルトの地紋画像サイズを有する。たとえば、A4用紙の印字可能領域相当の画像データである。この画像を基本画像とし、この基本画像をベースに文字列部分を潜像ドットパターンに変換し、その他の部分を背景ドットパターンに変更するものとする。
まず、ステップS1201で、変倍率と変倍の基準点を取得し、取得した情報に基づいて地紋画像のベースとなるビットマップ画像を変倍する。この概略図を図13に示す。図13では、地紋画像のベースとなるビットマップ画像1210を基準点1211に対して所定の変倍率で変倍した画像を生成する。なお、図13では、説明の便器上、文字列COPYのうち、「C」のみを表現しているが、ベースとなるビットマップ画像全体を図13のように変倍すればよい。これにより、所定の変倍率で変倍されたビットマップ画像を得ることができる。
なお、変倍率はユーザによる指定あるいはその他の設定に基づいて自動計算される。また、2ページの画像データを1枚の用紙に割り付けるといった、いわゆるNup(N in 1)処理の場合は、予め定められた縮小率を用いることが可能となる。
続いて、ステップS1202では、変倍されたビットマップ画像に対して、ディザ処理を行い地紋画像を生成する。この地紋画像の生成処理は、上述した論理演算によるものであるので、ここでは説明を省略する。
続いて、ステップS1203では、コンテンツデータからページイメージを生成する。
その後、ステップS1204では、コンテンツデータのページイメージとステップS1202で生成された地紋画像とを合成(オーバレイ)し、所望の地紋付コンテンツ画像を出力する。
なお、コンテンツデータと地紋画像との合成は、ホストコンピュータ側で実行しても、プリンタなどの出力装置側で実行してもよい。
本実施例のように処理した場合には、図6に示したステップS601での処理を行う必要がなくなり、データ処理量をさらに削減することができる。
また、上述した実施例では、複写後に潜像である文字が浮き上がる地紋画像を一例として示したが、潜像として図形を有する地紋画像であっても良いし、これらを組み合わせても良い。また、潜像と背景との関係を地紋画像において逆にし、複写後に文字の部分が消えるか、または面積濃度が他の領域に比べて低くなるようにしても良い。いわゆる、白抜き画像の生成である。
また、上述した第1及び第2の実施例ともに、地紋画像の変倍処理を実現するものであるが、コンテンツ画像に地紋画像を付与するか否か、または地紋画像の各種スタイル(文字列の入力、角度、色、フォントなど)を設定するユーザインタフェースに、地紋画像をコンテンツ画像の変倍と共に変倍するか否かの入力機能を設定しておくように構成するができる。
ユーザが、この入力機能において、「地紋画像を変倍しない」旨の指定をした場合は、従来技術として説明したように、コンテンツ画像の変倍に地紋画像を追従させないようにする。また、ユーザが、この入力機能において、「地紋画像を変倍する」旨の指定をした場合は、本発明の変倍処理を実行するようにプログラムを切り替えることできる。
なお、上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体は本発明を構成する。また、そのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態における画像処理装置は、図14に示すようなコンピュータ機能1300を有し、そのCPU1301により上述した実施形態での動作が実施される。
コンピュータ機能1300は、前記図14に示すように、CPU1301と、ROM1302と、RAM1303と、キーボード(KB)1309のキーボードコントローラ(KBC)1305と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)1310のCRTコントローラ(CRTC)1306と、ハードディスク(HD)1311及びフレキシブルディスク(FD)1312のディスクコントローラ(DKC)1307と、ネットワークインタフェースカード(NIC)1308とが、システムバス1304を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
CPU1301は、ROM1302又はHD1311に記憶されたソフトウェア、又はFD1312より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス1304に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU1301は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM1302、HD1311、又はFD1312から読み出して実行することで、上述した実施形態での動作を実現するための制御を行う。
RAM1303は、CPU1301の主メモリ又はワークエリア等として機能する。
KBC1305は、KB1309や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。CRTC1306は、CRT1310の表示を制御する。
DKC1307は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び上述した実施形態における前記処理プログラム等を記憶するHD1311及びFD1312とのアクセスを制御する。NIC1308はネットワーク1313上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
以上、これらの実施例によれば、地紋画像に対して拡大処理又は縮小処理を施すとき、前記各要素の形状及び内部を形成するドットパターンは変えずに、地紋画像を構成する各要素の領域のみを所定の倍率に応じて変更することにより、地紋としての機能を損なわずに、変更後の原稿画像の大きさに応じた適切な地紋画像を生成することができ、その地紋画像に原稿画像を重ねて出力することができる。
本発明の実施例における地紋合成印刷装置の内部処理を示すブロック図である。 本発明の実施例における地紋画像生成動作を示すフローチャートである。 ディザマトリクスの一例を示す図である。 潜像部及び背景部の黒画素の面積比率を比較するための図である。 本発明の実施例における地紋印刷処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例における地紋画像変倍処理動作を示すフローチャートである。 地紋画像データとコンテンツデータとの関係の一例を示す図である。 地紋画像データとコンテンツデータとの関係の一例を示す拡大図である。 地紋付出力物を複写した場合の複写物のイメージの一例を示す図である。 コンテンツ画像のみを縮小した場合の地紋付出力物の一例を示す図である。 コンテンツ画像のみを拡大した場合の地紋付出力物の一例を示す図である。 本発明の第2の実施例における地紋画像変倍処理動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施例における地紋画像データの変倍処理の概念を示す図である。 本実施例における画像処理装置を実現可能なコンピュータ機能を示すブロック図である。
符号の説明
101 地紋画像生成部
102 合成部
103 印刷データ処理部
104 印刷部
111 入力背景画像
113 処理領域情報
115 地紋基本画像
117 カモフラージュ領域指定画像
118 地紋画像
119 入力原稿画像

