JP2005188727A - ワンウエイクラッチを有するテンショナ - Google Patents

ワンウエイクラッチを有するテンショナ Download PDF

Info

Publication number
JP2005188727A
JP2005188727A JP2003434711A JP2003434711A JP2005188727A JP 2005188727 A JP2005188727 A JP 2005188727A JP 2003434711 A JP2003434711 A JP 2003434711A JP 2003434711 A JP2003434711 A JP 2003434711A JP 2005188727 A JP2005188727 A JP 2005188727A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tensioner
base
way clutch
lever member
cylindrical body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003434711A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4046684B2 (ja
Inventor
Yuji Hashimoto
裕至 橋本
Masaki Kato
正樹 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2003434711A priority Critical patent/JP4046684B2/ja
Priority to US10/978,639 priority patent/US7540817B2/en
Priority to GB0424219A priority patent/GB2409505B/en
Priority to DE102004057972A priority patent/DE102004057972B4/de
Publication of JP2005188727A publication Critical patent/JP2005188727A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4046684B2 publication Critical patent/JP4046684B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0829Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means
    • F16H7/0838Means for varying tension of belts, ropes, or chains with vibration damping means of the dissipating material type, e.g. elastomeric spring
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/0806Compression coil springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0802Actuators for final output members
    • F16H2007/081Torsion springs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H7/0848Means for varying tension of belts, ropes, or chains with means for impeding reverse motion
    • F16H2007/0853Ratchets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
    • F16H2007/0863Finally actuated members, e.g. constructional details thereof
    • F16H2007/0872Sliding members

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【課題】軽量化を図ることができ、その構造も簡単で、製作も容易に行なうことができ、バックラッシュの発生を抑制することができると共に、チェーン又はベルトに間断なく適切な張力を付与することができるワンウエイクラッチを有するテンショナを提供すること。
【解決手段】ワンウエイクラッチを有するテンショナ1は、レバー部材2が基端部に設けられた基軸3を介して基台4に回動可能に取付けられ、レバー部材2が圧縮ばね15により付勢されて回動し、チェーン又はベルト16に摺動接触するテンショナレバー17をレバー部材2で押圧する。基軸3にワンウエイクラッチ7が装着され、このワンウエイクラッチ7により、レバー部材2はチェーン又はベルトに張力を付与する方向に回動自在であると共に、その逆方向への回動が阻止されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトに摺動接触するテンショナレバーをレバー部材で押圧して、チェーン又はベルトに適切な張力を付与するテンショナに関し、特に、レバー部材がチェーン又はベルトの緩み側には自由に回動し、その逆方向には回動が阻止されるように、レバー部材の基端部にワンウエイクラッチを装着したワンウエイクラッチを有するテンショナに関する。
エンジンのタイミングドライブシステムの駆動、一般産業機械の駆動等には、駆動側から従動側にチェーン又はベルトにより動力を伝達する伝動装置が用いられている。この伝動装置には、循環走行するチェーン又はベルトの走行中における振動を防止すると共に、チェーン又はベルトの伸びに追従してその緩み側に押圧力を付与してチェーン又はベルトに適切な張力を付与するために、チェーン又はベルトに摺動接触するテンショナレバーを押圧するテンショナが用いられ、この種のテンショナとしては、ラチェット式テンショナが公知(例えば、特許文献1、特許文献2)である。
