JP2005196878A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な回路構成を有し、ヒューズデータに対するランダムアクセスを可能とする半導体記憶装置を提供する。
【解決手段】 ヒューズ31を含むヒューズセル30を、メモリ回路のビット線に接続する。ヒューズ31とヒューズデータ出力回路(抵抗32、インバータ33)とは、ヒューズ選択スイッチ34を介して、メモリ回路のビット線BLT、BLBに接続される。ヒューズの選択を行うためのデコーダ回路と、メモリセルのビット線を選択するコラムデコーダ12と共通化し、メモリ回路のビット線をヒューズデータ出力用の信号線として使用できるので、回路規模を削減し、回路面積を小さくすることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、より特定的には、不良アドレス情報や、チップID情報や、回路調整用データ等を記憶するヒューズを内蔵した半導体記憶装置に関する。
DRAM、SRAM、FeRAM(Ferroelectric RAM:強誘電体RAM)等の半導体記憶装置では、不良救済のための不良アドレス情報や、チップID情報や、回路調整用データ等を不揮発に記憶するために、複数のヒューズを内蔵する場合がある。これらヒューズに記憶されたデータ(以下、ヒューズデータという)は、ヒューズが正しく切断されたか否かを検証するために、半導体記憶装置の外部から容易にアクセスできることが望ましい。また、チップID情報等のヒューズデータは、半導体記憶装置の製造検査時だけでなく、通常動作時にも参照できることが望ましい。
図19は、特許文献1に記載された、ヒューズを内蔵した従来の半導体記憶装置の構成を示す図である。図19に示す半導体記憶装置は、I/O端子90、メモリセルアレイ91、DQセンスアンプ92、ヒューズ93、第1のラッチ94、第2のラッチ95、読み出し制御回路96、およびテスト端子97を備えている。メモリセルアレイ91に対するデータの読み出しおよび書き込みは、I/O端子90経由で行われる。ヒューズ93に記憶されたヒューズデータは、第1のラッチ94、第2のラッチ95、および読み出し制御回路96を用いて、半導体記憶装置の外部に読み出される。より詳細には、ヒューズ93から読み出されたデータは、一旦、第1のラッチ94に転送され、クロック信号CLKに同期して第2のラッチ95にシリアルシフト転送される。その後、読み出し制御回路96が活性化され、これにより、第2のラッチ95に記憶されたヒューズデータは、テスト端子97経由で半導体記憶装置の外部に読み出される。
特開2001−351395号公報(図1)
しかしながら、上記従来の方式では、ヒューズデータを読み出すために専用のデータバスと制御回路とが必要となるため、回路設計が複雑化し、回路面積が増大する。また、ヒューズデータをシリアルシフト転送するため、ヒューズデータのアクセスに時間がかかる。また、ヒューズデータに対するランダムアクセスを行えないため、ヒューズデータを読み出すときには、メモリセルからデータを読み出すときと異なるアクセスシーケンスを使用する必要が生じる。
それ故に、本発明は、簡単な回路構成を有し、ヒューズデータに対するランダムアクセスを行える半導体記憶装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、メモリ回路と、ヒューズと、ヒューズデータ出力回路と、ヒューズ選択回路と、ヒューズ選択スイッチとを備えた半導体記憶装置である。メモリ回路は、メモリセルと、ビット線と、センスアンプと、ビット線を選択する選択回路と、データ線とを含んでいる。ヒューズデータ出力回路は、ヒューズの切断/非切断状態に応じた信号を出力する。ヒューズ選択回路は、ヒューズデータ出力回路の中から1以上の回路を選択する。ヒューズ選択スイッチは、ヒューズデータ読み出し時に、選択されたヒューズデータ出力回路をメモリ回路のデータ線に接続する。
第2の発明は、メモリ回路と、ヒューズと、ヒューズデータ出力回路と、ヒューズ選択スイッチとを備えた半導体記憶装置である。この半導体記憶装置では、ヒューズ選択スイッチは、メモリ回路の選択回路によって選択されたメモリ回路のビット線にヒューズデータ出力回路を接続する。
この場合、ヒューズの数がメモリ回路のビット線の数より少なく、ビット線には、ヒューズに接続されるもの(第1のビット線)と、ヒューズに接続されないもの(第2のビット線)とが含まれることとしてもよい。特に、ビット線には、第1のビット線と第2のビット線とが、それぞれ複数含まれることとしてもよい。また、第1のビット線と第2のビット線とは、メモリセルが配列されている領域に混在して配置されることとしてもよい。また、第2のビット線は、ヒューズデータ読み出し時に、ローレベルまたはハイレベルに対応した所定の電位に固定されることとしてもよい。また、センスアンプは、ヒューズデータ読み出し時には、第1のビット線上の信号を増幅し、第2ビット線上の信号を増幅しないこととしてもよい。
あるいは、メモリセルがデータ記憶用メモリセルとエラー訂正用メモリセルとを含む場合には、半導体記憶装置は、データ線の出力制御を行う出力制御回路をさらに備えていてもよい。この出力制御回路は、メモリデータ読み出し時には、データ記憶用メモリセルおよびエラー訂正用メモリセルから読み出したデータにエラー訂正を行った結果を出力し、ヒューズデータ読み出し時には、データ記憶用メモリセルから読み出したデータをそのまま出力する。
あるいは、センスアンプは、メモリデータ読み出し時には、ビット線上の信号を増幅し、ヒューズデータ読み出し時には、ビット線上の信号を増幅しないこととしてもよい。
第1の発明によれば、メモリデータと同じ読み出しシーケンスを用いて、ヒューズデータをランダムに読み出すことができる。したがって、ヒューズの状態を容易に検査し、アプリケーションソフトウェアからヒューズデータを容易に読み出すことができる。