Claims (15)

  1. 複写後に、複写物に画像形成される第1の領域を第1のドットパターンで形成し、かつ、複写後に画像が形成されないか、又は第1の領域と比較して濃度が低い画像が複写物に画像形成される第2の領域を第2のドットパターンで形成した、少なくとも2つの領域からなる地紋画像を形成する画像形成工程を有する画像処理方法であって、
    前記地紋画像の変倍率を取得する倍率取得工程と、
    前記倍率取得工程で取得された変倍率に従って、前記第1の領域及び前記第2の領域のサイズを変更する変倍工程と、
    前記変倍工程で変倍された前記第1の領域及び前記第2の領域をそれぞれ前記第1のドットパターン及び前記第2のドットパターンで形成するドット形成工程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
  2. 前記地紋画像を複数の領域に分割して、当該領域毎にドットパターンの検出を行う検出工程と、
    前記ドットパターンの検出結果に基づいて、前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を取得する境界取得工程と、をさらに有し、
    前記変倍工程は、取得した前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を前記変倍率で変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
  3. 前記倍率取得工程は、前記変倍率とともに変倍の基準点を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理方法。
  4. 前記倍率取得工程で取得する前記地紋画像の変倍率は前記地紋画像と合成されるコンテンツ画像に対する変倍の倍率であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載に画像処理方法。
  5. コンテンツ画像とともに前記地紋画像を変倍するか否かの設定情報を入力する入力工程をさらに有し、
    前記入力工程で入力された設定情報に基づいて、前記地紋画像の変倍処理を実行することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  6. 複写後に、複写物に画像形成される第1の領域を第1のドットパターンで形成し、かつ、複写後に画像が形成されないか、又は第1の領域と比較して濃度が低い画像が複写物に画像形成される第2の領域を第2のドットパターンで形成した、少なくとも2つの領域からなる地紋画像を形成する画像形成手段を有する画像処理装置であって、
    前記地紋画像の変倍率を取得する倍率取得手段と、
    前記倍率取得手段で取得した変倍率に従って、前記第1の領域及び前記第2の領域のサイズを変更する変倍手段と、
    前記変倍手段で変倍された前記第1の領域及び前記第2の領域をそれぞれ前記第1のドットパターン及び前記第2のドットパターンで形成するドット形成手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記地紋画像を複数の領域に分割して、当該領域毎にドットパターンの検出を行う検出手段と、
    前記ドットパターンの検出結果に基づいて、前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を取得する境界取得手段と、をさらに有し、
    前記変倍手段は、取得した前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を前記変倍率で変更することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記倍率取得手段は、前記変倍率とともに変倍の基準点を取得することを特徴とする請求項6または7に記載の画像処理装置。
  9. 前記倍率取得手段で取得する前記地紋画像の変倍率は前記地紋画像と合成されるコンテンツ画像に対する変倍の倍率であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載に画像処理装置。
  10. コンテンツ画像とともに前記地紋画像を変倍するか否かの設定情報を入力する入力手段を有し、
    前記入力手段で入力された設定情報に基づいて、前記地紋画像の変倍処理を実行することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  11. 複写後に、複写物に画像形成される第1の領域を第1のドットパターンで形成し、かつ、複写後に画像が形成されないか、又は第1の領域と比較して濃度が低い画像が複写物に画像形成される第2の領域を第2のドットパターンで形成した、少なくとも2つの領域からなる地紋画像を形成する画像形成工程を有する画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記地紋画像の変倍率を取得する倍率取得ステップと、
    前記倍率取得ステップで取得された変倍率に従って、前記第1の領域及び前記第2の領域のサイズを変更する変倍ステップと、
    前記変倍ステップで変倍された前記第1の領域及び前記第2の領域をそれぞれ前記第1のドットパターン及び前記第2のドットパターンで形成するドット形成ステップと、
    を有することを特徴とするプログラム。
  12. 前記地紋画像を複数の領域に分割して、当該領域毎にドットパターンの検出を行う検出ステップと、
    前記ドットパターンの検出結果に基づいて、前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を取得する境界取得ステップと、をさらに有し、
    前記変倍ステップは、取得した前記第1の領域及び前記第2の領域の境界形状を前記変倍率で変更することを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記倍率取得ステップは、前記変倍率とともに変倍の基準点を取得することを特徴とする請求項11または12に記載のプログラム。
  14. 前記倍率取得ステップで取得する前記地紋画像の変倍率は前記地紋画像と合成されるコンテンツ画像に対する変倍の倍率であることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. コンテンツ画像とともに前記地紋画像を変倍するか否かの設定情報を入力する入力ステップをさらに有し、
    前記入力ステップで入力された設定情報に基づいて、前記地紋画像の変倍処理を実行することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載のプログラム。
JP2004298471A 2003-12-10 2004-10-13 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3938176B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004298471A JP3938176B2 (ja) 2003-12-10 2004-10-13 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体
KR1020040099329A KR100647765B1 (ko) 2003-12-10 2004-11-30 화상 처리 방법, 화상 처리 장치 및 기록 매체
US11/005,184 US7463389B2 (en) 2003-12-10 2004-12-06 Image processing method, image processing device and program
CNB2004100985527A CN1312902C (zh) 2003-12-10 2004-12-09 图像处理方法和图像处理装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003412337 2003-12-10
JP2004298471A JP3938176B2 (ja) 2003-12-10 2004-10-13 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005198250A true JP2005198250A (ja) 2005-07-21
JP2005198250A5 JP2005198250A5 (ja) 2007-01-11
JP3938176B2 JP3938176B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=34797695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004298471A Expired - Fee Related JP3938176B2 (ja) 2003-12-10 2004-10-13 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7463389B2 (ja)
JP (1) JP3938176B2 (ja)
KR (1) KR100647765B1 (ja)
CN (1) CN1312902C (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201850A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2007251381A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP2008028675A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kyocera Mita Corp 画像形成処理装置及び画像形成処理プログラム
JP2008205948A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Oki Data Corp 印刷装置
JP2009260614A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム
US7697170B2 (en) 2005-12-14 2010-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
US8736891B2 (en) 2010-05-06 2014-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method and medium storing a program for generating an image after variable magnification by arranging a calculated number of normalized tile or unit images in a drawing region
JP2019119052A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 コニカミノルタ株式会社 吐出設定方法、データ処理装置及びインクジェット記録装置

