JPS61268286A

JPS61268286A - 回転式電気かみそりの内刃ブロツク

Info

Publication number: JPS61268286A
Application number: JP11278985A
Authority: JP
Inventors: 熊野　文博; 浜田　利一; 利夫生田
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 1985-05-24
Filing date: 1985-05-24
Publication date: 1986-11-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（技術分野）本発明は回転式電気かみそりの内刃ブロックに関する。

（背景技術〉従来、構造の簡略化および製造１組立の容易化を図るた
めに、内刃ブレードとその押上）（ネとを一体化した電
気か与そりが提案されている。

その・−例として特開昭５３−９６７２号があるが、こ
の例では押上バネを非常にスペースの狭い内刃基台の窓
に支持させることによって押上バネ力を得ておシ、この
場合内刃ブレードの厚さから考えて押上バネのバネ性が
殆んどなく、剛性が大きい之めに外刃への適度な押上刃
が得られず、切味が悪いという欠点があった。

一方、内刃ブレード、押上バネおよび内刃基台のすべて
を一体形成したものとして特開昭５５−４７８８３号が
あるが、この例でも適度な押上刃を得るには不十分であ
り、やはり電気かみそりの切味が悪いといった欠点があ
った。

（発明の目的）本発明は上記の欠点を解消するべく提案され友もので、
その目的とするところは、押上バネと内刃ブレード、ま
たは押上バネと内刃基台とを一体化して部品数の減少を
図り、製造１組立作業の容易化、コストの低減を可能な
らしめると共に、内刃ブレードの適度な押上刃を得て切
味を大幅に向上させることのできる回転式電気かみそり
の内刃ブロックを提供することにある。

（発明の開示）以下、図に沿って本発明を説明する。まず、第１図は本
発明の第１実施例を示している。同図（イ）において、
１はほぼ円筒形の外刃フレームであり、その上端縁には
多数の刃穴２ａを有するほぼドーム状の外刃２が取付け
られている。

また、この外刃２の内刃には回転可能な内刃基台３が配
設され、第１図（ロ）の如く内刃基台３に放射状に複数
形成され友内刃ガイド孔りａ内には内刃４がそれぞれ配
設されている。ここで内刃４は、同図（ハ）、に）に示
すように基部４ａとその上端部に連設され友内刃ブレー
ド部４ｂとを備え、しかも基部４ａの下端縁から一体的
に折曲形成され九細幅の押上バネ部４ｃ’ｚ有している
。また、押上バネ部４ｃの先端にはヒートシール用の孔
４ｄが形成されておシ、この孔４ｄを第１図（ハ）に示
されるように内刃基台３のボス３ｂに係合させてヒート
シールすることにより、内刃４が内刃基台３に固定され
るものである。

なお、第１図（ハ）において矢印ａは内刃４の回転方向
を示す。

この実施例によれば、押上バネ部４ｃの厚さは製造上、
内刃ブレード部４ｂの厚さによって決まるが、押上バネ
部４ｃの幅を適宜変更することによってバネ力を変更で
き、所望の押上刃を得ることができる。

次に、第２図は本発明の第２実施例を示している。この
実施例は、押上バネ部４　ｃ’をほぼＬ字形に形成し、
固定部となるヒートシール用の孔４ｄ’ｔ−内刃４Ａの
中心部よりも内刃に形成したものであり、また同図中、
ｄで示される範囲の内刃基台３の受は面に傾斜を設けて
同図（ロ）のように押上バネ部４　ｃ’の外周側の押上
刃ｐを大きくすることにより、回転中の遠心力による倒
れ全防止するように構成されている。

更に、第３図は本発明の第３実施例であり、この実施例
ではほぼＬ字形に折曲された基部５ａと内刃ブレード部
５ｂとを備えた内刃５を形成し、一方、プラスチック等
によって有底円筒状の内刃基台６と円弧状の押上バネ部
６ａと’ｋ　一体に形成して押上バネ部６ａの先端を内
刃５のヒートシール部６ｂとし、更に内刃基台６の上端
部から一体的に延設された内刃ガイドの内刃ガイド孔６
ｃによって内刃５を保持し几ものである。この実施例に
よれば、押上バネ部６ａ’ｊｚ内刃基台６と一体的に形
成できるため部品数の削減および組立作業の簡略化を図
ることができ、また、金属製の板バネにおけるクリープ
変形を未然に防止することができる。

第４図ないし第６図はそれぞれ本発明の第４ないし第６
実施例を示している。すなわち、第４実施例は第１実施
例と同様に形成された基部４ａ、内刃ブレード部４ｂ１
押上バネ部４ｃからなる内刃の下端部に斜めにフィン４
ｅを設けて内刃７を構成したもの（第４図参照）、また
第５実施例は第３実施例における押上バネ部６ａの先端
部にフィン６ｄを付設しｋものく第５図参照〕、更に第
６実施例は内刃基台３および押上バネ８とは別個独立に
形成された内刃７Ａの下端部にフィン７ａを形成したも
の（第６図参照っである。

これらの実施例においては、内刃７，５．７１が通常回
転速度に達するとフィン４ｅ、６ｄ。

７ａに第４図の矢印す方向の風圧が加わり、内刃７，５
．７Ａに揚力を生じさせるため所定の押上刃（１０７前
後）が生じる。従って、回転開始直後の低速状態では押
上刃がさほど生じることなく外刃２との間の摺接負荷が
少ないため、モータの消費電力を少くすることができる
。

次いで第７図は本発明の第７実施例を示す。

この実施例では第３実施例における押上バネ部に屈曲部
６ｅを設け、しかも幅ｔを板厚りよりも十分大きくする
ことでバネ性を向上させた押上バネ部６ｆｅ備えている
。この実施例では屈曲部６ｅｉ備えた押上バネ部６ｆに
よって一層適切な押上刃が得られると共に、押上バネ部
６ｆが内刃基台６の中心に向かって湾曲しているため、
遠心力によって回転方向と逆方向に内刃５が倒れるのを
有効に防止することができる。

第８図は本発明の第８実施例であり、第７実施例のよう
に屈曲部６ｅｆ備えた押上ノ（ネ部６ｇ。

６ｈ、６ｉｅそれぞれ内刃基台６とは別個に形成し、こ
れらの基端部を内刃基台６の上端面において集束し重ね
合わせたうえ固着ビン９を介して固定したものである。

この実施例によれば、内刃基台６の構造を単純化できる
利点があり、また、第７実施例と同様の効果を得ること
ができる。更に、第８図（ハ）の如く押上・（ネ部６ｇ
を傾斜させることでその外側の押上刃ｐを太きくし、遠
心力による内刃５の倒れを防止して切味を向上させるこ
とができる。このように押上）（ネ部を傾斜させること
は先のすべての実施例にも適用が可能である。

また、第８図に）に示すように屈曲部６　ｅ’の形状を
真円に近くすることによシ、バネ性全一層向上させるこ
とができる。

第９図は本発明の第９実施例を示しており、この実施例
では内刃１０を内刃ガイド孔６Ｃにて保持すると共に、
らせん状に形成し几押上バネ部１１を内刃基台６の上端
部に取付けてその先端部によシ内刃１０を支持し友もの
である。この実施例においては、押上バネ部１１が長く
、シかも幅を狭く形成できるため内刃基台６の中央部に
発生する応力が非常に小さく、押上バネ部１１の各部の
変形等が他の部分の変形や応力発生に影響することがな
い。

（発明の効果）以上のように本発明によれば、内刃基台に一端が取付け
られた押上バネ部の他端部を介して内刃の内刃ブレード
部が一体的に取付けられ、前記内刃ブレード部が前記内
刃基台の内刃ガイド孔を介して前記内刃基台の表面に突
設されているから、押上バネ部と内刃ブレード、または
押上バネ部と内刃基台との一体化により部品数の減少が
図れ、製造５組立作業の容易化およびコストの低減が可
能になるという効果がある。

更に、押上バネ部の適度な押上刃により内刃ブレード全
外刃の内面に密着させることができ、切味を大幅に向上
させることができる等の利点含有する。

【図面の簡単な説明】

第１図げ）は本発明の第１実施例を示す使用状態の正面
図、Ｎ−）は内刃基台の斜視図、同（ハ）は同（イ）の
Ａ−Ａ拡大断面図、同に）は斜視図、第２図（イ）は本
発明の第２実施例を示す斜視図、同（ロ）は同（イ）の
Ｂ−Ｂ断面図、第３図（イ）は本発明の第３実施例を示
す斜視図、同（ロ）は縦断面図、第４図ないし第６図は
それぞれ本発明の第４ないし第６実施例を示す縦断面図
、第７図は本発明の第７実施例を示す斜視図、第８図（
イ）は本発明の第８実施例を示す斜視図、同（ロ）は縦
断面図、同（ハ）は同（イ）のＣ−Ｃ断面図、同に）は
屈曲部の他の例を示す図、第９図は本発明の第９実施例
を示す斜視図である。３．６・・・・・・内刃基台、３ａ、６ａ・・・・・・
内刃ガイド孔、４，４Ａ、５，７．７Ａ、１０・・・・
・・内刃、４　ｂ　、　５　ｂ　・−・−内刃ブレード
部、４ｃ、４ｃ’。６ａ、６ｆ、６ｇ、６ｈ、６　ｉ、８．１１−・・−・
−押上バネ部　　　　　　　　　　１第１図（ハ）第２図（ロ）第４図ｂｅｂ丁第８図（ハ）

Claims

【特許請求の範囲】

（１）内刃基台に一端が取付けられた押上バネ部の他端
部を介して内刃の内刃ブレード部が一体的に取付けられ
、前記内刃ブレード部が前記内刃基台の内刃ガイド孔を
介して前記内刃基台の表面に突設されてなる回転式電気
かみそりの内刃ブロック。
（２）プラスチックからなる押上バネ部の先端部に内刃
がヒートシールにて一体的に連結されてなる特許請求の
範囲第１項記載の回転式電気かみそりの内刃ブロック。
（３）内刃にフィンが付設されてなる特許請求の範囲第
１項記載の回転式電気かみそりの内刃ブロック。
（４）押上バネ部に屈曲部が設けられ、かつ前記押上バ
ネ部が幅広に形成されてなる特許請求の範囲第１項記載
の回転式電気かみそりの内刃ブロック。
（５）複数の内刃に対応して形成された複数の押上バネ
部の各一端部が、内刃基台のほぼ中心部で集束されて固
着されてなる特許請求の範囲第１項記載の回転式電気か
みそりの内刃ブロック。
（６）押上バネ部が傾斜されてその外周側の押上刃が内
周側よりも大きくなるように構成されてなる特許請求の
範囲第１項記載の回転式電気かみそりの内刃ブロック。
（７）押上バネ部がほぼらせん状に形成されてなる特許
請求の範囲第１項記載の回転式電気かみそりの内刃ブロ
ック。