JPH0238689Y2 - - Google Patents

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JPH0238689Y2
JPH0238689Y2 JP5747985U JP5747985U JPH0238689Y2 JP H0238689 Y2 JPH0238689 Y2 JP H0238689Y2 JP 5747985 U JP5747985 U JP 5747985U JP 5747985 U JP5747985 U JP 5747985U JP H0238689 Y2 JPH0238689 Y2 JP H0238689Y2
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JP
Japan
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blade
bent
cutter
beard
electric razor
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JP5747985U
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JPS61174577U (ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は電気カミソリの刃に関する。
(背景技術) 従来、電気カミソリの刃としては、例えば特開
昭56−166874号の如く、第5図に想像線にて示す
ように外刃1の頂部に形成された屈曲条部1bを
受容し得るような切欠11aを内刃ブレード11
に形成したものが知られている。ここで、一般に
クセ髭が多いアゴの下の部分等においては髭と肌
とのなす角度が通常5度〜45度(平均30度)であ
り、上記従来例においては、第5図に示す如くこ
のように傾斜した髭H1の先端部が切断に寄与し
ない内刃ブレード11の内側縁に当接して引張ら
れてしまい、肌への感触が悪いという欠点を有し
ていた。また、この髭H1が内刃ブレード11に
よつて切断されるためには、図中、破線にて示す
位置までの距離aを電気カミソリが移動しなくて
はならず、髭剃りの効率が悪いという問題があつ
た。
(考案の目的) 本考案は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、切断の寄与しない内刃の
部分による髭の引張りを防止して肌に対する感触
および切れ味の向上を図るようにした電気カミソ
リの刃を提供することにある。
(考案の開示) 第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
すもので、まず第1図において、1は断面ほぼ半
円弧状に形成された外刃であり、そのほぼ全域に
は髭導入孔1aが多数穿設されている。また、外
刃1の頂部には髭の導入をよくするために内方へ
屈曲された屈曲条部1bが形成されている。一
方、2は内刃基台であり、この内刃基台2には外
刃1の内面に摺接する複数の内刃ブレード3が付
設されている。
次に、第1図における屈曲条部1b付近を拡大
して示したのが第2図であり、本考案では屈曲条
部1bを受容し得るような切欠3aの幅を、屈曲
条部1bに近い部分(図中b)よりも遠い部分
(図中c)の方が広くなるようにしたものである。
なお、第3図は第2図のA−A断面図(外刃は便
宜上、省略する)であり、第4図は本考案を用い
た電気カミソリの全体構造を示している。この第
4図において、4は本体ハウジング、5は電池、
6はモータ、7は偏心カム、8は内刃押上バネ、
9は外刃フレームをそれぞれ示す。
この動作を第5図に基いて説明する。いま、電
気カミソリを移動させることによる髭の相対的な
移動方向を図の矢印方向と仮定すると、従来では
前述の如く髭H1が距離aだけ移動しなければ内
刃ブレード11と外刃1とによつて髭H1が切断
され得ないが、本考案にあつては、第2図に示し
たような切欠3aの形状に起因し、髭H1はその
先端部が内刃ブレード3に接してから第5図の距
離dだけ移動すれば内刃ブレード3の切刃部に到
達して接触することとなり、髭剃りの効率を大幅
に高めることができる。また、切欠3aの幅が屈
曲条部1bから遠ざかるほど広くなつているか
ら、斜めに生えている髭H1や先端部が曲がつた
クセのある髭H2に対しても、内刃ブレード3の
内側縁による引張りを防止することが可能であ
る。
次に第6図および第7図は本考案の第2実施例
を示しており、切欠3bの両側縁をテーパ状とし
たものである。この実施例においても髭の効率の
よい切断および引張り防止が可能であり、切れ味
の向上を図ることができる。なお、この場合にお
いて内刃ブレード3の基端部は、髭の引張り防止
のために第7図イの如く両側を面取りするか、同
図ロのようにカーリングすると好適である。
第8図は本考案の第3実施例であり、内刃ブレ
ード3の構造を第2実施例と同様にする一方、外
刃1Aとして上方に突設された屈曲条部1cを有
するものを用いた例である。この場合にも、第1
および第2実施例と同様の効果を得ることが可能
である。
なお、第9図および第10図は参考例を示して
おり、屈曲条部1bに対向する内刃ブレード3A
の基部端縁を内刃基台2aによつて被覆し(第9
図参照)、またはこの端縁に加えて屈曲条部1b
の両側の内刃ブレード3Aの側端縁の一部をも内
刃基台2bによつて被覆する(第10図参照)こ
とにより、第11図に破線で示す如く、従来は内
刃ブレードの各端縁によつて髭H1,H2の先端部
が引張られていたのを防止するようにたものであ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、多数の髭導入孔
が穿設され、かつ屈曲条部が形成された外刃と、
この外刃の内面に摺接する内刃ブレードとを備
え、前記屈曲条部に対応して前記内刃ブレードに
形成された切欠の幅が、前記屈曲条部に近い部分
よりも遠い部分の方が広く形成されているから、
従来よりも効率よく髭を剃ることができ、しかも
切断に寄与しない内刃ブレードの部分による髭の
引張りを防止して肌に対する感触および切れ味の
向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は断面図、第2図は第1図の要
部拡大説明図、第3図は第2図のA−A断面図、
第4図は電気カミソリの説明図、第5図は動作説
明図、第6図および第7図は本考案の第2実施例
を示すもので、第6図は要部断面図、第7図イ,
ロは第6図のB−B断面図、第8図は本考案の第
3実施例を示す要部断面図、第9図ないし第11
図は参考例を示す説明図である。 1,1A……外刃、1a……髭導入孔、1b,
1c……屈曲条部、3……内刃ブレード、3a,
3b……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の髭導入孔が穿設され、かつ屈曲条部が形
    成された外刃と、この外刃の内面に摺接する内刃
    ブレードとを備え、前記屈曲条部に対応して前記
    内刃ブレードに形成された切欠の幅が、前記屈曲
    条部に近い部分よりも遠い部分の方が広く形成さ
    れてなる電気カミソリの刃。
JP5747985U 1985-04-19 1985-04-19 Expired JPH0238689Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5747985U JPH0238689Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5747985U JPH0238689Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61174577U JPS61174577U (ja) 1986-10-30
JPH0238689Y2 true JPH0238689Y2 (ja) 1990-10-18

Family

ID=30582046

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JP5747985U Expired JPH0238689Y2 (ja) 1985-04-19 1985-04-19

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JPS61174577U (ja) 1986-10-30

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