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004274092A (ja) * 2002-07-23 2004-09-30 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラム、及び画像処理プログラムを記憶する記憶媒体
JP3913237B2 (ja) * 2003-10-10 2007-05-09 キヤノン株式会社 情報処理装置および情報処理装置の制御方法
JP4290089B2 (ja) 2003-10-10 2009-07-01 キヤノン株式会社 情報処理装置及び情報処理方法
JP2005193648A (ja) * 2003-12-09 2005-07-21 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法およびコンピュータプログラム
US20060284411A1 (en) * 2004-12-16 2006-12-21 Wu Judy W Digitally printed anti-copy document and processes and products therefor
JP4319157B2 (ja) * 2005-03-03 2009-08-26 株式会社リコー 画像処理方法、改ざん検出方法、画像処理装置、改ざん検出装置
JP2006261727A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Seiko Epson Corp 情報表示装置
JP4602805B2 (ja) * 2005-03-16 2010-12-22 株式会社リコー 画像処理方法、画像形成装置、画像処理装置、プログラム、画像形成システム
JP4135012B2 (ja) * 2005-10-31 2008-08-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、及び画像処理方法
US7804630B2 (en) * 2006-01-31 2010-09-28 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2007235378A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Brother Ind Ltd 印刷装置
KR100822724B1 (ko) * 2006-06-16 2008-04-17 이정옥 디지털 보안 인쇄 장치 및 그 방법, 및 이미지 인증장치
JP4328786B2 (ja) * 2006-06-16 2009-09-09 キヤノン株式会社 印刷装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体
JP4865475B2 (ja) * 2006-09-25 2012-02-01 株式会社リコー 画像表示データ生成システム、画像表示データ生成方法及び画像表示データ生成プログラム
JP4915512B2 (ja) * 2006-10-30 2012-04-11 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置、画像処理プログラム
JP4818091B2 (ja) * 2006-12-13 2011-11-16 キヤノン株式会社 情報処理装置、画像処理装置、情報処理装置の制御方法及び画像処理装置の制御方法
JP4366399B2 (ja) * 2006-12-20 2009-11-18 キヤノン株式会社 大ドット領域と小ドット領域とを特定することのできる画像処理装置、その制御方法、プログラム、記憶媒体
JP4490412B2 (ja) * 2006-12-28 2010-06-23 京セラミタ株式会社 画像処理装置、濃度調整方法
JP4871841B2 (ja) * 2007-11-08 2012-02-08 キヤノン株式会社 印刷制御装置および印刷制御方法ならびにそのプログラムおよび記憶媒体
JP5063501B2 (ja) * 2008-06-16 2012-10-31 キヤノン株式会社 画像形成装置、制御方法、制御プログラム
US8355180B2 (en) * 2008-06-16 2013-01-15 Wu Judy Wailing Authenticable anti-copy document and method to produce an authenticable anti-copy document with a combined void pantograph and faux watermark security features
JP5264311B2 (ja) * 2008-06-18 2013-08-14 キヤノン株式会社 画像処理装置、制御方法、及びプログラム
CN102054279A (zh) * 2009-11-02 2011-05-11 住友化学株式会社 随机图案的生成方法
CN106687298B (zh) * 2014-09-19 2020-02-14 惠普发展公司,有限责任合伙企业 多有效负荷缩放图