図7、図8に従来のラチェット式テンショナの一例を示す。図7に示すように、このラチェット式テンショナ51は、エンジン本体(図示略)に取り付けられ、エンジンのクランクシャフト52に固定された駆動側のスプロケット53と、カムシャフト54に固定された従動側のスプロケット55との間に掛け渡されて動力を伝達するチェーン56(タイミングチェーン)の緩み側で、回動自在のテンショナレバー60を押圧してチェーン56に適切な張力を付与するものである。
ラチェット式テンショナ51は、そのテンショナハウジング57の前面からプランジャ58が出没自在に突出しており、このプランジャ58の先端58aが、枢支軸59でエンジン本体側に回動自在に支持されているテンショナレバー60の揺動端近傍の背面を押圧することにより、テンショナレバー60のシュー面61がチェーン56に摺動接触して張力を付与している。
図7あるいは図8に示すように、テンショナハウジング57には、プランジャ58が出没自在に嵌挿されるプランジャ収容穴62が形成されている。プランジャ58の内部には中空部63が形成されており、前記中空部63は前記プランジャ収容穴62の底部と対峙する端面が開口され、プランジャ収容穴62の底部とこれに対向する中空部63の底部との間にプランジャばね64が装着され、このプランジャばね64が、プランジャ58をテンショナハウジング57から突出する方向に常時付勢している。
また、テンショナハウジング57には、ラチェット軸65によってラチェット66が揺動自在に軸支されていて、ラチェット66には、プランジャ58の側面に刻設されているラチェット歯58bに噛み合うラチェット爪66aが形成されている。
ラチェット66は、テンショナハウジング57との間に設けられたラチェットばね67によって、常時ラチェット爪66aがプランジャ58のラチェット歯58bと噛み合う向きにラチェット軸65回りの回動付勢力が付与されていて、これらのラチェット爪66aとラチェット歯58bとの噛み合いによって、プランジャ58の後退方向の変位が阻止されるようになっている。
特許第3226030号公報 特許第3226029号公報
従来のラチェット式テンショナは、主たる構成部品が、テンショナハウジング57、プランジャ58、ラチェット66、プランジャばね64、ラチェットばね67等からなるため部品点数が多く、また、テンショナハウジング57にプランジャ収容穴62やラチェットばね67を収納する穴を形成したり、プランジャ58に中空部63を形成すると共に、ラチェット歯58bを刻設したりしなければならないため、その製作に手間を要し、コスト的にも不利がある、という問題があった。
さらに、チェーンに緩みが生じて、プランジャ58を前進させてラチェット歯58bの1歯分を前進させ、ラチェット66のラチェット爪66aに噛合わせ、プランジャ58の後退を阻止した場合、さらにチェーンに僅かな緩みが生じるとプランジャ58は僅かに前進し、次のラチェット歯58bをラチェット爪17が乗り越えて噛合うまで後退が阻止されないためバックラッシュが生じ、その結果、エンジン始動時等の油圧が供給されないときに、プランジャ58,テンショナレバー60、チェーン56等に微振動が発生して騒音が発生する、という問題があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題点を解決し、その構造が簡単で、製作も容易に行なうことができ、バックラッシュの発生を抑制することができる、従来のテンショナとは構造が全く異なるテンショナを提供することを目的とする。
本発明は、テンショナを基端部が支点となって回動するレバー部材で構成し、このレバー部材の回動でテンショナレバーを押圧してチェーン又はベルトに張力を付与するようにすると共に、レバー部材の基端部にワンウエイクラッチ(一方向クラッチ)を装着して、レバー部材がチェーンに張力を付与する方向にのみ回動可能で、逆方向の回動ができないようにして、チェーン又はベルトに常時適切な張力を付与する、という構想に基づいて前記問題点を解決したものである。
上記構想に基づいて、請求項1に係る本発明は、レバー部材がその基端部に設けられた基軸を介して基台に回動可能に取付けられ、該レバー部材が付勢手段により付勢されて該基軸を軸心として回動することにより、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトに摺動接触するテンショナレバーをレバー部材で押圧して、該チェーン又はベルトに適切な張力を付与するテンショナであって、前記基軸の廻り周辺にワンウエイクラッチが装着され、該ワンウエイクラッチにより、前記レバー部材はチェーン又はベルトに張力を付与する方向に回動自在であると共に、その逆方向への回動が阻止されているワンウエイクラッチを有するテンショナ、という構成としたものである。
請求項2に係る本発明は、前記請求項1のワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記ワンウエイクラッチは、前記レバー部材の基端部に固定された第1の円筒状部材と前記基台に固定された第2の円筒状部材とを長手方向に接合して形成された円筒体と、該円筒体の内周面にのみ圧接するように圧嵌された外径が該円筒体の内径より大きいコイルばねとで構成され、前記円筒体は、前記第1の円筒状部材の端部に形成された環状段差部に、前記第2の円筒状部材の端部に形成された環状段差部を遊嵌させて、これら第1,第2の円筒状部材が相互に回動可能に形成されていると共に、該円筒体の内周面が略々面一に形成されている、という構成としたものである。
請求項3に係る本発明は、前記請求項1のワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記ワンウエイクラッチは、前記レバー部材の基端部に設けられたボス部で形成されてなる第1の円筒状部材と前記基台に固定された第2の円筒状部材とを長手方向に接合して形成された円筒体と、該円筒体の内周面にのみ圧接するように圧嵌された外径が該円筒体の内径より大きいコイルばねとで構成され、前記円筒体は、前記第1の円筒状部材の端部に形成された環状段差部に、前記第2の円筒状部材の端部に形成された環状段差部を遊嵌させて、これら第1,第2の円筒状部材が相互に回動可能に形成されていると共に、該円筒体の内周面及び外周面が略々面一に形成されている、という構成としたものである。
請求項4に係る本発明は、前記請求項2又は3のワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記レバー部材は、チェーン又はベルトに張力を付与する方向への回動時には、前記コイルばねが円筒体内周面との接触により縮径して前記各円筒状部材が相互に回動可能となり、その逆方向への回動時には、前記コイルばねが前記円筒体の内周面との接触摩擦により拡径する共に、この拡径に伴う円筒体の内周面とコイルばね外径周面との圧接摩擦力増大により、前記各円筒状部材相互の回動が阻止される、という構成としたものである。
請求項5に係る本発明は、前記請求項1乃至4のいずれかのワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記付勢手段は、前記基台側に固定された保持部により後端が支持されると共に、前端が前記レバー部材の基端部から離間した箇所で支持されたレバー部材回動付勢用の圧縮ばねで構成されている、という構成としたものである。
請求項6に係る本発明は、前記請求項3のワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記付勢手段は、前記円筒体の外周面との間に隙間をあけて巻回部が遊嵌された回動付勢用のねじりコイルばねで構成され、該ねじりコイルばねの一端が前記基台に保持され、他端が前記レバー部材に保持されている、という構成としたものである。
請求項7に係る本発明は、前記請求項1乃至6のいずれかのワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記基台は、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトで構成される伝動装置の本体ブロックである、という構成としたものである。
請求項8に係る本発明は、前記請求項1乃至6のいずれかのワンウェイクラッチを有するテンショナにおいて、前記基台は、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトを備えた伝動装置に、別体として取付けられる基板である、という構成としたものである。
請求項1に係る本発明によれば、テンショナレバーを押圧するレバー部材の基端部にワンウエイクラッチが装着されているので、チェーン又はベルトが循環走行中に伸びて緩みが生じるにしたがってレバー部材が付勢手段により回動される一方で、この回動と逆方向の回動が阻止され、その結果、テンショナレバーはバックラシュ無しで、常時チェーン又はベルトに適切な張力を付与することができる。
請求項2に係る本発明によれば、ワンウエイクラッチが相互に回動可能な第1,第2の円筒状部材からなる円筒体と、この円筒体の内周面にのみ圧接するように圧嵌された外径が該円筒体の内径より大きいコイルばねとで構成されているので、ワンウエイクラッチを簡単な構造のものとすることができ、その組立においても、コイルばねを円筒体内周面に接触させながら、コイルばねが縮径する方向に回転させて装着することができ、ワンウエイクラッチの製作を容易に行なうことができる。
請求項3に係る本発明によれば、ワンウエイクラッチを構成する円筒体の第1の円筒状部材がレバー部材のボス部で形成されているので、第1の円筒状部材、ひいては円筒体を簡単な構造のものとすることができ、特に、レバー部材をプラスチック製とした場合、円筒体の作成を容易に行なうことができる。それと共に、円筒体外周面が略々面一に形成されているので、レバー部材回動付勢用のねじりコイルばねを円筒体外周側に装着するとき、巻回部が接触しないように容易に遊嵌することができる。
請求項4に係る本発明によれば、レバー部材は、チェーン又はベルトに張力を付与する方向への回動時には、コイルばねが円筒体内周面との接触により縮径して各円筒状部材が相互に回動可能となり、その逆方向への回動時には、コイルばねが円筒体の内周面との接触摩擦により拡径する共に、この拡径に伴う円筒体の内周面とコイルばね外径周面との圧接摩擦力増大により、各円筒状部材相互の回動が阻止されるので、常時チェーン又はベルトに適切な張力を付与することができる。
請求項5に係る本発明によれば、レバー部材を回動させる付勢手段である回動付勢用の圧縮ばねが、基台側に固定された保持部により後端が支持されると共に、前端がレバー部材の基端部から離間した箇所で支持されるので、レバー部材回動付勢用の圧縮ばねの取付けを容易に行なうことができる。
請求項6に係る本発明によれば、レバー部材を回動させる付勢手段が、円筒体の外周面との間に隙間をあけて巻回部が遊嵌された回動付勢用のねじりコイルばねで構成され、このねじりコイルばねの一端が基台に保持され、他端がレバー部材に保持されているので、レバー部材を付勢手段であるねじりコイルばねをレバー部材の基端部に内蔵させることができ、それに伴ってテンショナをコンパクトで、体裁の良いものとすることができる。
請求項7に係る本発明によれば、基台が循環走行する伝動用のチェーン又はベルトで構成される伝動装置の本体ブロックであることにより、伝動装置へのテンショナ設置を伝動装置の本体を利用して行なうことができる。
請求項8に係る本発明によれば、基台が循環走行する伝動用のチェーン又はベルトを備えた伝動装置に、別体として取付けられる基板であることにより、テンショナを予め組み立ててから伝動装置への取付けを可能とすることができる。
本発明は、テンショナを基端部が支点となって回動するレバー部材で構成し、このレバー部材の付勢手段による回動によりレバー部材でテンショナレバーを押圧してチェーン又はベルトに張力を付与するようにすると共に、レバー部材の基端部にワンウエイクラッチを装着して、簡単な構造で、レバー部材がチェーンに張力を付与する方向には自由に回動するが、その逆方向、すなわち、チェーン又はベルトが緩む方向には回動することができないようにしたものである。
本発明の実施例1を図1〜図3に基づいて説明する。図1はワンウェイクラッチを有するテンショナ1の使用態様を示す要部説明図、図2はレバー部材基端部の内部構造を示す断面図、図3は第2円筒状部材の基台への取付け状態を示す説明図である。
図1に示すように、ワンウェイクラッチを有するテンショナ1は、前記従来のテンショナと同様、循環走行する伝Jp6動用のチェーン又はベルト16に摺動接触するテンショナレバー17のパッド部17aを押圧して、基台4に固定された枢支軸18を支点として回動させて、チェーン又はベルト16に適切な張力を付与するものである。この伝動用のチェーン又はベルト16は、例えば、エンジンのクランクシャフトに固定されたスプロケット又はプーリ、カムシャフトに固定されたスプロケット又はプーリにそれぞれ掛け渡されたタイミングチェーン又はタイミングベルトである。
ワンウェイクラッチを有するテンショナ1は、概略、ワンウエイクラッチ7が基端部2aに装着されたレバー部材2で構成され、レバー部材2は基端部2aに設けられた基軸3を介して基台4、例えばエンジン本体のブロックに回動可能に取付けられ、ワンウエイクラッチ7により、チェーン又はベルトに張力を付与する方向には回動するが、その逆方向には回動が阻止されたものである。
レバー部材2の基端部2aには、六角穴付きボルト3aにカラー3bを嵌めて形成された基軸3が設けられ、このカラー3bがレバー部材2の基端部2aに穿設された貫通孔2bに遊嵌され、六角穴付きボルト3aを基台4に取着することにより、レバー部材2がカラー3b付きの基軸3を軸心として基台4に回動可能に取付けられる。この場合、カラー3bは、基軸3が基台4に六角穴付きボルト3aで平座金5、ばね座金6を介在させて取付けられたとき、レバー部材2表面と平座金5との間に僅かな隙間ができてレバー部材2がフリーに回転できる程度の長さである。なお、基軸3としては、六角穴付きボルト3aをカラー3bに圧入して一体に形成した基軸3としてもよい。
このレバー部材2は、第1、第2の円筒状部材8,9の遊嵌された環状段差部8a,9aと、貫通孔2bに遊嵌されたカラー3bを有する基軸3とにより、回動自在で、且つ抜け外れないように基台4に取付けられる。
レバー部材2の基端部2aに設けられた基軸3の廻り周辺には、ワンウエイクラッチ7が装着されるが、このワンウエイクラッチ7は、以下詳述するように、第1の円筒状部材8と第2の円筒状部材9とが長手方向に接合されて相互に回転できるように形成された円筒体10内周にコイルばね11が圧嵌されて構成される。
図2及び図3に示すように、第1の円筒状部材8の端部には、外周側端部が長手方向に突出するリング状の環状段差部8aが形成され、この第1の円筒状部材8は、複数箇所がボルト12でレバー部材2に固定される。また、第2の円筒状部材9の端部には、内周側端部が長手方向に突出するリング状の環状段差部9aが形成され、この第2の円筒状部材9は、複数形成された座ぐり9bのところでボルト13により基台4に固定される。なお、リング状の環状段差部8a、9aは、いずれもリング状凸部及びリング状凹部で形成され、一方の環状段差部のリング状凸部が他方の環状段差部のリング状凹部に嵌合するものである。
円筒体10は、第1の円筒状部材8と第2の円筒状部材9とが、それぞれの環状段差部8a,9aで遊嵌されて、円筒状部材8,9を長手方向に接合して形成される。このように形成された円筒体10は、第1、第2の円筒状部材8,9が相互に回動自在となると共に、円筒体10の内周面及び外周面が段部のない面、すなわち、略々面一に形成されている。
相互に回動自在な第1、第2の円筒状部材8,9で形成された円筒体10には、この円筒体10の内周面にのみ圧接するように、外径が円筒体10の内径より大きいコイルばね11が圧嵌される。この圧嵌は、円筒体の内孔にコイルばね11を縮径する方向に回転させながら挿入することにより容易に行なわれる。
また、レバー部材2は、付勢手段である圧縮ばね(圧縮コイルばね)15で押圧付勢されて回動する。このレバー部材2回動付勢用の圧縮ばね15は、基台4側に固定された保持部14により後端15aが支持され、その前端15bがレバー部材2の基端部2aから離間した箇所に穿設された孔2cで支持される(図1参照)。
上記のように、レバー部材2の基端部2aにワンウエイクラッチ7が装着されて構成されたテンショナ1の作用効果は次のとおりである。ワンウエイクラッチを有するテンショナ1は、循環走行するチェーン又はベルト16に摺動接触して、基台4に取付けられた枢支軸18を支点として回動するテンショナレバー17のパッド部17aに、レバー部材2先端近傍が接圧するように配設される。
チェーン又はベルト16が循環走行中に経時的な伸びが生じて緩むにしたがって、レバー部材2が圧縮ばね15の付勢力により徐々に回動される。この回動に伴って、テンショナレバー17がチェーン又はベルト16を押圧する方向に徐々に回動して張力を付与する。
この場合、レバー部材2の基端部2aにワンウエイクラッチ7が装着されているため、レバー部材2はチェーン又はベルト16に張力を付与する方向にしか回動せず、その逆方向の回動が阻止されている。その結果、テンショナレバー17はバックラシュ無しで、常時チェーン又はベルト16に適切な張力を付与することができる。
また、ワンウエイクラッチを有するテンショナ1は、主たる構成部品がレバー部材2、基軸3、円筒体10とコイルばね11からなるワンウエイクラッチ7、圧縮ばね15等からなるため、比較的に部品点数を少なくすることができ、軽量化を図ることができると共に、構成部品の構造を簡単なものとすることができ、その製作も容易に行なうことができ、コストの低減を図ることができる。
本発明の実施例2を図4、図5に基づいて、前記実施例1と共通する部品(例えば、チェーン又はベルト16、テンショナレバー17、パッド部17a、枢支軸18)については、同一符号を付して、以下説明する。図4はワンウェイクラッチを有するテンショナ21の使用態様を示す要部説明図、図5は図4のX−X矢印方向にみた断面図である。
図4に示すように、ワンウェイクラッチを有するテンショナ21は、前記実施例1と同様、循環走行する伝動用のチェーン又はベルト16に摺動接触するテンショナレバー17のパッド部17aを押圧して基台24に取付けられた枢支軸18を支点として回動させて、チェーン又はベルト16に適切な張力を付与するものである。
ワンウェイクラッチを有するテンショナ21は、概略、ワンウエイクラッチ27が基端部22aに装着されたレバー部材22で構成され、レバー部材22は基端部22aに設けられた基軸23を介して基台24に回動可能に取付けられ、ワンウエイクラッチ27により、チェーン又はベルト16に張力を付与する方向には回動するが、その逆方向には回動が阻止されたものである。なお、図4中の符号22fは補強用のリブである。
図5に示すように、レバー部材22の基端部22a(図4参照)には、六角穴付きボルト23aに大径の軸部23bを形成した基軸23が設けられ、基軸23の軸部23bがレバー部材22の基端部22aに形成されたボス部22bの孔22cに遊嵌され、この基軸23を基台24に取着することにより、レバー部材22が基軸23を軸心として基台24に回動可能に取付けられる。この軸部23bの長さは、レバー部材22が基台24に取付けられたとき、レバー部材22表面と軸部23bの端面との間に隙間ができる程度の長さであり、この隙間ができることにより、レバー部材22は基軸23を軸心として回動可能になる。
