JPS6312845Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312845Y2 JPS6312845Y2 JP1984074993U JP7499384U JPS6312845Y2 JP S6312845 Y2 JPS6312845 Y2 JP S6312845Y2 JP 1984074993 U JP1984074993 U JP 1984074993U JP 7499384 U JP7499384 U JP 7499384U JP S6312845 Y2 JPS6312845 Y2 JP S6312845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner cutter
- cutter
- electric shaver
- stand
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は外刃に対して内刃が往復運動を行なう
家庭用電気かみそりにおける内刃の支持構造に関
するものである。
家庭用電気かみそりにおける内刃の支持構造に関
するものである。
従来の技術
外刃に対して内刃が往復運動を行なう電気かみ
そりは、第1図に示すように厚さ90μ程度以下の
薄さで多数個の微小な孔またはスリツトが刻まれ
た金属板よりなる外刃1の下面に内接させ複数個
の内刃2の先端を矢印のように往復運動を行なわ
せ、外刃1と内刃2との間でひげが切断される。
従来この種の内刃2については、側面から見たと
き上面が円弧状をした薄い金属板よりなる複数個
の内刃2が、合成樹脂よりなる内刃台3に挿入固
定されて成型され、櫛の歯状に形成される。この
内刃台3は、その下部中央に駆動軸嵌入穴4があ
けられた穴用ボス5が突出し、駆動軸嵌入穴4に
モータ軸カム、バイブレータなどの駆動軸が嵌入
され、矢印の方向に往復運動が行なわれている。
そりは、第1図に示すように厚さ90μ程度以下の
薄さで多数個の微小な孔またはスリツトが刻まれ
た金属板よりなる外刃1の下面に内接させ複数個
の内刃2の先端を矢印のように往復運動を行なわ
せ、外刃1と内刃2との間でひげが切断される。
従来この種の内刃2については、側面から見たと
き上面が円弧状をした薄い金属板よりなる複数個
の内刃2が、合成樹脂よりなる内刃台3に挿入固
定されて成型され、櫛の歯状に形成される。この
内刃台3は、その下部中央に駆動軸嵌入穴4があ
けられた穴用ボス5が突出し、駆動軸嵌入穴4に
モータ軸カム、バイブレータなどの駆動軸が嵌入
され、矢印の方向に往復運動が行なわれている。
考案が解決しようとする問題点
従来この種の電気かみそりを使用する際、第2
図のように外刃1は長さが長いので、人体と接す
る個所Aは人体から強く圧接されるため、他の個
所Bでは外刃1が湾曲し、内刃2との間にaのよ
うな微小な間隙を生じ、ここにひげなどが入り込
み、挾み込む現象がおこり、ひげ剃が円滑に行な
われなかつたり、ひげを引つぱると云つた欠点が
ある。
図のように外刃1は長さが長いので、人体と接す
る個所Aは人体から強く圧接されるため、他の個
所Bでは外刃1が湾曲し、内刃2との間にaのよ
うな微小な間隙を生じ、ここにひげなどが入り込
み、挾み込む現象がおこり、ひげ剃が円滑に行な
われなかつたり、ひげを引つぱると云つた欠点が
ある。
問題点を解決するための手段
本考案の目的は、従来のかかる欠点を除き、内
刃2を内刃台3内に上下に摺動させて、人体と接
しない個所においても外刃1と内刃2との間に間
隙を生じないように構成し、ひげそりを円滑に行
なわせるにある。
刃2を内刃台3内に上下に摺動させて、人体と接
しない個所においても外刃1と内刃2との間に間
隙を生じないように構成し、ひげそりを円滑に行
なわせるにある。
本考案の構成について述べると、本考案は、内
刃台に支持された内刃が外刃下面を往復摺動する
形式の電気かみそりにおいて、上部に内刃支持部
10とスリツト6とが交互に複数個設けられた内
刃台3と、この内刃台3の前記スリツト6内に挿
入された内刃2と、前記内刃支持部10に貫設さ
れた貫通孔7と前記内刃2に設けられた摺動孔8
とを貫通し両端が内刃台3の両端に固定された保
持棒9と、前記スリツト6の底面と内刃2の底面
との間に挿入されたばねとを有している電気かみ
そりである。
刃台に支持された内刃が外刃下面を往復摺動する
形式の電気かみそりにおいて、上部に内刃支持部
10とスリツト6とが交互に複数個設けられた内
刃台3と、この内刃台3の前記スリツト6内に挿
入された内刃2と、前記内刃支持部10に貫設さ
れた貫通孔7と前記内刃2に設けられた摺動孔8
とを貫通し両端が内刃台3の両端に固定された保
持棒9と、前記スリツト6の底面と内刃2の底面
との間に挿入されたばねとを有している電気かみ
そりである。
実施例
本考案の実施例は、第3図に示すように内刃台
3には、上面に等間隔に深い複数個のスリツト6
と、これらのスリツト6によつてつくられた複数
個の内刃支持部10に細い貫通孔7とが設けら
れ、また下部中央に駆動軸嵌入穴4が刻設された
穴用ボス5を突出し、合成樹脂にて櫛形に一体に
成型される。また内刃2は第4図のように、上面
が円弧状で中心に上下を長径とする楕円形の摺動
孔8が貫設される。第5図のように、内刃2は内
刃台3の櫛歯状のスリツト6の中に挿入され、こ
の内刃2の摺動孔8と内刃支持部10にあけられ
た貫通孔7とに保持棒9が貫通され、この保持棒
9の両端は内刃台3の両端に固定され、次いでス
リツト6の底面と内刃2の底面との間に生ずる間
隙内に、たとえばV字形のばねを挿入し、常に内
刃2を上方に加勢させておく。
3には、上面に等間隔に深い複数個のスリツト6
と、これらのスリツト6によつてつくられた複数
個の内刃支持部10に細い貫通孔7とが設けら
れ、また下部中央に駆動軸嵌入穴4が刻設された
穴用ボス5を突出し、合成樹脂にて櫛形に一体に
成型される。また内刃2は第4図のように、上面
が円弧状で中心に上下を長径とする楕円形の摺動
孔8が貫設される。第5図のように、内刃2は内
刃台3の櫛歯状のスリツト6の中に挿入され、こ