CN105373821A (zh) * 2015-11-17 2016-03-02 立德高科(北京)数码科技有限责任公司 一种组合式防伪标识、以及带有该防伪标识的物品
EP3678871B1 (en) 2017-10-05 2023-11-01 Ham, Ltd. Full color, digitally printed copy evident documents
CN108725005A (zh) * 2018-05-25 2018-11-02 溧阳市鑫宇印刷有限公司 一种防复印特种制版方法
KR102137944B1 (ko) * 2018-10-25 2020-07-27 한국조폐공사 위조방지용 인쇄물 및 그 제조 방법
JP7382260B2 (ja) * 2020-03-12 2023-11-16 シャープ株式会社 画像出力装置、画像出力装置の制御プログラムおよび制御方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07119125B2 (ja) 1988-11-11 1995-12-20 三田工業株式会社 画像形成装置
JP2990306B2 (ja) * 1991-05-14 1999-12-13 富士ゼロックス株式会社 カラー画像記録装置のマーカドット検出方式
US6000728A (en) * 1991-07-12 1999-12-14 The Standard Register Company Security document
US6424725B1 (en) * 1996-05-16 2002-07-23 Digimarc Corporation Determining transformations of media signals with embedded code signals
US5788285A (en) * 1996-06-13 1998-08-04 Wicker; Thomas M. Document protection methods and products
JP3865165B2 (ja) * 1996-10-30 2007-01-10 株式会社沖データ 画像データの拡大/縮小方法
JP3678084B2 (ja) 1998-12-02 2005-08-03 株式会社日立製作所 電子透かし情報の抽出方法および電子透かし情報のビット値判定方法
EP1022678B1 (en) * 1999-01-25 2011-03-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Method, apparatus and program storage medium for embedding and detecting a digital watermark
FR2792797B1 (fr) * 1999-04-23 2001-07-13 Thomson Csf Procede de tatouage d'images
JP4092529B2 (ja) 1999-11-02 2008-05-28 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及びコンピュータ読取可能な記憶媒体
JP2001238075A (ja) 2000-02-23 2001-08-31 Nec Corp 画像出力装置および画像出力方法
JP2001292303A (ja) * 2000-04-10 2001-10-19 Minolta Co Ltd 画像データ処理装置
JP2001324898A (ja) 2000-05-15 2001-11-22 Casio Comput Co Ltd 印刷制御装置、および、記憶媒体
JP3838327B2 (ja) 2000-07-10 2006-10-25 富士ゼロックス株式会社 複写偽造防止用紙生成装置および複写偽造防止用紙生成方法
US7142690B2 (en) * 2001-02-20 2006-11-28 Ricoh Company, Ltd. System, computer program product and method for managing documents
JP2002358640A (ja) * 2001-05-28 2002-12-13 Sony Corp 光記録装置、レーザパワー制御方法
JP3878495B2 (ja) 2002-02-22 2007-02-07 三菱電機株式会社 電子透かし方法、電子透かし埋込み方法および電子透かし検出方法
US7095873B2 (en) * 2002-06-28 2006-08-22 Microsoft Corporation Watermarking via quantization of statistics of overlapping regions
US7266216B2 (en) * 2003-08-07 2007-09-04 International Business Machines Corporation Inserting and detecting watermarks in images derived from a source image