レバー部材22の基端部22aに設けられた基軸23の廻り周辺には、ワンウエイクラッチ27が装着されるが、このワンウエイクラッチ27は、以下詳述するように、レバー部材22のボス部22bで形成されてなる第1の円筒状部材28と第2の円筒状部材29とが長手方向に接合されて相互に回転できるように形成された円筒体30内周にコイルばね31が圧嵌されて構成される。
図5に示すように、レバー部材22のボス部22bで形成されてなる第1の円筒状部材28の端部には、外周側端部が長手方向に突出するリング状の環状段差部28aが形成され、また、第2の円筒状部材29の端部には、内周側端部が長手方向に突出するリング状の環状段差部29aが形成され、この第2の円筒状部材29は、前記実施例1と同じように、複数形成された座ぐりのところでボルトにより基台24に固定される(図示省略)。
円筒体30は、第1の円筒状部材28と第2の円筒状部材29とが、それぞれの環状段差部28a,29aで遊嵌されて、円筒状部材28,29を長手方向に接合して形成される。このように形成された円筒体30は、第1、第2の円筒状部材28,29が相互に回動自在となると共に、円筒体30の内周面及び外周面が段部のない面、すなわち、略々面一に形成されている。この場合、円筒体30の外周面が略々面一に形成されていると、レバー部材22回動付勢用のねじりコイルばね35の巻回部35aの装着が容易となる。
レバー部材22は、円筒体30の内部に設けられた基軸23により、回動自在で、且つ抜け外れないように基台24に取付けられる。すなわち、環状凸部25aが形成された座金25を基軸23に嵌めて、環状凸部25aが基軸23とボス部22bとの隙間に入るようにして、基台24に取付けられる。なお、環状凸部25aが形成された座金25の代わりに、平座金を用いてもよい。
相互に回動自在な第1、第2の円筒状部材28,29で形成された円筒体30には、この円筒体30の内周面にのみ圧接するように、外径が円筒体30の内径より大きいコイルばね31が圧嵌される。この圧嵌は、円筒体の内孔にコイルばね31を縮径する方向に回転させながら挿入することにより容易に行なわれる。
また、レバー部材22は、付勢手段であるねじりコイルばね35で付勢されて回動する。このレバー部材22回動付勢用のねじりコイルばね35は、図4あるいは図5に示すように、ボス部22bで形成されてなる第1の円筒状部材28と第2の円筒状部材29で形成された円筒体30の外周面との間に隙間をあけて巻回部35aが遊嵌される。そして、このねじりコイルばね35の一端35bが基台24に係止孔24aに嵌合されて保持され、他端35cがレバー部材22の内壁面22dに係止部(図示略)を介して保持される。
上記のように、レバー部材22の基端部22aにワンウエイクラッチ27が装着されて構成されたテンショナ21の作用効果は次のとおりである。ワンウエイクラッチを有するテンショナ21は、循環走行するチェーン又はベルト16に摺動接触して、基台24に取付けられた枢支軸18を支点として回動するテンショナレバー17のパッド部17aに、レバー部材22先端近傍が接圧するように配設される。
チェーン又はベルト16が循環走行中に経時的な伸びが生じて緩むにしたがって、レバー部材22がねじりコイルばね35の付勢力により徐々に回動される。この回動に伴って、テンショナレバー17がチェーン又はベルト16を押圧する方向に徐々に回動して張力を付与する。
この場合、レバー部材22の基端部22aにワンウエイクラッチ27が装着されているため、レバー部材22はチェーン又はベルト16に張力を付与する方向にしか回動せず、その逆方向の回動が阻止されている。その結果、テンショナレバー17はバックラシュ無しで、常時チェーン又はベルト16に適切な張力を付与することができる。
また、ワンウエイクラッチを有するテンショナ21は、主たる構成部品がレバー部材22、基軸23、円筒体30とコイルばね31からなるワンウエイクラッチ27、ねじりコイルばね35等からなるため、比較的に部品点数を少なくすることができ、軽量化を図ることができると共に、構成部品の構造を簡単なものとすることができ、その製作も容易に行なうことができ、コストの低減を図ることができる。
この実施例2では、レバー部材22の回動付勢手段として、ねじりコイルばね35を用いたものについて説明したが、ねじりコイルばね35の代わりに、前記実施例1で用いたレバー部材2回動付勢用の圧縮ばね15を用いても構わない。
また、この実施例2では、ワンウエイクラッチを有するテンショナ21のレバー部材22の回動付勢手段として、一端35bが基台24に保持され、他端35cがレバー部材22の内壁面22dに保持されたねじりコイルばね35を用いたものとしたが、回動付勢手段の変形例として、図6に示すように、一端36bが基台24に保持され、他端36cがレバー部材22の外壁面22eに保持されたねじりコイルばね36を用いてもよい。この場合、ねじりコイルばね36の巻回部36aは、前記実施例2と同じように、円筒体30の外周面との間に隙間をあけて遊嵌される。
以上実施例1、実施例2について説明したが、基台4,24は、各実施例に示すように、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトで構成される伝動装置の本体ブロックのほかに、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトを備えた伝動装置に、別体として取付けられる基板であっても構わない。また、レバー部材は、鉄、アルミニウムを素材とした金属製のもの、あるいは合成樹脂を素材としたプラチック製のものいずれでも構わないが、プラチック製のものとするとより軽量化が図れる。
本発明の実施例1を示し、ワンウェイクラッチを有するテンショナの使用態様を示す要部説明図である。 同上、レバー部材基端部の内部構造を示す断面図である。 同上、第2円筒状部材の基台への取付け状態を示す説明図である。 本発明の実施例2を示し、ワンウェイクラッチを有するテンショナの使用態様を示す要部説明図である。 同上、図4のX−X矢印方向にみた断面図である。 実施例2の変形例を示し、回動付勢手段の装着状態を示す概略図である。 従来例を示し、ラチェット式テンショナの使用態様を示す要部説明図である。 同上、ラチェット式テンショナの要部拡大断面図である。
符号の説明
1 ワンウェイクラッチを有するテンショナ
2 レバー部材
2a 基端部
2b 貫通孔
2c 孔
3 基軸
3a 六角穴付きボルト
3b カラー
4 基台
5 平座金
6 ばね座金
7 ワンウエイクラッチ
8 第1の円筒状部材
8a 環状段差部
9 第2の円筒状部材
9a 環状段差部
9b 座ぐり
10 円筒体
11 コイルばね
12 ボルト
13 ボルト
14 保持部
15 圧縮ばね
15a 後端
15b 前端
16 チェーン又はベルト
17 テンショナレバー
17a パッド部
18 枢支軸
21 ワンウェイクラッチを有するテンショナ
22 レバー部材
22a 基端部
22b ボス部
22c 貫通孔
22d 内壁面
22e 外壁面
22f 補強用のリブ
23 基軸
23a 六角穴付きボルト
23b 大径の軸部
24 基台
24a 係止孔
25 座金
25a 環状凸部
27 ワンウエイクラッチ
28 第1の円筒状部材
28a 環状段差部
29 第2の円筒状部材
29a 環状段差部
30 円筒体
31 コイルばね
35 ねじりコイルばね
35a 巻回部
35b 一端
35c 他端
36 ねじりコイルばね
36b 一端
36c 他端

Claims (8)

  1. レバー部材がその基端部に設けられた基軸を介して基台に回動可能に取付けられ、該レバー部材が付勢手段により付勢されて該基軸を軸心として回動することにより、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトに摺動接触するテンショナレバーをレバー部材で押圧して、該チェーン又はベルトに適切な張力を付与するテンショナであって、
    前記基軸の廻り周辺にワンウエイクラッチが装着され、該ワンウエイクラッチにより、前記レバー部材はチェーン又はベルトに張力を付与する方向に回動自在であると共に、その逆方向への回動が阻止されていることを特徴とするワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  2. 前記ワンウエイクラッチは、前記レバー部材の基端部に固定された第1の円筒状部材と前記基台に固定された第2の円筒状部材とを長手方向に接合して形成された円筒体と、該円筒体の内周面にのみ圧接するように圧嵌された外径が該円筒体の内径より大きいコイルばねとで構成され、
    前記円筒体は、前記第1の円筒状部材の端部に形成された環状段差部に、前記第2の円筒状部材の端部に形成された環状段差部を遊嵌させて、これら第1,第2の円筒状部材が相互に回動可能に形成されていると共に、該円筒体の内周面が略々面一に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  3. 前記ワンウエイクラッチは、前記レバー部材の基端部に設けられたボス部で形成されてなる第1の円筒状部材と前記基台に固定された第2の円筒状部材とを長手方向に接合して形成された円筒体と、該円筒体の内周面にのみ圧接するように圧嵌された外径が該円筒体の内径より大きいコイルばねとで構成され、
    前記円筒体は、前記第1の円筒状部材の端部に形成された環状段差部に、前記第2の円筒状部材の端部に形成された環状段差部を遊嵌させて、これら第1,第2の円筒状部材が相互に回動可能に形成されていると共に、該円筒体の内周面及び外周面が略々面一に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  4. 前記レバー部材は、チェーン又はベルトに張力を付与する方向への回動時には、前記コイルばねが円筒体内周面との接触により縮径して前記各円筒状部材が相互に回動可能となり、その逆方向への回動時には、前記コイルばねが前記円筒体の内周面との接触摩擦により拡径する共に、この拡径に伴う円筒体の内周面とコイルばね外径周面との圧接摩擦力増大により、前記各円筒状部材相互の回動が阻止されることを特徴とする請求項2又は3に記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  5. 前記付勢手段は、前記基台側に固定された保持部により後端が支持されると共に、前端が前記レバー部材の基端部から離間した箇所で支持されたレバー部材回動付勢用の圧縮ばねで構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  6. 前記付勢手段は、前記円筒体の外周面との間に隙間をあけて巻回部が遊嵌された回動付勢用のねじりコイルばねで構成され、該ねじりコイルばねの一端が前記基台に保持され、他端が前記レバー部材に保持されていることを特徴とする請求項3に記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  7. 前記基台は、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトで構成される伝動装置の本体ブロックであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
  8. 前記基台は、循環走行する伝動用のチェーン又はベルトを備えた伝動装置に、別体として取付けられる基板であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のワンウエイクラッチを有するテンショナ。
JP2003434711A 2003-12-26 2003-12-26 エンジン用テンショナ Expired - Fee Related JP4046684B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003434711A JP4046684B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 エンジン用テンショナ
US10/978,639 US7540817B2 (en) 2003-12-26 2004-11-01 Tensioner with one-way clutch
GB0424219A GB2409505B (en) 2003-12-26 2004-11-01 Tensioner with one-way clutch
DE102004057972A DE102004057972B4 (de) 2003-12-26 2004-11-30 Spannvorrichtung mit einer Einwegkupplung

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003434711A JP4046684B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 エンジン用テンショナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005188727A true JP2005188727A (ja) 2005-07-14
JP4046684B2 JP4046684B2 (ja) 2008-02-13

Family

ID=33516330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003434711A Expired - Fee Related JP4046684B2 (ja) 2003-12-26 2003-12-26 エンジン用テンショナ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7540817B2 (ja)
JP (1) JP4046684B2 (ja)
DE (1) DE102004057972B4 (ja)
GB (1) GB2409505B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103541A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 加圧機構、潤滑剤供給装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005035076B4 (de) * 2005-07-21 2013-01-31 Weber Technology Ag Spannsystem
DE102005036206A1 (de) * 2005-08-02 2007-02-08 Schaeffler Kg Zugmittelantrieb
TW200723848A (en) * 2005-12-02 2007-06-16 Primax Electronics Ltd Belt tension adjusting device
DE602007005604D1 (de) * 2006-02-07 2010-05-12 Borgwarner Inc Blattspanner mit entgegengesetzten spannen
EP1984649B1 (en) * 2006-02-17 2009-10-14 Borgwarner, Inc. Force limiting tensioning arm
US8057333B2 (en) * 2006-04-11 2011-11-15 Borgwarner Inc. Series spring blade tensioner
DE102006019539A1 (de) * 2006-04-27 2007-10-31 Schaeffler Kg Zugmitteltrieb für Maschinenteile und Antriebsaggregate
DE102006033125A1 (de) * 2006-07-18 2008-01-24 Schaeffler Kg Spanneinrichtung für ein Zugmittel, insbesondere einen Riemen oder eine Kette
JP5424446B2 (ja) * 2008-06-26 2014-02-26 ボーグワーナー インコーポレーテッド テンショニング装置
CN102384230B (zh) * 2010-08-27 2015-04-01 本田技研工业株式会社 链条张紧装置
DE102011007155B4 (de) * 2011-04-11 2020-02-13 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Spannschiene mit stufenlosem Rastsystem
US10989280B2 (en) * 2017-06-16 2021-04-27 Gates Corporation Tensioner
US10968988B2 (en) * 2017-06-16 2021-04-06 Gates Corporation Tensioner
US11421561B2 (en) * 2017-07-05 2022-08-23 Gates Corporation Synchronous belt drive system
JP7311781B2 (ja) * 2019-11-06 2023-07-20 株式会社椿本チエイン テンショナレバー
JP7440738B2 (ja) * 2019-11-21 2024-02-29 株式会社椿本チエイン テンショナレバー
JP7448811B2 (ja) * 2020-05-25 2024-03-13 株式会社椿本チエイン チェーンガイド
JP2022108042A (ja) * 2021-01-12 2022-07-25 株式会社椿本チエイン チェーンガイド
JP2023026930A (ja) * 2021-08-16 2023-03-01 株式会社椿本チエイン テンショナレバー

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB530185A (en) 1938-07-12 1940-12-06 Morse Chain Co Improvements in or relating to belt or chain tensioning devices, particularly for motor vehicle timer drive mechanisms
GB922633A (en) 1961-02-03 1963-04-03 Ford Motor Co Improved tensioning device
GB1085213A (en) * 1964-08-18 1967-09-27 Borg Warner Ltd Improved belt or chain tensioning device
JPS5855382B2 (ja) 1979-03-31 1983-12-09 日本発条株式会社 推進力附与機構
US4392840A (en) * 1981-01-12 1983-07-12 Dyneer Corporation Belt tensioner
JPS58142058A (ja) 1982-02-17 1983-08-23 Honda Motor Co Ltd チエンテンシヨナ装置