の内刃2の摺動孔8と内刃支持部10にあけられ
た貫通孔7とに保持棒9が貫通され、この保持棒
9の両端は内刃台3の両端に固定され、次いでス
リツト6の底面と内刃2の底面との間に生ずる間
隙内に、たとえばV字形のばねを挿入し、常に内
刃2を上方に加勢させておく。
いまこの内刃台3を外刃1の下部に配設する
と、内刃2の上面がばねの加勢により外刃1の下
面に内接しつつ駆動軸嵌入穴4に嵌入された駆動
軸によつて往復運動が与えられる。ここでひげを
剃るために外刃1を人体に圧接すると、第6図の
ように外刃1は撓んでAの部分が湾曲するが、外
刃1の下面に接している内刃2およびその近くの
内刃2′はばねの加勢によつて摺動し、それぞれ
の内刃2の上面は湾曲形状に従つて接する。した
がつて従来の内刃2が固定している場合のように
A点以外の点で間隙を生ずることがない。
と、内刃2の上面がばねの加勢により外刃1の下
面に内接しつつ駆動軸嵌入穴4に嵌入された駆動
軸によつて往復運動が与えられる。ここでひげを
剃るために外刃1を人体に圧接すると、第6図の
ように外刃1は撓んでAの部分が湾曲するが、外
刃1の下面に接している内刃2およびその近くの
内刃2′はばねの加勢によつて摺動し、それぞれ
の内刃2の上面は湾曲形状に従つて接する。した
がつて従来の内刃2が固定している場合のように
A点以外の点で間隙を生ずることがない。
考案の効果
以上述べたように、従来のものは内刃台3と内
刃2とが一体に固定されているが、本考案におい
ては、内刃2は内刃台3内を外刃1に対し垂直の
方向に摺動移動する上、各内刃が一本の弾性を有
する保持棒によつて支持されているので、外刃1
が人体と接する個所が内刃が外刃の撓みに応じて
変位するためにその他の個所の外刃1と内刃2と
の間に間隙を生ぜず、ひげを挾み込むことがな
く、ひげを引つぱらないのでひげそりが痛みを伴
なわないで円滑に行なわれる。
刃2とが一体に固定されているが、本考案におい
ては、内刃2は内刃台3内を外刃1に対し垂直の
方向に摺動移動する上、各内刃が一本の弾性を有
する保持棒によつて支持されているので、外刃1
が人体と接する個所が内刃が外刃の撓みに応じて
変位するためにその他の個所の外刃1と内刃2と
の間に間隙を生ぜず、ひげを挾み込むことがな
く、ひげを引つぱらないのでひげそりが痛みを伴
なわないで円滑に行なわれる。
第1図は従来の電気かみそりにおける外刃、内
刃部分を切断した正面図および側面図、第2図は
第1図における使用時の正面図、第3図は本考案
の電気かみそりの実施例の内刃台の縦断正面図、
第4図は本考案による内刃の外観側面図、第5図
は本考案による内刃台と内刃とを組立てた正面切
断図と外観側面図、第6図は本考案における電気
かみそりの使用時の外刃、内刃部分の正面図であ
る。 なお図面に記載の記号は下記のものを示す。1
……外刃、2,2′……内刃、3……内刃台、4
……駆動軸嵌入穴、5……穴用ボス、6……スリ
ツト、7……貫通孔、8……摺動孔、9……保持
棒、10……内刃支持部。
刃部分を切断した正面図および側面図、第2図は
第1図における使用時の正面図、第3図は本考案
の電気かみそりの実施例の内刃台の縦断正面図、
第4図は本考案による内刃の外観側面図、第5図
は本考案による内刃台と内刃とを組立てた正面切
断図と外観側面図、第6図は本考案における電気
かみそりの使用時の外刃、内刃部分の正面図であ
る。 なお図面に記載の記号は下記のものを示す。1
……外刃、2,2′……内刃、3……内刃台、4
……駆動軸嵌入穴、5……穴用ボス、6……スリ
ツト、7……貫通孔、8……摺動孔、9……保持
棒、10……内刃支持部。
Claims (1)
- 内刃台に支持された内刃が外刃下面を往復摺動
する形式の電気かみそりにおいて、上部に内刃支
持部10とスリツト6とが交互に複数個設けられ
た内刃台3と、この内刃台3の前記スリツト6内
に挿入された内刃2と、前記内刃支持部10に貫
設された貫通孔7と前記内刃2に設けられた摺動
孔8とを貫通し両端が内刃台3の両端に固定され
た保持棒9と、前記スリツト6の底面と内刃2の
底面との間に挿入されたばねとを有していること
を特徴とする電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7499384U JPS60188573U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7499384U JPS60188573U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 電気かみそり |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60188573U JPS60188573U (ja) | 1985-12-13 |
JPS6312845Y2 true JPS6312845Y2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=30615797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7499384U Granted JPS60188573U (ja) | 1984-05-22 | 1984-05-22 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60188573U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913960Y2 (ja) * | 1978-07-20 | 1984-04-24 | 日立マクセル株式会社 | 往復動電気かみそりの内刃体 |
-
1984
- 1984-05-22 JP JP7499384U patent/JPS60188573U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60188573U (ja) | 1985-12-13 |
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