JP2005185827A - ロータリー式電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】 多数の小開口を有する略円盤状の外刃(12)と、この外刃(12)の内面に摺接して回転する内刃(100)とを備えるロータリー式電気かみそりにおいて、内刃本体部などの構造を変えることにより、プレス折曲箇所を少なくしまたプレス曲げ角度を90°以下にしてプレス加工精度を上げ、各小刃の回転軌跡が真円から偏位するのを防ぎ、小刃の振動を少なくすることにより作動音を抑制しかつ音質を向上させ、また小刃の偏摩耗による切れ味悪化を防ぐ。
【解決手段】 内刃(100)は、回転軸に係合するボス部(106)から外径方向に小刃サポート部(108)がのびるように一体に形成された合成樹脂製の内刃ベース(102)と、小刃サポート部(108)に保持された複数の小刃(118)とを有する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、上面に開口する多数の小開口を有する略円盤状の外刃と、この外刃の内面に摺接して回転する内刃とを有するロータリー式電気かみそりに関するものである。
略円盤状の外刃の内面に環状のトラック(溝)を形成し、このトラックを横断して外刃の上面に開口する多数の小開口(例えばスリット)を設け、この外刃のトラックに内刃に設けた刃(小刃)を摺接させつつ内刃を回転するロータリー式の電気かみそりが公知である。このようなものは、例えば特開平06−238070に示されている。
特開平06−238070
この特許文献1に示されているように、従来の内刃は、樹脂製のボス部に金属製の内刃本体部を固定したものであった。図10はこの特許文献1に開示された内刃10の斜視図、図11はこの内刃10と組合せる外刃12の斜視図、図12は内刃の一部を省いた側面図、図13は同じく内刃の一部の側断面図、図14は内刃10と外刃12の組立て状態を示す側断面図である。
外刃12は金属製であり略円盤状に作られている。すなわちその形状は、円板の周縁を折曲して浅い略皿状あるいは略逆碗状としたものである。この外刃12の上面には多数の小開口であるスリット14が放射状に開口している。外刃の上面には環状の溝16が形成され、この溝16はスリット14の中間付近を横断する。この結果外刃12の内面にはこの溝16を挟む2つの同心円からなるトラック12A、12B(図14)が形成される。このように外刃12が2つのトラック12A、12Bを持つものをダブルトラック構造という。
内刃10のボス部18はPOM(ポリオキシメチレン、Poly Oxy Methylen)樹脂、例えばデュポン社の商品名「デルリン(登録商標)」など、で作られ、その下部は下方に開く逆碗状部20となっている。この逆碗状部20には、下方から回転軸(図示せず)が係合する係合孔22が設けられる。ボス部18の上面中央には柱状の突部24が設けられている。
内刃本体部26は金属板を型抜きし折曲加工したものであり、略風車状である。すなわちこの内刃本体部26は、円板部28の外周から互いに分かれて立上がる10個の起立部30と、起立部30をさらにボス部18の中心を通る直線に沿って半径方向外側に折曲した刃部32とを持つ。円板部28はその中央にボス部18の柱状突起24を通して、ボス部の逆碗状部20の上面に密着固定される。すなわちこの円板部28はボス部18に熱かしめにより固定される。
内刃本体部26の刃部32の上部は2又状に分離し、これら分かれた部分がそれぞれ小刃34,34となっている。これら小刃34,34は前記外刃12の2つのトラック12A、12Bに下方から(内側から)係入する。従ってボス部18と内刃本体部26が回転軸(図示せず)により回転すると、全ての小刃34,34が外刃12のトラック12A、12Bの内底面12a、12bに摺接しながら回転する(図14)。その結果外刃12のスリット14に入った髭が内刃10の小刃34,34によりカットされる。
なおここに示した内刃10の小刃34は、その上端が下部よりも回転方向に偏位するように傾いている。すなわち前傾している。また各小刃34の反回転方向側の面には、図12、13に示すように、小刃34の上端面(外刃12に摺接する刃面)に一部が掛かるように凹部36が形成されている。この凹部36は、ひげそり屑やゴミが小刃34に付着するのを防ぐと共に、小刃34と外刃12との接触面積を減らして駆動抵抗を減らす機能を有するものであるが(前記特許文献1参照)、本願発明ではこの凹部36の有無は関係ない。
このように構成された内刃10と外刃12のセットは、例えば正三角形の頂点に位置するように3セット組合され、これらの3つの内刃10が1つのモータにより回転駆動される。内刃10と外刃12のセットは2セット組合せたものや、1セットのみとしたものも可能である。
このように従来の内刃10は、内刃本体部26の全体が一枚の金属板をプレス打抜きし、その後図12,13,14でAとBの2箇所を約90°曲げ加工して製作していた。このように折曲箇所が多いと、内刃10の中心から小刃34までの距離、特に小刃34の内周縁および外周縁までの距離が不揃いになり易く、小刃34の内・外周縁が外刃12のトラック12Aの内・外周壁12c、12dおよびトラック12Bの内・外周壁12e、12fに接触し易くなる。このため作動音が悪くなる、という問題があった。またプレス加工性が良くかつ焼き入れ可能な特殊な金属材料を用いる必要が生じる。
また小刃34には外刃12との間の摺動による摩擦抵抗力や髭を切断する時の抵抗力が加わるから、これらの抵抗力に対して小刃34が振動しないように十分に厚く剛性の高い金属板で内刃本体部26を作る必要が生じる。通常厚さ0.5mmのSUS420J2の金属板を使用している。このように厚い金属材料をプレス加工(打抜き、曲げ)する場合には加工精度が悪くなり、振動が発生し易くなり、作動音が増大したり、音質が悪くなり、小刃の偏摩耗による切れ味の悪化を招き易いという問題がある。
加工精度を高くするためには、プレス加工による折曲部(A,B)の長さをできるだけ小さくするのが望ましいが、これらの長さを短くすると起立部30の幅が小さくなり、小刃34の振動を防ぐのに不利である。一方抵抗力が加わる小刃34の先端と折曲部(A,B)との距離が大きくなると、折曲部(A,B)に加わる応力が大きくなり、振動発生の点で不利になるが、従来構造の内刃10ではこの距離を小さくするのにも限界があった。
このようにプレス加工精度の悪さや折曲部が多いという構造上の問題などから、小刃の振動や各部の共振、あるいは作動音の増大や音質の悪化が避けられないという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、内刃本体部などの構造を変えることにより、プレス折曲箇所を少なくしてプレス加工精度を上げ、各小刃の回転軌跡が真円から偏位するのを防ぎ、小刃の振動を少なくすることにより作動音を抑制しかつ音質を向上させ、また小刃の偏摩耗による切れ味悪化を防ぐことができるロータリー式電気かみそりを提供することを目的とする。
この発明によればこの目的は、上面に開口する多数の小開口を有する略円盤状の外刃と、この外刃の内側に摺接して回転する内刃とを備えるロータリー式電気かみそりにおいて、前記外刃はその内面に環状のトラックを持ち、前記内刃は、回転軸に係合するボス部から外径方向にサポート部がのびるように一体に形成された合成樹脂製の内刃ベースと、前記トラックに摺接する小刃が形成され前記サポート部に保持された複数の刃部とを有することを特徴とするロータリー式電気かみそり、により達成されれる。
合成樹脂製の内刃ベースにボス部とサポート部とを一体に形成し、サポート部に複数の刃部を保持したものであるから、各刃部は従来の内刃本体部(26)のように円板部(28)や起立部(30)に支持する必要が無くなる。このため内刃本体部(26)のように多数のプレス折曲加工部(A,B)を設けることが不用であり、折曲加工部の減少によりプレス加工精度を上げることが可能である。
また加工精度の向上と共に、小刃の振動が減少し、さらに合成樹脂製のサポート部の振動吸収作用も期待できるので、これらの形状などを適切にすることによって作動音の抑制効果や音質向上効果を大きくできる。さらに小刃の振動による小刃の偏摩耗が抑制され、切れ味の悪化を防ぐことができる。さらに小刃が振動しにくくなるので、その板厚を小さくすることができ、特殊で高価な金属材料の使用量も減らすことができる。
サポート部はボス部から放射状にのびる多数のアームで形成でき(請求項2)、この場合には内刃の軽量化に適すると共に、小刃で切った髭くずなどが放射状のアームの間から落下するから内刃に付着しにくくなり、掃除がし易くなる。しかしサポート部は全体を円板状としてもよい。また放射状アームは刃部の数より少なくてもよく、この場合各アームに複数の刃部を保持する。
1つのトラックを有する場合は、複数の刃部は周方向に間隔をおいて環状に連結して連結環とすれば、刃部の加工やサポート部への取付け作業がし易くなる(請求項3)。この場合連結環の刃部付近をサポート部上面に保持すれば、刃部は一層振動しにくくなる。複数のトラックに対応する複数の小刃を半径方向に並設した刃部を周方向に間隔をあけて環状に連結し、この連結環をサポート部に保持してもよい(請求項4)。2つのトラックを有する場合は、各トラックに摺接する2つの小刃を略Y字状に分岐させた刃部を略Y字状に分岐した小刃の間を通る連結部で環状に連結することができる(請求項5)。
複数の刃部はそれぞれ1個ずつに分割してそれぞれをサポート部に保持してもよい。また2個以上の刃部を一体にして複数の組に分け、これらの複数の組をサポート部に保持してもよい(請求項6)。サポート部をアーム状にする場合は、サポート部と刃部は同数とすれば各刃部を別々のサポート部に保持できて望ましい(請求項7)。複数の刃部を一体化して複数組に分けた場合は、サポート部も複数の組の数と同数のアームで形成するのが望ましい。刃部は小刃サポート部に熱かしめにより固定してもよいし(請求項8)、内刃ベースの射出成形時にインサートして(インサート成形)もよい(請求項9)。また接着材による固定や接着材の併用も可能である。さらに内刃ベースに刃部保持用の部材をインサートし、この部材に刃部を保持してもよい。
刃部を環状に連結する場合に、この連結環の内周部をボス部に保持あるいは固定することも可能である(請求項10)。この場合には連結環はボス部とサポート部とで保持されることになるから、刃部および小刃の固定が一層確実になり、小刃の振動は一層減少する。
外刃は径方向(外刃の中心を通る直線方向)に長い多数のスリットを有するものが使用できる(請求項11)。しかしこのスリットは、外刃の中心を通る直線に対して傾いていたり、この半径にほぼ沿って湾曲したり波状に折曲したものであってもよい。
外刃に1つのトラックを有する場合には、金属板などの素材の外周を残して内側を(プレス打ち抜きなどで)周方向に爪状に切り起こして小刃を形成した刃部を環状に連結した連結環を用いることができる(請求項12)。この場合実際の製造にあたっては、素材から環状の連結環を打ち抜く際に同時あるいは別工程で各刃部に小刃を形成する。
外刃に1つのトラックを有する場合には、刃部の内周側を連結部で連結して環状にする一方、各刃部の外周側を切り起こして小刃をいわば片持ち支持状に形成することができる(請求項13)。外刃に2つのトラックを有する場合には、環状の素材の外周側に小刃を切り起こした刃部と、内周側に小刃を切り起こした刃部とを交互に形成して連結環としたものが使用可能である(請求項14)。
図1は本発明の一実施例である内刃を一部破断した平面図、図2はそのII−II線断面図、図3は内刃の分解斜視図である。100は内刃であって、内刃ベース102と連結環104とを結合して一体化したものである。
内刃ベース102は、ボス部106と、このボス部106から外径方向へ放射状にのびる8個のアームで形成されるサポート部108とを持ち、これらは合成樹脂で一体成形される。ここで用いる合成樹脂はPOM樹脂が最適である。全てのサポート部108の先端は上方へ起立し、それらの上面は回転軸線x(図2)に対して直交する平面Y上に位置する。
サポート部108の上面には突起110と112が突出している。突起110は連結環104を熱かしめにより固定するものであり、突起112は連結環104の位置決め用のものである。なお内刃ベース102の上面中央には柱状の突部114が突出している。この突部114は、内刃100を外刃12(図11)に組付けた時に外刃12の内面中央に設けた凹部(図示せず)に係合し、内刃100の外刃12に対する偏心を防ぐ。すなわち内刃100の回転振れを防ぐ。
連結環104は図3に示すように略Y字状の刃部116を環状に連結したものである。すなわち略Y字状の刃部116は、前記外刃12の内面に形成した同心円状の2つのトラック(図示せず)に係入する2つの小刃118,118を持ち、複数の刃部116が略Y字状に分岐した小刃118,118の間を通る連結部120で環状に連結されている。小刃118,118は内刃100の回転方向yに向かって前傾している。また各小刃118,118の反回転方向側の面には凹部122,122が形成されている。
この連結環104は金属板などの素材を略環状にプレス型抜きし、その後または同時に小刃118,118の部分を折曲させることにより加工できる。なお刃部116には刃部固定孔124を加工し小刃118には凹部122を加工するが、これらの加工は、プレス型抜きと同時にしてもよいし、別行程で加工してもよい。
このように連結環104は少ないプレス加工回数で形成することができる。また小刃118の曲げ起こしのための曲げ加工角度が小さいため、金属材料に加わる応力も小さくなり、金属材料の特性(特にプレス加工性)を下げることも可能である。なおこの発明によれば、後記するように刃部116はサポート部108に直接固定されるのでその振動が抑制される。このため金属板を薄くすることも可能であり、プレス加工性は一層向上するものである。
このように加工された連結環104は、内刃ベース102のサポート部108に熱かしめにより固定される。すなわち合計8個の前記刃部固定孔124は、サポート部108の突起110に係合する位置に設けておき、これら突起110を連結環104の刃部固定孔124に通しその上端(突出端)を熱を加えながら圧縮することによりかしめる(熱かしめ)。図1,2で110Aはこの熱かしめ部を示す。この時サポート部108に設けた他の突起112は、図1に示すように連結部120の側縁に当接して連結環104の位置決めを行う。
このように連結環104を固定した後全ての小刃118の先端を研磨し刃を付ける。なお連結環104はプレス加工後の適時に熱処理しておくのは勿論である。このように作られた内刃100は、その内刃ベース102のボス部106に形成した係合孔126(図2)を回転軸(図示せず)に係合させ、さらに外刃12(図11)を被せて回転駆動される。
この実施例ではサポート部108は放射状に分割され、隣接するサポート部108の間の上方に小刃118が延出するようにしている。このため小刃118が切断した髭のくずはサポート部118の間隙から円滑に下方へ落ちることになり、小刃118に髭くずが付着しにくく掃除がし易くなる。
図4は他の実施例で用いる連結環の平面図、図5はそのV−V線位置で断面した内刃全体の側断面図である。この内刃200で用いる連結環202は、図4に示すように、前記図1,3で示した刃部116に相当する部分を内径側のフランジ部204で連結し一体化したものである。
フランジ部204の中心側には略カップ状に絞り加工した小径部206が形成され、この小径部206の底に開口208が形成されている。なおこの開口208は異なる2種類の円弧を交互に4個ずつ等間隔に配列したものである。連結環202には、刃部116(図1,3)に対応して、小刃210,210を持つ刃部211と、連結部212と、刃部固定孔214とが加工される。
内刃ベース216は図5に示すように、ボス部218から放射状にのびるサポート部220と、その先端上面に突出する突起222とを持つ。連結環202は刃部固定孔214を突起222に位置合わせしてサポート部220に載せる。そして刃部固定孔214から突出した突起222の先端を熱かしめする。図5では突起222は熱かしめ後の状態を示している。またこの時連結環202の中央の開口208がボス部218の円柱状突部224に通され、開口208の内周縁が熱かしめにより突部224に固定される。図5で226はこの熱かしめ部を示す。
この実施例によれば、連結環202は外周付近がサポート部220で下から支持される一方、内周付近がボス部218付近に固定されるので、連結環202と内刃ベース216との結合が一層強固になり連結環202の防振効果が大きくなる。
図6は内刃の他の実施例を一部断面した側面図である。この実施例は内刃300の小刃302を連結環とせずに個々に分割し、個々の小刃302で形成される刃部を内刃ベース304のサポート部306にインサートしたものである。すなわち内刃ベース304を樹脂成形する前に、その型に全ての小刃302を固定しておき、この状態で内刃ベース304を射出成形するものである(インサート成形)。この実施例では小刃302は本発明の刃部ともなる。
図7は内刃の他の実施例を一部断面した側面である。この実施例は、内刃350の刃部となる小刃352を連結環とせずに個々に分割し、個々の小刃352をそれぞれ別々に内刃ベース354のサポート部356に熱かしめにより固定したものである。すなわち小刃352の下部をサポート部356の上面に密着するように水平に折曲しておき、サポート部356に設けた突起358をこの小刃352の水平部に貫通させ、その突出端を熱かしめするものである。なお図7では突起358は熱かしめ後の状態を示している。この実施例では、小刃352は本発明の刃部ともなる。
図8は他の実施例の刃部を一部省いて示す斜視図である。この実施例は、1つのトラックを有する外刃(シングルトラック、図示せず)に組合せる内刃に使用するものである。
図8の(A)は複数の刃部400を連結部402で連結し環状にしたものであり、各刃部400は金属板の外周を残して内側を爪状に切り起こして小刃404を形成したものである。従ってこの刃部400は小刃404を切り起こしたあとに残った穴406を囲んでいるので、刃部400を環状に連結した連結環の強度を増大させることができる。
図8の(B)は同じく刃部420の内周側を連結部422で連結し環状にしたものであり、各刃部420は外周側を切り起こして各小刃424をいわば片持ち支持したものである。この実施例によれば連結環の幅を小さくして連結環の小型、軽量化が図れる。
図9は他の実施例の刃部を一部省いて示す斜視図である。この実施例は2つのトラックを有する外刃(ダブルトラック、図示せず)に組合せる内刃に使用するものである。
この実施例は図8(B)に示した刃部420の間に、内周側を切り起こした小刃426を有する刃部428を形成したものである。すなわち連結環の外周側に小刃424を持つ刃部420を、また内周側に小刃426を持つ刃部428を交互に連結したものである。この場合一方の刃部428が他方の刃部420に対する連結部となり、反対に刃部420は刃部428の連結部となる。内周側の小刃426は外刃の内径側のトラックに摺接し、外周側の小刃424が外径側のトラックに摺接する。
実施例1の内刃を一部破断して示す平面図 そのII−II線断面図 内刃の分解斜視図 実施例2の連結環を示す平面図 そのV−V線位置で断面した内刃全体の側断面図 実施例3の内刃を一部省いて断面した側面図 実施例4の内刃を一部省いて断面した側面図 実施例5の刃部を一部省いて示す斜視図 実施例6の刃部を一部省いて示す斜視図 従来の内刃を示す斜視図 同じく外刃の斜視図 内刃の一部を省いた側面図 内刃の一部の側断面図 従来の内刃と外刃との組立て状態を示す側断面図
符号の説明
10,100,200,300,350 内刃
12 外刃
12A、12B トラック
14 スリット(小開口)
18,106,218 ボス部
102,216,304,354 内刃ベース
104,202 連結環
108,220,306,356 サポート部
118,210,302,352,404,424,426 小刃
116,211,400,420,428 刃部
120,212,402,422 連結部

Claims (14)

  1. 上面に開口する多数の小開口を有する略円盤状の外刃と、この外刃の内側に摺接して回転する内刃とを備えるロータリー式電気かみそりにおいて、
    前記外刃はその内面に環状のトラックを持ち、前記内刃は、回転軸に係合するボス部から外径方向にサポート部がのびるように一体に形成された合成樹脂製の内刃ベースと、前記トラックに摺接する小刃が形成され前記サポート部に保持された複数の刃部とを有することを特徴とするロータリー式電気かみそり。
  2. サポート部は、ボス部から放射状にのびる多数のアームで形成されている請求項1のロータリー式電気かみそり。
  3. 外刃の内側には1つのトラックが形成され、刃部は周方向に間隔をおいて環状に連結され、この連結環がサポート部の上面に保持されている請求項1または2のロータリー式電気かみそり。
  4. 外刃の内面には複数のトラックが同心円状に形成され、刃部は、内刃の中心を通る直線方向に並設されこれらトラックに摺接する複数の小刃を持ち、周方向に間隔をおいて環状に連結されている請求項1または2のロータリー式電気かみそり。
  5. 外刃の内面には2つのトラックが同心円状に形成され、刃部は2つの小刃が分岐した略Y字状に形成されY字状に分岐した小刃の間を通る連結部で環状に連結されている請求項4のロータリー式電気かみそり。
  6. それぞれ小刃を有する複数の刃部が一体化されて内刃ベースに固定される全ての刃部が複数組に分割され、これら複数の組がサポート部に保持されている請求項1または2のロータリー式電気かみそり。
  7. サポート部と刃部とは同数であり、各サポート部に1つの刃部が保持されている請求項2のロータリー式電気かみそり。
  8. 刃部はサポート部に熱かしめにより保持されている請求項1〜7のいずれかのロータリー式電気かみそり。
  9. 刃部は内刃ベースにインサート成形されている請求項1〜7のいずれかのロータリー式電気かみそり。
  10. 請求項3または4において、環状に連結された刃部の連結環の内周部がボス部に保持されているロータリー式電気かみそり。
  11. 外刃の小開口はトラックを径方向に横断する長いスリットである請求項1のロータリー式電気かみそり。
  12. 請求項3において、刃部は外周を残して内側を周方向に爪状に切り起こした小刃を持ち、各刃部が互いに連結部で環状に連結されているロータリー式電気かみそり。
  13. 請求項3において、刃部は外周を周方向に爪状に切り起こした小刃を持ち、刃部の内周側が連結部で環状に連結されているロータリー式電気かみそり。
  14. 外刃の内面には2つのトラックが同心円状に形成され、環状の素材の外周側に周方向の爪状に切り起こした小刃を持つ刃部と内周側に周方向の爪状に切り起こした小刃を持つ刃部とを周方向に交互に連結して連結環とした請求項1のロータリー式電気かみそり。
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