JPS6065945A (ja) 1983-09-19 1985-04-15 Honda Motor Co Ltd テンショナ装置
US4583962A (en) * 1984-12-07 1986-04-22 Litens Automotive Inc. Timing belt tensioner with damped constant spring tensioning and belt tooth disegagement prevention
JPS61149660A (ja) 1984-12-21 1986-07-08 Kawasaki Heavy Ind Ltd チエ−ンテンシヨナ−
JPH0738190B2 (ja) 1986-12-05 1995-04-26 株式会社日立製作所 環境識別子付与方式
US4822322A (en) * 1988-07-25 1989-04-18 Ina Bearing Co., Inc. Tensioning device for timing belt or chain in automotive engine applications
US5653652A (en) 1995-12-18 1997-08-05 Borg-Warner Automotive, Inc. Hydraulic tensioning system with dual arm blade
JP3226029B2 (ja) * 1998-08-06 2001-11-05 株式会社椿本チエイン バックラッシュレスラチェット式テンショナ
JP3226030B2 (ja) * 1998-08-20 2001-11-05 株式会社椿本チエイン ラチェット式テンショナ
US6394247B1 (en) * 2000-05-31 2002-05-28 Ntn Corporation Complaint one way over-running clutch pulley
US6394248B1 (en) * 2000-05-31 2002-05-28 Ntn Corporation Compression spring complaint one-way over-running clutch pulley
US6592482B2 (en) * 2001-10-22 2003-07-15 The Gates Corporation Tensioner
JP3926182B2 (ja) * 2002-03-27 2007-06-06 株式会社椿本チエイン ラチェット式油圧テンショナ
WO2005028918A2 (en) * 2003-09-13 2005-03-31 Dayco Products, Llc One-way clutched damper for automatic belt tensioner

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012103541A (ja) * 2010-11-11 2012-05-31 Ricoh Co Ltd 加圧機構、潤滑剤供給装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE102004057972A1 (de) 2005-07-28
GB0424219D0 (en) 2004-12-01
JP4046684B2 (ja) 2008-02-13
GB2409505A (en) 2005-06-29
US7540817B2 (en) 2009-06-02
US20050143207A1 (en) 2005-06-30
DE102004057972B4 (de) 2013-01-31
GB2409505B (en) 2007-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4046684B2 (ja) エンジン用テンショナ
US6428435B1 (en) Tensioner lever for chain drive
JP2549855Y2 (ja) 回転リングシューを具えたチェーン、ベルト等のテンショナ及びガイド
JP4508641B2 (ja) テンショナ
US7004865B2 (en) Tensioning means for traction mechanisms, especially belt tensioning means
WO2010041747A1 (ja) オートテンショナ
JP3226037B2 (ja) プランジャの係止及び係止解除機構を備えたラチェット式テンショナ
JP2009108909A (ja) チェーン伝動用テンショナレバー
JP3286259B2 (ja) チェーンガイド
JP2004232859A (ja) テンショニングシステム
JP2000337478A (ja) クッション体を備えたスプロケット
KR20030046337A (ko) 톱니 스킵 방지장치를 갖는 타이밍 벨트 자동 텐셔너
JP3916973B2 (ja) オートテンショナ
JP3226029B2 (ja) バックラッシュレスラチェット式テンショナ
JP3687956B2 (ja) 圧力油室を有するラチェット式テンショナ
JPH11344086A (ja) ラチェット式テンショナ
JP2007276603A (ja) 自転車のテンショナ装置および自転車
EP1528286B1 (en) Hydraulic tensioner
JP2002039295A (ja) ラチェット式テンショナ
JP5521203B2 (ja) オートテンショナ
JP3329609B2 (ja) テンショナ
JP2006090449A (ja) チェーンテンショナ
JP6443612B2 (ja) 電動車両のテンショナーおよび電動自転車
JPH09280331A (ja) ダイナモ付セルモータを備えた動力伝達装置
JPH08121557A (ja) テンショナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070803

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071120

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101130

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees