JPH049437B2 - - Google Patents

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JPH049437B2
JPH049437B2 JP8208785A JP8208785A JPH049437B2 JP H049437 B2 JPH049437 B2 JP H049437B2 JP 8208785 A JP8208785 A JP 8208785A JP 8208785 A JP8208785 A JP 8208785A JP H049437 B2 JPH049437 B2 JP H049437B2
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JP
Japan
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blade
hair
cutter
side wall
introduction hole
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JP8208785A
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JPS61240990A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は髭などを切断するための電気かみそり
の刃に関する。
(背景技術) 従来、電気かみそりの刃においては、長い毛を
とらえやすくするために外刃に種々の工夫がなさ
れている。例えば、特開昭56−27280号の如く、
外刃の曲面の外周縁に近接して凹溝が外刃の上面
に設けられており、凹溝の両壁及び周壁にはその
上面に連続するスリツト状の髭導入孔が環状に列
設され、前記凹溝に対応した同心円状の切り欠き
を設けた内刃を外刃の内面側に複数個配設し、凹
溝の内面側と切り欠きとの間に若干の間隙を設け
てある。
以上のような刃を用いた場合、第10図および
第11図に示す如く、外刃イの凹溝ロの内周壁ハ
に配設される髭導入孔ニより導入される毛H1
内刃ブレードの切欠部と外刃との間に隙間が存
在しているため、毛H1が切断されないというば
かりでなく、内刃ブレードにより毛H1が引張ら
れるという欠点があつた。
また、外刃イの外周側壁ホにおいてもこの側壁
ホに配設された髭導入孔へから侵入した毛H2は、
内刃ブレードトの外側端と外刃外周側壁ホにより
形成される隙間により、切断されずに毛が内刃
ブレードトの移動とともに引張られるという同様
の欠点が存在していた。
また、従来の電気かみそりで実開昭58−68267
号に見られる考案においては、内刃の折り曲げた
方向が内刃の移動方向に平行ではなく、第12図
の如く、内刃の移動方向側に角度を有して折り曲
げられており、内刃の切刃の摺動範囲が短くな
り、かつ致命的なのは外刃イの上面から外刃の側
壁面ホに連続する立体的な髭導入孔へに対する対
策もなく、側壁部ホの髭導入孔から導入される髭
Hは折り曲げ片トの先端面に当たり、前記特開昭
56−27280号と同様に髭が引張られるという欠点
を有していた。
(発明の目的) 本発明は以上の欠点に鑑みなされたもので、そ
の目的とするところは、外刃の側壁から上面にか
けて連続的に形成された髭導入孔を有する外刃の
内面に当接される内刃ブレードとを備える電気か
みそりの刃において、側壁部から導入された毛を
引張ることなく切断するようにしてスムーズに髭
剃りを行なうことのできる電気かみそりの刃を提
供しようとすることにある。
(発明の開示) 以下、図面に沿つて本発明を説明する。第1図
ないし第6図イ,ロは本発明の第1実施例を示し
ており、本体1にはモータ2が取付けられ、モー
タ軸2aには内刃フレーム3を回転させるための
継手4が圧入固着されている。内刃フレーム3に
は押上バネ5を介して内刃ブレード6が取り付け
られ、かつ外刃フレーム7および外刃フレーム8
によつて冠着された外刃9の内面に前記内刃ブレ
ード6が複数個摺接され、これら外刃9,内刃ブ
レード6は電気かみそりの刃部を構成するもので
ある。
しかして、外刃9は外周縁に近接していわゆる
凹状屈曲部としての凹溝9aが設けられており、
凹溝9aの両壁及び外周壁には上面に連続するス
リツト状の髭導入孔9b,9cが立体的に環状に
列設され、前記凹溝9aに対応した位置に切り欠
き6aが内刃ブレード6に設けられており、内側
の切刃部の外側端は内刃ブレード6の回転方向に
折り曲げられ、かつその上面は外刃9から離脱し
て下方へ傾斜し、その先端は摺動面Sが外刃9に
接触したときに前記髭導入孔9bの側壁の深さよ
りh2だけ下に位置するように毛起し片6bを突設
している。また、内刃ブレード6の外側の切刃部
の外側端も内刃ブレード6の回転方向に折り曲げ
られ、その折り曲げられた部分の上面は外刃から
離脱する方向即ち下方へ傾斜し、その先端は摺動
面が外刃9に接触したときに、前記髭導入孔9c
の側壁の深さよりh1の量だけ下に位置するように
毛起し片6cを突設形成されている。
以上のように、毛起こし片6b,6cを形成す
ると、第5図の如く前記髭導入孔9b,9cの側
壁部より導入された毛Hは、第6図イ,ロに示す
ように、毛起こし片6cの上面の傾斜面6dに沿
つて上方に起こされ(H1→H2→H3→H4の如く)
内刃ブレード6の摺動面Sの位置まで毛は移動さ
せられ切断される動作を行なうことができる。な
お、図中Xは内刃移動方向である。また、その他
図中9dは髭導入孔の下端開口部、9eは外刃9
の上面、9fは外刃9の外周壁である。
第7図ないし第9図は本発明の第2実施例で、
この実施例において外刃9は球面上の中央部が突
出して第2の外刃球面9eを形成し、その外刃球
面9eの外周端には上面から周壁にかけて連続す
る髭導入孔9fを環状に列設されており、長い毛
の導入を中央部付近でも可能にしているものであ
る。また、内刃ブレード6の内端部には前記第2
の外刃球面9eに密着する内周切刃部6eが中央
部に延設され、その切刃部の外周端は内刃回転方
向に折り曲げられ、かつその上面は下方へ傾斜し
前記髭導入孔9fの下端位置よりも下に位置する
ように先端が突設して毛起し片6fが形成されて
いる。しかして、第1の実施例と同様に前記髭導
入孔9fの側壁9hより導入される毛は前記毛起
こし片6fにより毛を起こし毛は切刃の摺動面位
置まで運ばれ切断可能となる。その他の構成は第
1実施例と同様である。
なお、上記各実施例においては回転式電気かみ
そりの刃について説明したが、外刃の内面に内刃
ブレードが往復摺接する往復式の電気かみそりに
ついても適用し得ることは勿輪である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、外刃の側壁から
上面にかけて連続する髭導入孔に対して内刃ブレ
ードの端部を内刃移動方向に折曲し、その上面を
外刃摺動面から離脱する方向即ち下方へ傾斜させ
ることにより、前記側壁部の髭導入孔より導入さ
れた毛は引張られることなく上方へ運ばれ、スム
ーズに切断可能となり、スムーズな髭剃りが行な
うことができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の電気かみそりの
刃部断面図、第2図は同上の内刃ブレードの斜視
図、第3図は同上の外刃部分の斜視図、第4図は
同上の髭導入動作状態説明図、第5図は同上の髭
導入動作状態を説明する部分斜視図、第6図イ,
ロは同上の髭移動状態図、第7図ないし第9図は
本発明の第2実施例で、第7図はその外刃断面
図、第8図は同上の内刃ブレード斜視図、第9図
は同上の電気かみそり刃頭部断面図、第10図は
従来の電気かみそりの外刃部分斜視図、第11
図,第12図は従来の電気かみそりの髭導入状態
図である。 6……内刃ブレード、6b,6c……毛起し
片、6f……毛起し片、9……外刃、9b,9c
……髭導入孔、9d……下端開口部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 外刃の側壁から上面にかけて連続するスリツ
    ト状の髭導入孔を有する外刃の内面に当接される
    内刃ブレードとを備える電気かみそりの刃におい
    て、内刃ブレードの前記側壁方向の端部に、内刃
    移動方向に延びる毛起こし部を突設し、この毛起
    こし部の上面を外刃摺動面から離れる方向に傾斜
    させ、かつ毛起こし部の先端部を外刃側壁部の髭
    導入孔の下端開口部よりも下方に位置させて構成
    したことを特徴とする電気かみそりの刃。 2 毛起こし部は内刃ブレードを折曲してなる特
    許請求の範囲第1項記載の電気かみそりの刃。
JP8208785A 1985-04-17 1985-04-17 電気かみそりの刃 Granted JPS61240990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208785A JPS61240990A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 電気かみそりの刃

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8208785A JPS61240990A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 電気かみそりの刃

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61240990A JPS61240990A (ja) 1986-10-27
JPH049437B2 true JPH049437B2 (ja) 1992-02-20

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ID=13764657

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JP8208785A Granted JPS61240990A (ja) 1985-04-17 1985-04-17 電気かみそりの刃

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JP (1) JPS61240990A (ja)

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Publication number Publication date
JPS61240990A (ja) 1986-10-27

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