第2の発明によれば、メモリデータと同じ読み出しシーケンスを用いて、ヒューズデータをランダムに読み出すことができる。したがって、ヒューズの状態を容易に検査し、アプリケーションソフトウェアからヒューズデータを容易に読み出すことができる。これに加えて、ヒューズを選択するヒューズ選択回路とメモリセルのビット線を選択する選択回路とを共通化し、メモリ回路のビット線をヒューズデータ出力用の信号線として使用することにより、回路規模を削減し、回路面積を小さくすることができる。
また、ヒューズの数をメモリ回路のビット線の数より少なくすれば、レイアウト後のヒューズの幅がビット線の間隔よりも大きい場合でも、ヒューズ間にデッドスペースが生じ、ヒューズとビット線とを接続する部分に生じる無駄な配線領域を除去あるいは削減することができる。上記第1および第2のビット線を、メモリセル領域に混在して配置すれば、ヒューズとビット線とを接続する部分の配線領域をさらに削減し、回路面積をさらに小さくすることができる。ヒューズデータ読み出し時に上記第2のビット線を固定電位に設定すれば、電位差がほとんどないフローティング状態のビット線をセンスする必要がなくなるので、回路の消費電力を削減することができる。ヒューズデータ読み出し時には、センスアンプが第2のビット線上の信号を増幅しないこととすれば、回路の消費電力を削減することができる。
半導体記憶装置が上記出力制御回路を備えることとすれば、エラー訂正用データを記憶するヒューズを切断および検査する必要がなくなるので、検査コストを削減することができる。
ヒューズデータ読み出し時にセンスアンプがビット線上の信号を増幅しないこととすれば、回路の消費電力を削減することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る半導体記憶装置について説明する。以下の説明では、aを非負の整数、bをaより大きい整数としたとき、(b−a+1)本の信号あるいは信号線S[i](iはa以上b以下の整数)をS[b:a]と記載する。また、相補関係にある信号を数えるときには、1対の信号を1本と数える。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図1に示す半導体記憶装置は、物理ヒューズ(レーザートリマーによって物理的に切断可能なヒューズ)を内蔵したFeRAMである。この半導体記憶装置は、FeRAMメモリセルアレイ11(以下、メモリセルアレイ11と略称する)、コラムデコーダ12、センスアンプ13、コラム選択スイッチ14、ヒューズ21を含むヒューズセル20、ヒューズ選択スイッチ24、およびヒューズ選択デコーダ25を備えている。この半導体記憶装置は、ヒューズデータ読み出し時にはヒューズセル20がメモリ回路のデータ線に接続されることを特徴とする。
図1において、メモリセルアレイ11、コラムデコーダ12、センスアンプ13、およびコラム選択スイッチ14は、一般的な構造を有するメモリ回路を構成する。より詳細には、メモリセルアレイ11は、(m+1)×(n+1)個(m、nは任意の整数)のメモリセルを2次元状に配列したものである。データの読み出しまたは書き込みを行うメモリセルは、コラム選択信号YS[n:0]とワード選択信号WL[m:0](図示せず)とを用いて選択される。各メモリセルは、相補関係にあるビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]のいずれかに接続されている。メモリセルから読み出されたデータ、およびメモリセルに書き込まれるデータは、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]上を伝搬する。
コラムデコーダ12は、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]のうちから、データの読み出しまたは書き込みに使用するビット線を選択するために、コラム選択信号YS[n:0]を出力する。コラムデコーダ12は、コラム選択信号YS[n:0]のうちから高々1本の信号を選択し、選択した信号を選択状態に制御するとともに、それ以外の信号を非選択状態に制御する。コラム選択スイッチ14は、コラム選択信号YS[n:0]に従い、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]のうちから選択された高々1本の信号を、データ線DLT、DLBに接続する。例えば、コラム選択信号YS[i](iは0以上n以下の整数)が選択状態であるときには、コラム選択スイッチ14は、ビット線BLT[i]、BLB[i]をそれぞれデータ線DLT、DLBに接続する。センスアンプ13は、相補関係にあるビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]上の信号を増幅する。
図1に示す半導体記憶装置は、(p+1)個(pは任意の整数)のヒューズセル20を備え、各ヒューズセル20に対応して、ヒューズ選択スイッチ24およびヒューズ選択デコーダ25を1個ずつ備えている。
ヒューズセル20は、ヒューズ21、抵抗22、およびインバータ23を含んでいる。ヒューズ21と抵抗22とは、直列に接続され、電源と接地との間に配置される。ヒューズ21と抵抗22との接続点Aの電位は、ヒューズ21が接続されている場合にはほぼグランドレベルになり、ヒューズ21が切断されている場合には電源電圧レベルになる。このように接続点Aの電位は、ヒューズ21の切断/非切断状態に応じてハイレベルまたはローレベルになる。この接続点Aには、信号線FOT[p:0]のいずれかが直接接続され、信号線FOB[p:0]のいずれかがインバータ23を介して接続される。これにより、ヒューズセル20は、相補関係にある信号FOT[p:0]、FOB[p:0]を出力する。このようにして、ヒューズセル20(ヒューズ21以外の部分)は、ヒューズ21の切断/非切断状態に応じた信号を出力するヒューズデータ出力回路として機能する。
ヒューズ選択デコーダ25は、(p+1)個のヒューズセル20のうちからデータの読み出しを行うヒューズセルを選択するために、ヒューズ選択信号FSEL[p:0]を出力する。ヒューズ選択デコーダ25は、コラム選択信号YS[n:0]がすべて非選択状態であるときに、ヒューズ選択信号FSEL[p:0]のうちから高々1本の信号を選択し、選択した信号を選択状態に制御するとともに、それ以外の信号を非選択状態に制御する。また、ヒューズ選択デコーダ25は、コラム選択信号YS[n:0]のいずれかが選択状態であるときには、すべてのヒューズ選択信号FSEL[p:0]を非選択状態に制御する。
ヒューズ選択スイッチ24は、ヒューズセル20とデータ線DLT、DLBとの間に設けられる。ヒューズ選択スイッチ24は、ヒューズ選択信号FSEL[p:0]に従い、信号FOT[p:0]、FOB[p:0]のうちから選択された高々1本の信号を、データ線DLT、DLBに接続する。例えば、ヒューズ選択信号FSEL[i](iは0以上p以下の整数)が選択状態であるときには、ヒューズ選択スイッチ24は、信号FOT[i]、FOB[i]をそれぞれデータ線DLT、DLBに接続する。
以下、図1に示す半導体記憶装置において、ヒューズデータを読み出すシーケンスを説明する。ヒューズデータ読み出しサイクルでは、コラム選択信号YS[n:0]はすべて非選択状態に制御され、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]は、すべてデータ線DLT、DLBから電気的に切り離される。この状態で、ヒューズ選択デコーダ25は、ヒューズ選択信号FSEL[p:0]のうちからいずれか1本の信号を、選択状態に制御する。ヒューズ選択スイッチ24は、ヒューズ選択信号FSEL[p:0]に従い、信号FOT[p:0]、FOB[p:0]のいずれかをデータ線DLT、DLBに接続する。これにより、選択されたヒューズ21の切断/非切断状態に応じた信号が、データ線DLT、DLB上を伝搬する。このようにして、選択されたヒューズ21からヒューズデータを読み出すことができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、メモリデータと同じ読み出しシーケンスを用いて、ヒューズデータをランダムに読み出すことができる。したがって、ヒューズの状態を容易に検査し、アプリケーションソフトウェアからヒューズデータを容易に読み出すことができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図2に示す半導体記憶装置は、第1の実施形態と同様に、物理ヒューズを内蔵したFeRAMである。この半導体記憶装置は、メモリセルアレイ11、コラムデコーダ12、センスアンプ13、コラム選択スイッチ14、およびヒューズセル30を備えている。この半導体記憶装置は、ヒューズデータ読み出し時にはヒューズセル30がメモリ回路のビット線に接続されることを特徴とする。本実施形態の構成要素のうち、第1の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図2において、メモリセルアレイ11、コラムデコーダ12、センスアンプ13、およびコラム選択スイッチ14は、第1の実施形態と同様に、一般的な構造を有するメモリ回路を構成する。なお、図2では、図1と比較して、ワード選択信号WL[m:0]とセンスアンプ起動信号SAEとが追記されている。センスアンプ13は、センスアンプ起動信号SAEが活性状態であるときに、相補関係にあるビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]上の信号を増幅する。
図3は、コラム選択スイッチ14の詳細を示す回路図である。コラム選択スイッチ14は、NMOSトランジスタ101、102を含んでいる。i番目(iは0以上n以下の整数)のコラム選択スイッチ14では、NMOSトランジスタ101は、コラム選択信号YS[i]が選択状態であるときに、ビット線BLT[i]をデータ線DLTに接続し、NMOSトランジスタ102は、コラム選択信号YS[i]が選択状態であるときに、ビット線BLB[i]をデータ線DLBに接続する。
図2に示す半導体記憶装置は、(n+1)個(メモリセルアレイ11のビット線の数に等しい)のヒューズセル30を備えている。各ヒューズセル30は、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]のいずれかに接続される。また、すべてのヒューズセル30は、ヒューズワード選択信号WLFに接続される。
図4は、ヒューズセル30の詳細な構成を示す図である。ヒューズセル30は、ヒューズ31、抵抗32、インバータ33、およびヒューズ選択スイッチ34を含んでいる。このうち、ヒューズ31、抵抗32、およびインバータ33は、図1に示すヒューズ21、抵抗22、およびインバータ23と同じように接続され、これらと同じように動作する。このため、ヒューズ31が接続されている場合には、信号線FOT[i]の電位はほぼグランドレベルになり、信号線FOB[i]の電位は電源電圧レベルになる。また、ヒューズ31が切断されている場合には、信号線FOT[i]の電位はほぼ電源電圧レベルになり、信号FOB[i]の電位はグランドレベルになる。
図5は、ヒューズ選択スイッチ34の詳細な構成を示す図である。ヒューズ選択スイッチ34は、NMOSトランジスタ111〜114を含んでいる。i番目(iは0以上n以下の整数)のヒューズ選択スイッチ34では、NMOSトランジスタ111、113は、ヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[i]がいずれも選択状態であるときに、信号線FOT[i]とビット線BLT[i]とを接続する。また、NMOSトランジスタ112、114は、ヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[i]がいずれも選択状態であるときに、信号線FOB[i]とビット線BLB[i]とを接続する。
以下、図2に示す半導体記憶装置において、ヒューズデータを読み出すシーケンスを説明する。ヒューズデータ読み出しサイクルでは、ワード選択信号WL[m:0]はすべて非選択状態に制御され、ヒューズワード選択信号WLFは選択状態に制御され、コラム選択信号YS[n:0]のいずれかが選択状態に制御される。例えば、コラム選択信号YS[i]が選択状態となったときには、i番目のヒューズセル30に含まれる信号線FOT[i]、FOB[i]は、ヒューズ選択スイッチ34の作用により、それぞれ、ビット線BLT[i]、BLB[i]に接続される。これにより、i番目のヒューズセル30に含まれるヒューズ31の切断/非切断状態に応じた信号が、ビット線BLT[i]、BLB[i]上に出力される。
次に、センスアンプ起動信号SAEが活性状態に制御される。これにより、センスアンプ13は、ビット線BLT[i]、BLB[i]上の信号を増幅する。ビット線BLT[i]、BLB[i]は、コラム選択スイッチ14の作用により、それぞれ、データ線DLT、DLBに接続される。このようにして、選択されたヒューズ31からヒューズデータを読み出すことができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、メモリデータと同じ読み出しシーケンスを用いて、ヒューズデータをランダムに読み出すことができる。したがって、ヒューズの状態を容易に検査し、アプリケーションソフトウェアからヒューズデータを容易に読み出すことができる。これに加えて、ヒューズを選択するヒューズ選択回路とメモリセルのビット線を選択するコラムデコーダとを共通化し、メモリ回路のビット線をヒューズデータ出力用の信号線として使用することにより、回路規模を削減し、回路面積を小さくすることができる。
(第3の実施形態)
第2の実施形態に係る半導体記憶装置(図2)は、メモリセルアレイ11のビット線の数に等しいヒューズセル30を備えることとした。このため、半導体記憶装置をレイアウトしたときに、ヒューズセルの幅(以下、ヒューズピッチという)がビット線の間隔(以下、ビット線ピッチという)より大きい場合には、図6に示すように、レイアウトの均一性が崩れ、ヒューズセル40間にデッドスペースが生じたり、ピッチを合わせるために無駄な配線領域が生じたりすることが問題になる場合もある。
そこで、第2の実施形態に係る半導体記憶装置から任意個のヒューズセル30を除去したものを、本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置とする。すなわち、本実施形態に係る半導体記憶装置では、メモリ回路のビット線の数より少ない数のヒューズセルが、メモリ回路のビット線に接続される。
図7は、本実施形態に係る半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図である。図7には、ヒューズピッチがビット線ピッチの約1.5倍である場合に、8個のヒューズセル41と12本のビット線BLT[11:0]、BLB[11:0]とをレイアウトした結果が示されている。8個のヒューズセル41は、ヒューズピッチの間隔で1列に配列され、12本のビット線BLT[11:0]、BLB[11:0]は、ビットの昇順に配列されている。図7に示すレイアウト結果では、12本のビット線のうち8本のビット線BLT[7:0]、BLB[7:0]はヒューズセル41に接続されているが、残り4本のビット線BLT[11:8]、BLB[11:8]は、いずれのヒューズセルにも接続されていない。このようにヒューズとビット線とを1対1に対応づけないことにより、レイアウトの均一性を保つことができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、ヒューズセルの数をビット線の数より少なくし、一部のビット線をヒューズと接続しないようにすることにより、レイアウトの均一性を保ち、ヒューズセル間に生じるデッドスペースを削減することができる。
(第4の実施形態)
図8は、本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置について、図7と同様の条件下で描いたレイアウト図である。図8に示すレイアウト結果では、ヒューズセル42に接続される8本のビット線BLT[7:0]、BLB[7:0]と、ヒューズセルに接続されない4本のビット線BLT[11:8]、BLB[11:8]とは、メモリセルが配列されている領域に混在して配列されている。より詳細には、ヒューズセルに接続されないビット線は、ヒューズセルに接続される2本のビット線に挟まれるようにレイアウトされる。この場合、ヒューズセル42とビット線とを好適にレイアウトすることにより、ヒューズピッチとビット線ピッチとを合わせるための配線領域を除去することができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、ヒューズセルの数をビット線の数より少なくし、ヒューズセルに接続されるビット線とヒューズセルに接続されないビット線とをメモリセル領域に混在して配列することにより、レイアウトの均一性を保ち、ヒューズセル間に生じるデッドスペースを削減し、ピッチを合わせるために無駄な配線領域が生じることを防止することができる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置について、図7と同様の条件下で描いたレイアウト図である。図9には、ヒューズピッチがビット線ピッチの約1.5倍である場合に、8個のヒューズセル43と12本のビット線BLT[11:0]、BLB[11:0]とをレイアウトした結果が示されている。図9に示すレイアウト結果では、図8に示すレイアウト結果と同様に、ヒューズセル43に接続される8本のビット線と、ヒューズセルに接続されない4本のビット線とは、メモリセル領域に混在して配列されている。
本実施形態に係る半導体記憶装置は、ヒューズセル43として、2種類のヒューズセルを備えている。より詳細には、図9に示す半導体記憶装置は、4個のT型ヒューズセル50と4個のB型ヒューズセル60とを備えている。T型ヒューズセル50とB型ヒューズセル60とは、いずれも、ビット線に接続される2個の端子BLT、BLBを有している。これに加えて、T型ヒューズセル50は、ヒューズデータ読み出し時にハイレベルに固定される端子BLTNを有し、B型ヒューズセル60は、ヒューズデータ読み出し時にローレベルに固定される端子BLBNを有している。T型ヒューズセル50とB型ヒューズセル60とは、図9に示すように、レイアウト上では交互に配列される。
12本のビット線のうち、ヒューズに接続される8本のビット線BLT[7:0]、BLB[7:0]は、T型ヒューズセル50またはB型ヒューズセル60の端子BLT、BLBに接続される。ヒューズに接続されない4本のビット線BLT[11:8]、BLB[11:8]は、T型ヒューズセル50の端子BLTN、またはB型ヒューズセル60の端子BLBNに接続される。
ここで、iを0以上かつヒューズの数未満の整数、jをヒューズの個数以上かつビット線の数未満の整数とすると、端子BLT、BLBがビット線BLT[i]、BLB[i]に接続され、端子BLTNがビット線BLT[j]に接続されるT型ヒューズセル50には、コラム選択信号YS[i]およびYS[j]が入力される。また、端子BLT、BLBがビット線BLT[i]、BLB[i]に接続され、端子BLBNがビット線BLB[j]に接続されるB型ヒューズセル60には、コラム選択信号YS[i]およびYS[j]が入力される。
図10は、T型ヒューズセル50の詳細な構成を示す図である。T型ヒューズセル50は、ヒューズ51、抵抗52、インバータ53、およびヒューズ選択スイッチ54を含んでいる。このうち、ヒューズ51、抵抗52、およびインバータ53は、図1に示すヒューズ21、抵抗22、およびインバータ23と同じように接続され、これらと同じように動作する。また、このT型ヒューズセル50には、コラム選択信号YS[i]およびYS[j]が入力される。
図11は、ヒューズ選択スイッチ54の詳細な構成を示す図である。ヒューズ選択スイッチ54は、NMOSトランジスタ121〜126を含んでいる。NMOSトランジスタ121〜124は、図5に示すヒューズ選択スイッチ34に含まれるNMOSトランジスタ111〜114と同じように動作する。NMOSトランジスタ125、126は、ヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[j]がいずれも選択状態であるときに、電源端子VDDと信号線BLTN[j]とを接続する。これにより、ヒューズデータ読み出し時には、信号線BLTN[j]はハイレベルに制御される。
図12は、B型ヒューズセル60の詳細な構成を示す図である。B型ヒューズセル60は、ヒューズ61、抵抗62、インバータ63、およびヒューズ選択スイッチ64を含んでいる。このうち、ヒューズ61、抵抗62、およびインバータ63は、図1に示すヒューズ21、抵抗22、およびインバータ23と同じように接続され、これらと同じように動作する。また、このB型ヒューズセル60には、コラム選択信号YS[i]およびYS[j]が入力される。
図13は、ヒューズ選択スイッチ64の詳細な構成を示す図である。ヒューズ選択スイッチ64は、NMOSトランジスタ131〜136を含んでいる。NMOSトランジスタ131〜134は、図5に示すヒューズ選択スイッチ34に含まれるNMOSトランジスタ111〜114と同じように動作する。NMOSトランジスタ135、136は、ヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[j]がいずれも選択状態であるときに、接地端子VSSと信号線BLBN[j]とを接続する。これにより、ヒューズデータ読み出し時には、信号線BLBN[j]はローレベルに制御される。
T型ヒューズセル50において、ヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[i]がいずれも選択状態であるときは、端子BLT、BLBから、ヒューズ51の切断/非切断状態に応じた信号が出力される。B型ヒューズセル60についても、これと同様である。また、T型ヒューズセル50においてヒューズワード選択信号WLFおよびコラム選択信号YS[j]がいずれも選択状態であるときは、端子BLTNからは、電源電圧レベルに等しい信号が出力され、このとき同時に、B型ヒューズセル60の端子BLBNからは、グランドレベルに等しい信号が出力される。
したがって、存在しないヒューズからデータを読み出すために、ヒューズワード選択信号WLFとコラム選択信号YS[j](jは、ヒューズの個数以上かつビット線の数未満の整数)とが選択状態となったときには、ビット線BLTN[j]は電源電圧レベルに、ビット線BLBN[j]はグランドレベルになる。よって、センスアンプがビット線上の信号を増幅するときに、増幅されるべき信号が既に電源電圧レベルおよびグランドレベルまで増幅されているので、センスアンプにおいて信号を増幅するために必要な電流を削減することができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、ヒューズデータの読み出し時に、ヒューズに接続されないビット線をローレベルまたはハイレベルに対応した所定の電位に固定することにより、メモリ回路に含まれるセンスアンプにおける消費電力を削減することができる。
(第6の実施形態)
図14は、本発明の第6の実施形態に係る半導体記憶装置に対して、センスアンプ起動信号が供給される様子を示す図である。図14に示す半導体記憶装置は、第3から第5の実施形態に係る半導体記憶装置と同様に、メモリ回路のビット線の数より少ない数のヒューズセル44を備えている。より詳細には、この半導体記憶装置は、8個のヒューズセル44、12本のビット線、および12個のセンスアンプ15を備えている。ビット線とセンスアンプ15とは、1対1に接続されている。また、12本のビット線のうち、8本のビット線にはヒューズセル44が接続されており、残り4本のビット線にはヒューズセルは接続されていない。
センスアンプ15には、センスアンプ起動信号として、2種類の制御信号のいずれかが供給される。ヒューズセル44が接続されるビット線に対応したセンスアンプ15(図14では上側に描いた8個のセンスアンプ)には、第1のセンスアンプ起動信号SAEが供給される。ヒューズセル44が接続されないビット線に対応したセンスアンプ15(図14では下側に描いた4個のセンスアンプ)には、第2のセンスアンプ起動信号SAEFが供給される。
図14に示す半導体記憶装置からメモリデータを読み出すときには、2本のセンスアンプ起動信号SAE、SAEFは、共に活性状態に制御される。このとき、すべてのセンスアンプ15は動作し、すべてのビット線上の信号は所定のレベルに増幅される。これに対して、ヒューズデータを読み出すときには、第1のセンスアンプ起動信号SAEは活性状態に制御され、第2のセンスアンプ起動信号SAEFは非活性状態に制御される。このとき、一部のセンスアンプ15(センスアンプ起動信号SAEが接続されるセンスアンプ)のみが動作し、一部のビット線上の信号のみが所定のレベルに増幅される。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、ヒューズデータを読み出すときに、ヒューズに接続されるセンスアンプのみを選択的に活性化することにより、メモリ回路に含まれるセンスアンプにおける消費電力を削減することができる。
(第7の実施形態)
図15は、本発明の第7の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図15に示す半導体記憶装置は、メモリセルアレイ11、コラムデコーダ12、センスアンプ13、コラム選択スイッチ16、ヒューズセル30、および出力制御回路70を備えている。すなわち、この半導体記憶装置は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置に、エラー訂正を行う出力制御回路70を追加したものである。このような半導体記憶装置は、一般に、ECC(Error Check and Correct )メモリと呼ばれる。本実施形態の構成要素のうち、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図15において、メモリセルアレイ11は、データ記憶用メモリセルとエラー訂正用メモリセルとを含んでいる。データ記憶用メモリセルは、メモリ回路が記憶すべき本来のデータを記憶し、エラー訂正用メモリセルは、エラー訂正用のデータを記憶する。本実施形態では、メモリ回路からは、複数ビットのデータ(図15では12ビットのデータ)が同時に読み出される。そこで、コラム選択スイッチ16は、コラム選択信号YS[n:0]に従い、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]のうちから選択された12本の信号を、データ線DLT[11:0]、DLB[11:0]に接続する。
出力制御回路70は、エラー訂正回路71およびマルチプレクサ72を含んでいる。出力制御回路70には、データ線DLT[11:0]、DLB[11:0]およびヒューズ読み出し信号FREADが入力される。ヒューズ読み出し信号FREADは、ヒューズデータ読み出しサイクルにおいて活性状態に制御される。
エラー訂正回路71は、データ線DLT[11:0]、DLB[11:0]上の信号に対してエラー訂正処理を施し、その結果として相補関係にある信号EOT[7:0]、EOB[7:0]を出力する。マルチプレクサ72は、ヒューズ読み出し信号FREADが非活性状態であるときには、エラー訂正回路71から出力された信号EOT[7:0]、EOB[7:0]を、出力信号GDT[7:0]、GDB[7:0]として出力する。これに対して、ヒューズ読み出し信号FREADが活性状態であるときには、マルチプレクサ72は、データ線の下位8ビットDLT[7:0]、DLB[7:0]をそのまま、出力信号GDT[7:0]、GDB[7:0]として出力する。
図16は、本実施形態に係る半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図である。図16には、ヒューズピッチがビット線ピッチにほぼ等しい場合に、12個のヒューズセル45と12本のビット線BLT[11:0]、BLB[11:0]とをレイアウトした結果が示されている。12個のヒューズセル45は、ヒューズピッチの間隔で1列に配列され、12本のビット線BLT[11:0]、BLB[11:0]は、ビットの昇順に配列されている。なお、図16はレイアウト結果の一例を示すものであり、本実施形態に係る半導体記憶装置のレイアウト結果はこれに限定されるものではない。
一般に、正しく書き込まれたヒューズデータは、メモリデータよりも信頼性が高い。したがって、メモリデータに対してエラー訂正を行うECCメモリであっても、ヒューズデータに対するエラー訂正を必ずしも行う必要はない。そこで、本実施形態に係る半導体記憶装置は、上記のように構成された出力制御回路70を備え、メモリデータに対してはエラー訂正を行い、ヒューズデータに対してはエラー訂正を行わないようにしている。このため、エラー訂正用データを記憶するヒューズは、接続されていても切断されていてもよい。よって、これらのヒューズを切断する処理、および、これらのヒューズの切断/非切断状態を検査する処理を行う必要がなくなる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、上記出力制御回路を用いてデータ線の出力制御を行うことにより、エラー訂正用のデータを記憶するヒューズを切断および検査する必要がなくなるので、検査コストを削減することができる。
なお、本実施形態に係る半導体記憶装置は、第3〜第5の実施形態で述べたように、メモリ回路のビット線の数より少ない数のヒューズセルを備えていてもよく、第6の実施形態で述べたように、ヒューズデータ読み出し時には、ヒューズに接続されないビット線上の信号を増幅しないようにしてもよい。例えば、本実施形態に係る半導体記憶装置に対して、第6の実施形態で述べた手法を適用した場合には、図17に示すように、2種類のセンスアンプ起動信号SAE、SAEFが供給される。このように構成された半導体記憶装置は、第6および第7の実施形態で述べた効果を奏する。
(第8の実施形態)
図18は、本発明の第8の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図である。図18に示す半導体記憶装置は、メモリセルアレイ11、コラムデコーダ12、センスアンプ13、コラム選択スイッチ14、ヒューズセル30、およびセンスアンプ制御回路80を備えている。すなわち、この半導体記憶装置は、第2の実施形態に係る半導体記憶装置に、センスアンプ13の制御を行うセンスアンプ制御回路80を追加したものである。本実施形態の構成要素のうち、第2の実施形態と同一の構成要素については、同一の参照符号を付して、説明を省略する。
図18において、ヒューズ読み出し信号FREADは、ヒューズデータ読み出しサイクルで活性状態に制御される。センスアンプ制御回路80は、ヒューズ読み出し信号FREADが非活性状態であるときには、センスアンプ起動信号SAEを活性化状態に制御する。このとき、センスアンプ13は、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]上の信号を増幅する。これに対して、ヒューズ読み出し信号FREADが活性状態であるときには、センスアンプ制御回路80は、センスアンプ起動信号SAEを非活性化状態に制御する。このとき、センスアンプ13は、ビット線BLT[n:0]、BLB[n:0]上の信号を増幅しない。
一般に、ヒューズセル30から出力される信号のレベルは、メモリセルから出力される信号よりも大きい。したがって、ヒューズセル30から出力される信号のレベル(電荷量に対応する)が十分大きい場合には、ヒューズセル30から出力される信号を増幅する必要はない。そこで、本実施形態に係る半導体記憶装置は、センスアンプ制御回路80を備え、メモリセルから出力される信号を増幅する一方で、ヒューズセル30から出力される信号を増幅しないようにしている。これにより、センスアンプ13における消費電力を削減することができる。
以上に示すように、本実施形態に係る半導体記憶装置によれば、ヒューズデータ読み出し時には、メモリ回路のビット線上の信号を増幅しないので、センスアンプにおける消費電力を削減することができる。
なお、上記各実施形態では、ヒューズセル、ヒューズ選択スイッチ、コラム選択スイッチ、出力制御回路などの回路例を具体的に示したが、本発明は、これらの回路に限定されず、同等の機能を有する他の回路を用いてもよいことは言うまでもない。例えば、上記各実施形態では、ヒューズの具体例として、物理ヒューズを用いることとしたが、電気的に切断可能なヒューズを用いてもよい。
また、第2〜第8の実施形態では、ビット線の片端(図面では左側の端)にヒューズセルを配置することとしたが、ビット線の両端にヒューズセルを配置することとしてもよい。このようなヒューズセルの配置を採用すれば、ヒューズセルをより効率的に配置することができる。
本発明の半導体記憶装置は、簡単な回路構成で、ヒューズデータに対するランダムアクセスを行えるので、DRAM、SRAM、FeRAMを始めとする、各種のヒューズ内蔵型半導体記憶装置に利用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるコラム選択スイッチの回路図 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるヒューズセルの構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるヒューズ選択スイッチの回路図 半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図 本発明の第3の実施形態に係る半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図 本発明の第4の実施形態に係る半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図 本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置におけるヒューズセルのレイアウト図 本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるT型ヒューズセルの構成を示す図 本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置のT型ヒューズセルに含まれるヒューズ選択スイッチの回路図 本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるB型ヒューズセルの構成を示す図 本発明の第5の実施形態に係る半導体記憶装置のB型ヒューズセルに含まれるヒューズ選択スイッチの回路図 本発明の第6の実施形態に係る半導体記憶装置に対してセンスアンプ起動信号が供給される様子を示す図 本発明の第7の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 本発明の第7の実施形態に係る半導体記憶装置に対してヒューズセル制御信号が供給される様子を示す図 本発明の第7の実施形態の変形例に係る半導体記憶装置におけるセンスアンプの制御方法を説明するための図 本発明の第8の実施形態に係る半導体記憶装置の構成を示す図 従来の半導体記憶装置の構成を示す図
符号の説明
11…FeRAMメモリセルアレイ
12…コラムデコーダ
13、15、17…センスアンプ
14、16…コラム選択スイッチ
20、30、40〜45…ヒューズセル
21、31、51、61…ヒューズ
22、32、52、62…抵抗
23、33、53、63…インバータ
24、34、54、64…ヒューズ選択スイッチ
25…ヒューズ選択デコーダ
50…T型ヒューズセル
60…B型ヒューズセル
70…出力制御回路
71…エラー訂正回路
72…マルチプレクサ
80…センスアンプ制御回路
BLT、BLB…ビット線
DLT、DLB…データ線
YS…コラム選択信号
WL…ワード選択信号
WLF…ヒューズワード選択信号
SAE、SAEF…センスアンプ起動信号
FREAD…ヒューズ読み出し信号
GDT、GDB…出力信号

Claims (9)

  1. ヒューズを内蔵した半導体記憶装置であって、
    複数のメモリセルと、
    前記メモリセルを接続するビット線と、
    前記ビット線上の信号を増幅するセンスアンプと、
    前記ビット線の中から1以上のビット線を選択する選択回路と、
    前記選択回路によって選択されたビット線に接続されるデータ線と、
    複数のヒューズと、
    前記ヒューズの切断/非切断状態に応じた信号を出力するヒューズデータ出力回路と、
    前記ヒューズデータ出力回路の中から1以上の回路を選択するヒューズ選択回路と、
    ヒューズデータ読み出し時に、前記ヒューズ選択回路によって選択されたヒューズデータ出力回路を前記データ線に接続するヒューズ選択スイッチとを備えた、半導体記憶装置。
  2. ヒューズを内蔵した半導体記憶装置であって、
    複数のメモリセルと、
    前記メモリセルに接続されるビット線と、
    前記ビット線上の信号を増幅するセンスアンプと、
    前記ビット線の中から1以上のビット線を選択する選択回路と、
    前記選択回路によって選択されたビット線に接続されるデータ線と、
    複数のヒューズと、
    前記ヒューズの切断/非切断状態に応じた信号を出力するヒューズデータ出力回路と、
    ヒューズデータ読み出し時に、前記選択回路によって選択されたビット線に前記ヒューズデータ出力回路を接続するヒューズ選択スイッチとを備えた、半導体記憶装置。
  3. 前記ヒューズの数が前記ビット線の数より少なく、
    前記ビット線は、
    前記ヒューズ選択スイッチを介して前記ヒューズデータ出力回路に接続される第1のビット線と、
    前記ヒューズ選択スイッチおよび前記ヒューズデータ出力回路に接続されない第2のビット線とを含むことを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記ビット線は、前記第1のビット線と前記第2のビット線とをそれぞれ複数含むことを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記ビット線は、前記第1のビット線と前記第2のビット線とをそれぞれ複数含み、
    前記第1のビット線と第2のビット線とは、前記メモリセルが配列されている領域に混在して配置されていることを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記ビット線は、前記第1のビット線と前記第2のビット線とをそれぞれ複数含み、
    前記第2のビット線は、ヒューズデータ読み出し時に、ローレベルまたはハイレベルに対応した所定の電位に固定されることを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記センスアンプは、ヒューズデータ読み出し時には、前記第1のビット線上の信号を増幅し、前記第2のビット線上の信号を増幅しないことを特徴とする、請求項3に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記データ線の出力制御を行う出力制御回路をさらに備え、
    前記メモリセルは、
    本来のデータを記憶するデータ記憶用メモリセルと、
    エラー訂正用のデータを記憶するエラー訂正用メモリセルとを含み、
    前記出力制御回路は、メモリデータ読み出し時には、前記データ記憶用メモリセルおよび前記エラー訂正用メモリセルから読み出したデータにエラー訂正を行った結果を出力し、ヒューズデータ読み出し時には、前記データ記憶用メモリセルから読み出したデータをそのまま出力することを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記センスアンプは、メモリデータ読み出し時には、前記ビット線上の信号を増幅し、ヒューズデータ読み出し時には、前記ビット線上の信号を増幅しないことを特徴とする、請求項2に記載の半導体記憶装置。
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