JP4826757B2 - 苗植機 - Google Patents
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Description
そこで、本発明の課題は、狭い圃場などで、機体が前後進のいずれの方向に進行する場合にでも苗を植え付けることができる苗植機を提供することである。
請求項1記載の発明は、機体を前後進させる車輪(6,7)を備えた走行装置(1)と該走行装置(1)の前後進方向への駆動系に連動してループ状の軌跡を描きながら昇降して苗を圃場に植え付ける苗植付け体(25)とを備えた苗植機において、苗植付け体(25)は、機体の進行方向の右側から見て時計回りのループ軌跡を描くように、該ループ軌跡における作動方向を前後進時の走行装置(1)の車輪(6,7)の回転方向に対応させてそれぞれ切替可能な構成を備え、該切替可能な構成は、走行装置(1)の前後進方向への駆動系に連動する苗植付け体(25)の上下動機構(26)と、該苗植付け体(25)の上下動機構(26)の基部側に設けられ植付出力軸(50)の軸心に対して偏心した昇降支点(40a)を備えた偏心カム(51)と、前記昇降支点(40a)の植付出力軸(50)の軸心に対する偏心位相を変えることで、苗植付け体(25)の前記ループ軌跡における作動方向を切替可能な切替手段(54a,54b,55)とを有する苗植機である。
また、簡単な切替手段(54a,54b,55)で苗植付け体(25)のループ軌跡における作動方向を前後進時の走行装置(1)の車輪(6,7)の回転方向に対応させてそれぞれ切替でき、作業性が向上する。
請求項2記載の発明によれば、 請求項1記載の発明の効果に加えて、鎮圧輪(24a,24b)を上昇させる場合に、畝案内ローラ(64)も上昇させることができる。
本実施例の苗植機は、走行装置1と操縦ハンドル2を備えた機体に昇降駆動する上下動機構26と連結して昇降動作する開閉可能なくちばし状の苗植付け体25を備えた構成としている。なお、以下の各実施例についての説明では苗植機の前進方向に向かって前側と後側をそれぞれ前と後といい、前進方向に向かって右と左をそれぞれ右と左という。
苗植機は、走行装置1と操縦ハンドル2を備えた機体に昇降駆動する上下動機構26と連結して昇降動作する開閉可能なくちばし状の苗植付け体25を備えているが、走行装置1は、転動自在に支持した左右一対の前輪6,6とエンジン5の動力が伝達されて駆動回転する左右一対の後輪7,7とを備えたものとしている。
苗植付装置28は、苗植付け体25を左右に設定間隔で複数体並べて配備した複数条植の構成としている。本例では、苗植付け体25を左右に設定間隔で二体並べて配備した二条植えの構成としている。
また、後鎮圧輪24bの後方に一対の畝案内ローラ64,64が配置され、該畝案内ローラ64,64の回動軸64aの部分は支持フレーム19の下端部の支点19aを中心回動自在に支持されたアーム65,65に固定されている。またアーム65,65の側面の下方にアーム63,63の側面から突出させた突起63a,63aが当接しているので前後鎮圧輪24a,24bを収納するレバー67をリフトさせると、前後鎮圧輪24a,24bだけでなく畝案内ローラ64,64も上方移動する。
さらに、エンジン動力は後輪7,7に伝達されて後輪7,7を駆動し、一対の畝案内ローラ64,64が畝Uの傾斜面上を回転し、畝溝を後輪7,7が走行することで機体が進行し、畝U上に苗の植え付けができる。すなわち、図2に示すように一対の畝案内ローラ64,64が畝Uの傾斜面上を回転するときに畝Uの傾斜面の位置によって左右方向に振れると、その振れに対応してアーム65に連結したリンク部材72を介し前輪6,6の操舵角度を変えることができる。
図1の側面図に示したように、本実施例の苗植機に乗車している補助者用のサイドクラッチレバー75の位置を苗供給装置32の下から補助者の足元の間に配置した構成にしてもよい。
