JP2005192462A - 苗移植機 - Google Patents

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Hisashi Kamiya
神谷  寿
Satoru Kato
哲 加藤
Shizuo Niimi
静男 新見
Takeshi Kato
武史 加藤
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Kazunori Fukuchi
和憲 福地
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】 本発明の課題は、予備苗台を上下方向の縦軸芯回りに旋回させるだけの構成で、機体内外の位置変更と、機体前後の位置変更を可能とし、構造簡単で切換操作も容易でありながら、特に、予備苗台の前方側への位置変更によって畦からの苗補給容易化を図ることにある。
【解決手段】 本発明は、走行車体の後側に苗植付部を装着して設け、走行車体前部のフロントカバ−の左右両側方に予備苗台を設置してある苗移植機において、前記フロントカバ−は前端側へいくにつれて左右幅が狭くなるように構成し、フロントカバ−前部の左右側方に予備苗台の回動支点軸を配置し、予備苗台が標準位置で機体前端より後側に納まり、前方へ回動すると機体前端より突出するように設け、予備苗台の360度回動軌跡の外側にフロントカバ−が位置する構成としてあることを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

この発明は、苗移植機における予備苗台の技術に関し、農業機械の技術分野に属する。
従来、機体前部の左右両側に配置された予備苗台において、この予備苗台が支柱の縦軸芯回りに旋回収納可能に支承され、外側に張り出す作用姿勢と、そこから180度旋回して機体内方に入り込んだ収納姿勢とに切換自在に構成されたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−46532号公報
かかる従来技術のものでは、予備苗台の前後方向の位置変更が不可であり、前後に移動させるためにはスライド方式の構造にしなければならず、構成が複雑となり、切換操作も煩雑となる。
本発明の課題は、予備苗台を上下方向の縦軸芯回りに旋回させるだけの構成で、機体内外の位置変更と、機体前後の位置変更を可能とし、構造簡単で切換操作も容易でありながら、特に、予備苗台の前方側への位置変更によって畦からの苗補給容易化を図ることにある。
この発明は、上記課題を解決すべく次のような技術的手段を講じた。
すなわち、請求項1記載の本発明は、走行車体の後側に苗植付部を装着して設け、走行車体前部のフロントカバ−の左右両側方に予備苗台を設置してある苗移植機において、前記フロントカバ−は前端側へいくにつれて左右幅が狭くなるように構成し、フロントカバ−前部の左右側方に予備苗台の回動支点軸を配置し、予備苗台が標準位置で機体前端より後側に納まり、前方へ回動すると機体前端より突出するように設け、予備苗台の360度回動軌跡の外側にフロントカバ−が位置する構成としてあることを特徴とする。
予備苗台を機体前端より後側の標準位置から前方に回動すると、この予備苗台が機体前端より前方に大きく突出するので、畦からの苗補給が容易となる。
フロントカバ−の前部側が前端側ほど幅狭になっているので、機体の左右幅を縮小できる。また、予備苗台の移動機構が上下方向の縦軸芯回りにおける回動だけの構成で済むので、前後の位置変更のために別途スライド機構を設ける必要がなく、移動機構が簡単となり、しかも、回動とスライドの2段階操作を要しないため、その切換操作が簡単容易となる。
以上のように、本発明の構成によれば、苗補給時には、予備苗台を標準位置から前方に回動(旋回)操作すると、予備苗台が機体前端より前方に突出することになるので、畦からの苗補給を容易に行うことができる。
フロントカバ−の前部側が前端側ほど幅狭になっているので、予備苗台を設置しながらも機体の左右幅を縮小することができる。また、予備苗台の移動機構が回動だけの構成で済むので、機構が簡単となり、切換操作も簡易に行うことができる。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1〜図3は、苗移植機として乗用型田植機を示すものであり、車体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。車体上前部に操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置が設置され、車体後方部には昇降可能な苗植付部6が装備されている。操縦装置の後側に運転席7が設置され、運転席の下側に田植機の各部に動力を伝達するエンジンEが搭載されている。操作ボックス4の前側には前端側ほど次第に幅狭となるフロントカバ−8が設けられ、ステアリングハンドル4及び運転席5を跨ぐ足元部にはステップ10が設けられている。なお、ステアリングハンドル4及び運転席5の左右位置となるステップ10後部は、スノコ9状に形成されている。なお、ステップ10のスノコ部9は、滑り止め効果を発揮しながら前輪位置及び後輪位置等の下方がよく見えて且つ泥土が跳ね上がりにくいように、その各部でスノコを運転席7に座る運転者の視線に沿う方向すなわち前記運転者の目の位置を通る放射線状の方向に向けた構成としている。
フロントカバ−8の左右両側方には予備苗を載置する予備苗台11が配備されている。
苗植付部6は、車体の後部に昇降リンク機構12を介して昇降可能に装着され、昇降用油圧シリンダ13の伸縮作動により昇降する構成としている。
また、この苗植付部6には、左右に往復動する苗載タンク14、1株分の苗を切取って土中に植込む植込杆15を有する2条分植付装置16,16…、苗植付面を滑走しながら整地するフロ−ト17等を備えている。
前記予備苗台11は、上下数段に配置構成された各受け台20が縦枠部材21に対し前後方向の軸芯Q回りに折畳み収納可能に枢支され、また、縦枠部材21を装着した旋回ア−ム22が、車体1側から上方に突設した支柱部材23に架設の上下垂直方向の回動支点軸24を支点として360度旋回できるように構成されている。
前記予備苗台11の回動支点軸24は、フロントカバ−8前部の左右側方位置に設定してあり、予備苗台11が機体前端より後側で機体横側に接近した位置に納まる標準位置状態(イ)と、この標準位置状態(イ)から横外側方へ略90度旋回させての横張出し状態(ロ)と、この横張出し状態(ロ)から更に前方へ90度旋回させて機体前端より前方に突出する前方突出状態(ハ)とに位置するよう切換変更できる構成としている。しかも、この予備苗台11は360度旋回できる構成であり、また、このように予備苗台を360度旋回させても前記フロントカバ−8との接触が回避できる関係位置に設定している。
前記回動支点軸24は支柱部材23から突設するステ−25に固着してあり、回動支点軸24に対して回動自在に嵌合する回動軸筒26は旋回ア−ム22と一体である。ロック解除レバ−27は、機体前端より前方に突出されていて畦側から容易に操作できる構成であり、該レバ−を下方に押し下げ操作すると、ロック爪部28が前記回動軸筒26側に設けられたロック凹部29からスプリング30に抗して離脱しロック状態が解除されるようになっている。また、運転位置近くには運転位置から足踏み操作可能なロック解除ペダル31が前記支柱部材23に枢支されていて、これを下方に踏込み操作すると、この踏込み操作に連動して連結ロッド32を引っ張り、ロック解除レバ−27を押し下げてロックを解除するようにしている。従って、かかる構成によれば、運転位置側からでも畦側からでも自由に予備苗台の旋回操作が可能となる。
図7に示す実施例は、予備苗台11の旋回操作を電動モ−タ35で行うように構成したものである。モ−タ軸36と一体回転する駆動ギヤ37を回動軸筒26に固着した回動ギヤ38に噛合させ、ステアリングポスト39近くに設けたスイッチボタン40の操作でモ−タを駆動して予備苗台11を旋回させる構成としている。かかる構成によれば、畦に到達するまでに植付しながらスイッチボタン操作で速やかに予備苗台を前方に回動させることができ、畦に到着次第、直ぐに苗補給ができて作業能率を高めることができる。
図8には走行ミッションケ−ス41の側部にエンジンEから動力伝達されるHST(油圧無段変速装置)42が装備され、また、このHST42の前側にはHSTオイルタンク43が設置されている。このオイルタンク43の上面にはアルミ製の放熱板44が設けられ、タンク内オイルの冷却効果を高めるようにしている。なお、前記オイルタンク43は板状でスノコ状でないステップ10の前部の下方に設けられ、放熱板44をオイルタンク43とステップ10の前部とで上下から挟まれる位置に配置し、該放熱板44に泥がかかって詰まるようなことを防止している。
図9に示す実施例では、フロントカバ−8を平面視で前端側ほど幅狭くなるように流線形に構成し、その前面の左右両側には左右斜め前方に向けて照射する2灯式ヘッドライト50L,50Rを設け、左右の照射角Al,Arがフロントカバ−の左右横方向位置まで及ぶようにし、その横側部に配置されたサイドマ−カ51が夜間でもよく見えるように配置構成している。
また、前記フロントカバ−8は、図10及び図11に示すように、横軸心P回りに揺動開閉する構成としてあり、フロントカバ−8を上方に開放すると、ヘッドライト50が180度転回してカバ−内を照らすようにし、フロントカバ−8内の機器類等の内蔵物のメンテナンスが暗い所でも容易にできる構成となっている。
更に、図12に示す実施例では、前記フロントカバ−8を開放すると、該カバ−の開放動作に連動してHST(変速)レバ−52の特に移動速(路上走行速)への操作を牽制する牽制板53を作動させる構成としている。即ち、本例における牽制板53は、図12に示すように、フロントカバ−8の揺動部側に固着され、該揺動部の揺動で後側(HSTレバ−52側)へ移動してHSTレバ−52が操作パネル54に形成されたレバ−ガイド55の内、「PTO]ガイド溝55bを除く他の「移動」ガイド溝55a,「植付」ガイド溝55c,「後進」ガイド溝55dには操作されないように溝を閉塞して牽制する構成としている。従って、かかる構成によれば、フロントカバ−を開けてのメンテナンス作業中は、HSTレバ−52の操作によって機体が不用意に移動することがなく安全である。
なお、図13に示す実施例は、HSTレバ−52のレバ−ガイド55において、最も外側(運転位置から遠い側)に位置する「移動」ガイド溝55a側のものほどその前後長さを、内側(運転位置に近い側)に位置する「植付」ガイド溝55c、「PTO]ガイド溝55bのそれよりも短く(HSTレバ−の操作ストロ−クを短くする。)して操作性の向上を図るようにしている。
図14、図15に示す実施例について説明する。
従来の円形状丸ハンドル(ステアリングハンドル5)では、図14に示すように、操縦者の握る手首の向きが縦方向になっており、肘が自由に動いてしまい、丸ハンドルからの回動を抑えにくくしている。もって、丸ハンドルが動きすぎて直進性を保持しにくくする問題があった。そこで、図15に示すように、丸ハンドル5にはその外周側左右両側部から左右横方向(水平方向)に向けてグリップ状突起56,56を突設する。このことにより、作業時には、グリップ状突起56,56をもって操作するにあたり、握った手首が横方向になるため、肘が固定され、丸ハンドルからの回動を抑えやすくなり、また、無駄な入力を要しなくても済むので植付時の直進性が向上する。なお、ステアリングスポ−ク57部分を握っても操作することができる。
田植機の側面図 田植機の平面図 同上要部の平面図 同上要部の背面図 同上要部の側面図 同上一部の斜視図 田植機要部の側面図 田植機の走行伝動系要部の平面図 田植機の一部の平面図 フロント操作部の側面図 同上側面図 操作パネルの平面図 別実施例の操作パネル平面図 従来型丸ハンドル部の背面図及び側面図 本案丸ハンドル部の背面図及び側面図
符号の説明
1 車体 、 2 前輪
3 後輪 4 操作ボックス
5 ステアリングハンドル 6 苗植付部
7 運転席 8 フロントカバ−
11 予備苗台 20 受け台
21 縦枠部材 22 旋回ア−ム
23 支柱部材 24 回動支点軸
25 ステ− 26 回動軸筒
27 ロック解除レバ− 28 ロック爪部
29 ロック凹部 31 ロック解除ペダル

Claims (1)

  1. 走行車体の後側に苗植付部を装着して設け、走行車体前部のフロントカバ−の左右両側方に予備苗台を設置してある苗移植機において、前記フロントカバ−は前端側へいくにつれて左右幅が狭くなるように構成し、フロントカバ−前部の左右側方に予備苗台の回動支点軸を配置し、予備苗台が標準位置で機体前端より後側に納まり、前方へ回動すると機体前端より突出するように設け、予備苗台の360度回動軌跡の外側にフロントカバ−が位置する構成としてあることを特徴とする苗移植機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132124A1 (ja) * 2005-06-08 2006-12-14 Yanmar Co., Ltd. 乗用型田植機
JP2006341764A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Yanmar Co Ltd 移動農機
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JP2020078266A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 井関農機株式会社 作業車両

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