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7697170B2 (en) 2005-12-14 2010-04-13 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and image processing method
JP2007201850A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
JP2007251381A (ja) * 2006-03-14 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP4548367B2 (ja) * 2006-03-14 2010-09-22 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置
JP2008028675A (ja) * 2006-07-20 2008-02-07 Kyocera Mita Corp 画像形成処理装置及び画像形成処理プログラム
JP2008205948A (ja) * 2007-02-21 2008-09-04 Oki Data Corp 印刷装置
JP4732382B2 (ja) * 2007-02-21 2011-07-27 株式会社沖データ 印刷装置
JP2009260614A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成システム、画像形成装置、画像処理装置、およびプログラム
US8736891B2 (en) 2010-05-06 2014-05-27 Canon Kabushiki Kaisha Apparatus, method and medium storing a program for generating an image after variable magnification by arranging a calculated number of normalized tile or unit images in a drawing region
JP2019119052A (ja) * 2017-12-28 2019-07-22 コニカミノルタ株式会社 吐出設定方法、データ処理装置及びインクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3938176B2 (ja) 2007-06-27
KR100647765B1 (ko) 2006-11-23
KR20050056866A (ko) 2005-06-16
US7463389B2 (en) 2008-12-09
CN1626359A (zh) 2005-06-15
US20050190411A1 (en) 2005-09-01
CN1312902C (zh) 2007-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3938176B2 (ja) 画像処理方法、画像処理装置、プログラム及び記録媒体
US8049928B2 (en) Density correction of an object combined with an image
US8055180B2 (en) Copy-forgery-inhibited pattern density parameter determination method, copy-forgery-inhibited pattern image generation method, and image processing
US8049933B2 (en) Copy-forgery-inhibited pattern image generation method and image processing apparatus
US7999973B2 (en) Image processing apparatus and a control method for forming forgery-inhibited pattern images
US20070127056A1 (en) Image processing apparatus, image processing method and program, and storage medium therefor
JP2005193648A (ja) 印刷制御装置、印刷制御方法およびコンピュータプログラム
JP5103659B2 (ja) システム、印刷制御装置、方法およびプログラム
JP4143523B2 (ja) 地紋画像生成方法、地紋画像生成システム及び地紋画像生成装置
JP4072484B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4125203B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2007124234A (ja) 情報処理装置および地紋印刷方法
JP4143625B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP4418797B2 (ja) 印刷制御装置、印刷制御システム、印刷制御装置の制御方法、印刷制御システムの制御方法およびプログラム
JP3977306B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2007088763A (ja) 地紋印刷制御装置、地紋印刷制御方法及びプログラム
JP2006310988A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2009112031A (ja) 地紋画像生成装置、地紋画像生成方法、地紋画像生成システム及びその方法
JP4208956B2 (ja) 地紋画像生成装置、地紋画像生成方法、及び地紋画像生成システム
JP2008263655A (ja) 地紋画像生成装置、地紋画像生成方法、地紋画像生成システム及びその方法
JP2008178146A (ja) 地紋画像生成装置
JP2008028777A (ja) 画像形成装置及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061120

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20061120

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20061206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070319

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110406

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130406

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140406

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees