JPH0738190B2 - 環境識別子付与方式 - Google Patents
環境識別子付与方式Info
- Publication number
- JPH0738190B2 JPH0738190B2 JP28880586A JP28880586A JPH0738190B2 JP H0738190 B2 JPH0738190 B2 JP H0738190B2 JP 28880586 A JP28880586 A JP 28880586A JP 28880586 A JP28880586 A JP 28880586A JP H0738190 B2 JPH0738190 B2 JP H0738190B2
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- JP
- Japan
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- environment identifier
- packet
- processing
- speech path
- program
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ駆動形制御装置における環境識別子付
与方式に係り、特に外部装置からの処理要求に対しては
その外部装置の物理的単位対応に静的環境識別子を付与
するようにした環境識別子付与方式に関するものであ
る。
与方式に係り、特に外部装置からの処理要求に対しては
その外部装置の物理的単位対応に静的環境識別子を付与
するようにした環境識別子付与方式に関するものであ
る。
データフロー形計算機の環境識別子に関するのものとし
ては、例えば論文「データフロー計算機のアーキテクチ
ヤ」その他(研究実用化報告、第33巻第6号、頁1133−
1195)が挙げられるが、しかし、これは一般的な汎用計
算機について述べられたものとなっている。電話交換機
に関するものとしては僅かに「データフロー制御方式の
交換処理への適用法」(交換研究会SE83−111)におい
て論じられているに過ぎない。
ては、例えば論文「データフロー計算機のアーキテクチ
ヤ」その他(研究実用化報告、第33巻第6号、頁1133−
1195)が挙げられるが、しかし、これは一般的な汎用計
算機について述べられたものとなっている。電話交換機
に関するものとしては僅かに「データフロー制御方式の
交換処理への適用法」(交換研究会SE83−111)におい
て論じられているに過ぎない。
データ駆動方式制御装置を構成、使用する場合、環境識
別子の付与方法が問題となっている。環境識別子は1つ
のデータフロープログラムを複数の実行環境下で共用さ
せるべく、個々のデータに実行環境対応に付与されるも
のであり、データフロー制御装置の特徴である並列処理
実行を可能ならしめる1つの要素となっている。ところ
で、環境識別子の付与方法としてはプログラム実行前に
割り付ける静的付与方法と、プログラム実行中に必要に
応じ割り付ける動的付与方法があるが、外部装置を持つ
システムにおいては外部からの処理要求に対し如何に環
境識別子を付与するかは問題である。この場合環境識別
子の付与方法として外部装置に対して特定の環境識別子
を付与する静的付与方法を適用する場合は、1処理要求
を実行中には次の処理要求を実行し得なく並列処理実行
性を損なうことなり、また、動的付与方法では各要求に
対してその都度環境識別子を付与する処理が必要とな
り、この処理がボトルネックとなる可能性があるという
ものである。
別子の付与方法が問題となっている。環境識別子は1つ
のデータフロープログラムを複数の実行環境下で共用さ
せるべく、個々のデータに実行環境対応に付与されるも
のであり、データフロー制御装置の特徴である並列処理
実行を可能ならしめる1つの要素となっている。ところ
で、環境識別子の付与方法としてはプログラム実行前に
割り付ける静的付与方法と、プログラム実行中に必要に
応じ割り付ける動的付与方法があるが、外部装置を持つ
システムにおいては外部からの処理要求に対し如何に環
境識別子を付与するかは問題である。この場合環境識別
子の付与方法として外部装置に対して特定の環境識別子
を付与する静的付与方法を適用する場合は、1処理要求
を実行中には次の処理要求を実行し得なく並列処理実行
性を損なうことなり、また、動的付与方法では各要求に
対してその都度環境識別子を付与する処理が必要とな
り、この処理がボトルネックとなる可能性があるという
ものである。
本発明の目的は、外部からの処理要求に対し効率的な並
列処理実行を可能ならしめる環境識別子付与方式を供す
るにある。
列処理実行を可能ならしめる環境識別子付与方式を供す
るにある。
上記目的は、外部装置より入力される処理要求に対しあ
る特定の1つの静的識別子を付与するのではなく、外部
装置の物理的単位対応(通話路系装置であれば回線対応
等)に静的識別子を、関数処理等で付与される動的識別
子と区別可として付与することで達成される。
る特定の1つの静的識別子を付与するのではなく、外部
装置の物理的単位対応(通話路系装置であれば回線対応
等)に静的識別子を、関数処理等で付与される動的識別
子と区別可として付与することで達成される。
外部からの処理要求が同一内容であっても、処理要求元
の物理的単位が異なれば付与されている静的識別子もま
た異なることから、同一プログラムでも並列して処理実
行可能となるものである。入力される要求に対して識別
子を付与する処理についても物理的単位に対し1対1で
付与可能であることから、識別子の割り当て処理がボト
ルネックとなることは避け得る。
の物理的単位が異なれば付与されている静的識別子もま
た異なることから、同一プログラムでも並列して処理実