ハンドル80を第一昇降リンク40と第二昇降リンク41の共通基部に設け、該ハンドル80の回転軸80aに螺子部80bを設け、該螺子部80bを苗植付け体25の基部に設けた雌螺子穴25aに取り付ける。ハンドル80を回転させると螺子部80bが螺子穴25aから進退自在になるので、苗植付け体25の左右方向の位置を変えることが出来る。このとき苗供給カップ29の下面の蓋を開閉する移動機構30のターンテーブル81の供給カップ開閉部81aのターンテーブルフレーム82に対する前記苗供給カップ29の取付位置を苗植付け体25の左右方向への移動量と同じだけ、左右方向に移動させる。
5 エンジン 6 前輪
7 後輪 8 ミッションケース
9 チェーン伝動ケース 9a 車輪駆動軸
9b 回動支点 10 車軸
11 アーム 12 昇降用油圧シリンダ
12a ピストンロッド 13 天秤杆
14 ロッド 15 ローリングシリンダ
16 前輪支持フレーム 17 車軸
18 植付伝動ケース 19 支持フレーム
20 支持軸 21 伝動軸
22 機体フレーム 24a,24b 前後鎮圧輪
25 苗植付け体 25a ピン
25b 長孔 25F 前側苗植付け体
25Fa アーム部 25R 後側苗植付け体
25Ra アーム部 26 苗植付け体上下動機構
27 苗植付け体開閉機構 28 苗植付装置
29 苗供給カップ 30 移動機構
31 開放機構 32 苗供給装置
33,34 苗植付け体支持軸 35 連結部材
36 苗ガイド連結部材 37 苗ガイド
38,39 連結部材 40,41 昇降リンク
40a,41a 回転軸 42 駆動軸
43 駆動アーム 44 連動アーム
45 作動アーム 46 連結ロッド
47 カム 50 植付出力軸
51 偏心カム 52 下側支点軸
52a ラック 54a,54b キー
55 スプロケット 56 植付左右移動モータ
57 ピニオン 59 前後進切換レバー
60 前後進センサ 61 制御部
63 アーム 63a 突起
64 畝案内ローラ 64a 回動軸
65 アーム 67 レバー
69 ボンネット 70 ステップ
72 リンク部材 73 サイドクラッチペダル
74 アーム 75 サイドクラッチレバー
77 メイン苗枠 78 回動軸
79 支持アーム 80 ハンドル
81 ターンテーブル 82 ターンテーブルフレーム
Claims (2)
- 機体を前後進させる車輪(6,7)を備えた走行装置(1)と該走行装置(1)の前後進方向への駆動系に連動してループ状の軌跡を描きながら昇降して苗を圃場に植え付ける苗植付け体(25)とを備えた苗植機において、
苗植付け体(25)は、機体の進行方向の右側から見て時計回りのループ軌跡を描くように、該ループ軌跡における作動方向を前後進時の走行装置(1)の車輪(6,7)の回転方向に対応させてそれぞれ切替可能な構成を備え、
該切替可能な構成は、走行装置(1)の前後進方向への駆動系に連動する苗植付け体(25)の上下動機構(26)と、該苗植付け体(25)の上下動機構(26)の基部側に設けられ植付出力軸(50)の軸心に対して偏心した昇降支点(40a)を備えた偏心カム(51)と、前記昇降支点(40a)の植付出力軸(50)の軸心に対する偏心位相を変えることで、苗植付け体(25)の前記ループ軌跡における作動方向を切替可能な切替手段(54a,54b,55)とを有することを特徴とする苗植機。 - 機体の前方から後方にかけて順にエンジン(5)、座席(23)、座席(23)に座る作業者の足を乗せるステップ(70)、前記苗植付け体(25)の上方に位置し該苗植付け体(25)に苗を供給する苗供給装置(32)、畝の傾斜面上を回転する畝案内ローラ(64)を設け、
苗植え付け後の苗植え付け面を均す鎮圧輪(24a,24b)を前記畝案内ローラ(64)の前方に設け、
該鎮圧輪(24a,24b)と畝案内ローラ(64)との間に、鎮圧輪(24a,24b)の上昇に連動して畝案内ローラ(64)が上昇する連結機構(63,63a,64a,65)を設け、
前記苗供給装置(32)の下方で、且つ座席(23)に座る作業者の足元と苗供給装置(32)との間に、前記エンジン(5)からの動力が伝達されるミッション内のサイドクラッチを入切するサイドクラッチレバー(75)を設けたことを特徴とする請求項1記載の苗植機。
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