行可能となるものである。入力される要求に対して識別
子を付与する処理についても物理的単位に対し1対1で
付与可能であることから、識別子の割り当て処理がボト
ルネックとなることは避け得る。
以下、本発明の1実施例をデータフロー型交換装置に例
を採って第1図から第3図により説明する。
を採って第1図から第3図により説明する。
先ず本発明に係るデータフロー型交換装置について説明
すれば、第2図はその交換装置の構成を示したものであ
る。本装置では各ブロック間をパケット化されたデータ
が循環することにより処理が実行されるようになってお
り、バスケット化されたデータは各ブロック間を移動す
る際各種の情報が付与され、その情報にもとづき次のブ
ロックでの処理が行なわれるようになっているものであ
る。ここで、各ブロックでの処理概要は以下のようであ
る。
すれば、第2図はその交換装置の構成を示したものであ
る。本装置では各ブロック間をパケット化されたデータ
が循環することにより処理が実行されるようになってお
り、バスケット化されたデータは各ブロック間を移動す
る際各種の情報が付与され、その情報にもとづき次のブ
ロックでの処理が行なわれるようになっているものであ
る。ここで、各ブロックでの処理概要は以下のようであ
る。
(1) PM(プログラムメモリ)…各データの処理情報
を保持し、LM(リンクメモリ)からのオペランドパケッ
トOP中の処理情報格納アドレス(des)により情報(op
c)を読み出しオペランドパケットOPと共にMS(マッチ
ングストア)に転送する。
を保持し、LM(リンクメモリ)からのオペランドパケッ
トOP中の処理情報格納アドレス(des)により情報(op
c)を読み出しオペランドパケットOPと共にMS(マッチ
ングストア)に転送する。
(2) MS(マッチングストア)…PMより転送されたオ
ペランドパケットOPと識別情報{des,環境識別子(colo
r)}より対となるデータを検索し、検索された場合は
その情報およびPMより転送された処理情報(opc)によ
り命令パケットIPを生成する。検索に失敗した場合はMS
内メモリにオペランドパケットOPを保持する。
ペランドパケットOPと識別情報{des,環境識別子(colo
r)}より対となるデータを検索し、検索された場合は
その情報およびPMより転送された処理情報(opc)によ
り命令パケットIPを生成する。検索に失敗した場合はMS
内メモリにオペランドパケットOPを保持する。
(3) FU(演算部)…MSより送られた命令パケットIP
中の処理情報(opc)によりデータに演算を施し、その
結果から結果パケットRPを生成する。
中の処理情報(opc)によりデータに演算を施し、その
結果から結果パケットRPを生成する。
(4) LM(リンクメモリ)…FUより送られた結果ポケ
ットRP中のリンク情報(lmd)により処理情報格納アド
レス(des)を取り出しオペランドパケットOPを生成す
る。
ットRP中のリンク情報(lmd)により処理情報格納アド
レス(des)を取り出しオペランドパケットOPを生成す
る。
(5) CG(カラージェネレータ)…プログラム実行中
に行なわれる関数リンケージを実現するために必要な動
的な環境識別子(colcr)を管理する。
に行なわれる関数リンケージを実現するために必要な動
的な環境識別子(colcr)を管理する。
(6) SPI(通話路インターフェース部)…通話路装
置とのインターフェースをとり通話路からの処理要求に
回線番号対応に環境識別子(color)を付与してオペラ
ンドパケットOPを生成する。
置とのインターフェースをとり通話路からの処理要求に
回線番号対応に環境識別子(color)を付与してオペラ
ンドパケットOPを生成する。
各ブロックでの処理概要は以上のようであるが、第3図
(a),(b),(c)はそれぞれオペランドパケット
OP、命令パケットIP、結果パケットRPのフォーマットを
示したものである。なお、図中ctlは制御データをV,V1,
V2はオペランドデータ自体を示す。
(a),(b),(c)はそれぞれオペランドパケット
OP、命令パケットIP、結果パケットRPのフォーマットを
示したものである。なお、図中ctlは制御データをV,V1,
V2はオペランドデータ自体を示す。
さて、本発明による場合環境識別子(color)は第1図
に示すように動的環境識別子2、静的環境識別子3とい
った具合に2種類あり、何れであるかはフィールドa,
a′で区別され、それぞれCG,SPIに割り付けるようにな
っている。CGでは関数リンケージ必要になった際、フィ
ールドbに識別符号を付与して処理するものである。一
方SPIでは通話路系からの処理要求に対しフィールド
b′に回線番号を埋め込みオペランドパケットOPを生成
するものである。
に示すように動的環境識別子2、静的環境識別子3とい
った具合に2種類あり、何れであるかはフィールドa,
a′で区別され、それぞれCG,SPIに割り付けるようにな
っている。CGでは関数リンケージ必要になった際、フィ
ールドbに識別符号を付与して処理するものである。一
方SPIでは通話路系からの処理要求に対しフィールド
b′に回線番号を埋め込みオペランドパケットOPを生成
するものである。
以上のようにデータフロー制御装置内に必要な環境識別
子を付与することが可能であり、通話路系装置からの処
理要求が同一内容(例えば呼の接続要求等)でも回線対
応の環境識別子が付与されていることから、同一プログ
ラム、例えば呼接続プログラムを共用した処理が可能と
なり、データフロー制御の特徴である並列処理が損なわ
れることはないものである。
子を付与することが可能であり、通話路系装置からの処
理要求が同一内容(例えば呼の接続要求等)でも回線対
応の環境識別子が付与されていることから、同一プログ
ラム、例えば呼接続プログラムを共用した処理が可能と
なり、データフロー制御の特徴である並列処理が損なわ
れることはないものである。
以上説明したように本発明による場合は、外部からの処
理要求に対し物理的単位に同一プログラムを並列処理す
ることが可能となり、また、内部処理用環境識別子に変
換する必要がなくなるため、環境識別子の変換処理に伴
うボトルネックを生じることなくデータフロー制御装置
の特徴である並列実行性が十分に引き出されるという効
果がある。
理要求に対し物理的単位に同一プログラムを並列処理す
ることが可能となり、また、内部処理用環境識別子に変
換する必要がなくなるため、環境識別子の変換処理に伴
うボトルネックを生じることなくデータフロー制御装置
の特徴である並列実行性が十分に引き出されるという効
果がある。
第1図は、本発明に係る動的、静的環境識別子を説明す
るための図、第2図は、本発明に係るデータフロー型交
換装置の一例での構成を示す図、第3図(a)〜(c)
は、第2図に係る各種パケットのフォーマット構成を示
す図である。 1……環境識別子(color)、2……動的環境識別子、
3……静的環境識別子。
るための図、第2図は、本発明に係るデータフロー型交
換装置の一例での構成を示す図、第3図(a)〜(c)
は、第2図に係る各種パケットのフォーマット構成を示
す図である。 1……環境識別子(color)、2……動的環境識別子、
3……静的環境識別子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 義晴 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所戸塚工場内 (72)発明者 二神 新 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本 電信電話株式会社通信網第一研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】プログラムメモリと前記プログラムメモリ
に接続され命令パケットを出力するマッチングストア
と、前記マッチングストアにそれぞれ接続され並列に設
置される命令パケットを演算処理して結果パケットを出
力する演算部および前記命令パケットと結果パケットに
含まれプログラム実行中に割り付けられる動的環境識別
子を管理するカラージェネレータ部および通話路装置と
も接続されプログラム実行前に割り付けられる静的環境
識別子を管理する通話路インタフェース部と、前記演算
部およびカラージェネレータ部および通話路インタフェ
ース部に接続され入力した前記結果パケットからオペラ
ンドパケットを生成して前記プログラムメモリに入力す
る構成で、パケット化されたデータを循環させ電話交換
機の制御処理を行うデータフロー型制御装置の環境識別
子付与方式において、前記各パケットに含まれる環境識
別子の領域を、前記動的環境識別子と静的環境識別子と
を区別する情報を入れる第1のフィールドと、プログラ
ムの処理に対応する情報を入れる第2のフィールドとに
分割し、前記通話路インターフェース部で管理する静的
環境識別子の前記第2のフィールドには、前記通話路装
置の回線番号を付与し、電話交換機の呼制御処理を同一
プログラムで並列処理してなるデータフロー型制御装置
の環境識別子付与方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28880586A JPH0738190B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 環境識別子付与方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28880586A JPH0738190B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 環境識別子付与方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63142433A JPS63142433A (ja) | 1988-06-14 |
JPH0738190B2 true JPH0738190B2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=17734960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28880586A Expired - Lifetime JPH0738190B2 (ja) | 1986-12-05 | 1986-12-05 | 環境識別子付与方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738190B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4046684B2 (ja) | 2003-12-26 | 2008-02-13 | 株式会社椿本チエイン | エンジン用テンショナ |
JP5048387B2 (ja) | 2007-04-17 | 2012-10-17 | Ntn株式会社 | 駆動力正逆切替装置 |
-
1986
- 1986-12-05 JP JP28880586A patent/JPH0738190B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63142433A (ja) | 1988-06-14 |
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